JP4006177B2 - 大容量竪型ボールミル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大容量竪型ボールミルに関する。さらに詳しくは、本発明は主としてPCB やダイオキシン等で汚染された土壌を無害化処理するため、大量の土を微粉化するために用いられる。汚染された土壌は地球上に大量に存在するので、相当効率よく進めなければならず、例えば1回のバッチ処理で50kg程度以上の土を微粉砕するものが、本発明の主たる対象である。なお、本発明は土の微粉砕に用いるほか、種々の物の粉砕にも用いられ、処理量が50kg未満のものにも適用可能である。
【0002】
【従来の技術】
ボールミルを用いた粉砕技術は既に公知であり、例えば、特公平6−79677号公報、特開平3−193127号公報、特許第2570537号公報、特許第2586778号公報、特許第2904392号公報などに記載されている。
これらのボールミルは、2〜4台のミルポットを備え、各ミルポットを自転させると共に、各ミルポットを支持するテーブルも回転させ、ミルポットに自転と公転をさせるようにしたものである。また、ミルポット内には多数の鋼球が入れられており、被粉砕物がミルポット内で鋼球と衝突することにより、微粉に粉砕されるようにしたものである。
しかるに、前記従来のボールミルは、非常に少量の粉砕物を処理するもので、例えば処理量が100gとか、あるいは1kg程度までにすぎない。
このため、ミルポットの取出し、装着等も小さな力で簡単に行えることから、極めて単純な取付構造しか用いていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ボールミルで処理する土砂等の量が50kg以上になると人力では簡単に扱えず、ミルポットへの土砂の投入、そして微粉砕された土の取り出し作業は機械力を用いざるを得ないが、そうするためには機械操作に適したミルポットの取付構造が要求される。
【0004】
そこで、本発明は、従来技術よりはるかに大容量の処理能力を持ちながら、ミルポットへの土砂の投入、微粉砕物の取出し等の操作を容易に行えるようにした大容量竪型ボールミルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の大容量竪型ボールミルは、立てて設置される中心軸と、該中心軸の軸方向中心より下方の下方部分を回転自在に支持するベースフレームと、前記中心軸の軸方向中心より上方の上方部分に取付けられるポット支持枠と、該ポット支持枠に、前記中心軸を中心として対称な位置に取付けられた複数個のミルポットとからなり、前記ポット支持枠は、前記中心軸の上方部分の上端部に取付けられた上テーブルと、下端部に取付けられた下テーブルとからなり、前記上テーブルには、カートリッジが着脱自在に固定され、該カートリッジ内にラジアル軸受が取付けられ、該ラジアル軸受内に上スリーブが挿入され、該上スリーブ内に前記ミルポットの上自転軸が軸方向挿入離脱自在に挿入されており、前記下テーブルには、ラジアル軸受が取付けられ、該ラジアル軸受内に下スリーブが挿入され、該下スリーブ内に前記ミルポットの下自転軸が軸方向挿入離脱自在に挿入されており、前記カートリッジの外径よりも前記ミルポットの外径が小さいことを特徴とする。
請求項2の大容量竪型ボールミルは、前記上スリーブと前記上自転軸の嵌合部分が、断面非円形に形成され、かつ前記下スリーブと前記下自転軸の嵌合部分が断面非円形に形成され、上下のスリーブとミルポットが共回りするように構成されていることを特徴とする。
請求項3の大容量竪型ボールミルは、請求項1記載の発明において、前記下スリーブの下端部が、前記下テーブルより下方に突出しており、前記下スリーブの下端部に同心状に遊星歯車が取付けられ、この遊星歯車が、前記ベースフレームの上面と前記下テーブルの下面との間に設けられた基礎円の中心が前記中心軸と同心である太陽歯車に対し遊び歯車を介して噛み合わされていることを特徴とする。
請求項4の大容量竪型ボールミルは、請求項1記載の発明において、前記ミルポットが、上自転軸とポット部と下自転軸とからなり、前記ポット部が、上下方向に二分されて蓋と容器から構成されており、この蓋と容器が着脱自在に構成されていることを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明によれば、上テーブルからカートリッジを外すと、上テーブルにミルポットを通す穴があくので、ミルポットをクレーン等で上方に吊上げることができる。このため、クレーン等の機械力によるミルポットの取扱いが可能となる。この場合、上ラジアル軸受は、カートリッジと上スリーブ間に保持されたままであり、ミルポットの下自転軸とスリーブは挿入離脱自在であるのでラジアル軸受は下テーブル側に残される。よって、ミルポットの取出しの度に軸受を分解組立てする必要がないので、作業性が向上する。
請求項2の発明によれば、上スリーブとミルポットの上自転軸および下スリーブとミルポットの下自転軸は、断面非円形の嵌合部分で嵌合しているので、互いに共回りし、ミルポットの動力による回転を円滑にしておりながら、上下方向の挿入離脱を可能にしている。このため、ミルポットの機械力による挿入抜去等の取扱いが容易に行える。
請求項3の発明によれば、中心軸が回転すると上下テーブルに保持されている複数のミルポットが公転し、かつ遊び歯車が、太陽歯車の周りを転動することによって自転し、この遊び歯車によって遊星歯車が回転され、ミルポットが自転する。このようにしてミルポットが自転公転するが、この歯車機構は下スリーブの下端側に設けられているので、ミルポットの上方への取出し、上方からの挿入には全く干渉しない。このためミルポットの取扱いが容易に行える。
請求項4の発明によれば、ミルポット自体を上下に二分でき、ポット支持枠から取り出したミルポットを容器と蓋に分けることができるので、ミルポット内への土砂の投入やミルポット内からの微粉砕物の取出しが容易に行える。
【0007】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図6は本発明の本実施形態に係る大容量竪型ボールミルの縦断面図である。図6に示すように、本実施形態のボールミルは、中心軸1、ベースフレーム10、ポット支持枠20、ミルポット30等を主たる構成要素としている。
【0008】
まず、中心軸1を説明する。
図6に示すように、中心軸1は立てて配置されており、その軸方向のほぼ中間点から下方は下方部分1Aといい、上方は上方部分1Bという。前記下方部1Aは、後述する軸受部を介して、ベースフレーム10によって支えられる部分である。前記上方部分1Bは、後述するポット支持枠20を介して、後述するミルポット30を保持する部分である。中心軸1を軸廻りに回転させる機構は、後述するミルポット公転機構40である。
【0009】
つぎに、ベースフレーム10を説明する。
図6に示すように、中心軸1の下方部分1Aは、ベースフレーム10内に挿入され、下軸受部11および上軸受部15を介して、ベースフレーム10によって、回転自在に支持されている。下軸受部11は、中心軸1の下方部分1Aの下端部を回転自在に支持しており、上軸受部15は、中心軸1の下方部分1Aの上端部を回転自在に支持している。
このため、ベースフレーム10内に挿入された下方部分1Aは、その下端部と上端部とを、下軸受部11および上軸受部15にそれぞれ支持されているので、中心軸1は、垂直に立った状態で回転することができる。
【0010】
つぎに、ポット支持枠20を説明する。
図6に示すように、前記中心軸1の上方部分1Bには、ポット支持枠20が取り付けられている。このポット支持枠20は、ミルポット30の上端および下端をそれぞれ回転自在に支持するための上テーブル21および下テーブル25から構成されている。
【0011】
この上テーブル21は、水平な円板状をしており、その中心に上ボス21b が設けられたものである。この上テーブル21の上ボス21b は、中心軸1の上方部分1Bの上端部に嵌入され、キー等によって中心軸1の上方部分1Bに固定されている。
また、前記下テーブル25は、水平な円板状をしており、その中心に下ボス25b が設けられたものである。この下テーブル25の下ボス25b は、中心軸1の上方部分1Bの下端部に嵌入され、キー等によって中心軸1の上方部分1Bに固定されている。
このため、中心軸1を軸廻りに回転させると、上テーブル21および下テーブル25は、いずれも水平面内で回転する。
【0012】
前記上テーブル21には、その上面と下面とを貫通する複数のカートリッジ取付孔21h が形成されており、下テーブル25には複数の軸受取付孔25h が形成されているが、詳細は後述する。
【0013】
また、前記上テーブル21と下テーブル25との間には、複数の連結ロッド28が取り付けられている。これらの連結ロッド28によって、上テーブル21と下テーブル25との間隔が変化しないように、両者を支持している。複数の連結ロッド28は、中心軸1を中心として回転対称な位置に配置されているから、上テーブル21および下テーブル25を均一に支持することができる。
【0014】
つぎに、ミルポット30を説明する。
前記ポット支持枠20には、中心軸1を中心として回転対称となる位置に複数のミルポット30が、取り付けられているが詳細は後述する。
【0015】
つぎに、ミルポット公転機構40を説明する。
図6に示すように、前記中心軸1のうち、前記ベースフレーム10内に挿入された下方部分1Aにおける、略中間位置より下方の下端部には、直径の大きい大径傘歯車41が中心軸1と同心かつ水平に取り付けられている。この大径傘歯車41は、その下面に傘歯を備えたものである。
【0016】
この大径傘歯車41には、大径傘歯車41よりも直径の小さい小径傘歯車43が噛み合っている。この小径傘歯車43は、その先端面に、傘歯を備えたものである。この小径傘歯車43の背面中心には、入力軸42の先端が取り付けられている。この入力軸42は、その先端部がベースフレーム10に水平かつ回転自在に支持されている。
また、入力軸42の基端には、駆動源である図示しないモータの主軸が取り付けられている。
【0017】
このため、モータを回転させると、入力軸42が回転し、その先端の小径傘歯車43が回転する。すると、小径傘歯車43と噛み合っている大径傘歯車41が回転するので、中心軸1が回転する。
【0018】
中心軸1が回転すると、中心軸1の上方部分1Bに取り付けられたポット支持枠20が、中心軸1とともに回転するので、ポット支持枠20に取り付けられた複数個のミルポット30を、中心軸1を中心として公転させることができる。
【0019】
したがって、ミルポット公転機構40によれば、中心軸1を回転させて、ミルポット30を中心軸1を中心としてポット支持枠20と同じ回転方向に公転させることができる。
【0020】
つぎに、ミルポット自転機構50を説明する。
図8は図6のVIII−VIII線断面矢視図である。図6および図8に示すように、ミルポット自転機構50は、太陽歯車51、遊星歯車52および遊び歯車53から基本構成されたものである。
太陽歯車51は、前記ベースフレーム10の上面と、ポット支持枠20の下テーブル25の下面との間において、上軸受部15の外周に取り付けられている。この太陽歯車51は、リング状であって、その外周に、基礎円が前記中心軸1と同心である歯が形成されたものである。
前記上軸受部15は、中心軸1の下方部分1Aの上端部を回転自在に支持しており、中心軸1が回転しても、上軸受部15は回転しないので、上軸受部15の外周に取り付けられた太陽歯車51は、中心軸1が回転しても回転しない。
【0021】
前記太陽歯車51には、遊び歯車53が噛み合わされている。この遊び歯車53は、中心軸1と平行な支持軸54を介してポット支持枠20の下テーブル25に取り付けられており、支持軸54を中心として自転することができるものである。
【0022】
遊星歯車52は、太陽歯車51の外周の歯と噛み合っておらず、前記遊び歯車53と噛み合っている。この遊星歯車52は、後述する下スリーブ73の下端に、下スリーブ73と同心に取り付けられている。
前記下スリーブ73は、後述するミルポット30と共回りするものであるが詳細は後述する。
【0023】
よって、中心軸1とともにポット支持枠20が回転すると支持軸54を介して下テーブル25に取り付けられた遊び歯車53はポット支持枠20と同じ方向に、中心軸1を中心に公転する。
遊び歯車53は、太陽歯車51と噛み合っており、中心軸1が回転しても、この太陽歯車51は回転しないので、遊び歯車53は、太陽歯車51の外周を転動しながら自転することになる。
このため、遊び歯車53は、中心軸1を中心としてポット支持枠20と同じ方向に公転しながら、支持軸54を中心としてポット支持枠20の回転と同じ方向に自転する。
【0024】
遊び歯車53が自転すると、遊び歯車53と噛み合っている遊星歯車52は、遊び歯車53の自転と逆方向に回転する。このため、下スリーブ73が遊び歯車53の自転と逆方向に回転する。ミルポット30は下スリーブ73と共回りするので、ミルポット30も遊星歯車52と逆方向、つまりポット支持枠20の回転と逆方向に自転する。
前述したように、ミルポット30はポット支持枠20の回転と同じ方向に公転するので、ミルポット30は、その公転方向と逆方向に自転する。
【0025】
したがって、ミルポット自転機構50によれば、ミルポット30を、ポット支持枠20の回転方向、つまりミルポット30の公転方向と逆方向に回転させることができる。
【0026】
さて、ミルポット30の詳細を説明する。
図1はポット支持枠20に取り付けられたミルポット30の概略断面図である。図5はミルポット30の単体分解図である。図1および図5に示すように、ミルポット30は、ポット部31、上自転軸35および下自転軸33から構成されたものである。
【0027】
まず、ポット部31を説明する。
ポット部31は、その外径が後述するカートリッジ61の外径よりも小さいものであり、上下方向に二分可能な容器31a と蓋31b とから構成されている。
容器31a は、下端が閉じた円筒状をしており、その内部が多数の鋼球と土等の被粉砕物を収容する収容室となったものである。
蓋31b は、容器31a の蓋であり、図示しなパッキン等を容器31a の上端との間に挟んで、ボルト等によって前記容器31a の上端に着脱自在に取り付けられている。
このため、蓋31b を容器31a の上面に取り付ければ、容器31a の収容室を密閉することができる。
【0028】
よって、ミルポット30のポット部31を上下に二分でき、容器31a と蓋31b とに分けることができるので、ミルポット30内への土砂の投入やミルポット30内からの微粉砕物の取出しが容易に行える。
【0029】
つぎに、上自転軸35を説明する。
図7(A) は図1のVIIa−VIIa線要部断面矢視図であり、図7(B) は図1のVIIb−VIIb線要部断面矢視図である。図1、図5および図7(A) に示すように、前記蓋31b の上面に上自転軸35が立設して固定されている。この上自転軸35は、前記ポット部31と同軸上に設けられている。この上自転軸35の軸方向中間部には、断面が小判形、すなわち断面非円形の嵌合部分が形成されているが、その理由は後述する。
なお、嵌合部分の断面形状は、小判形に限られない。
【0030】
また、この上自転軸35の上端には、下方に向かって雌ネジが形成されている。この雌ネジは、吊環35c が着脱自在に取り付けられるものである。吊環35c は、その上部にクレーン等のフックが掛合可能な環状の掛合部が設けられており、その下端部に雄ネジが形成されている。このため、吊環35c の雄ネジを前記雌ネジに螺合すれば、吊環35c を上自転軸35に取り付けることができる。しかも、吊環35c の掛合部に、クレーン等のフックを掛合すれば、ミルポット30を吊り上げることができる。
【0031】
つぎに、下自転軸33を説明する。
前記容器31a の下面に、下自転軸33が立設して固定されている。この下自転軸33は、前記ポット部31と同軸上に設けられている。この下自転軸33の軸方向中間部には、断面が小判形、すなわち断面非円形の嵌合部分が形成されているが、その理由は後述する。
なお、嵌合部分の断面形状は、小判形に限られない。
【0032】
つぎに、ポット支持枠20の上テーブル21を説明する。
図1、図2および図6に示すように、上テーブル21には、その上面と下面とを貫通する複数のカートリッジ取付孔21h が形成されている。複数のカートリッジ取付孔21h は、中心軸1を中心として回転対称な位置に形成されている。各カートリッジ取付孔21h の内径は、前記ミルポット30の外径よりも大きい。
【0033】
各カートリッジ取付孔21h には、カートリッジ61が着脱自在に固定されている。このカートリッジ61は、円筒状をしており、その外形が前記ミルポット30の外径よりも大きく、前記カートリッジ取付孔21h の内径とほぼ同等のものである。
このカートリッジ61の上端外周には、フランジが形成されている。このフランジによってカートリッジ61がカートリッジ取付孔21h を通って下方に落下することを防ぐとともに、カートリッジ61を上テーブル21に固定している。
【0034】
また、カートリッジ61の下端内面には、リング状に軸受支持板61a が形成されており、カートリッジ61の上端には、板状の軸受固定部材61b が取り付けられている。この軸受固定部材61b は、その中心にカートリッジ61と同軸で、内径がカートリッジ61の内径より小さい、上下方向に貫通する貫通孔が形成されている。
これら軸受支持板61a と軸受固定部材61b との間において、カートリッジ61の内面には、公知のラジアル軸受である上ラジアル軸受62が取付けられている。つまり、上ラジアル軸受62は、軸受支持板61a と軸受固定部材61b の間に挟まれて、カートリッジ61に固定されるのである。
【0035】
前記上ラジアル軸受62の内部には、上スリーブ63が挿入固定されている。この上スリーブ63は、その上端が軸受固定部材61b の上面より上方に突出し、その下端が軸受支持板61a の下面より下方に突出している。この上スリーブ63は、円柱状であって、その下面と上面を貫通する上自転軸取付孔63h が形成されている。このため、上自転軸取付孔63h には、その下面から前記ミルポット30の上部軸35を、軸方向挿入離脱自在に挿入することができるのである。
【0036】
図7(A) に示すように、この上自転軸取付孔63h の上下方向の中間には、ミルポット30の上自転軸35が嵌合される嵌合部分が形成されている。この嵌合部分は、断面が小判形、つまり断面が非円形に形成されている。
よって、上スリーブ63の上自転軸取付孔63h に、前記ミルポット30の上自転軸35を挿入し取り付けると、上自転軸35と上スリーブ63とが、断面非円形の嵌合部分で嵌合するので、上スリーブ63への上部軸35の上下方向への挿入・除去が自在であっても、上自転軸35と上スリーブ63とが共回りするのである。
なお、嵌合部分の断面形状は、小判形に限られず、ミルポット30の下部軸33と下スリーブ73とが共回りできる形状であればよい。
【0037】
つぎに、ポット支持枠20の下テーブル25を説明する。
図4は下スリーブ73の嵌合部の概略図である。図1、4および図7に示すように、下テーブル25には、その上面と下面とを貫通する複数の軸受取付孔25h が形成されている。複数の軸受取付孔25h は、中心軸1を中心として回転対称な位置に形成されている。
【0038】
軸受取付孔25h の下方には、下スリーブ受部26が設けられている。この下スリーブ受部26は、上端が下テーブル25の下面に固定されており、その中央に軸受取付孔25h と同軸で、内径が軸受取付孔25h の内径より小さい上下方向に貫通する貫通孔が形成されたものである。この貫通孔の下端部内面には、公知の軸受であるスラスト軸受26b が設けられているが、その理由は後述する。
また、下テーブル25の上面には、板状の軸受取付取27が取り付けられている。この軸受取付取27には、その中心に軸受取付孔25h と同軸で、内径が軸受取付孔25h の内径より小さい上下方向を貫通する貫通孔が形成されている。
これら、下スリーブ受部26の上端と軸受取付取27の下面との間において、軸受取付孔25h の内面には、公知のラジアル軸受である下ラジアル軸受72が取付けられている。つまり、下ラジアル軸受72は下スリーブ受部26の上端と軸受取付取27の下面との間に挟まれて、下テーブル25に固定されているのである。
【0039】
この下ラジアル軸受72の内部には、下スリーブ73の上端部が挿入固定されている。この下スリーブ73の上端は、下自転軸取付孔73h の上面より上方に突出している。この下スリーブ73には、その上面から下方に向けて、下軸受取付孔73h が形成されている。このため、下自転軸取付孔73h には、その上面から前記ミルポット30の下部軸33を、軸方向挿入離脱自在に挿入することができるのである。
【0040】
この下自転軸取付孔73h の上下方向の中間には、ミルポット30の下自転軸33の嵌合する嵌合部分が形成されている。この嵌合部分は、断面が小判形、つまり断面が非円形形成されている。
よって、下スリーブ73の下自転軸取付孔73h に、前記ミルポット30の下自転軸33を挿入し取り付けると、下自転軸33と下スリーブ73とが、断面非円形の嵌合部分で嵌合するので、下スリーブ73への下部軸33の上下方向への挿入・除去が自在であっても、下自転軸33と下スリーブ73とが共回りするのである。しかも、ミルポット30の動力による回転を円滑にしておりながら、上下方向の挿入離脱を可能であるので、ミルポット30の機械力による挿入抜去等の取扱が容易に行える。
なお、嵌合部分の断面形状は、小判形に限らず、ミルポット30の下部軸33と下スリーブ73とが共回りできる形状であればよい。
【0041】
また、前記下スリーブ73は、下端部の軸径が上端部の軸径より細くなっている。この下スリーブ73の下端部は、下スリーブ73の上端部下面がスラスト軸受26b の上面に接するように、スラスト軸受26b の内部に挿入固定されている。
よって、ミルポット30の荷重は、下スリーブ73を回転自在に支持するスラスト軸受26b を介して下スリーブ受部26によって支持される。
さらに、前記下スリーブ73の下端は、下スリーブ受部26より下方に突出している。この下スリーブ73の下端には、この下スリーブ73の下端と同心状に、前記遊星歯車52が取り付けられている。前述したように、この遊星歯車52は、前記太陽歯車51と遊び歯車53を介して噛み合わされている。
【0042】
したがって、ミルポット30の上自転軸35および下自転軸33を、上テーブル21の上スリーブ63および下テーブル25の下スリーブ73にそれぞれ挿入し取り付ければ、上スリーブ63とミルポット30の上自転軸35および下スリーブ73とミルポット30の下自転軸33は、断面非円形の嵌合部分でそれぞれ嵌合するので、互いに共回りすることができる。
【0043】
つぎに、本実施形態の大容量竪型ボールミルの作用効果を説明する。
図2はポット支持枠20からミルポット30を取り外す作業の概略説明図である。図2に示すように、ミルポット30に鋼球や土等を入れるときには、まず、上テーブル21からカートリッジ61を外す。すると、上ラジアル軸受62および上スリーブ63がカートリッジ61とともに、上テーブル21から取り除かれ、上テーブル21にミルポット30を通すカートリッジ取付孔21h があく。
【0044】
ついで、ミルポット30の上自転軸35の上端に、吊環35c を取り付けて、その掛合部に、クレーンのフックを掛合すると、ミルポット30をクレーンで上方に吊上げ、カートリッジ取付孔21h を通してポット支持枠20から取り外すことができる。
【0045】
このため、クレーン等の機械力によるミルポット30の取扱いが可能となる。しかも、上ラジアル軸受62は、カートリッジ61と上スリーブ63間に保持されたままであり、ミルポット30の下自転軸33と下スリーブ73は挿入離脱自在であるので下ラジアル軸受71は下テーブル25側に残される。
よって、ミルポット30の取出しの度に軸受を分解組立てする必要がないので、作業性が向上する。
【0046】
また、ミルポット30を自転させる歯車機構の遊星歯車52は、下スリーブ受部26よりも下方に突出した下スリーブ73の下端に設けられているので、ミルポット30の上方への取出しには全く干渉しない。このためミルポット30の取扱いが容易に行える。
しかも、ミルポット30の動力による回転を円滑にしておりながら、ミルポット30の下自転軸33の上下方向の挿入離脱が可能であるので、ミルポット30の機械力による挿入抜去等の取扱が容易に行える。
【0047】
つぎに、ポット支持枠20から取り出したミルポット30を、容器31a と蓋31b に分けて、ミルポット30の容器31a 内へ多数の鋼球と、例えば50kg程度の大重量の被粉砕物をそれぞれ入れる。
【0048】
したがって、ミルポット30自体を上下に二分でき、ポット支持枠20から取り出したミルポット30を容器31a と蓋31b に分けることができるので、ミルポット30内への土砂の投入が容易に行える。
【0049】
再び容器31a と蓋31b とを一体にし、上テーブル21のカートリッジ取付孔21h からミルポット30をポット支持枠20に入れ、その下自転軸33を下スリーブ73に挿入する。
【0050】
このとき、ミルポット30を自転させる歯車機構の遊星歯車52は、下テーブル25よりも下方に突出した下スリーブ73の下端に設けられているので、ミルポット30の上方からの挿入には全く干渉しない。このためミルポット30の下スリーブ73への取り付けが容易に行える。
【0051】
最後に、上スリーブ63を上自転軸35に嵌入して、カートリッジ61を上テーブル21に固定すれば、ミルポット30のポット支持枠20へ取り付けることができる。
【0052】
ついで、モータを駆動すると、入力軸42の先端にそれぞれ取り付けられた小径傘歯車43が回転する。すると、小径傘歯車43によって大径傘歯車41が回転し、中心軸1が回転する。
【0053】
中心軸1が回転すると、中心軸1の上方部分1Bに取り付けられているポット支持枠20が、中心軸1とともに回転し、ミルポット30も中心軸1を中心としてポット支持枠20の回転と同じ方向に公転する。
【0054】
ポット支持枠20が中心軸1とともに回転すると、下テーブル25に取り付けられた支持軸54は、下テーブル25とともに中心軸1を中心として公転する。すると、支持軸54の下端に取り付けられた遊び歯車53もポット支持枠20と同じ方向に中心軸1を中心として公転する。
遊び歯車53の歯は、太陽歯車51と噛み合っており、中心軸1が回転しても、太陽歯車51は回転しないので、遊び歯車53は太陽歯車51の外周を転動しながら自転することになる。このため、遊び歯車53は中心軸1を中心として、ポット支持枠20と同じ方向に公転しながら、支持軸54を中心としてポット支持枠20と同じ方向に自転することになる。
【0055】
遊び歯車53が自転すると、遊び歯車53と噛み合っている遊星歯車52が、遊び歯車53と逆方向に回転する。このため、下スリーブ73は、下ラジアル軸受72に支持されて、遊び歯車53と逆方向、つまりポット支持枠20の回転と逆方向に、自転する。
【0056】
この下スリーブ73と、ミルポット30の下自転軸33は、断面非円形の嵌合部分で嵌合しているので、互いに共回りする。また、ミルポット30の上自転軸35も上スリーブ63と断面非円形の嵌合部分で嵌合しており、上スリーブ63は上ラジアル軸受62およびカートリッジ61を介して、上テーブル21に回転自在に取り付けられている。このため、ミルポット30は、遊び歯車53と逆方向、つまりポット支持枠20の回転と逆方向に対して自転することができる。
【0057】
前述したように、ミルポット30は中心軸1を中心として、ポット支持枠20の回転と同じ方向に公転するので、ミルポット30は、中心軸1を中心として公転しながら、その公転方向と逆方向に自転する。
【0058】
したがって、ミルポット自転機構50によって、ミルポット30の自転方向を公転方向に対し逆転させているので、ミルポット30内の被粉砕物に与える衝撃が大きくなり微粉砕化の効果が高くなる。
【0059】
上記のごとく、本実施形態の大容量竪型ボールミルによれば、従来技術よりはるかに大容量の処理能力を持ちながら、ミルポット30への土砂の投入、微粉砕物の取出し等の操作を容易に行えるという効果を奏する。
【0060】
また、図3に示すように、ミルポット30とポット支持枠20から取り外すときには、カートリッジ61と上テーブル21との固定を解放しておき、ミルポット30をクレーン等で吊り上げれば、カートリッジ61、上ラジアル軸受62および上スリーブ63とともに、ミルポット30を上テーブル21のカートリッジ取付孔21h を通して、ポット支持枠20から取り外すことができる。
【0061】
【発明の効果】
請求項1の大容量竪型ボールミルによれば、上テーブルからカートリッジを外すと、上テーブルにミルポットを通す穴があくので、ミルポットをクレーン等で上方に吊上げることができる。このため、クレーン等の機械力によるミルポットの取扱いが可能となる。この場合、上ラジアル軸受は、カートリッジと上スリーブ間に保持されたままであり、ミルポットの下自転軸とスリーブは挿入離脱自在であるのでラジアル軸受は下テーブル側に残される。よって、ミルポットの取出しの度に軸受を分解組立てする必要がないので、作業性が向上する。
請求項2の大容量竪型ボールミルによれば、上スリーブとミルポットの上自転軸および下スリーブとミルポットの下自転軸は、断面非円形の嵌合部分で嵌合しているので、互いに共回りし、ミルポットの動力による回転を円滑にしておりながら、上下方向の挿入離脱を可能にしている。このため、ミルポットの機械力による挿入抜去等の取扱いが容易に行える。
請求項3の大容量竪型ボールミルによれば、中心軸が回転すると上下テーブルに保持されている複数のミルポットが公転し、かつ中心軸と共に回転する太陽歯車の回転が遊び歯車を介して遊星歯車が回転されるとミルポットが自転する。このようにしてミルポットが自転公転するが、この歯車機構は下スリーブの下端側に設けられているので、ミルポットの上方への取出し、上方からの挿入には全く干渉しない。このためミルポットの取扱いが容易に行える。
請求項4の大容量竪型ボールミルによれば、ミルポット自体を上下に二分でき、ポット支持枠から取り出したミルポットを容器と蓋に分けることができるので、ミルポット内への土砂の投入やミルポット内からの微粉砕物の取出しが容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ポット支持枠20に取り付けられたミルポット30の概略断面図である。
【図2】 ポット支持枠20からミルポット30を取り外す作業の概略説明図である。
【図3】 ポット支持枠20からミルポット30を取り外す作業の概略説明図である。
【図4】 下スリーブの嵌合部の概略図である。
【図5】 ミルポット30の単体分解図である。
【図6】 本実施形態の大容量竪型ボールミルの概略断面図である。
【図7】 (A) は図1のVIIa−VIIa線要部断面矢視図であり、(B) は図1のVIIb−VIIb線要部断面矢視図である。
【図8】 図6のVIII−VIII線断面矢視図である。
【符号の説明】
1 中心軸
10 ベースフレーム
20 ポット支持枠
30 ミルポット
31 ポット部
31a 容器
31b 蓋
33 下部軸
35 上部軸
51 太陽歯車
52 遊星歯車
53 遊び歯車
61 カートリッジ
62 上ラジアル軸受
63 上スリーブ
72 下ラジアル軸受
73 下スリーブ

Claims (4)

  1. 立てて設置される中心軸と、
    該中心軸の軸方向中心より下方の下方部分を回転自在に支持するベースフレームと、
    前記中心軸の軸方向中心より上方の上方部分に取付けられるポット支持枠と、
    該ポット支持枠に、前記中心軸を中心として対称な位置に取付けられた複数個のミルポットとからなり、
    前記ポット支持枠は、前記中心軸の上方部分の上端部に取付けられた上テーブルと、下端部に取付けられた下テーブルとからなり、
    前記上テーブルには、カートリッジが着脱自在に固定され、該カートリッジ内にラジアル軸受が取付けられ、該ラジアル軸受内に上スリーブが挿入され、該上スリーブ内に前記ミルポットの上自転軸が軸方向挿入離脱自在に挿入されており、前記下テーブルには、ラジアル軸受が取付けられ、該ラジアル軸受内に下スリーブが挿入され、該下スリーブ内に前記ミルポットの下自転軸が軸方向挿入離脱自在に挿入されており、
    前記カートリッジの外径よりも前記ミルポットの外径が小さい
    ことを特徴とする大容量竪型ボールミル。
  2. 前記上スリーブと前記上自転軸の嵌合部分が、断面非円形に形成され、かつ前記下スリーブと前記下自転軸の嵌合部分が断面非円形に形成され、上下のスリーブとミルポットが共回りするように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の大容量竪型ボールミル。
  3. 前記下スリーブの下端部が、前記下テーブルより下方に突出しており、
    前記下スリーブの下端部に同心状に遊星歯車が取付けられ、この遊星歯車が、前記ベースフレームの上面と前記下テーブルの下面との間に設けられた基礎円の中心が前記中心軸と同心である太陽歯車に対し遊び歯車を介して噛み合わされている
    ことを特徴とする請求項1記載の大容量竪型ボールミル。
  4. 前記ミルポットが、上自転軸とポット部と下自転軸とからなり、前記ポット部が、上下方向に二分されて蓋と容器から構成されており、この蓋と容器が着脱自在に構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の大容量竪型ボールミル。
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