JP3998897B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はIPS(In-Plane Switching:横電界駆動)モードの液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置において、視野特性の良いIPSモードが注目を集めている。IPSモードの液晶表示装置については特開平11−95218号公報、特開平11−133408号公報、特開2000−10105号公報等にその例を見ることができる。IPSモードは、従来のTN(Twisted Nematic)モードの液晶セルが基板に対して垂直な縦電界で液晶分子を動かすのに対し、基板に平行な横電界で液晶分子を動かすものである。
【0003】
一般に液晶層内における偏光状態の変化には、旋光によるものと複屈折によるものとがある。複屈折による変化の場合、液晶セルを挟む2枚の偏光板の透過軸が直交状態に配置されていると、液晶セルの透過率は以下の式で示される。
【0004】
T=sin22θ・sin2((Re/λ)π) ・・・(1)
Tは透過率、θは液晶分子の軸方向と偏光板の透過軸とのなす角、Reは液晶層が持つリタデーション、λは波長である。
【0005】
VA(Vertical Alignment)モードやTNモード等の液晶表示装置では、電圧の印加状態によって液晶分子を基板面に対し立ち上がらせたり、倒したりし、これにより表示状態を変化させる。これを図9乃至図11に基づき説明する。図9において、100はVAモードあるいはTNモードの液晶表示装置、110はその中心をなす液晶セルである。液晶セル110は基板111、112の間に液晶層113を配置している。121、122は基板111、112の外側に重ねて配置した偏光板である。今、液晶分子117は基板面に対し垂直に立ち上がっており、「黒」表示となっている。基板111、112の法線方向から観察すると、図10のように液晶分子117は「点」の状態に見える。同図において直線aは偏光板121の透過軸方向、直線bは偏光板122の透過軸方向を示し、これらは互いに直交状態となっている。また矢印yは図9の観察方向を示すものである。この場合液晶層113のリタデーションは0であり、これを上記(1)式にあてはめると、(1)式中のReが0ということであるから、Tの値も0になる。従って、基板の法線方向においては良好な黒状態が得られる。
【0006】
基板の法線方向でなく、斜めから見たときには状況が異なる。例えば図10の矢印y方向で斜めから観察した場合、液晶分子117は点ではなく、図11に示すようにある長さをもった存在として現れる。「I」は液晶分子117の見かけの軸方向である。この場合、液晶層113にはリタデーションが発生する(Reが0以外の値になる)。また、液晶分子117の見かけの軸方向Iも偏光板121、122の透過軸aまたはbに対して角度θを有する(θは0以外の値である)。そのため、(1)式のTの値は0でなくなり、光もれが発生する。
【0007】
これに対しIPSモードでは、「黒」表示の状態において、液晶分子は基板面に対し略平行、且つ偏光板の透過軸に対して平行をなしている。この状況を図12と図13に示す。構成要素の符号は図9のものを流用する。液晶分子117を基板の法線方向から観察したのが図13であるが、偏光板121の透過軸aと液晶分子117の見かけの軸方向とが一致している。(1)式にあてはめるとθ=0ということであるから、T=0となり、良好な「黒」表示が得られる。液晶分子117が基板面に対し平行であるならば、斜めから見た場合でも、図14に示すように液晶分子117の見かけの軸方向長さこそ変化すれ、軸方向自体は透過軸の方向と一致している。従ってθ=0、T=0であり、光もれは発生しないということになる。このように斜めから見た場合でも光もれが発生しにくいというのが、IPSモードが視野角特性的に有利であるとされている理由の一つである。
【0008】
視野角特性の観点からすれば、IPSモードにおいてはチルト角が存在しない方が良い。しかしながらIPSモードの液晶セルにおいても、液晶分子を所定方向に配向させるため配向膜のラビングが必須であり、このラビングにより液晶分子にプレチルト角が生じる。しかも、プレチルト角が小さいと初期配向不良が起こりやすいため、ある程度のチルト角は必要である。従って、IPSモードにおいても視野角依存性が生じ、黒表示における光もれといった現象が発生する。すなわち図15のようにプレチルト角を有している液晶分子117を基板の法線方向から観察したときには、図16に示すように液晶分子117の軸方向と偏光板121の透過軸aは重なって見え(見かけの軸方向が平行)、これは図13の状態と変わらない。しかし基板の法線方向からではなく、例えば図16の矢印y方向から斜めに角度をつけて観察した場合には、液晶分子117の見かけの軸方向と偏光板121の透過軸aとの間には図17に見られるように角度のずれθが生じる。(1)式においてθ≠0となればT≠0となり、光もれが発生するということになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、IPSモードの液晶表示装置における液晶分子のプレチルト角による視角依存性を低減し、視野角特性を改善することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、基板面に平行な電界によって駆動するIPSモードの液晶表示装置であって、第1の基板には第1の偏光板が配置されており、第1の基板に対向する第2の基板には第2の偏光板が配置されており、第1の偏光板と第2の偏光板の透過軸はほぼ直交の関係にあり、第1および第2の基板の間に存在する正の光学異方性を持つ液晶分子は第1または第2の偏光板の透過軸に対しほぼ平行で、かつチルト角を有する水平配向している液晶表示装置において、第1の基板側の液晶分子のチルト角がα、第2の基板側の液晶分子のチルト角がβであり、第1の基板と第1の偏光板の間及び第2の基板と第2の偏光板の間には負の光学異方性をもつ第1の複屈折フィルム及び第2の複屈折フィルムがそれぞれ配置され、第1の複屈折フィルムの光軸はフィルムの厚さ方向において基板面に対して平行からαまで変化して行き、第2の複屈折フィルムの光軸はフィルムの厚さ方向において基板面に対して平行からβまで変化して行くことを特徴とするものである。
【0016】
上記のように複屈折フィルムを配置することにより、プレチルトがリタデーションの値に与える影響を相殺し、視野角依存性を低減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を図1と図2に基づき説明する。液晶表示装置1は液晶セル10を中心に構成される。液晶セル10は第1の基板11と第2の基板12の間に液晶層13を挟んだものである。ちなみに第1の基板11はTFTアレイ基板、第2の基板12はカラーフィルター基板である。第1の基板11と第2の基板12は液晶層13に接する側の面にそれぞれ配向膜を有し、この配向膜は矢印14、15に示す通り同じ方向にラビングされている。そのため、両基板11、12の間に基板の法線方向とラビング方向により規定される仮想平面16を設定した場合、各液晶分子17はこの仮想平面16に含まれ、且つスプレイ配向となる。図2に示すように、第1の基板11の側の液晶分子17は水平配向(第1の基板11とほぼ平行)であり、且つプレチルト角αを有し、第2の基板12の液晶分子17も水平配向(第2の基板12とほぼ平行)であり、且つプレチルト角βを有する。中間の液晶分子17はαとβの間のいずれかのプレチルト角を有する。
【0018】
21は第1の基板11の側に配置される第1の偏光板、22は第2の基板12の側に配置される第2の偏光板である。第1の偏光板21の透過軸(偏光軸)23と第2の偏光板22の透過軸24はほぼ直交の関係にある。ラビング方向との関係で言えば、透過軸23はラビング方向とほぼ平行し、透過軸24はラビング方向とほぼ直交する。従って液晶分子17の分子軸の方位は透過軸23に対しほぼ平行となる。
【0019】
31は第1の基板11と第1の偏光板21の間に配置された第1の複屈折フィルム、32は第2の基板12と第2の偏光板22の間に配置された第2の複屈折フィルムである。第1および第2の複屈折フィルム31、31はそれぞれ光学補償板として使用されるものであり、光学異方性は負号である。液晶分子17の光学異方性は正号である。
【0020】
第1および第2の複屈折フィルム31、32はそれぞれ光学補償素子としての機能を果たす光学異方層33、34を有する。光学異方層33、34は図2において楕円形状で表象される。光学異方層33、34の光軸はフィルムの厚さ方向において変化して行く。第1の複屈折フィルム31において、第1の偏光板21に近い光学異方層33の光軸は第1の基板11の面にほぼ平行であるが、第1の基板11に接近した地点では光軸の角度がほぼプレチルト角αに一致する。第2の複屈折フィルム32においては、第2の偏光板22に近い光学異方層34の光軸は第2の基板12にほぼ平行であるが、第2の基板12に接近した地点では光軸の角度がほぼプレチルト軸βに一致する。
【0021】
複屈折フィルムの働きを図18乃至図20に基づき説明する。図18のように液晶分子117がプレチルト角αを有し、光学異方層133の光軸もαに一致している場合、液晶セル110を基板の法線方向から観察すれば、図19のように液晶分子117の見かけの軸方向と、偏光板121の透過軸aの方向と、光学異方層133の見かけの光軸方向はすべて一致しており、良好な「黒」表示を得ることができる。斜めから観察した場合、液晶分子117のチルト角と光学異方層133の光軸の方向が一致していれば、図20のように液晶分子117の見かけの軸方向と光学異方層133の見かけの光軸は一致し、液晶分子117によるリタデーションを光学異方層133によるリタデーションで補償することができる。従って、この場合も良好な「黒」表示を得ることができる。
【0022】
なお、液晶分子117のプレチルト角αは必ずしも均一という訳ではなく、液晶分子117によって角度の値が異なるが、そのすべてに光学異方層133の光軸の向きを対応させねばならないというものでもない。ある程度以上のプレチルト角αにつき補償してやれば、実用的には十分である。
【0023】
このように、第1の複屈折フィルム31の光軸が第1の基板11の側の液晶分子17のチルト方向と同一の方向に傾斜し、第2の複屈折フィルム32の光軸が第2の基板12の側の液晶分子17のチルト方向と同一の方向に傾斜するので、液晶分子17のチルトにより増加した液晶セル10の正のリタデーションが複屈折フィルム31、32の負のリタデーションにより光学的に補償される形になり、視野角が拡大する。
【0024】
図3から図8まで、本発明の他の実施形態を示す。第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、説明は略す。図3と図4は第2の実施形態を示すものであるが、ここでは、第1の基板11における配向膜ラビング方向が矢印14aで示すように第2の基板11におけるラビング方向15とは180゜逆になっている。そのため、仮想平面16内における液晶分子17の配向はプレチルト角αを有するホモジニアス配向となる。液晶分子17の分子軸の方位が透過軸23にほぼ平行である点は前と変わらない。第1の基板11と第1の偏光板21の間の複屈折フィルム31は、その光学異方層33の光軸の傾斜がフィルムの厚さ全域にわたってほぼプレチルト角αに等しくされている。これにより、液晶分子17のチルトにより増加した液晶セル10の正のリタデーションは複屈折フィルム31の負のリタデーションで光学的に補償されることになる。第2の基板12と第2の偏光板22の間には複屈折フィルムはない。
【0025】
図5と図6に第3の実施形態を示す。第2の実施形態と同様、仮想平面16内における液晶分子17の配向はホモジニアス配向であるが、今度の場合、プレチルト角が均一ではなく、第1の基板11の側の液晶分子17はプレチルト角αを有し、第2の基板12の側の液晶分子17はプレチルト角βを有する。中間の液晶分子17はαとβの間のプレチルト角を有する。今度は第1の基板11と第1の偏光板21の間から複屈折フィルムが取り除かれ、第2の基板12と第2の偏光板22の間に複屈折フィルム32が配置されている。複屈折フィルム32の中の光学異方層34の光軸はフィルムの厚さ方向において液晶分子17のプレチルト角にならって角度αからβまで変化するものであり、第2の基板12の側においてはその角度はαに等しく、偏光板22の側においてはその角度はβに等しく、中間ではαとβの間の角度になっている。これにより、液晶分子17のチルトにより増加した液晶セル10の正のリタデーションは複屈折フィルム32の負のリタデーションで光学的に補償されることになる。
【0026】
図7と図8に第4の実施形態を示す。第2の実施形態と同様、仮想平面16内における液晶分子17の配向はホモジニアス配向であるが、プレチルト角が均一ではなく、第1の基板11の側の液晶分子17はプレチルト角αを有し、第2の基板12の側の液晶分子17はプレチルト角βを有する。今度は第1の基板11と第1の偏光板21の間、および第2の基板12と第2の偏光板22の間にそれぞれ複屈折フィルム31、32が配置され、且つ複屈折フィルム31、32の中の光学異方層33、34の光軸はプレチルト角α、βにならって設定されている。すなわち光学異方層33の光軸の方向はプレチルト角αに一致し、光学異方層34の光軸の方向はプレチルト角βに一致する。これにより、液晶分子17のチルトにより増加した液晶セル10の正のリタデーションは複屈折フィルム31、32の負のリタデーションで光学的に補償されることになる。
【0027】
なお複屈折フィルムの配置とその光学異方層の光軸の設定は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば第1の実施形態において、基板11に隣り合わせた複屈折フィルム31がプレチルト角ゼロからαまでの分のリタデーションを補償し、基板12に隣り合わせた複屈折フィルム32がプレチルト角ゼロからβまでの分のリタデーションを補償する形にしたが、これを逆にして、複屈折フィルム31がプレチルト角ゼロからβまでの分のリタデーションを補償し、複屈折フィルム32がプレチルト角ゼロからαまでの分を補償するようにしても良い。
【0028】
また図3、4に示す第2の実施形態において、複屈折フィルム31の位置を第2の基板12と第2の偏光板22の間に移すことも可能である。図5、6に示す第3の実施形態において、複屈折フィルム32の位置を第1の基板11と第1の偏光板21の間に移すことも可能である。第3の実施形態において、第1の偏光板21の側の光学異方層34がプレチルト角βのリタデーションを補償し、第2の偏光板22の側の光学異方層34がプレチルト角αのリタデーションを補償するよう構成することも可能である。また図7、8に示す第4の実施形態において、複屈折フィルム31がプレチルト角αのリタデーションを補償し、複屈折フィルム32がプレチルト角βのリタデーションを補償するよう構成することも可能である。
【0029】
【発明の効果】
本発明の構成によれば、IPSモードの液晶表示装置において、液晶分子のプレチルト角により増加した液晶セルのリタデーションが複屈折フィルムのリタデーションにより光学的に補償され、視野角特性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す液晶表示装置の概略構成図にして、構成要素を分解斜視図の形で表現したもの
【図2】 本発明の第1の実施形態を示す液晶表示装置の概略構成図にして、断面図の形で表現したもの
【図3】 本発明の第2の実施形態を示す液晶表示装置の概略構成図にして、構成要素を分解斜視図の形で表現したもの
【図4】 本発明の第2の実施形態を示す液晶表示装置の概略構成図にして、断面図の形で表現したもの
【図5】 本発明の第3の実施形態を示す液晶表示装置の概略構成図にして、構成要素を分解斜視図の形で表現したもの
【図6】 本発明の第3の実施形態を示す液晶表示装置の概略構成図にして、断面図の形で表現したもの
【図7】 本発明の第4の実施形態を示す液晶表示装置の概略構成図にして、構成要素を分解斜視図の形で表現したもの
【図8】 本発明の第4の実施形態を示す液晶表示装置の概略構成図にして、断面図の形で表現したもの
【図9】 VAモードあるいはTNモードの液晶表示装置について説明する概略構成図にして、断面図の形で表現したもの
【図10】 図9の液晶分子を基板法線方向から観察した状況を示す説明図
【図11】 図9の液晶分子を基板法線方向に対し斜めの角度から観察した状況を示す説明図
【図12】 液晶分子にプレチルト角のないIPSモードの液晶表示装置について説明する概略構成図にして、断面図の形で表現したもの
【図13】 図12の液晶分子を基板法線方向から観察した状況を示す説明図
【図14】 図12の液晶分子を基板法線方向に対し斜めの角度から観察した状況を示す説明図
【図15】 液晶分子がプレチルト角を有するIPSモードの液晶表示装置について説明する概略構成図にして、断面図の形で表現したもの
【図16】 図15の液晶分子を基板法線方向から観察した状況を示す説明図
【図17】 図15の液晶分子を基板法線方向に対し斜めの角度から観察した状況を示す説明図
【図18】 IPSモードの液晶表示装置において、液晶分子のプレチルト角によるリタデーションを複屈折フィルムのリタデーションで補償する状況について説明する概略構成図にして、断面図の形で表現したもの
【図19】 図18の液晶分子と光学異方層を基板法線方向から観察した状況を示す説明図
【図20】 図18の液晶分子と光学異方層を基板法線方向に対し斜めの角度から観察した状況を示す説明図
【符号の説明】
1 液晶表示装置
10 液晶セル
11 第1の基板
12 第2の基板
13 液晶層
14 ラビング方向を示す矢印
15 ラビング方向を示す矢印
16 仮想平面
17 液晶分子
21 第1の偏光板
22 第2の偏光板
23 透過軸
24 透過軸
31 複屈折フィルム
32 複屈折フィルム
33 光学異方層
34 光学異方層

Claims (1)

  1. 基板面に平行な電界によって駆動するIPSモードの液晶表示装置であって、第1の基板には第1の偏光板が配置されており、第1の基板に対向する第2の基板には第2の偏光板が配置されており、第1の偏光板と第2の偏光板の透過軸はほぼ直交の関係にあり、第1および第2の基板の間に存在する正の光学異方性を持つ液晶分子は第1または第2の偏光板の透過軸に対しほぼ平行で、かつチルト角を有する水平配向している液晶表示装置において、
    第1の基板側の液晶分子のチルト角がα、第2の基板側の液晶分子のチルト角がβであり、
    第1の基板と第1の偏光板の間及び第2の基板と第2の偏光板の間には負の光学異方性をもつ第1の複屈折フィルム及び第2の複屈折フィルムがそれぞれ配置され、
    第1の複屈折フィルムの光軸はフィルムの厚さ方向において基板面に対して平行からαまで変化して行き、第2の複屈折フィルムの光軸はフィルムの厚さ方向において基板面に対して平行からβまで変化して行くことを特徴とする液晶表示装置。
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