JP3991212B2 - コンテンツ記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツ記録装置に関する。詳しくは、所望のジャンルの放送番組やデータ・コンテンツを自動記録して蓄積できるコンテンツ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術において、放送番組などを録画予約する場合、好みの放送番組が放送されいるか否かを放送番組表で調べた後、放送されるチャンネル、放送時間、録画モードなどを記録装置に設定することにより録画予約を行っている。
【0003】
また、最近では、EPG(Electronic Program Guide;電子番組ガイド)と呼ばれ、放送番組やデータ・コンテンツの送出予定日時、ジャンル、内容などの情報を含んだ放送番組表データを電波(放送波)の隙間を利用して送出したり、インターネットによってダウンロード可能な状態で提供しており、このEPGデータの中から所望の放送番組やデータ・コンテンツのEPGデータを選択することにより録画予約ができる記録装置なども存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、放送番組やデータ・コンテンツを録画予約する場合は、放送番組表やEPGデータを調べて好みの放送番組を探し、記録装置に対してその放送番組の放送チャンネル、放送時間、録画モードなど予約設定に必要な情報を直接入力するか、EPGデータを指定する操作を行わなければならないため、予約設定操作に手間がかかり、また、予約設定を間違えたり、予約設定を忘れてしまうなどというような問題もある。
【0005】
また、従来の録画予約では、指定した放送番組のみが録画されるので、今後デジタル放送などにおいて多チャンネル化が進むと、録画したい放送番組を全てチェックするのは困難であり、好みの放送番組の録画を逃してしまうというような問題がある。
【0006】
そこで、予めジャンルを指定することによって所望の放送番組やデータ・コンテンツを自動録画して蓄積しておき、一定期間が経過すると、記録日時の古い放送番組から順次消去していく記録装置もある。
【0007】
しかしながら、このような記録装置では、予めジャンルなどを調べて設定しなければならず、また、記録日時の古い放送番組から順次消去していくので、蓄積してある放送番組(やデータ・コンテンツ)の中から放送番組(やデータ・コンテンツ)を選択するときに、所望のジャンルの放送番組(やデータ・コンテンツ)が蓄積されていないことがあり、希望するジャンルの放送番組を好きなときに視聴することができないという不都合な点を有している。
【0008】
従って、所望の放送番組やデータ・コンテンツの予約記録設定及び記録を自動的に行い、所望のジャンルの放送番組やデータ・コンテンツが常時装置に蓄積されているようにすること、に解決しなければならない課題を有する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るコンテンツ記録装置は次のような構成にすることである。
【0010】
(1)放送番組並びにデータ・コンテンツを予約記録して蓄積できるコンテンツ記録装置であって、所望の放送番組やデータ・コンテンツを選択するための嗜好情報を含んだ設定情報を設定するデータ設定手段と、前記データ設定手段で設定する設定情報に含まれている嗜好情報に基づいて専用の記録エリアを設定する記録エリア設定手段と、前記データ設定手段で設定する設定情報に含まれている嗜好情報に基づいて所望の放送番組やデータ・コンテンツに対応する番組情報データを選択するコンテンツ選択手段と、前記コンテンツ選択手段で選択された番組情報データから放送番組やデータ・コンテンツの予約記録の設定を行う予約設定手段と、前記予約設定手段による予約記録の設定に従って所定の放送番組やデータ・コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段で取得した放送番組やデータ・コンテンツを前記記録エリア設定手段で設定した専用の記録エリアに記録するコンテンツ記録手段と、前記放送番組やデータ・コンテンツの記録及び再生に関する履歴データを記憶する履歴データ記憶手段と、を備えていることを特徴とするコンテンツ記録装置。
(2)前記記録エリア設定手段は、前記嗜好情報に基づいて前記放送番組やデータ・コンテンツを所定のカテゴリに分類した属性情報を選択し、該属性情報に従って記録エリアの設定を行うことを特徴とする(1)に記載のコンテンツ記録装置。
(3)前記記録エリア設定手段は、前記専用の記録エリアに記録する放送番組やデータ・コンテンツの個数に基づいて該記録エリアの記録容量を設定することを特徴とする(1)に記載のコンテンツ記録装置。
(4)前記記録エリア設定手段は、前記専用の記録エリアに記録する放送番組やデータ・コンテンツの記録時間の合計値に基づいて該記録エリアの記録容量を設定することを特徴とする(1)に記載のコンテンツ記録装置。
(5)前記予約設定手段は、前記コンテンツ選択手段で選択された番組情報データと前記履歴データ記憶手段に記憶してある履歴データに基づいて予約記録の設定を行うことを特徴とする(1)に記載のコンテンツ記録装置。
(6)前記予約設定手段は、前記コンテンツ選択手段で選択した番組情報データに対応する放送番組やデータ・コンテンツが専用の記録エリアに記録できないと判定すると、全記録エリアの中から記録可能な別の記録エリアを選択し、該放送番組やデータ・コンテンツの記録エリアに指定して予約記録の設定を行うことを特徴とする(1)に記載のコンテンツ記録装置。
(7)前記予約設定手段は、前記記録可能な別の記録エリアが存在しないと判定すると、全記録エリアの中から消去可能な放送番組又はデータ・コンテンツを選択し、該消去可能な放送番組又はデータ・コンテンツが記録されている記録エリアを前記コンテンツ選択手段で選択した番組情報データに対応する放送番組やデータ・コンテンツの記録エリアに指定して予約記録の設定を行うことを特徴とする(6)に記載のコンテンツ記録装置。
(8)前記嗜好情報は、記録不要な放送番組やデータ・コンテンツを選択するための情報を含んでいることを特徴とする(1)に記載のコンテンツ記録装置。
【0011】
このような構成のコンテンツ記録装置において、データ設定手段で所望の放送番組やデータ・コンテンツを選択するための嗜好情報を含んだ設定情報を設定すると、記録エリア設定手段はこの設定情報に含まれている嗜好情報に基づいて放送番組やデータ・コンテンツを記録するための専用の記録エリアを設定し、コンテンツ選択手段が嗜好情報に基づいて所望の放送番組やデータ・コンテンツに対応する番組情報データを選択し、予約設定手段がこの番組情報データに基づいて放送番組やデータ・コンテンツの予約記録設定を行い、コンテンツ取得手段によって所定の放送番組やデータ・コンテンツを取得し、コンテンツ記録手段が専用の記録エリア又は空きの記録エリアに取得したコンテンツを自動的に記録するので、嗜好情報に適った放送番組やデータ・コンテンツを常時装置に記録・蓄積しておくことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るコンテンツ記録装置の実施形態について図面を参照しながら以下の順に従って説明する。
[1]全体構成の概要
[2]各装置の構成
[3]動作概要
[4]初期設定の手順
[5]予約設定の手順
[6]別の実施形態
但し、図面は専ら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0013】
[1]全体構成の概要
図1は、本発明のコンテンツ記録装置を用いた実施形態の一例を略示的に示した図であり、コンテンツ記録システム10と、番組情報提供システム20と、コンテンツ提供システム30とから構成される。
【0014】
コンテンツ記録システム10は、コンテンツ送出システム30から送出される放送番組やデータ・コンテンツ(以下、コンテンツと云う)を受信するコンテンツ受信装置150と、受信したコンテンツを記録するコンテンツ記録装置100とを備えている。なお、コンテンツ記録装置100にコンテンツ受信装置150を内蔵した形式の装置であってもよい。
【0015】
番組情報提供システム20は、コンテンツ記録システム10と通信ネットワーク40を介して接続可能であり、コンテンツ記録システム10からの要求によってEPG(Electronic Program Guide;電子番組ガイド)データなどを送出するEPGサーバ200を備えている。
【0016】
コンテンツ提供システム30は、衛星50を利用した衛星デジタル放送によって放送番組やデータ・コンテンツを送出するコンテンツ送出装置300a(図1(a)参照)や地上波デジタル放送によって放送番組やデータ・コンテンツを送出するコンテンツ送出装置300b(図1(b)参照)、CATVなどの有線放送などによって放送番組やデータ・コンテンツを送出するコンテンツ送出装置300c(図1(c)参照)を備えた放送局などが有するコンテンツ提供システムである。
【0017】
なお、図2に示すように、コンテンツ記録システム10のコンテンツ受信装置150は、複数のコンテンツ提供システム30から放送番組やデータ・コンテンツを受信できる装置であってもよい。
【0018】
[2]各装置の構成
続いて、各システム10〜30における主要な装置であるコンテンツ記録装置100、EPGサーバ200、コンテンツ送出装置300a/300b/300cについて説明する。
【0019】
まず、コンテンツ記録装置100について説明する。
【0020】
コンテンツ記録装置100は、EPG(Electronic Program Guide;電子番組ガイド)データを取得し、取得したEPGデータの中から所望のコンテンツのEPGデータを選択し、コンテンツを記録するための予約データを設定し、設定した予約データに従ってコンテンツ送出装置300から送出される所望のコンテンツを取得して記録する装置である。
【0021】
図3は、コンテンツ記録装置100の構成を略示的に示したブロック図の一例であり、コンテンツ受信部101、通信部102、EPG保存部103、操作部104、コンテンツ記録部105、設定情報保存部106、予約情報保存部107、履歴情報保存部108、制御部109、表示/出力部110などから構成される。
【0022】
コンテンツ受信部101は、EPG保存部103、コンテンツ記録部105、制御部109と接続され、制御部109に従って、コンテンツ送出装置300から送出される放送番組などのコンテンツを受信してコンテンツ記録部105へ送る。また、コンテンツ送出装置300から送出されるEPGデータを選択してEPG保存部103へ送る。
【0023】
また、コンテンツ受信部101は、放送番組などのコンテンツを受信するために別体のコンテンツ受信装置150を接続することも可能である。
【0024】
通信部102は、EPG保存部103、制御部109と接続され、また、通信ネットワーク40を介してEPGサーバ200と接続されている。そして、制御部109に従って、EPGサーバ200からEPGデータやコンテンツの関連データ(視聴率情報、録画率情報など)などを取得してEPG保存部103に送る。
【0025】
また、制御部109を介して、設定情報保存部106に保存した設定データや履歴情報保存部108に保存してある履歴データをEPGサーバ200へ送信したり、EPGサーバ200から受信した予約データを予約情報保存部107に送ることもできる。
【0026】
EPG保存部103は、コンテンツ受信部101、通信部102、制御部109と接続され、制御部109に従って、コンテンツ受信部101や通信部102で取得したEPGデータを記録・保存する。
【0027】
操作部104は、制御部109と接続され、図示していないリモートコントローラ(以下、リモコンと云う)や装置の操作パネルなどによって入力された設定情報や装置の動作指示を制御部109に送り、制御部109を介して装置各部に所定の動作を指示する。
【0028】
コンテンツ記録部105は、コンテンツ受信部101、制御部109と接続され、制御部109に従って、設定情報保存部106に記憶・保存される設定データに含まれている嗜好情報に従い、コンテンツを記録するための専用の記録エリア(ジャンル別)を設定し、設定した専用の記録エリアに対して記録容量を割り当てる。そして、コンテンツ受信部101で受信したコンテンツを専用の記録エリアに記録・蓄積し、また、指定されたコンテンツを専用の記録エリアから出力したり消去したりする。
【0029】
設定情報保存部106は、制御部109と接続され、制御部109に従って、コンテンツの予約記録に必要であり、操作部104を介して入力される設定情報などに基づいて生成された設定データを記憶・保存し、必要に応じて保存した設定データを制御部109に送る。
【0030】
なお、設定情報として、記録したい(及び記録不要な)コンテンツのジャンルやEPGデータを選択するためのキーワードなどの嗜好情報、記録するコンテンツの個数や記録時間の合計値、専用の記録エリアごとの記録容量、などの情報を入力する。また、コンテンツの受信先情報(放送チャンネルなど)を入力することもできる。
【0031】
予約情報保存部107は、制御部109と接続され、制御部109に従って、放送番組などのコンテンツを予約記録するために生成された予約データを記憶・保存し、必要に応じて保存した予約データを制御部109に送る。
【0032】
なお、予約データには、記録するコンテンツが送出される送信先情報(放送チャンネルなど)、記録するコンテンツのジャンル(属性情報)、記録開始日時及び記録終了日時、記録エリア、記録モード(例えば、ノーマルモード/高画質モードなど)などの情報が含まれる。
【0033】
履歴情報保存部108は、制御部109と接続され、制御部109に従って、コンテンツ記録部105にコンテンツが記録されたり、コンテンツ記録部105に記録されているコンテンツの再生(視聴)が行われると、これらの処理に関する履歴情報に基づいて生成される履歴データを記憶・保存し、必要に応じて保存した履歴データを制御部109に送る。
【0034】
なお、履歴データには、コンテンツ記録部105に記録したコンテンツの受信(記録)開始日時及び受信(記録)終了日時、コンテンツが記録されている記録エリア、コンテンツの記録容量、記録モード、コンテンツの再生日時、再生回数(時間)、消去日時などの情報が含まれている。
【0035】
制御部109は、コンテンツ受信部101、通信部102、EPG保存部103、操作部104、コンテンツ記録部105、設定情報保存部106、予約情報保存部107、履歴情報保存部108、表示/出力部110と接続され、所定の制御プログラムや操作部104を介して入力される装置の動作指示に従い、各部(101〜108)に動作指示を送り、各部の制御及び装置全体の制御を行う。
【0036】
例えば、▲1▼操作部104を介して入力された設定情報に基づいて設定データを生成し、設定情報保存部106に記憶・保存する。▲2▼設定データに含まれている嗜好情報に基づき、コンテンツ記録部105にジャンル(属性情報)別の専用の記録エリアを設定する。▲3▼コンテンツ受信部101でEPGデータを受信し、EPG保存部103へ記録・保存する。若しくは、通信部102を介してEPGデータを取得し、EPG保存部103へ記録・保存する。▲4▼設定保存部106に記憶してある設定データに基づいて、EPG保存部103のEPGデータの中から予約記録するコンテンツのEPGデータを選択する。▲5▼選択したEPGデータと、設定データ及び履歴データに基づいて、予約データを生成し、予約情報保存部107の予約データを生成し、予約情報保存部107に記憶・保存する。
【0037】
▲6▼予約情報保存部107の予約データに基づき、コンテンツ受信部101によって所定のコンテンツを受信し、受信したコンテンツをコンテンツ記録部105に記録する。また、コンテンツの記録に関する履歴データを更新し、履歴情報保存部108に記憶・保存する。▲7▼コンテンツ記録部105に記録したコンテンツをコンテンツ表示/出力部11を介して表示/出力する、即ち、再生処理を行う。また、コンテンツの再生処理に関する履歴データを更新し、履歴情報保存部108に記憶・保存する。▲8▼履歴情報保存部108に記憶・保存してある履歴データを、通信部102を介してEPGサーバ200などへ送出(出力)する。以上▲1▼〜▲8▼のような処理や動作を実行するために装置内の各部(101〜108)の制御を行う。
【0038】
表示/出力部110は、制御部109と接続され、制御部109に従って、EPGデータや予約データ、設定データ、履歴データやコンテンツの関連データ(視聴率情報、録画率情報など)などを表示したり、コンテンツ記録部105に記録されたコンテンツをモニタなどの他装置へ出力したりする。
【0039】
次に、EPGサーバ200について説明する。
【0040】
EPGサーバ200は、コンテンツ送出装置300から送出されるコンテンツに関する情報(放送チャンネル、放送日時、ジャンル、コンテンツ内容など)が含まれているEPGデータやコンテンツの関連データ(視聴率情報、録画率情報など)をコンテンツ記録装置100に送出する装置である。
【0041】
図4は、EPGサーバ200の構成を略示的に示したブロック図の一例であり、通信部201、EPG情報DB202、関連情報DB203、制御部204などから構成される。
【0042】
通信部201は、制御部204と接続されると共に、各ユーザのコンテンツ記録装置100とは、通信ネットワーク40を介して接続可能な状態となっている。
【0043】
そして、制御部204に従って、EPG情報DB202に格納されているEPGデータや関連情報DB203に格納されているコンテンツの関連データ(視聴率情報、録画率情報など)を送出する。また、各コンテンツ記録装置100から履歴データを取得する。
【0044】
なお、EPGデータや関連データの送出は、コンテンツ記録装置100の要求に基づいて送出する、又は、コンテンツ記録装置100に対して所定の時間ごとに自動的に送出することも可能である。
【0045】
EPG情報DB202は、EPGデータを格納しており、制御部204と接続されている。そして、制御部204に従って、格納しているEPGデータを、通信部201を介してコンテンツ記録装置100へ送出する。
【0046】
EPGデータは、各放送局から送出される放送番組など、個々のコンテンツに関する情報、例えば、コンテンツ名及び識別コード(ID)、送出する事業者コード(放送局)、チャンネル番号、送出時間帯、ジャンル、コンテンツ内容などをデータ化し、一覧表形式で表示できる様にしたものである。
【0047】
例えば、図5に示すように、A[ch」は「ニュース」、「ドラマ」、「天気情報」、「洋画1」・・・、B[ch」は「アニメ1」、「天気情報」、「情報番組」、「アニメ2」、「音楽番組」・・・、C[ch」は「ドラマ」、「番組案内」、「邦画」、「情報番組」・・・、D[ch」は「番組案内」、「洋画2」、「スポーツ」、「天気情報」・・・というように、放送局A〜D[ch]の19時〜20時の間に放送される放送番組(コンテンツ)を時系列的に配置した一覧表形式で提供される。なお、これ以外にも、時間別、放送局別、ジャンル別などによって分類された一覧表形式のEPGデータを提供することが可能であることは勿論である。
【0048】
また、このEPGデータの個々のコンテンツ名を選択することにより、各コンテンツの内容を個別に確認することができる。
【0049】
例えば、図5の放送局A[ch]の「洋画1」を選択すると、図6に示すように「コンテンツ提供事業者名」→”A[ch]:AAAA局”、「ジャンル」→”洋画”、「コンテンツ名」→”映画(再)「ABCD]”、「放送日時」→”200X/06/18(火)20:00〜200X/06/18(火)22:00”のようにコンテンツの「提供局(事業者名)」、「コンテンツ名」、「ジャンル」、「放送日時」などの予約設定に必要となる情報と、制作日(場所)/時間」→”1998年(米)/オリジナル100分”、「制作情報」→”(監督):C.R/(脚本):Y.K/(撮影):J.B/(音楽):J.F/(出演):H.H、D.D、Q.R、M.D、R.S、R.L”、「コンテンツの概要」などのコンテンツの内容に関する詳細情報が表示される。
【0050】
このようなEPGデータをコンテンツ記録装置100が取得し、装置に記憶・保存してある設定データに基づいて、取得したEPGデータの中から所定のジャンル(属性情報)のEPGデータを選択し、更に、選択したEPGデータと、設定データ及び履歴データとに基づいて予約データを生成し、コンテンツを記録するための予約設定を行うことができる。
【0051】
関連情報DB203は、制御部204と接続され、コンテンツに関連するデータ、例えば、前回の視聴率情報や録画率情報などの情報であり、コンテンツ記録装置100が予約データを設定するときのパラメータとなる情報などをデータベース化して格納しており、制御部204に従って、格納している関連情報を、通信部201を介してコンテンツ記録装置100へ送出する。
【0052】
制御部204は、通信部201、EPG情報DB202、関連情報DB203と接続され、各部(201〜203)の制御及び装置全体の制御を行い、通信部207を介し、コンテンツ記録装置100にEPGデータ、関連データを送出する。又、通信部207を介し、コンテンツ記録装置100から履歴データなどの取得を行う。
【0053】
続いて、コンテンツ送出装置300について説明する。
【0054】
コンテンツ送出装置300a/300b/300cは、放送番組などのコンテンツを衛星波や地上波などの無線通信、又は、CATVなどの有線通信で送出している放送局などコンテンツを送出する放送事業者が有している装置であり、所定のスケジュールに基づいて衛星波、地上波など所定の伝送方式で放送番組やデータ・コンテンツを送出し、また、電波(放送波)の隙間などを利用してEPGデータ(図5、図6参照)を送出することもできる装置である。
【0055】
[3]動作概要
次に、上述したコンテンツ記録装置100の動作概要について図7を参照しながら説明する。
【0056】
まず、コンテンツ記録装置100に対し、操作部104を介して記録したいコンテンツのジャンルやEPGデータを選択するためのキーワードなどの嗜好情報、コンテンツの記録品質(ノーマル/高品質など)、コンテンツの保存期限、ジャンルやキーワードの優先順位などの設定情報を設定すると、嗜好情報に基づいてコンテンツ記録部105にジャンル別の専用の記録エリアを設定し、この設定情報に基づいて設定データが生成され、設定情報保存部106に記憶・保存される(ST100)。
【0057】
次に、コンテンツ記録装置100は、自動操作又は操作部104を介した手動操作により、コンテンツ受信部101でコンテンツ送出装置300から送出されているEPGデータを受信する、または、通信部102で通信ネットワーク40を介して接続されているEPGサーバ200からEPGデータを取得し、取得したEPGデータをEPG保存部103に記憶・保存する(ST120)。
【0058】
続いて、コンテンツ記録装置100は、設定情報保存部106の設定データ(ジャンルやキーワードなど)に基づき、取得したEPGデータの中から所定(所望)のEPGデータを選択し、この選択したEPGデータと設定データ及び履歴データとに基づいて、コンテンツを予約記録するための予約データを生成して予約情報保存部107に記憶・保存する(ST130)。
【0059】
次に、コンテンツ記録装置100は、予約データに基づき、コンテンツ受信部101でコンテンツ送出装置300から送出される所望のコンテンツを受信し、コンテンツ記録部105の専用の記録エリアに受信したコンテンツを記録し、記録履歴を履歴データとして履歴情報保存部108に記憶・保存する(ST140)。
【0060】
また、コンテンツ記録部105に記録したコンテンツの再生が行われると、再生したコンテンツの再生履歴を履歴データとして履歴情報保存部108に記憶・保存する(ST140)。
【0061】
履歴情報保存部108に記憶・保存される履歴データは、次回の予約設定のとき、EPGデータの選択や予約データを生成するときのパラメータ情報として利用されたり、EPGサーバ200などの視聴率情報、録画率情報などとして利用される。
【0062】
そして、再び、自動操作又は手動操作によって最新のEPGデータを取得すると、コンテンツを記録するための予約設定が行われ、予約設定に従ってコンテンツを受信して記録・再生する、という処理・動作を繰り返す(ST140→ST110→ST120→・・・)。
【0063】
上述の動作を繰り返すことによって、コンテンツ記録装置100のコンテンツ記録部105に設定したジャンル別の専用の記録エリアに所望のコンテンツが記録・蓄積される。
【0064】
[4]初期設定の手順
続いて、上述したコンテンツ記録装置100における初期設定の手順について図8及び図9を参照しながら具体的に説明する。
【0065】
まず、コンテンツ記録装置100のコンテンツ受信部101でコンテンツ送出装置300から送出されているEPGデータを受信する、または、通信部102で通信ネットワーク40を介して接続されているEPGサーバ200からEPGデータを取得し、取得したEPGデータをEPG保存部103に記憶・保存する(ST200)。
【0066】
次に、取得したEPGデータに基づいてコンテンツを送出している放送チャンネルなど受信先情報の設定を行う(ST210)。
【0067】
続いて、操作部104を介して記録したいコンテンツのジャンルやEPGデータを選択するためのキーワードなどの嗜好情報、コンテンツの記録品質(ノーマル/高品質など)、コンテンツの保存期限、ジャンルやキーワードの優先順位などの設定情報を設定する(ST220、ST230)。
【0068】
次に、コンテンツ記録装置100は、コンテンツ記録部105に設定した専用の記録エリアが有する記録容量のチェックを行う(ST240)。
【0069】
例えば、図9(a)のように、コンテンツ記録部105における記録可能な全記録容量(=100)を検出する。
【0070】
次に、設定した設定情報に含まれているを嗜好情報に基づいて、コンテンツ記録部105をジャンル別に分割(割り当て)した専用の記録エリアであるジャンル別記録エリアを設定する(ST250)。
【0071】
次に、ジャンル別記録エリアごとに所望のコンテンツ記録容量を設定する(ST260)。
【0072】
例えば、図9(b)のように、ジャンルが「ニュース」と「天気予報」であるコンテンツは「エリア1」、ジャンルが「スポーツ」であるコンテンツは「エリア2」、ジャンルが「洋画」であるコンテンツは「エリア3」、これらのジャンル以外のジャンルであるコンテンツ(フリー)は「エリア4」というようにジャンルごとに専用の記録エリアを割り当てる。
【0073】
そして、エリア1には記録容量「10」、エリア2には記録容量「20」、エリア3には記録容量「30」、エリア4には記録容量「30」というように、全記録容量に対する比率を各記録エリア1〜4に割り当てる。
【0074】
なお、各記録エリアに対する記録容量の設定は、記録するコンテンツの個数で設定する、又は、ジャンルごとの記録時間の合計値によって設定することもできる。
【0075】
以上の設定が終了すると、設定した設定情報に基づいて設定データが生成され、生成した設定データを設定情報保存部106に記憶・保存する(ST270、ST280)。
【0076】
このようにコンテンツ記録装置100の初期設定が完了すると、以降、設定データに含まれる嗜好情報や(及び履歴データ)に基づいてEPGデータの中から所定のEPGデータが選択され、コンテンツを記録するための予約設定が自動的に行われる。
【0077】
例えば、図9(c)に示すように、エリア3には、ジャンルが「洋画」であるコンテンツA、B、Cが順次記録される、というように、専用の記録エリアに所望のジャンルのコンテンツが順次記録されて行く。
【0078】
なお、複数のジャンルを1つの記録エリアに割り当てることも可能である。また、コンテンツ記録部105にジャンル別の専用の記録エリアを設定しないようにすることも可能であり、この場合には、予約設定したコンテンツが順次記録されていくことになる。
【0079】
[5]予約設定の手順
つぎに、上述したコンテンツ記録装置100における予約設定の手順について図10を参照しながら具体的に説明する。
【0080】
コンテンツ記録装置100は、コンテンツの記録予約を開始すると、まず、制御部109によって履歴情報保存部108の履歴データ参照し、コンテンツ記録部105に保存期限が経過しているコンテンツが存在しているか否かを確認する(ST300)。
【0081】
保存期限が経過しているコンテンツがあった場合は、該当するコンテンツをコンテンツ記録部105から消去(記録領域を解放)する(ST301)。
【0082】
次に、コンテンツ受信部101で受信したり、通信部102によって通信ネットワークを介して接続されているEPGサーバ200から取得し、EPG保存部103に記憶・保存してあるEPGデータを参照する(ST302)。
【0083】
次に、設定情報保存部106の設定データのジャンル、コンテンツを選択するためのキーワードなどの嗜好情報、コンテンツの記録品質、コンテンツの保存期限、ジャンルやキーワードの優先順位などに基づいて、上述のEPGデータの中から所定のコンテンツのEPGデータを選択する(ST303、ST304)。
【0084】
なお、EPGデータを選択した後、確認のための表示を行うようにすることも可能である。
【0085】
次に、選択したEPGデータの情報から必要となる記録容量を算出し、コンテンツ記録部105の該当する専用の記録エリアに必要となる記録容量があるか否かを判別する(ST305、ST306)。
【0086】
該当する専用の記録エリアに記録可能であれば、選択したEPGデータ及び設定データに基づいて、コンテンツを送出する放送チャンネル(コンテンツ送出装置300)、コンテンツを識別するコンテンツID、コンテンツの記録開始日時/記録終了日時、記録容量、記録品質、コンテンツ保存期限などからなる予約データを生成して予約情報保存部107に記憶・保存し、予約設定が完了となる(ST307、ST308)。
【0087】
該当する専用の記録エリアに必要となる記録容量がない場合は、他の記録エリアの空き容量を参照し、記録可能な記録エリアがあるか否かを判別する(ST306→ST309)。
【0088】
記録可能な記録エリアがある場合は、この記録エリアを予約設定するコンテンツの記録エリアとして予約データを生成して予約情報保存部107に記憶・保存し、予約設定が完了となる(ST309→ST307、ST308)。
【0089】
もし、記録可能な専用の記録エリアがない場合は、設定情報保存部106の設定データ、予約情報保存部107の他の予約データ、履歴情報保存部108の履歴データがそれぞれ有している情報(ジャンル、キーワード、記録品質、保存期限、記録容量、優先順位、履歴情報など)に基づいて、コンテンツ記録部105に記録されているコンテンツの中から、消去可能なコンテンツがあるか否かを判別する(ST309→ST310、ST311)。
【0090】
消去可能なコンテンツがある場合、この記録エリアを予約設定するコンテンツの記録エリアとして予約データを生成して予約情報保存部107に記憶・保存し、予約設定が完了となる(ST312、ST313)。
【0091】
消去可能なコンテンツがない場合、該当コンテンツの予約設定は行わない、又は、予約エラーとして表示/出力部110を介して報知する。(ST311→ST314、ST313)。
【0092】
例えば、図11(a)に示すようにコンテンツ記録部105に設定したエリア1〜エリア4には、既にコンテンツがある程度記録されており、エリア3にコンテンツDの記録を予約設定しようとした場合、空き容量が少ないため、エリア3への予約設定は不可能である。
【0093】
このときコンテンツ記録装置100の制御部109は、他の記録エリアの空き容量を参照し、記録可能な記録エリアを検索する。
【0094】
そして、図11(b)に示すように、「エリア4」に記録可能な空き容量がある場合は、この記録エリアを予約設定するコンテンツの記録エリアとして予約データを生成して予約情報保存部107に記憶・保存し、予約設定が完了となり、図11(c)のように「エリア4」の空き領域にコンテンツDが記録される。
【0095】
もし、図12(a)のように、記録可能な空き容量を有する記録エリアがない場合、コンテンツ記録装置100の制御部109は、設定情報保存部106の設定データ、予約情報保存部107の他の予約データ、履歴情報保存部108の履歴データの情報(ジャンル、キーワード、記録品質、保存期限、優先順位、記録容量、履歴情報など)に基づいて、コンテンツ記録部105に記録されているコンテンツの中から、消去可能なコンテンツを選択する。
【0096】
そして、図12(b)のように「エリア2」に消去可能なコンテンツEがある場合は、「エリア2」を予約設定するコンテンツの記録エリアとして予約データを生成して予約情報保存部107に記憶・保存し、予約設定が完了となり、図12(c)のようにコンテンツEを消去(記録領域を解放)して、又は、コンテンツEが記録してある領域に上書きするようにコンテンツDが記録される。
【0097】
もし、消去可能なコンテンツがない場合には、該当コンテンツの予約記録は行わず、予約エラーとして表示/出力部110を介して報知する。
【0098】
なお、予約設定するためのEPGデータを選択して予約データを生成する具体的な方法としては、例えば、選択したEPGデータを設定データに基づいて比較し、ジャンル別記憶エリアでコンテンツを記録可能である場合は+80ポイント、設定したキーワードが含まれている場合は+50ポイント、記録したくないコンテンツを選択するために設定したキーワードの場合は−50ポイントとする。
【0099】
また、選択したEPGデータを履歴データ(再生履歴)に基づいて比較し、「同一タイトル、同一局、同一時間帯のコンテンツを前回視聴したコンテンツ」であるときは+50ポイント、「同一タイトル、同一局、同一時間帯のコンテンツを前回、前々回視聴したコンテンツ」であるときは+100ポイントとする。
【0100】
また、コンテンツ記録部105に記録済みのコンテンツの履歴データ(記録履歴)に応じて「現時点の時間を基準に、1日(24時間)遡るごとに、ジャンルが”ニュース・天気情報”であれば−15ポイント、それ以外のジャンルであれば−10ポイントとする。
【0101】
このように選択したEPGデータを、装置に記憶・保存している設定データ、履歴データ、他の予約データなどに基づいて比較し、比較した結果を所定のポイントに換算し、そのポイントの合計値に基づいて予約データを生成するというような方法で行う。
【0102】
[6]別の実施形態
続いて、上述したコンテンツ記録装置を用いた別の実施形態について説明する。
【0103】
上述したEPGサーバ200において、各コンテンツ記録装置100に記憶・保存されている設定データ、予約データ、履歴データを取得して記録するユーザ情報記録部を設けた場合の実施形態について図13を参照しながら説明する。尚、上述の[1]〜[5]と同様の箇所はその説明を省略する。
【0104】
図13は、ユーザ情報記録部を備えたEPGサーバ200Aの構成を略示的に示したブロック図の一例であり、通信部201A、EPG情報DB202A、関連情報DB203A、制御部204A、ユーザ情報記録部210などから構成される。
【0105】
通信部201Aは、制御部204Aと接続されると共に、各ユーザのコンテンツ記録装置100とは、通信ネットワーク40を介して接続可能な状態となっている。
【0106】
そして、制御部204Aに従って、EPG情報DB202に格納されているEPGデータや関連情報DB203に格納されているコンテンツの関連データ(視聴率情報、録画率情報など)を送出する。また、各ユーザのコンテンツ記録装置100から設定データ、予約データ、履歴データを取得し、ユーザ情報記録部210に記録・保存し、コンテンツ記録装置100の要求に応じて生成された予約データの送出を行う。
【0107】
なお、EPGデータや関連データの送出は、コンテンツ記録装置100の要求に基づいて送出する、又は、コンテンツ記録装置100に対して所定の時間ごとに自動的に送出することも可能である。
【0108】
EPG情報DB202Aは、EPGデータを格納しており、制御部204Aと接続されている。そして、制御部204Aに従って、格納しているEPGデータを、通信部201Aを介してコンテンツ記録装置100へ送出する。
【0109】
EPGデータは、上述の説明と同様、各放送局から送出される放送番組など、個々のコンテンツに関する情報、例えば、コンテンツ名及び識別コード(ID)、送出する事業者コード(放送局)、チャンネル番号、送出時間帯、ジャンル、コンテンツ内容などをデータ化し、一覧表形式で表示できる様にしたものである(図5、図6参照)。
【0110】
関連情報DB203Aは、制御部204Aと接続され、コンテンツに関連するデータ、例えば、前回の視聴率情報や録画率情報などの情報であり、コンテンツ記録装置100が予約データを設定するときのパラメータとなる情報などをデータベース化して格納しており、制御部207Aに従い、格納している関連情報を、通信部201Aを介してコンテンツ記録装置100へ送出する。
【0111】
制御部204Aは、通信部201A、EPG情報DB202A、関連情報DB203A、及びユーザ情報記録部210と接続され、各部に動作指示を送り、各部の制御及び装置全体の制御を行い、通信部201Aを介し、コンテンツ記録装置100にEPGデータ、関連データを送出する。
【0112】
また、後述するユーザ情報設定部210の各データベース(211〜213)に記録してある各ユーザの設定データ、予約データ、履歴データに基づいて予約データを生成して更新する。そして、各ユーザのコンテンツ記録装置100から通信ネットワーク40を介して送られてくるダウンロード要求に応じて最新の予約データを送出する。又は、通信ネットワーク40を介して定期的に(自動で)各ユーザのコンテンツ記録装置100に送出する。
【0113】
ユーザ情報記録部210は、設定情報記録DB211、予約情報記録DB212、履歴情報記録DB213を備えており、通信ネットワーク40を介して取得した各ユーザの設定データ、予約データ、履歴データを記録する。
【0114】
設定情報記録DB(データベース)211は、制御部204と接続され、制御部204Aに従って、通信部210Aを介して各ユーザのコンテンツ記録装置100から取得する設定データを、それぞれ個別のエリアに記憶・保存し、必要に応じて制御部204Aに送る。
【0115】
予約情報記録DB(データベース)212は、制御部204Aと接続され、制御部204Aに従って、設定情報記録DB211や履歴情報記録DB213に記憶・保存してある設定データ、履歴データなどに基づいて生成された予約データを各装置の個別のエリアに記憶・保存し、制御部204を介して該当するコンテンツ記録装置100に予約データを送出する。
【0116】
履歴情報記録DB(データベース)213は、制御部204Aと接続され、制御部204Aに従って、通信部210Aを介して各ユーザのコンテンツ記録装置100から取得した履歴データを各装置の個別のエリアに記憶・保存し、必要に応じて制御部204に送る。
【0117】
続いて、コンテンツ記録装置100を用いて上述した構成のEPGサーバ200Aを利用してコンテンツの予約記録を行う場合の動作について、図14の概略図を参照しながら説明する。なお、各装置について上述した説明と同様の箇所はその説明を省略する。
【0118】
まず、各コンテンツ記録装置100A/100Bでは、操作部104を介してジャンルや所望のコンテンツのEPGデータを選択するためのキーワードなどの嗜好情報、コンテンツの記録品質(ノーマル/高品質など)、コンテンツの保存期限、ジャンルやキーワードの優先順位などの設定情報を設定すると、嗜好情報に基づいてコンテンツ記録部105にジャンル別の専用の記録エリアを設定し、この設定情報に基づいて設定データが生成され、設定情報保存部106に記憶・保存される。
【0119】
次に、各コンテンツ記録装置100A/100Bは、自動操作又は操作部104を介した手動操作により、上述の設定情報保存部106に記憶・保存した設定データa/設定データbを、通信部102を介し、EPGサーバ200Aに対して送出する。
【0120】
EPGサーバ200Aは、制御部204Aに従って、通信ネットワーク40を介して送られてくるコンテンツ記録装置100A/100Bの設定データa/設定データbを通信部201Aで受信すると、ユーザ情報記録部210の設定情報記録DB211に、各装置(100A、100B)個別のエリアに記録・保存する。
【0121】
次に、EPGサーバ200Aは、設定情報記録DB211の設定データa/設定データb(ジャンルやキーワードなど)に基づき、EPG情報DB202AのEPGデータの中から所定(所望)のEPGデータを選択し、選択したEPGデータと、設定情報記録DB211、予約情報記録DB212、履歴情報記録DB213に記録・保存してある各装置の設定データ、他の予約データ、履歴データとに基づいて予約データを生成し、予約情報記録DB212に各装置(100A、100B)個別のエリアに記憶・保存する。
【0122】
次に、EPGサーバ200Aは、コンテンツ記録装置100A/100Bから通信ネットワーク40を介して送られてくるダウンロード要求に応じて予約情報記録DB212に記録した予約データa/予約データbを送出する。又は、定期的に(自動で)予約データa/予約データbを送出する。また、履歴データa/履歴データbなども併せて送出するようにしてもよい。
【0123】
コンテンツ記録装置100A/100Bは、EPGサーバ200Aから通信ネットワーク40を介して送られてくる最新の予約データa/予約データbを各装置の通信部102で受信すると、受信した予約データa/予約データbを各装置の予約情報保存部107に記憶、保存する。
【0124】
また、コンテンツ記録装置100A/100Bは、履歴データa/履歴データbなどに基づいて保存期限が経過したコンテンツがある場合には各装置のコンテンツ記録部105から該当するコンテンツを消去(記録領域を解放)する。
【0125】
そして、コンテンツ記録装置100A/100Bは、この予約情報保存部107に記憶、保存した予約データa/予約データbに基づいてコンテンツ送出装置300から送出される所望のコンテンツを各コンテンツ受信部101が受信し、各装置のコンテンツ記録部105に設定されている専用の記録エリアに受信したコンテンツを記録し、記録履歴を履歴データa/履歴データbとして各装置の履歴情報保存部108に記憶・保存する。
【0126】
また、各装置のコンテンツ記録部105に記録したコンテンツの再生が行われると、再生したコンテンツの再生履歴を履歴データとして各履歴情報保存部108に記憶・保存する。
【0127】
コンテンツ記録装置100A/100Bの履歴情報保存部108に記憶・保存される履歴データa/履歴データbは、定期的にEPGサーバ200Aに送出される。
【0128】
EPGサーバ200Aは、コンテンツ記録装置100A/100Bから通信ネットワーク40を介して送られてくる履歴データa/履歴データbをユーザ情報記録DB210の履歴情報記録DB213に記録し、次回の予約データを生成するときのパラメータ情報として利用したり、視聴率情報、録画率情報などとして利用される。
【0129】
このように、EPGサーバ200Aは、定期的にユーザ情報記録部210の各データベース(DB)211〜213を参照し、設定データ、予約データ、履歴データの基づいて予約データを生成して更新しておき、定期的、又は、コンテンツ記録装置100A/100Bからのダウンロード要求に応じて、最新の予約データa/予約データbを送出する。
【0130】
そして、EPGサーバ200Aからの最新の予約データa/予約データbを受信した各ユーザのコンテンツ記録装置100A/100B(の予約情報保存部107)には、所定のコンテンツの予約データa/予約データbが自動的に設定され、所望のジャンルのコンテンツがコンテンツ記録装置100のコンテンツ記録部105に記録されることになる。
【0131】
【発明の効果】
以上説明したコンテンツ記録装置により、所望のコンテンツ(放送番組やデータ・コンテンツ)を選択するための嗜好情報を含んだ設定情報を一度設定すると、取得したEPGデータの中から所望のコンテンツに該当するEPGデータを自動的に選択し、選択したEPGデータに基づいて自動的に予約記録設定が行われるので、以後の予約設定操作が不要になり、予約設定の間違いや予約設定を忘れてしまい、所望のコンテンツの記録を逃してしまうというようなことがなくなる。
【0132】
また、この設定情報に含まれる嗜好情報に基づいてジャンル別の専用の記録エリアが装置のコンテンツ記録部に設定され、予約設定に従って取得したコンテンツを専用の記録エリアに記録・蓄積するので、所望のジャンルのコンテンツが常にそれぞれの専用の記録エリアに蓄積されている状態となり、好きな時に希望するジャンルの放送番組を視聴することができるようになるという優れた効果を奏する。
【0133】
また、専用の記録エリアに記録されるコンテンツは、記録容量、ジャンルやキーワードの優先度順位、コンテンツの保存期限などの情報に基づいて適宜消去される(記録領域を解放する)ので、常に最新のコンテンツが装置に蓄積された状態となり、好きな時に希望するジャンルで、且つ、最新のコンテンツを視聴することができるというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテンツ記録装置を用いて放送番組並びにデータ・コンテンツを予約記録する場合の構成を略示的に示した説明図である。
【図2】本発明に係るコンテンツ記録装置を用いて放送番組並びにデータ・コンテンツを予約記録する場合の構成を略示的に示した説明図である。
【図3】本発明に係るコンテンツ記録装置の内部構成を略示的に示したブロック図である。
【図4】本発明に係るコンテンツ記録装置で利用するEPGサーバの内部構成を略示的に示したブロック図である。
【図5】EPGデータの一例を示した説明図である。
【図6】図5で示したEPGデータの中から所望のEPGデータを選択した場合の一例を示した説明図である。
【図7】図3で示したコンテンツ記録装置における動作フローの概要を示すフローチャートである。
【図8】図3で示したコンテンツ記録装置における初期設定の手順を示すフローチャートである。
【図9】図3で示したコンテンツ記録装置におけるジャンル別記録エリアの様子を略示的に示した説明図である。
【図10】図3で示したコンテンツ記録装置でコンテンツを予約記録する場合の予約設定手順を示すフローチャートである。
【図11】図10で示したフローチャートで予約設定が行われた場合のコンテンツ記録装置におけるジャンル別記録エリアの様子を略示的に示した説明図である。
【図12】図10で示したフローチャートで予約設定が行われた場合のコンテンツ記録装置におけるジャンル別記録エリアの様子を略示的に示した説明図である。
【図13】本発明に係るコンテンツ記録装置で利用するEPGサーバにおいて、別のEPGサーバの内部構成を略示的に示したブロック図である。
【図14】図13で示したEPGサーバを利用し、放送番組並びにデータ・コンテンツを予約記録する場合の構成及び各データの流れを略示的に示した説明図である。
【符号の説明】
10;コンテンツ記録システム
20;番組情報提供システム
30;コンテンツ提供システム
40;通信ネットワーク
50;衛星
100;コンテンツ記録装置
150;コンテンツ受信装置
200;EPGサーバ
300;コンテンツ送出装置
300a/300b/300c;コンテンツ送出装置
101;コンテンツ受信部
102;通信部
103;EPG保存部
104;操作部
105;コンテンツ記録部
106;設定情報保存部
107;予約情報保存部
108;履歴情報保存部
109;制御部
110;表示/出力部
200;EPGサーバ
201;通信部
202;EPG情報DB(データベース)
203;関連情報DB(データベース)
204;制御部
200A;EPGサーバ
201A;通信部
202A;EPG情報DB(データベース)
203A;関連情報DB(データベース)
204A;制御部
210;ユーザ情報記録部
211;設定情報DB(データベース)
212;予約情報DB(データベース)
213;履歴情報DB(データベース)
100A;コンテンツ記録装置
100B;コンテンツ記録装置

Claims (8)

  1. 放送番組並びにデータ・コンテンツを予約記録して蓄積できるコンテンツ記録装置であって、
    所望の放送番組やデータ・コンテンツを選択するための嗜好情報を含んだ設定情報を設定するデータ設定手段と、
    前記データ設定手段で設定する設定情報に含まれている嗜好情報に基づいて専用の記録エリアを設定する記録エリア設定手段と、
    前記データ設定手段で設定する設定情報に含まれている嗜好情報に基づいて所望の放送番組やデータ・コンテンツに対応する番組情報データを選択するコンテンツ選択手段と、
    前記コンテンツ選択手段で選択された番組情報データから放送番組やデータ・コンテンツの予約記録の設定を行う予約設定手段と、
    前記予約設定手段による予約記録の設定に従って所定の放送番組やデータ・コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
    前記コンテンツ取得手段で取得した放送番組やデータ・コンテンツを前記記録エリア設定手段で設定した専用の記録エリアに記録するコンテンツ記録手段と、
    前記放送番組やデータ・コンテンツの記録及び再生に関する履歴データを記憶する履歴データ記憶手段と、
    を備えていること
    を特徴とするコンテンツ記録装置。
  2. 前記記録エリア設定手段は、前記嗜好情報に基づいて前記放送番組やデータ・コンテンツを所定のカテゴリに分類した属性情報を選択し、該属性情報に従って記録エリアの設定を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記録装置。
  3. 前記記録エリア設定手段は、前記専用の記録エリアに記録する放送番組やデータ・コンテンツの個数に基づいて該記録エリアの記録容量を設定すること
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記録装置。
  4. 前記記録エリア設定手段は、前記専用の記録エリアに記録する放送番組やデータ・コンテンツの記録時間の合計値に基づいて該記録エリアの記録容量を設定すること
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記録装置。
  5. 前記予約設定手段は、前記コンテンツ選択手段で選択された番組情報データと前記履歴データ記憶手段に記憶してある履歴データに基づいて予約記録の設定を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記録装置。
  6. 前記予約設定手段は、前記コンテンツ選択手段で選択した番組情報データに対応する放送番組やデータ・コンテンツが専用の記録エリアに記録できないと判定すると、全記録エリアの中から記録可能な別の記録エリアを選択し、該放送番組やデータ・コンテンツの記録エリアに指定して予約記録の設定を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記録装置。
  7. 前記予約設定手段は、前記記録可能な別の記録エリアが存在しないと判定すると、全記録エリアの中から消去可能な放送番組又はデータ・コンテンツを選択し、該消去可能な放送番組又はデータ・コンテンツが記録されている記録エリアを前記コンテンツ選択手段で選択した番組情報データに対応する放送番組やデータ・コンテンツの記録エリアに指定して予約記録の設定を行うこと
    を特徴とする請求項6に記載のコンテンツ記録装置。
  8. 前記嗜好情報は、記録不要な放送番組やデータ・コンテンツを選択するための情報を含んでいること
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ記録装置。
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