JP3995840B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、所定の走査光学系で原稿を読取走査し、この読取走査した光を光電変換素子で受光して、原稿の画像を読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境保護、省エネルギーが叫ばれて、複写機にはエナジースター、ZESM等の規格が規定されている。これらの規格は省エネルギーを目的とし、複写機の待機時の消費エネルギーに制限を設けたものである。
【0003】
これらを受けて、複写機の待機時には、消費電力の大きい定着ヒータをはじめ、操作パネル等の電源は、オフされあるいは低電力運転に切り替えられる。複写機に搭載されているイメージスキャナにおいては電源を一括してオフすることが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような従来技術において、待機状態にある複写機を使用する場合は、電源をオン状態に戻し、あるいは、低電力運転から通常運転状態に戻して、複写機が使用可能な状態になるまでユーザに待って頂いていたが、この待ち時間はユーザにとっては実際以上に長く感じられ、ストレスを与えることにつながっていた。
【0005】
特開平6−326867号公報開示されているように、複写機のイメージスキャナにおいては、得られたアナログ画像信号が精度良くデジタル画像信号に変換されるように、電源をオンにした後に以下の調整を行っている。
【0006】
▲1▼.アナログ画像信号を程よい大きさに増幅するための増幅率の調整。
【0007】
▲2▼.黒レベルが最適な値になるように基準レベルの調整。
【0008】
すなわち、従来の複写機においては、待機状態からの復帰時に上記調整を行っているので、前記のように待機状態からの復帰に長い時間が必要となり、ユーザをより長く待たせる結果につながるという不具合があった。
【0009】
この発明の目的は、待機状態からの復帰時間が必要以上に長くならず、ユーザに不快感を与えない画像読取装置を提供することである。
【0010】
この発明の別の目的は、画像読取装置が待機状態のときに露光走査用の光源やシェーディング補正用の白基準板を交換した場合でも、それに応じた特性が得られて、安定した画像読取を行うことができるようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、所定の走査光学系で原稿を読取走査し、この読取走査した光を光電変換素子で受光して、前記原稿の画像を読み取る画像読取装置において、前記光電変換素子が出力するアナログ画像信号に対し当該アナログ画像信号をA/D変換するための前処理を行う前処理装置と、この前処理装置に電力を供給する電源部と、装置本体の主電源スイッチをオンにしたときには前記前処理装置に電力の供給を行うように前記電源部を制御する第1の制御手段と、この電力の供給開始後に前記画像読取の動作が行われることなく所定の時間が経過したときに、省エネモードに移行するために前記前処理装置への電力の供給を停止するように前記電源部を制御する第2の制御手段と、前記電力供給停止後に省エネモードから復帰して前記画像読取を再開するための所定の操作がされたことを検出するセンサと、この検出がなされたときは前記前処理装置への電力の供給を再開し、省エネモードから復帰するように前記電源部を制御する第3の制御手段と、前記主電源スイッチをオンにすることで前記電力の供給開始する際に前記前処理を実行し、前記前処理装置に設定した値を記憶して省エネモード中も保持可能な記憶手段と、この記憶した値を前記電力の供給再開の際に前記前処理装置に設定する設定手段と、を備え、省エネモードからの復帰時は前記前処理にかかる時間を低減することを特徴とする画像読取装置である。
【0012】
したがって、前処理装置への電力の供給開始の際に前処理を実行するために設定した値をあらかじめ記憶しておき、その後画像読取の動作が行われることなく所定の時間が経過したために前処理装置への電力の供給が停止されて後、画像読取を再開するために前処理装置への電力の供給が再開された際に、あらかじめ記憶しておいた値を前処理装置に設定するので、前処理を実行するために前処理装置に設定する値を再度決定する必要がなく、画像読取装置の待機状態からの復帰時間が必要以上に長くならず、ユーザに不快感を与えない。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記設定手段により前記前処理装置に設定した値が適切か否かを前記電力の供給再開後に前記A/D変換に必要な諸特性を検出することにより判断する検査手段を備え、前記諸特性を検査した結果が許容価内に入っている場合には画像読取を再開し、許容値に収まっていない場合には前記主電源スイッチをオンした場合に行なう初期動作を行なった後に画像読取を再開することを特徴とする。
【0014】
したがって、あらかじめ記憶しておいて前処理装置に設定した値が適切か否かを電力の供給再開後に判断するので、画像読取装置が待機状態のときに露光走査用の光源やシェーディング補正用の白基準板を交換した場合でも、それに応じた特性が得られて、安定した画像読取を行うことができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像読取装置において、前記前処理装置は、前記アナログ画像信号の増幅率の調整および基準となるDCレベルの調整を前記前処理として行うことを特徴とする。
【0016】
したがって、アナログ画像信号をA/D変換するための前処理として、アナログ画像信号の増幅率の調整および基準となるDCレベルの調整を行うことができる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの一に記載の画像読取装置において、前記センサは、コンタクトガラス上の前記原稿を押さえる圧板の開放と前記コンタクトガラス上に前記原稿を供給するADFへの原稿のセットとのうち少なくとも前者を前記所定の操作として検出することを特徴とする。
【0018】
したがって、コンタクトガラス上の原稿を押さえる圧板の開放やコンタクトガラス上に原稿を供給するADFへの原稿のセットがなされたときに、前処理装置への電力の供給を再開することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
[発明の実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1である画像読取装置の概略構成を示す概念図である。この画像読取装置1の筐体の上面部には、原稿2を載置するコンタクトガラス3と、シェーディング補正用の白基準板4とが設けられている。白基準板4はシェーディング補正時の補正データを得るため、主走査方向に設けられた均一濃度のほぼ白色の部材である。原稿2は上から図示しない圧板によりコンタクトガラス3から浮きあがらないように抑えられる。また、画像読取装置1には図示しない周知のADF(オートドキュメントフィーダ)が設けられている。
光源5は、白基準板4やコンタクトガラス3の読取面に対してある角度で光を照射し、白基準板4または原稿2で反射した光は、走査光学系である3枚のミラー6,7,8およびレンズ9を経由して光電変換素子であるCCD10に入射する。
【0020】
光源5とミラー6,7,8は、図示しない第1および第2走行体を形成し、モータ13の駆動により、原稿2の読取面とCCD10との間の距離を一定に保ちながら副走査方向に移動する。
【0021】
CCD10は入射光量に対応した電圧をアナログ画像信号として出力し、このアナログ画像信号は、CCD10が設けられているセンサボード11上の回路でA/D変換等の所定の処理を行った後に、デジタル画像信号として画像処理部12に転送される。
【0022】
図2は、画像読取装置1の電気的な接続を示すブロック図である。図2に示すように、CCD10は原稿からの反射光をアナログ画像信号に変換する。図2ではCCD10からの出力は1系統のみ記載してあるが、高速タイプのCCDでは2系統あるいは4系統の出力タイプも存在しており、これらのCCDを用いるものであってもよい。
【0023】
アナログ画像信号はバッファ14でドライブされて、サンプリング回路15にてサンプルホールドされ、リセットノイズ等の高周波成分が除去される。前処理装置であるゲインアンプ16はコントロール端子に印加される電圧Vgにてゲインを制御出来るアンプであり(図3に電圧Vgとゲインとの関係を示す)、同じく前処理装置であるオフセット設定部17はコントロール端子に印加される電圧Vofにてオフセットを設ける機能を有する(図4に電圧Vofとオフセット量との関係を示す)。
【0024】
A/Dコンバータ18はアナログ画像信号を上限基準値、下限基準値に基づいて所定の分解能(例えば8bit)でデジタル画像信号に変換する。 A/Dコンバータ18の精度を十分に発揮させる為には、アナログ画像信号がA/Dコンバータ18の上限基準値と下限基準値の間を広く使って変化する様に、ゲインアンプ16でのゲイン量とオフセット設定部17でのオフセット量とを調整する必要がある。
【0025】
黒レベル検出回路19は、範囲指定信号xopbにて指示されるCCD10のOPB画素に対応した期間にその出力レベルを取り込んで保存する機能を有する。保存される黒レベルは複数のOPB画素を取り込んだ平均値であり、CCD10の出力チャネル毎に保存される(図5にタイミング例を示す)。
【0026】
黒レベル減算回路20は、CCD10の有効画素が入力された際に黒レベル検出回路19に保存された値を減算する回路である。
【0027】
白ピーク検出回路21は、範囲指定信号xlgateにて指定された範囲内での出力レベルのピーク値を保存する回路である(図5にタイミング例を示す)。
【0028】
シェーディングデータFIFO22は、既知の様に白基準板4を読み取った値を画素毎に平均化等の処理を行いながら順次保存するメモリであり、シェーディング補正回路23も既知の様に画像を読み取ったデジタル画像データとシェーディングデータFIFO22に保存されている基準白板データとで補正演算を行う回路である。
【0029】
電源部24は大きく2種類の系統から成る。一方は図示しない主電源スイッチにて出力がオン/オフされる電源系統Vcnstであり、もう一方は外部からの制御信号Voffにて出力が断たれる電源系統Vtempである。
開閉センサ25は、前記の図示しない圧板の開閉を検知するセンサである。原稿センサ26は前記の図示しないADFに原稿2がセットされたことを検知するセンサである。
マイコン27は、画像読取装置1の全体を集中的に制御する。前記の電圧Vg、電圧Vofは、マイコン27から出力され、それぞれD/Aコンバータ28,29でD/A変換されて、ゲインアンプ16、オフセット設定部17に与えられる。シェーディング補正回路23の出力は画像処理部12に送られて所定の画像処理がなされる。
【0030】
図6は、画像読取装置1の電源構成を示すブロック図である。開閉センサ25、原稿センサ26、マイコン27には電源Vcnst(図2参照)が供給されている。この電源Vcnstは画像読取装置1の主電源スイッチがオンされている状態の時に出力される電源であり、本実施の形態では開閉センサ25、原稿センサ26、マイコン27ならびに開閉センサ25および原稿センサ26の出力をマイコン27に伝送するのに必要な素子に供給される。
【0031】
一方、スキャナ部30にはVtemp(図2参照)が供給される。電源Vtempは主電源スイッチがオンされている状態でも画像読取装置1がある所定の時間操作されないとVoff信号によって出力をオフされる電源系統である。また、ここでいうスキャナ部30とは、光源5、モータ13、センサボード11上の回路(図2の回路)および画像処理部12などである。
【0032】
次に、図7のフローチャートを参照して、画像読取装置1の動作について説明する。図7に示すように、主電源スイッチがオンされると(ステップS1のY)、電源部24より電源Vconstと電源Vtempが画像読取装置1の各部に供給される(ステップS2)。このステップS2により第1の制御手段が実現される。マイコン27は、まず、画像読取装置1の初期設定を行う(ステップS3)。この初期設定の内容で代表的なものは以下の設定である。
【0033】
・CCD10を駆動する為の各種パルスのタイミング設定。
【0034】
・サンプリング回路15でサンプリングするためのパルスのタイミング設定。
【0035】
・ゲインアンプ16の初期ゲイン。
【0036】
・オフセット設定部17の初期オフセット量。
【0037】
次に、光源5を点灯させると共に、図示しない第1および第2走行体のホームポジションを確定させるためのホーミングを行い、第1および第2の走行体をホームポジションに移動する(ステップS4)。
【0038】
その後、基準レベルE/O差調整を行う(ステップS5)。この調整はCCD10の出力が2系統である場合に、even、odd画素毎に処理系統を分けて処理する際のeven、odd間基準レベルを同じ値になるように調整するものである。次に、アナログ画像信号の基準となるDCレベルを任意の値になるように調整する(ステップS6)。調整される基準レベルの値としては、後に黒レベル減算を行うことを考慮して、ノイズの影響があっても0を割り込まない様な値とするのが一般的である。
【0039】
そして、基準白板4の反射光がCCD10に入射するように図示しない第1および第2走行体を移動し(ステップS7)、基準白板4を読み取った際の出力値が任意の値になるようにゲインを調整する(ステップS8)。調整されるゲインの値としては、光源5の光量等の変動要因を考慮してもA/Dコンバータ18の出力値がオーバーフローしない範囲で大きめにする方が、A/Dコンバータ18のパフォーマンスを引き出せる。
【0040】
前記の基準レベル調整値およびゲイン調整値はマイコン27のRAMなどに保存し(ステップS9)、光源5を消灯すると共に、原稿読み取りに備えて、図示しない第1および第2走行体をホームポジションに移動する(ステップS10)。ステップS9により記憶手段を実現している。
【0041】
その後、画像読取装置1が所定の時間使用されず画像形成動作が行われなかった場合に(ステップS11のY)、マイコン27は、電源Vtempの出力を遮断するVoff信号を有効にする(ステップS12)。このステップS12により第2の制御手段が実現される。これにより、画像読取装置1の主だった箇所への給電がオフされて画像読取装置1の消費する電力は著しく低減される。
【0042】
しかし、原稿2をコンタクトガラス3に置く際に開閉される圧板を開放したことを検出する開閉センサ25やADFに原稿2がセットされたことを検知する原稿センサ26には電源Vcnstが給電されており、センサの状態が変化すると、マイコン27が認識できる。
開閉センサ25、原稿センサ26の出力に変化があった場合は(ステップS13のY)、マイコン27は電源部24にVtempを出力する様にVoff信号を操作し、画像読取装置1の各部に電源が供給される(ステップS14)。ステップS14により第3の制御手段が実現される。
【0043】
このとき、ステップS9で保存しておいた基準レベル調整値およびゲイン調整値がゲインアンプ16およびオフセット設定部17に設定される(ステップS15)。このステップS15により設定手段を実現している。したがって、画像読取装置1は不要な待ち時間を最小限にとどめて使用可能になる。
【0044】
[発明の実施の形態2]
この発明の実施の形態2の画像読取装置1が発明の実施の形態1と相違するのは、図7のフローチャートに示す処理に代えて図8のフローチャートに示す処理を行っている点にある。その他の事項については、発明の実施の形態1の場合と同様であるため、以下の説明では発明の実施の形態1と同様の符号を用い、詳細な説明は省略する。
【0045】
図8において、ステップS1〜S15については、図7のフローチャートと同様の処理であるため詳細な説明は省略する。図8において、ステップS15の後、光源5を点灯させると共に、図示しない第1および第2走行体のホームポジションを確定させるためのホーミングを行い、第1および第2の走行体をホームポジションに移動して(ステップS16)、基準レベル値を読み取る(ステップS17)。そして、基準レベル値が許容値内に入っていない場合は(ステップS18のN)、ステップS5に戻って主電源スイッチのオン時の基準レベル調整からやり直す。
【0046】
基準レベル値が許容値内に入っている場合は(ステップS18のY)第1および第2走行体を基準白板4の位置に移動し(ステップS19)、白板データを読み取る(ステップS20)。この白板データの値が許容値内に入っていない場合は(ステップS21のN)、ステップS8に戻って主電源スイッチのオン時のゲイン調整からやり直す。白板データの値が許容値内に入っている場合は(ステップS21のY)、ステップS10に戻る。なお、ステップS18およびS21により検査手段を実現している。
【0047】
以上のように、基準レベルや白板データが必要範囲内の値となっているか否かを確認するので(ステップS18,S21)、画像読取装置1が待機状態のときに光源5や白基準板4を交換した場合でも、それに応じた特性が得られ、安定した画像読取を行うことができる。
【0048】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、前処理装置への電力の供給開始の際に前処理を実行するために設定した値をあらかじめ記憶しておき、その後画像読取の動作が行われることなく所定の時間が経過したために前処理装置への電力の供給が停止されて後、画像読取を再開するために前処理装置への電力の供給が再開された際に、あらかじめ記憶しておいた値を前処理装置に設定するので、前処理を実行するために前処理装置に設定する値を再度決定する必要がなく、画像読取装置の待機状態からの復帰時間が必要以上に長くならず、ユーザに不快感を与えない。
【0049】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、あらかじめ記憶しておいて前処理装置に設定した値が適切か否かを電力の供給再開後に判断するので、画像読取装置が待機状態のときに露光走査用の光源やシェーディング補正用の白基準板を交換した場合でも、それに応じた特性が得られて、安定した画像読取を行うことができる。
【0050】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像読取装置において、アナログ画像信号をA/D変換するための前処理として、アナログ画像信号の増幅率の調整および基準となるDCレベルの調整を行うことができる。
【0051】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの一に記載の画像読取装置において、コンタクトガラス上の原稿を押さえる圧板の開放やコンタクトガラス上に原稿を供給するADFへの原稿のセットがなされたときに、前処理装置への電力の供給を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である画像読取装置の概略構成を示す概念図である。
【図2】前記画像読取装置の電気的な接続を示すブロック図である。
【図3】前記画像読取装置のゲインアンプにおける電圧Vgとゲインとの関係を示すグラフである。
【図4】前記画像読取装置のオフセット設定部における電圧Vofとオフセット量との関係を示すグラフである。
【図5】前記画像読取装置のCCD、サンプリング回路およびA/Dコンバータの出力などのタイミングチャートである。
【図6】前記画像読取装置の電気的な接続を示すブロック図である。
【図7】前記画像読取装置の動作を説明するフローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態2である画像読取装置の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像読取装置
2 原稿
3 コンタクトガラス
5 走査光学系
6 走査光学系
7 走査光学系
8 走査光学系
9 走査光学系
10 光電変換素子
24 電源部
25 センサ
26 センサ
Claims (3)
- 所定の走査光学系で原稿を読取走査し、この読取走査した光を光電変換素子で受光して、前記原稿の画像を読み取る画像読取装置において、
前記光電変換素子が出力するアナログ画像信号に対し当該アナログ画像信号をA/D変換するための前処理を行う前処理装置と、
この前処理装置に電力を供給する電源部と、
装置本体の主電源スイッチをオンにしたときには前記前処理装置に電力の供給を行うように前記電源部を制御する第1の制御手段と、
この電力の供給開始後に前記画像読取の動作が行われることなく所定の時間が経過したときに、省エネモードに移行するために前記前処理装置への電力の供給を停止するように前記電源部を制御する第2の制御手段と、
前記電力供給停止後に省エネモードから復帰して前記画像読取を再開するための所定の操作がされたことを検出するセンサと、
この検出がなされたときは前記前処理装置への電力の供給を再開し、省エネモードから復帰するように前記電源部を制御する第3の制御手段と、
前記主電源スイッチをオンとしたとき前記電力の供給を開始して前記前処理装置の調整を行い、前記前処理装置からの出力が、該前記前処理装置に後続されたA/Dコンバータの精度を十分に発揮させるように前処理装置に設定した値を記憶して、省エネモード中も保持可能な記憶手段と、
この記憶した値を前記電力の供給再開の際に前記前処理装置に設定する設定手段とを備えて、省エネモードからの復帰時は前記前処理装置にかかる時間を低減し、
さらに、
前記設定手段により前記前処理装置に設定した値が適切か否かを前記電力の供給再開後に前記A/D変換に必要な諸特性を検出することにより判断する検査手段を備え、
前記諸特性を検査した結果が許容値内に入っている場合には画像読取を再開し、許容値に収まっていない場合には前記主電源スイッチをオンした場合に行なう初期動作を行なった後に画像読取を再開することを特徴とする画像読取装置。 - 前記前処理装置は、前記アナログ画像信号の増幅率の調整および基準となるDCレベルの調整を前記前処理として行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記センサは、コンタクトガラス上の前記原稿を押さえる圧板の開放と前記コンタクトガラス上に前記原稿を供給するADFへの原稿のセットとのうち少なくとも前者を前記所定の操作として検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
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