JP4004827B2 - Installation method of wood-like molded product manufacturing equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、木材から得られるセルロース系微粉粒と、熱可塑性樹脂とを含む木質様成形品を製造する質様成形品製造装置の据付け方法に関するものである。
【0002】
【背景の技術】
近年、住宅の内装部品としての周り縁や幅木、階段手摺、階段踏板、サッシ枠、家具、テーブル・カウンター等に木質様成形品が使用されている。
このような木質様成形品は、例えば、天然の木材やおが屑等を粉砕することによってセルロース系微粉粒を得て、次いで、このセルロース系微粉粒と樹脂とを混練・溶融し、一旦、押出成形してペレットを製造したうえで、このペレットを所望の形状に押出成形または射出成形することによって製造されている。
【0003】
ここで、前記ペレットを製造する方法として、例えば、特開平8−183028号公報に記載されている技術が挙げられる。なお、ここでは、自動車室内の内装部品として使用される合成樹脂製の射出成形品について説明している。
まず、ヘンシェルミキサー内にポリプロピレン樹脂あるいはABS樹脂等の熱可塑性樹脂と、タルク、炭カル等の強化フィラーを適宜量混入してミキシングする。次いで、ヘンシェルミキサーによりミキシング工程を経た混合材料を、押出成形機に供給し、熱可塑性樹脂と強化フィラーとを混練し、ダイを通じて、棒状の樹脂材として押し出す。その後、押出成形機のダイから押し出された棒状の樹脂材を、プロテインパウダー付着機内に通過させて、樹脂材の外表面にプロテインパウダーを付着させ、その後、冷却水槽内で所定温度に冷却し、次いで、ペレタイザーにより適宜粒径の樹脂ペレットを形成する。
ところで、前記特開平8−183028号公報記載の製造方法では、上述したようにミキシング工程を経た後に、混合材料を押出成形機で棒状の樹脂材としたうえで、冷却水槽内で冷却させて、さらに、ペレタイザーによって適宜粒径に切断して樹脂ペレットとし、この樹脂ペレットを射出成形機によって成形することで射出成形品を製造している。そのため、このような成形品を製造するには、施工工程数が多く、施工が面倒であるとともに施工期間を短縮することができなかった。
【0004】
そこで、施工工程数を減らし、かつ、施工期間を短縮することのできる木質様成形品製造装置を開発することが望まれている。例えば、この木質様成形品製造装置を、木質廃材を貯留する木質廃材貯留装置と、この木質廃材貯留装置から供給された木質廃材を粉砕してセルロース系微粉粒を製造する粉砕装置と、この粉砕装置で製造されたセルロース系微粉粒と熱可塑性樹脂とを混錬・溶融して混合材料を製造する混錬装置と、この混錬装置で製造された混合材料を冷却し、かつ攪拌することによって、粉粒状の固形化物を製造する冷却攪拌装置と、この冷却攪拌装置で製造された固形化物を所要形状に成形する成形装置とを備えた構成とすれば、混練・溶融して混合材料とした後に、押出成形機で一旦、棒状の樹脂材としたうえで、冷却させて、切断するといった作業を随時行うことなく、冷却攪拌手段で粉粒状の固形化物とされるので、この粉粒状の固形化物はそのまま成形手段によって、成形されて木質様成形品とされる。よって、施工工程数を減らし、かつ施工期間を短縮することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような木質様成形品製造装置を工場等に据付ける場合、木質様成形品製造装置を構成する各装置は、異なる装置製作メーカが製作する場合が多いので、各装置製作メーカが各装置を工場にそれぞれ搬入して据付ける場合、工場のどの区画に搬入して据付けるか迷ってしまって据付けに手間がかかるという問題がある。
また、工場に内に各装置を据付けた場合に、隣り合う装置が木質様成形品の製造順に配置されるとは限らず、この場合、製造順に装置どうしを連結するのには、コンベアや搬送パイプ等の搬送手段が長くなり手間がかかるという問題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、木質様成形品製造装置を構成する各装置を工場内に容易かつ効率的に据付けることができる木質様成形品製造装置の据付け方法を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、例えば図1に示すように、不純物を含む木質廃材から得られるセルロース系微粉粒と、熱可塑性樹脂とを含む木質様成形品を製造する木質様成形品製造装置の据付け方法であって、
前記木質様成形品製造装置6を、木質廃材を貯留する木質廃材貯留装置30と、この木質廃材貯留装置30から供給された木質廃材を粉砕してセルロース系微粉粒を製造する粉砕装置31と、この粉砕装置31で製造されたセルロース系微粉粒と熱可塑性樹脂とを混錬・溶融して混合材料を製造する混錬装置8と、この混錬装置8で製造された混合材料を冷却し、かつ攪拌することによって、粉粒状の固形化物を製造する冷却攪拌装置10と、この冷却攪拌装置10で製造された固形化物を所要形状に成形する成形装置11とを備えた構成とし、
前記木質様成形品製造装置6を設置すべき工場内を、予め、木質廃材貯留装置区画Aと、この木質廃材貯留装置区画Aに隣り合う粉砕装置区画Bと、この粉砕装置区画Bに隣り合う混錬装置区画Cと、この混錬装置区画Cに隣り合う冷却攪拌装置区画Dと、この冷却攪拌装置区画Dに隣り合う成形装置区画Eとに区画しておき、
前記木質廃材貯留装置区画Aに前記木質廃材貯留装置30を据付け、前記粉砕装置区画Bに前記粉砕装置31を据付け、前記混錬装置区画Cに前記混錬装置8を据付け、前記冷却攪拌装置区画Dに前記冷却攪拌装置10を据付け、前記成形装置区画Eに前記成形装置11を据付けることを特徴とする。
【0008】
前記各区画は、工場内を平面的に区画するものに限らず、上下方向すなわち立体的に区画するものも含む。
【0009】
請求項1の発明によれば、木質様成形品製造装置6を設置すべき工場内を、予め、木質廃材貯留装置区画Aと、この木質廃材貯留装置区画Aに隣り合う粉砕装置区画Bと、この粉砕装置区画Bに隣り合う混錬装置区画Cと、この混錬装置区画Cに隣り合う冷却攪拌装置区画Dと、この冷却攪拌装置区画Dに隣り合う成形装置区画Eとに区画しておき、これら区画にそれぞれ木質廃材貯留装置30、粉砕装置31、混錬装置8、冷却攪拌装置10、成形装置11を据付けるので、各装置製作メーカが各装置を迷うことなく、容易かつ効率的に据付けることができる。
また、隣り合う各区画は木質様成形品の製造順に配置されているので、製造順に装置どうしを容易に連結できる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載の木質様成形品製造装置の据付け方法において、
前記粉砕装置Bを、不純物を含む木質廃材を粗粉砕する一次粉砕装置14と、粗粉砕された木質廃材から不純物である金属類を取り除く分別装置12と、粗粉砕されかつ金属類が取り除かれた木質廃材を細粉砕する二次粉砕装置13と、細粉砕された木質廃材を微粉砕してセルロース系微粉粒とする三次粉砕装置15とで構成し、
前記粉砕装置区画Bを、予め、一次粉砕装置区画B1と、この一次粉砕装置区画B1に隣り合う分別装置区画B2と、この分別装置区画B2に隣り合う二次粉砕装置区画B3と、この二次粉砕装置区画B3に隣り合う三次粉砕装置区画B4とによって構成しておき、
一次粉砕装置区画B1に一次粉砕装置14を据付け、分別装置区画B2に分別装置12を据付け、二次粉砕装置区画B3に二次粉砕装置13を据付け、三次粉砕装置区画B4に三次粉砕装置15を据付けることを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明によれば、粉砕装置区画Bを、予め、一次粉砕装置区画B1と、この一次粉砕装置区画B1に隣り合う分別装置区画B2と、この分別装置区画B2に隣り合う二次粉砕装置区画B3と、この二次粉砕装置区画B3に隣り合う三次粉砕装置区画B4とによって構成しておき、これら区画にそれぞれ一次粉砕装置14、分別装置12、二次粉砕装置13、三次粉砕装置15を据付けるので、粉砕装置30が複数の装置12〜15で構成されていても、各装置を迷うことなく、容易かつ効率的に据付けることができる。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1または2記載の木質様成形品製造装置の据付け方法において、
互いに隣り合う区画にそれぞれの装置を据付けた後、これら装置どうしを材料搬送手段によって連結することを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明によれば、互いに隣り合う区画にそれぞれの装置を据付けた後、これら装置どうしを材料搬送手段によって連結するので、隣り合う装置間を搬送手段35〜40によって最短距離で効率的に連結できる。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の木質様成形品製造装置の据付け方法において、
樹脂貯留装置区画Gを前記木質廃材貯留区画Aの近傍に設け、前記樹脂貯留装置区画Gに熱可塑性樹脂を貯留する樹脂貯留装置32を据付け、この樹脂貯留装置32と前記混錬装置8とを材料搬送手段41によって連結することを特徴とする。
【0015】
請求項4の発明によれば、木質廃材貯留区画Aの近傍に設けられた樹脂貯留装置区画Gに熱可塑性樹脂を貯留する樹脂貯留装置32を据付けるので、木質廃材貯留装置30と樹脂貯留装置32とが近くなり、よって、これら装置内に貯留されている木質廃材の量と樹脂の量とを容易に確認できる。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の木質様成形品製造装置の据付け方法において、
前記木質廃材貯留装置区画Aを、工場の入口T1近傍に設けたことを特徴とする。
【0017】
請求項5の発明によれば、木質廃材貯留装置区画Aを工場の入口T1近傍に設けたので、この木質廃材貯留区画Aに据付けられる木質廃材貯留装置30が工場の入口T1に近くなり、よって、外部から木質廃材を木質廃材貯留装置30に供給する際に、工場の奥まで搬送する必要がなく、よって木質廃材の供給が容易となる。
【0018】
請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の木質様成形品製造装置の据付け方法において、
前記粉砕装置区画Bを工場の入口T近傍に設けたことを特徴とする。
【0019】
請求項6の発明によれば、粉砕装置31(14)からは木質廃材を粉砕する際に、細かいごみや粉砕屑が粉砕装置から漏れ出る場合があるが、粉砕装置区画31を工場の入口近傍に設けたので、この粉砕装置区画に据付けられる粉砕装置31(14)が工場の入口T1に近くなるので、前記ごみや粉砕屑を入口T1から工場外に容易に搬出して廃棄処理できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、木質様成形品製造装置を工場に据付けた状態を示す概略図である。
木質様成形品製造装置によって製造される木質様成形品1は、木質廃材2から得られたセルロース系微粉粒3と樹脂廃材4から得られた熱可塑性樹脂5とを含んでいる。
【0021】
前記木質様成形品製造装置は、木質廃材を貯留する木質廃材貯留装置30と、この木質廃材貯留装置30から供給された木質廃材を粉砕してセルロース系微粉粒を製造する粉砕装置31と、この粉砕装置31で製造されたセルロース系微粉粒3と熱可塑性樹脂5とを混錬・溶融して混合材料を製造する混錬装置8と、この混錬装置8で製造された混合材料を冷却し、かつ攪拌することによって、粉粒状の固形化物9を製造する冷却攪拌装置10と、この冷却攪拌装置10で製造された固形化物9を所要形状に成形する成形装置11とを備えている。
【0022】
木質廃材貯留装置30はストレージタンクであり、この木質廃材貯留装置30には、大きさ4〜5センチメートル程度の木質廃材2が貯留されるようになっている。木質廃材貯留装置30には搬送パイプ30aが接続されており、この搬送パイプ30aから、トラック等で搬送されてきた木質廃材2を空気圧送によって供給して、貯留するようになっている。なお、木質廃材2としては、例えば、住宅等の建物を解体した際に排出される木質廃材や家具を解体した際に排出される木質廃材、建物建築中に排出される木材の端材、おが屑等が挙げられる。
【0023】
粉砕装置31は、不純物を含む木質廃材を粗粉砕する一次粉砕装置14と、粗粉砕された木質廃材から不純物である金属類を取り除く分別装置12と、粗粉砕されかつ金属類が取り除かれた木質廃材を細粉砕する二次粉砕装置13と、細粉砕された木質廃材を微粉砕してセルロース系微粉粒とする三次粉砕装置15とを備えている。
一次粉砕装置14は、この一次粉砕工程において使用されるもので、一つの塊の大きさが数ミリメートル程度のものからなる大塊状にすることができる粉砕機能を有するものであって、具体的には、二個の対向するローラーの表面に多数の突起を形成し、このローラー間を加圧させながらローラーを回転させることにより、この間を通過するものを破砕するような粉砕装置14である。もちろん、粉砕装置14は、これに限定されるものではなく、同様の機能を有するものであれば他の粗粉砕用の粉砕装置を使用しても良い。例えば、上向きV型に開いたジョーと振動アゴの間に原料を入れ、加圧することにより原料を粉砕するジョークラッシャや、固定破砕面の中を可動破砕面が旋回し、連続的に破砕するジャイレントリクラッシャ等の他の粗粉砕装置を使用しても良いものである。
【0024】
分別装置12は、一次粉砕装置14によって粉砕した木質廃材2を強力磁石で磁石につく金属を選別し、さらに、渦電流選別機で導電性はあるが磁石につかない金属を選別する。また、この磁力選別に残った金属類や石等を比重選別機によって選別する。
【0025】
二次粉砕装置13は、二次粉砕工程おいて使用されるもので、一次粉砕工程を終えた一次粉砕材料に対して細粉状に粉砕を施す。この二次粉砕工程に使用される粉砕装置13は、大塊状のものを1ミリメートル程度にまで、細粉状に粉砕することができるものであって、具体的には、高速回転するハンマチップで材料を打ち砕き、ハンマチップの外周にあるスクリーンの丸穴を通過するまで打砕作用を繰り返すハンマミルを使用するものである。もちろん、使用する粉砕装置13は、上述したハンマミルに限定されるものではなく、同様の機能を有するものであれば他の粉砕装置でも良いものである。例えば、カッターにより細断するカッターミルや、ローラーにより圧砕するロールミル等を使用しても良い。
【0026】
三次粉砕装置15は、三次粉砕工程において使用されるもので、二次粉砕工程を終えた二次粉砕材料に対して微粉状に粉砕を施すことによってセルロース系微粉粒3とする。この三次粉砕工程Dに使用される粉砕装置15は、二次粉砕工程により得られた材料を更に細かい微粉状に粉砕することができるものである。
具体的には、いわゆるピンミルであって、円盤に取り付けられたピンによって、衝撃、反発の相互作用を受けて微粉砕を施すことができるものである。更に具体的には、このピンミルは、垂直方向に多数のピンを有する円盤状の回転ディスクと、この回転ディスクに向かい合う面に多数のピンを有する固定ディスクとを備え、二次粉砕工程により得られた材料を回転ディスクの中心部へ投入すると、遠心力によって回転ディスクと固定ディスクに取り付けられたピンの間隙に入り込み、ピンによる衝撃や反発の相互作用を受けて微粉状に粉砕することができるものである。この三次粉砕工程では、上述したピンミルにより、約500ミクロンメートル程度の大きさの粒に粉砕される。もちろん、粉砕装置15は、上述したピンミルに限定されるものではなく、同様の機能を有する他の細粉砕装置、例えば、ボールミルや石臼等でも良いものである。
上述したような一次〜三次粉砕工程において、回収した木質廃材2を三段階に分けて、粉砕が段階的に効率的に行われる。
【0027】
このようにして粉砕工程を行ったセルロース系微粉粒3を500ミクロンメートルの網目で平均粒径300ミクロンメートルに選別する。すなわち、セルロース系微粉粒3をふるい26にかけ、500ミクロンメートル以上のものは前記三次粉砕装置15に戻されて再粉砕される。
そして、平均粒径300ミクロンメートルのセルロース系微粉粒3と、数ミクロンメートルの無機顔料とをロードセル式の自動計量器によって適宜量計量し、予めオイル温調装置により加熱された混合ミキサ(混錬装置)8の中に投入して、自己発熱(摩擦熱)により発熱させて175℃で攪拌する。この際に、混合ミキサ8に無機顔料投入部16から無機顔料を投入することにより、セルロース系微粉粒3のまわりに無機顔料がまぶされる。
【0028】
一方、樹脂廃材4をハンマーミルを用いて粗粉砕して熱可塑性樹脂5を得る。
前記樹脂廃材4としては、例えば、飲料物を含む食品の容器や包装、トレイ等から得られる樹脂廃材4であって、このような樹脂廃材4からはポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、発泡塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂等が得られる。
熱可塑性樹脂5は、樹脂貯留装置32に貯留される。この樹脂貯留装置32はストレージタンクであり、該樹脂貯留装置32から搬送パイプ32aを介して熱可塑性樹脂5が混合ミキサ8に供給されるようになっている。
【0029】
そして、得られた熱可塑性樹脂5と強化剤とを、セルロース系微粉粒3と無機顔料とが混合されている混合ミキサ8内に投入し、さらに185℃で攪拌する。
攪拌は、高速回転後、低速とし、低速状態で約3分間練り込むことによって混合材料7とする。
前記強化剤は、熱可塑性樹脂5とセルロース系微粉粒3との付着を良くするために加えられているものである。なお、この強化剤は強化剤投入部17から混合ミキサ8に投入される。
また、木質様成形品1全体に対して、木質廃材2から得られるセルロース系微粉粒3と無機顔料とが55%、樹脂廃材4から得られる熱可塑性樹脂5と強化剤とが45%含まれるように配合量を調整する。
【0030】
次いで、前記混合材料7を冷却ミキサ(冷却攪拌装置)10内に投入して80℃に冷却されるまで攪拌する。冷却された混合材料7は粉粒状の固形化物9となる。
【0031】
前記冷却ミキサ10は、図2に示すように、混合漕18と、該混合漕18内の底面に設けられて、鉛直軸回りに回転する第1攪拌翼19と、混合漕18内の内周面に設けられて、水平軸回りに回転する2つの第2攪拌翼20と、この第2攪拌翼20の位置にあたる混合漕18の外周面に設けられて、第2攪拌翼20を駆動させるモータ21とを備えている。また、図示しないが、この他に混合漕18内を冷却するための冷却装置や第1攪拌翼19を駆動させるモータも備えている。
【0032】
前記第1攪拌翼19は、4枚の羽根板を備えており、投入された材料を鉛直軸回りに攪拌させるようになっている。
前記第2攪拌翼20は、複数の細かな羽根板を備えており、水平軸回りでかつ、第1攪拌翼19によって攪拌された材料をさらに細かく攪拌するようになっている。
このような冷却ミキサ10内に、混合材料7が投入されると、投入された材料7は第1攪拌翼19と第2攪拌翼20とによって攪拌されて、粉粒状の固形化物9とされる。
【0033】
その後、この粉粒状の固形化物9をふるい22にかけて、貯蔵タンク23で貯蔵し、成形工程に移る。
成形工程では、粉粒状の固形化物9を押出成形機(成形装置)11のホッパ内に投入し、加熱シリンダ内で溶融させる。そして、押出成形機11内部のスクリューにより固形化物9を押し出し、さらに成形ダイより押し出して所用形状に成形する。
【0034】
また、成形温度は180〜220℃に設定し、この成形温度で成形する。ここで、成形温度を180〜220℃に設定したのは、180℃未満では熱可塑性樹脂5の軟化が不十分でセルロース系微粉粒3と均等に混練し難く、また220℃以上ではセルロース系微粉粒3が熱で炭化等の変化を起こすためである。
【0035】
次いで、押し出された木質様成形品1を搬送機によって一定の速度で切断機24まで搬送し、切断機24で所定の長さに切断する。その後、再び搬送機によって加工台25まで搬送し、加工台25において木質様成形品1に表面加工処理を施す。
この表面加工処理では、まず、エンボス加工を施す。つまり、回転軸とその回転軸の軸周りに回転可能な円筒状のエンボスローラーとを備えたエンボス加工装置を使用して、木質様成形品1に対して上方から押圧させながらエンボスローラーを回転させることによって、木質様成形品1の表面に多数の溝部を形成する。
そして、ヘアライン加工工程において、サンディングペーパーにより木質様成形品1の表面に引っ掻き傷を多数形成する。
【0036】
次に、着色工程において、着色塗料の塗装またはワイピングステイン処理を行う。ワイピングステイン処理とは、塗料を木質様成形品1の表面に塗り、その後、乾かないうちにふき取り、前記エンボス加工により形成された溝部のみを着色する処理である。
【0037】
着色工程が終了した後は、乾燥工程に入り木質様成形品1の着色塗料が塗布された表面を乾燥させる。そして、研磨工程において、着色加工処理が施された木質様成形品1の表面に研磨加工を施す。
すなわち、研磨装置を使用して研磨装置の研磨ローラーの回転に沿って木質様成形品1を押し出しながら研磨する。
【0038】
さらに、研磨工程終了後、塗装工程に移行する。この塗装工程は、中塗り作業工程と上塗り作業工程とに分かれ、中塗り作業工程においては、カラーサンディングシーラーを木質様成形品1の表面全体に塗布する。また必要に応じて、中塗りの前およびまたは後にUVコートを施しても良い。そして、上塗り作業工程において、木質様成形品1の表面にトップコートを施し、トップコートの上からトップコートを硬化させるためにUVコートを施す。
【0039】
次に、上記のような構成の木質様成形品製造装置を工場に据付ける方法について説明する。
まず、木質様成形品製造装置を設置すべき工場の建物T内を、予め、木質廃材貯留装置区画Aと、この木質廃材貯留装置区画Aに隣り合う粉砕装置区画Bと、この粉砕装置区画Bに隣り合う混錬装置区画Cと、この混錬装置区画Cに隣り合う冷却攪拌装置区画Dと、この冷却攪拌装置区画Dに隣り合う成形装置区画Eと、この成形装置Eに隣り合う加工台区画Fとに区画しておく。
さらに、前記粉砕装置区画Bを、予め、一次粉砕装置区画B1と、この一次粉砕装置区画B1に隣り合う分別装置区画B2と、この分別装置区画B2に隣り合う二次粉砕装置区画B3と、この二次粉砕装置区画Bに隣り合う三次粉砕装置区画B4とによってさらに区画しておく。この場合、区画A、B(B1、B2、B3、B4)、C、D、E、Fが順番に並ぶようにして区画する。また、混錬装置区画Cと冷却攪拌装置区画Dとは、上下に並ぶようにして区画する。この場合、混錬装置区画Cを冷却攪拌装置区画Dが設けられている床面より高い床面に区画する。
【0040】
建物T内を各区画に区画する場合、例えば、建物Tの床面に帯状の粘着テープを貼り付けて、このテープによって区画してもよいし、床面にペンキ等が枠や仕切り線を描くことによって区画してもよい。
【0041】
さらに、前記木質廃材貯留区画Aの近傍に樹脂貯留装置区画Gを設ける。図1では、樹脂貯留装置区画Gが木質廃材貯留区画Aの上方にあるが、実際は樹脂貯留装置区画Gは木質廃材貯留区画Aの横にある。
また、前記木質廃材貯留装置区画Aと、樹脂貯留装置区画Gと、一次粉砕装置区画B1は、建物Tの入口T1の近傍に設ける。
【0042】
上記のように建物T内を区画A〜Gに区画した後、木質廃材貯留装置区画Aに木質廃材貯留装置30を据付け、粉砕装置区画Bに粉砕装置31を据付け、混錬装置区画Cに混錬装置8を据付け、冷却攪拌装置区画Dに冷却攪拌装置10を据付け、成形装置区画Eに成形装置11を据付け、加工台区画Fに加工台25を据付け、樹脂貯留区画Gに樹脂貯留装置32を据付ける。この場合、各装置はそれぞれの区画にどの順で据付けてもよいが、建物Tの入口T1から遠い区画から順に据付けていくのが望ましい。
また、粉砕装置区画Bは、複数の区画B1〜B4にさらに区画されているので、一次粉砕装置区画B1に一次粉砕装置14を据付け、分別装置区画B2に分別装置12を据付け、二次粉砕装置区画B3に二次粉砕装置13を据付け、三次粉砕装置区画B4に三次粉砕装置15を据付ける
【0043】
上記のようにして、各区画に各装置を据付けた後、または、隣り合う区画にそれぞれ装置を据付けた後、これら装置どうしを材料搬送手段によって連結する。例えば、木質廃材貯留装置30と一次粉砕装置14とは、ベルトコンベア35で連結し、一次粉砕装置14と分別装置12とはベルトコンベア36で連結する。また、分別装置12と二次粉砕装置13とは搬送パイプ37で連結し、二次粉砕装置13と三次粉砕装置15とは搬送パイプ38で連結する。さらに、三次粉砕装置15と混錬装置8とはふるい26を介して搬送パイプ39で連結し、混錬装置8と冷却攪拌装置10とは直結する。また、冷却攪拌装置10と成形装置11とは、貯蔵タンク23を介して搬送パイプ40で連結する。さらに、樹脂貯留装置32と混錬装置8とは搬送パイプ41で連結する。
以上によって、工場の建物T内の区画と、各区画への装置の据付け、装置どうしの連結が終了する。
【0044】
本実施の形態によれば、木質様成形品製造装置を設置すべき工場内を、予め、木質廃材貯留装置区画Aと、粉砕装置区画B(B1〜B4)と、混錬装置区画Cと、冷却攪拌装置区画Dと、成形装置区画Eと、加工台区画Fと、樹脂貯留装置区画Gとに区画しておき、これら区画にそれぞれ木質廃材貯留装置30、粉砕装置31、混錬装置8、冷却攪拌装置10、成形装置11、加工台25、樹脂貯留装置32を据付けるので、各装置製作メーカが各装置を迷うことなく、容易かつ効率的に据付けることができる。
また、隣り合う各区画は木質様成形品の製造順に配置されているので、製造順に装置どうしを容易に連結できる。
【0045】
さらに、互いに隣り合う区画にそれぞれの装置を据付けた後、これら装置どうしを材料搬送手段35〜41によって連結するので、隣り合う装置間を搬送手段によって最短距離で効率的に連結できる。
また、木質廃材貯留区画Aの近傍に設けられた樹脂貯留装置区画Gに樹脂貯留装置32を据付けるので、木質廃材貯留装置30と樹脂貯留装置32とが近くなり、よって、これら装置内に貯留されている木質廃材の量と樹脂の量とを容易に確認できる。
また、木質廃材貯留区画Aに据付けられる木質廃材貯留装置30が工場の入口T1に近くなり、よって、外部から木質廃材を木質廃材貯留装置30に供給する際に、工場の奥まで搬送する必要がなく、よって木質廃材の供給が容易となる。
加えて、粉砕装置30特に一次粉砕装置14からは木質廃材を粉砕する際に、細かいごみや粉砕屑が粉砕装置から漏れ出る場合があるが、一次粉砕装置区画を工場の入口近傍に設けたので、この一次粉砕装置区画に据付けられる一次粉砕装置14が工場の入口T1に近くなるので、前記ごみや粉砕屑を入口T1から工場外に容易に搬出して廃棄処理できる。
【0046】
なお、本実施の形態では、図1に示すように、区画A〜Fを建物Tの床面にほぼ一直線上に配置したが、これに限ることはなく、二列または複数列に配置してもよいし、床面を平面視して、木質様成形品の製造順に縦横に隣り合うように配置してもよい、要は木質様成形品の製造順とおりに隣り合うように配置すればよい。また、装置の高さに違いがあれば、区画を上下つまり立体的に配置してもよい。この場合、建物Tを複数階構造にし、上下階で隣り合うように配置し、隣り合う区画に据付けられた装置どうしは、床を貫通する搬送パイプなどの材料搬送手段で連結すればよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、木質様成形品製造装置を設置すべき工場内を、予め、木質廃材貯留装置区画と、粉砕装置区画と、混錬装置区画と、冷却攪拌装置区画と、成形装置区画とに区画しておき、これら区画にそれぞれ木質廃材貯留装置、粉砕装置、混錬装置、冷却攪拌装置、成形装置を据付けるので、各装置製作メーカが各装置を迷うことなく、容易かつ効率的に据付けることができる。
また、隣り合う各区画は木質様成形品の製造順に配置されているので、製造順に装置どうしを容易に連結できる。
【0048】
請求項2の発明によれば、粉砕装置区画を、予め、一次粉砕装置区画と、分別装置区画と、二次粉砕装置区画と、三次粉砕装置区画とによって構成しておき、これら区画にそれぞれ、一次粉砕装置、分別装置、二次粉砕装置、三次粉砕装置を据付けるので、粉砕装置が複数の装置で構成されていても、各装置を迷うことなく、容易かつ効率的に据付けることができる。
【0049】
請求項3の発明によれば、互いに隣り合う区画にそれぞれの装置を据付けた後、これら装置どうしを材料搬送手段によって連結するので、隣り合う装置間を搬送手段によって最短距離で効率的に連結できる。
【0050】
請求項4の発明によれば、木質廃材貯留区画の近傍に設けられた樹脂貯留装置区画に熱可塑性樹脂を貯留する樹脂貯留装置を据付けるので、木質廃材貯留装置と樹脂貯留装置とが近くなり、よって、これら装置内に貯留されている木質廃材の量と樹脂の量とを容易に確認できる。
【0051】
請求項5の発明によれば、木質廃材貯留装置区画を工場の入口近傍に設けたので、この木質廃材貯留区画に据付けられる木質廃材貯留装置に、外部から木質廃材を木質廃材貯留装置に供給する際に、工場の奥まで搬送する必要がなく、よって木質廃材の供給が容易となる。
【0052】
請求項6の発明によれば、粉砕装置区画を工場の入口近傍に設けたので、この粉砕装置区画に据付けられる粉砕装置が工場の入口に近くなるので、粉砕装置から漏れ出るごみや粉砕屑を入口から工場外に容易に搬出して廃棄処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すためのもので、木質様成形品製造装置を工場に据付けた状態を示す概略図である。
【図2】同、木質様成形品製造装置の冷却攪拌手段の斜視図である。
【符号の説明】
6 木質様成形品製造装置
8 混錬装置
10 冷却攪拌装置
11 成形装置
12 分別装置
14 一次粉砕装置
13 二次粉砕装置
15 三次粉砕装置
30 木質廃材貯留装置
31 粉砕装置
32 樹脂貯留装置
35〜41 材料搬送手段
A 木質廃材貯留装置区画
B 粉砕装置区画
B1 一次粉砕装置区画
B2 分別装置区画
B3 二次粉砕装置区画
B4 三次粉砕装置区画
C 混錬装置区画
D 冷却攪拌装置区画
E 成形装置区画[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for installing a quality-like molded product production apparatus for producing a wood-like molded product containing cellulosic fine particles obtained from wood and a thermoplastic resin.
[0002]
[Background technology]
In recent years, wood-like molded products have been used for peripheral edges, skirting boards, stair railings, stair tread frames, sash frames, furniture, tables and counters as interior parts of houses.
Such a wood-like molded product is obtained by, for example, pulverizing natural wood, sawdust, etc. to obtain cellulosic fine particles, then kneading and melting the cellulosic fine particles and resin, and then once extrusion molding The pellets are manufactured by extruding or injection-molding the pellets into a desired shape.
[0003]
Here, as a method for producing the pellet, for example, a technique described in JP-A-8-183028 can be cited. Here, an injection molded product made of synthetic resin used as an interior part in an automobile interior is described.
First, an appropriate amount of a thermoplastic resin such as polypropylene resin or ABS resin and a reinforcing filler such as talc or charcoal is mixed in a Henschel mixer and mixed. Next, the mixed material that has undergone the mixing process by the Henschel mixer is supplied to an extruder, the thermoplastic resin and the reinforcing filler are kneaded and extruded through a die as a rod-shaped resin material. Then, the rod-shaped resin material extruded from the die of the extrusion molding machine is passed through the protein powder adhesion machine, the protein powder is adhered to the outer surface of the resin material, and then cooled to a predetermined temperature in the cooling water tank, Next, resin pellets having an appropriate particle size are formed by a pelletizer.
By the way, in the manufacturing method described in JP-A-8-183028, after passing through the mixing step as described above, the mixed material is made into a rod-shaped resin material with an extruder, and then cooled in a cooling water tank. Furthermore, an injection molded product is manufactured by cutting into resin pellets by a pelletizer as appropriate to form resin pellets, and molding the resin pellets with an injection molding machine. Therefore, in order to manufacture such a molded product, the number of construction steps is large, the construction is troublesome and the construction period cannot be shortened.
[0004]
Therefore, it is desired to develop a wood-like molded product manufacturing apparatus that can reduce the number of construction steps and shorten the construction period. For example, the wood-like molded product manufacturing apparatus includes a wooden waste material storage apparatus that stores wooden waste materials, a pulverization apparatus that pulverizes the wooden waste materials supplied from the wooden waste material storage apparatus to produce cellulosic fine particles, and this pulverization. By kneading and melting the cellulosic fine particles and thermoplastic resin produced in the equipment to produce a mixed material, and cooling and stirring the mixed material produced in the kneading equipment In addition, if a configuration including a cooling stirrer for producing a powdered solidified product and a molding device for molding the solidified product produced by the cooling stirrer into a required shape, the mixture is kneaded and melted to obtain a mixed material. Later, after making into a rod-shaped resin material once with an extrusion molding machine, it is cooled and cut without any work, and it is made into a powdery solidified product by cooling and stirring means. The monster is The left molding means, is being molded woody molded article. Therefore, the number of construction steps can be reduced and the construction period can be shortened.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when installing a wood-like molded product manufacturing apparatus as described above in a factory or the like, each device constituting the wood-like molded product manufacturing apparatus is often manufactured by a different device manufacturer. When each apparatus is carried into the factory and installed, there is a problem that it takes time to install it because it is confused about which section of the factory to install and install.
In addition, when each device is installed in the factory, adjacent devices are not necessarily arranged in the order of manufacturing the wood-like molded product. There is a problem that the conveying means such as a pipe becomes long and troublesome.
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a method for installing a wood-like molded product manufacturing apparatus capable of easily and efficiently installing each device constituting the wood-like molded product manufacturing apparatus in a factory. The challenge is to do.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the invention of
The wood-like molded product manufacturing apparatus 6 includes a wooden waste material storage apparatus 30 that stores wooden waste materials, and a
In the factory in which the wood-like molded product manufacturing apparatus 6 is to be installed, the wood waste material storage device section A, the pulverization device section B adjacent to the wood waste material storage device section A, and the pulverization apparatus section B are adjacent. The kneading apparatus section C, the cooling stirrer section D adjacent to the kneading apparatus section C, and the molding apparatus section E adjacent to the cooling stirrer section D are divided,
The wood waste material storage device 30 is installed in the wood waste material storage device section A, the
[0008]
Each of the compartments is not limited to the one that divides the factory in a plane, but includes one that is vertically divided, that is, three-dimensionally partitioned.
[0009]
According to the invention of
Moreover, since each adjacent division is arrange | positioned in the manufacture order of a wood-like molded product, an apparatus can be easily connected in manufacture order.
[0010]
Invention of Claim 2 is the installation method of the wood-like molded article manufacturing apparatus of
The pulverizing apparatus B includes a primary pulverizing apparatus 14 for roughly pulverizing wood waste materials containing impurities, a separation apparatus 12 for removing impurities as metals from the coarsely pulverized wooden waste materials, and coarsely pulverized and metals removed. It comprises a secondary pulverizer 13 for finely pulverizing the wood waste material, and a tertiary pulverizer 15 for finely pulverizing the finely pulverized wood waste material into cellulose-based fine particles,
The pulverizer section B is divided into a primary pulverizer section B1, a separation apparatus section B2 adjacent to the primary pulverizer section B1, a secondary pulverizer section B3 adjacent to the separation apparatus section B2, and the secondary It is constituted by a tertiary pulverizer section B4 adjacent to the pulverizer section B3,
The primary pulverizer 14 is installed in the primary pulverizer section B1, the separation apparatus 12 is installed in the separation apparatus section B2, the secondary pulverizer 13 is installed in the secondary pulverizer section B3, and the tertiary pulverizer 15 is installed in the tertiary pulverizer section B4. It is characterized by installation.
[0011]
According to the invention of claim 2, the pulverizer section B is preliminarily divided into the primary pulverizer section B1, the separation apparatus section B2 adjacent to the primary pulverization apparatus section B1, and the secondary pulverization adjacent to the separation apparatus section B2. An apparatus section B3 and a tertiary pulverization apparatus section B4 adjacent to the secondary pulverization apparatus section B3 are configured, and in these sections, the primary pulverization apparatus 14, the fractionation apparatus 12, the secondary pulverization apparatus 13, and the tertiary pulverization apparatus 15 are provided. Therefore, even if the crushing device 30 is composed of a plurality of devices 12 to 15, each device can be easily and efficiently installed without hesitation.
[0012]
Invention of Claim 3 in the installation method of the woody molded article manufacturing apparatus of
After the respective devices are installed in the sections adjacent to each other, these devices are connected to each other by a material conveying means.
[0013]
According to the third aspect of the present invention, after the respective devices are installed in the adjacent sections, the devices are connected to each other by the material conveying means, so that the adjacent devices can be efficiently connected at the shortest distance by the conveying means 35-40. Can be linked.
[0014]
Invention of Claim 4 in the installation method of the wood-like molded article manufacturing apparatus in any one of Claims 1-3,
A resin storage device section G is provided in the vicinity of the wood waste material storage section A, a resin storage device 32 for storing a thermoplastic resin is installed in the resin storage device section G, and the resin storage device 32 and the kneading device 8 are installed. They are connected by the
[0015]
According to the invention of claim 4, since the resin storage device 32 for storing the thermoplastic resin is installed in the resin storage device section G provided in the vicinity of the wood waste material storage section A, the wood waste material storage device 30 and the resin storage device. Therefore, the amount of wood waste and the amount of resin stored in these devices can be easily confirmed.
[0016]
Invention of Claim 5 is the installation method of the wooden-like molded article manufacturing apparatus in any one of Claims 1-4,
The wood waste material storage device section A is provided near the entrance T1 of the factory.
[0017]
According to the invention of claim 5, since the wood waste material storage device section A is provided in the vicinity of the factory entrance T1, the wood waste material storage device 30 installed in the wood waste material storage section A is close to the factory entrance T1, and therefore When supplying the wood waste material from the outside to the wood waste material storage device 30, it is not necessary to transport the wood waste material to the back of the factory, so that the wood waste material can be easily supplied.
[0018]
Invention of Claim 6 in the installation method of the wood-like molded article manufacturing apparatus in any one of Claims 1-4,
The pulverizer section B is provided in the vicinity of the entrance T of the factory.
[0019]
According to the invention of claim 6, when pulverizing the wood waste material from the pulverizer 31 (14), fine dust and crushed waste may leak from the pulverizer, but the
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a schematic diagram showing a state in which a wood-like molded product manufacturing apparatus is installed in a factory.
A wood-like molded
[0021]
The wood-like molded product manufacturing apparatus includes a wooden waste material storage device 30 that stores wooden waste materials, a
[0022]
The wooden waste material storage device 30 is a storage tank, and the wooden waste material storage device 30 stores the wooden waste material 2 having a size of about 4 to 5 centimeters. A
[0023]
The pulverizing
The primary pulverizer 14 is used in this primary pulverization step, and has a pulverization function capable of making a large lump having a lump size of several millimeters. Is a pulverizer 14 that forms a large number of protrusions on the surfaces of two opposing rollers, and rotates the rollers while applying pressure between the rollers to crush what passes between them. Of course, the crushing device 14 is not limited to this, and other crushing devices for coarse crushing may be used as long as they have similar functions. For example, a jaw crusher that pulverizes the raw material by putting the raw material between a jaw open to the upward V shape and a vibrating jaw and pressurizing it, or a gyre that the movable crushing surface swirls in the fixed crushing surface and crushes continuously Other coarse crushing devices such as a rent crusher may be used.
[0024]
The sorting device 12 sorts the metal attached to the magnet with the strong magnet from the wood waste material 2 crushed by the primary crushing device 14, and further sorts the metal that is conductive but not attached to the magnet by an eddy current sorter. Further, metals, stones, etc. remaining in the magnetic sorting are sorted by a specific gravity sorter.
[0025]
The secondary pulverizer 13 is used in the secondary pulverization step, and pulverizes the primary pulverized material that has finished the primary pulverization step into a fine powder. The pulverizer 13 used in the secondary pulverization step can pulverize a large lump into a fine powder up to about 1 millimeter. Specifically, it is a hammer tip that rotates at high speed. A hammer mill is used that crushes the material and repeats the crushing action until it passes through a round hole in the screen on the outer periphery of the hammer tip. Of course, the crushing device 13 to be used is not limited to the above-described hammer mill, and any other crushing device may be used as long as it has a similar function. For example, you may use the cutter mill shredded with a cutter, the roll mill crushing with a roller, etc.
[0026]
The tertiary pulverization device 15 is used in the tertiary pulverization step, and the secondary pulverized material after the secondary pulverization step is pulverized in a fine powder form to obtain the cellulose fine powder 3. The crushing device 15 used in the tertiary crushing step D can crush the material obtained in the secondary crushing step into a finer powder.
Specifically, it is a so-called pin mill, which can be pulverized by receiving impact and repulsion interaction with a pin attached to a disk. More specifically, the pin mill includes a disk-shaped rotating disk having a large number of pins in the vertical direction and a fixed disk having a large number of pins on a surface facing the rotating disk, and is obtained by a secondary grinding process. When the material is put into the center of the rotating disk, it can enter into the gap between the rotating disk and the pin attached to the fixed disk by centrifugal force, and can be crushed into fine powder under the impact and repulsive interaction of the pin It is. In the tertiary pulverization step, the particles are pulverized into particles having a size of about 500 micrometers by the pin mill described above. Of course, the crushing device 15 is not limited to the above-described pin mill, and may be another fine crushing device having the same function, for example, a ball mill or a stone mill.
In the primary to tertiary pulverization steps as described above, the recovered wooden waste material 2 is divided into three stages, and the pulverization is efficiently performed step by step.
[0027]
The cellulosic fine particles 3 subjected to the pulverization process in this way are screened to an average particle size of 300 μm through a 500 μm mesh. That is, the cellulosic fine particles 3 are passed through the
Then, a cellulosic fine particle 3 having an average particle size of 300 μm and an inorganic pigment of several μm are appropriately metered by a load cell type automatic meter, and a mixing mixer (kneading kneaded in advance by an oil temperature controller). Device) 8 and heated by self-heating (friction heat) and stirred at 175 ° C. At this time, the inorganic pigment is applied around the cellulosic fine particles 3 by introducing the inorganic pigment into the mixing mixer 8 from the inorganic pigment introducing unit 16.
[0028]
On the other hand, the resin waste 4 is roughly pulverized using a hammer mill to obtain a thermoplastic resin 5.
The resin waste material 4 is, for example, a resin waste material 4 obtained from a container, packaging, tray, or the like of a food containing beverages, and from such resin waste material 4, a polypropylene resin, a polyvinyl chloride resin, a polyethylene resin, Foamed vinyl chloride resin, polystyrene resin, ABS resin and the like are obtained.
The thermoplastic resin 5 is stored in the resin storage device 32. The resin storage device 32 is a storage tank, and the thermoplastic resin 5 is supplied from the resin storage device 32 to the mixing mixer 8 via a transport pipe 32a.
[0029]
Then, the obtained thermoplastic resin 5 and the reinforcing agent are put into a mixing mixer 8 in which the cellulose fine particles 3 and the inorganic pigment are mixed, and further stirred at 185 ° C.
Stirring is performed at a low speed after high-speed rotation, and kneaded for about 3 minutes in a low-speed state to obtain the mixed material 7.
The reinforcing agent is added in order to improve adhesion between the thermoplastic resin 5 and the cellulose fine particles 3. The reinforcing agent is supplied from the reinforcing agent supply unit 17 to the mixing mixer 8.
Moreover, 55% of the cellulose-based fine particles 3 and the inorganic pigment obtained from the wood waste material 2 and 45% of the thermoplastic resin 5 obtained from the resin waste material 4 and the reinforcing agent are contained in the entire wood-like molded
[0030]
Next, the mixed material 7 is put into a cooling mixer (cooling stirrer) 10 and stirred until cooled to 80 ° C. The cooled mixed material 7 becomes a powdery solidified product 9.
[0031]
As shown in FIG. 2, the cooling mixer 10 includes a
[0032]
The first agitating blade 19 includes four blades and agitates the charged material around the vertical axis.
The second stirring blade 20 includes a plurality of fine blade plates, and the material stirred by the first stirring blade 19 is further finely stirred around the horizontal axis.
When the mixed material 7 is charged into the cooling mixer 10 as described above, the charged material 7 is stirred by the first stirring blade 19 and the second stirring blade 20 to obtain a powdery solidified product 9. .
[0033]
Thereafter, the powdered solidified product 9 is passed through a
In the molding step, the powdered solidified product 9 is put into a hopper of an extrusion molding machine (molding apparatus) 11 and melted in a heating cylinder. Then, the solidified product 9 is extruded by a screw inside the
[0034]
The molding temperature is set to 180 to 220 ° C., and molding is performed at this molding temperature. Here, the molding temperature was set to 180 to 220 ° C. because the thermoplastic resin 5 was insufficiently softened at less than 180 ° C., and it was difficult to uniformly knead with the cellulose fine particles 3. This is because the grains 3 cause changes such as carbonization by heat.
[0035]
Next, the extruded wood-like molded
In this surface processing, first, embossing is performed. That is, using an embossing device provided with a rotating shaft and a cylindrical embossing roller that can rotate around the axis of the rotating shaft, the embossing roller is rotated while being pressed against the woody molded
In the hairline processing step, many scratches are formed on the surface of the wood-like molded
[0036]
Next, in the coloring step, a colored paint is applied or a wiping stain treatment is performed. The wiping stain treatment is a treatment in which a paint is applied to the surface of the wood-like molded
[0037]
After the coloring process is completed, the surface of the woody molded
That is, it grind | polishes using the grinding | polishing apparatus, extruding the wooden-like molded
[0038]
Furthermore, after the polishing process is completed, the process proceeds to the painting process. This painting process is divided into an intermediate coating operation process and an overcoating operation process. In the intermediate coating operation process, a color sanding sealer is applied to the entire surface of the wood-like molded
[0039]
Next, a method for installing the woody molded product manufacturing apparatus having the above-described configuration in a factory will be described.
First, in the factory building T where the wood-like molded product manufacturing apparatus is to be installed, the wood waste material storage device section A, the grinding device section B adjacent to the wood waste material storage device section A, and the grinding device section B A kneading device section C adjacent to the kneading apparatus section C, a cooling stirrer section D adjacent to the kneading apparatus section C, a forming apparatus section E adjacent to the cooling stirrer section D, and a work table adjacent to the forming apparatus E. Compartmented with compartment F.
Further, the pulverizer section B is divided into a primary pulverizer section B1, a separation apparatus section B2 adjacent to the primary pulverizer section B1, a secondary pulverizer section B3 adjacent to the separation apparatus section B2, and It is further divided by a tertiary pulverizer section B4 adjacent to the secondary pulverizer section B. In this case, the sections A and B (B1, B2, B3, B4), C, D, E, and F are partitioned in order. Moreover, the kneading apparatus section C and the cooling and stirring apparatus section D are partitioned so as to be lined up and down. In this case, the kneading apparatus section C is partitioned into a floor surface higher than the floor surface on which the cooling and stirring apparatus section D is provided.
[0040]
When the building T is partitioned into sections, for example, a strip-shaped adhesive tape may be attached to the floor surface of the building T, and the section may be partitioned with this tape, or paint or the like draws a frame or a partition line on the floor surface. You may partition by.
[0041]
Further, a resin storage device section G is provided in the vicinity of the wood waste material storage section A. In FIG. 1, the resin storage device section G is above the wood waste material storage section A, but the resin storage device section G is actually next to the wood waste material storage section A.
Further, the wood waste material storage device section A, the resin storage device section G, and the primary crushing device section B1 are provided in the vicinity of the entrance T1 of the building T.
[0042]
After partitioning the building T into sections A to G as described above, the wood waste material storage device 30 is installed in the wood waste material storage device section A, the grinding
Further, since the pulverizer section B is further divided into a plurality of sections B1 to B4, the primary pulverizer 14 is installed in the primary pulverizer section B1, the separation apparatus 12 is installed in the separation apparatus section B2, and the secondary pulverizer The secondary pulverizer 13 is installed in the section B3, and the tertiary pulverizer 15 is installed in the tertiary pulverizer section B4.
[0043]
After each apparatus is installed in each section as described above, or after each apparatus is installed in each adjacent section, these apparatuses are connected to each other by the material conveying means. For example, the wood waste material storage device 30 and the primary pulverizer 14 are connected by a
By the above, the division in the factory building T, the installation of the device in each division, and the connection between the devices are completed.
[0044]
According to the present embodiment, in the factory where the wood-like molded product manufacturing apparatus should be installed, the wood waste material storage device section A, the pulverization apparatus section B (B1 to B4), the kneading apparatus section C, It is divided into a cooling stirrer section D, a molding apparatus section E, a processing table section F, and a resin storage apparatus section G. In these sections, the wood waste material storage device 30, the
Moreover, since each adjacent division is arrange | positioned in the manufacture order of a wood-like molded product, an apparatus can be easily connected in manufacture order.
[0045]
Furthermore, since each apparatus is connected by the material conveyance means 35-41 after installing each apparatus in the mutually adjacent division, adjacent apparatuses can be efficiently connected by the shortest distance by a conveyance means.
Further, since the resin storage device 32 is installed in the resin storage device section G provided in the vicinity of the wood waste material storage section A, the wood waste material storage device 30 and the resin storage device 32 are close to each other, and therefore stored in these devices. It is possible to easily confirm the amount of wood waste and the amount of resin.
In addition, the wood waste storage device 30 installed in the wood waste storage section A is close to the entrance T1 of the factory. Therefore, when supplying the wood waste from the outside to the wood waste storage device 30, it is necessary to transport it to the back of the factory. Therefore, it becomes easy to supply the wood waste material.
In addition, when the wood waste material is pulverized from the pulverizer 30, particularly the primary pulverizer 14, fine dust and crushed waste may leak from the pulverizer, but the primary pulverizer section is provided near the factory entrance Since the primary pulverizer 14 installed in the primary pulverizer section is close to the factory entrance T1, the waste and crushed waste can be easily carried out of the factory from the entrance T1 and discarded.
[0046]
In the present embodiment, as shown in FIG. 1, the sections A to F are arranged on a substantially straight line on the floor surface of the building T. However, the present invention is not limited to this, and arranged in two or more rows. Alternatively, it may be arranged so that the floor surface is adjacent in the vertical and horizontal order in the manufacturing order of the wood-like molded product, in other words, it may be arranged so as to be adjacent in the manufacturing order of the wooden-like molded product. . Further, if there is a difference in the height of the apparatus, the sections may be arranged vertically or in three dimensions. In this case, the building T has a multi-story structure, is arranged so as to be adjacent to each other on the upper and lower floors, and the devices installed in the adjacent sections may be connected by a material transfer means such as a transfer pipe penetrating the floor.
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention of
Moreover, since each adjacent division is arrange | positioned in the manufacture order of a wood-like molded product, an apparatus can be easily connected in manufacture order.
[0048]
According to the invention of claim 2, the pulverizer section is configured in advance by a primary pulverizer section, a fractionation apparatus section, a secondary pulverizer section, and a tertiary pulverizer section. Since the primary pulverizer, fractionation device, secondary pulverizer, and tertiary pulverizer are installed, even if the pulverizer is composed of multiple devices, each device can be installed easily and efficiently without hesitation. .
[0049]
According to the third aspect of the present invention, since the respective apparatuses are connected to each other by the material conveying means after being installed in the adjacent sections, the adjacent apparatuses can be efficiently connected in the shortest distance by the conveying means. .
[0050]
According to the invention of claim 4, since the resin storage device for storing the thermoplastic resin is installed in the resin storage device section provided in the vicinity of the wood waste material storage section, the wood waste material storage device and the resin storage device are close to each other. Therefore, it is possible to easily confirm the amount of wood waste material and the amount of resin stored in these apparatuses.
[0051]
According to the invention of claim 5, since the wood waste storage device section is provided in the vicinity of the entrance of the factory, the wood waste material is supplied from the outside to the wood waste storage device installed in the wood waste storage space. In this case, it is not necessary to transport the plant to the back of the factory.
[0052]
According to the invention of claim 6, since the pulverizer section is provided in the vicinity of the factory entrance, the pulverizer installed in the pulverizer section is close to the factory entrance. Can be easily taken out of the factory from the entrance and disposed of.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating a state in which a wood-like molded product manufacturing apparatus is installed in a factory for illustrating an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the cooling and stirring means of the wood-like molded product manufacturing apparatus.
[Explanation of symbols]
6 Wood-like molded product manufacturing equipment
8 Kneading equipment
10 Cooling and stirring device
11 Molding equipment
12 Sorting device
14 Primary crusher
13 Secondary crusher
15 Third crusher
30 Wood waste storage device
31 Crusher
32 Resin storage device
35-41 Material conveying means
A Wood waste storage unit
B Crusher section
B1 Primary crusher section
B2 Sorting device section
B3 Secondary crusher section
B4 Tertiary crusher section
C Kneading equipment section
D Cooling stirrer section
E Molding equipment section
Claims (6)
前記木質様成形品製造装置を、木質廃材を貯留する木質廃材貯留装置と、この木質廃材貯留装置から供給された木質廃材を粉砕してセルロース系微粉粒を製造する粉砕装置と、この粉砕装置で製造されたセルロース系微粉粒と熱可塑性樹脂とを混錬・溶融して混合材料を製造する混錬装置と、この混錬装置で製造された混合材料を冷却し、かつ攪拌することによって、粉粒状の固形化物を製造する冷却攪拌装置と、この冷却攪拌装置で製造された固形化物を所要形状に成形する成形装置とを備えた構成とし、
前記木質様成形品製造装置を設置すべき工場内を、予め、木質廃材貯留装置区画と、この木質廃材貯留装置区画に隣り合う粉砕装置区画と、この粉砕装置区画に隣り合う混錬装置区画と、この混錬装置区画に隣り合う冷却攪拌装置区画と、この冷却攪拌装置区画に隣り合う成形装置区画とに区画しておき、
前記木質廃材貯留装置区画に前記木質廃材貯留装置を据付け、前記粉砕装置区画に前記粉砕装置を据付け、前記混錬装置区画に前記混錬装置を据付け、前記冷却攪拌装置区画に前記冷却攪拌装置を据付け、前記成形装置区画に前記成形装置を据付けることを特徴とする木質様成形品製造装置の据付け方法。An installation method for a wood-like molded product production apparatus for producing a wood-like molded product containing cellulose-based fine particles obtained from a wood waste material containing impurities and a thermoplastic resin,
The wood-like molded product manufacturing apparatus includes a wood waste storage device that stores wood waste, a grinding device that pulverizes the wood waste supplied from the wood waste storage device to produce cellulosic fine particles, and this grinding device. A kneading device for producing a mixed material by kneading and melting the produced cellulose fine particles and a thermoplastic resin, and cooling and stirring the mixed material produced by the kneading device A cooling stirrer for producing a granular solidified product, and a molding device for shaping the solidified product produced by the cooling stirrer into a required shape,
In the factory where the wood-like molded product manufacturing apparatus is to be installed, a wood waste storage unit section, a pulverization unit section adjacent to the wood waste storage unit section, and a kneading unit section adjacent to the pulverization unit section , A cooling stirrer section adjacent to this kneading apparatus section, and a molding apparatus section adjacent to this cooling stirrer section,
The wood waste material storage device is installed in the wood waste material storage device section, the grinding device is installed in the grinding device section, the kneading device is installed in the kneading device section, and the cooling stirring device is installed in the cooling stirring device section. Installation method of a wood-like molded product manufacturing apparatus, characterized in that the molding apparatus is installed in the molding apparatus section.
前記粉砕装置を、不純物を含む木質廃材を粗粉砕する一次粉砕装置と、粗粉砕された木質廃材から不純物である金属類を取り除く分別装置と、粗粉砕されかつ金属類が取り除かれた木質廃材を細粉砕する二次粉砕装置と、細粉砕された木質廃材を微粉砕してセルロース系微粉粒とする三次粉砕装置とで構成し、
前記粉砕装置区画を、予め、一次粉砕装置区画と、この一次粉砕装置区画に隣り合う分別装置区画と、この分別装置区画に隣り合う二次粉砕装置区画と、この二次粉砕装置区画に隣り合う三次粉砕装置区画とによって構成しておき、
一次粉砕装置区画に一次粉砕装置を据付け、分別装置区画に分別装置を据付け、二次粉砕装置区画に二次粉砕装置を据付け、三次粉砕装置区画に三次粉砕装置を据付けることを特徴とする木質様成形品製造装置の据付け方法。In the installation method of the wooden-like molded article manufacturing apparatus according to claim 1,
The pulverizing apparatus includes a primary pulverizing apparatus for roughly pulverizing wooden waste materials containing impurities, a separating apparatus for removing impurities that are impurities from coarsely pulverized wooden waste materials, and a wooden waste material that has been coarsely pulverized and from which metals have been removed. Consists of a secondary pulverizer for finely pulverizing and a tertiary pulverizer for finely pulverizing the finely pulverized wood waste material into cellulose-based fine particles,
The pulverizer section is preliminarily adjacent to the primary pulverizer section, the separation apparatus section adjacent to the primary pulverization apparatus section, the secondary pulverization apparatus section adjacent to the separation apparatus section, and the secondary pulverization apparatus section. It is composed of a tertiary crusher section and
Wood, characterized in that the primary pulverizer is installed in the primary pulverizer section, the separation apparatus is installed in the separation apparatus section, the secondary pulverizer is installed in the secondary pulverizer section, and the tertiary pulverizer is installed in the tertiary pulverizer section. How to install the molded product manufacturing equipment.
互いに隣り合う区画にそれぞれの装置を据付けた後、これら装置どうしを材料搬送手段によって連結することを特徴とする木質様成形品製造装置の据付け方法。In the installation method of the woody molded product manufacturing apparatus according to claim 1 or 2,
A method for installing a wood-like molded article manufacturing apparatus, wherein after installing each device in a section adjacent to each other, the devices are connected to each other by a material conveying means.
樹脂貯留装置区画を前記木質廃材貯留区画の近傍に設け、前記樹脂貯留装置区画に熱可塑性樹脂を貯留する樹脂貯留装置を据付け、この樹脂貯留装置と前記混錬装置とを材料搬送手段によって連結することを特徴とする木質様成形品製造装置の据付け方法。In the installation method of the woody molded article manufacturing apparatus according to any one of claims 1 to 3,
A resin storage device section is provided in the vicinity of the wood waste material storage section, a resin storage device for storing a thermoplastic resin is installed in the resin storage device section, and the resin storage device and the kneading device are connected by a material conveying means. A method for installing a wood-like molded product manufacturing apparatus characterized by the above.
前記木質廃材貯留装置区画を、工場の入口近傍に設けたことを特徴とする木質様成形品製造装置の据付け方法。In the installation method of the wooden-like molded product manufacturing apparatus according to any one of claims 1 to 4,
An installation method for a wood-like molded product manufacturing apparatus, characterized in that the wood waste material storage device section is provided in the vicinity of an entrance of a factory.
前記粉砕装置区画を工場の入口近傍に設けたことを特徴とする木質様成形品製造装置の据付け方法。In the installation method of the wooden-like molded product manufacturing apparatus according to any one of claims 1 to 4,
An installation method for a wood-like molded product manufacturing apparatus, wherein the pulverizer section is provided in the vicinity of an entrance of a factory.
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