JP3998988B2 - 誘導加熱装置用整合回路及び誘導加熱装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は高周波電源と誘導コイルとの間に接続された並列共振型の誘導コイル用整合回路及び同回路を備えた誘導加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
誘導加熱装置に備えられる誘導コイル用整合回路は図6に示すような回路構成となっているのが一般的である。即ち、高周波電源Pと誘導コイルCLとの間に、コンデンサCと整合トランスTrからなる並列共振回路が接続された構成となっており、誘導コイルCLの力率が0.25〜0.2 程度と低いことから、並列共振回路でもって高周波電源Pにより生成された有効電力を最大限に誘導コイルCLに投入するようになっている。
【0003】
もっとも、寸法や種類等の異なるワークを誘導加熱する場合、誘導コイルCLだけでなく、高周波電源Pの発振周波数とともにコンデンサC及び整合トランスTrをワークに合わせて変更することが必要であることから、図7に示すような誘導コイル用整合回路が用いられている。
【0004】
図示例の誘導コイル用整合回路は、寸法が異なるワークA、B、Cを70、30、10KHzの高周波で各々誘導加熱する誘導加熱装置に備えられているもので、高周波可変周波数電源10と誘導コイル50A、B、Cとの間には、コンデンサ20A、B、Cと整合トランス40A、B、Cとからなる70、30、10KHz用の並列共振回路が各々接続されており、高周波可変周波数電源10に対する70、30、10KHz用の並列共振回路の切り換えがスイッチ部30’により行われるようになっている。
【0005】
高周波可変周波数電源10はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor) を用いたインバータ電源であり、ワークA、B、Cを誘導加熱する際には70、30、10KHzの高周波電流を各々生成するようになっている。スイッチ部30’としては、高周波可変周波数電源10とコンデンサ20A、B、Cとの間の電流線路(銅製バー)の途中にボルト締めされる金属バーを用いている。即ち、銅製バーを電流線路に取り付けると、両者間が短絡される一方、取り外すと開放されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例による場合、誘導コイル50に対して1台の整合トランス40が必要不可欠な構成となっている以上、回路自体が大型になり、コスト高になるという本質的な欠点がある。また、周波数を切り換える際に、スイッチ部30’としての金属バーを電流線路に取り外しすることが必要であり、この作業が非常に煩わしいという問題も指摘されている。
【0007】
本発明は上記した背景の下で創作されたものであり、その目的とするところは、小型化及び低コスト化を図ることが可能な誘導加熱装置用整合回路及び誘導加熱装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の誘導加熱装置用整合回路は、複数種のワークを周波数f1,f2,・・・fn の高周波により誘導加熱する誘導加熱装置に備えられており、周波数f1,f2,・・・fn の高周波電流を生成する高周波可変周波数電源と前記ワークを誘導加熱するための誘導コイルとの間に接続される並列共振型の誘導加熱装置用整合回路であって、互いに並列接続された周波数f1,f2,・・・fn 用のn組のコンデンサと、n組のコンデンサの出力段に接続されており且つ周波数f1,f2,・・・fn 用の誘導コイルに共用して用いられる整合トランスと、高周波可変周波数電源とn組のコンデンサのうちの一との間を選択可能に電気接続するスイッチ部とを備え、前記整合トランスの一次側端子面には、1次巻線と2次巻線との実質的な巻線比を変化させるために、一次巻線側のタップと電源側の端子バーとが対向して配設され、当該タップと端子バーとの間の隙間に短絡部材が挿入可能になっている。
【0009】
より好ましくは、前記スイッチ部は、一方が高周波可変周波数電源側に、他方がコンデンサ側に各々電気接続されており且つ互いに対向して配置された一対の電極板と、一対の電極板の間に挿入可能であり且つ一対の電極板を短絡するためのプラグとを有した構成にすることが望ましい。
【0011】
本発明の誘導加熱装置は、複数種のワークを周波数f1,f2,・・・fn の高周波により誘導加熱する装置であって、前記誘導加熱装置用整合回路が備えられていることを特徴としている。
【0012】
より好ましくは、複数種のワークを誘導加熱する際の周波数f1,f2,・・・fn を選択入力するための入力部と、前記プラグに連結されており且つプラグにより前記一対の電極板を短絡/開放させる移動機構と、入力部を通じて入力された周波数の選択結果に基づいて前記高周波可変周波数電源及び移動機構を制御する制御部とを備えるようにすることが望ましい。
【0013】
より好ましくは、誘導コイルに通電すべき電圧を選択入力するための入力部と、前記短絡部材に連結されており且つ整合トランスのタップを短絡/開放させる移動機構と、入力部を通じて入力された電圧の選択結果に基づいて移動機構を制御する制御部とを備えるようにすることが望ましい。
【0014】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は誘導加熱装置用整合回路の周辺を示す誘導加熱装置の構成図、図2は同回路のスイッチ部の回路構成図、図3は同回路のスイッチ部の斜視図、図4は同回路の整合トランスの回路図、図5は同回路の整合トランスの一次側に設けられたタップ切換機構の斜視図である。
【0015】
図1に例として掲げる誘導加熱装置は、寸法が異なるワークA、B、C(図6参照)を70、30、10KHzの高周波により誘導加熱する装置であり、70、30、10KHzの高周波電流を生成する高周波可変周波数電源10とワークA、B、Cを誘導加熱するための誘導コイル50A、B、Cとの間には、誘導加熱装置用整合回路IM(以下、単に整合回路と称する)が接続されている。
【0016】
また、誘導加熱装置は、ワークA、B、Cを誘導加熱する際の70、30、10KHzの周波数を選択入力するための入力部90と、入力部90を通じて入力された周波数の選択結果に基づいて高周波可変周波数電源10を制御する制御部60とを備えている。
【0017】
高周波可変周波数電源10はインバータ電源であって、6個のサイリスタを用いて3相交流を直流に変換する順変換部11と、順変換部11により生成された直流を平滑化する平滑チョークコイル12と、4個のIGBTを用いて平滑化された直流を10〜70KHzの高周波電流に変換する逆変換部13と、順変換部11及び逆変換部13を動作させるために必要な信号を生成する信号回路部14とを備えた構成となっている。
【0018】
制御部60はここではマイコロコンピュータを用いている。入力ポートには操作スイッチである入力部90が接続されている一方、出力ポートには信号回路部14が接続されている。即ち、70、30、10KHzのいずれかの周波数が入力部90を通じて選択入力されると、制御部60は信号回路部14を動作させるための指令を出力する。この結果、高周波可変周波数電源10は入力部90を通じて選択入力された通りの周波数の高周波電流を生成することになる。
【0019】
整合回路IMは、互いに並列接続された70、30、10KHz用のコンデンサ20A、B、Cと、コンデンサ20A、B、Cの出力段に接続されており且つ70、30、10KHz用の誘導コイル50A、B、Cに共用して用いられる整合トランス40と、高周波可変周波数電源10とコンデンサ20A、B、Cのうちの一との間を選択可能に電気接続するスイッチ部30とを備えた構成となっている。
【0020】
なお、コンデンサ20A、整合トランス40及び誘導コイル50Aにより70KHzにおいて並列共振回路が、コンデンサ20B、整合トランス40及び誘導コイル50Bにより30KHzにおいて並列共振回路が、コンデンサ20C、整合トランス40及び誘導コイル50Cにより10KHzにおいて並列共振回路が各々形成されるように、各回路定数が決定されている。
【0021】
スイッチ部30は、高周波可変周波数電源10側に電気接続された電極板321A、B、Cと、コンデンサ20A、B、C側に電気接続されており且つ電極板321A、B、Cに対向して配置された電極板322A、B、Cと、電極板321A、B、Cと電極板322A、B、Cとの間に挿入可能であり且つ電極板321A、B、Cと電極板322A、B、Cとを短絡するためのプラグ31とを有した構成となっている。図中32U、32Vはスイッチ部30と整合トランス40との間を接続するための銅製のブスバーである。
【0022】
即ち、図2及び図3に示すように、電極板321Aと電極板322Aとの間にプラグ31を挿入すると、両電極板が短絡され、その結果、高周波可変周波数電源10とコンデンサ20Aとの間が電気接続される。また、電極板321Aと電極板322Aとの間に挿入されたプラグ31を取り外し、電極板321Bと電極板322Bとの間にプラグ31を挿入すると、高周波可変周波数電源10とコンデンサ20Aとの間の電気接続が切り離され、高周波可変周波数電源10とコンデンサ20Aとの間が電気接続される。同様に、電極板321Cと電極板322Cとの間にプラグ31を挿入すると、高周波可変周波数電源10とコンデンサ20Bとの間が電気接続される。
【0023】
なお、電極板321A、322A、321B、322B、321C、322Cには、図示されていないが水冷管により水冷されている。即ち、この水冷管により電極板321等の発熱が抑えられる結果、通常に比べて大きな高周波電流を流すことを可能にしている。
【0024】
整合トランス40の一次側には、図4に示すように1次巻線と2次巻線との実質的な巻線比を変化させるためのタップ切換機構41が設けられている。
【0025】
図5に示すように整合トランス40の一次側端子面には、2つのプラグ本体411(短絡部材)により選択可能に短絡されるタップ♯0〜10、端子バー♯0〜10が取り付けられている。タップ♯0〜5に対向配置された端子バー♯0〜5については、ブスバー32Vに接続されている一方、タップ♯6〜10に対向配置された端子バー♯6〜10については、ブスバー32Uに接続されている。プラグ本体411にはプラグ取手412が取り付けられている。
【0026】
即ち、プラグ本体411をタップ♯0〜10と端子バー♯0〜10との間の隙間に挿入すると、1次巻線と2次巻線との実質的な巻線比を変化し、出力電圧が変化するようになっている。よって、ワークA、B、Cの寸法が若干変更されたとしても、出力電圧を調整することことにより、誘導コイル50A、B、Cを用いて同ワークを誘導加熱することが可能になる。
【0027】
なお、タップ♯0〜10、端子バー♯0〜10等には、図示されていないが水冷管により水冷されている。即ち、この水冷管によりタップ♯0〜10、端子バー♯0〜10等の発熱が抑えられる結果、通常に比べて大きな高周波電流を流すことを可能にしている。
【0028】
このように構成された誘導加熱装置の使用方法について図1を参照して説明する。整合トランス40の二次側に誘導コイル50Aを接続し、プラグ31を電極板321Aと電極板322Aとの間に挿入した状態で、入力部90を通じてワークAを誘導加熱するための70KHzの周波数を選択入力しスイッチオンにすると、高周波可変周波数電源10が動作して、70KHzの高周波電流がコンデンサ20A及び整合トランス40を介して誘導コイル50Aに流れ、その結果、ワークAの表面が誘導加熱される。
【0029】
次に、誘導加熱すべきワークを70KHzで加熱すべきワークAから30KHzで加熱すべきワークBに変更するときには、整合トランス40の二次側に接続された誘導コイル50Aを誘導コイル50Bに交換する。そして、プラグ31を電極板321Bと電極板322Bとの間に挿入する。この状態で、入力部90を通じてワークBを誘導加熱するための30KHzの周波数を選択入力しスイッチオンにすると、高周波可変周波数電源10が動作して、30KHzの高周波電流がコンデンサ20B及び整合トランス40を介して誘導コイル50Bに流れ、その結果、ワークBの表面が誘導加熱されることになる。
【0030】
誘導加熱すべきワークを30KHzで加熱すべきワークBから10KHzで加熱すべきワークCに変更するときには、整合トランス40の二次側に接続された誘導コイル50Bを誘導コイル50Cに交換する。そして、プラグ31を電極板321Cと電極板322Cとの間に挿入する。この状態で、入力部90を通じてワークCを誘導加熱するための10KHzの周波数を選択入力しスイッチオンにすると、高周波可変周波数電源10が動作して、10KHzの高周波電流がコンデンサ20C及び整合トランス40を介して誘導コイル50Cに流れ、その結果、ワークCの表面が誘導加熱されることになる。
【0031】
また、ワークA、B、Cと全く同一ではないが、寸法が若干異なるワークを誘導加熱する場合、タップ切換機構41を利用して、整合トランス40の一次側のタップを切り換えるようにする。すると、整合トランス40の出力電圧が変化し、同ワークを誘導コイル50A、B、Cを用いて誘導加熱することが可能になる。
【0032】
このように誘導コイル50A、B、Cに対して整合トランス40が共用されていることから、従来例に比べて、整合回路IMが小型軽量化し、低コスト化を図ることが可能になった。しかも、スイッチ部30の構造上、周波数の切り換えもスムーズに行うことができる。それ故、誘導加熱装置の小型軽量化、低コスト化及び高性能化を図る上で大きな意義がある。
【0033】
次に、誘導加熱装置の変形例を説明する。ここでは、プラグ31に連結されており且つプラグ31により電極板321A、B、Cと電極板322A、B、Cとの間を短絡/開放させる移動機構70を備え、移動機構70を制御部60により制御させるようにする。
【0034】
即ち、入力部90を通じてワークAを誘導加熱するための70KHzの周波数が選択入力されると、制御部60は移動機構70を動作させ、フラグ31を自動的に電極板321Aと電極板322Aとの間に挿入させる。入力部90を通じてワークBを誘導加熱するための30KHzの周波数が選択入力されると、制御部60は移動機構70を動作させ、フラグ31を自動的に電極板321Bと電極板322Bとの間に挿入させる。入力部80を通じてワークCを誘導加熱するための10KHzの周波数が選択入力されると、制御部60は移動機構70を動作させ、プラグ31を自動的に電極板321Cと電極板322Cとの間に挿入させる。
【0035】
上記と全く同様にして、タップ切換機構40のプラグ本体411に連結されており且つプラグ本体411によりタップ♯0〜10と端子バー♯0〜10との間を短絡/開放させる移動機構80を備え、移動機構80を制御部60により制御させるようにしてもかまわない。
【0036】
このような変形例による場合、高周波の周波数の切り換えや整合トランス40のタップ切り換えが自動的に行われることから、装置の高性能化を図る上でメリットがある。
【0037】
なお、本発明に係る誘導加熱装置用整合回路及び誘導加熱装置は上記実施形態に限定されず、高周波可変周波数電源や誘導コイルの種類について問われないことは勿論のこと、整合トランスに複数の誘導コイルの全てを接続するような形態であってもかまわない。
【0038】
【発明の効果】
以上、本発明の請求項1に係る誘導加熱装置用整合回路による場合、複数の誘導コイルに対して整合トランスが共用されていることから、従来例による場合に比べて小型軽量化し、低コスト化を図ることが可能になる。また、整合トランスの一次側のタップを簡単に切り換えることができるので、出力電圧の変更が容易となり、この点でメリットがある。
【0039】
本発明の請求項2に係る誘導加熱装置用整合回路による場合、スイッチ部の構造上、従来例による場合に比べて周波数の切り換えをスムーズに行うことができ、この点でメリットがある。
【0040】
本発明の請求項3に係る誘導加熱装置による場合、上記した誘導加熱装置用整合回路が備えられた構成となっているので、上記と同様に装置の小型軽量化及び低コスト化等を図ることができる。
【0041】
本発明の請求項4に係る誘導加熱装置による場合、周波数の切り換えを自動的に行うことが可能であることから、装置の高性能化を図る上でメリットがある。
【0042】
本発明の請求項5に係る誘導加熱装置による場合、整合トランスの一次側のタップの切り換えを自動的に行うことが可能であることから、装置の高性能化を図る上でメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための図であって、誘導加熱装置用整合回路の周辺を示す誘導加熱装置の構成図である。
【図2】同回路のスイッチ部の回路構成図である。
【図3】同回路のスイッチ部の斜視図である。
【図4】同回路の整合トランスの回路図である。
【図5】同回路の整合トランスの一次側に設けられたタップ切換機構の斜視図である。
【図6】誘導加熱装置用整合回路の基本回路図である。
【図7】従来の誘導加熱装置用整合回路を説明するための概略構成図である。
【符号の説明】
10 高周波可変周波数電源
50A、B、C 誘導コイル
A、B、C ワーク
IM 整合回路
20A、B、C コンデンサ
30 スイッチ部
40 整合トランス
Claims (5)
- 複数種のワークを周波数f1,f2,・・・fn の高周波により誘導加熱する誘導加熱装置に備えられており、周波数f1,f2,・・・fn の高周波電流を生成する高周波可変周波数電源と前記ワークを誘導加熱するための誘導コイルとの間に接続される並列共振型の誘導加熱装置用整合回路において、互いに並列接続された周波数f1,f2,・・・fn 用のn組のコンデンサと、n組のコンデンサの出力段に接続されており且つ周波数f1,f2,・・・fn 用の誘導コイルに共用して用いられる整合トランスと、高周波可変周波数電源とn組のコンデンサのうちの一との間を選択可能に電気接続するスイッチ部とを備え、前記整合トランスの一次側端子面には、1次巻線と2次巻線との実質的な巻線比を変化させるために、一次巻線側のタップと電源側の端子バーとが対向して配設され、当該タップと端子バーとの間の隙間に短絡部材が挿入可能になっていることを特徴とする誘導加熱装置用整合回路。
- 請求項1記載の誘導加熱装置用整合回路において、前記スイッチ部は、一方が高周波可変周波数電源側に、他方がコンデンサ側に各々電気接続されており且つ互いに対向して配置された一対の電極板と、一対の電極板の間に挿入可能であり且つ一対の電極板を短絡するためのプラグとを有した構成となっていることを特徴とする誘導加熱装置用整合回路。
- 複数種のワークを周波数f1,f2,・・・fn の高周波により誘導加熱する誘導加熱装置において,請求項1又は2の誘導加熱装置用整合回路が備えられていることを特徴とする誘導加熱装置。
- 請求項3記載の誘導加熱装置において、複数種のワークを誘導加熱する際の周波数f1,f2,・・・fn を選択入力するための入力部と、請求項2のプラグに連結されており且つプラグにより請求項2の一対の電極板を短絡/開放させる移動機構と、入力部を通じて入力された周波数の選択結果に基づいて請求項1の高周波可変周波数電源及び移動機構を制御する制御部とを備えたことを特徴とする誘導加熱装置。
- 請求項3記載の誘導加熱装置において、請求項1の誘導コイルに通電すべき電圧を選択入力するための入力部と、請求項1の短絡部材に連結されており且つ請求項1の整合トランスのタップを短絡/開放させる移動機構と、入力部を通じて入力された電圧の選択結果に基づいて移動機構を制御する制御部とを備えたことを特徴とする誘導加熱装置。
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