JP4001956B2 - Semiconductor light emitting device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体発光装置、特に高速変調を行う半導体発光装置例えば半導体レーザーに係わる。
【0002】
【従来の技術】
高速変調がなされる半導体発光装置、例えば半導体レーザーにおいては、その高速化のために、寄生容量の低減化、したがって接合容量の低減化をはかって、接合面積の縮小化がなされる。
【0003】
この種の半導体発光装置、例えば、AlGaInP系の半導体レーザーにおいて、図5にその概略断面図を示すように、第1導電型例えばn型の{100}結晶面を基板面とするGaAs基板1上に、例えばGaAsバッファ層(図示せず)がエピタキシャル成長され、続いて、第1導電型例えばn型のAlGaInPによるクラッド層2、例えばGaInPによる活性層3、第2導電型例えばp型のAlGaInPによるクラッド層4、第2導電型のInGaPによる中間層5を順次エピタキシャル成長する。そして、発光部を構成する部分上において、図5において紙面と直交する方向に伸びるストライプ状のリッジ6を残して、その両側に中間層5を横切り、クラッド層4に至る深さのエッチングによる溝7を形成し、この溝7内を埋込んですなわちリッジ6を挟んでその両側に、第1導電型の例えばn型のGaAsによる電流狭窄層8を形成する。この電流狭窄層8の形成は、例えばリッジ6上に、SiO2等のマスク層(図示せず)を形成し、GaAsを、選択的CVD(化学的気相成長)法によって、マスク層によって覆われていない部分にエピタキシャル成長することによって形成する。
【0004】
その後、マスク層の除去を行い全面的に第2導電型例えばp型のGaAsによるキャップ層9をエピタキシャル成長し、このキャップ層9上から、活性層3を横切り下層の第1導電型のクラッド層2に至る深さに、発光部を挟んでその両側、すなわちストライプリッジ6の両側の、発光部に影響を及ぼすことのない位置にストライプ状の分割溝10を、例えば化学的エッチングによって形成する。
【0005】
この構成による半導体レーザーは、発光部を挟んでその両側に分割溝10が形成されて、発光部が、その外側部と分断されていることから、この発光部に寄生する接合容量の縮小化がはかられ、これに伴って、変調速度の向上がはかられるものである。
【0006】
この構成による半導体発光装置、例えば半導体レーザーは、図6にその概略断面図を示すように、分割溝10の内面には、SiO2等の絶縁層11が、被着形成される。この絶縁層11の形成は、まずギャップ層9の上面を含んで全面的に絶縁層11の形成を行い、その後、フォトリソグラフィによってキャップ層9の上面の絶縁層11を除去し、此処に一方の電極12をオーミックに被着形成する。
【0007】
そして、この半導体レーザーは、一般に例えばヘッダー13にその電極12が半田14によって電気的、機械的、熱的に連結されるという構成が採られる。
【0008】
ところが、上述の構成による半導体発光装置は、その分割溝10を形成するため、電極12に剥がれが生じやすいなど、信頼性に問題がある。また、この分割溝10は、充分幅狭に形成しにくいことから、全体の面積が大きくなるとか、この幅広の分割溝10の存在によって、レーザー動作部の放熱効果が低下し、高出力レーザーを長時間動作させる場合に寿命低下を来すなどの問題がある。
【0009】
また、さらに、基板1として{100}結晶面から傾いたいわゆるオフ基板を用いる場合、分割溝10の形成において、その溝側面が左右非対称となるとか、特にその側面が急峻な側面として形成されるという現象が生じる。この場合、この分割溝10の急峻でしかも比較的深い側面にSiO2 等の絶縁層11を、必要充分な厚さに良好に被着することが難しくなるとか、また上述したフォトリソグラフィによってキャップ層9の上面の絶縁層11を選択的に除去する場合においてそのフォトレジストの塗布、およびパターン露光において溝側面を確実に覆うように形成することが阻害されて、分割溝10の側面に対するフォトレジストの形成が不完全となって此処における絶縁層11の形成が不完全となり、図6で説明したヘッダー13への半田づけに際し、分割溝10内への半田の盛り上がりによって絶縁層11の不完全部分を通じて接合を短絡させるとか、リークの発生を生じるなどの信頼性の低下、不良品の発生を来す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した高速変調や、例えばレーザプリンター等の立ち上がりが急峻であることが要求される半導体発光装置、例えば半導体レーザーにおいて、寄生容量特に接合容量の低減化ををはかり、しかも信頼性が高く、製造が容易で、歩留りの向上をはかることができるようにした半導体発光装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明による半導体発光装置は、基板上に少なくとも第1導電型のクラッド層と、活性層と、第2導電型のクラッド層とを有し、第2導電型のクラッド層にリッジが形成され、
このリッジを形成する溝に、リッジに接して第1導電型の電流狭窄層が形成され、この溝内において、上記電流狭窄層の外側に位置して、その発光部となる部分を15μm〜150μm残してその両側に、活性層を横切ってイオン注入高抵抗領域が形成されてなることを特徴とする。
【0012】
上述の本発明構成によれば、イオン注入による高抵抗領域の形成によって半導体発光動作に関連する接合の分断を行って発光に係わる接合面積の縮小化、すなわち寄生容量の低減化をはかるものである。したがって、この構成によれば、寄生容量の低減化によって、立ち上がりが急峻で、高速変調が可能な半導体発光装置を構成できるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明による半導体発光装置の実施の形態を説明する。
図1は、本発明による半導体発光装置、例えば半導体レーザーの説明に供する概略断面図を示す。この例においては、いわゆるDH(ダブルヘテロ接合)型の半導体レーザーに適用した場合である。
【0014】
この半導体レーザーは、図5で説明したと同様に、第1導電型例えばn型の、{100}結晶面を基板面とするもしくはこの{100}結晶面から傾いたいわゆるオフ基板によるGaAs基板1上に、例えばGaAsバッファ層(図示せず)がエピタキシャル成長され、続いて、第1導電型例えばn型のAlGaInPによるクラッド層2、例えばGaInPによる活性層3、第2導電型例えばp型のAlGaInPによるクラッド層4、それぞれ第2導電型のInGaPによる中間層5、GaAsより成るキャップ層19が順次エピタキシャル成長される。そして、発光部を構成する部分上において、図1において紙面と直交する方向に延びるストライプ状のリッジ6を残して、その両側に中間層5を横切り、クラッド層4に至る深さのエッチングによる溝7を形成し、この溝7内を埋込んですなわちリッジ6を挟んでその両側に、第1導電型例えばn型のGaAsによる電流狭窄層8を形成する。この電流狭窄層8の形成は、例えばリッジ6上に、SiO2等のマスク層(図示せず)を形成し、GaAsを、選択的CVD(化学的気相成長)法によって、マスク層によって覆われていない部分にエピタキシャル成長することによって形成する。
【0015】
その後、活性層3を横切り下層の第1導電型のクラッド層2に至る深さに、発光部を挟んでその両側、すなわちストライプリッジ6の両側に、発光部となる部分を幅W=15μm〜150μm残してその両側に、活性層3を横切ってイオン例えばH+をイオン注入して高抵抗領域21を形成する。
【0016】
そして、キャップ層9上に、電流狭窄層8、高抵抗領域21上に跨がって電極12の形成を行う。
【0017】
高抵抗領域21の形成は、図2にその概略断面図を示すように、ストライプ状リッジ6の中心軸上に、上述した幅Wに対応する幅W0のイオン注入マスク20を被着形成し、H+等のイオン注入を、活性層3およびこれの上に形成された半導体層の厚さ対応して、所要のエネルギー例えば200keV以上をもってイオン注入することによって形成することができる。
【0018】
本発明は、上述した半導体発光装置にあって、イオン注入エネルギーを200keV未満によって行う必要がある場合で、しかもこのエネルギーによっては、活性層3を横切る深さに高抵抗領域21の形成を行うことができない場合において、図4にその概略断面図を示すように、まず高抵抗領域21を形成すべき部分の例えば電流狭窄層8を、マスク22を用いてエッチング除去して、この除去部において200keV未満のエネルギーによるイオン注入を行って、図3に示す高抵抗領域21の形成を行う。
【0019】
上述の本発明構成によれば、イオン注入による高抵抗領域の形成によって半導体発光動作に関連する接合の分断を行って発光に係わる接合面積の縮小化、すなわち寄生容量の低減化をはかるものである。したがって、この構成によれば、寄生容量の低減化によって、立ち上がりが急峻で、高速変調が可能な半導体発光装置を構成できるものである。
【0020】
そして、本発明構成においては、分断溝を形成するものでないことから、オフ基板を使用した場合においてもなんら問題が生じることがない。
【0021】
しかも本発明構成においては、その接合の分断をイオン注入による高抵抗領域によって構成するものであることから、この高抵抗領域の幅は充分小に形成できることから、半導体発光装置における実質的占有面積を小とすることができる。
【0022】
また、分割溝による分断でなく、電気的に高抵抗の領域による分断であることから、発光部とその周囲とは熱的に連結された状態にあることから、充分な放熱効果を奏することができて、これによって高出力化、連続使用、高寿命化をはかることができる。
【0023】
また、上述した分割溝を形成する場合における、電極の剥離、ヘッダー等へのマウントにおける半田の盛り上がりを回避できるので、この半田の盛り上がりによる前述した短絡、リークの問題を回避できるなど、信頼性の高い目的とする、すなわち変調速度の高い半導体発光装置例えば半導体レーザーを構成することができる。
【0024】
尚、上述した例では、第1導電型がn型、第2導電型がp型とした場合であるが、いうまでもなく第1導電型がp型、第2導電型がn型とすることもできる。また、AlGaInP系半導体よる場合に限られるものではなく、AlGaAs系等各種半導体による半導体発光装置に適用することができる。
【0025】
また、上述の例では、活性層3がクラッド層2および4によって挟み込まれたDH構造とした場合であるが、活性層3とクラッド層2および4との間にガイド層が介在するいわゆるSCH(Separate Confinement Heterostructure)構造による構成をはじめとし、また、電流狭窄層10を光吸収層とするとか、その双方の動作をなす層によって構成することもできるなど、種々の構成による半導体レーザー、発光ダイオード等に適用することができる。
【0026】
【発明の効果】
上述したように、本発明構成によれば、発光動作部を他部と分断したことによって接合容量による寄生容量の低減化をはかることができて、立ち上がりが急峻で、高速変調が可能な半導体発光装置を構成できる。
【0027】
そして、その接合の分断をイオン注入による高抵抗領域によって構成するものであることから、分断部の幅は充分小にすることができ、実質的占有面積を小とすることができる。
【0028】
また、上述したように、溝による分断でなく、電気的に高抵抗の領域による分断であることから、発光部とその周囲とは熱的に連結された状態にあることから、充分な放熱効果を奏することができて、これによって高出力化、連続使用、高寿命かをはかることができる。
【0029】
また、表面の平坦化がはかられ、電極を平坦な面に広面積に形成できることから、剥離等が回避され、信頼性の高い半導体発光装置を構成できる。
【0030】
さらに、従来におけるような分割溝の形成を回避したことから、ヘッダー等へのマウントにおける半田の盛り上がりが分割溝内で生じることによる不都合が回避される。そして、本発明によれば、基板面が{100}結晶面から傾いたいわゆるオフ基板を用いる場合においてもなんら不都合が生じることがない。
【0031】
また、分断溝を形成する場合の、煩雑なエッチング作業や、分断溝内への絶縁層の形成など煩雑で、信頼性に問題の生じる作業が回避されることから、量産的に、信頼性の高いすなわち高い歩留りをもって容易に、半導体発光装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の説明に供する半導体発光装置の一例の概略断面図である。
【図2】 図1の半導体発光装置の製造方法の説明に供する概略断面図である。
【図3】 本発明による半導体発光装置の一例の概略断面図である。
【図4】 図3の本発明による半導体発光装置の製造方法の説明に供する概略断面図である。
【図5】 従来の半導体発光装置の概略断面図である。
【図6】 従来の半導体発光装置をヘッダー上にマウントした状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 基板、2 第1導電型のクラッド層、3 活性層、4 第2導電型のクラッド層、5 中間層、6 リッジ、7 溝、8 電流狭窄層、9 キャップ層、10 分割溝、21 イオン注入高抵抗領域[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor light emitting device, and more particularly to a semiconductor light emitting device that performs high-speed modulation, such as a semiconductor laser.
[0002]
[Prior art]
In a semiconductor light emitting device that performs high-speed modulation, for example, a semiconductor laser, in order to increase the speed, the parasitic capacitance is reduced, and thus the junction capacitance is reduced, so that the junction area is reduced.
[0003]
In this type of semiconductor light-emitting device, for example, an AlGaInP-based semiconductor laser, as shown in a schematic cross-sectional view in FIG. 5, the first conductivity type, for example, an n-type {100} crystal plane on the
[0004]
Thereafter, the mask layer is removed, and a
[0005]
In the semiconductor laser having this configuration, the dividing
[0006]
A semiconductor light emitting device having such a structure, for example, a semiconductor laser, is formed by depositing an insulating layer 11 such as SiO 2 on the inner surface of the dividing
[0007]
In general, the semiconductor laser is configured such that the
[0008]
However, the semiconductor light-emitting device according to the above described arrangement, order to form the dividing
[0009]
Further, when a so-called off-substrate tilted from the {100} crystal plane is used as the
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention achieves a reduction in parasitic capacitance, particularly junction capacitance, in a semiconductor light emitting device such as a laser diode that requires a high-speed modulation as described above, such as a laser printer. It is an object of the present invention to provide a semiconductor light emitting device that is high, easy to manufacture, and capable of improving yield.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
A semiconductor light emitting device according to the present invention has at least a first conductivity type cladding layer, an active layer, and a second conductivity type cladding layer on a substrate, and a ridge is formed in the second conductivity type cladding layer,
A first conductivity type current confinement layer is formed in contact with the ridge in the groove forming the ridge, and a portion serving as a light emitting portion located in the groove outside the current confinement layer is 15 μm to 150 μm. The ion-implanted high resistance region is formed across the active layer on both sides.
[0012]
According to the configuration of the present invention described above, the junction area related to the semiconductor light emitting operation is divided by forming a high resistance region by ion implantation, thereby reducing the junction area related to light emission, that is, reducing the parasitic capacitance. . Therefore, according to this configuration, by reducing the parasitic capacitance, it is possible to configure a semiconductor light emitting device capable of high-speed modulation with a steep rise.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of a semiconductor light emitting device according to the present invention will be described.
FIG. 1 is a schematic sectional view for explaining a semiconductor light emitting device according to the present invention, for example, a semiconductor laser. In this example, the present invention is applied to a so-called DH (double heterojunction) type semiconductor laser.
[0014]
In the same manner as described with reference to FIG. 5, this semiconductor laser has a first conductivity type, for example, n-type, a
[0015]
Thereafter, the depth reaching the
[0016]
Then, the
[0017]
Formation of the
[0018]
The present invention is the above-described semiconductor light emitting device, and it is necessary to perform ion implantation energy less than 200 keV, and depending on this energy, the
[0019]
According to the configuration of the present invention described above, the junction area related to the semiconductor light emitting operation is divided by forming a high resistance region by ion implantation, thereby reducing the junction area related to light emission, that is, reducing the parasitic capacitance. . Therefore, according to this configuration, by reducing the parasitic capacitance, it is possible to configure a semiconductor light emitting device capable of high-speed modulation with a steep rise.
[0020]
And in the structure of this invention, since a parting groove | channel is not formed, even when an off board | substrate is used, a problem does not arise at all.
[0021]
In addition, in the configuration of the present invention, since the junction is divided by the high resistance region by ion implantation, the width of the high resistance region can be formed sufficiently small, so that the substantial occupied area in the semiconductor light emitting device is reduced. Can be small.
[0022]
In addition, since it is not a division by dividing grooves but an electric high resistance region, the light emitting portion and its surroundings are in a state of being thermally connected, so that a sufficient heat dissipation effect can be achieved. In this way, high output, continuous use, and long life can be achieved.
[0023]
Further, when the above-mentioned divided grooves are formed, it is possible to avoid the peeling of the electrodes and the rise of the solder in the mount on the header, etc., so that the above-described short circuit and leakage problems due to the rise of the solder can be avoided. A semiconductor light emitting device having a high purpose, that is, a high modulation speed, for example, a semiconductor laser can be configured.
[0024]
In the above example, the first conductivity type is n-type and the second conductivity type is p-type. Needless to say, the first conductivity type is p-type and the second conductivity type is n-type. You can also Further, the present invention is not limited to the case of using an AlGaInP-based semiconductor, and can be applied to semiconductor light emitting devices using various semiconductors such as an AlGaAs-based semiconductor.
[0025]
In the above-described example, the
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the configuration of the present invention, the light emitting operation part is separated from other parts, so that the parasitic capacitance can be reduced by the junction capacitance, and the semiconductor light emission capable of high-speed modulation with a sharp rise. The device can be configured.
[0027]
Since the junction is divided by a high resistance region by ion implantation, the width of the divided portion can be made sufficiently small, and the substantial occupied area can be made small.
[0028]
In addition, as described above, since it is not divided by a groove but by an electrically high-resistance region, the light emitting portion and its surroundings are in a thermally connected state, so that a sufficient heat dissipation effect is obtained. Thus, it is possible to achieve high output, continuous use, and long life.
[0029]
In addition, since the surface can be flattened and the electrode can be formed on a flat surface with a large area, peeling or the like can be avoided, and a highly reliable semiconductor light emitting device can be configured.
[0030]
Further, since the formation of the dividing groove as in the prior art is avoided, inconvenience due to the rise of solder in the mounting on the header or the like in the dividing groove is avoided. According to the present invention, there is no inconvenience even when using a so-called off-substrate in which the substrate surface is inclined from the {100} crystal plane.
[0031]
In addition, since complicated work such as complicated etching work when forming the dividing groove and formation of an insulating layer in the dividing groove and problems that cause problems in reliability are avoided, the mass production is reliable. A semiconductor light emitting device can be easily configured with high, that is, high yield.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of an example of a semiconductor light emitting device for explaining the present invention.
2 is a schematic cross-sectional view for explaining a method for manufacturing the semiconductor light-emitting device of FIG . 1. FIG.
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view of an example of a semiconductor light emitting device according to the present invention.
It is a schematic sectional view used for explaining a manufacturing method of the semiconductor light emitting device according to the present invention of FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a schematic cross-sectional view of a conventional semiconductor light emitting device.
FIG. 6 is a schematic cross-sectional view showing a state in which a conventional semiconductor light emitting device is mounted on a header.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
少なくとも第1導電型のクラッド層と、活性層と、第2導電型のクラッド層とを有し、
該第2導電型のクラッド層に形成された溝によってリッジが形成され、
上記溝内に上記リッジに接して第1導電型の電流狭窄層が形成され、
該電流狭窄層にエッチング除去部が形成され、
該電流狭窄層のエッチング除去部に、上記活性層を横切る深さのイオン注入による高抵抗領域が形成され、
上記高抵抗領域が、上記電流狭窄層の外側に位置し、上記活性層を横切って形成されてなることを特徴とする半導体発光装置。On the board
At least a first conductivity type cladding layer, an active layer, and a second conductivity type cladding layer;
A ridge is formed by the groove formed in the cladding layer of the second conductivity type,
A first conductivity type current confinement layer is formed in the groove in contact with the ridge,
An etching removal portion is formed in the current confinement layer,
A high resistance region is formed in the etched portion of the current confinement layer by ion implantation at a depth across the active layer,
The semiconductor light emitting device according to claim 1, wherein the high resistance region is formed outside the current confinement layer and across the active layer.
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