JP3990643B2 - Sleeve packaging film - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーフォレーション加工が施されるスリーブ包装用フィルムに関するものである。具体的には、パーフォレーション加工を施したフィルムを用いてスリーブ包装体を得る場合や、得られたスリーブ包装体のフィルム部分にパーフォレーション加工を施す場合に用いられるスリーブ包装用フィルムに関するものである。
尚、前者においては、スリーブ包装体を得る際にパーフォレーション部から切断し、得られたスリーブ包装体にはパーフォレーション部を有していない場合が一般的である。
【0002】
【従来技術】
円柱状体の商品、例えば、乾電池や缶ジュース等の集積包装には、スリーブ包装が好んで用いられている。即ち、被包装物の全周を熱収縮性フィルムで包被してから熱収縮させるのではなく、熱収縮性フィルムで形成された筒状体内に被包装物を挿入し、前後両端(又は、上下両端)を開封状態のままで熱収縮トンネル内を通過させ、被包装物の周囲側面に位置する熱収縮性フィルムを熱収縮させて被包装物に密着させると共に、被包装物の前後両端(又は、上下両端)に位置する熱収縮性フィルムを熱収縮させて、開口部を小さくすると共に、熱収縮性フィルムの端部を被包装物の前後両端面(又は、上下両端面)に密着させるスリーブ包装が好適に使用されている。
尚、本発明のスリーブ包装には、被包装物の前後どちらかの端部(又は、上下どちらかの端部)を密封し、他方の端部は開放状態にした形態のものも含まれる。
【0003】
スリーブ包装方法としては、長尺のフィルムに所望の間隔で横方向に垂直な直線状のパーフォレーション加工を施しておき、該フィルムを自動包装機(ピロー包装機)のフォーマーにより筒状に形成してから該筒状体内に被包装物を挿入させ、その後、該パーフォレーション部を切断してから熱収縮トンネル内に導き、或は、熱収縮トンネル内に導いてから該フィルム自身の熱収縮応力によって該パーフォレーション部を切断させ、該フィルムを熱収縮させる方法が用いられている。
尚、後記包装方法は、特許文献1等に記載されている。
【0004】
又、スリーブ包装体には、被包装物を取り出すためのパーフォレーション加工を施す場合もある。そのようなパーフォレーションを付与する方法としては、得られたスリーブ包装体のフィルム部分にパーフォレーション加工を施すのが一般的である。
尚、パーフォレーション加工の施されたスリーブ包装体より被包装物を取り出すには、該パーフォレーション部を切断して取り出す。例えば、横方向に複数本列べられた乾電池がスリーブ包装されている場合には、包装体を捻ることにより、該乾電池の間のフィルム部分に設けられたパーフォレーション部を切断して乾電池を取り出すことができる。
【0005】
このようなスリーブ包装体に用いられるフィルムとしては、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂等からなる熱収縮性フィルムが用いられている。しかも、一方向(一般には、横方向)により多くの熱収縮量を有する、例えば、100℃のグリセリンバス中での収縮量が横方向40乃至70%、縦方向10乃至40%の熱収縮性フィルムが好適に使用されている。
そして、これらの樹脂からなるフィルムは、パーフォレーション加工が容易であり、しかも、パーフォレーション部からの切断性が良好である。
【0006】
しかし、ポリ塩化ビニル系樹脂からなるスリーブ包装用フィルムは、廃棄時等に焼却すると有毒ガス等を発生することから、最近、その使用が敬遠されるようになってきた。また、ポリスチレン系樹脂やポリエチレンテレフタレート系樹脂からなるフィルムは、高価であるばかりか、熱収縮したフィルム端部が硬くなり、手触りが悪くなるのでスリーブ包装用フィルムとしては不向きであった。
【0007】
そこで、最近、ポリオレフィン系樹脂からなるスリーブ包装用フィルムが望まれるようになってきた。例えば、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂からなるスリーブ包装用フィルムが望まれるようになってきた。これらの樹脂からなるスリーブ包装用フィルムは、安価であるばかりか、焼却しても有毒ガスを発生させない等の特性を有している。しかも、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂からなるスリーブ包装用フィルムは、熱収縮させてもフィルム端部が余り硬くならないと云う特性を有している。
しかし、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂からなるスリーブ包装用フィルムは、パーフォレーションの加工が困難で、しかも、延伸配向されているためにパーフォレーションに沿って引き裂かれず、窄孔された孔よりいろんな方向に引き裂かれ易いので、パーフォレーション部からの切断が困難であった。
【0008】
尚、ポリエチレン系熱収縮性フィルムにエチレン−環状オレフィン共重合体を用いることは、特許文献2、特許文献3に記載されている。しかし、これらの文献には、ポリエチレン系樹脂にエチレン−環状オレフィン共重合体を混合させることによりパーフォレーションの加工性を向上させることや、パーフォレーション部からの切断性を良好にすることは、何等記載されていない。
【0009】
【特許文献1】
特公平4−36058号公報
【特許文献2】
特開平8−267679号公報
【特許文献3】
特開2002−19035号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、パーフォレーションの加工性とパーフォレーション部からの切断性の良好なポリオレフィン系樹脂よりなるスリーブ包装用フィルムを提供しようとするものである。即ち、スリーブ包装用のフィルム原反、或は、スリーブ包装体のフィルム部分へのパーフォレーションの加工性が良好で、しかも、フィルム原反のパーフォレーション部、或は、スリーブ包装体に施されたパーフォレーション部からの切断性が良好なポリオレフィン系樹脂よりなるスリーブ包装用フィルムを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を講じた。即ち、パーフォレーションが施されたスリーブ包装用熱収縮性フィルムが、両表面層がポリプロピレン系樹脂からなり、芯層が密度0.880乃至0.923g/cm3のエチレン−αオレフィン共重合体とエチレン−環状オレフィン共重合体とからなる。
或いは、両表面層がポリプロピレン系樹脂と石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなり、芯層が密度0.880乃至0.923g/cm3のエチレン−αオレフィン共重合体とエチレン−環状オレフィン共重合体とからなる。
【0012】
【発明の実施態様】
本発明のスリーブ包装用フィルムは、ポリオレフィン系樹脂とエチレン−環状オレフィン共重合体からなる。
具体的には、ポリオレフィン系樹脂とエチレン−環状オレフィン共重合体との混合樹脂からなる単層構成のフィルム、或いは、ポリオレフィン系樹脂層とエチレン−環状オレフィン共重合体層からなる積層構成のフィルムを挙げることができる。尚、積層構成の場合には、各層にそれぞれエチレン−環状オレフィン共重合体やポリオレフィン系樹脂を混入させることもできる。
【0013】
又、本発明のスリーブ包装用フィルムは、ポリオレフィン系樹脂とエチレン−環状オレフィン共重合体、更に、石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなる。
具体的には、ポリオレフィン系樹脂とエチレン−環状オレフィン共重合体の混合物に石油樹脂及び/又はテルペン樹脂を混合させた樹脂組成物からなる単層構成のフィルム、或いは、ポリオレフィン系樹脂層とエチレン−環状オレフィン共重合体層の少なくとも一層に石油樹脂及び/又はテルペン樹脂を混合させた積層構成のフィルムを挙げることができる。尚、積層構成の場合には、各層にそれぞれエチレン−環状オレフィン共重合体やポリオレフィン系樹脂を混入させることもできる。
【0014】
本発明のスリーブ包装用フィルムに用いられるポリオレフィン系樹脂とは、エチレン−環状オレフィン共重合体以外のポリオレフィン系樹脂を意味し、具体的には、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂等を挙げることができる。
例えば、ポリオレフィン系樹脂としてポリエチレン系樹脂を使用すると、低温熱収縮性の良好なスリーブ包装用フィルムを得ることができる。特に、密度が0.880乃至0.923g/cm3のエチレン−αオレフィン共重合体(直鎖状低密度ポリエチレン)が好ましい。密度が0.880g/cm3未満のエチレン−αオレフィン共重合体を用いた場合には、結束力に劣るスリーブ包装用フィルムが得られる場合がある。また、密度が0.923g/cm3を越えるエチレン−αオレフィン共重合体を用いた場合には、低温での熱収縮性に劣るスリーブ包装用フィルムが得られる場合がある。
又、ポリオレフィン系樹脂としてポリプロピレン系樹脂を使用すると、熱収縮性に優れたスリーブ包装用フィルムを得ることができる。特に、エチレン−プロピレン共重合体を用いると、低温でも熱収縮性の良好なスリーブ包装用フィルムを得ることができる。
【0015】
本発明に用いられるエチレン−環状オレフィン共重合体は、エチレンと環状オレフィンとからなるランダム共重合体で、エチレンから誘導される構成単位が75乃至95モル%、環状オレフィンから誘導される構成単位が5乃至25モル%含有しているものが好適である。
即ち、ガラス転移温度が、50乃至80℃のエチレン−環状オレフィン共重合体が好ましい。
【0016】
エチレンと共重合させる環状オレフィンとしては、例えば、ビシクロ[2.2.1]ヘプトン-2-エン誘導体、テトラシクロ[4.4.0.12.5.17.10]-3-ドデセン誘導体、ヘキサシクロ[6.6.1.13.5.110.13.02.7.09.14]-4-ヘプタデセン誘導体、オクタシクロ[8.8.0.12.9.14.7.111.18.113.16.03.8.012.17]-5-ドコセン誘導体、ペンタシクロ[6.6.1.13.6.02.7.09.14]-4-ヘキサデセン誘導体、ヘプタシクロ-5-エイコセン誘導体、ヘプタシクロ-5-ヘンエイコセン誘導体、トリシクロ[4.3.0.12.5]-3-デセン誘導体、トリシクロ[4.3.0.12.5]-3-ウンデセン誘導体、ペンタシクロ[6.5.1.13.5.02.7.09.13]-4-ペンタデセン誘導体、ペンタシクロペンタデカジエン誘導体、ペンタシクロ[7.4.0.12.5.19.12.08.13]-3-ペンタデセン誘導体、ペンタシクロ[8.7.0.1.3.6.110.17.112.15.02.7.011.15]-4-エイコセン誘導体、ノナシクロ[10.9.1.14.7.113.20.115.18.03.8.02.10.012.21.014.19]-5-ペンタコセン誘導体、ペンタシクロ[8.4.0.12.3.19.12.08.13]-3-ヘキサデセン誘導体、ペンタシクロ[8.8.0.14.7.111.18.113.15.03.8.012.17]-5-ヘンエイコセン誘導体、ナノシクロ[10.10.1.15.8.114.21.115.19.02.11.04.9.013.22.015.20]-5-ヘキサコセン誘導体、1,4-メタノ-1,4,4a,9a-テトラヒドロフルオレン誘導体、1,4-メタノ-1,4,4a,5,10,10a-ヘキサヒドロアントラセン誘導体、シクロペンタジエン−アセナフチレン付加物等を例示することができる。
【0017】
尚、本発明のスリーブ包装用フィルムに占めるエチレン−環状オレフィン共重合体の量としては、フィルム全体の10乃至50重量%が好ましい。
エチレン−環状オレフィン共重合体の量が10重量%未満の場合は、パーフォレーションの加工性やパーフォレーション部からの切断性が十分に改良されない場合がある。又、エチレン−環状オレフィン共重合体の量が50重量%を越えると、低温延伸加工性が劣り、しかも、高温で延伸加工されるようになるので低温熱収縮性に劣るようになり、スリーブ包装用フィルムとして好ましくなくなる場合がある。
【0018】
又、本発明のスリーブ包装用フィルムは、石油樹脂及び/又はテルペン樹脂を用いると、低温での熱収縮性が向上するのみならず、パーフォレーションの加工性や、パーフォレーション部からの切断性をより向上させることができる。
スリーブ包装用フィルムに石油樹脂及び/又はテルペン樹脂を用いる方法としては、ポリオレフィン系樹脂やエチレン−環状オレフィン共重合体に、或は、それらの混合物に混入させて使用することができる。勿論、混合された樹脂組成物が単層フィルムを構成しても、積層フィルムの一部の層、或は、全部の層を構成しても構わない。
【0019】
石油樹脂及び/又はテルペン樹脂の混入量としては、フィルム全体の重量に対して5乃至40重量%が好ましい。
石油樹脂及び/又はテルペン樹脂の混入量が5重量%未満の場合には、低温での熱収縮性が向上し難いのみならず、パーフォレーションの加工性やパーフォレーション部からの切断性が期待通りに向上しない場合がある。又、石油樹脂及び/又はテルペン樹脂の混入量が40重量%を越えると、押出変動が生じるようになるばかりか、熱収縮後のフィルム端部が硬くなったり、手触りが悪くなったりする場合がある。
尚、スリーブ包装用フィルムが多層構成の場合、石油樹脂及び/又はテルペン樹脂の混合は、表面層に混入するのがより好ましい。
【0020】
石油樹脂としては、シクロペンタジエンまたはそれらの二量体からなる脂環式石油樹脂類、C9成分からなる芳香族石油樹脂類等がある。又、テルペン樹脂としては、リモネンから得られるテルペン樹脂類等がある。そして、これらの樹脂は、押出成形時等における熱安定性の面から水素添加されているものが好ましい。該水素添加率としては80%以上、好ましくは、95%以上であるのが好ましい。
【0021】
本発明のスリーブ包装用フィルムが多層構成からなる場合、次のよう積層フィルムを挙げることができる。
両表面層がポリプロピレン系樹脂と石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなり、芯層がエチレン−αオレフィン共重合体とエチレン−環状オレフィン共重合体からなる積層フィルム、或は、逆に両表面層がエチレン−αオレフィン共重合体とエチレン−環状オレフィン共重合体からなり、芯層がポリプロピレン系樹脂と石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなる積層フィルム。
又、両表面層がエチレン−αオレフィン共重合体と石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなり、芯層がエチレン−αオレフィン共重合体とエチレン−環状オレフィン共重合体からなる積層フィルム、或は、逆に両表面層がエチレン−αオレフィン共重合体とエチレン−環状オレフィン共重合体からなり、芯層がエチレン−αオレフィン共重合体と石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなる積層フィルム。
又、両表面層がポリプロピレン系樹脂と石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなり、芯層がポリプロピレン系樹脂とエチレン−環状オレフィン共重合体からなる積層フィルム、或は、逆に両表面層がポリプロピレン系樹脂とエチレン−環状オレフィン共重合体からなり、芯層がポリプロピレン系樹脂と石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなる積層フィルム。
【0022】
更に、両表面層がポリプロピレン系樹脂、或いは、ポリプロピレン系樹脂に石油樹脂及び/又はテルペン樹脂を混合させた樹脂組成物からなり、芯層がエチレン−環状オレフィン共重合体からなる積層フィルムや、両表面層がエチレン−αオレフィン共重合体、或いは、エチレン−αオレフィン共重合体に石油樹脂及び/又はテルペン樹脂を混合させた樹脂組成物からなり、芯層がエチレン−環状オレフィン共重合体からなる積層フィルムが挙げられる。
【0023】
特に、両表面層がポリプロピレン系樹脂からなり、芯層がエチレン−αオレフィン共重合体とエチレン−環状オレフィン共重合体からなる積層フィルムや、両表面層がポリプロピレン系樹脂と石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなり、芯層がエチレン−αオレフィン共重合体とエチレン−環状オレフィン共重合体からなる積層フィルムは、パーフォレーションの加工性やパーフォレーション部からの切断性が良好であることは勿論、包装仕上がりや熱収縮後のフィルム端部の手触り等、スリーブ包装用フィルムとしての優れた特性を有している。
尚、前記各積層フィルムには、更に、それらの製造時に生じる生産ロスからなる樹脂組成物層を表面層と芯層の間に設けることもできる。
【0024】
そして、本発明のスリーブ包装用フィルムは、厚みが10乃至100μmの単層フィルム、或は、多層フィルムである。
フィルム厚みが10μm未満であると、機械的強度に劣り、スリーブ包装用フィルムとして不適当な場合がある。又、フィルム厚みが100μmを越えると、パーフォレーションの加工性やパーフォレーション部からの切断性が劣るようになる場合がある。又、熱収縮後のフィルム端部が硬くなって手触りが悪くなる場合もある。
【0025】
尚、本発明のスリーブ包装用フィルムには、本発明の主旨を逸脱させない範囲で、他の樹脂を混合させたり、他の樹脂層を設けたりすることができる。
又、従来一般に使用されている酸化防止剤や滑剤、或は、静電防止剤や防曇剤、又は、充填剤やアンチブロッキング剤等を適宜添加することができる。
【0026】
本発明のスリーブ包装用フィルムの製造方法としては、特に限定されるものではないが、次のような方法によって、製造することができる。例えば、両表面層がポリプロピレン系樹脂と石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなり、芯層がエチレン−αオレフィン共重合体とエチレン−環状オレフィン共重合体からなる3層構成のスリーブ包装用フィルムの場合、2台の押出機と2種3層のTダイによりシート状物を押し出した後に急冷して3層構成のシート状未延伸原反を得る。そして、該原反を再加熱し、テンター方式によって逐次2軸延伸を行い、更に、必要に応じて熱処理を行い、自然収縮性を除去させてスリーブ包装用フィルムを得る。
尚、逐次二軸延伸は、縦方向に1.5乃至5.0倍延伸した後、横方向に3.0至10.0倍延伸するのが好ましい。
【0027】
本発明のスリーブ包装用フィルムを用いたスリーブ包装方法の一例としては、前記した特許文献1に記載されている方法等がある。
該方法は、ロール巻きされた帯状のスリーブ包装用フィルムをピロー包装機にセットし、該フィルムが2組のピンチロール間に挟まれている所で、帯状の鋸刃カッターを押し当てて搾孔する方法により適宜等間隔で幅方向に垂直な直線状のパーフォレーションを施す。その後、該フィルムをフォーマー等で筒状に形成すると共に、該筒状体内に被包装物を挿入させる。尚、被包装物は、パーフォレーション部とパーフォレーション部の間に位置するように挿入する。
そして、そのままの状態で連続的に熱収縮トンネルの中に導き、該フィルム自身の熱収縮応力によって該パーフォレーション部を切断させると共に、該フィルムを熱収縮させてスリーブ包装体とする。
【0028】
包装体にパーフォレーション加工の施されスリーブ包装体を得る方法の一例としては、スリーブ包装された包装体に直接、円盤状の鋸刃カッターを圧し当てて搾孔する方法が用いられる。
尚、パーフォレーションの施される位置としては、被包装物の間で、左右両端に平行に施されるのが一般的です。
【0029】
【作用】
本発明のスリーブ包装用フィルムがパーフォレーションの加工性に優れている理由は、明らかではないが、ポリオレフィン系樹脂とエチレン−環状オレフィン共重合体からなっているため、或は、ポリオレフィン系樹脂とエチレン−環状オレフィン共重合体、更に、石油樹脂及び/又はテルペン樹脂からなっているために、ポリオレフィン系樹脂のみからなるスリーブ包装用フィルムよりも伸びが少なく、しかも、腰があるので、或いは、緊迫性に優れた包装体が得られるので、鋸刃がフィルムに挿入し易くなり、等間隔に孔を有するパーフォレーション加工が容易に行えるものと思われる。
【0030】
又、本発明のスリーブ包装用フィルムに施されたパーフォレーション部からの切断性が良好な理由も明らかではないが、エチレン−環状オレフィン共重合体が非晶性であるために、延伸配向によって生じる引裂方向性が弱くなり、その結果、窄孔された孔よりいろんな方向に引き裂かれることがなく、パーフォレーションに沿って引き裂かれるようになるので、切断が容易になるものと思われる。
【0031】
【実施例】
以下、実施例、及び、比較例を示し、本発明の内容をより具体的に説明する。
尚、実施例、比較例において、各特性は次のような方法によって評価した。
[熱収縮性]
試料フィルムを縦方向100mm、横方向100mmの正方形に切断し、80℃と100℃のグリセリンバス中で負荷を掛けることなく自由に収縮させ、各方向の熱収縮量をそれぞれ熱収縮させる前の長さに対する割合で表した。
【0032】
[パーフォレーションの加工性]
ロール巻きされた幅が165mmの試料フィルムをピロー包装機の2組のピンチロール間にセットし、該ピンチロールに挟まれている間で、帯状の鋸刃カッターによりパーフォレーションを施した際、窄孔ミスが無く、しかも、均一な孔が高速で得られかどうかで評価した。
尚、帯状の鋸刃カッターは、長さが150mmで、鋸目の形状が三角の山形を形成し、頂角が約30度で、山の高さが約4.7mmであった。そして、得られるパーフォレーションの各孔は長さが約1.8mmで各孔の間隔は約0.7mmであった。また、各パーフォレーションのピッチは、65mmであった。更に、各パーフォレーションは、試料フィルムの幅方向に垂直な直線状であった。
【0033】
[パーフォレーション部からの切断性(1)]
上記パーフォレーションの加工性評価を行った試料フィルムをフォーマーにより筒状に形成し、該筒状体内に単3乾電池4個を横方向に列べて挿入させた。尚、乾電池は各パーフォレーションの間に位置するようにした。その後、連続的に120℃に設定された熱収縮トンネル内に導き、4秒間で通過させてパーフォレーション部からの切断が良好に行えるかどうかで評価した。
尚、パーフォレーション部から切断された包被体は、該フィルムが熱収縮トンネル内で熱収縮してスリーブ包装体となった。
【0034】
[パーフォレーション部からの切断性(2)]
上記パーフォレーション部からの切断性(1)の評価を行った際に得られたスリーブ包装体の両面に、それぞれ円盤状の鋸刃カッター押し当ててパーフォレーション加工を施した。
尚、パーフォレーションは、スリーブ包装体のほぼ中央部で乾電池の間に設けた。又、円盤状の鋸刃カッターは直径が約60mmで、鋸刃の形状は幅が1.0mmで垂直に3.5mm立ち上がり、その先端部が約20度の角度で切り取られ、しかも、各鋸刃の間隔は1.5mmであった。
そして、得られたパーフォレーション付きスリーブ包装体を両手で捻り、パーフォレーション部からの切断が容易に行えるかどうかで評価した。
【0035】
〔実施例1〕
エチレン含有量が4.7モル%のエチレン−プロピレン共重合体(商品名:ノーブレン FS−3611 住友化学製)に石油樹脂(商品名:OKPP−7 ヤスハラケミカル製)を重量比で0.8:0.2の割合で混合させて両表面層とし、密度が0.905g/cm3のエチレン−αオレフィン共重合体(直鎖状低密度ポリエチレン)(商品名:エボリュー SPO510 三井住友製)とエチレン含有量が20モル%のエチレン−環状オレフィン共重合体(商品名:アペル800T 三井化学製)を重量比で1.0:1.0の割合に混合させて芯層とするシート状の未延伸原反を、2台の押出機と2種3層の多層Tダイにより成形した。尚、両表面層の厚みはそれぞれ110μm、芯層の厚みは220μmであった。
得られた積層未延伸原反をテンター方式の延伸機により縦方向に3.0倍、横方向に6.0倍の逐次2軸延伸処理を施し、その後、自然収縮量を除去すべく熱処理を施して、厚みが25μmmのスリーブ包装用フィルムを得た。
尚、該フィルムの熱収縮性は、80℃で縦方向15%、横方向30%、100℃で縦方向30%、横方向53%の良好な値を示した。
【0036】
得られたスリーブ包装用フィルムを用い、パーフォレーションの加工性、パーフォレーション部からの切断性(1)、及び、パーフォレーション部からの切断性(2)の評価を行ったが、全ての特性において、良好な結果を得た。
即ち、得られたスリーブ包装用フィルムは、高速でパーフォレーション加工を施しても窄孔ミスを生じることが無く、パーフォレーションの加工性に優れていた。又、熱収縮トンネルの温度や通過時間等の加熱条件が多少変化しても切断不良を生じることが無く、パーフォレーション部からの切断性(1)に優れていた。更に、パーフォレーション加工の施されたスリーブ包装体を両手で捻るとフィルムが容易に切断し、パーフォレーション部からの切断性(2)に優れていた。
しかも、パーフォレーション部からの切断性(1)、及び、パーフォレーション部からの切断性(2)を評価する際に得られたスリーブ包装体は、見栄えが良好で、しかも、結束力に優れ、その上、フィルム端部が硬くなって手触りが悪くなるようなこともなく、良好であった。
【0037】
〔比較例1〕
両表面層のエチレン−プロピレン共重合体には石油樹脂を混入させず、しかも、芯層のエチレン−αオレフィン共重合体(直鎖状低密度ポリエチレン)にはエチレン−環状オレフィン共重合体を混入させない以外は、実施例1と同様の方法によりスリーブ包装用フィルムを得た。
該フィルムの熱収縮性は、80℃で縦方向5.0%、横方向7.0%の値を、100℃で縦方向12%、横方向28%の値を示していた。
【0038】
得られたスリーブ包装用フィルムを用い、パーフォレーションの加工性、パーフォレーション部からの切断性(1)、及び、パーフォレーション部からの切断性(2)の評価を行ったが、全ての特性において、不良である結果を得た。
即ち、得られたスリーブ包装用フィルムは、高速でパーフォレーション加工を施すと、窄孔ミスが生じ易く、パーフォレーションの加工性に劣っていた。又、熱収縮トンネルの温度や通過時間等の加熱条件を選定しても切断不良が生じ易く、パーフォレーション部からの切断性(1)に劣っていた。更に、パーフォレーション加工の施されたスリーブ包装体を両手で捻ってもフィルムが切断し難く、パーフォレーション部からの切断性(2)に劣っていた。
【0039】
【効果】
本発明のスリーブ包装用フィルムは、パーフォレーションの加工性に優れているので、高速でパーフォレーション加工することができ、実用包装において非常に有益である。
又、本発明のスリーブ包装用フィルムは、パーフォレーション部からの切断性に優れているので、熱収縮トンネル内でフィルム自身の収縮応力によってフィルム切断を行わせるスリーブ包装方法等に於いて、高速で包装することができ、実用包装において非常に有益である。
又、本発明のスリーブ包装用フィルムを用いたスリーブ包装体は、フィルム部分にパーフォレーション加工が施されていると、容易にパーフォレーション部を切断することができるので、被包装体を容易に取り出すことができ、消費者に好まれる。
更に、本発明のスリーブ包装用フィルムは、勿論、低温熱収縮性に優れているので、収縮包装仕上がりの良好なスリーブ包装体が得られる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sleeve packaging film to which perforation is applied. Specifically, the present invention relates to a sleeve packaging film used when a sleeve package is obtained using a perforated film or when a film portion of the obtained sleeve package is perforated.
In the former case, when the sleeve package is obtained, it is generally cut from the perforation part, and the obtained sleeve package does not have a perforation part.
[0002]
[Prior art]
For packaged products such as cylindrical batteries, such as dry batteries and canned juice, sleeve packaging is preferably used. That is, rather than enveloping the entire circumference of the article to be packaged with a heat-shrinkable film and then heat-shrinking, the article to be packaged is inserted into a cylindrical body formed of a heat-shrinkable film, and both front and rear ends (or The upper and lower ends are passed through the heat-shrinking tunnel with the unsealed state, the heat-shrinkable film located on the peripheral side surface of the package is heat-shrinked to adhere to the package, and both the front and rear ends ( Alternatively, the heat-shrinkable film located at the upper and lower ends) is heat-shrinked to reduce the opening, and the ends of the heat-shrinkable film are brought into close contact with the front and rear end faces (or the upper and lower end faces) of the package. Sleeve packaging is preferably used.
The sleeve packaging according to the present invention includes a form in which either one of the front and rear ends (or one of the upper and lower ends) of the package is sealed and the other end is opened.
[0003]
As a sleeve wrapping method, a long film is subjected to a linear perforation process perpendicular to the transverse direction at a desired interval, and the film is formed into a cylindrical shape by a former of an automatic wrapping machine (pillow wrapping machine). To be inserted into the cylindrical body, and then the perforation portion is cut and guided into the heat shrink tunnel, or after being guided into the heat shrink tunnel, the film itself is subjected to the heat shrink stress. A method is used in which the perforation part is cut and the film is thermally shrunk.
In addition, the postscript packaging method is described in patent document 1 grade | etc.,.
[0004]
In addition, the sleeve package may be subjected to perforation processing for taking out an object to be packaged. As a method for imparting such perforation, it is common to perform perforation processing on the film portion of the obtained sleeve package.
In addition, in order to take out the package from the sleeve package subjected to perforation, the perforation part is cut and taken out. For example, when a plurality of batteries arranged in the horizontal direction are sleeve-wrapped, the perforation part provided in the film portion between the batteries is cut by twisting the package to take out the batteries. Can do.
[0005]
As a film used for such a sleeve package, a heat shrinkable film made of polyvinyl chloride resin, polystyrene resin, polyethylene terephthalate resin or the like is used. In addition, it has a larger amount of heat shrinkage in one direction (generally in the transverse direction), for example, shrinkage in a glycerin bath at 100 ° C. is 40 to 70% in the transverse direction and 10 to 40% in the longitudinal direction. A film is preferably used.
And the film which consists of these resin is easy to perforate, and also the cut property from a perforation part is favorable.
[0006]
However, since the film for sleeve packaging made of polyvinyl chloride resin generates toxic gas when incinerated at the time of disposal or the like, its use has recently been avoided. In addition, films made of polystyrene resin or polyethylene terephthalate resin are not only suitable for a sleeve packaging film because they are not only expensive, but also heat-shrinked film ends become hard and feel uncomfortable.
[0007]
Therefore, recently, a film for sleeve packaging made of a polyolefin resin has been desired. For example, a sleeve packaging film made of polyethylene resin or polypropylene resin has been desired. The film for sleeve packaging made of these resins is not only inexpensive but also has such characteristics as not generating toxic gas even when incinerated. In addition, the film for sleeve packaging made of polyethylene resin or polypropylene resin has a characteristic that the film end portion does not become too hard even when thermally contracted.
However, the film for sleeve packaging made of polyethylene resin or polypropylene resin is difficult to perforate, and since it is stretched and oriented, it does not tear along the perforation and tears in various directions from the narrow hole. Therefore, it was difficult to cut from the perforation part.
[0008]
The use of an ethylene-cycloolefin copolymer for a polyethylene heat-shrinkable film is described in Patent Document 2 and Patent Document 3. However, in these documents, it is described that the processability of perforation is improved by mixing an ethylene-cycloolefin copolymer with a polyethylene-based resin and that the cutability from the perforation part is improved. Not.
[0009]
[Patent Document 1]
Japanese Examined Patent Publication No. 4-36058
[Patent Document 2]
JP-A-8-267679
[Patent Document 3]
JP 2002-19035 A
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a film for sleeve packaging made of a polyolefin-based resin having good processability of perforation and good cutting performance from the perforation part. That is, the film raw material for sleeve packaging, or the perforation part of the film raw material, or the perforation part applied to the sleeve packaging body is good. An object of the present invention is to provide a film for sleeve packaging made of a polyolefin-based resin having good cutting ability.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has taken the following measures. That is, Perforated For sleeve packaging Heat shrinkability Film Both The surface layer is made of polypropylene resin, and the core layer has a density of 0.880 to 0.923 g / cm. 3 An ethylene-α olefin copolymer and an ethylene-cyclic olefin copolymer.
Alternatively, both surface layers are made of polypropylene resin and petroleum resin and / or terpene resin, and the core layer has a density of 0.880 to 0.923 g / cm. 3 An ethylene-α olefin copolymer and an ethylene-cyclic olefin copolymer.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The film for sleeve packaging of the present invention comprises a polyolefin resin and an ethylene-cycloolefin copolymer.
Specifically, a single-layer film composed of a mixed resin of a polyolefin-based resin and an ethylene-cycloolefin copolymer, or a laminated film composed of a polyolefin-based resin layer and an ethylene-cyclic olefin copolymer layer. Can be mentioned. In the case of a laminated structure, an ethylene-cyclic olefin copolymer or a polyolefin-based resin can be mixed in each layer.
[0013]
The sleeve packaging film of the present invention comprises a polyolefin resin and an ethylene-cycloolefin copolymer, and further comprises a petroleum resin and / or a terpene resin.
Specifically, a film having a single layer structure composed of a resin composition obtained by mixing a petroleum resin and / or a terpene resin in a mixture of a polyolefin resin and an ethylene-cycloolefin copolymer, or a polyolefin resin layer and an ethylene- A film having a laminated structure in which a petroleum resin and / or a terpene resin is mixed in at least one of the cyclic olefin copolymer layers can be exemplified. In the case of a laminated structure, an ethylene-cyclic olefin copolymer or a polyolefin-based resin can be mixed in each layer.
[0014]
The polyolefin resin used in the sleeve packaging film of the present invention means a polyolefin resin other than the ethylene-cyclic olefin copolymer, and specific examples thereof include a polyethylene resin and a polypropylene resin. .
For example, when a polyethylene-based resin is used as the polyolefin-based resin, a sleeve packaging film having good low-temperature heat shrinkability can be obtained. In particular, the density is 0.880 to 0.923 g / cm. 3 The ethylene-α olefin copolymer (linear low density polyethylene) is preferred. Density is 0.880 g / cm 3 When less than the ethylene-α olefin copolymer is used, a film for sleeve packaging having inferior cohesion may be obtained. The density is 0.923 g / cm 3 When an ethylene-α-olefin copolymer exceeding 1 is used, a film for sleeve packaging having inferior heat shrinkability at low temperatures may be obtained.
When a polypropylene resin is used as the polyolefin resin, a sleeve packaging film having excellent heat shrinkability can be obtained. In particular, when an ethylene-propylene copolymer is used, it is possible to obtain a film for sleeve packaging having good heat shrinkability even at a low temperature.
[0015]
The ethylene-cyclic olefin copolymer used in the present invention is a random copolymer composed of ethylene and a cyclic olefin, the structural unit derived from ethylene is 75 to 95 mol%, and the structural unit derived from the cyclic olefin is What contains 5 to 25 mol% is suitable.
That is, an ethylene-cycloolefin copolymer having a glass transition temperature of 50 to 80 ° C. is preferable.
[0016]
Examples of the cyclic olefin copolymerized with ethylene include bicyclo [2.2.1] hepton-2-ene derivatives, tetracyclo [4.4.0.1 2.5 .1 7.10 ] -3-dodecene derivative, hexacyclo [6.6.1.1] 3.5 .1 10.13 .0 2.7 .0 9.14 ] -4-heptadecene derivative, octacyclo [8.8.0.1 2.9 .1 4.7 .1 11.18 .1 13.16 .0 3.8 .0 12.17 ] -5-docosene derivative, pentacyclo [6.6.1.1] 3.6 .0 2.7 .0 9.14 ] -4-hexadecene derivatives, heptacyclo-5-eicosene derivatives, heptacyclo-5-heneicosene derivatives, tricyclo [4.3.0.1 2.5 ] -3-decene derivative, tricyclo [4.3.0.1 2.5 ] -3-Undecene derivative, pentacyclo [6.5.1.1 3.5 .0 2.7 .0 9.13 ] -4-pentadecene derivatives, pentacyclopentadecadien derivatives, pentacyclo [7.4.0.1 2.5 .1 9.12 .0 8.13 ] -3-Pentadecene derivative, pentacyclo [8.7.0.1.3.6.1 10.17 .1 12.15 .0 2.7 .0 11.15 ] -4-eicosene derivative, nonacyclo [10.9.1.1] 4.7 .1 13.20 .1 15.18 .0 3.8 .0 2.10 .0 12.21 .0 14.19 ] -5-Pentacene derivatives, pentacyclo [8.4.0.1 2.3 .1 9.12 .0 8.13 ] -3-Hexadecene derivative, pentacyclo [8.8.0.1 4.7 .1 11.18 .1 13.15 .0 3.8 .0 12.17 ] -5-Heneicosene derivatives, nanocyclo [10.10.1.1] 5.8 .1 14.21 .1 15.19 .0 2.11 .0 4.9 .0 13.22 .0 15.20 ] -5-Hexacocene derivative, 1,4-methano-1,4,4a, 9a-tetrahydrofluorene derivative, 1,4-methano-1,4,4a, 5,10,10a-hexahydroanthracene derivative, cyclopentadiene -An acenaphthylene adduct etc. can be illustrated.
[0017]
The amount of the ethylene-cycloolefin copolymer in the sleeve packaging film of the present invention is preferably 10 to 50% by weight of the entire film.
When the amount of the ethylene-cycloolefin copolymer is less than 10% by weight, the processability of perforation and the cutability from the perforation part may not be sufficiently improved. Further, when the amount of the ethylene-cycloolefin copolymer exceeds 50% by weight, the low temperature stretch processability is inferior, and since the stretch process is performed at a high temperature, the low temperature heat shrinkability becomes inferior. It may become unpreferable as a film for use.
[0018]
In addition, when the petroleum packaging resin and / or terpene resin is used for the sleeve packaging film of the present invention, not only the heat shrinkability at low temperature is improved, but also the perforation workability and the cutting performance from the perforation portion are further improved. Can be made.
As a method of using a petroleum resin and / or a terpene resin for the sleeve packaging film, it can be used in a polyolefin resin, an ethylene-cycloolefin copolymer, or a mixture thereof. Of course, the mixed resin composition may constitute a single layer film, or may constitute a part of the laminated film or all the layers.
[0019]
The mixing amount of petroleum resin and / or terpene resin is preferably 5 to 40% by weight with respect to the weight of the whole film.
When the amount of petroleum resin and / or terpene resin is less than 5% by weight, not only is heat resistance at low temperatures difficult to improve, but perforation processability and cutability from the perforation part are improved as expected. May not. Further, when the amount of petroleum resin and / or terpene resin exceeds 40% by weight, not only the fluctuation of extrusion occurs, but also the film edge after heat shrinkage may become hard or the touch may deteriorate. is there.
When the sleeve packaging film has a multilayer structure, it is more preferable that the petroleum resin and / or terpene resin is mixed in the surface layer.
[0020]
Examples of petroleum resins include cyclopentadiene or alicyclic petroleum resins composed of dimers thereof, and aromatic petroleum resins composed of C9 components. Terpenic resins include terpene resins obtained from limonene. These resins are preferably hydrogenated from the viewpoint of thermal stability during extrusion molding or the like. The hydrogenation rate is 80% or more, preferably 95% or more.
[0021]
When the sleeve packaging film of the present invention has a multilayer structure, a laminated film can be exemplified as follows.
Both surface layers are composed of polypropylene resin and petroleum resin and / or terpene resin, and the core layer is a laminated film composed of ethylene-α olefin copolymer and ethylene-cyclic olefin copolymer, or conversely, both surface layers are A laminated film comprising an ethylene-α olefin copolymer and an ethylene-cyclic olefin copolymer, and a core layer comprising a polypropylene resin and a petroleum resin and / or a terpene resin.
Further, both surface layers are made of an ethylene-α olefin copolymer and a petroleum resin and / or a terpene resin, and the core layer is a laminated film made of an ethylene-α olefin copolymer and an ethylene-cyclic olefin copolymer, or Conversely, a laminated film in which both surface layers are made of an ethylene-α olefin copolymer and an ethylene-cyclic olefin copolymer, and the core layer is made of an ethylene-α olefin copolymer and a petroleum resin and / or a terpene resin.
In addition, both surface layers are made of polypropylene resin and petroleum resin and / or terpene resin, and the core layer is a laminated film made of polypropylene resin and ethylene-cycloolefin copolymer, or conversely, both surface layers are polypropylene type. A laminated film comprising a resin and an ethylene-cycloolefin copolymer, and a core layer comprising a polypropylene resin and a petroleum resin and / or a terpene resin.
[0022]
Furthermore, both surface layers are made of polypropylene resin, or a resin composition in which petroleum resin and / or terpene resin is mixed with polypropylene resin, and the core layer is made of an ethylene-cycloolefin copolymer, The surface layer is made of an ethylene-α olefin copolymer or a resin composition obtained by mixing an ethylene-α olefin copolymer with a petroleum resin and / or a terpene resin, and the core layer is made of an ethylene-cyclic olefin copolymer. A laminated film is mentioned.
[0023]
In particular, both surface layers are made of polypropylene resin, the core layer is a laminated film made of ethylene-α olefin copolymer and ethylene-cyclic olefin copolymer, and both surface layers are polypropylene resin, petroleum resin and / or terpene. A laminated film made of a resin and having a core layer made of an ethylene-α olefin copolymer and an ethylene-cyclic olefin copolymer has good processability of perforation and cutability from the perforation part, as well as packaging finish and It has excellent characteristics as a film for sleeve packaging, such as the touch of the film edge after heat shrinkage.
Each laminated film may further be provided with a resin composition layer composed of a production loss generated during the production between the surface layer and the core layer.
[0024]
The sleeve packaging film of the present invention is a single layer film or a multilayer film having a thickness of 10 to 100 μm.
When the film thickness is less than 10 μm, the mechanical strength is inferior and it may be inappropriate as a film for sleeve packaging. On the other hand, when the film thickness exceeds 100 μm, the perforation processability and the cutability from the perforation part may be deteriorated. Moreover, the film edge part after heat shrink may become hard and a touch may worsen.
[0025]
The sleeve packaging film of the present invention can be mixed with other resins or provided with other resin layers without departing from the gist of the present invention.
Further, conventionally used antioxidants and lubricants, or antistatic agents, antifogging agents, fillers, antiblocking agents and the like can be appropriately added.
[0026]
Although it does not specifically limit as a manufacturing method of the film for sleeve packaging of this invention, It can manufacture by the following methods. For example, in the case of a film for sleeve packaging having a three-layer structure in which both surface layers are made of polypropylene resin and petroleum resin and / or terpene resin, and the core layer is made of ethylene-α olefin copolymer and ethylene-cyclic olefin copolymer. A sheet-like material is extruded by two extruders and a two-type three-layer T-die and then rapidly cooled to obtain a three-layered sheet-shaped unstretched raw fabric. Then, the raw fabric is reheated, biaxially stretched sequentially by a tenter method, and further subjected to heat treatment as necessary to remove the natural shrinkage, thereby obtaining a film for sleeve packaging.
In the sequential biaxial stretching, the stretching is preferably performed 1.5 to 5.0 times in the longitudinal direction and then 3.0 to 10.0 times in the transverse direction.
[0027]
As an example of the sleeve packaging method using the film for sleeve packaging of the present invention, there is a method described in Patent Document 1 described above.
In this method, a roll-shaped belt-shaped sleeve packaging film is set in a pillow packaging machine, and the film is sandwiched between two pairs of pinch rolls and pressed with a belt-shaped saw blade cutter. According to this method, linear perforations perpendicular to the width direction are applied at equal intervals as appropriate. Thereafter, the film is formed into a cylindrical shape by a former or the like, and an article to be packaged is inserted into the cylindrical body. The article to be packaged is inserted so as to be positioned between the perforation part and the perforation part.
Then, the film is continuously introduced into the heat shrink tunnel as it is, and the perforation part is cut by the heat shrink stress of the film itself, and the film is heat shrunk to obtain a sleeve package.
[0028]
As an example of a method for obtaining a sleeve package by performing perforation processing on the package, a method in which a disk-shaped saw blade cutter is directly pressed against the package packaged by the sleeve and punched is used.
It is common for perforation to be applied in parallel between the left and right ends of the package.
[0029]
[Action]
The reason why the sleeve packaging film of the present invention is excellent in perforation processability is not clear, but it is composed of a polyolefin-based resin and an ethylene-cycloolefin copolymer, or the polyolefin-based resin and the ethylene- Since it is made of a cyclic olefin copolymer and further a petroleum resin and / or a terpene resin, it is less stretched than a film for sleeve packaging made only of a polyolefin-based resin, and also has a waist or is tight. Since an excellent package can be obtained, it seems that the saw blade can be easily inserted into the film, and perforation processing having holes at equal intervals can be easily performed.
[0030]
Further, the reason why the cutting performance from the perforation part applied to the sleeve packaging film of the present invention is good is not clear, but because the ethylene-cyclic olefin copolymer is amorphous, tearing caused by stretching orientation occurs. It seems that the directionality becomes weak, and as a result, it is not torn in various directions than the constricted hole, and it is torn along the perforation, so that the cutting is facilitated.
[0031]
【Example】
Hereinafter, the content of the present invention will be described more specifically with reference to Examples and Comparative Examples.
In the examples and comparative examples, each characteristic was evaluated by the following method.
[Heat shrinkage]
Cut the sample film into a square of 100 mm in the vertical direction and 100 mm in the horizontal direction, and freely shrink it without applying a load in a glycerin bath at 80 ° C and 100 ° C. Expressed as a percentage of thickness.
[0032]
[Perforation processability]
When a roll-wrapped sample film having a width of 165 mm is set between two pinch rolls of a pillow packaging machine and perforated by a band-shaped saw blade cutter while being sandwiched between the pinch rolls, There was no mistake, and it was evaluated whether uniform holes could be obtained at high speed.
The band-shaped saw blade cutter had a length of 150 mm, a sawtooth shape with a triangular chevron shape, an apex angle of about 30 degrees, and a peak height of about 4.7 mm. And each hole of the obtained perforation was about 1.8 mm in length, and the space | interval of each hole was about 0.7 mm. Moreover, the pitch of each perforation was 65 mm. Furthermore, each perforation was a straight line perpendicular to the width direction of the sample film.
[0033]
[Cutability from perforation part (1)]
The sample film for which the perforation processability evaluation was performed was formed into a cylindrical shape by a former, and four AA batteries were arranged side by side in the cylindrical body. The dry cell was positioned between each perforation. Thereafter, the film was guided into a heat-shrinkable tunnel set at 120 ° C. continuously, and passed through for 4 seconds to evaluate whether cutting from the perforation part could be performed satisfactorily.
Note that the envelope cut from the perforation part was heat-shrinked in a heat-shrink tunnel to form a sleeve package.
[0034]
[Cutability from perforation part (2)]
A perforation process was performed by pressing a disk-shaped saw blade cutter on both surfaces of the sleeve package obtained when the evaluation of the cutability (1) from the perforation part was performed.
In addition, perforation was provided between the dry batteries at the substantially central portion of the sleeve package. The disc-shaped saw blade cutter has a diameter of about 60 mm, the saw blade has a width of 1.0 mm, rises 3.5 mm vertically, and its tip is cut off at an angle of about 20 degrees. The distance between the blades was 1.5 mm.
Then, the obtained sleeve package with perforation was twisted with both hands, and it was evaluated whether it could be easily cut from the perforation part.
[0035]
[Example 1]
An ethylene-propylene copolymer having an ethylene content of 4.7 mol% (trade name: Nobrene FS-3611, manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd.) and a petroleum resin (trade name: OKPP-7, manufactured by Yasuhara Chemical Co., Ltd.) in a weight ratio of 0.8: 0. .2 are mixed to form both surface layers, and the density is 0.905 g / cm. 3 Ethylene-α olefin copolymer (linear low density polyethylene) (trade name: Evolu SPO510, manufactured by Sumitomo Mitsui) and ethylene-cycloolefin copolymer (trade name: Apel 800T Mitsui Chemicals) with an ethylene content of 20 mol% Made in a ratio of 1.0: 1.0 by weight ratio to form a sheet-like unstretched raw sheet with two extruders and two types and three layers of multilayer T-die. The thickness of both surface layers was 110 μm, and the thickness of the core layer was 220 μm.
The obtained laminated unstretched raw fabric is subjected to a sequential biaxial stretching process of 3.0 times in the longitudinal direction and 6.0 times in the transverse direction by a tenter type stretching machine, and then heat treatment is performed to remove the amount of natural shrinkage. And a sleeve packaging film having a thickness of 25 μm was obtained.
The heat shrinkability of the film was 15% in the longitudinal direction at 80 ° C., 30% in the transverse direction, 30% in the longitudinal direction at 100 ° C., and 53% in the transverse direction.
[0036]
The obtained film for sleeve packaging was used to evaluate the processability of perforation, the cutability from the perforation part (1), and the cutability from the perforation part (2). The result was obtained.
That is, the obtained film for sleeve packaging did not cause a stenosis error even when subjected to perforation at high speed, and was excellent in perforation processability. Further, even if heating conditions such as the temperature of the heat-shrinkable tunnel and the passage time slightly changed, no cutting failure occurred, and the cutting property (1) from the perforation part was excellent. Further, when the sleeve package subjected to perforation processing was twisted with both hands, the film was easily cut, and the cutability from the perforation part (2) was excellent.
Moreover, the sleeve package obtained when evaluating the cutability from the perforation part (1) and the cutability from the perforation part (2) has a good appearance and excellent binding force. The film edge was hard and the touch was good, and it was good.
[0037]
[Comparative Example 1]
Petroleum resin is not mixed in the ethylene-propylene copolymer of both surface layers, and ethylene-cyclic olefin copolymer is mixed in the ethylene-α olefin copolymer (linear low density polyethylene) of the core layer. A film for sleeve packaging was obtained in the same manner as in Example 1 except that the film was not used.
The heat shrinkability of the film was 5.0% in the longitudinal direction and 7.0% in the transverse direction at 80 ° C., and 12% in the longitudinal direction and 28% in the transverse direction at 100 ° C.
[0038]
The obtained film for sleeve packaging was used to evaluate the processability of perforation, the cutability from the perforation part (1), and the cutability from the perforation part (2). Some results were obtained.
In other words, when the obtained film for sleeve packaging was subjected to perforation at a high speed, it was easy to cause a stenosis, and the perforation processability was poor. Moreover, even if the heating conditions such as the temperature of the heat shrink tunnel and the passage time were selected, cutting failure was liable to occur and the cutting property (1) from the perforation part was inferior. Furthermore, even if the sleeve package subjected to perforation processing was twisted with both hands, the film was difficult to cut, and the cutability (2) from the perforation part was inferior.
[0039]
【effect】
Since the film for sleeve packaging of the present invention is excellent in perforation processability, it can be perforated at a high speed and is very useful in practical packaging.
In addition, since the film for sleeve packaging of the present invention is excellent in cutting performance from the perforation portion, it is packaged at a high speed in a sleeve packaging method in which the film is cut by the shrinkage stress of the film itself in the heat shrink tunnel. Can be very useful in practical packaging.
Further, in the sleeve package using the film for sleeve packaging of the present invention, when the film portion is perforated, the perforation portion can be easily cut, so that the package body can be easily taken out. Yes, it is preferred by consumers.
Furthermore, since the film for sleeve packaging of the present invention is of course excellent in low-temperature heat shrinkability, a sleeve package with good shrink-wrapping finish can be obtained.
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