JP3990618B2 - 植物育成照明方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、野菜や花卉のような植物を育成する期間において植物に照射する光の波長成分を調整することによって植物の生長を制御する植物育成照明方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、植物の育成には植物に照射する光に含まれる波長成分の比率が影響することが知られている。学会などにおいて報告されている事例では、400〜500nmの波長領域と600〜700nmの波長領域と700〜800nmの波長領域とに区分し、各波長領域のエネルギ積算値(それぞれB,R,FRとする)の比率(R/B,R/FR)を変化させたときに、R/Bの値が大きいほど、またR/FRの値が小さいほど、植物が伸長する傾向があると言われている
さらに、植物の育成に際して、600〜700nmの放射量を700〜800nmの放射量より大きくすることで植物の形態を伸長方向に形成する技術が知られており(たとえば、特許文献1参照)、発光ダイオードを光源として、B:R:FR=0〜15:40〜100:0〜10としたときに、植物を良好に育成することができるという報告もある(たとえば、特許文献2参照)。
【0003】
しかしながら、本発明者らは以下の実験によって植物の伸長に影響する要因が、必ずしも各波長領域のエネルギ積算値の比率R/B,R/FRであるとは言えないという知見を得た。実験は以下の条件で行った。対象植物としては、接木用の台木および穂木をそれぞれ育成した。台木はカボチャ(商品名:シェルパ(タキイ種苗))を用い、穂木はキュウリ(商品名:夏すずみ(タキイ種苗))を用いた。これらの植物を、市販の用土(商品名:ベストミックス(ニチアス))を培地に用いてセルトレイで育成した。この用土は、ピートモス、バーミキュライト、ロックウールを混合したものである。また、表1に示す6種類の光源を用い、各光源について10個ずつの標本を用い、24時間周期で植物に光を照射する明期間と光を照射しない暗期間とを交互に繰り返して8日間の育成を行った。明期間は9:00〜21:00の12時間として気温を27℃に保ち、CO2 濃度を1000ppmに制御した。また、暗期間は21:00〜9:00の12時間として気温を25℃に保ち、CO2 濃度の制御は行わなかった。なお、灌水は明期間の開始と同時に1日1回だけ行い、灌水時に液肥による施肥を行った。
【0004】
表1に示す1番の白色ランプには、高周波点灯専用形蛍光ランプ(EX−N:3波長域発光形昼光色)を用いた。この白色ランプは、400〜800nmの波長領域の放射エネルギに対して400〜450nmの波長領域の放射エネルギの割合が約12%であり、3番、4番、6番の各ランプは同割合が白色ランプよりも少なく、黄色フィルタは400〜450nmの波長領域の光を略完全に遮断するものを用いている。1番、3番、4番、6番の各ランプの分光特性(A)を図4ないし図7に示してある。また、各図には黄色フィルタの分光特性(B)も付記してある。
【0005】
【表1】
【0006】
さらに、8日間の育成の後にセルトレイの全体および植物体ごとの外観を確認するとともに、穂木および台木について、それぞれ茎の下胚軸径および下胚軸長、子葉の長さ(子葉長)および幅(子葉幅)、本葉の長さ(本葉長)および幅(本葉幅)、生体の質量(生重)を測定した。その結果を表2〜表5に示す。表2、表4は穂木に関する結果、表3、表5は台木に関する結果を示している。また、表2、表3はPPFD(光合成有効光量子密度)が280[μmolm−2s−1]、表4、表5はPPFDが250[μmolm−2s−1]である場合を示している。ここに、molは6.02×1023であって、アボガドロ数を意味している。各表中においてアスタリスクを付与した数値は、有意性検定の結果を示しており、「**」を付した数値は有意水準0.01の検定であり、「*」を付した数値は有意水準0.05の検定である。有意性検定は下胚軸径と下胚軸長についてのみ実施した。
【0007】
【表2】
【0008】
【表3】
【0009】
【表4】
【0010】
【表5】
【0011】
表2〜表5の結果から、穂木および台木ともに光源番号2、光源番号5、光源番号6の光源を用いたときに、下胚軸長が有意で伸長するという知見が得られた。下胚軸径については穂木および台木ともに光源番号1の光源(白色ランプ)を用いる場合とほとんど変わらなかった。
【0012】
すなわち、植物の育成期間において植物に照射する400〜800nmの波長領域の光の放射エネルギに対して400〜450nmの波長領域のエネルギの占める割合を白色ランプよりも低減したほうが下胚軸長が伸長する。
【0013】
ここで、白色ランプに黄色フィルタを組み合わせた光源(光源番号2)では、エネルギ積算値の比率R/B,R/FRが、R/B=2.5、R/FR=12.3であり、この光源を用いて8日間の育成したときの穂木の下胚軸長は表2によれば39.3mmになっている。また、赤色ランプを光源(光源番号4)に用いた場合には、R/B=7.0、R/FR=10.3であり、穂木の下胚軸長は表2によれば29.5mmになっている。つまり、R/Bが大きく、かつR/FRが小さくなっているにもかかわらず、下胚軸長は短くなっており、従来から報告されていた関係とは相反する結果が得られた。
【0014】
【特許文献1】
特開2001−275488号公報(第3頁)
【特許文献2】
特開平10−178899号公報(第7頁)
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、植物の育成にあたり、とくに接木苗では、接木作業を容易にするとともに台木と穂木との接木部分を地面から遠ざけて、土の付着による穂木からの発根を防止したり病害の危険性を低減するために、下胚軸の長い台木を用いるのが望ましい。しかしながら、室内において蛍光ランプなどを用いて人工光を照射するとともに空調装置により温湿度を制御した状態で台木を育成すると、台木の茎長や下胚軸長などが短くなりやすい。このことは、上述した実験結果において白色ランプを用いたときに下胚軸長が比較的短くなっていることからもわかる。
【0016】
一方、温湿度の高い環境下において植物を育成すれば、茎長や下胚軸長を大きくすることができるが、高湿度の環境で人工照明を行おうとすれば病害の危険性が高まる可能性がある。そこで、温湿度以外の条件を制御することによって、茎長および下胚軸長を大きくすることが要求されている。
【0017】
ここで、上述のように、植物の茎長や下胚軸長を大きくするには、R/Bを大きくし、R/FRを小さくすることが有効とされてきたが、今般の実験によって、R/Bを大きくし、R/FRを小さくしても必ずしも下胚軸長が大きくならず、逆に小さくなる場合もあるという結果が得られた。
【0018】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、植物の育成に際して白色の光源を用いる場合に比較して茎長や下胚軸長を大きくすることができる植物育成照明方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、植物の育成期間において植物に白色の蛍光ランプからの人工光を照射し、照射する400〜800nmの波長領域のエネルギのうち400〜450nmの波長領域の割合を、定植前の育苗期間において、栽培前期には蛍光ランプから放射された光をフィルタに通すことにより0〜10%とし、栽培後期には蛍光ランプから放射された光を波長選択しないことにより10%以上に調整することを特徴とする。
【0025】
ここに、各請求項に係る発明において、植物に照射する光について400〜800nmの波長領域のエネルギのうち400〜450nmの波長領域の割合を0〜10%に調整するとは、植物に照射する光が400nm以上かつ450nm以下の波長領域の光を含まないか、あるいは当該波長領域の光を含む場合でも、植物に照射する光のエネルギ積算値に対して400nm以上かつ450nm以下の波長領域のエネルギ積算値を10%以下とすることを意味している。このような分光分布を有する光は、光源を選択することにより得ることができ、あるいはまた波長選択性を有する適宜の光学要素を光源と組み合わせることによって得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本実施形態では、植物の育成期間として播種後に苗を育成する期間について例示するが、苗から成体を育成する期間にも本発明の技術を適用可能である。すなわち、図2に示すように、育苗棚10に設けた複数段の棚板11に育苗用のセルトレイ12を載置し、棚板11の下方に配置した照射装置としての照明器具1によりセルトレイ12に植えた苗13に光を照射する例を示す。育苗棚10は外光および外気を略遮断した部屋R内に配置される。ここに、外光を遮断するには、育苗棚10を配置した部屋R全体を遮光するほか、育苗棚10の周囲に遮光部材を設けて外光を遮断する構成としてもよい。
【0027】
育苗棚10に設けた照明器具1は、図1に示すように、1ないし複数個の光源2を配列したものであって、ここでは光源2から放射する400〜800nmの波長領域の放射エネルギのうち400〜450nmの波長領域の放射エネルギが0〜10%であるような分光特性を有した光源2を用い、照明器具1は光源2から放射された光の分光分布を変化させることなく苗13に照射するように構成される。つまり、光源2の背面側に白色の拡散反射面を配置するか反射鏡を配置する。
【0028】
光源2としては、たとえばカラー蛍光ランプを用いることができる。また、複数種類の光源2を組み合わせて用いることも可能である。いずれにしても、400〜800nmの波長領域の放射エネルギのうち400〜450nmのエネルギの割合が0〜10%であるような光源2を用いればよい。また、光源2から苗13に光を照射する経路上に、苗13に照射される400〜800nmの波長領域のエネルギのうち400〜450nmの波長領域の割合が0〜10%となるように波長を選択する光学要素としてのフィルタを配置してもよい。この種のフィルタとしては黄色のフィルタを用いることができ、この場合の光源2としては、白色蛍光ランプ、赤色蛍光ランプなどを用いることができる。さらにまた、光源2からの光を光ファイバやホローライトガイド(中空円筒状のライトガイド)を介して苗13に導くように照明器具1を構成し、光源2からの光を苗13に導く経路上に配置している光学要素としての光ファイバやホローライトガイドに波長選択性を付与したり、光ファイバやホローライトガイドとは別に光学要素としてのフィルタを設けたりしてもよい。
【0029】
上述した構成の育苗棚10を用いることによって、植物の育成期間において植物に照射する400〜800nmの波長領域のエネルギのうち、400〜450nmの波長領域のエネルギの割合を0〜10%に調整することが可能になる。つまり、植物の育成期間において植物の茎長や下胚軸長を大きくすることが可能になる。ところで、ウリ科植物のように台木に穂木を接木した接木苗では、接木の作業性を向上させ、土の付着による穂木の発根や病害を減少させるために下胚軸長を大きくするのが望ましいが、一般的に、軸長を伸ばすと徒長して軸径が細くなりやすい。
【0030】
そこで、本実施形態では、植物の育成期間における栽培前期においては、上述のようにして植物に照射する400〜800nmの波長領域のエネルギに対する400〜450nmの波長領域のエネルギの割合を0〜10%と小さくして下胚軸長を伸長させ、下胚軸長が所望程度まで大きくなった後の栽培後期においては、400〜450nmの波長領域のエネルギの割合を10%以上に増加させることによって下胚軸長の成長率を低減し、結果的に下胚軸長に対する下胚軸径の増加率を相対的に大きくしている。
【0031】
たとえば、接木苗の育成の際に、接木前には苗に照射する400〜800nmの波長領域のエネルギに対する400〜450nmの波長領域のエネルギの割合を0〜10%とすれば、台木および穂木を短時間で比較的大きく成長させることができ、結果的に接木作業が容易になるとともに、穂木に土が付着することによる穂木の発根を防止することができ、さらに病害が低減するなどの効果が得られる。また、接木後には苗に照射する400〜800nmの波長領域のエネルギに対する400〜450nmの波長領域のエネルギの割合を10%以上とすることにより、胚軸を伸長させることなく育成することができるから、輸送時のスペースを低減させて輸送費を低減することができ、しかも本葉数葉程度に苗を育成しても苗を小型に保つことができるから、輸送後に2次育苗することなく定植することが可能になる。
【0032】
下胚軸長が所望長になった時点から400〜450nmの波長領域のエネルギを増加させるために、本実施形態では図3に示す照明器具1を照射装置として採用している。この照明器具1では、棚板11の下面に取り付けた器具本体3に光源としての直管状の複数本の白色蛍光ランプ4を棚板11の下面に沿う面内で並設してあり、白色蛍光ランプ4から放射された光はフィルタ5に通して苗13に照射されるようになっている。フィルタ5は無端ベルト状であって器具本体3内で白色蛍光ランプ4の周囲に配置された4本のローラ6に掛け回されている。フィルタ5には400〜450nmの波長領域の光の透過量を低減させる黄色領域と、透過光に対する波長選択性を持たない無色領域とが設けられており、ローラ6の回転によって白色蛍光ランプ4の下面側に黄色領域が位置する状態と無色領域が位置する状態とが選択可能になっている。ローラ6は、手動で回転させても、またモータのような動力源を用いて回転させてもよい。フィルタ5により囲まれた範囲内で白色蛍光ランプ4の上方には白色蛍光ランプ4から放射した光を下方に反射させる反射板7が配置される。したがって、フィルタ5の黄色領域が白色蛍光ランプ4の上方に位置する状態であってもフィルタ5での反射光が苗13に照射されることはない。
【0033】
なお、植物の栽培前記において400〜800nmの波長領域の放射エネルギに対して400〜450nmの波長領域の割合を0〜10%に調整しておき、下胚軸長が所望長になった時点からは400〜450nmの波長領域のエネルギを増加させる照射装置の構成としては、上述のように無端ベルト状のフィルタ5を用いる構成のほか、光源に対してフィルタが着脱自在になる構成を採用してもよい。この場合、育苗期間の初期にはフィルタを装着しておき、下胚軸長が所望長になった時点でフィルタを取り外すのである。また、育苗棚10を2種類用意しておき、一方の育苗棚10では苗13に照射する400〜800nmの波長領域のエネルギに対して400〜450nmの波長領域のエネルギの割合を0〜10%に調整した光を照射し、他方の育苗棚10では400〜800nmの波長領域のエネルギに対して400〜450nmの波長領域のエネルギの割合が10%を越えるように調整した光を照射するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】
請求項1の発明では、植物の育成期間において植物に白色の蛍光ランプからの人工光を照射する際に、400〜800nmの波長領域のエネルギのうち400〜450nmの波長領域の割合を、定植前の育苗期間において、栽培前期には蛍光ランプから放射された光をフィルタに通すことにより0〜10%とし、栽培後期には蛍光ランプから放射された光を波長選択しないことにより10%以上に調整するので、栽培前期においては茎長や下胚軸長の成長率を大きくし、栽培後期には下胚軸径を大きくして丈夫な苗を育てることができる。とくに、接木苗の場合には接木前には台木および穂木を短時間で比較的大きく成長させて接木作業の容易化、発根の防止、病害の低減などの効果が期待できる。
【0039】
しかも、接木後には胚軸を伸長させることなく育成させるから、輸送時のスペースの低減によって輸送費が低減され、しかも本葉数葉程度に育苗しても苗を小型に保つことができるから、輸送後に2次育苗することなく定植することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、(a)は要部正面図、(b)は要部側面図である。
【図2】同上を用いた育苗棚を示す斜視図である。
【図3】同上の他例を示し、(a)は要部正面図、(b)は要部側面図である。
【図4】実験に用いた光源の分光特性を示す図である。
【図5】実験に用いた光源の分光特性を示す図である。
【図6】実験に用いた光源の分光特性を示す図である。
【図7】実験に用いた光源の分光特性を示す図である。
【符号の説明】
1 照明器具
2 光源
3 器具本体
4 白色蛍光ランプ
5 フィルタ
6 ローラ
7 反射板
10 育苗棚
11 棚板
12 セルトレイ
13 苗
Claims (1)
- 植物の育成期間において植物に白色の蛍光ランプからの人工光を照射し、照射する400〜800nmの波長領域のエネルギのうち400〜450nmの波長領域の割合を、定植前の育苗期間において、栽培前期には蛍光ランプから放射された光をフィルタに通すことにより0〜10%とし、栽培後期には蛍光ランプから放射された光を波長選択しないことにより10%以上に調整することを特徴とする植物育成照明方法。
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