JP3996459B2 - データ通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像情報の送信後に便利に使用するための機能を搭載したデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータが一般家庭へ普及するとともに、多機能化に伴い携帯電話機がメール送受信機能を持つなど、インターネットを利用するための通信インフラが整備されつつある。また、インターネットに低料金で接続できる環境が整備されることに伴って利用料金が安価になりつつあるため、インターネットを情報伝達手段として活用する機会が格段に増えてきている。こうした背景のもと、ファクシミリ装置は身近なOA機器として広く普及しているものの、ファクシミリ装置を使用した従来の通信環境下での情報伝達は、減りつつあるのが事実である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ファクシミリ装置は、イメージ情報を確実に送信でき、電子メールのようにサーバによる遅延が無く、インターネットと比較して情報が盗まれる秘密漏洩等セキュリティ面での危険性が低いことから、イメージ情報を確実かつ安全に送信したい場合等には、ファクシミリ装置が用いられることが多い。ファクシミリ装置のこのような用い方からすると、電話をかける場合等画像情報の送信終了後の次のアクションについての利便性を向上させることが望ましい。
【0004】
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、データ通信装置において、電話をかける場合等送信終了後の次のアクションについての利便性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、原稿の画像情報を読み取る画像情報読取手段と、その手段によって読み取った画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、所定の入力装置を備えた操作入力手段と、所定の表示装置を備えた表示手段と、画像情報の送受信を制御する通信制御手段とを有するデータ通信装置において、上記操作入力手段により入力される電話帳情報を登録して管理する電話帳情報管理手段と、その手段により管理されている電話帳情報のうち、画像情報の送信で用いた番号に対応する電話帳情報を上記表示手段に表示させる電話帳情報表示手段と、音声を送受信する手段を有する電話手段と、上記通信制御手段又は上記電話手段と一般公衆網との接続を切替える手段と、電話手段のフック状態を検出する手段と、上記画像情報の送信後、上記電話帳情報表示手段がその画像情報の送信で用いた番号に対応する電話帳情報を前記表示手段に表示させている状態で、上記フック状態を検出する手段がオフフックを検出し、かつ一般公衆網への接続が上記電話手段に切替えられているときに、上記表示手段に表示されている電話帳情報の電話番号を用いて上記電話手段を発呼させる手段を設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
図1はこの発明によるファクシミリ装置の一実施の形態の主要な構成を示すブロック図である。
このファクシミリ装置は、図1に示すように、操作部1と、表示・通知部2と、システム制御部3と、画像処理部5と、画像メモリ6とを有し、さらに通信制御部7と、NCU部8と、書込部9と、読取部10と、電話機能部11とを有して構成され、NCU部8及び電話機能部11を除いて各構成要素が互いにシステムバス4を介して接続されている。
【0008】
操作部1は、図2に示すように、所定のテンキー及び文字入力キーを備えたメカニカルキーやタッチパネルキーなどからなる操作キー1aを有し、システムバス4を介してシステム制御部3とのデータのやり取りを行う操作入力手段であって、画像情報のファクシミリ送信に必要な操作(例えば、相手先ファクシミリ番号の入力やスタート/ストップなど)や送受信の状況確認等、ファクシミリ装置の使用に必要な情報を操作キー1aの操作入力により入力してシステム制御部3に入力する。操作キー1aは、ファクシミリ送信時にファクシミリ番号を入力するテンキーと、ファクシミリ送信時の一連の操作にて使用するスタートキー、ストップキー、リダイヤルキー、ワンタッチキーと、短縮番号を選択するための短縮キーなどがある。また、後述する電話帳情報を登録するときに使用するキーとして、アルファベットキー、カナキー、漢字変換キーなどが設けられている。なお、キー数削減のため、1つの物理的キーに複数の意味を持たせてもよい。
【0009】
表示・通知部2は、LED表示装置と、操作部1より操作入力される情報や現在の動作状態及び時刻等を表示する液晶ディスプレイ(LCD)等の表示装置と、ブザー等の鳴動装置とを有する表示手段であって、システム制御部3から指示を入力してLED表示装置を点灯させるなどして各装置を作動させる。その表示装置は図3及び図4に示すような表示パネル2aと、後述する電話帳キー2bと電話モード切替キー2cとを有している。なお、LCDは、キャラクタ表示タイプの他、ドットマトリクスタイプを用いることもでき、また操作機能も合わせたタッチパネル式表示部を用いることもできる。
【0010】
システム制御部3は、ファクシミリ装置全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を有するユニットであって、そのROMに記憶されているプログラムにしたがって処理を実行し、操作部1をはじめとする各構成部を制御する。ROMにはファクシミリ装置の基本プログラム及びこの発明の特徴とする機能を実現させるためのプログラムが格納されている。そのプログラムが膨大な場合は、ROMのほか図示しない磁気ディスク装置等を搭載してそこに格納してもよく、画像メモリ6に磁気ディスク装置を用い、その画像メモリ6と共通化してもよい。システム制御部3は、通信制御部7を制御し、時計機能及び画像メモリ6に蓄積するメッセージデータを管理するファイル管理機能も有している。
【0011】
電源が切れた場合でも保持する必要があるファクシミリ送信の短縮番号、ワンタッチファクシミリ番号、電話帳情報等の情報は、電源が切れた場合でも情報を保持できるバッテリーバックアップメモリや不揮発性メモリに保存されている。バッテリーバックアップに使用するバッテリーとしては、リチウム1次電池や充電が可能なリチウム2次電池、ニッカド2次電池等を用いて電源遮断時にもRAMへの電源供給を行えるようにして情報を保持している。ROMはキャラクタ情報等フォントデータを格納する領域を有するが、これはプログラムを格納するROMと同一のROMにて構成することも可能である。
【0012】
システムバス4は、ファクシミリ装置の各構成要素を結び、システムを連結するバスである。
画像処理部5は、符号化された生データの圧縮、圧縮されたデータを伸張して元の画像情報を復元する処理及び変倍処理や生データにてデータ加工を行い、TTIの埋込みも行う。なお、画像処理部5はシステムバス4に接続して1つのブロックとして構成しているが、通信制御部7と、書込部9と、読取部10とにそれぞれ独立して設ける構成にしても良い。
【0013】
画像メモリ6は、原稿を読み取って送信するための画像情報や受信した画像情報を記憶する画像情報記憶手段であって、画像情報を少なくとも一時的に記憶できるようになっていて、複数の受信メッセージデータと送信メッセージデータをファイルとして蓄積する。画像メモリ6には、例えば磁気ディスク装置が利用されるが、そのほか、基板に実装されるRAMモジュールや、カードスロットに挿入されるメモリカードなどでもよい。
通信制御部7は、システム制御部3の指示を受けてNCU(Network Control Unit)部8を制御し、加入電話回線PSTN網と接続して相手側通信端末とのファクシミリ送受信での通信を制御する。また、通信制御部7は、内蔵モデムにより相手側通信端末からの受信データ(変調されている)を復調し、送信データを変調する。さらに、NCU部8にて検出されたリンギング電圧のパルスの検出や、DTMF信号の検出とともにトーン信号を検出し、送信時の発呼を行う。
【0014】
NCU部8は、一般公衆網(PSTN)の接続及び回線の閉結を管理し、呼び出し信号(リンギング)を検出する。また、電話機能部11を接続する接続部を有し、その電話機能部11のフック状態を検出する検出部と、電話機能部11を一般公衆網に接続させるための接続切替部とを有している。
書込部9は、受信した画像情報や受信結果を表す画像情報(例えば、送信元の電話番号、受信時刻などの情報)を入力して用紙に画像を形成し、印刷するための機構を備えたユニットからなる書込手段である。この書込部9は、たとえば、サーマル素子を利用したサーマル記録装置が使用されるが、サーマル記録装置に限定されるものではなく、電子写真方式、インクジェット方式、トナージェット方式など、用紙に画像イメージを記録できるもので良い。書込部9は、ページメモリを有し、システム制御部3にて書込みが指定された画像メモリ6の画像ファイルをページ毎そのページメモリに蓄積して書込みするため順次転送する。そして、そのページメモリに蓄積された生データを受け取り、感熱記録素子に直接あるいはインクシートを介して間接的に普通記録紙に画像を記録する。なお、書込部9は、伸張処理を行う画像処理機能を付加してもよい。その場合、入力データは圧縮データとなり、ここで伸張して生データとされ印刷出力することができる。
【0015】
読取部10は、用紙に文字や図形が記載された原稿の画像をイメージセンサで読み取り電気信号に変換し、画像情報を入力する画像情報読取手段であって、スキャナ部ともいわれる。例えば、CCD(Charge Coupled Device)を利用したイメージスキャナである。読取部10は、読み取られたイメージデータを2値化して生データとし、原稿読取時の、縮小、拡大等の変倍処理、線密度変換等も行う。
電話機能部11は送話部と受話部とを有し、NCU部8の指示を受けてそのNCU部8を介して一般公衆網に接続され、音声の送受信を実行する。
次に、以上のような構成を有するファクシミリ装置の機能について、図1のブロック図とともに、図5以降に示したフローチャートを参照して具体的に説明する。なお、図2以降に示したフローチャートにおいて、ステップをSと略記している。
【0016】
図1に示したファクシミリ装置は、システム制御部3がROMに記憶されている所定の処理プログラムを読込み、図5に示すフローチャートに沿って通信制御部7及びNCU部8などの各構成要素を作動させることによって、後述する各機能を実現する。図5は、操作者がファクシミリ送信を行い、その送信後に電話帳情報を表示させる際の動作手順を示すフローチャートである。
図1に示したファクシミリ装置は、電話帳機能を有している点を特徴としている。この電話帳機能は、電話連絡をする際に必要とされる宛先名、ファクシミリ番号、電話番号、住所、メモなどの情報(この情報を「電話帳情報」という)をファクシミリ送信終了後にファクシミリ送信を行った旨の電話連絡をする必要が生じることを想定して、予め操作部1を操作して入力し、システム制御部3により管理する機能(電話帳情報管理機能)と、管理されている電話帳情報のうちファクシミリ送信で用いたファクシミリ番号に対応するものを表示・通知部2に表示させる機能(電話帳情報表示機能)とからなっていて、いずれもシステム制御部3のCPUがROMに記憶されているプログラムにしたがい処理を実行することにより実現される。
【0017】
電話帳情報を入力するときは、操作者が操作部1に設けられた操作キー1aのテンキー、アルファベットキー、カナキーを操作し、漢字変換キーを用いた漢字変換機能によりローマ字入力、カナ入力されたものを漢字変換し、システム制御部3のRAMに記憶して保持させることによって行う。そして、電話帳情報管理機能により管理されている電話帳情報は、電話帳情報表示機能により、ファクシミリ送信する際にワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルが選択された場合に、その選択されたダイヤルのファクシミリ番号(以下「選択番号」という)に対応するものが表示パネル2aに表示される。また、電話帳情報は、相手先のファクシミリ番号がテンキーにて入力されても、その番号と一致する情報が保持されている場合に表示・通知部2に表示される。なお、電話帳情報は、電話帳キー2bを押下等してからの操作部1の特定の操作入力により、表示・通知部2に表示されるようにしてもよい。もちろん、電話帳情報を表示パネル2aに表示させてから、ワンタッチ・短縮ダイヤルの操作入力も可能である。
【0018】
電話帳情報が電話帳情報表示機能により表示パネル2aに表示される場合、表示パネル2aには、図3に示すように、「短縮番号」、「宛先名称」、「FAX番号」、「電話番号」、「住所」、「メモ」の各項目に保持されている情報が表示され、或いは図4に示すように、「ワンタッチ」、「宛先名称」、「FAX番号」、「電話番号」、「住所」、「メモ」の各項目に保持されている情報が表示される。
そして、ファクシミリ送信を行う場合、まず、操作者が図示しないメニュー画面において「送信処理」を選択すると、ファクシミリ装置は、図5のフローチャートにおいてシステム制御部3が処理をステップ1に進め、表示パネル2aに所定のメッセージを表示させる。操作者がそのメッセージにしたがい相手先ファクシミリ番号を操作部1より入力若しくはワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルを操作して入力する。次に、操作者は送信原稿をセットしてスタートキーを押下し、ファクシミリ送信の指示を入力する(なお、送信原稿のセットはファクシミリ番号の入力前でもよい)。これを受けてファクシミリ装置はステップ2に進み、入力されたファクシミリ番号若しくはワンタッチキーや短縮ダイヤルの選択番号により、システム制御部3が通信制御部7に対してファクシミリ送信の指示を行う。
【0019】
すると、通信制御部7は指示されたファクシミリ番号を用いてNCU部8を制御し、一般公衆網に対してダイヤルしてその送信相手との通信を確立し、ファクシミリ通信を行う。ここでのファクシミリ伝送制御手順は、ITU−Tの勧告にそった形で通信制御部7にて行われる。続くステップ3ではファクシミリ送信終了後に通信制御部7がファクシミリ送信の終了をシステム制御部3に通知する。すると、ステップ4に進みシステム制御部3が電話帳情報管理機能にて管理している電話帳情報を読み出して、ファクシミリ送信で用いた選択番号に対応した電話帳情報を表示・通知部2に入力し、続いてその電話帳情報を電話帳情報表示機能により表示パネル2aに表示させる。
【0020】
続くステップ5では、システム制御部3が電話帳情報を表示・通知部2に表示している時間(表示時間)を計測し、予め設定した時間経過があった場合はステップ6に進んで表示パネル2aを初期状態に戻す(表示クリア)ように表示・通知部2に指示してその後処理を終了する。この場合、操作部1にて特定のキー操作(例えば、クリアキーやストップキーの押下)があった場合、そのキー操作情報をシステム制御部3に通知して、システム制御部3が操作されたキー情報を解析し、表示パネル2aの表示を初期状態に戻す必要のある場合は、初期状態に表示を戻す指示を表示・通知部2に行い、これにより、表示パネル2aを初期状態に戻すようにしてもよい。
以上のように、この発明によるファクシミリ装置によれば、ファクシミリ送信終了後にそのファクシミリ送信で用いたファクシミリ番号に対応する電話帳情報が自動的に表示されるため、操作者はその表示を参照することによって電話帳情報を得ることができる。したがって、ファクシミリ送信終了後にファクシミリ送信をした旨の電話連絡を行う際に電話番号の検索等、電話連絡が必要な場合の手間乃至操作が簡略化されて容易になり、ファクシミリ送信終了後の次のアクションについての利便性が向上する。
【0021】
しかしながら、電話帳情報が上述のようにして、ファクシミリ装置に表示されても、そのファクシミリ装置と電話機とが離れた場所に設置されていると表示されている電話帳情報を電話をかける際に見ることができないおそれがあり、電話帳情報を利用して電話をかけることができない可能性がある。その場合を想定してファクシミリ装置は、電話機能部11を設けるとともに電話/ファクシミリ切替機能により接続を切替えて、その電話機能部11を作動させることにより、電話がかけられるようになっている。
ファクシミリ装置の電話/ファクシミリ切替機能は、操作部1のキー操作(電話モード切替キー2cの押下)により、操作部1がそのキー操作情報をシステム制御部3に通知して行われる。システム制御部3は操作入力されたキー情報を解析して、通信制御部7に対し電話機能部11を一般公衆網に切替えるための指示を行う。通信制御部7はシステム制御部3からの指示に基づいて、NCU部8を作動させ、その接続切替部により電話機能部11が一般公衆網に接続されるように接続を切替える。
【0022】
こうして、接続が切替えられた場合、通信制御部7はNCU部8を制御してその検出部を作動させ、電話機能部11のフック状態を検出する。ここで、オンフックとなった場合は電話機能部11を使用して電話をかける通話が終了したと判断し、切替えた電話機能部11と一般公衆網との接続を元に戻す(ファクシミリ送信側に接続する)制御を行い、それに続き電話機能部11の使用が終了したことを示す情報をシステム制御部3に入力する。以上のようにすることにより、ファクシミリ装置により電話がかけられるようになるから、ファクシミリ装置から離れることなく、ファクシミリ送信終了後の電話をかけることができるようになり、ファクシミリ装置と電話機とが離れた場所に設置されている場合でも、ファクシミリ送信終了後の次のアクションについての利便性が向上する。
【0023】
ところが、ファクシミリ装置が電話/ファクシミリ切替機能を搭載していても表示パネル2aには電話番号が表示されるだけであり、操作者が電話をかけるには、ファクシミリ送信終了後に表示された電話帳情報から電話番号を見つけ出して入力しなければならず、手間を要すると考えられる。その場合を想定し、ファクシミリ装置は図6に示すフローチャートに従い作動する。この図6に示すフローチャートの動作は、上述の動作と共通するところがあるので、共通する部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。
操作者がメニュー画面の送信処理を選択して、ステップ1からステップ4までを図6と同様に実行して、ファクシミリ送信終了後にファクシミリ送信で用いたファクシミリ番号に対応した電話帳情報を表示・通知部2に表示する。
【0024】
その一方、システム制御部3は、表示・通知部2に電話帳情報が表示されている状態を管理していて、この状態にて、操作者が電話機をオフフックした際NCU部8がその検出部によりオフフック状態を検出し、検出結果となる検出情報を出力する。この検出情報は、システム制御部3に入力され、システム制御部3はその検出情報を元に通信制御部7に対して接続を電話モードに切替える指示を行い、通信制御部7はNCU部8に指示して電話機能部11を一般公衆網に接続して電話がかけられるようにする電話モードへの切替えを行う。ここで、システム制御部3が処理をステップ7に進めて電話機能部11のオフフック及び電話モードへの切替えがともに行われたか否かを判断し、ともに行われていればステップ8に進み、そうでなければステップ11に進む。
【0025】
ステップ8に進むと、電話モードに切替わった状態にて、操作者がファクシミリ番号と同じワンタッチダイヤル若しくは短縮ダイヤルを選択して入力する。続くステップ9では、操作部1からその選択をする際の操作情報がシステム制御部3に入力され、システム制御部3は選択番号として記憶されているファクシミリ番号を電話帳情報をもとにして音声の送受信で用いる電話番号に置き換える指示を通信制御部7に入力して、通信制御部7がその置き換えられた電話番号を用いてダイヤルして発呼し、一般公衆網に接続することでファクシミリ装置により電話をかけることができる。その後ステップ10に進み、通信制御部7がNCU部8に指示してその検出部により電話機能部11のオンフック状態を検出すると、切替えた電話機能部11と一般公衆網との接続を元に戻す制御を行い、電話機能部11の使用が終了したことを示す情報をシステム制御部3に入力して処理を終了する。
【0026】
一方、ステップ11に進む場合、すなわち、電話機能部11のオフフックが無い場合、システム制御部3が電話帳情報の表示パネル2aへの表示時間を計測していて、その計測時間が予め設定した時間を経過すると、表示・通知部2に指示してその表示を初期状態に戻す(クリアさせる)ための指示を行い、表示・通知部2の表示を初期状態に戻す。或いは操作部1にて特定のキー操作(例えば、クリアキー押下やストップキー押下)があった場合、操作部1からそのキー操作情報がシステム制御部3に入力され、システム制御部3がその操作入力されたキー情報を解析して、表示を初期状態に戻す必要がある場合、表示・通知部2に対して表示を初期状態に戻す指示を行い、表示・通知部2は表示を初期状態に戻す。この表示・通知部2により初期状態に戻す操作が行われると処理が終了し、行われない場合はステップ7に処理が戻る。
以上のように、ファクシミリ装置は、操作者が電話帳情報から電話番号を見つけ出して入力することなく、ファクシミリ送信終了後に電話をかけることができるので、ファクシミリ送信終了後の次のアクションについての利便性が一層向上する。
【0027】
ファクシミリ装置は、上述の図6に示すフローチャートに代わり、図7に示すフローチャートに従い作動させてもよい。この図7に示すフローチャートの動作は、上述の図6に示すフローチャートによる動作と共通するところがあるので、共通する部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。
操作者がメニュー画面の送信処理を選択して、ステップ1からステップ4までを図6と同様に実行してファクシミリ送信終了後にファクシミリ送信で用いたファクシミリ番号に対応する電話帳情報を表示・通知部2に表示する。その後、さらにステップ12を実行する。ここでは、システム制御部3が表示・通知部2に電話帳情報が表示されている状態を管理していて、この状態にて、操作者が電話機能部11をオフフックした際にそのオフフック状態をNCU部8の検出部により検出し、その検出結果となる検出情報を出力する。この検出情報がシステム制御部3に入力されると、システム制御部3はその検出情報を元に通信制御部7に対して接続を電話モードに切替える指示を行い、通信制御部7はNCU部8に対して電話機能部11を一般公衆網に接続して電話がかけられるようにする電話モードへの切替えを行う。ここで、システム制御部3が電話機のオフフック及び電話モードへの切替えがともに行われたか否かを判断し、ともに行われていればステップ13に進み、そうでなければステップ11に進む。
【0028】
ステップ13に進むと、電話モードに切替わった状態にて、システム制御部3が表示パネル2aに表示されている電話帳情報の電話番号を用いてダイヤルするように通信制御部7に指示を行い、通信制御部7はその電話番号を用いてダイヤルして発呼するように電話機能部11を作動させて電話機能部11を一般公衆網に接続し、こうしてファクシミリ装置により電話をかけることができる。そして、ステップ10に進み、通信制御部7が図6の場合と同様にしてオンフックを検出すると、切替えた電話機能部11と一般公衆網側との接続を元に戻す制御を行い、電話機能部11の使用が終了した情報をシステム制御部3に入力して処理を終了する。また、ステップ12から分岐してステップ11に進む場合は図6の場合と同様にして表示・通知部2が表示を初期状態に戻す操作を行い、その操作が行われると処理が終了し、行われない場合はステップ12に処理が戻る。
以上のようにしても、ファクシミリ装置は、電話番号の選択番号を操作者が入力することなく、ファクシミリ送信終了後に電話をかけることができるので、ファクシミリ送信終了後の次のアクションについての利便性が一層向上する
【0029】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によるデータ通信装置は、送信終了後にその送信で使用した電話帳情報が表示されるため、送信終了後電話をかけるための操作が容易になり、画像情報の送信終了後の次のアクションの利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるファクシミリ装置の一実施の形態の主要な構成を示すブロック図である。
【図2】操作部の操作キーと表示・通知部の表示パネルの一例を示す平面図である。
【図3】電話帳情報を表示した表示パネルの一例を示す平面図である。
【図4】電話帳情報を表示した表示パネルの他例を示す平面図である。
【図5】操作者がファクシミリ送信を行い、その送信後に電話帳情報を表示させる際の動作手順を示すフローチャートである。
【図6】電話帳情報の表示後にファクシミリ番号を電話番号に置き換えて電話機能部を作動させる際の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】電話帳情報の表示後にその表示されている電話帳情報の電話番号を用いて電話機能部を作動させる際の動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:操作部 2:表示・通知部
1a:操作キー 2a:表示パネル
3:システム制御部 4:システムバス
5:画像処理部 6:画像メモリ
7:通信制御部 8:NCU部
9:書込部 10:読取部
11:電話機能部

Claims (1)

  1. 原稿の画像情報を読み取る画像情報読取手段と、該手段によって読み取った画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、所定の入力装置を備えた操作入力手段と、所定の表示装置を備えた表示手段と、画像情報の送受信を制御する通信制御手段とを有するデータ通信装置において、
    前記操作入力手段により入力される電話帳情報を登録して管理する電話帳情報管理手段と、
    該手段により管理されている電話帳情報のうち、画像情報の送信で用いた番号に対応する電話帳情報を前記表示手段に表示させる電話帳情報表示手段と、
    音声を送受信する手段を有する電話手段と、
    前記通信制御手段又は前記電話手段と一般公衆網との接続を切替える手段と、
    前記電話手段のフック状態を検出する手段とを設け、
    前記画像情報の送信後、前記電話帳情報表示手段が該画像情報の送信で用いた番号に対応する電話帳情報を前記表示手段に表示させている状態で、前記フック状態を検出する手段がオフフックを検出し、かつ一般公衆網への接続が前記電話手段に切替えられているときに、前記表示手段に表示されている電話帳情報の電話番号を用いて前記電話手段を発呼させる手段を設けたことを特徴とするデータ通信装置。
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