JP3999341B2

JP3999341B2 - Cleaning device for rotary printing press

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Publication number: JP3999341B2
Application number: JP09150498A
Authority: JP
Inventors: 敏彦蛯名
Original assignee: Komori Corp
Current assignee: Komori Corp
Priority date: 1997-04-11
Filing date: 1998-04-03
Publication date: 2007-10-31
Anticipated expiration: 2018-04-03
Also published as: JPH10337852A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輪転印刷機においてインキローラの洗浄を行う洗浄装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の輪転印刷機においては、印刷作業の終了時あるいはインキ壷内のインキの色を替えるいわゆる色替え時などには、次の印刷作業の支障とならないように、印刷作業の合間にインキ壷内のインキの排出と、インキ移送ローラ群の各ローラの周面に付着したインキを洗浄するインキローラの洗浄とが行われる。
その洗浄装置としては、例えば、インキ移送ローラ群の上流側のインキローラに噴射した洗浄液を下流側のインキローラの周面に当接させたブレードによってインキの廃液を洗浄液槽内に掻き取る装置がある。しかしながら、この装置では、インキローラの周面を洗浄する度にブレードの先端と洗浄液槽にインキが付着しているため、清掃する必要があり作業者の負担となっていた。
【０００３】
そこで、この作業者の負担を軽減する洗浄装置として、ブレードで掻き取ったインキの廃液を洗浄布で回収するものがある。特許第２５１４１５３号公報に開示されたものは、インキローラの周面にパッドを介して押し当てた洗浄布によってインキローラの周面のインキの廃液を拭き取ると同時に、洗浄布をインキローラの周面に当接させたブレードにも押し当てることにより、ブレードによって掻き取ったインキの廃液を洗浄布で回収するものである。
また、実開平４−１３０８４２号公報に開示されたものは、インキローラの周面のインキの廃液をブレードによって掻き取り、ブレードをインキローラの周面から接離自在として、ブレードを離間させたときにブレードの背面側に待機させている洗浄布に、ブレードを当接させインキの廃液を回収するものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した前者の装置では、洗浄布をインキローラに強く押し当てる構造であるために、洗浄中高速で回転するインキローラの周面によって洗浄布が切断されやすく、これを防止するためには耐久性の高い専用の高価な洗浄布を使用する必要がある。また、洗浄布が拭き取るインキの廃液の粘性によって、洗浄布がインキローラに引っ張られインキローラに巻き込まれ洗浄障害を発生させるおそれもあった。
また、後者の装置では、洗浄中にブレードをインキローラの周面から間欠的に離間させる構造としているので、離間させている間の時間的ロスにより洗浄時間が余計にかかるといった問題がある。
【０００５】
したがって、本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、洗浄時間の短縮を図るとともに、洗浄障害の発生を防止した輪転印刷機の洗浄装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明に係る輪転印刷機の洗浄装置は、インキローラ上のインキ廃液を掻き落とす洗浄ブレードと、この洗浄ブレードによる洗浄動作中に走行し、この洗浄ブレードによって掻き落とされたインキ廃液を回収する洗浄ウェブとを備えた輪転印刷機の洗浄装置において、前記洗浄ブレードを、インキローラの周面に当接して廃液を掻き落とす先端部と、この先端部に連続し掻き落とされた廃液を下方に案内する廃液案内部とによって形成し、前記インキローラに前記洗浄ブレードの先端部が当接しているときに前記洗浄ウェブを洗浄ブレードの廃液案内部に接触させることにより前記洗浄ブレード上のインキ廃液を回収する廃液回収手段と、洗浄ウェブをインキローラの周面へ近接する第１の位置および離間する第２の位置との間を往復動させる駆動手段とを備え、前記洗浄ウェブは、前記第１の位置に位置することにより、前記インキローラの周面に添接しないで前記インキローラに先端部が当接している前記洗浄ブレードの廃液案内部に添接するものである。
したがって、洗浄中にブレードをインキローラの周面に当接させた状態で、洗浄ウェブをブレードの廃液案内部に接触させてインキ廃液を回収する。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図１は本発明に係る輪転印刷機の洗浄装置が適用されるインキ装置の側面図、図２は本発明の第１の実施の形態に係る洗浄装置を構成する洗浄ユニットを展開した正面図、図３は図２に示す洗浄ユニットの側面図、図４（Ａ）〜（Ｃ）は同じく洗浄動作を説明するための側面図である。
図１において、２は周面に版が装着された版胴であって、印刷機のフレーム（図示せず）間に版胴２の軸の両端が軸受を介して回転自在に支持されている。後述するインカーフレーム２６間には、インキ供給装置４とインキローラ群５とで構成されたインキ装置３が設けられている。
【０００８】
インキ供給装置４は、インキ壺ローラ６と、インキ壷ローラ６の周面に先端が近接するインキブレード７と、インキ壷ローラ６とインキブレード７を挟む左右一対のインキせき８と、インキ壷ローラ６の周面、インキブレード７およびインキせき８によって構成されてインキ１０が蓄えられるインキ壺９を備える。版胴２の周面には、２つの振りローラ１１にアーム（図示せず）を介して支持されたそれぞれ一対のインキ着ローラ１２が着脱自在に対接している。振りローラ１１の上方には３個のインキ練りローラ１３が互いに周面を対接して振りローラ１１間に直列に設けられている。１４はインキ壺ローラ６とインキ練りローラ１５とに交互に接触しながら両ローラ６，１５間を往復動するインキ呼び出しローラ、１６ａはインキ練りローラ１５と対接するインキ練りローラである。
【０００９】
インキ練りローラ１６ａと一端側のインキ練りローラ１３との間にはインキ振りローラ１７ａ、インキ練りローラ１６ｂ、インキ振りローラ１７ｂがインキ移送順に設けられている。これらローラ１１〜１７ｂ等によって、インキローラ群５が構成されている。このインキ移送ローラ群５の上方には、洗浄作業時に洗浄液１９を練りローラ１５、１６ａの周面に供給する洗浄ノズル１８がローラの軸線方向に沿って複数個架設されている。
【００１０】
図３に示すように、廃液回収手段としての洗浄ユニット２０は振りローラ１１の近傍に設けられている。洗浄ユニット２０は、振りローラ１１の胴長よりもやや長く形成された洗浄ブレード２１と、洗浄ブレード２１の全長よりもわずかに長い幅を有し、洗浄ブレード２１によって掻き落とされたインキの廃液を拭き取る洗浄布２２と、洗浄布２２を供給する供給ロール２３と、洗浄布２２を巻取る巻取りロール２４とを備える。
【００１１】
図２において、２７は左右一対のインカーフレーム２６の外側にそれぞれ枢着されたインキブレード着脱用の一対のエアシリンダーであり、エアシリンダー２７のロッド２７ａにはナックルジョイント２８の一端が連結されている。ナックルジョイント２８の他端にはレバー２９が枢着され、レバー２９はインカーフレーム２６に回動自在に支持された軸３０の外側に突出した突出端部３０ａに固着されている。軸３０のインカーフレーム２６から内側に突出した突出端部３０ｂには、インカーフレーム２６間に延在するインキブレード固定バー３１が固定されている。インキブレード固定バー３１には洗浄ブレード２１が固定されている。
【００１２】
エアシリンダー２７のロッド２７ａが後退した状態において、洗浄ブレード２１の先端部２１ａは、振りローラ１１の周面から離間している（図３中実線で示す）。この場合、洗浄ブレード２１の先端部２１ａとは洗浄ブレード２１先端の断面三角形状の鋭角部分のみを言う。エアシリンダー２７が作動しロッド２７ａが進出すると、レバー２９はナックルジョイント２８を介して回動し、その回動運動は軸３０を介してインキブレード固定用バー３１に伝達される。インキブレード固定用バー３１の回動により、洗浄ブレード２１の先端部２１ａは、振りローラ１１の周面に当接する（図３中二点鎖線で示す）。
【００１３】
３３は左右一対のインカーフレーム２６にそれぞれ枢着されたユニット揺動用の一対のエアシリンダーであって、エアシリンダー３３のロッド３３ａにはナックルジョイント３４の一端が連結されている。ナックルジョイント３４の他端にはレバー３５が枢着され、レバー３５はインカーフレーム２６に回動自在に支持された軸３６の外側に突出した突出端部３６ａに固着されている。軸３６のインカーフレーム２６から内側に突出した突出端部３６ｂには、インカーフレーム３８の内側面に沿うように上下方向に延在するユニットホルダー３８の下端部３８ａが固着されている。
【００１４】
４０はステー４６によって相対向するように連結された一対のユニットフレームであって、上下端部にピン４２，４１が植設されている。ユニットフレーム４０は、ピン４２、４１がユニットホルダー３８の上下端部３８ｂ，３８ａに枢支されることにより、ユニットホルダー３８に支持されている。供給ロール２３および巻取りロール２４は、それぞれピン４１およびピン４２と軸芯を同一にしてユニットフレーム４０間に回動自在に支持されている。４４，４５は供給ロール２３と布巻取りロール２４との間に張架された洗浄布２２が添接される棒状の布ガイドであって、ユニットフレーム４０間に回動自在に支持されている。
【００１５】
このように構成された洗浄ユニット２０において、図３に示すように、洗浄ブレード２１の先端部２１ａが振りローラ１１の周面から離間した状態において、エアシリンダー３３のロッド３３ａが後退すると、布ガイド４４，４５間に張架された洗浄布２２は、洗浄ブレード２１の廃液案内部としての背面（振りローラ１１との対接面と反対側の面）２１ｃおよび先端部２１ａの傾斜面に添接する。このように、洗浄布２２が振りローラ１１の周面から離間した位置を第２の位置という。エアシリンダー３３のロッド３３ａが後退した状態においてエアシリンダー２７のロッド２７ａが進出すると、洗浄ブレード２１の先端部２１ａが軸３０を中心に矢印Ａ方向に回動し振りローラ１１の周面に当接する。このとき、両布ガイド４４，４５間に張架された洗浄布２２は、洗浄ブレード２１の基端部２１ｂに添接する。
【００１６】
洗浄ブレード２１の先端部２１ａが振りローラ１１の周面に当接した状態において、エアシリンダー３３が作動しロッド３３ａが進出すると、レバー３５はナックルジョイント３４を介して回動する。レバー３５の回動運動は軸３６を介してユニットホルダー３８に伝達され、ユニットホルダー３８の上端部３８ｂが下端部３８ａを回動中心として回動する。このユニットホルダー３８の回動に伴って、ユニットフレーム４０の上端部のピン４２が、下端部のピン４１を回動中心として矢印Ｂ方向に回動し、布ガイド４４，４５間に張架された洗浄布２２は洗浄ブレード２１の背面２１ｃの全体に添接する。このように、洗浄布２２が振りローラ１１の周面に近接した位置を第１の位置という。
【００１７】
図２において、４８はユニットホルダー３８の一方に固定されたロッド４８ａを有する布巻取り用のエアシリンダーであって、ロッド４８ａは一方向クラッチによって布巻取りロール２４の一端側の軸と連結されたレバー４９に植設されたピン５０に対向している。エアシリンダー４８が作動してロッド４８ａが進出すると、ロッド４８ａがピン５０に当接しレバー４９は所定の角度だけ回動する。レバー４９の回動により、一方向クラッチを介して布巻取りロール２４が回動することにより、洗浄布２２が一定量巻取られる。したがって、洗浄布２２は洗浄動作中に一定量づつ間欠的に走行する。
【００１８】
次に、このように構成された輪転印刷機の洗浄装置の洗浄動作を図４（Ａ）〜（Ｃ）を用いて説明する。
インキ洗浄ボタン（図示せず）を操作すると、呼び出しローラ１４の往復動作が停止し、呼び出しローラ１４は図１に示すように練りローラ１５と接触した状態となる。このとき、図４（Ａ）に示すように、洗浄布２２は洗浄ブレード２１の背面２１ｃおよび先端部２１ａの背面側斜面に添接している。
【００１９】
次に、エアシリンダ２７が作動してロッド２７ａが進出すると、洗浄ブレード２１の先端部２１ａは、振りローラ１１から離間した状態から、図４（Ｂ）に示すように、振りローラ１１の周面に当接した状態に移行する。このとき、布ガイド４４，４５間に張架された洗浄布２２は、洗浄ブレード２１の背面２１ｃから離れ、基端部２１ｂのみに添接している。
【００２０】
この状態において、洗浄ノズル１８から練りローラ１５、１６間に洗浄液１９が供給される。供給された洗浄液１９は、インキ移送ローラ群５のローラ１３〜１７ｂの周面に付着したインキを洗浄しながら振りローラ１１に移送され、インキの廃液として洗浄ブレード２１の先端部２１ａによって掻き落とされる。洗浄ブレード２１によって掻き落とされたインキの廃液は、洗浄ブレード２１の先端部２１ａに連続する傾斜した背面２１ｃに沿ってガイドされて下方に流れ、基端部２１ｂで洗浄布２２によって拭き取られる。
【００２１】
この場合、洗浄ブレード２１の背面２１ｃおよび先端部２１ａの傾斜面と洗浄布２２との間に隙間が形成されているので、洗浄ブレード２１によって掻き落とされたインキの廃液は、洗浄ブレード２１から溢れ出ることはない。このように、インキの廃液は洗浄ブレード２１の基端部２１ｂで洗浄布２２によって拭き取られる。したがって、インキの廃液は間欠送りされる洗浄布２２に均一に拭き取られるので、洗浄布２２による拭き取り量が低下することがない。
【００２２】
洗浄動作中、エアシリンダー４８は所定の時間周期で作動する。これにより、ロッド４８ａが進出して洗浄布２２が布巻取りロール２４に一定量だけ間欠的に巻き取られ、新しい洗浄布２２が洗浄ブレード２１の基端部２１ｂに次々に添接する。
【００２３】
ローラの洗浄開始から所定時間が経過すると、エアシリンダー３３が作動してロッド３３ａが進出する。これにより、巻取りロール２４と布ガイド４５とが供給ロール２３を回動中心として、図４（Ｃ）に示すように、矢印Ｂ方向に回動し、布ガイド４４，４５間に張架された洗浄布２２が洗浄ブレード２１の背面２１ｃ全面に添接する。この状態でエアシリンダー４８が作動されることにより、新しい洗浄布２２が供給リール２３から洗浄ブレード２１の背面２１ｃに送り出され、洗浄ブレード２１の背面２１ｃに堆積するインキが拭き取られる。このとき、洗浄布２２は洗浄ブレード２１の先端部２１ａの斜面に添接しないが、インキ廃液は先端部２１ａの斜面の下端から洗浄布２２に吸収されて回収される。
【００２４】
このように、ローラの洗浄後に洗浄ブレード２１の背面２１ｃも清掃されかつ先端部２１ａの斜面上のインキ廃液も吸収されるので、インキの掻き取り量が減少することがなく、洗浄能力の低下を防止できる。
【００２５】
なお、上述した洗浄布２２を洗浄ブレード２１の背面２１ｃ全面に接触および離間させる動作と、洗浄布２２の間欠的な送り動作とは、洗浄ブレード２１の先端部２１ａが振りローラ１１の周面に当接し、インキの廃液を掻き落とす洗浄中に所定回数繰り返し行われる。
【００２６】
ローラの洗浄が終了すると、洗浄ノズル１８からの洗浄液１９の噴射が停止され、エアシリンダー３３が作動される。これにより、ロッド３３ａが後退し、図４（Ｂ）に示すように、洗浄布２２が洗浄ブレード２１の背面２１ｃから離間される。次に、エアシリンダー２７が作動されてロッド２７ａが後退することにより、図４（Ａ）に示すように、洗浄ブレード２１が振りローラ１１の周面から離間される。
【００２７】
このとき、エアシリンダー４８が作動されてロッド４８ａが進出することによって、洗浄布２２は洗浄ブレード２１の背面２１ｃおよび先端部２１ａの斜面に添接する。これにより、新しい洗浄布２２によって洗浄ブレード２１の先端部２１ａの斜面に付着したインキが拭き取られる。このように、洗浄動作終了時に洗浄ブレード２１の先端部２１ａの斜面が洗浄布２２によって清掃されるので、次の洗浄時に洗浄障害が発生するようなことがない。
【００２８】
なお、図４（Ａ）の状態から図４（Ｃ）の状態に移行する際に、図４（Ｂ）の状態を瞬時に経由して図４（Ｃ）に移行するようにしてもよい。また、図４（Ｂ）の状態を経由することなく、図４（Ａ）の状態から図４（Ｃ）の状態へ直接移行するようにしてもよい。このような場合には、振りローラ１１の周面の洗浄動作は図４（Ｃ）の状態で行われる。
【００２９】
本実施の形態によれば、洗浄動作中に洗浄ブレード２１が振りローラ１１に当接した状態が保持されるので、洗浄ブレード２１が間欠的に振りローラ１１から離間する従来と比較して洗浄時間が短縮される。また、洗浄布２２が振りローラ１１に接触しない構造としたので、洗浄布２２の振りローラ１１への巻き込まれることがなく、洗浄障害が防止される。さらに、洗浄布２２が振りローラ１１によって切断されるようなこともないので、耐久性の高い専用の高価な洗浄布を使用する必要もなく、汎用されている廉価な洗浄布を使用できる。
【００３０】
図５は本発明の第２の実施の形態による洗浄装置の洗浄ユニットの側面図であり、第１の実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図５に示すように、下側の布ガイド４４と供給ロール２３との間の洗浄布２２の走行路に、布ガイド４４と振りローラ１１との間隔よりも振りローラ１１側に近接して棒状の布ガイド５２が設けられている。布ガイド５２はユニットフレーム４０間に回動自在に支持されている。
【００３１】
この構成において、供給ロール２３から引き出された洗浄布２２は一旦布ガイド５２に巻回された後、布ガイド４４と布ガイド４５との間に張架されている。このため、布ガイド５２に巻回された洗浄布２２は、布ガイド４４において供給ロール２３と対向する側に巻回されている。すなわち、洗浄布２２は洗浄ブレード２１の基端部２１ｂおよび背面２１ｃと離間した状態で、布ガイド４４を時計方向に回転するように走行する。
【００３２】
次に、このように構成された洗浄装置の動作を図６（Ａ）〜（Ｃ）を用いて説明する。図６（Ａ）に示すように、非洗浄状態では洗浄ブレード２１の先端部２１ａが振りローラ１１の周面から離間している。この状態でエアシリンダー２７が作動すると、図６（Ｂ）に示すように、洗浄ブレード２１が矢印Ａ方向に回動して先端部２１ａが振りローラ１１の周面に当接し、洗浄布２２は洗浄ブレード２１から完全に離れる。このとき、洗浄ブレード２１の基端部２１ｂは布ガイド５２，４４間に張架された洗浄布２２の上方に位置する。
【００３３】
この状態で、振りローラ１１の周面に当接した洗浄ブレード２１の先端部２１ａによって掻き落とされたインキの廃液は、傾斜した洗浄ブレード２１の背面２１ｃを経て基端部２１ｂに流れる。その後、インキ廃液は基端部２１ｂから布ガイド５２と布ガイド４４との間に張架された洗浄布２２の受け部分２２ａに落下し、この受け部分２２ａで吸収されて回収される。
【００３４】
次に、洗浄布２２を所定回数間欠送りしてインキの廃液の回収を終了した後、洗浄ブレード２１の背面２１ｃに堆積するインキを拭き取るために、エアシリンダー３３が作動されてロッド３３ａが進出する。これにより、図６（Ｃ）に示すように、布ガイド４４，４５間に張架された洗浄布２２が、矢印Ｂ方向に回動して洗浄ブレード２１の背面２１ｃの全面に添接する。この状態において、エアシリンダー４８が作動されて新しい洗浄布２２が供給リール２３から洗浄ブレード２１の背面に送り出されることにより、洗浄ブレード２１の背面２１ｃが清掃される。このとき、洗浄ブレード２１の先端部２１ａの斜面上のインキ廃液も洗浄布２２に吸収される。
【００３５】
図６（Ｂ）と図６（Ｃ）の状態を所定回数繰り返した後、エアシリンダ３３、２７を順次復旧させて図６（Ａ）に示す初期状態に戻る。このとき、洗浄布２２の最後の走行を行い、洗浄ブレード２１の先端部２１ａの斜面に堆積したインキ廃液を洗浄布２２で拭き取ることにより、次回の洗浄動作に待機する。
【００３６】
次に、本発明の第３の実施の形態を説明する。この第３の実施の形態の構成は図３に示す第１の実施の形態と基本的に同一であるためその説明は省略する。第３の実施の形態と第１の実施の形態との相違点は、図３に示す布ガイド４５がより上方に配置されるとともに、洗浄動作終了後に初期状態に復帰するまでのシーケンス動作が相違することにある。
【００３７】
図７（Ａ）〜（Ｄ）は本発明の第３の実施の形態による洗浄装置の洗浄ユニットの動作図である。図７（Ａ）に示す初期状態からエアシリンダー２７、３３が順次作動することにより、図７（Ｂ）の状態を経て図７（Ｃ）の状態に移行し、振りローラ１１の洗浄動作が行われる。ここまでのシーケンスは図４（Ａ）〜（Ｃ）と同一である。なお、図７（Ａ）の状態から図７（Ｃ）の状態に移行する際に、図７（Ｂ）の状態を瞬時に経由して図７（Ｃ）に移行するようにしてもよい。また、図７（Ｂ）の状態を経由することなく、図７（Ａ）の状態から図７（Ｃ）の状態へ直接移行するようにしてもよい。
【００３８】
振りローラ１１の洗浄動作終了後、エアシリンダー３３が復旧することなくエアシリンダー２７のみが復旧することにより、図７（Ｄ）に示すように、洗浄ブレード２１の先端部２１ａが振りローラ１１の周面から離間する。このとき、洗浄布２１は振りローラ１１の周面に依然として近接した位置で布ガイド４４、４５間に張架されているので、初期位置への復帰途中で洗浄ブレード２１は洗浄布２１に所定角度で当接する。その後、洗浄ブレード２１の先端部２１ａは洗浄布２２の張力に抗して布ガイド４５の下方に潜り込む。この状態において、洗浄布２２を間欠送りすることにより、洗浄ブレード２１の背面２１ｃおよび先端部２１ｂの斜面だけでなく、洗浄ブレード２１の先端部の頂部（鋭角部分）のインキ廃液も拭き取られる。
【００３９】
しかる後、エアシリンダー３３が復旧して洗浄ユニット２０が振りローラ１１から離間する位置に揺動することにより、洗浄布２２が振りローラ１１の周面から離間して図７（Ａ）に示す初期位置に復帰する。この位置でさらに洗浄布２２を巻き取って巻き取りローラ２４に巻き取られた汚れた洗浄布２２をきれいな洗浄布２２で覆うことにより、拭き取ったインキ廃液がたれるのを防止する。なお、洗浄ブレードが初期位置へ復帰する途中でなく初期位置に復帰した状態において、洗浄ブレード２１の先端部２１ａの頂部を初期位置に復帰する前の洗浄布２２で拭き取るようにしてもよい。
【００４０】
このように本実施の形態によれば、布ガイド４５を第１の実施の形態よりも洗浄ブレード２１の先端部２１ａから離れるように配置している。このため、図７（Ｃ）の状態から洗浄ブレード２１のみを振りローラ１１の周面から離間させたときに、洗浄ブレード２１の先端部２１ａが布ガイド４５に当接することなく、布ガイド４５の下方に潜り込むことができる。
【００４１】
なお、上記各実施の形態においては、布ガイド４４、４５、５２は洗浄ユニット２０に支持されかつ供給ロール２３および巻き取りロール２４を備える洗浄ユニット２０の揺動によって振りローラ１１の周面に近接および離間するように構成した。しかしながら、図８に示すように、供給ロール２３および巻き取りロール２４からなる洗浄布走行機構を固定にして布ガイドの少なくとも一部を振りローラ１１の周面に近接および離間するように構成してもよい。
【００４２】
図８は本発明の第４の実施の形態を示す洗浄ユニットの側面図である。
この第４の実施の形態は、第１の実施の形態の変形例であり、第１の実施の形態と同一部分には同一符号を付してある。５１はロッド５１ａを有するエアシリンダーであり、ロッド５１ａの先端部は揺動レバー５２にピンを介して連結されている。揺動レバー５２は廃液回収手段としての洗浄布走行機構７０のユニットフレーム４０間に回転自在に支持された布ガイド４４を中心に揺動自在に支持され、布ガイド４５は揺動レバーの揺動端部に回転自在に支持されている。６０は、布ガイド４４、４５、エアシリンダー５１、揺動レバー５２から構成され、洗浄布走行機構７０によって走行される洗浄布２２のガイド位置を振りローラ１１の周面に近接する位置と離間する位置にシフトさせる廃液回収手段としてのガイドシフト機構である。
【００４３】
このような構成において、図４（Ｂ）の状態から図４（Ｃ）の状態に移行する場合には、洗浄ユニット２０（図３）を揺動させる代わりに、エアーシリンダ５１を作動してロッド５１ａを進出させることにより、ガイドシフト機構６０の揺動レバー５２は振りローラ１１の周面に近接する位置にシフトする。これにより、図４（Ｃ）と同様に、洗浄ブレード２１の背面２１ｃに洗浄布２２が添接し、洗浄ブレード２１上のインキ廃液が拭き取られる。また、図４（Ｃ）の状態において、エアーシリンダ５１が復旧動作することにより、図４（Ｂ）に示すように、揺動レバー５１は振りローラ１１の周面から離間する位置にシフトする。瞬時後の洗浄ブレード２１の初期位置への復帰により図４（Ａ）の状態に復旧する。
【００４４】
なお、上記各実施の形態においては、洗浄動作中に洗浄布２２を洗浄ブレード２１の背面２１ｃに繰り返し接触および離間させるようにしたが、洗浄動作中に間欠走行する洗浄布２２を洗浄ブレード２１の背面２１ｃに接触し続けるようにしてもよい。
【００４５】
また、上記各実施の形態においては、巻取りロール２４と布ガイド４５とを備えた洗浄ユニット２０が供給ロール２３を回動中心として矢印Ｂ方向に回動するようにしたが、布ガイド４４を回動中心として回動するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、インキブレードがインキローラに当接した状態でインキ廃液の回収を行うことができるので、インキブレードが間欠的にインキローラから離間する従来と比較して洗浄時間が短縮される。また、洗浄ウェブがインキローラに接触しないので、洗浄ウェブがインキローラに巻き込まれて洗浄障害が発生するようなこともない。さらに、洗浄ウェブがインキローラによって切断されるようなこともないので、耐久性の高い専用かつ高価な洗浄布を使用する必要もなく、廉価な汎用の洗浄布を使用できる。
【００４６】
【発明の効果】
以上説明したように請求項１記載の発明によれば、洗浄動作中に駆動手段によって洗浄ウェブをブレードの廃液案内部に添接させることにより、洗浄動作中においてブレードをインキローラに当接した状態を保持できるので、ブレードが間欠的にインキローラから離間する従来と比較して洗浄時間が短縮される。また、洗浄ウェブがインキローラに接触しない構造としたことにより、洗浄ウェブがインキローラに巻き込まれて洗浄障害が発生するようなこともない。さらに、洗浄ウェブがインキローラによって切断されるようなこともないので、耐久性の高い専用の高価な洗浄布を使用する必要もなく、汎用されている廉価な洗浄布を使用できる。
【００４７】
また、請求項２記載の発明によれば、洗浄ブレードの廃液案内部および先端部の斜面だけでなく、洗浄ブレードの先端部の頂部のインキ廃液をも拭き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る輪転印刷機の洗浄装置が適用されるインキ装置の側面図である。
【図２】本発明の第１の実施の形態に係る輪転印刷機の洗浄装置における洗浄ユニットを展開した正面図である。
【図３】図２に示す洗浄ユニットの側面図である。
【図４】本発明の第１の実施の形態に係る輪転印刷機の洗浄装置における洗浄動作を説明するための側面図である。
【図５】本発明の第２の実施の形態に係る輪転印刷機の洗浄装置における洗浄ユニットの側面図である。
【図６】本発明の第２の実施の形態における洗浄動作を説明するための側面図である。
【図７】本発明の第３の実施の形態における洗浄動作を説明するための洗浄ユニットの側面図である。
【図８】本発明の第４の実施の形態に係る輪転印刷機の洗浄装置における洗浄ユニットの側面図である。
【符号の説明】
１１…振りローラ、１８…洗浄ノズル、１９…洗浄液、２０…洗浄ユニット、２１…洗浄ブレード、２１ａ…先端部、２１ｂ…基端部、２１ｃ…廃液案内部、２２…洗浄布、２３…供給ロール、２４…巻取りロール、３３…エアシリンダ、３８…ユニットホルダ、４０…ユニットフレーム、４４，４５…布ガイド棒、５２…第３の布ガイド棒。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cleaning device for cleaning an ink roller in a rotary printing press.
[0002]
[Prior art]
In this type of rotary printing machine, at the end of a printing operation or at the time of so-called color change that changes the color of ink in an ink fountain, the ink fountain is placed between printing operations so as not to hinder the next printing operation. The ink is discharged, and the ink roller that cleans the ink adhering to the peripheral surface of each roller of the ink transfer roller group is cleaned.
As the cleaning device, for example, there is a device that scrapes the waste liquid of ink into the cleaning liquid tank by a blade in which the cleaning liquid sprayed to the upstream ink roller of the ink transfer roller group is brought into contact with the peripheral surface of the downstream ink roller. is there. However, in this apparatus, since ink adheres to the tip of the blade and the cleaning liquid tank each time the peripheral surface of the ink roller is cleaned, it is necessary to clean it, which is a burden on the operator.
[0003]
Therefore, as a cleaning device that reduces the burden on the operator, there is a device that collects the waste liquid of ink scraped off by a blade with a cleaning cloth. Japanese Patent No. 2514153 discloses a cleaning cloth pressed against a peripheral surface of an ink roller through a pad, and at the same time, the ink waste liquid on the peripheral surface of the ink roller is wiped off. The ink waste liquid scraped off by the blade is recovered with a cleaning cloth by being pressed against the blade brought into contact with the cleaning blade.
In addition, what is disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 4-130842 is that when the waste liquid of ink on the peripheral surface of the ink roller is scraped off by the blade, and the blade is made contactable and separable from the peripheral surface of the ink roller, the blade is separated. The ink is recovered by bringing the blade into contact with the cleaning cloth waiting on the back side of the blade.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the former apparatus described above, since the cleaning cloth is strongly pressed against the ink roller, the cleaning cloth is easily cut by the peripheral surface of the ink roller that rotates at a high speed during cleaning. It is necessary to use an exclusive cleaning cloth that is highly durable. In addition, due to the viscosity of the waste liquid of ink wiped off by the cleaning cloth, the cleaning cloth may be pulled by the ink roller and caught in the ink roller to cause a cleaning trouble.
In the latter apparatus, since the blade is intermittently separated from the peripheral surface of the ink roller during the cleaning, there is a problem that extra cleaning time is required due to a time loss during the separation.
[0005]
Accordingly, the present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a cleaning device for a rotary printing press that reduces the cleaning time and prevents the occurrence of cleaning failures. It is in.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, a cleaning device for a rotary printing press according to the present invention travels during a cleaning operation by the cleaning blade that scrapes off the ink waste liquid on the ink roller, and is scraped off by the cleaning blade. In a cleaning device of a rotary printing press provided with a cleaning web for collecting the waste ink waste, the cleaning blade is in contact with the peripheral surface of the ink roller to scrape off the waste liquid, and the leading edge is scraped continuously. A waste liquid guide portion that guides the dropped waste liquid downward, and the cleaning web is brought into contact with the waste liquid guide portion of the cleaning blade when the tip of the cleaning blade is in contact with the ink roller. Waste liquid recovery means for recovering ink waste liquid on the cleaning blade Driving means for reciprocating the cleaning web between a first position close to the circumferential surface of the ink roller and a second position spaced apart from the peripheral surface of the ink roller, and the cleaning web is located at the first position By this, without contacting the peripheral surface of the ink roller, it contacts the waste liquid guide part of the cleaning blade whose tip is in contact with the ink roller. Is.
Therefore, the ink waste liquid is recovered by bringing the cleaning web into contact with the waste liquid guide portion of the blade while the blade is in contact with the peripheral surface of the ink roller during cleaning.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view of an inking device to which a cleaning device for a rotary printing press according to the present invention is applied, and FIG. 2 is a front view in which a cleaning unit constituting the cleaning device according to the first embodiment of the present invention is developed. FIG. 3 is a side view of the cleaning unit shown in FIG. 2, and FIGS. 4A to 4C are side views for explaining the cleaning operation.
In FIG. 1, reference numeral 2 denotes a plate cylinder having a plate mounted on its peripheral surface, and both ends of the shaft of the plate cylinder 2 are rotatably supported through bearings between frames (not shown) of a printing press. . An inking device 3 including an ink supply device 4 and an ink roller group 5 is provided between inker frames 26 described later.
[0008]
The ink supply device 4 includes an ink fountain roller 6, an ink blade 7 whose tip is close to the circumferential surface of the ink fountain roller 6, a pair of left and right ink scales 8 that sandwich the ink fountain roller 6 and the ink blade 7, and an ink fountain roller 6 is provided with an ink fountain 9 which is constituted by the peripheral surface 6, the ink blade 7 and the ink basin 8 and in which the ink 10 is stored. A pair of ink forming rollers 12 supported by two swing rollers 11 via arms (not shown) are detachably in contact with the peripheral surface of the plate cylinder 2. Above the swing roller 11, three ink kneading rollers 13 are provided in series between the swing rollers 11 with their peripheral surfaces in contact with each other. Reference numeral 14 denotes an ink calling roller that reciprocates between the rollers 6 and 15 while alternately contacting the ink fountain roller 6 and the ink kneading roller 15, and 16 a is an ink kneading roller that contacts the ink kneading roller 15.
[0009]
Between the ink kneading roller 16a and the ink kneading roller 13 on one end side, an ink shaking roller 17a, an ink kneading roller 16b, and an ink shaking roller 17b are provided in the order of ink transfer. The ink roller group 5 is constituted by these rollers 11 to 17b and the like. Above the ink transfer roller group 5, a plurality of cleaning nozzles 18 are provided along the axial direction of the rollers for supplying the cleaning liquid 19 to the peripheral surfaces of the kneading rollers 15 and 16a during the cleaning operation.
[0010]
As shown in FIG. 3, the cleaning unit 20 as waste liquid recovery means is provided in the vicinity of the swing roller 11. The cleaning unit 20 has a cleaning blade 21 formed slightly longer than the length of the swing roller 11 and a width slightly longer than the entire length of the cleaning blade 21. The cleaning unit 20 removes ink waste liquid scraped off by the cleaning blade 21. A cleaning cloth 22 to be wiped off, a supply roll 23 for supplying the cleaning cloth 22, and a winding roll 24 for winding the cleaning cloth 22 are provided.
[0011]
In FIG. 2, reference numeral 27 denotes a pair of air cylinders for attaching / detaching ink blades pivotally attached to the outer sides of the pair of left and right inker frames 26. One end of a knuckle joint 28 is connected to a rod 27a of the air cylinder 27. . A lever 29 is pivotally attached to the other end of the knuckle joint 28, and the lever 29 is fixed to a protruding end 30a that protrudes outward from a shaft 30 that is rotatably supported by the inker frame 26. An ink blade fixing bar 31 extending between the inker frames 26 is fixed to a protruding end portion 30 b that protrudes inward from the inker frame 26 of the shaft 30. The cleaning blade 21 is fixed to the ink blade fixing bar 31.
[0012]
In a state where the rod 27a of the air cylinder 27 is retracted, the tip 21a of the cleaning blade 21 is separated from the peripheral surface of the swing roller 11 (shown by a solid line in FIG. 3). In this case, the tip 21a of the cleaning blade 21 refers only to an acute angle portion having a triangular cross section at the tip of the cleaning blade 21. When the air cylinder 27 is actuated and the rod 27 a is advanced, the lever 29 is rotated via the knuckle joint 28, and the rotational movement is transmitted to the ink blade fixing bar 31 via the shaft 30. As the ink blade fixing bar 31 rotates, the tip 21a of the cleaning blade 21 contacts the peripheral surface of the swing roller 11 (indicated by a two-dot chain line in FIG. 3).
[0013]
Reference numeral 33 denotes a pair of unit swinging air cylinders pivotally attached to a pair of left and right inker frames 26, respectively, and one end of a knuckle joint 34 is connected to a rod 33a of the air cylinder 33. A lever 35 is pivotally attached to the other end of the knuckle joint 34, and the lever 35 is fixed to a protruding end portion 36 a that protrudes outside a shaft 36 that is rotatably supported by the inker frame 26. A lower end portion 38 a of a unit holder 38 extending in the vertical direction along the inner side surface of the inker frame 38 is fixed to a protruding end portion 36 b that protrudes inward from the inker frame 26 of the shaft 36.
[0014]
Reference numeral 40 denotes a pair of unit frames connected so as to face each other by stays 46, and pins 42 and 41 are planted at upper and lower ends. The unit frame 40 is supported by the unit holder 38 by the pins 42 and 41 being pivotally supported by the upper and lower end portions 38 b and 38 a of the unit holder 38. The supply roll 23 and the take-up roll 24 are rotatably supported between the unit frames 40 with the same pins as the pins 41 and 42, respectively. 44 and 45 are rod-shaped cloth guides to which the cleaning cloth 22 stretched between the supply roll 23 and the cloth take-up roll 24 is attached, and are rotatably supported between the unit frames 40.
[0015]
In the cleaning unit 20 configured in this way, as shown in FIG. 3, when the rod 33 a of the air cylinder 33 moves backward in a state where the tip 21 a of the cleaning blade 21 is separated from the peripheral surface of the swing roller 11, the cloth guide The cleaning cloth 22 stretched between 44 and 45 comes into contact with the back surface 21c (the surface opposite to the contact surface with the swing roller 11) 21c and the inclined surface of the tip end portion 21a as the waste liquid guide portion of the cleaning blade 21. . In this way, the position where the cleaning cloth 22 is separated from the peripheral surface of the swing roller 11 is referred to as a second position. When the rod 27a of the air cylinder 27 moves forward with the rod 33a of the air cylinder 33 retracted, the tip 21a of the cleaning blade 21 rotates about the shaft 30 in the direction of arrow A and comes into contact with the circumferential surface of the swing roller 11. . At this time, the cleaning cloth 22 stretched between the cloth guides 44 and 45 comes into contact with the base end portion 21 b of the cleaning blade 21.
[0016]
When the air cylinder 33 is operated and the rod 33a is advanced in a state where the tip 21a of the cleaning blade 21 is in contact with the circumferential surface of the swing roller 11, the lever 35 is rotated via the knuckle joint 34. The pivoting movement of the lever 35 is transmitted to the unit holder 38 via the shaft 36, and the upper end 38b of the unit holder 38 pivots around the lower end 38a. As the unit holder 38 rotates, the pin 42 at the upper end of the unit frame 40 rotates in the direction of arrow B around the pin 41 at the lower end and is stretched between the cloth guides 44 and 45. The cleaning cloth 22 is in contact with the entire back surface 21 c of the cleaning blade 21. Thus, the position where the cleaning cloth 22 is close to the peripheral surface of the swing roller 11 is referred to as a first position.
[0017]
In FIG. 2, reference numeral 48 denotes a cloth winding air cylinder having a rod 48a fixed to one of the unit holders 38. The rod 48a is a lever connected to a shaft on one end side of the cloth winding roll 24 by a one-way clutch. It faces the pin 50 implanted in 49. When the air cylinder 48 is actuated to advance the rod 48a, the rod 48a contacts the pin 50 and the lever 49 rotates by a predetermined angle. By rotating the lever 49, the cloth winding roll 24 is rotated via the one-way clutch, whereby the cleaning cloth 22 is wound by a certain amount. Therefore, the cleaning cloth 22 travels intermittently by a certain amount during the cleaning operation.
[0018]
Next, the cleaning operation of the cleaning device of the rotary printing press configured as described above will be described with reference to FIGS.
When an ink washing button (not shown) is operated, the reciprocation of the calling roller 14 is stopped, and the calling roller 14 comes into contact with the kneading roller 15 as shown in FIG. At this time, as shown in FIG. 4A, the cleaning cloth 22 is in contact with the back surface 21c of the cleaning blade 21 and the back side slope of the tip portion 21a.
[0019]
Next, when the air cylinder 27 is actuated to advance the rod 27a, the distal end portion 21a of the cleaning blade 21 is separated from the swing roller 11, as shown in FIG. It shifts to the state which contact | abutted. At this time, the cleaning cloth 22 stretched between the cloth guides 44 and 45 is separated from the back surface 21c of the cleaning blade 21 and is in contact with only the base end portion 21b.
[0020]
In this state, a cleaning liquid 19 is supplied between the cleaning nozzle 18 and the kneading rollers 15 and 16. The supplied cleaning liquid 19 is transferred to the swing roller 11 while cleaning the ink adhering to the peripheral surfaces of the rollers 13 to 17b of the ink transfer roller group 5, and is scraped off by the tip 21a of the cleaning blade 21 as ink waste liquid. . The ink waste liquid scraped off by the cleaning blade 21 is guided along an inclined back surface 21c continuous to the front end portion 21a of the cleaning blade 21, flows downward, and is wiped off by the cleaning cloth 22 at the base end portion 21b.
[0021]
In this case, since a gap is formed between the back surface 21c of the cleaning blade 21 and the inclined surface of the tip portion 21a and the cleaning cloth 22, the waste liquid of ink scraped off by the cleaning blade 21 overflows from the cleaning blade 21. Never come out. As described above, the waste ink liquid is wiped off by the cleaning cloth 22 at the base end portion 21 b of the cleaning blade 21. Therefore, the waste liquid of ink is uniformly wiped by the cleaning cloth 22 that is intermittently fed, so that the amount of wiping by the cleaning cloth 22 does not decrease.
[0022]
During the cleaning operation, the air cylinder 48 operates at a predetermined time period. As a result, the rod 48a advances and the cleaning cloth 22 is intermittently wound around the cloth winding roll 24 by a certain amount, and new cleaning cloths 22 are successively brought into contact with the base end portion 21b of the cleaning blade 21.
[0023]
When a predetermined time elapses from the start of roller cleaning, the air cylinder 33 is activated and the rod 33a is advanced. As a result, the take-up roll 24 and the cloth guide 45 rotate around the supply roll 23 in the direction of arrow B as shown in FIG. 4C and are stretched between the cloth guides 44 and 45. The cleaning cloth 22 comes into contact with the entire back surface 21 c of the cleaning blade 21. When the air cylinder 48 is operated in this state, a new cleaning cloth 22 is sent from the supply reel 23 to the back surface 21c of the cleaning blade 21, and ink deposited on the back surface 21c of the cleaning blade 21 is wiped off. At this time, the cleaning cloth 22 does not contact the slope of the tip portion 21a of the cleaning blade 21, but the ink waste liquid is absorbed and collected by the cleaning cloth 22 from the lower end of the slope of the tip portion 21a.
[0024]
Thus, after cleaning the roller, the back surface 21c of the cleaning blade 21 is also cleaned and the ink waste liquid on the inclined surface of the tip 21a is also absorbed, so that the amount of ink scraping does not decrease and the cleaning performance is reduced. Can be prevented.
[0025]
The operation of bringing the cleaning cloth 22 into contact with and separating from the entire back surface 21c of the cleaning blade 21 and the intermittent feeding operation of the cleaning cloth 22 include the tip 21a of the cleaning blade 21 on the peripheral surface of the swing roller 11. The cleaning is repeated a predetermined number of times during cleaning in which the ink waste liquid is scraped off.
[0026]
When the roller cleaning is completed, the spraying of the cleaning liquid 19 from the cleaning nozzle 18 is stopped, and the air cylinder 33 is operated. As a result, the rod 33a is retracted, and the cleaning cloth 22 is separated from the back surface 21c of the cleaning blade 21 as shown in FIG. Next, when the air cylinder 27 is operated and the rod 27a is moved backward, the cleaning blade 21 is separated from the peripheral surface of the swing roller 11 as shown in FIG.
[0027]
At this time, when the air cylinder 48 is operated and the rod 48a advances, the cleaning cloth 22 comes into contact with the back surface 21c of the cleaning blade 21 and the inclined surface of the tip portion 21a. Thereby, the ink adhering to the slope of the front end portion 21a of the cleaning blade 21 is wiped off by the new cleaning cloth 22. Thus, since the slope of the tip 21a of the cleaning blade 21 is cleaned by the cleaning cloth 22 at the end of the cleaning operation, there is no occurrence of a cleaning failure during the next cleaning.
[0028]
Note that when the state of FIG. 4A is shifted to the state of FIG. 4C, the state of FIG. 4B may be instantaneously transferred to FIG. 4C. Moreover, you may make it transfer directly from the state of FIG. 4 (A) to the state of FIG. 4 (C), without going through the state of FIG. 4 (B). In such a case, the cleaning operation of the peripheral surface of the swing roller 11 is performed in the state of FIG.
[0029]
According to the present embodiment, since the state where the cleaning blade 21 is in contact with the swing roller 11 is maintained during the cleaning operation, the cleaning time is compared with the conventional case where the cleaning blade 21 is intermittently separated from the swing roller 11. Is shortened. Further, since the cleaning cloth 22 is not in contact with the swinging roller 11, the cleaning cloth 22 is not caught in the swinging roller 11, and the cleaning trouble is prevented. Further, since the cleaning cloth 22 is not cut by the swing roller 11, it is not necessary to use an expensive cleaning cloth dedicated to high durability, and an inexpensive cleaning cloth that is widely used can be used.
[0030]
FIG. 5 is a side view of the cleaning unit of the cleaning apparatus according to the second embodiment of the present invention. The same parts as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals and the description thereof is omitted.
As shown in FIG. 5, the path of the cleaning cloth 22 between the lower cloth guide 44 and the supply roll 23 is closer to the swing roller 11 side than the distance between the cloth guide 44 and the swing roller 11. A cloth guide 52 is provided. The cloth guide 52 is rotatably supported between the unit frames 40.
[0031]
In this configuration, the cleaning cloth 22 drawn out from the supply roll 23 is once wound around the cloth guide 52 and then stretched between the cloth guide 44 and the cloth guide 45. For this reason, the cleaning cloth 22 wound around the cloth guide 52 is wound around the cloth guide 44 on the side facing the supply roll 23. That is, the cleaning cloth 22 travels so as to rotate the cloth guide 44 in the clockwise direction while being separated from the base end portion 21b and the back surface 21c of the cleaning blade 21.
[0032]
Next, the operation of the cleaning apparatus configured as described above will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 6A, the tip 21 a of the cleaning blade 21 is separated from the circumferential surface of the swing roller 11 in the non-cleaning state. When the air cylinder 27 operates in this state, as shown in FIG. 6B, the cleaning blade 21 rotates in the direction of the arrow A, the tip portion 21a contacts the circumferential surface of the swing roller 11, and the cleaning cloth 22 is The cleaning blade 21 is completely separated. At this time, the base end portion 21 b of the cleaning blade 21 is located above the cleaning cloth 22 stretched between the cloth guides 52 and 44.
[0033]
In this state, the ink waste liquid scraped off by the distal end portion 21a of the cleaning blade 21 in contact with the circumferential surface of the swing roller 11 flows to the base end portion 21b via the back surface 21c of the inclined cleaning blade 21. Thereafter, the ink waste liquid falls from the base end portion 21b to the receiving portion 22a of the cleaning cloth 22 stretched between the cloth guide 52 and the cloth guide 44, and is absorbed and collected by the receiving portion 22a.
[0034]
Next, the cleaning cloth 22 is intermittently fed a predetermined number of times to complete the recovery of the ink waste liquid, and then the air cylinder 33 is operated to advance the rod 33a in order to wipe off ink accumulated on the back surface 21c of the cleaning blade 21. . As a result, as shown in FIG. 6C, the cleaning cloth 22 stretched between the cloth guides 44 and 45 rotates in the direction of arrow B and contacts the entire surface of the back surface 21c of the cleaning blade 21. In this state, the air cylinder 48 is operated and a new cleaning cloth 22 is sent out from the supply reel 23 to the back surface of the cleaning blade 21, whereby the back surface 21c of the cleaning blade 21 is cleaned. At this time, the ink waste liquid on the slope of the tip 21 a of the cleaning blade 21 is also absorbed by the cleaning cloth 22.
[0035]
After the states of FIG. 6B and FIG. 6C are repeated a predetermined number of times, the air cylinders 33 and 27 are sequentially restored to return to the initial state shown in FIG. At this time, the last run of the cleaning cloth 22 is performed, and the ink waste liquid deposited on the slope of the tip portion 21a of the cleaning blade 21 is wiped with the cleaning cloth 22, thereby waiting for the next cleaning operation.
[0036]
Next, a third embodiment of the present invention will be described. Since the configuration of the third embodiment is basically the same as that of the first embodiment shown in FIG. 3, the description thereof is omitted. The difference between the third embodiment and the first embodiment is that the cloth guide 45 shown in FIG. 3 is arranged at a higher position, and the sequence operation until returning to the initial state after completion of the cleaning operation is different. There is to do.
[0037]
7A to 7D are operation diagrams of the cleaning unit of the cleaning apparatus according to the third embodiment of the present invention. When the air cylinders 27 and 33 are sequentially operated from the initial state shown in FIG. 7A, the state moves to the state of FIG. 7C through the state of FIG. 7B, and the cleaning operation of the swing roller 11 is performed. Is called. The sequence so far is the same as that shown in FIGS. Note that when the state of FIG. 7A is shifted to the state of FIG. 7C, the state of FIG. 7B may be instantaneously transferred to FIG. 7C. Moreover, you may make it transfer directly from the state of FIG. 7 (A) to the state of FIG. 7 (C), without going through the state of FIG. 7 (B).
[0038]
After the cleaning operation of the swing roller 11 is completed, only the air cylinder 27 is recovered without recovering the air cylinder 33, so that the tip 21a of the cleaning blade 21 is moved around the periphery of the swing roller 11 as shown in FIG. Separate from the surface. At this time, since the cleaning cloth 21 is stretched between the cloth guides 44 and 45 at a position still close to the peripheral surface of the swing roller 11, the cleaning blade 21 makes a predetermined angle with the cleaning cloth 21 while returning to the initial position. Abut. Thereafter, the distal end portion 21 a of the cleaning blade 21 sinks below the cloth guide 45 against the tension of the cleaning cloth 22. In this state, by intermittently feeding the cleaning cloth 22, not only the back surface 21 c of the cleaning blade 21 and the slope of the tip portion 21 b but also the ink waste liquid at the top portion (acute angle portion) of the tip portion of the cleaning blade 21 is wiped off.
[0039]
Thereafter, the air cylinder 33 is restored and the cleaning unit 20 swings to a position away from the swing roller 11, so that the cleaning cloth 22 is separated from the peripheral surface of the swing roller 11 and is initially shown in FIG. Return to position. The cleaning cloth 22 is further wound up at this position, and the dirty cleaning cloth 22 wound around the winding roller 24 is covered with a clean cleaning cloth 22 to prevent the wiped ink waste liquid from dripping. In the state where the cleaning blade returns to the initial position instead of returning to the initial position, the top of the tip 21a of the cleaning blade 21 may be wiped with the cleaning cloth 22 before returning to the initial position.
[0040]
As described above, according to the present embodiment, the cloth guide 45 is disposed so as to be farther from the distal end portion 21a of the cleaning blade 21 than in the first embodiment. Therefore, when only the cleaning blade 21 is moved away from the peripheral surface of the swing roller 11 from the state of FIG. 7C, the tip 21 a of the cleaning blade 21 does not contact the cloth guide 45, and the cloth guide 45 You can dive down.
[0041]
In each of the embodiments described above, the cloth guides 44, 45, 52 are supported by the cleaning unit 20 and are brought close to the peripheral surface of the swing roller 11 by the swinging of the cleaning unit 20 including the supply roll 23 and the take-up roll 24. And configured to be spaced apart. However, as shown in FIG. 8, the cleaning cloth traveling mechanism including the supply roll 23 and the take-up roll 24 is fixed, and at least a part of the cloth guide is configured to approach and separate from the circumferential surface of the swing roller 11. Also good.
[0042]
FIG. 8 is a side view of a cleaning unit showing a fourth embodiment of the present invention.
The fourth embodiment is a modification of the first embodiment, and the same reference numerals are given to the same parts as the first embodiment. 51 is an air cylinder having a rod 51a, and the tip of the rod 51a is connected to a swing lever 52 via a pin. The swing lever 52 is swingably supported around a cloth guide 44 that is rotatably supported between the unit frames 40 of the cleaning cloth travel mechanism 70 as waste liquid collecting means, and the cloth guide 45 swings the swing lever. It is rotatably supported at the end. 60 includes cloth guides 44 and 45, an air cylinder 51, and a swing lever 52, and the guide position of the cleaning cloth 22 traveled by the cleaning cloth travel mechanism 70 is separated from the position close to the peripheral surface of the swing roller 11. It is a guide shift mechanism as waste liquid recovery means for shifting to a position.
[0043]
In such a configuration, when the state of FIG. 4B is shifted to the state of FIG. 4C, the rod is operated by operating the air cylinder 51 instead of swinging the cleaning unit 20 (FIG. 3). By advancing 51a, the swing lever 52 of the guide shift mechanism 60 is shifted to a position close to the peripheral surface of the swing roller 11. 4C, the cleaning cloth 22 is attached to the back surface 21c of the cleaning blade 21, and the ink waste liquid on the cleaning blade 21 is wiped off. 4C, when the air cylinder 51 is restored, the swing lever 51 is shifted to a position away from the circumferential surface of the swing roller 11, as shown in FIG. The state shown in FIG. 4A is restored by returning the cleaning blade 21 to the initial position immediately after the moment.
[0044]
In each of the above embodiments, the cleaning cloth 22 is repeatedly brought into contact with and separated from the back surface 21c of the cleaning blade 21 during the cleaning operation. However, the cleaning cloth 22 that runs intermittently during the cleaning operation is used for the cleaning blade 21. You may make it keep contacting the back surface 21c.
[0045]
Further, in each of the above embodiments, the cleaning unit 20 including the winding roll 24 and the cloth guide 45 rotates in the direction of arrow B with the supply roll 23 as the rotation center. You may make it rotate as a rotation center.
As described above, according to the present invention, since the ink waste liquid can be collected while the ink blade is in contact with the ink roller, cleaning is performed as compared with the conventional case where the ink blade is intermittently separated from the ink roller. Time is shortened. Further, since the cleaning web does not come into contact with the ink roller, the cleaning web does not get caught in the ink roller and the cleaning trouble does not occur. Further, since the cleaning web is not cut by the ink roller, it is not necessary to use a highly durable dedicated and expensive cleaning cloth, and an inexpensive general-purpose cleaning cloth can be used.
[0046]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the blade is in contact with the ink roller during the cleaning operation by bringing the cleaning web into contact with the waste liquid guide portion of the blade by the driving means during the cleaning operation. Therefore, the cleaning time is shortened as compared with the conventional case where the blade is intermittently separated from the ink roller. Further, since the cleaning web does not come into contact with the ink roller, the cleaning web does not get caught in the ink roller and the cleaning trouble does not occur. Further, since the cleaning web is not cut by the ink roller, it is not necessary to use an expensive cleaning cloth dedicated to high durability, and an inexpensive cleaning cloth that is widely used can be used.
[0047]
According to the second aspect of the present invention, not only the waste liquid guide part and the inclined surface of the tip part of the cleaning blade but also the ink waste liquid at the top part of the tip part of the cleaning blade can be wiped off.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an inking device to which a cleaning device for a rotary printing press according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a front view in which a cleaning unit is developed in the cleaning device for a rotary printing press according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a side view of the cleaning unit shown in FIG.
FIG. 4 is a side view for explaining a cleaning operation in the cleaning device of the rotary printing press according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view of a cleaning unit in a cleaning device for a rotary printing press according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side view for explaining a cleaning operation in the second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a side view of a cleaning unit for explaining a cleaning operation in a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a side view of a cleaning unit in a cleaning device for a rotary printing press according to a fourth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 ... Swing roller, 18 ... Cleaning nozzle, 19 ... Cleaning liquid, 20 ... Cleaning unit, 21 ... Cleaning blade, 21a ... Tip part, 21b ... Base end part, 21c ... Waste liquid guide part, 22 ... Cleaning cloth, 23 ... Supply roll 24 ... winding roll, 33 ... air cylinder, 38 ... unit holder, 40 ... unit frame, 44, 45 ... cloth guide bar, 52 ... third cloth guide bar.

Claims

In a cleaning device of a rotary printing press comprising a cleaning blade that scrapes off ink waste liquid on an ink roller and a cleaning web that travels during the cleaning operation by the cleaning blade and collects ink waste liquid scraped off by the cleaning blade. The cleaning blade is formed by a tip portion that contacts the peripheral surface of the ink roller and scrapes off the waste liquid, and a waste liquid guide portion that guides the waste liquid continuously scraped off to the tip portion, and the ink roller the tip portion of the cleaning blade and the waste liquid recovery means for recovering ink waste on the cleaning blade by contacting the cleaning web to the waste liquid guide portion of the cleaning blade when in contact with, the cleaning web of the ink roller Drive means for reciprocating between a first position close to the peripheral surface and a second position spaced apart from the peripheral surface, the cleaning web comprising: By positioned in the first position, rotary printing, characterized by bears against the waste liquid guide portion of the cleaning blade tip to the ink roller is in contact with not spliced the peripheral surface of the ink roller Machine cleaning equipment.

Cleaning apparatus smell rotary printing machine according to claim 1 wherein Te, the leading end of washing blades provided and driving means for reciprocating between a position located and spaced to contact the peripheral surface of the ink roller, the cleaning web The cleaning blade is wiped by the cleaning web that travels at least the waste liquid at the top of the tip of the blade by being separated from the position where the cleaning blade is in contact with the circumferential surface of the ink roller. Cleaning device for rotary printing press.

2. The cleaning device for a rotary printing press according to claim 1, wherein when the tip of the cleaning blade is in contact with the ink roller, the driving means repeatedly performs the contact and separation of the cleaning web with respect to the waste liquid guide. A cleaning device for a rotary printing press.