JP4003779B2 - スピーカユニット、マルチスピーカ装置、及びスピーカユニットのボイスコイル検査方法 - Google Patents

スピーカユニット、マルチスピーカ装置、及びスピーカユニットのボイスコイル検査方法 Download PDF

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本発明は、ボイスコイルの状態を判定できるスピーカユニット、このスピーカユニットを複数備えたマルチスピーカ装置、及び前記スピーカユニットのボイスコイル検査方法に関する。
近時、一般家庭においてマルチチャンネルのサラウンドシステムが普及しつつある。このようなサラウンドシステム用のスピーカユニットの1つに、複数の無指向性スピーカを所定の間隔で配置したパネル状のスピーカアレイからサラウンドサウンドを再生できるスピーカユニットが開発されている(非特許文献1参照。)。
このようなスピーカユニットの検査装置としては、スピーカのボイスコイルに抵抗器を接続してブリッジ回路を形成し、スピーカユニットが正常なときには平衡状態を保ち、いずれかのスピーカユニットに異常が生じると発光ダイオードが点灯するように構成した電気音響装置の検査装置があった(特許文献1参照。)。また、スピーカユニット(アレイスピーカ装置)の各スピーカからテスト信号を出力させて、このテスト信号の音声をマイクで集音し、その周波数領域成分に基づいてスピーカの接続状態を判定するアレイスピーカ検査装置、アレイスピーカ装置、及びこの装置の配線判定方法があった(特許文献2参照。)。
ヤマハ株式会社ホームページ、デジタル・サウンド・プロジェクターYSP−1、[online]、[平成17年3月8日検索]、インターネット<URL:http://www.yamaha.co.jp/product/av/prd/ysp1/> 特許第3317326号公報 特開2004−297368号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている電気音響装置の検査装置では、検査時だけでなく通常動作時においても常にブリッジ回路の抵抗器に音声信号が流れる。そのため、この抵抗器の影響により音質が悪くなったり、抵抗器が発熱して早期に劣化したりするという問題があった。また、この電気音響装置の検査装置では、いずれかのスピーカユニットに不具合が発生した場合、スピーカユニットを即座に特定できず、各スピーカユニットを個別に検査しなければならないという問題があった。
また、特許文献2に記載されているアレイスピーカ検査装置、アレイスピーカ装置、及びこの装置の配線判定方法では、各スピーカからテスト用の可聴音を放音させるので、検査中にこのテスト用の可聴音が耳障りとなることがあった。また、検査中に各スピーカから放音されるテスト用の可聴音が周囲に対して騒音とならないように気を配る必要があった。しかし、音量を下げると検査の精度が低下するため、テスト用の可聴音を所定の音量に設定して検査を行わなければならなかった。
そこで、本発明は、ボイスコイルの状態を容易に把握できるスピーカユニット、マルチスピーカ装置、及びスピーカユニットのボイスコイル検査方法を提供することを目的とする。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
(1)可聴音信号を可聴音に変換するボイスコイルと、
前記ボイスコイルに並列に接続され、超音波帯域の特定周波数で共振するLC直列共振回路と、
前記ボイスコイルと磁気的に結合している2次コイルと、
前記LC直列共振回路に挿入され第1発光色で発光する第1発光手段、及び前記2次コイルに接続され第2発光色で発光する第2発光手段を一体的に備え、第1発光手段及び第2発光手段が同時に発光すると第3発光色となる発光手段パッケージと、
を備えたことを特徴とする。
この構成においては、LC直列共振回路は超音波帯域の特定周波数で共振するように設定されているので、LC直列共振回路のインピーダンスを、可聴音信号が入力された場合には第1発光手段が発光しないように、また、超音波帯域の特定周波数の信号が入力された場合には第1発光手段が発光するように設定することで、ボイスコイルの状態に応じて発光手段パッケージの発光色を変化させることができ、発光手段パッケージの発光色を確認することで各スピーカユニットの状態を容易に確認できる。すなわち、スピーカユニットに超音波帯域の特定周波数の信号を入力すると、ボイスコイルに異常がない場合には第1発光手段に電流が流れて発光する。また、この信号をスピーカユニットに入力するとボイスコイルに電流が流れて磁界が発生し、2次コイルに誘導起電力が発生するので、第2発光手段に電流が流れて発光する。したがって、発光手段パッケージの発光色は第3発光色となる。また、ボイスコイルが断線している場合には、スピーカユニットに超音波帯域の特定周波数の信号を入力するとLC直列共振回路は共振してインピーダンスは0となり、第1発光手段に電流が流れて発光する。しかし、ボイスコイルには電流が流れないので、2次コイルに誘導起電力は発生せず第2発光手段は発光しない。したがって、発光手段パッケージの発光色は第1の発光色となる。さらに、ボイスコイルが短絡している場合には、スピーカユニットに超音波帯域の特定周波数の信号を入力すると、ボイスコイル側に大電流が流れてLC直列共振回路にはほとんど電流が流れないので、第1発光手段は発光しない。また、ボイスコイルが短絡していると、2次コイルには誘導起電力が発生しないかまたは小さな誘導起電力しか発生しないため、第2発光手段は発光しない。したがって、発光手段パッケージは発光しない。
また、この構成おいては、ボイスコイルの状態を確認するテスト信号として超音波帯域の周波数の信号を用いるので、スピーカユニットの検査時に、人間の耳にはテスト音が聞こえない。したがって、検査者は、周囲への騒音を心配することなく、また、耳障りな音を聞くことなく、スピーカユニットの検査を行うことができる。
さらに、スピーカユニットに可聴音信号を入力すると、LC直列共振回路のインピーダンスが大きくなるように設定することで、可聴音再生時にLC直列共振回路がスピーカユニットの動作に影響を及ぼすことがなく、スピーカユニットにLC直列共振回路を設けていない場合と同様の良質な音を放音させることができる。
加えて、スピーカユニットを検査するための回路を受動素子で構成しているので、スピーカユニットの検査用に電源を別途用意する必要がなく、シンプルな構成でスピーカユニットを検査できる。
(2)前記2次コイルにコンデンサを直列に接続して前記特定周波数で共振する第2のLC直列共振回路を備えたことを特徴とする。
この構成においては、第2のLC直列共振回路は、超音波帯域の特定周波数の信号が入力されると共振し、共振点ではコイルとコンデンサのリアクタンスが相殺されてインピーダンスは0となる。そのため、ボイスコイルが正常な場合、スピーカユニットに超音波帯域の特定周波数の信号が入力されると、2次コイルには誘導起電力が発生して、第2のLC直列共振回路は共振し、第2発光手段は発光する。したがって、可聴音信号が入力されたときには、第1発光手段及び第2発光手段は発光しないので、スピーカユニットに可聴音を再生させた際には、発光手段パッケージの発光を気にせずにスピーカユニットから放音された可聴音を聞くことができる。
(3)前記第1発光手段は、第1発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した逆並列LEDと、前記逆並列LEDに流れる電流を制限する電流制限抵抗と、を備えたことを特徴とする。
この構成においては、第1発光手段は、逆並列LED及び電流制限抵抗を備えているので、ボイスコイルが正常な状態または断線状態の場合には、超音波帯域の特定周波数の信号が入力されてLC直列共振回路のインピーダンスが小さくなり、逆並列LEDが発光する。また、LEDは長寿命であるため、発光手段としてLEDを用いることでメンテナンスの手間を削減することができる。
(4)可聴音信号を可聴音に変換するボイスコイルと、
前記ボイスコイルに並列に接続され、超音波帯域の第1周波数の第1信号が入力されると共振する第1LC直列共振回路と、
前記ボイスコイルの2次側に設けられた2次コイルを含み、第1周波数よりも小さい超音波帯域の第2周波数の第2信号が入力されると共振する第2LC直列共振回路と、
前記第1LC直列共振回路に直列に接続され、第1発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した逆並列LEDを含む第1LED、及び前記第2LC直列共振回路に直列に接続され、第2発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した逆並列LEDを含む第2LEDを備え、第1LED及び第2LEDが同時に発光すると第3発光色となるLEDパッケージと、
を備えたことを特徴とする。
この構成おいては、スピーカユニットの検査信号として第1・第2信号の加算信号を入力することで、ボイスコイルの状態に応じてLEDパッケージの発光色を変化させることができ、LEDパッケージの発光色を確認することで各スピーカユニットの状態を容易に確認できる。すなわち、(1)において説明したように、スピーカユニットのボイスコイルに異常がない場合には、第1LED及び第2LEDが発光して、LEDパッケージの発光色は第3発光色となる。また、ボイスコイルが断線している場合には、第1LEDのみが発光し、LEDパッケージの発光色は第1の発光色となる。さらに、ボイスコイルが短絡している場合には、第1LED及び第2LEDは発光しないので、LEDパッケージは発光しない。
また、この構成おいては、ボイスコイルの状態を確認するテスト信号として超音波帯域の周波数の信号を用いるので、スピーカユニットの検査時に、人間の耳にはテスト音が聞こえない。したがって、検査者は、周囲への騒音を心配することなく、また、耳障りな音を聞くことなく、スピーカユニットの検査を行うことができる。
さらに、スピーカユニットに可聴音信号を入力すると、LC直列共振回路のインピーダンスが大きくなるように設定することで、可聴音再生時にLC直列共振回路がスピーカユニットの動作に影響を及ぼすことがなく、スピーカユニットにLC直列共振回路を設けていない場合と同様の良質な音を放音させるすることができる。
(5)(4)に記載のスピーカユニットを複数、
及び前記複数のスピーカユニットのそれぞれに、前記第1信号及び前記第2信号の加算信号を入力する超音波信号生成手段を備えたことを特徴とする。
(4)に記載のスピーカユニットが複数ある場合、各スピーカユニットのボイスコイルを検査する際には、個別に第1・第2信号を入力しなければならず非常に煩雑である。この構成においては、マルチスピーカ装置は、複数のスピーカユニットのそれぞれに第1・第2信号の加算信号を入力する超音波信号生成手段を備えているので、超音波信号生成手段から加算信号を出力させて、各スピーカユニットのLEDパッケージの発光色を確認することで、ボイスコイルの断線・短絡検査を容易に行うことができる。
(6)(4)に記載のマルチスピーカユニットに前記第1信号及び第2信号の加算信号を入力する手順と、
各スピーカユニットが備えるLEDパッケージの発光色に基づいてスピーカユニットのボイスコイルの状態を判定する手順と、
を有することを特徴とする。
この構成においては、スピーカユニットのLEDパッケージは、LC直列共振回路の共振周波数の信号が入力されると、ボイスコイルの状態に応じた異なる発光色で発光する。したがって、検査者は、LEDパッケージの発光色を確認することで、正常・断線・短絡を容易に判定することができる。
(7)可聴音信号を可聴音に変換するボイスコイルと、
前記ボイスコイルに並列に接続され、超音波帯域の特定周波数で共振するLC直列共振回路と、
前記ボイスコイルと磁気的に結合している2次コイルと、
前記LC直列共振回路に挿入され第1発光色で発光する第1発光手段と、前記2次コイルに接続され第2発光色で発光する第2発光手段と、
を備えたことを特徴とする。
この構成においては、(1)と同様の効果を得ることができる。
(8)可聴音信号を可聴音に変換するボイスコイルと、
前記ボイスコイルに並列に接続され、超音波帯域の第1周波数の第1信号が入力されると共振する第1LC直列共振回路と、
前記ボイスコイルの2次側に設けられた2次コイルを含み、第1周波数よりも小さい超音波帯域の第2周波数の第2信号が入力されると共振する第2LC直列共振回路と、
前記第1LC直列共振回路に直列に接続され、第1発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した逆並列LEDを含む第1LEDと、前記第2LC直列共振回路に直列に接続され、第2発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した逆並列LEDを含む第2LEDと、
を備えたことを特徴とする。
この構成においては、(4)と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、LC直列共振回路は超音波帯域の特定周波数で共振するように設定されているので、LC直列共振回路のインピーダンスを、可聴音信号が入力された場合には第1発光手段が発光しないように、また、超音波帯域の特定周波数の信号が入力された場合には第1発光手段が発光するように設定することで、ボイスコイルの状態に応じて発光手段パッケージの発光色を変化させることができ、発光手段パッケージの発光色を確認することで各スピーカユニットの状態を容易に確認できる。
また、ボイスコイルの状態を確認するテスト信号として超音波帯域の周波数の信号を用いることで、スピーカユニットの検査時に、人間の耳にはテスト音が聞こえないので、検査者は、周囲への騒音を心配することなく、また、耳障りな音を聞くことなく、スピーカユニットの検査を行うことができる。
さらに、スピーカユニットに可聴音信号を入力すると、LC直列共振回路のインピーダンスが大きくなるように設定することで、可聴音再生時にLC直列共振回路がスピーカユニットの動作に影響を及ぼすことがなく、スピーカユニットにLC直列共振回路を設けていない場合と同様の良質な音を放音させることができる。
加えて、スピーカユニットを検査するための回路を受動素子で構成しているので、スピーカユニットの検査用に電源を別途用意する必要がなく、シンプルな構成でスピーカユニットを検査できる。
図1は、スピーカユニット1の断面図である。図1に示すように、スピーカユニット1は、一般的なダイナミックスピーカであり、ヨーク11、マグネット12、ボイスコイル13、振動板であるコーン紙14、振動伝達体15、フレーム16、ガスケット17、ダンパ18、及びダストキャップ19などを備えている。また、本発明では、ボイスコイル13と同軸に2次コイル20を設けている。さらに、ボイスコイル13には第1検査回路21が接続され、2次コイル20には第2検査回路22が接続されている。また、第1検査回路21及び第2検査回路22には、ランプパッケージ24(またはLEDパッケージ34)が接続されている。
図2は、スピーカユニットの構成を示す回路図である。図2(A)に示すように、スピーカユニット1は、入力端子10A・10B、ボイスコイル13、第1検査回路21、及び第2検査回路22を備えている。
ボイスコイル13は、入力端子10A・10Bから可聴音信号を可聴音に変換するためのものである。ボイスコイル13に可聴音信号に応じた電流が流れると磁界が発生し、固定された図外の磁石との間に斥力・引力が働く。そして、このボイスコイル13とともにボイスコイル13に接続された図外のコーン紙が振動して、スピーカユニット1から音が放音される。
第1検査回路21は、コンデンサ25、及びコイル26を直列接続したLC直列共振回路27と、ランプパッケージ24を構成するランプ24Aと、が、直列に接続された構成である。コンデンサ25の一端がボイスコイル13の一端に接続され、ランプ24Aの一端がボイスコイル13の他端に接続されており、第1検査回路21はボイスコイル13に並列に接続されている。
第2検査回路22は、2次コイル20、及びランプパッケージ24を構成するランプ24Bからなる。
2次コイル20は、ボイスコイル13と磁気的に結合した巻線である。入力端子10A・10Bに音の信号が入力されてボイスコイル13に電流が流れて、磁界が発生すると、この磁界により2次コイル20に誘導起電力が発生する。
第2検査回路22において、2次コイル20とランプ24Bとにより閉回路(ループ)が形成されており、上記のように2次コイル20に誘導起電力が発生してランプ24Bに電流が流れると、ランプ24Bが発光する。
ランプパッケージ24は、ランプ24Aとランプ24Bとが一体的に構成されている。ランプ24Aとランプ24Bとは異なる発光色で発光し、ランプ24Aとランプ24Bとが同時に発光すると、ランプ24A及びランプ24Bがそれぞれ単独で発光したときの発光色とは異なる色で発光する。例えば、ランプパッケージ24として、ランプ24Aが赤色で、ランプ24Bが青色で発光するものを使用すると、ランプ24Aとランプ24Bとが同時に発光するとマゼンタ色で発光する。また、ランプパッケージ24として、ランプ24Aが緑色で、ランプ24Bが赤色で発光するものを使用すると、ランプ24Aとランプ24Bとが同時に発光すると黄色で発光する。
図2(A)に示したスピーカユニット1の回路図において、第1検査回路21では、LC直列共振回路27の共振周波数が可聴帯域外(すなわち、超音波帯域)の特定の周波数(例えば50kHz)となるように、コンデンサ25及びコイル26の値が設定されている。また、入力端子10A・10Bから、LC直列共振回路27の共振周波数の信号が入力されるとランプ24Aが点灯(発光)して、可聴音以下の信号(0〜20kHz)が入力された際には、ランプ24Aは点灯(発光)しないように設定されている。例えば、コンデンサ25は1000pFに、コイル26は10mHに設定されている。
また、第2検査回路22では、前記のように、2次コイル20に誘導起電力が発生してランプ24Bに電流が流れると、ランプ24Bが点灯するように設定されている。
スピーカユニット1は、上記のように構成されているので、スピーカユニット1のテスト信号として、LC直列共振回路27の共振周波数である超音波帯域の特定周波数の信号(以下、超音波信号と称する。)が入力端子10A・10Bから入力されると、ボイスコイル13の状態に応じてランプ24A,24Bは発光する。
すなわち、ボイスコイル13に異常がない場合には、超音波信号をスピーカユニット1に入力すると、LC直列共振回路27のインピーダンスは非常に小さくなるので、ランプ24Aは発光する。また、ボイスコイル13には電流が流れて磁界が発生し、この磁界により2次コイル20に誘導起電力が発生してランプ24Bに電流が流れてランプ24Bが発光する。したがって、ボイスコイル13が正常な場合にはランプ24A・24Bが共に発光するので、ランプパッケージ24は第3の発光色で発光する。
また、ボイスコイル13が断線している場合には、超音波信号をスピーカユニット1に入力すると、LC直列共振回路27のインピーダンスは0になるので、ランプ24Aは発光する。一方、ボイスコイル13が断線していると、2次コイル20には誘導起電力が発生しないので、ランプ24Bは発光しない。したがって、ボイスコイル13が断線している場合には、ランプ24Aのみが発光するので、ランプパッケージ24は第1の発光色で発光する。
さらに、ボイスコイル13が短絡している場合には、超音波信号をスピーカユニット1に入力すると、ボイスコイル13側に大電流が流れるので第1検査回路21には電流が流れず、ランプ24Aは発光しない。一方、ボイスコイル13が短絡していると、2次コイル20には誘導起電力が発生しないので、ランプ24Bは発光しない。したがって、ボイスコイル13が短絡している場合には、ランプ24A・24B共に発光しないので、ランプパッケージ24は発光しない。
このように、スピーカユニット1に超音波信号を入力すると、ランプパッケージ24は、ボイスコイル13の状態に応じて異なる色に発光するので、ボイスコイル13の状態を容易に把握することができる。
ここで、図2(A)に示したスピーカユニット1では、入力端子10A・10Bから可聴音信号が入力された場合、ボイスコイル13が正常な状態であると、2次コイル20に誘導起電力が発生するので、ランプ24Bが点灯する。つまり、スピーカユニット1で音楽などを再生する場合にもランプパッケージ24のランプ24Bが点滅するため、ユーザによってはこの点滅が気になることがある。そこで、スピーカユニット1の通常使用時にランプパッケージ24のランプ24Bを点滅させないようにするためには、スピーカユニット1の回路を図2(B)に示すような構成にすると良い。
図2(B)に示すスピーカユニット2は、図2(A)に示したスピーカユニット1の回路において、第2検査回路22の構成を変更したものである。そのため、図2(A)に示した回路と同様の部分には同じ符号を付して、その説明を省略する。
スピーカユニット2において、第2検査回路22Bは、2次コイル20と、コンデンサ28と、ランプ24Bと、を直列に接続された構成である。2次コイル20及びコンデンサ28によりLC直列共振回路29を構成しており、このLC直列共振回路29の共振周波数は、LC直列共振回路27の共振周波数と同じ周波数になるように設定されている。したがって、スピーカユニット1の入力端子10A・10Bに超音波信号が入力されたときに、ボイスコイル13が正常な状態である場合にのみ、2次コイル20に誘導起電力が発生してランプ24Bに電流が流れてランプ24Bが発光する。このように構成することで、スピーカユニット1で音楽を再生するなどの通常使用時には、ランプパッケージ24のランプ24A・ランプ24B共に点灯・発光しないので、ユーザはランプパッケージ24を気にすることなく音楽を聴くことができる。
次に、本発明の実施形態に係るスピーカユニットでは、ランプパッケージに代えてLEDパッケージを用いることも可能である。図3は、スピーカユニットの別の構成を示す回路図である。図3(A)に示すスピーカユニット3は、ランプパッケージ24に代えてLEDパッケージ34を使用したものである。LEDパッケージ34は、第1の発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した構成のLED34Aと、第2の発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した構成のLED34Bと、を一体的に構成したものである。
スピーカユニット3は、以下のように構成することで、スピーカユニット1と同様に、ボイスコイルの状態を検査することができる。すなわち、第1検査回路21Cでは、LC直列共振回路27の共振周波数が可聴帯域外(すなわち、超音波帯域)の特定の周波数(例えば50kHz)となるように、コンデンサ25及びコイル26の値を設定する。また、入力端子10A・10Bから可聴音以下の信号(0〜20kHz)が入力された際には、LED34Aは点灯せずに、超音波帯域の特定周波数の信号が入力されるとLED34Aが発光するように抵抗値を設定した電流制限抵抗33を設ける。
また、第2検査回路22Cでは、前記のように、2次コイル20に誘導起電力が発生してLED34Bに電流が流れると、LED34Bが発光するように抵抗値を設定した電流制限抵抗35を設ける。
スピーカユニット3は、上記のように構成されているので、テスト信号として、LC直列共振回路27の共振周波数である超音波信号が入力端子10A・10Bから入力されると、ボイスコイル13の状態に応じてLED34A,34Bは発光する。
すなわち、ボイスコイル13が正常な場合にはLED34A・34Bが共に発光するので、LEDパッケージ34は第3の発光色で発光する。また、ボイスコイル13が断線している場合には、LED34Aのみが発光するので、LEDパッケージ34は第1の発光色で発光する。さらに、ボイスコイル13が短絡している場合には、LED34A・34B共に発光しないので、LEDパッケージ34は発光しない。
ここで、図3(A)に示したスピーカユニット3では、入力端子10A・10Bから可聴音信号が入力された場合、ボイスコイル13が正常な状態であると、2次コイル20に誘導起電力が発生するので、LED34Bが点灯する。つまり、スピーカユニット1で音楽などを再生する場合にもLEDパッケージ34のランプ34Bが点滅するため、ユーザによってはこの点滅が気になることがある。そこで、スピーカユニット1の通常使用時にLEDパッケージ34のLED34Bを点滅させないようにするためには、図3(A)に示したスピーカユニット3の第2検査回路22Cを、図3(B)に示すスピーカユニット4の第2検査回路22Dのように構成すると良い。
すなわち、スピーカユニット4の第2検査回路22Dにおいて、コンデンサ28を2次コイル20に直列に接続して、このLC直列共振回路29と電流制限抵抗35とLED34Bとにより閉回路を構成する。また、LC直列共振回路29の共振周波数は、LC直列共振回路27の共振周波数と同じ周波数になるように設定する。したがって、スピーカユニット4の入力端子10A・10Bに超音波信号が入力されたときに、ボイスコイル13が正常な状態である場合にのみ、2次コイル20に誘導起電力が発生してLED34Bに電流が流れてLED34Bが発光する。このように構成することで、スピーカユニット4で音楽を再生するなどの通常使用時には、LEDパッケージ34のLED34A・LED34B共に点灯・発光しないので、ユーザはLEDパッケージ34を気にすることなく音楽を聴くことができる。
次に、本発明の実施形態に係るスピーカユニットは、例えば、複数台を所定の間隔で配置してパネル状に形成することで、スピーカアレイとして使用することができる。このとき、スピーカアレイに使用するスピーカユニットを小型化する場合には、スピーカユニット3またはスピーカユニット4を使用し、各コイルや各コンデンサの値を調整して、コイルのサイズを小型化し、また、テスト信号として2種類の周波数の信号の加算信号を入力するように設定すると良い。
例えば、コンデンサ25を25pFに、コイル26を10μHに設定する。このとき、LC直列共振回路27の共振周波数は約10MHzになる。したがって、テスト信号として、10MHzの超音波信号(第1超音波信号)を入力するように設定する。
また、ボイスコイル13に電流が流れると磁界が発生して、2次コイル20に誘導起電力が発生するように、例えば50kHzの超音波信号(第2超音波信号)をテスト信号として入力するように設定する。
したがって、第1超音波信号と第2超音波信号との加算信号をテスト信号として、入力端子10A・10Bから入力することで、ボイスコイル13の状態に応じてLEDパッケージ34は異なる色で発光する。
すなわち、ボイスコイル13に異常がない場合には、加算信号をスピーカユニット4に入力すると、第1超音波信号はボイスコイル13には流れず、第1超音波信号によりLC直列共振回路27が共振してインピーダンスは0になるので、LED34Aに電流が流れて発光する。また、ボイスコイル13には、第2超音波信号により電流が流れて磁界が発生し、この磁界により2次コイル20に誘導起電力が発生してLED34Bに電流が流れてLED34Bが発光する。したがって、ボイスコイル13が正常な場合にはLED34A・24Bが共に発光するので、LEDパッケージ34は第3の発光色で発光する。
また、ボイスコイル13が断線している場合には、加算信号をスピーカユニット4に入力すると、第1超音波信号によりLC直列共振回路27のインピーダンスは0になるので、LED34Aは発光する。一方、ボイスコイル13が断線していると、2次コイル20には誘導起電力が発生しないので、LED34Bは発光しない。したがって、ボイスコイル13が断線している場合には、LED34Aのみが発光するので、LEDパッケージ34は第1の発光色で発光する。
さらに、ボイスコイル13が短絡している場合には、加算信号をスピーカユニット4に入力するとボイスコイル13側に大電流が流れるので、第1検査回路21にはほとんど電流が流れずLED34Aは発光しない。一方、ボイスコイル13が短絡していると、2次コイル20には誘導起電力が発生しないので、LED34Bは発光しない。したがって、ボイスコイル13が短絡している場合には、LED34A・24B共に発光しないので、LEDパッケージ34は発光しない。
このように、スピーカユニット4に第1超音波信号と第2超音波信号との加算信号を入力すると、LEDパッケージ34は、ボイスコイル13の状態に応じて異なる色に発光するので、ボイスコイル13の状態を容易に把握することができる。
次に、上記のように構成したスピーカユニットを用いたスピーカアレイ装置(マルチスピーカ装置)の構成を説明する。図4は、スピーカアレイ装置の構成を示す回路図である。図4に示すように、スピーカアレイ装置40は、音声信号入力端子41(41−1〜41−5)、テスト音生成回路42(42−1〜42−5(図示せず。))、遅延回路43(43−1〜43−5(図示せず。))、D/Aコンバータ(DAC)44(44−1〜44−5(図示せず。))、パワーアンプ45(45−1〜45−5)、加算器46(46−1〜46−n)、音声信号出力端子47(47−1〜47−n)、スピーカユニット4(4−1〜4−n)、メモリ48、制御部49、操作部50、及び表示部51を備えている。
音声信号入力端子41は、DVDプレーヤ39の図外の音声信号出力端子と接続して、DVDプレーヤ39から出力された音声信号をスピーカアレイ装置40に入力するためのものである。音声信号入力端子41は、一例として5つ(5ch)の入力端子41−1〜41−5を備えている。図4には、DVDプレーヤ39のRchに音声信号入力端子41−1を、DVDプレーヤ39のLchに音声信号入力端子41−2を、DVDプレーヤ39のCchに音声信号入力端子41−3を、DVDプレーヤ39のSRchに音声信号入力端子41−4を、及びDVDプレーヤ39のSLchに音声信号入力端子41−5を、それぞれ接続した例を示している。
テスト音生成回路42は、テスト音信号を生成する。
遅延回路43は、各スピーカから放音する音声の出力タイミングを調整する。
D/Aコンバータ44は、遅延回路43から出力されたディジタル音声データをアナログ音声データに変換する。
パワーアンプ45は、D/Aコンバータ44から出力された音声データを増幅して音声信号出力端子47に接続された各スピーカへ出力する。
加算器46は、パワーアンプ45から出力された音の信号を加算して、各スピーカに音の信号を出力する。
音声信号出力端子47(47−1〜47−n)は、スピーカユニット4の入力端子10(10A・10B)を接続するためのものである。
スピーカユニット4(4−1〜4−n)は、N個(Nch)のスピーカユニットが所定の間隔でマトリックス状に配置されており、加算器46から出力された音声データに応じた複数の音声ビームを放音して、サラウンド音場を形成する。
制御部49は、操作部50で行われた操作に応じて各部を制御する。
操作部50は、スピーカアレイ装置40に対してユーザが各種の操作・設定などの入力を行うためのものである。
表示部51は、スピーカアレイ装置40からユーザに対する伝達事項を表示するためのものである。
スピーカアレイ装置40は、このような構成により、複数の音声ビームを形成して、サラウンド音声を再生する。
図5は、スピーカアレイ装置の外観図である。スピーカアレイ装置40は、図5(A)に示すように、スピーカユニット4を所定の間隔でマトリックス状に配置して、1枚のパネル状に形成する。また、各スピーカユニット4の近傍にLEDパッケージ34を設ける。さらに、スピーカアレイ装置40のサイド側(または裏側)に、操作部50及び表示部51を設ける。このように構成することで、各スピーカユニット4の検査時に、各LEDパッケージ34の発光色を確認することで容易にボイスコイルの状態を把握できる。
また、スピーカアレイ装置40は、図5(B)に示すように、各スピーカユニット4のLEDパッケージ34をまとめて、スピーカアレイ装置40のサイド側または裏側に設けるようにしても良い。このように構成することで、全LEDパッケージ34を一覧できるので、各スピーカユニット4の検査時に各LEDパッケージ34の発光色を同時に確認することで、すぐにボイスコイルの状態の悪いスピーカユニット4を特定できる。
次に、スピーカアレイ装置40の各スピーカユニット4を検査する場合には、操作部50を操作して、テストモードを開始する。制御部49は、第1超音波信号と第2超音波信号との加算信号であるテスト音信号をテスト音生成回路42に生成させる。これにより、テスト音生成回路42で生成されたテスト音信号は、スピーカアレイ装置40の全スピーカユニット4に出力され、各スピーカユニット4では、ボイスコイル13の状態に応じてLEDパッケージ34が発光する。したがって、ユーザまたは検査者は、各スピーカユニット4のLEDパッケージ34の発光状態及び発光色を確認することで、各スピーカユニット4のボイスコイル13の状態を容易に把握することができる。
スピーカユニット1の断面図である。 スピーカユニットの構成を示す回路図である。 スピーカユニットの別の構成を示す回路図である。 スピーカアレイ装置の構成を示す回路図である。 スピーカアレイ装置の外観図である。
符号の説明
1〜4−スピーカユニット 10,10A,10B−入力端子
13−ボイスコイル 20−2次コイル 21−第1検査回路
22−第2検査回路 24−ランプパッケージ 24A,24B−ランプ
25,28−コンデンサ 26−コイル 27,29−LC直列共振回路
33,35−電流制限抵抗 34−LEDパッケージ
34A,34B−LED 40−スピーカアレイ装置
41−音声信号入力端子 42−テスト音生成回路
43−遅延回路 44−D/Aコンバータ
45−パワーアンプ 46−加算器 47−音声信号出力端子
49−制御部 50−操作部 51−表示部

Claims (8)

  1. 可聴音信号を可聴音に変換するボイスコイルと、
    前記ボイスコイルに並列に接続され、超音波帯域の特定周波数で共振するLC直列共振回路と、
    前記ボイスコイルと磁気的に結合している2次コイルと、
    前記LC直列共振回路に挿入され第1発光色で発光する第1発光手段、及び前記2次コイルに接続され第2発光色で発光する第2発光手段を一体的に備え、第1発光手段及び第2発光手段が同時に発光すると第3発光色となる発光手段パッケージと、
    を備えたことを特徴とするスピーカユニット。
  2. 前記2次コイルにコンデンサを直列に接続して前記特定周波数で共振する第2のLC直列共振回路を備えた請求項1に記載のスピーカユニット。
  3. 前記第1発光手段は、第1発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した逆並列LEDと、前記逆並列LEDに流れる電流を制限する電流制限抵抗と、を備えた請求項1または2に記載のスピーカユニット。
  4. 可聴音信号を可聴音に変換するボイスコイルと、
    前記ボイスコイルに並列に接続され、超音波帯域の第1周波数の第1信号が入力されると共振する第1LC直列共振回路と、
    前記ボイスコイルの2次側に設けられた2次コイルを含み、第1周波数よりも小さい超音波帯域の第2周波数の第2信号が入力されると共振する第2LC直列共振回路と、
    前記第1LC直列共振回路に直列に接続され、第1発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した逆並列LEDを含む第1LED、及び前記第2LC直列共振回路に直列に接続され、第2発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した逆並列LEDを含む第2LEDを備え、第1LED及び第2LEDが同時に発光すると第3発光色となるLEDパッケージと、
    を備えたことを特徴とするスピーカユニット。
  5. 請求項4に記載のスピーカユニットを複数、
    及び前記複数のスピーカユニットのそれぞれに、前記第1信号及び前記第2信号の加算信号を入力する超音波信号生成手段を備えたことを特徴とするマルチスピーカ装置。
  6. 請求項に記載のマルチスピーカ装置の超音波信号生成手段が
    前記第1信号及び前記第2信号の加算信号を生成する手順と、
    前記生成した加算信号を、前記複数のスピーカユニットのそれぞれに入力する手順と、
    有するスピーカユニットのボイスコイル検査方法。
  7. 可聴音信号を可聴音に変換するボイスコイルと、
    前記ボイスコイルに並列に接続され、超音波帯域の特定周波数で共振するLC直列共振回路と、
    前記ボイスコイルと磁気的に結合している2次コイルと、
    前記LC直列共振回路に挿入され第1発光色で発光する第1発光手段と、前記2次コイルに接続され第2発光色で発光する第2発光手段と、
    を備えたことを特徴とするスピーカユニット。
  8. 可聴音信号を可聴音に変換するボイスコイルと、
    前記ボイスコイルに並列に接続され、超音波帯域の第1周波数の第1信号が入力されると共振する第1LC直列共振回路と、
    前記ボイスコイルの2次側に設けられた2次コイルを含み、第1周波数よりも小さい超音波帯域の第2周波数の第2信号が入力されると共振する第2LC直列共振回路と、
    前記第1LC直列共振回路に直列に接続され、第1発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した逆並列LEDを含む第1LEDと、前記第2LC直列共振回路に直列に接続され、第2発光色で発光する2つのLEDを逆並列に接続した逆並列LEDを含む第2LEDと、
    を備えたことを特徴とするスピーカユニット。
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