JP3999368B2 - 自動再生システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ショッピングセンター,宿泊施設,レストラン等において、BGM(Back Ground Music )としての楽曲やCM(Commercial Message)等の音声または動画,静止画等の画像を自動再生するのに適した自動再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばショッピングセンターにおいて営業時間中に店内にBGMを流す場合には、従来の技術では、オーディオテープに録音した楽曲を専用の再生装置で繰返し再生する方法と、有線放送業者から提供される楽曲放送番組を流す方法が採用されていた。
しかし、前者のオーディオテープを利用した場合には、センター内の各店舗を統一的に管理するデベロッパー(開発業者)等が前もってオーディオテープに適当な楽曲を録音する作業が要求されていた。また、オーディオテープに録音できる楽曲の楽曲数は限られるため、店員は短い間隔で同じBGMを繰返し聞くことになり、精神衛生上好ましくない等の問題があった。
【0003】
一方、後者の有線放送を利用した場合には、有線放送専用のケーブルをショッピングセンターと有線放送業者との間で敷設しなければならなかった。また最近では、電話回線を利用して楽曲番組を放送することも行われているが、この番組を1日中受信して放送するとなると通信費が膨大なものとなっていた。
また、楽曲を店毎に変えようとした場合には、前者の方法では店毎に楽曲が録音されたオーディオテープを用意しなければならず大変手間がかかっており、後者の方法では高価な有線放送の受信再生装置を各店がそれぞれ設置しなければならず、設備コストが大幅に増大していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、少ない設備費でかつ録音等の面倒な手間を要することなく、多くの種類の楽曲または画像の少なくとも一方を長時間にわたりとぎれることなく再生出力できる自動再生システムを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、予め多数の楽曲または画像の少なくとも一方の再生データを個々にファイル化しそれぞれファイル名を付して記憶管理する再生データ蓄積装置と、この再生データ蓄積装置で記憶管理される再生データファイルを読込みそのファイル中の再生データに基づいて楽曲または画像の少なくとも一方を再生出力する再生装置とからなる自動再生システムに関する。
このものにおいて、請求項1記載の発明は、再生装置に、複数の再生データファイルのファイル名,再生順序,再生指定時刻及びファイルサイズを予め設定した通常再生スケジュールテーブルを記憶する再生スケジュールメモリと、再生データ蓄積装置から読込んだ未再生の再生データファイルを複数保持可能な再生データメモリと、現時刻を計時する時計部を設ける。そして、再生スケジュールメモリ内の再生スケジュールテーブルを参照して時計部で計時される現時刻以後を再生指定時刻としかつ再生データメモリに保持されていない再生データファイルのファイル名を再生順に順次取得する。そして、取得したファイル名に対応するファイルサイズと再生データメモリの空き容量とから当該ファイル名の再生データファイルを再生データメモリに書込み可能か否かを判定し、書込み可能と判定すると再生データ蓄積装置から当該ファイル名の再生データファイルを読込み、再生データメモリに書込む。また、再生スケジュールメモリ内の再生スケジュールテーブルを参照して時計部で計時される現時刻が再生指定時刻になった再生データファイルを検索する。そして、該当する再生データファイルが検出されると、そのファイルから通常再生スケジュールテーブルで指定された再生順に再生データを再生データメモリから読出し順次再生出力するようにしたものである。 このような構成により、再生装置においては、再生データメモリの容量以上の数の楽曲または画像の少なくとも一方を予め指定した順序で長時間にわたりとぎれることなく再生出力できるようになる。また、再生データ蓄積装置は、ファイル転送プロトコル(FTP:File Transfer Protocol)用の業務プログラムを実装した汎用のパーソナルコンピュータを使用することができる。
【0006】
本願請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、再生装置が、予め楽曲または画像の少なくとも一方の再生データをデフォルト値として記憶し、時計部で計時される現時刻が再生指定時刻になった再生データファイルが検出されるまでの間、デフォルト値として記憶した再生データを再生出力するようにして、楽曲または画像の無再生状態が発生しないようにしたものである。
【0007】
本願請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、再生装置が、再生データ蓄積装置からの再生データファイルの読込みが不能になると、再生データメモリに保持されている各再生データファイルの再生データを記憶順に繰返し再生出力するようにして、楽曲または画像の無再生状態が発生しないようにしたものである。
【0008】
本願請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明に、予め決められた時刻に再生する割込み再生データを記憶する割込み再生データメモリと、割込み再生データの再生指定時刻を設定した割込み再生スケジュールテーブルを記憶する割込み再生スケジュールメモリとを設ける。そして、割込み再生スケジュールメモリ内の割込み再生スケジュールテーブルを参照して時計部で計時される現時刻が再生指定時刻になった割込み再生データを検出すると、通常再生データメモリから読出した再生データの再生出力を中断して当該割込み再生データを再生出力するようにしたもので、このような構成により、時報や作業指示メッセージ等の再生時刻が決められたデータを、その時刻になると楽曲または画像の少なくとも一方の再生データの再生途中でも割込ませて再生させることができる。
【0009】
本願請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明において、再生装置が、割込み再生データの再生出力を終了すると通常再生スケジュールメモリ内の通常再生スケジュールテーブルを参照して現時刻以前で現時刻に最も近い再生指定時刻が設定された再生データファイルまたは現時刻以後で現時刻に最も近い再生指定時刻が設定された再生データファイルのいずれか一方を選択し、そのファイルから再生データの再生出力を再開するようにして、再生指定時刻からのずれをなるべく小さくするようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態は、BGMを流すショッピングセンターに本発明を適用する場合について述べる。
【0011】
図1は本実施の形態における自動再生システムの全体構成を示すブロック図である。同図において、再生データ蓄積装置1は、楽曲等の再生データをそれぞれ格納した多数のデータファイルを蓄積記憶する大容量記憶装置(例えばハードディスク)1aを搭載するとともに、ファイル転送プロトコル(FTP)用の業務プログラム1bを実装した汎用のパーソナルコンピュータであって、ショッピングセンター全体を管理する管理事務所に設置されている。
各再生装置2は、前記再生データ蓄積装置1から取込んだ再生データに基づいて楽曲や音声等をスピーカ2aから再生出力する電子機器であり、センター内の各店舗等にそれぞれ設置されている。
【0012】
再生データ管理装置3は、前記再生データ蓄積装置1の大容量記憶装置1aに蓄積されるデータファイルの追加,削除等のメンテナンスをリモートで行うホストコンピュータであって、楽曲の配給会社等に設置されている。
そして、再生データ管理装置3と再生データ蓄積装置1とは、電話回線4で接続されている。また、再生データ蓄積装置1と各再生装置2とは、LAN(Local Area Network)回線5によってネットワーク接続されている。なお、再生データ管理装置と3と再生データ蓄積装置1との間は、電話回線4の代わりに衛星通信回線等で接続してもよい。また、再生データ蓄積装置1と各再生装置2との間も有線で接続するのでなく、光通信等の無線通信方式により接続してもよい。
【0013】
再生データ蓄積装置1は、図3に示すように、多数(例えば数百曲)の楽曲の再生データ(以下、BGMデータと称する)やコマーシャル音声の再生データ(以下、音声CMデータと称する)をそれぞれデータファイル化し、個々にファイル名(BGM1,BGM2,…,CM1,CM2,…)を付して、大容量記憶装置1aに蓄積記憶している。また、定時刻を知らせる時報の再生データ(以下、時報データと称する)や業務開始指示,業務終了指示等の作業指示を知らせる音声の再生データ(以下、作業指示データと称する)をそれぞれデータファイル化し、個々にファイル名(TIME1,TIME2,…,WORK1,WORK2,…)を付して、大容量記憶装置1aに蓄積記憶している。ここで、BGMデータ及び音声CMデータは、時刻とは無関係にBGMとして随時再生されるもので、通常再生データと称する。一方、時報データや作業指示データは、指定された時刻になると通常再生データの再生中に割込んで再生されるもので、割込み再生データと称する。
なお、これらのデータファイル化されたデータ(BGMデータ,音声CMデータ,時報データ,作業指示データ)は、再生データ管理装置3から電話回線4を介して再生データ蓄積装置1に送信されたものを受信するか、MO(Magneto-Optical )ディスク,CD(Compact Disc)−ROM,DVD(Digital Video Disc)メモリ等の記録媒体に記録されたものを再生データ蓄積装置1で読取ることによって、大容量記憶装置1aに蓄積保存する。
【0014】
また、再生データ蓄積装置1は、前記通常再生データの1日分(24時間)の再生スケジュールを設定した通常再生スケジュールテーブル6と、前記割込み再生データの1日分(24時間)の再生スケジュールを設定した割込み再生スケジュールテーブル7とをそれぞれデータファイル化し、個々にファイル名(SCHL11,SCHL12,…,SCHL01,SCHL02,…)を付して、大容量記憶装置1aに記憶している。
前記通常再生スケジュールテーブル6の一例(ファイル名=SCHL11)を図4(a)に示し、割込み再生スケジュールテーブル7の一例(ファイル名=SCHL01)を図4(b)に示す。図示するように、通常再生スケジュールテーブル6は、通常再生データであるBGMデータ及び音声CMデータのファイル名,再生時間,再生指定時刻,データ区分及びファイルサイズを再生順序(No)別に設定したものであり、割込み再生スケジュールテーブル7は、割込み再生データである時報データ及び作業指示データのファイル名,再生時間,再生指定時刻,データ区分及びファイルサイズを再生順序(No)別に設定したものである。因みに、BGMデータのデータ区分は「BGM」とし、音声CMデータのデータ区分は「CM」とし、時報データのデータ区分は「TM」とし、作業指示データのデータ区分は「WO」とする。
【0015】
また、通常再生スケジュールテーブル6の最終順位(m)には、翌日の通常再生スケジュールテーブルのファイル名を設定している。このファイル名は、エクステンションを「NXT」として通常再生データのファイル名と区別しており、かつデータ区分を「SCH」としている。
なお、通常再生スケジュールテーブル6及び割込み再生スケジュールテーブル7は、再生データ管理装置3から電話回線4を介して再生データ蓄積装置1に送信されたものを受信するか、再生データ蓄積装置1上でエディタ等を使用して作成したものを大容量記憶装置1aで記憶する。
【0016】
さらに、再生データ蓄積装置1は、図2に示すように、各再生装置2にそれぞれ設定された固有のIDコード(01,02,03,…)に対応して、その再生装置2で使用する通常再生スケジュールテーブル6,割込み再生スケジュールテーブル7及びデフォルトBGMデータ(その再生装置2に固定保持される1曲分のBGMデータ)の各ファイル名をそれぞれ設定したファイル名テーブル8を図示しない内蔵RAM(Random Access Memory)に記憶している。
【0017】
各再生装置2は同一構成のものであり、その要部ブロック図を図5に示す。同図において、CPU(Central Processing Unit )21は、再生装置2の制御中枢を担うものである。ROM(Read Only Memory)22は、上記CPU21が実行するプログラムを格納するフラッシュROMである。RAM23は、各種データを一時格納するダイナミックRAMである。時計部24は、現時刻を計時するICチップである。LANインタフェース25は、LAN回線5を介して接続された再生データ蓄積装置1とのデータ通信を制御する。デコーダ26は、データファイル化されたBGMデータ,音声CMデータ,時報データ及び作業指示データをディジタル音データに再生するものである。D/Aコンバータ27は、上記デコーダ26によって再生されたディジタル音データをスピーカ2aから出力可能なアナログ信号に変換するものである。ボルューム28は、電子的に抵抗値を変更することでスピーカ2aからの音量を調節するものである。アンプ29は、D/Aコンバータ27によって変換されたアナログ信号を増幅してスピーカ2aより出力するものである。そして、前記CPU21と、ROM22,RAM23,時計部24,LANインタフェース25及びデコーダ26とは、アドレスバス,データバス等のバスラインBLによって接続されている。
【0018】
このような構成の各再生装置2において、特にRAM23には、図6に示すように、前記通常再生スケジュールテーブル6を1パターン記憶する通常再生スケジュールメモリ61、前記割込み再生スケジュールテーブル7を1パターン記憶する割込み再生スケジュールメモリ62、デフォルトBGMデータを記憶するデフォルトデータメモリ63、通常再生スケジュールメモリ61に格納された通常再生スケジュールテーブル6のスケジュールに従い通常再生データの再生が開始されると“1”にセットされる通常再生開始フラグFを記憶するフラグメモリ64、複数の通常再生データのデータファイルを記憶可能な通常再生データメモリ65、この通常再生データメモリ65に記憶したデータファイルのファイル名及び通常再生データメモリ65上の先頭アドレスを記憶する通常再生データ管理メモリ66、複数の割込み再生データのデータファイルを記憶可能な割込み再生データメモリ67、この割込み再生データメモリ67に記憶したデータファイルのファイル名及び割込み再生データメモリ67上の先頭アドレスを記憶する割込み再生データ管理メモリ68、各種数値データM,P,AE,AS,N,BE,BSを記憶するワークメモリ69等が形成されている。
ここで、通常再生データメモリ65のメモリ容量は、通常再生データのデータファイルを10ファイル前後記憶可能な容量に設定されている。また、割込み再生データメモリ65のメモリ容量は、割込み再生データのデータファイルを10ファイル前後記憶可能な容量に設定されている。
【0019】
しかして、各再生装置2のCPU21は、電源投入によりシステムが立ち上がると、図7の流れ図に示すメイン処理を実行するものとなっている。なお、電源は、各再生装置2に設けられた電源スイッチの操作により投入されてもよいし、再生データ蓄積装置1からのコマンドによりリモートで投入されてもよい。
【0020】
すなわちCPU21は、電源が投入されると、ST(ステップ)1としてRAM23のクリアなどの初期化処理を行った後、ST2としてLAN回線5で接続された再生データ蓄積装置1に対して通常再生スケジュールテーブル6,割込み再生スケジュールテーブル7及びデフォルトBGMデータの各データファイルのファイル名読込み要求を行う。これにより、再生データ蓄積装置1においてはファイル名テーブル8を検索し、要求元再生装置2のIDコードに対応して設定された3種類のファイル名,つまりは通常再生スケジュールテーブル6のデータファイルのファイル名と、割込み再生スケジュールテーブル7のデータファイルのファイル名と、デフォルトBGMデータのデータファイルのファイル名を読出して、TCP/IPソケット通信によりLAN回線5を介して要求元再生装置2に送信するので、CPU21は再生データ蓄積装置1から受信した各ファイル名を一時記憶する。
【0021】
次に、CPU21は、ST3として再生データ蓄積装置1から受信した各ファイル名のうちデフォルトBGMデータのデータファイルのファイル名を取得し、このファイル名で再生データ蓄積装置1に対してファイル読込み要求を行う。これにより、再生データ蓄積装置1においてはファイル転送プロトコル用の業務プログラム1bが駆動して、当該ファイル名が付されたBGMデータのデータファイルを大容量記憶装置1aから取得し要求元再生装置2にLAN回線5を介して転送するので、CPU21は、上記BGMデータのデータファイルをデフォルトデータメモリ63に格納する。
【0022】
次に、CPU21は、ST4としてデフォルトデータメモリ63内のデータファイルに格納された1曲分のBGMデータ(デフォルトBGMデータ)の繰返し再生を開始するとともに(デフォルト再生制御手段)、ST5として前記再生データ蓄積装置1から受信した各ファイル名のうち通常再生スケジュールテーブル6及び割込み再生スケジュールテーブル7の各データファイルのファイル名を取得し、これらのファイル名で再生データ蓄積装置1に対してファイル読込み要求を行う。これにより、再生データ蓄積装置1においてはファイル転送プロトコル用の業務プログラム1bが駆動して、当該ファイル名が付された通常再生スケジュールテーブル6及び割込み再生スケジュールテーブル7の各データファイルを大容量記憶装置1aから取得し要求元再生装置2にLAN回線5を介して転送するので、CPU21は、この通常再生スケジュールテーブル6及び割込み再生スケジュールテーブル7を通常再生スケジュールメモリ61及び割込み再生スケジュールメモリ62に格納する。
なお、ST2,ST3,ST5の各読込み処理において、通信エラー等により該当するデータファイルの読込みが行えなかった場合には、システムエラーとなり、この処理を終了する。
【0023】
次に、CPU21は、ST6として図8に具体的に示す通常再生データ初期読込み処理を実行する。先ず、通常再生データメモリ65の先頭アドレス「a000」を取得し、データAEとしてワークメモリ69に格納する。次に、時計部24で計時している現時刻(時分秒)を読出し、通常再生スケジュールメモリ61に記憶した通常再生スケジュールテーブル6を検索して、現時刻以後に最初に再生指定時刻となるデータファイルの再生順位を取得する。そしてその再生順位をデータMとしてワークメモリ69に格納する。
【0024】
次に、ST21として上記通常再生スケジュールテーブル6から再生順位M番目のファイル名とファイルサイズを取得する(ファイル名取得手段)。ここで、ST22として再生順位M番目のファイル名にエクステンションとして「NXT」が付加されているか否かを判断し、付加されていない場合には再生順位M番目のファイル名のデータファイルは通常再生データのデータファイルなので、ST23として通常再生データメモリ65の空き容量を計算する。具体的には、データAEとして記憶した通常再生データメモリ65のアドレスからこの通常再生データメモリ65の最終アドレス「a999」までのメモリ容量を空き容量として計算する。
【0025】
こうして通常再生データメモリ65の空き容量を算出したならば、次に、ST24としてその空き容量とST21で取得した再生順位M番目のファイルサイズとを比較する(書込み可否判定手段)。ここで、空き容量がファイルサイズ以上の場合には、ST21で取得した再生順位M番目のファイル名のデータファイルを通常再生データメモリ65に格納可能なので、ST25として再生データ蓄積装置1に対して再生順位M番目のファイル名でファイル読込み要求を行う。これにより、再生データ蓄積装置1においてはファイル転送プロトコル用の業務プログラム1bが駆動して、当該ファイル名が付された通常再生データ(BGMデータまたは音声CMデータ)のデータファイルを大容量記憶装置1aから取得し要求元再生装置2にLAN回線5を介して転送するので、CPU21は、ST26として当該データファイルの読込みを正常に終了したことを確認したならば、ST27としてその読込んだデータファイルを通常再生データメモリ65のデータAEとして記憶したアドレス以降に書込む(再生データファイル取得手段)。
【0026】
そして書込み完了後、ST28として再生順位M番目のファイル名と、データAEつまりは再生順位M番目のファイル名のデータファイルにおける通常再生データメモリ65上の先頭アドレスとを対にして通常再生データ管理メモリ66に格納する。また、ST29として上記再生順位M番目のファイル名のデータファイルにおける通常再生データメモリ65上の最終アドレスを取得し、その最終アドレスに1を加算した値にデータAEを更新する。さらに、ST30としてデータMに1を加算したならば、ST21に戻る。
【0027】
以後、上記ST21乃至ST30の処理を繰返す。そして、エクステンションとして「NXT」が付加されたファイル名を取得するか(ST22のYES)、通常再生データメモリ65の空き容量が再生順位M番目のファイルサイズより小さくなった場合には(ST24のNO)、この通常再生データ初期読込み処理を正常終了する。
なお、ST26にて再生順位M番目のファイル名のデータファイルの読込みにエラーが発生した場合には、デフォルトデータメモリ63に格納したデフォルトBGMデータを繰返し再生するデフォルトエンドレスモードを設定して、この通常再生データ初期読込み処理を異常終了する。
【0028】
各再生装置2のCPU21は、図7中ST6にて通常再生データ初期読込み処理を正常に終了したならば、ST7として図9に具体的に示す割込み再生データ初期読込み処理を実行する。先ず、割込み再生データメモリ67の先頭アドレス「b000」を取得し、データBEとしてワークメモリ69に格納する。次に、時計部24で計時している現時刻(時分秒)を読出し、割込み再生スケジュールメモリ62に記憶した割込み再生スケジュールテーブル7を検索して、現時刻以後に最初に再生指定時刻となるデータファイルの再生順位を取得する。そしてその再生順位をデータNとしてワークメモリ69に格納する。なお、現時刻以後に最初に再生指定時刻となるデータファイルが存在しない場合には、再生順位=1をデータNとしてワークメモリ69に格納する。
【0029】
次に、ST31として上記割込み再生スケジュールテーブル7から再生順位N番目のファイル名とファイルサイズを取得する。このとき、上記割込み再生スケジュールテーブル7に再生順位N番目のデータが存在しない場合には、上記データNを1に変更した後、ST31の処理を実行する。
【0030】
その後、ST32として割込み再生データメモリ67の空き容量を計算する。具体的には、データBEとして記憶した割込み再生データメモリ67のアドレスからこの割込み再生データメモリ67の最終アドレス「b999」までのメモリ容量を空き容量として計算する。
【0031】
こうして割込み再生データメモリ67の空き容量を算出したならば、次に、ST33としてその空き容量とST31で取得した再生順位N番目のファイルサイズとを比較する。ここで、空き容量がファイルサイズ以上の場合には、ST31で取得した再生順位N番目のファイル名のデータファイルを割込み再生データメモリ67に格納可能なので、ST34として再生データ蓄積装置1に対して再生順位N番目のファイル名でファイル読込み要求を行う。これにより、再生データ蓄積装置1においてはファイル転送プロトコル用の業務プログラム1bが駆動して、当該ファイル名が付された割込み再生データ(時報データまたは作業指示データ)のデータファイルを大容量記憶装置1aから取得し要求元再生装置2にLAN回線5を介して転送するので、CPU21は、ST35として当該データファイルの読込みを正常に終了したことを確認したならば、ST36としてその読込んだデータファイルを割込み再生データメモリ67のデータBEとして記憶したアドレス以降に書込む。
【0032】
そして書込み完了後、ST37として再生順位N番目のファイル名と、データBEつまりは再生順位N番目のファイル名のデータファイルにおける割込み再生データメモリ67上の先頭アドレスとを対にして割込み再生データ管理メモリ68に格納する。また、ST38として上記再生順位N番目のファイル名のデータファイルにおける割込み再生データメモリ67上の最終アドレスを取得し、その最終アドレスに1を加算した値にデータBEを更新する。さらに、ST39としてデータNに1を加算したならば、ST31に戻る。
【0033】
以後、上記ST31乃至ST39の処理を繰返す。そして、割込み再生データメモリ67の空き容量が再生順位N番目のファイルサイズより小さくなった場合には(ST33のNO)、この割込み再生データ初期読込み処理を正常終了する。
なお、ST35にて再生順位N番目のファイル名のデータファイルの読込みにエラーが発生した場合には、前記デフォルトエンドレスモードを設定して、この割込み再生データ初期読込み処理を異常終了する。
【0034】
各再生装置2のCPU21は、図7中ST7にて割込み再生データ初期読込み処理を正常に終了したならば、ST8として図10に具体的に示す通常再生データ再生処理を実行する。先ず、ST41としてフラグメモリ64の通常再生開始フラグFを調べる。ここで通常再生開始フラグFが“0”にリセットされている場合には、まだ当日分の通常再生スケジュールに従った通常再生データの再生処理が開始されていないので、ST42として時計部24で計時されている現時刻を読出す。そして、ST43として通常再生スケジュールメモリ61に記憶した通常再生スケジュールテーブル6を検索して、現時刻を再生指定時刻とする通常再生データファイルが存在するか否かを判断する(ファイル検索手段)。ここで、該当する通常再生データファイルが存在しない場合には(ST44のNO)、この通常再生データ再生処理を終了する。
【0035】
これに対し、現時刻を再生指定時刻とする通常再生データファイルが存在する場合には、ST45としてその通常再生データファイルの再生順位をデータPとしてワークメモリ69に格納する。また、ST46として前記通常再生開始フラグを“1”にセットして、ST47の処理に進む。
一方、ST41にて通常再生開始フラグFが“1”にセットされていた場合には、当日分の通常再生スケジュールに従った通常再生データの再生処理が既に開始されているので、ST42〜ST46の処理は行わず、データPに1を加算して,ST47の処理に進む。
【0036】
ST47では前記通常再生スケジュールテーブル6から再生順位P番目のファイル区分を判別する。そしてファイル区分が通常再生データのファイル区分(BGM及びCM)の場合には(ST47のNO)、通常再生スケジュールテーブル6から再生順位P番目のファイル名を読出し、通常再生データ管理メモリ66を検索して、当該P番目ファイル名に対応する先頭アドレスを取得する。しかる後、通常再生データメモリ65の該当先頭アドレスより格納されたデータファイルの通常再生データの再生を開始する。このときデフォルトBGMデータが再生中であった場合には、その再生を停止して、当該通常再生データの再生を開始する(再生制御手段)。以上で、この通常再生データ再生処理を終了する。
【0037】
また、再生順位P番目のファイル区分が通常再生スケジュールテーブル6のファイル区分「SCH」であった場合には(ST47のYES)、そのファイル区分に対応するファイル名の通常再生スケジュールテーブル6への切替えが指令されたので、デフォルトデータメモリ63内のデータファイルに格納されたBGMデータ(デフォルトBGMデータ)の繰返し再生を再開するとともに、通常再生スケジュールメモリ61,通常再生データメモリ65及び通常再生データ管理メモリ66をクリアする。また、再生データ蓄積装置1に対してファイル区分「SCH」に対応するファイル名でファイル読込み要求を行う。これにより、再生データ蓄積装置1においてはファイル転送プロトコル用の業務プログラム1bが駆動して、当該ファイル名が付された通常再生スケジュールテーブル6のデータファイルを大容量記憶装置1aから取得し要求元再生装置2にLAN回線5を介して転送するので、CPU21は、その通常再生スケジュールテーブル6のデータファイルを通常再生スケジュールメモリ61に格納する。その後、図8に示す通常再生データ処理割込み処理を再度実行する。そして、この通常再生データ処理割込み処理を正常に終了したならば、前記フラグメモリ64の通常再生開始フラグFを“0”にリセットし、ST41のフラグ判別処理に戻る。
【0038】
各再生装置2のCPU21は、図7中ST8にて通常再生データ再生処理を終了したならば、ST9として時計部24で計時している現時刻(時分秒)を読出し、割込み再生スケジュールメモリ62に記憶した割込み再生スケジュールテーブル7を検索して、現時刻を再生指定時刻とする割込み再生データのデータファイルが存在するか否かを判断する。そして該当するデータファイルが存在しない場合には、ST10として通常再生データの再生中か否かを判断する。そして再生中の場合には、ST9の判断処理に戻る。
【0039】
ST10にて通常再生データを再生していない場合には、ST11として図11に具体的に示す通常再生データ補充処理を実行する。先ず、通常再生データメモリ65に格納した通常再生データのデータファイルのうち再生を終了したデータファイルの最終アドレス「annn」を取得し、データASとしてワークメモリ69に格納する。次に、ST51として前記ワークメモリ69に記憶保持されたデータMを読出す。そして通常再生スケジュールメモリ61に格納した通常再生スケジュールテーブル6から再生順位M番目のファイル名とファイルサイズを取得する(ファイル名取得手段)。次に、ST52として再生順位M番目のファイル名にエクステンションとして「NXT」が付加されているか否かを判断する。そして付加されていない場合には、再生順位M番目のファイル名のデータファイルは通常再生データのデータファイルなので、ST53として通常再生データメモリ65の空き容量を計算する。具体的には、前記ワークメモリ69にデータAEとして記憶保持した通常再生データメモリ65のアドレス(aiiiとする)と前記データASとして記憶した同メモリ65のアドレス(ajjjとする)とを比較する。そして、aiii≧ajjjの場合にはアドレスaiiiからこの通常再生データメモリ65の最終アドレス「a999」までのメモリ容量と、この通常再生データメモリ65の先頭アドレス「a000」からアドレスajjjまでのメモリ容量との加算値を空き容量として計算する。これに対し、aiii<ajjjの場合には、アドレスaiiiからアドレスajjjまでのメモリ容量を空き容量として計算する。
【0040】
こうして通常再生データメモリ65の空き容量を算出したならば、次に、ST54としてその空き容量とST51で取得した再生順位M番目のファイルサイズとを比較する(書込み可否判定手段)。ここで、空き容量がファイルサイズ以上の場合には、ST51で取得した再生順位M番目のファイル名のデータファイルを通常再生データメモリ65に格納可能なので、ST55として再生データ蓄積装置1に対して再生順位M番目のファイル名でファイル読込み要求を行う。これにより、再生データ蓄積装置1においてはファイル転送プロトコル用の業務プログラム1bが駆動して、当該ファイル名が付された通常再生データ(BGMデータまたは音声CMデータ)のデータファイルを大容量記憶装置1aから取得し要求元再生装置2にLAN回線5を介して転送するので、CPU21は、ST56として当該データファイルの読込みを正常に終了したことを確認したならば、ST57としてその読込んだデータファイルを通常再生データメモリ65のデータAEとして記憶したアドレス以降に書込む(再生データファイル取得手段)。
【0041】
そして書込み完了後、ST58として再生順位M番目のファイル名と、データAEつまりは再生順位M番目のファイル名のデータファイルにおける通常再生データメモリ65上の先頭アドレスとを対にして通常再生データ管理メモリ66に格納する。また、ST59として上記再生順位M番目のファイル名のデータファイルにおける通常再生データメモリ65上の最終アドレスを取得し、その最終アドレスに1を加算した値にデータAEを更新する。さらに、ST60としてデータMに1を加算したならば、ST51に戻る。
【0042】
以後、上記ST51乃至ST60の処理を繰返す。そして、エクステンションとして「NXT」が付加されたファイル名を取得するか(ST52のYES)、通常再生データメモリ65の空き容量が再生順位M番目のファイルサイズより小さくなった場合には(ST54のNO)、この通常再生データ補充処理を正常終了する。
なお、ST56にて再生順位M番目のファイル名のデータファイルの読込みにエラーが発生した場合には、通常再生データメモリ65に格納した通常再生データのうちファイル区分が「BGM」のBGMデータを格納順に繰返し再生するBGMエンドレスモードを設定して(異常時再生制御手段)、この通常再生データ補充処理を異常終了する。
【0043】
各再生装置2のCPU21は、図7中ST11にて通常再生データ補充処理を正常に終了したならば、ST8に戻り、前記通常再生データ再生処理を再度実行する。
【0044】
また、各再生装置2のCPU21は、図7中ST9にて現時刻を再生指定時刻とする割込み再生データのデータファイルが存在することを確認した場合には、ST12として図12に具体的に示す割込み再生データ再生処理を実行する。先ず、割込み再生スケジュールメモリ67内の割込み再生スケジュールテーブル7から現時刻を再生指定時刻とする割込み再生データファイルのファイル名を読出し、割込み再生データ管理メモリ68を検索して、当該ファイル名に対応する先頭アドレスを取得する。そして、割込み再生データメモリ67の該当先頭アドレスより格納されたデータファイルの割込み再生データの再生を開始する。このとき通常再生データが再生中であった場合には、その再生を停止して、当該割込み再生データの再生を開始する(割込み再生制御手段)。
【0045】
その後、この割込み再生データの再生を終了したならば、時計部24にて計時されている現時刻を読出す。そして、通常再生スケジュールメモリ65内の通常再生スケジュールテーブル6を検索して、現時刻から所定時間(この実施の形態では1分とする)前までの時刻を再生指定時刻とする通常再生データのデータファイルが存在するか否かを判断する。そして、該当するデータファイルが存在する場合には、そのデータファイルの再生順位より1を減じた値をデータPとしてワークメモリ59に格納する。これに対し、現時刻から所定時間前までの時刻を再生指定時刻とする通常再生データのデータファイルが存在しない場合には、現時刻以後で最初に再生指定時刻となる通常再生データのデータファイルの再生順位をデータPとしてワークメモリ59に格納する(再生再開制御手段)。
【0046】
以上で割込み再生データ再生処理を終了し、次にCPU21は、ST13として図13に具体的に示す割込み再生データ補充処理を実行する。すなわち、割込み再生データメモリ67に格納した割込み再生データファイルのうち再生を終了したファイルの最終アドレス「bnnn」を取得し、データBSとしてワークメモリ69に格納する。次に、ST61として前記ワークメモリ69に記憶保持されたデータNを読出す。そして割込み再生スケジュールメモリ62に格納した割込み再生スケジュールテーブル7から再生順位N番目のファイル名とファイルサイズを取得する。このとき、上記割込み再生スケジュールテーブル7に再生順位N番目のデータが存在しない場合には、上記データNを1に変更した後、ST61の処理を実行する。
【0047】
その後、ST62として割込み再生データメモリ67の空き容量を計算する。具体的には、前記ワークメモリ69にデータBEとして記憶保持された通常再生データメモリ65のアドレス(biiiとする)とデータBSとして記憶した同メモリ65のアドレス(bjjjとする)とを比較する。そして、biii≧bjjjの場合にはアドレスbiiiからこの割込み再生データメモリ67の最終アドレス「b999」までのメモリ容量と、この割込み再生データメモリ67の先頭アドレス「b000」からアドレスbjjjまでのメモリ容量との加算値を空き容量として計算する。これに対し、biii<bjjjの場合には、アドレスbiiiからアドレスbjjjまでのメモリ容量を空き容量として計算する。
【0048】
こうして割込み再生データメモリ67の空き容量を算出したならば、次に、ST63としてその空き容量とST61で取得した再生順位N番目のファイルサイズとを比較する。ここで、空き容量がファイルサイズ以上ある場合には、ST61で取得した再生順位N番目のファイル名のデータファイルを割込み再生データメモリ67に格納可能なので、ST64として再生データ蓄積装置1に対して再生順位N番目のファイル名でファイル読込み要求を行う。これにより、再生データ蓄積装置1においてはファイル転送プロトコル用の業務プログラム1bが駆動して、当該ファイル名が付された割込み再生データ(時報データまたは作業指示データ)のデータファイルを大容量記憶装置1aから取得し要求元再生装置2にLAN回線5を介して転送するので、CPU21は、ST65として当該データファイルの読込みを正常に終了したことを確認したならば、ST66としてその読込んだデータファイルを割込み再生データメモリ67のデータBEとして記憶したアドレス以降に書込む。
【0049】
そして書込み完了後、ST67として再生順位N番目のファイル名と、データBEつまりは再生順位N番目のファイル名のデータファイルにおける割込み再生データメモリ67上の先頭アドレスとを対にして割込み再生データ管理メモリ68に格納する。また、ST68として上記再生順位N番目のファイル名のデータファイルにおける割込み再生データメモリ67上の最終アドレスを取得し、その最終アドレスに1を加算した値にデータBEを更新する。さらに、ST69としてデータNに1を加算したならば、ST61に戻る。
【0050】
以後、上記ST61乃至ST69の処理を繰返す。そして、割込み再生データメモリ67の空き容量が再生順位N番目のファイルサイズより小さくなった場合には(ST63のNO)、この割込み再生データ補充処理を正常終了する。
なお、ST65にて再生順位N番目のファイル名のデータファイルの読込みにエラーが発生した場合には、前記BGMエンドレスモードを設定して、この割込み再生データ補充処理を異常終了する。
【0051】
各再生装置2のCPU21は、図7中ST13にて割込み再生データ補充処理を正常に終了したならば、ST8に戻り、前記通常再生データ再生処理を再度実行する。
【0052】
このように構成された本実施の形態の自動再生システムにおいては、再生データ蓄積装置1の大容量記憶装置1aには、多数の楽曲のBGMデータや音声CMデータ等が時報データや作業指示データとともにデータファイル化されて蓄積記憶されている。また、複数種類の通常再生スケジュールテーブル6と割込み再生スケジュールテーブル7のデータファイルも同再生データ蓄積装置1の大容量記憶装置1aに格納されている。一方、同再生データ蓄積装置1のRAMには、各店舗にそれぞれ設置されている再生装置2のIDコード別に、その再生装置2で使用する通常再生スケジュールテーブル6,割込み再生スケジュールテーブル7及びデフォルトBGMデータの各ファイル名を設定したファイル名テーブル8が形成されている。
【0053】
さて今、ファイル名テーブル8には図2に示すデータが設定されているものとする。この状態で、IDコード01が設定された再生装置2の電源が投入されると、この再生装置2には再生データ蓄積装置1から通常再生スケジュールテーブル6のファイル名として「SCHL11」が通知され、割込み再生スケジュールテーブル7のファイル名として「SCHL01」が通知され、デフォルトBGMデータのファイル名として「BGM10」が通知される。
これにより、当該再生装置2においては、先ず、ファイル名「BGM10」が設定されたデータファイルを再生データ蓄積装置1から読込み、このデータファイルに格納されたBGMデータを直ちにスピーカ2aから再生出力する。
【0054】
次いで、ファイル名「SCHL11」が設定された通常再生スケジュールファイル6とファイル名「SCHL01」が設定された割込み再生スケジュールファイル7を再生データ蓄積装置1から読込む。
ここで、ファイル名「SCHL11」の通常再生スケジュールファイル6には図4(a)に示すデータが設定されており、ファイル名「SCHL01」の割込み再生スケジュールファイル7には図4(b)に示すデータが設定されているものとする。また、現時刻を午前4時01分20秒とする。
【0055】
そうすると、当該再生装置2においては、現時刻以後に最初に再生指定時刻となるファイル名「BGM2」のデータファイルから再生順に各通常再生データのデータファイルを再生データ蓄積装置1から順次読込み、通常再生データメモリ65に格納する。そして、次の再生順のファイル名に対応するデータファイルのサイズが通常再生データメモリ65の空き容量未満になるまで上記ファイル読込み処理を繰返す。また、現時刻以後に最初に再生指定時刻となるファイル名「TIME2」のデータファイルから再生順に各割込み再生データのデータファイルを再生データ蓄積装置1から順次読込み、割込み再生データメモリ67に格納する。そして、次の再生順のファイル名に対応するデータファイルのサイズが割込み再生データメモリ67の空き容量未満になるまで上記ファイル読込み処理を繰返す。
【0056】
このように、電源が投入された再生装置2においては、デフォルトBGMデータに設定された楽曲1曲分のデータファイルが再生データ蓄積装置1から送信されて直ちに再生出力されるとともに、そのデフォルトBGMデータの再生出力中に、当日の通常再生スケジュールテーブル6及び割込み再生スケジュールテーブル7が再生データ蓄積装置1から送信される。そして通常再生スケジュールテーブル6に設定された通常再生スケジュールに従い通常再生データ初期割込み処理が実行されて、現時刻から再生指定時刻が近い順に通常再生データのデータファイルが再生データ蓄積装置1から複数送信され、通常再生データメモリ65に順次格納される。また、割込み再生スケジュールテーブル7に設定された割込み再生スケジュールに従い割込み再生データ初期読込み処理が実行されて、現時刻から再生指定時刻が近い順に割込み再生データのデータファイルが再生データ蓄積装置1から複数送信され、割込み再生データメモリ67に格納される。しかる後、通常再生データ再生処理が実行される。
【0057】
今、通常再生データメモリ65には再生順位=2から再生順位=9までの8つの通常再生データのデータファイルが格納され、割込み再生データメモリ67には再生順位=2から再生順位=10までの9つの割込み再生データのデータファイルが格納されたとする(M=10,N=11)。この場合、現時刻が4時03分18秒になると、ファイル名「BGM2」のデータファイルに格納された通常再生データ(BGMデータ)の再生指定時刻なので、データPとしてファイル名「BGM2」の再生順位=2が格納され、通常再生開始フラグFが“1”にセットされる。そして、デフォルトBGMデータの再生が停止され、当該BGMデータの再生出力が開始される。
【0058】
その後、このBGMデータの再生出力が終了すると、通常再生データ補充処理が実行される。そして、再生を終了したBGMデータのファイルサイズと通常再生データメモリ65の空き容量との加算値が通常再生データにおける再生順位M=10のデータファイルのファイルサイズ以上か否かが判別される。ここで、加算値が再生順位M=10のデータファイルのファイルサイズ以上の場合には、この再生順位M=10のデータファイルが再生データ蓄積装置1から送信され、通常再生データメモリ65の空き容量と再生を終了したBGMデータのファイル上に上書きされる。
【0059】
その後、通常再生データ再生処理が再度実行される。今度は、通常再生開始フラグFが“1”にセットされているので自動的にデータPが3となり、再生順位3のファイル名「CM1」のデータファイルに格納された通常再生データ(音声CMデータ)の再生出力が開始される。
【0060】
こうして、通常再生スケジュールテーブル6のスケジュールに従い通常再生データが順次再生出力される。この状態で、現時刻が5時00分00秒になると、ファイル名「TIME2」のデータファイルに格納された割込み再生データ(時報データ)の再生指定時刻なので、通常再生データの再生が停止され、当該割込み再生データの再生出力が開始される。
【0061】
その後、この割込み再生データの再生出力が終了すると、現時刻5時00分05秒から1分前の間に通常再生データの再生指定時刻が設定されているか否かが判断される。ここで、再生順位x位の通常再生データの再生指定時刻が現時刻より1分前以内であるとすると、データPとして(x−1)が設定される。その後、割込み再生データ補充処理が行われた後に通常再生データ再生処理が実行され、データPがxに更新されて再生順位x位の通常再生データから通常再生データの連続再生が再開される。これに対し、再生順位x位の通常再生データの再生指定時刻が現時刻より1分以上前であるとすると、データPとしてxが設定される。その後、割込み再生データ補充処理が行われた後に通常再生データ再生処理が実行され、データPが(x+1)に更新されて再生順位(x+1)位の通常再生データから通常再生データの連続再生が再開される。
【0062】
なお、割込み再生データ補充処理においては、再生を終了した時報データのファイルサイズと割込み再生データメモリ67の空き容量との加算値が割込み再生データにおける再生順位N=11のデータファイルのファイルサイズ以上か否かが判別される。ここで、加算値が再生順位N=11のデータファイルのファイルサイズ以上の場合には、この再生順位N=11のデータファイルが再生データ蓄積装置1から送信され、割込み再生データメモリ65の空き容量と再生を終了した時報データのファイル上に上書きされる。
【0063】
このように、通常再生データ初期読込み処理及び割込み再生データ処理読込み処理を終了した再生装置2においては、現時刻が通常再生スケジュールテーブル6に設定されたデータファイルの再生指定時刻になると、そのデータファイルの通常再生データが再生出力される。そしてそれ以後、当該通常再生スケジュールテーブル6の通常再生スケジュールに従い通常再生データが順番に連続して再生出力される。また、再生出力を終えた通常再生データのデータファイルは通常データメモリ65から削除可能となり、通常再生スケジュールに従い残りの通常再生データのデータファイルが再生順に再生データ蓄積装置1から適時送信されて、通常再生データメモリ65の削除可能となったデータファイル上に上書き格納される。
【0064】
また、現時刻が割込み再生スケジュールテーブル7に設定されたデータファイルの再生指定時刻に一致する毎に、通常再生データの再生出力が中断されてその再生指定時刻が一致したデータファイルの割込み再生データが再生出力される。そして、再生出力を終えた割込み再生データのデータファイルは割込みデータメモリ67から削除可能となり、割込み再生スケジュールに従い残りの割込み再生データのデータファイルが再生順に再生データ蓄積装置1から適時送信されて、割込み再生データメモリ67の削除可能となったデータファイル上に上書き格納される。
【0065】
その後、再生順位(m−1)位の通常再生データの再生が終了すると、再生順位m位のファイル名「SCHL12NXT」が読込まれる。この場合、ファイル名に「NXT」が付されているので、デフォルトBGMデータの再生出力が開始されるとともに、再生データ蓄積装置1からファイル名「SCHL12」の通常再生スケジュールテーブル6が送信され、通常再生スケジュールメモリ62の内容が更新される。これにより、当該再生装置2においては、ファイル名「SCHL12」の通常再生スケジュールテーブル6に設定された通常再生スケジュールに従い、複数の通常再生データが連続して再生出力される。
【0066】
このように本実施の形態によれば、各再生装置2では、予め設定された1日分の通常再生スケジュールに従い、通常再生データメモリ65の容量以上の数のBGMデータや音声CMデータなどの通常再生データを長時間にわたりとぎれることなく再生出力できる。したがって、短周期での同じBGMの繰返し放送を無くすことができるので、店員の精神的負担を軽減できる。
【0067】
この場合において、各再生装置2には再生データ記憶用の媒体として小容量の比較的安価なRAMがあればよく、大容量の高価なハードディスクを不要にできる。また、データ蓄積装置1としてはファイル転送プロトコル用の業務プログラムを実装した汎用のパーソナルコンピュータを使用することができる。さらに、有線放送専用のケーブルをショッピングセンターと有線放送業者との間で敷設する必要もなくなる上、オーディオテープに楽曲を録音する面倒な作業も不要にできる。その結果、各店舗には比較的安価な再生装置2を設置し、各店舗を集中管理する管理事務所に汎用のパーソナルコンピュータからなるデータ蓄積装置1を設置すればよいので、設備コストを大幅に低減できる。
また、再生装置2毎に異なる通常再生スケジュールを設定できるので、楽曲の順番や曲目を店毎に変えたりすることも容易に対応できる利点もある。
【0068】
また、本実施の形態によれば、予め決められた割込み再生データの再生指定時刻になると通常再生データの再生出力を一時的に停止して該当する割込み再生データを再生出力するようにしたので、予め設定した時刻に時報や作業開始,終了指示等を自動的に再生して従業員に告知できるようになる。
しかも、割込み再生データの再生終了後は、現時刻に最も近い再生指定時刻の通常再生データから再生を再開するようにしている。したがって、割込み再生データの割込みによって生じる通常再生データの再生指定時刻からのずれを極力小さくできる。
【0069】
また、本実施の形態においては、再生装置2は、予め1曲分のBGMデータをデフォルト値として記憶し、現時刻が再生指定時刻になった通常再生データのデータファイルが検出されるまでの間、デフォルト値として記憶したBGMデータを再生出力するようにしている。また、再生データ蓄積装置1から通常再生データ及び割込み再生データの各データファイルの読込みが不能になると、通常再生データメモリ65に記憶保持されている通常再生データのうちBGMデータを記憶順に繰返し再生出力するようにしている。したがって、楽曲の無再生状態が発生するのを防止できる。
【0070】
なお、前記一実施の形態では、BGMなどの楽曲を再生出力する場合について説明したが、スピーカの代わりにCRTモニタを使用するとともにデコーダとして画像再生デコーダを使用することにより、動画や静止画などの画像データを再生出力する場合にも本発明を適用できるものである。
【0071】
【発明の効果】
以上詳述したように、本願請求項1記載の発明によれば、少ない設備費でかつ録音等の面倒な手間を要することなく、多くの種類の楽曲または画像の少なくとも一方を長時間にわたりとぎれることなく再生出力できる自動再生システムを提供できる。
また、本願請求項2及び3記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明と同等な効果を奏することはもとより、楽曲または画像の無再生状態が発生するのを防止できる効果を奏する。
さらに、本願請求項4記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明と同等な効果を奏することはもとより、時報や作業指示メッセージ等の再生時刻が決められたデータを、その時刻になると楽曲等の再生途中でも割込ませて自動的に再生させることができ、実用性を向上できる利点がある。
【0072】
さらに、本願請求項5記載の発明によれば、上記請求項4記載の発明と同等な効果を奏することはもとより、割込み再生データの割込みによって生じる通常再生データの再生指定時刻からのずれを極力小さくできる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である自動再生システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】 同自動再生システムのデータ蓄積装置が有するファイル名テーブルの構成図。
【図3】 同自動再生システムのデータ蓄積装置が有する大容量記憶装置の構成図。
【図4】 図3に示す通常再生スケジュールテーブル及び割込み再生スケジュールテーブルの構成図。
【図5】 同自動再生システムにおける再生装置の要部構成を示すブロック図。
【図6】 同再生装置のRAMに形成する主要なメモリエリアを示す図。
【図7】 同再生装置のCPUが実行するメイン処理ルーチンを示す流れ図。
【図8】 図7における通常再生データ初期読込み処理を具体的に示す流れ図。
【図9】 図7における割込み再生データ初期読込み処理を具体的に示す流れ図。
【図10】図7における通常再生データ再生処理を具体的に示す流れ図。
【図11】図7における通常再生データ補充処理を具体的に示す流れ図。
【図12】図7における割込み再生データ再生処理を具体的に示す流れ図。
【図13】図7における割込み再生データ補充処理を具体的に示す流れ図。
【符号の説明】
1…データ蓄積装置
2…再生装置
3…再生データ管理装置
6…通常再生スケジュールテーブル
7…割込み再生スケジュールテーブル
21…CPU
23…RAM
24…時計部
61…通常再生スケジュールメモリ
62…割込み再生スケジュールメモリ
63…デフォルトデータメモリ
65…通常再生データメモリ
66…割込み再生データメモリ
Claims (5)
- 予め多数の楽曲または画像の少なくとも一方の再生データを個々にファイル化しそれぞれファイル名を付して記憶管理する再生データ蓄積装置と、この再生データ蓄積装置で記憶管理される再生データファイルを読込みそのファイル中の再生データに基づいて楽曲または画像の少なくとも一方を再生出力する再生装置とからなる自動再生システムであって、
前記再生装置は、複数の再生データファイルのファイル名,再生順序,再生指定時刻及びファイルサイズを予め設定した再生スケジュールテーブルを記憶する再生スケジュールメモリと、前記再生データ蓄積装置から読込んだ未再生の再生データファイルを複数保持可能な再生データメモリと、現時刻を計時する時計部と、前記再生スケジュールメモリ内の再生スケジュールテーブルを参照して前記時計部で計時される現時刻以後を再生指定時刻としかつ前記再生データメモリに保持されていない再生データファイルのファイル名を再生順に順次取得するファイル名取得手段と、この取得手段により取得したファイル名に対応するファイルサイズと前記再生データメモリの空き容量とから当該ファイル名の再生データファイルを前記再生データメモリに書込み可能か否かを判定する書込み可否判定手段と、この判定手段により書込み可能と判定すると前記再生データ蓄積装置から当該ファイル名の再生データファイルを読込み前記再生データメモリに書込む再生データファイル取得手段と、前記再生スケジュールメモリ内の再生スケジュールテーブルを参照して前記時計部で計時される現時刻が再生指定時刻になった再生データファイルを検索するファイル検索手段と、この検索手段により該当する再生データファイルが検出されるとそのファイルから前記再生スケジュールテーブルで指定された再生順に再生データを前記再生データメモリから読出し順次再生出力する再生制御手段とを具備したことを特徴とする自動再生システム。 - 再生装置は、予め楽曲または画像の少なくとも一方の再生データをデフォルト値として記憶し、ファイル検索手段により時計部で計時される現時刻が再生指定時刻になった再生データファイルが検出されるまでの間、前記デフォルト値として記憶した再生データを再生出力するデフォルト再生制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動再生システム。
- 再生装置は、再生データファイル取得手段による再生データファイルの読込みが不能になると、再生データメモリに保持されている各再生データファイルの再生データを記憶順に繰返し再生出力する異常時再生制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動再生システム。
- 予め多数の楽曲または画像の少なくとも一方の再生データを個々にファイル化しそれぞれファイル名を付して記憶管理する再生データ蓄積装置と、この再生データ蓄積装置で記憶管理される再生データファイルを読込みそのファイル中の再生データに基づいて楽曲または画像の少なくとも一方を再生出力する再生装置とからなる自動再生システムであって、
前記再生装置は、複数の再生データファイルのファイル名,再生順序,再生指定時刻及びファイルサイズを予め設定した通常再生スケジュールテーブルを記憶する通常再生スケジュールメモリと、前記再生データ蓄積装置から読込んだ未再生の再生データファイルを複数保持可能な通常再生データメモリと、予め決められた時刻に再生する割込み再生データを記憶する割込み再生データメモリと、前記割込み再生データの再生指定時刻を設定した割込み再生スケジュールテーブルを記憶する割込み再生スケジュールメモリと、現時刻を計時する時計部と、前記通常再生スケジュールメモリ内の通常再生スケジュールテーブルを参照して前記時計部で計時される現時刻以後を再生指定時刻としかつ前記通常再生データメモリに保持されていない再生データファイルのファイル名を再生順に順次取得するファイル名取得手段と、この取得手段により取得したファイル名に対応するファイルサイズと前記通常再生データメモリの空き容量とから当該ファイル名の再生データファイルを前記通常再生データメモリに書込み可能か否かを判定する書込み可否判定手段と、この判定手段により書込み可能と判定すると前記再生データ蓄積装置から当該ファイル名の再生データファイルを読込み前記通常再生データメモリに書込む再生データファイル取得手段と、前記通常再生スケジュールメモリ内の通常再生スケジュールテーブルを参照して前記時計部で計時される現時刻が再生指定時刻になった再生データファイルを検索するファイル検索手段と、この検索手段により該当する再生データファイルが検出されるとそのファイルから前記通常再生スケジュールテーブルで指定された再生順に再生データを前記通常再生データメモリから読出し順次再生出力する再生制御手段と、前記割込み再生スケジュールメモリ内の割込み再生スケジュールテーブルを参照して前記時計部で計時される現時刻が再生指定時刻になった割込み再生データを検出すると前記再生制御手段による再生データの再生出力を中断して当該割込み再生データを再生出力する割込み再生制御手段とを具備したことを特徴とする自動再生システム。 - 再生装置は、割込み再生制御手段による割込み再生データの再生出力を終了すると前記通常再生スケジュールメモリ内の通常再生スケジュールテーブルを参照して現時刻以前で現時刻に最も近い再生指定時刻が設定された再生データファイルまたは現時刻以後で現時刻に最も近い再生指定時刻が設定された再生データファイルのいずれか一方を選択してそのファイルから再生データの再生出力を再開する再生再開制御手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の自動再生システム。
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