JP4002644B2 - クランプ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばディジタル画像処理を行う場合に用いられる映像信号のクランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビカメラから伝送される映像信号の水平シンク部分の波形は、例えば図18に示すように水平同期信号(Hシンク)S1及び画素情報信号S2を含んでいる。この映像信号は受像機側でアナログ/ディジタル(A/D)変換されるため、A/D変換器の入力側で映像信号の直流電位を固定する、例えばHシンクのパルスの直流レベルを一定の値に固定する必要がある。
【0003】
そのため従来から例えば図19に示すクランプ装置が用いられている。この回路の動作について簡単に述べると、映像信号は直流カット用コンデンサ1を通り、A/D変換器2によりディジタル信号に変換される。このディジタル信号即ちA/D変換器2の出力信号はコンパレータ(ディジタルコンパレータ)21により予め定めたクランプレベルに対応するクランプコードと比較され、クランプコードよりも小さいときにはNチャネルトランジスタ22がオンとなる。この結果コンデンサ23に充電されていた電荷が抵抗R1及びトランジスタ22を介して放電され、ノードaの電圧が下降し、これによりバッファ3のPチャネルトランジスタ31、32がオンになる。このため電源+Vccからコンデンサ1に電流が流れ、コンデンサ1が充電され、ノードVinの電圧が上昇する。
【0004】
逆に前記出力信号がクランプコードよりも大きいときには、トランジスタ22はオフしており、コンデンサ23は抵抗R2及びコンデンサ23の時定数に基づいて電源Vccから充電され、ノードaの電圧が上昇する。このためバッファ3のNチャネルトランジスタ33、34がオンし、コンデンサ1の電荷はトランジスタ33、34を通って放電され、ノードVinの電圧が下降する。なおコンデンサ23及び抵抗R2の時定数は、コンデンサ23及び抵抗R1の時定数よりもかなり大きくとってあり、このためノードVinの電圧がクランプレベル以下になったときには速やかにコンデンサ1が充電されてノードVinの電圧が上昇するが、ノードVinの電圧がクランプレベルよりも大きいときのコンデンサ1の放電は極めて緩やかに行われ、従って上記の回路は実質Hシンクがクランプレベル以下になったときにクランプレベルに維持する働きをすることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のクランプ装置によれば、Hシンク、詳しくはHシンクの底の直流レベルがクランプレベル以下になっても直ちにフィードバックされてクランプレベルに維持されるが、Hシンクの直流レベルが急激に大きく低下すると、復帰に長い時間がかかり、Hシンクの直流レベルがA/D変換の範囲よりも低くなってしまい、クランプコードに復帰するまでの間同期がとれなくなり、この間画像は乱れてしまう。
【0006】
このような状態は例えばカメラを切り換えたときに起こる。即ち明るさが0%の黒画面と明るさが100%の白画面との間で切り換わり、しかも各々の直流レベルが異なるDCバウンス信号が受像機に入力されるが、図20(a)に示すように黒画面から白画面に変化したときに直流レベルが急激に低下し、バッファ3からA/D変換器2の入力側のコンデンサ1を充電してHシンクの直流レベルをクランプレベルにまで上昇させるのに長い時間例えば70msを要する。図20(b)はこの様子を示し、tは直流レベルの復帰時間を示している。
【0007】
このため従来では、DCバウンス信号の入力時には画面の乱れを許容するかあるいは入力端の前段にクランプ回路などの前処理を行う回路を用いて画面の乱れを抑えるという手法も採用されていた。しかしながら前処理の回路を設けることはコストアップになっていた。
【0008】
ところでHシンクの直流レベルを速やかにクランプするためにはバッファ3のパワーを大きくすればつまりサイズの大きいトランジスタを用いて充電の時間を短くすればよいが、この場合には図21に示すようにHシンクの直流レベルが急激に上昇するもののクランプレベルを越えて高くなり過ぎ、その後低くなり過ぎ、しばらく波を打った格好になり、安定性に欠けるという別の問題が起こるし、また消費電力が大きいという不利益もある。
【0009】
更にHシンクがA/D変換器の入力レンジつまりA/D変換できる入力レベルの上限レベルを越えたときにも復帰に長い時間がかかる。このような状態は発生しにくいと考えられるが、電源をオンにしたときや、画面を切り換えたときに図22(a)に示すようにHシンクの直流レベルが大きく異なる場合などに起こることがある。図22(a)は100%の白画面から0%の黒画面に切り換わり、切り換わり先の画面の直流レベルが高い状態を示している。
【0010】
しかしながらノードVinを下降させるための放電回路部分の時定数を大きくとってあるため、図22(b)に示すようにHシンクの直流レベルが前記入力レンジの中に収まるまで長い時間例えば70ms程度かかり、その間同期がとれず画面が流れてしまう。
【0011】
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、映像信号をディジタル処理する場合のように、例えばアナログ信号をA/D変換する場合に、アナログ信号の基準区間の基準信号の直流レベルがクランプレベルから急激に低下しても、速やかにクランプレベルに復帰しかつ安定化するクランプ装置を提供することにある。
また基準信号の直流レベルが信号処理部例えばA/D変換器の入力レンジを越えたときにも速やかに入力レンジ内に復帰し信号処理の乱れ例えば画像の乱れを抑えることのできるクランプ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アナログ信号を信号処理部に入力する回路に適用され、前記信号処理部の出力信号に基づいて、前記アナログ信号の基準区間の基準信号の直流レベルが予め設定されたクランプレベルにクランプされるように前記信号処理部の入力側のコンデンサの充電電圧をフィ−ドバック制御するクランプ装置において、前記信号処理部の出力信号を予め定めたクランプレベルと比較し、前記出力信号がクランプレベルよりも低くなったときに第1の駆動信号を出力する第1の比較部と、
この第1の比較部からの第1の駆動信号が入力されたときに、前記基準信号がクランプレベルから低くなった分を補償するために前記コンデンサに電流を供給して当該コンデンサの充電電圧を上昇させる第1の電流供給部と、
前記信号処理部の出力信号を取り込み、当該出力信号が前記クランプレベルよりも低いリミットレベルよりも低くなったときに第2の駆動信号を出力する充電用の作動回路部と、
この作動回路部からの第2の駆動信号が入力されたときに前記コンデンサの充電電圧の上昇を早めるために当該コンデンサに電流を供給する第2の電流供給部と、を備えたことを特徴とする。前記アナログ信号は例えば映像信号であり、信号処理部は例えばアナログ/ディジタル変換器である。
【0013】
充電用の作動回路部は、例えばクランプレベルよりも低いリミットレベルと信号処理部の出力信号とを比較し、前記出力信号がリミットレベルよりも低くなったときに第2の駆動信号を出力する第2の比較部を含む構成、または前記第2の比較部から出力される第2の駆動信号が所定時間継続したときに当該第2の駆動信号を第2の電流供給部に与える安定化回路部を含む構成、あるいは第1の比較部から出力される第1の駆動信号が所定時間継続したときに当該第1の駆動信号を第2の駆動信号として第2の電流供給部に与える安定化回路部を含む構成などとすることができる。
また本発明では、第2の電流供給部を複数設け、信号処理部の出力信号がリミットレベルより低い状態の継続時間が長いほど、動作状態になる第2の電流供給部の数が多くなるように構成することもできる。
【0014】
他の発明は、アナログ信号を信号処理部に入力する回路に適用され、前記信号処理部の出力信号に基づいて、前記アナログ信号の基準区間の基準信号の直流レベルが予め設定されたクランプレベルにクランプされるように前記信号処理部の入力側のコンデンサの充電電圧をフィ−ドバック制御するクランプ装置において、
前記信号処理部の出力信号を予め定めたクランプレベルと比較し、前記出力信号がクランプレベルよりも高くなったときに第3の駆動信号を出力する第1の比較部と、
この第1の比較部からの第3の駆動信号が入力されたときに、前記基準信号がクランプレベルから高くなった分を低下させるために前記コンデンサから電流を放出して当該コンデンサの充電電圧を下降させる第1の放電部と、
前記信号処理部の出力信号と前記信号処理部の入力レンジの上限レベルとを比較し、前記出力信号が前記上限レベルを越えてその状態が前記基準信号の発生周期以上の時間継続したときに第4の駆動信号を出力する放電用の作動回路部と、この作動回路部からの第4の駆動信号が入力されたときに前記コンデンサの充電電圧の下降を早めるために当該コンデンサから電流を放電させる第2の放電部と、を備えたことを特徴とする。
この場合第2の放電部が複数設けられ、信号処理部の出力信号が上限レベルより高い状態の継続時間が長いほど、動作状態になる第2の放電部の数が多くなるように構成してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下に、アナログの映像信号をディジタル信号に変換する受像機の画像信号処理装置に本発明を適用した実施の形態について説明する。図1は映像信号の信号路に本発明の実施の形態であるクランプ装置を組み合わせた回路の全体構成を示す図である。図中1はコンデンサ、11は入力端、2はA/D変換器、12は出力端であり、A/D変換器2の出力側の信号路はn本配線されているが(nビットの場合)、便宜上1本で示してある。
【0016】
この実施の形態が既に述べた図19の従来回路と異なる点は、バッファ3の他にバッファ4を追加し、このバッファ4を駆動するための回路を設けたことにある。図1において、図19の回路と同一部分若しくは相当部分は同一の符号を付してあるが、従来技術の項で述べた部分も含めて全体構成について説明する。A/D変換器2は例えば8ビットのディジタル信号を出力し、0.5〜2.5Vのアナログ電圧を256階調の信号に変換するものとすると、第1の比較部である第1のコンパレータ(ディジタルコンパレータ)21は、A/D変換器2の出力信号(ディジタル信号)と例えばディジタル値「4」のクランプコードとを比較し、ディジタル信号が「4」よりも低くなったときにハイレベルの信号「H」を出力する。
【0017】
第1のコンパレータ21の出力側は、Nチャネルトランジスタ22のゲートに接続され、このトランジスタ22は、オンになったときにコンデンサ23の電荷を抵抗R1及び当該トランジスタ22を介して放電し、またオフになったときに電源+Vddから抵抗R2を通じてコンデンサ23に充電する役割を持っている。抵抗R2及びコンデンサ23の接続端は第1の電流供給部である第1のバッファ3の入力側に接続されている。このバッファ3はPチャネルトランジスタ31、32及びNチャネルトランジスタ33、34を組み合わせてなり、コンデンサ23の充電電圧が低くなってノードaの電圧が低いときにPチャネルトランジスタ31、32がオン、Nチャネルトランジスタ33、34がオフになって、電源+Vddからトランジスタ31、32を通じてコンデンサ1を充電する一方、コンデンサ23の充電電圧が高いときにPチャネルトランジスタ31、32がオフ、Nチャネルトランジスタ33、34がオンになってコンデンサ1の電荷を放電する役割を持つ。
【0018】
そしてこの実施の形態では、前記ディジタル信号(A/D変換器2の出力信号)とリミットコードとを比較する第2の比較部である第2のコンパレータ(ディジタルコンパレータ)5が設けられており、このコンパレータ5の出力側はインバータよりなるスイッチ部6を介して、第2の電流供給部である第2のバッファをなすPチャネルトランジスタ4のゲートに接続されている。このトランジスタ4は、オンになったときに電源+Vddからコンデンサ1に電流を供給するように接続されている。ここで前記リミットコードは、例えば前記クランプコードのディジタル値「4」よりも低い例えばディジタル値「0」に設定される。この例における第2のコンパレータ5及びスイッチ部6は、特許請求の範囲の充電用の作動回路部に相当する。
【0019】
この例では、前記ディジタル信号がリミットコードよりも低くなって第2のコンパレータ5からハイレベルの信号「H」が出力されたときにスイッチ部6からローレベルの信号「L」が出力されるが、このスイッチ部6は、例えば図2に示すように構成してもよい。図2(a)の例では第2のコンパレータ5から信号「H」が出力されたときにアナログスイッチ61がオンになってノードaからあるいは別のバイアス電源からの信号がトランジスタ4のゲートに与えられ、当該トランジスタ4がオンになる。また第2のコンパレータ5から信号「L」が出力されたときにはアナログスイッチ61がオフになると共にPチャネルトランジスタ62がオンになり、トランジスタ4がオフになる。
【0020】
図2(b)の例は、アナログスイッチ61がオンしたときにトランジスタ4及びトランジスタ63がカレントミラ−回路を形成し、電流源64によりトランジスタ4が動作するように構成したものである。更に図2(c)の例は、アナログスイッチ61がオンしたときにトランジスタ4が自己バイアスされてオンになるように構成したものである。なお前記ディジタル信号がリミットコードよりも低くなったときの第2のコンパレータ5の出力の論理がトランジスタ4に対してコンデンサ1への電流供給動作を行わしめる場合には前記スイッチ部6は不要である。
【0021】
次に上述実施の形態の作用について説明する。通常の映像信号が入力端11に入力されているときは、Hシンクはクランプコード「4」に対応する電圧、例えば約0.03Vのクランプレベルにクランプされており、このクランプレベルよりも低くなることもあるが、その程度は小さいのですぐにくランプレベルにクランプされる。即ち通常時には、ディジタル信号がクランプコード「4」よりも低くなると、トランジスタ22がオンになってコンデンサ23がトランジスタ22を介して放電され、ノードaの電圧が低くなる。このためバッファ3のPチャネルトランジスタ31、32がオンになって電源+Vddからトランジスタ31、32を介してコンデンサ1に充電され、ノードVinの電圧が上昇する。こうしてHシンクの直流レベルがクランプレベルから下がった分だけフィードバック制御によりコンデンサ1に電流が供給され、Hシンクの直流レベルがクランプレベルにクランプされる。この例ではHシンクから次のHシンクまでが基準期間に相当し、Hシンクは特許請求の範囲のアナログ信号の基準区間の基準信号に相当し、第1のコンパレータ21の出力信号「H」は第1の駆動信号に、また第1のコンパレータ21の出力信号「L」は第2の駆動信号に夫々相当する。
【0022】
またディジタル信号がクランプコード「4」よりも大きいときには、トランジスタ22がオフになり、コンデンサ23が電源+Vddから抵抗R2を介して充電されるが、この充電時定数はかなり大きくとってあるため、次のHシンクが入力されるまでの間は、バッファ3のトランジスタ33、34はオンにならない。
【0023】
ここで例えばカメラを切り換えたときに生じるDCバウンス信号、即ち明るさが0%の黒画面と明るさが100%の白画面との間で切り換わると共に各々の直流レベルが異なるDCバウンス信号が入力端11に入力されたとすると、黒画面から白画面に変化したときにHシンクの直流レベルが急激に低下し、これに伴いA/D変換器2の出力信号(ディジタル信号)がリミットコードであるディジタル値「0」よりもかなり低いレベルまで下がる。このため第2のコンパレータ5から第2の駆動信号である「H」の信号が出力され、トランジスタ4がオンになり、コンデンサ1に対して第1のバッファ3による電流の供給に加えて、いわば追加バッファである第2のバッファ4から電流が追加供給され、コンデンサ1の充電が早められて、ノードVinにおけるHシンクの直流レベルが速やかにクランプレベルに復帰する。
【0024】
図3はこの様子を説明するためにノードVinにおける映像信号の一部を模式的に示す波形図であり、時刻t0にて明るさ0%の黒画面から明るさ100%の白画面に切り換っている。HシンクS1は時刻t0にてリミットレベル(リミットコードに対応する直流レベル)よりもかなり低いレベルになるが、速やかに上昇する。
【0025】
上述の実施の形態によれば、ディジタル信号がリミットコードよりも低くなると第1のバッファ3に加えて第2のバッファ4からもコンデンサ1に電流を供給しているので、例えばDCバウンス信号を入力した場合にHシンクのレベルが急激に低下しても、ノードVinの電圧はクランプレベルに短時間で収束する。後述の実験例からも分かるが、例えば従来ではこの収束時間が70msであったところ、上述実施の形態では数msになっている。
【0026】
またノードVinの電圧がクランプレベルまで上昇する前に、リミットレベルを越えたときに追加バッファ(第2のバッファ)4はオフするので、パワーの大きいバッファを1個用いたときのようにノードVinの電圧がクランプレベルをオーバしてその後波を打って不安定になる(図21参照)といったことがなく、高い安定性がある。
【0027】
図4は本発明の他の実施の形態を示す図であり、第2のコンパレータ5の出力側に安定化回路部7を設けた点が図1の実施の形態と異なる。この安定化回路部7は、例えば図5に示すようにk個(kは2以上の整数)の遅延回路71をシリーズに接続し、各遅延回路71の出力端をアンド回路72の入力側に接続して構成される。各遅延回路71は、ハイレベルの信号「H」が入力されたときに所定時間遅れて「H」を出力し、ローレベルの信号「L」が入力されると直ちに出力が「L」となるように構成されている。この例では、第2のコンパレータ5、安定化回路部7及びスイッチ部6により作動回路部が構成されている。
【0028】
図4の実施の形態では、ディジタル信号がリミットコードよりも低くなったときに1段目の遅延回路71から「H」の信号が出力され、続いて2段目、3段目…k段目の遅延回路71から順次遅れて「H」の信号が出力される。そして1段目からk段目までの遅延回路51の出力信号が全て「H」になったときに第2のバッファ4がオンとなり、k段目の遅延回路71の出力が「H」になる前にノードVinの電圧がリミットレベルよりも高いレベルに復帰すれば第2のバッファ4はオンにならない。
【0029】
図6はこのような様子を示し、時刻t0にて映像信号の直流レベル即ちノードVinの電圧がノイズにより一瞬だけリミットレベルより低くなっているが、n段目の遅延回路71の出力が「H」になる前にノードVinの電圧が復帰しているので第2のバッファ4はオンにならない。これに対し時刻t1にてノードVinの電圧がリミットレベルよりも低くなり、その状態が1段目からn段目までの遅延回路71の遅延時間を越えて時刻tnまで続いたとすると、アンド回路72から「H」が出力されて第2のバッファ4がオンになる。
従ってこのような実施の形態によれば、ノイズの発生により第2のバッファ5が誤動作することを防止でき、Hシンクの直流レベルの安定化が図れる。
【0030】
図7は本発明の更に他の実施の形態を示し、この例では第2のコンパレータ5を用いずに第1のコンパレータ21の出力端を、例えば既述と同様の構成の安定化回路部7に接続している。この場合第1のコンパレータ21、安定化回路部7及びスイッチ部6により充電用の作動回路部が構成され、コンパレータが1個で済む利点がある。作動回路部は第2のコンパレータを備えてないが、ディジタル信号がクランプコード4より低下しても安定化回路部7が設けられているため、クランプレベルよりも低いあるリミットレベル即ち安定化回路部7の回路定数で決まるリミットレベルまで低下したときに第2のバッファ4に対して第2の駆動信号(スイッチ部6からの「L」の信号)が発せられる。
【0031】
図8は本発明の更にまた他の実施の形態を示し、この例では第2のコンパレータ5の出力側に、安定化回路部8、スイッチ部6及び第2のバッファ4よりなる回路が複数段並列に接続されている。各安定化回路部8は、遅れ時間即ち第2のコンパレータ5から「H」の信号が入力されてから「H」の信号を出力するまでの時間が異なっており、例えば1段目の安定化回路部8(8−1)よりも2段目の安定化回路部8(8−2)の方が遅延時間が長く、順次段数が高くなるにつれて安定化回路部8の遅延時間が長くなるように構成されている。
【0032】
従ってHシンクの直流レベルがクランプレベルよりも低いあるレベルになると1段目の第2のバッファ4(4−1)が動作し、それよりも低いレベルになると2段目の第2のバッファ4(4−2)が動作するといった具合に、Hシンクの直流レベルが低くなるにつれて、順次各段の第2のバッファ4が動作する。つまりHシンクの直流レベルが低いほど、動作する第2のバッファ4の数が増える。このことはHシンクの直流レベルに応じて第2のバッファ4のパワーが変わるので、迅速に無駄なく直流レベルが復帰することになる。なお各段の第2のバッファ4は、互にパワー(サイズ)が異なっていてもよく、例えば高い段数のものほどパワーが大きくなるように構成してもよい。
【0033】
以上において前記安定化回路部7、8としては、上述の例の他、カウンタとコンパレータとを組み合わせ、カウンタに信号「H」が入力された後カウントアップしたときにコンパレータから信号「H」が出力されるものでもよいし、あるいはリセット付き積分器とコンパレータとを組み合わせたものでもよい。リセット付き積分器を用いる場合には、当該積分器の入力信号を積分し、その積分値が所定値を越えたときにコンパレータから例えば信号「H」が出力されると共に、入力信号が一定値以下になったときに積分器がリセットされるように構成すればよく、この場合にはA/D変換器2を用いる代わりにアナログ信号が出力される信号処理部を用いたシステムにも適用することができる。
【0034】
ここで本発明の実施の形態である図1に示す回路と従来の図11に示す回路とを用い、DCバウンス信号が入力され、0%黒画面から100%白画面に切り換ったときのノードVinの電圧波形を図9の(a)、(b)に夫々示す。なお上下の線の間は白抜きとしあるが、実際にはHシンク及び画像情報信号からなる映像信号が連続したものであり、レコーダ上では塗り潰されている。この結果から分かるように、映像信号の直流レベルの急激な低下が起こった後の復帰に図9(b)ではおよそ70ms程度の時間を要しているが、図9(a)では数msしか要していない。
【0035】
(実施の形態2)
次にHシンクの直流レベルがA/D変換器2の入力レンジの上限を越えたときにその直流レベルを前記入力レンジの中に急速に収めるための回路について図10を参照しながら説明する。この実施の形態では、前記ディジタル信号と入力レンジの上限に相当するリミットコード(上限側リミットコード)とを比較する第3の比較部である第3のコンパレータ51が設けられており、このコンパレータ51の出力側は継続時間監視部52及びスイッチ部53を介して、放電部である第3のバッファをなすNチャネルトランジスタ9のゲートに接続されている。このスイッチ部53としては、例えば既述した図2に示す回路と同様の回路を用いることができ、その例を図11に示す。図11において、65はNチャネルトランジスタ、66はアナログスイッチ、67は定電流源、68はNチャネルトランジスタであり、いずれの場合もディジタル信号が上昇して第3のコンパレ−タ51の負入力端の信号が大きくなると「L」の信号が出力され、トランジスタ65がオフ、アナログスイッチ66がオンになり、第3のバッファ9がオンになる。
【0036】
ここで前記第1のバッファ3はトランンジスタ31、32により第1の電流供給部が構成されるが、トランジスタ33、34によりコンデンサ1の電荷をアースに放電する放電部も構成しており、この放電部はこの例では特許請求の範囲の第1の放電部に相当する。この第1の放電部は第1のコンパレ−タ21から出力される第2の駆動信号である「L」の信号に基づいて放電動作を行う。また第3のバッファをなすトランジスタ9は、オンになったときにコンデンサ1の電荷をアースに放電するものであり、この例では特許請求の範囲の第2の放電部に相当する。
【0037】
上限側リミットコードは例えば入力レンジの上限に相当するディジタル値である「256」に設定され、第3のコンパレータ51の負側の入力端に入力される。従ってA/D変換器2の出力信号(ディジタル信号)が「256」を越えると第3のコンパレータ51から第4の駆動信号である「L」の信号が出力される。前記継続時間監視部52は、第4の駆動信号がHシンクの周期(発生周期)よりも長い時間継続して発生しているか否かを監視し、Hシンクの周期よりも長い時間発生していれば、第4の駆動信号をスイッチ部53に出力する。スイッチ部53は、継続時間監視部52からの出力でトランジスタ9を駆動すればよいので回路図の上では必ずしも必要ではないが、実際に設計する場合には、例えば継続時間監視部52からの出力に基づいて図示しないトランジスタを駆動し、バイアス電源からトランジスタ9のゲートに電圧を印加する構成などが採用される。
【0038】
第3のバッファであるトランジスタ9はオンになるとコンパレータ1の電荷をアースに放電し、ノードVinの電圧を低下させるためのものである。従って前記ディジタル信号が入力レンジの上限であるリミットコード例えば「256」を越えたときにトランジスタ9がオンするという単純な構成では、Hシンクはクランプレベルに保持されているが、画素情報信号のレベルが上限レベルを越えている場合にもトランジスタ9がオンしてしまい、Hシンクが低下しまう。
【0039】
図12(a)はHシンクの1周期の長さ(TH)を示しており、図12(b)は画素情報信号が入力レンジの上限を越えている状態を示している。図12(c)に示すようにHシンクが入力レンジの上限を越えたときには、第3のコンパレータ51からの第4の駆動信号は必ず前記THよりも長い時間継続しているので、継続時間監視部52にて、Hシンクが上昇しているのかそれとも画素情報信号のみが上昇しているのかを区別するために第4の駆動信号が前記THよりも長い時間継続しているか否かを監視している。なお継続時間の設定値はTH以上であればよく、システムなどに応じて適宜決められる。
【0040】
また継続時間監視部52は、第4の駆動信号が設定時間以上入力されたときに出力信号を発し(この場合この出力信号が第4の駆動信号となる)、第4の駆動信号の入力が消失したときに出力信号も消失するものであればよく、例えば既述の図5に示すような回路でもよいし、カウンタなどで構成してもよい。
【0041】
図13は例えば電源の投入時あるいは画面の切り換わり時にHシンクが入力レベルの上限を越え、そのときに図10の回路が動作してノードVinの電圧が下がる状態を示している。Hシンクが入力レベルの上限を越え、第3のコンパレータ51からTH以上の時間「H」の信号が出力され、時刻t0にて第3のバッファ(トランジスタ)9がオンしたとすると、コンパレータ1の電荷が第3のバッファ9を通じてアースに放電され、ノードVinの電圧が急激に低下する。そしてノードVinの電圧が入力レベルの上限以下になると、つまりディジタル信号がリミットコード「256」以下になると第3のバッファ9がオフし、通常の放電動作つまり第1のバッファ3を通じて放電が行われる。この例では第3のコンパレータ51、継続時間監視部52及びスイッチ部53により放電用の作動回路部が構成される。
【0042】
このよう実施の形態によれば、Hシンクが入力レンジの上限レベルを越えたときには、第1のバッファ3による放電動作に加えて、第3のバッファ9による放電動作が行われるため、図14に示す試験結果からも分かるように、Hシンクが入力レンジ内に復帰するまでの時間T1が従来の70msから数msに短縮され、画像の乱れを抑えることができる。
【0043】
更に本発明は図15に示すように第3のコンパレータ51の出力側に継続時間監視部52、スイッチ部53及び第3のバッファ9よりなる回路を複数段並列に接続するようにしてもよい。この場合1段目の継続時間監視部52−1よりも2段目の継続時間監視部52−2の設定時間を長くし、順次段数が高くなるにつれて設定時間が長くなるように構成されている。
【0044】
このような構成によれば、次のような利点がある。即ち図16に示すように画面Aから別の画面Bに切り換えるときに(t0は切り替え時である)、画面AではHシンクが入力レンジの上限を越えているが、画面Bでは画素情報信号のみが前記上限を越えていたとする。このとき時刻t1で第3のバッファ9がオンになり、電流の引き込みが大きいと、切り換わった画面BのHシンクがクランプレベルよりも低下してしまう。このような状態を避けるために、先ず1段目の回路でHシンクが上限をTHだけ越えたときには電流の弱い引き込みを行い、Hシンクがまだ上限を越えていれば2段目の回路の第3のバッファ9−2をオンにしてといった具合に、Hシンクが上限を越えている継続時間が長い程、順次電流の引き込みを強くしている。
【0045】
なお各段の第3のバッファ9は互にパワー(サイズ)が異なっていてもよく、例えば高い段数のものほどパワーが大きくなるようにしてもよい。また図16に示すような構成とする代わりに継続時間の設定値を2THいじょうにすれば、図10に示すように1段の回路であってもよく、どちらを選択するかはシステムなどに応じて決めればよい。
【0046】
以上において、実施の形態1で述べた回路を下限用復帰回路、実施の形態2で述べた回路を上限用復帰回路と呼ぶことにすると、図17に示すようにこれらを組み合わせた回路としてクランプ装置を構成すれば、Hシンクが入力レンジの上側、下側のどちらに振れても画像の乱れを抑えることができる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、アナログ信号を例えばA/D変換する場合に、アナログ信号の基準区間の基準信号の直流レベルがクランプレベルから急激に低下しても、速やかにクランプレベルに復帰しかつ安定化する。
またアナログ信号の基準区間の基準信号の直流レベルが信号処理部の入力レベルの上限例えばA/D変換器のレンジの上限を越えたときにも、速やかに上限レベルよりも低いレベルに復帰し、安定した信号処理がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回路図である。
【図2】上記実施の形態のスイッチ部の他の例を示す回路図である。
【図3】上記実施の形態のノードVinの電圧波形を示す波形図である。
【図4】第1の実施の形態の他の例を示す回路図である。
【図5】図4の実施の形態の安定化回路部の一例を示す回路図である。
【図6】上記他の例の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図7】第1の実施の形態の更に他の例を示す回路図である。
【図8】本発明の更にまた他の実施の形態を示す回路図である。
【図9】本発明のクランプ装置と従来のクランプ装置とについて映像信号の変化を比較するための説明図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示す回路図である。
【図11】上記第2の実施の形態のスイッチ部の他の例を示す回路図である。
【図12】 第2の実施の形態において、ディジタル信号が入力レンジの上限レベルを越えている時間がHシンクの周期以上必要であることを示す説明図である。
【図13】第2の実施の形態の動作を説明する波形図である。
【図14】第2の実施の形態を用いて行った試験結果を示す説明図である。
【図15】第2の実施の形態の他の例を示す回路図である。
【図16】第2の実施の形態の他の例を用いた場合の利点を説明するための波形図である。
【図17】第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み合わせた回路を示す回路図である。
【図18】映像信号を示す波形図である。
【図19】従来のクランプ装置を示す回路図である。
【図20】DCバウンス信号と従来のクランプ装置のノードVinの電圧とを示す説明図である。
【図21】従来のクランプ装置においてバッファのパワーを大きくした場合について、DCバウンス信号に対するノードVinの電圧を示す説明図である。
【図22】DCバウンス信号と従来のクランプ装置のノードVinの電圧とを示す説明図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ
2 アナログ/ディジタル変換器
21 第1の比較部であるディジタルコンパレータ
3 第1の電流供給部であるバッファ
4 第2の電流供給部であるバッファ
5 第2の比較部であるディジタルコンパレータ
6 スイッチ部
7 安定化回路部
71 遅延回路
72 アンド回路
8 安定化回路部
51 第3のコンパレ−タ
52 継続時間監視部
53 スイッチ部
9 第3のバッファ

Claims (5)

  1. アナログ信号を信号処理部に入力する回路に適用され、前記信号処理部の出力信号に基づいて、前記アナログ信号の基準区間の基準信号の直流レベルが予め設定されたクランプレベルにクランプされるように前記信号処理部の入力側のコンデンサの充電電圧をフィ−ドバック制御するクランプ装置において、
    前記信号処理部の出力信号を予め定めたクランプレベルと比較し、前記出力信号がクランプレベルよりも低くなったときに第1の駆動信号を出力する第1の比較部と、
    この第1の比較部からの第1の駆動信号が入力されたときに、前記基準信号がクランプレベルから低くなった分を補償するために前記コンデンサに電流を供給して当該コンデンサの充電電圧を上昇させる第1の電流供給部と、
    前記信号処理部の出力信号を取り込み、当該出力信号が前記クランプレベルよりも低いリミットレベルよりも低くなったときに第2の駆動信号を出力する充電用の作動回路部と、
    この作動回路部からの第2の駆動信号が入力されたときに前記コンデンサの充電電圧の上昇を早めるために当該コンデンサに電流を供給する第2の電流供給部と、
    を備え、前記第2の電流供給部は複数設けられ、信号処理部の出力信号がリミットレベルより低い状態の継続時間が長いほど、動作状態になる第2の電流供給部の数が多くなるように構成され、前記第2の電流供給部は、互いに異なるタイミングで動作状態になり、その動作タイミングが遅いものほど供給する電流が大きくなるように設定されていることを特徴とするクランプ装置。
  2. 充電用の作動回路部はクランプレベルよりも低いリミットレベルと信号処理部の出力信号とを比較し、前記出力信号がリミットレベルよりも低くなったときに第2の駆動信号を出力する第2の比較部を含むことを特徴とする請求項1記載のクランプ装置。
  3. 充電用の作動回路部は、第2の比較部から出力される第2の駆動信号が所定時間継続したときに当該第2の駆動信号を第2の電流供給部に与える安定化回路部を含むことを特徴とする請求項2記載のクランプ装置。
  4. アナログ信号を信号処理部に入力する回路に適用され、前記信号処理部の出力信号に基づいて、前記アナログ信号の基準区間の基準信号の直流レベルが予め設定されたクランプレベルにクランプされるように前記信号処理部の入力側のコンデンサの充電電圧をフィ−ドバック制御するクランプ装置において、
    前記信号処理部の出力信号を予め定めたクランプレベルと比較し、前記出力信号がクランプレベルよりも高くなったときに第3の駆動信号を出力する第1の比較部と、
    この第1の比較部からの第3の駆動信号が入力されたときに、前記基準信号がクランプレベルから高くなった分を低下させるために前記コンデンサから電流を放出して当該コンデンサの充電電圧を下降させる第1の放電部と、
    前記信号処理部の出力信号と前記信号処理部の入力レンジの上限レベルとを比較し、前記出力信号が前記上限レベルを越えてその状態が前記基準信号の発生周期以上の時間継続したときに第4の駆動信号を出力する放電用の作動回路部と、
    この作動回路部からの第4の駆動信号が入力されたときに前記コンデンサの充電電圧の下降を早めるために当該コンデンサから電流を放電させる第2の放電部と、
    を備え、第2の放電部は複数設けられ、信号処理部の出力信号が上限レベルより高い状態の継続時間が長いほど、動作状態になる第2の放電部の数が多くなるように構成され、前記第2の放電部は互いに異なるタイミングで動作状態になり、その動作タイミングが遅いものほど放電させる電流が大きくなるように設定されていることを特徴とするクランプ装置。
  5. 放電用の作動回路部は、信号処理部の入力レンジの上限レベルと信号処理部の出力信号とを比較し、前記出力信号が上限レベルを越えたときに第4の駆動信号を出力する第3の比較部と、この第3の比較部から出力される第4の駆動信号が所定時間継続したときに当該第4の駆動信号を第2の放電部に与える継続時間監視部と、を含むことを特徴とする請求項4記載のクランプ装置。
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