JP3987009B2 - 偏波モード分散補償方法及び偏波モード分散補償装置 - Google Patents
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Description
このPMD補償器の装置構成および動作について、図53を参照して説明する。光伝送路から入射された信号光は、偏波変換装置410により任意の直線偏波に変換された後、偏光ビームスプリッタ411(PBS:Polarization beam splitter)に入射される。信号光の2つの直交する偏波成分のうち一方が偏光ビームスプリッタ411により選択される。選択された信号光は、光カップラ412に出力され、分波された後、一方は受信器に、他方は受光素子413に入射される。
BPF414は、受光素子413の出力から信号の特定の周波数成分(例えば、ビットレートの1/2)を抽出する。制御回路415は、この抽出された周波数成分に関する情報に基づいて、抽出された周波数成分が最大になるよう偏波変換装置410による出力光の偏波角度を制御する。
このようにして、光伝送路の偏波主軸に平行な(もしくは垂直)信号光成分のみをPBSによって分波して受信することで、DGDによる波形劣化を補償し、伝送品質劣化を低減することができる。
この伝送品質劣化は、受信していた偏波成分と直交する偏波成分を受信するよう偏波変換装置を制御することで改善されるが、制御中はDGDによる波形劣化を補償することは出来ず、伝送晶質は著しく劣化する。
光伝送路から入射された信号光は、偏波変換装置420により任意の直線偏波に変換され、PBS421により2つの直交する偏波成分に分波される。PBS421により分波された信号光の一方は第1の光カップラ422−1により分波され、一方は光スイッチ423に、他方は第1の受光素子424に入射される。
第1のBPF425は、第1の受光素子424の出力信号から特定の周波数成分(例えば、ビットレートの1/2)を抽出する。PBS421により分波された信号光の他方は、第2の光カップラ422により分波され、一方は光スイッチ423に、他方は第2の受光素子424に入射される。第2のBPF425は、第2の受光素子424の出力信号から特定の周波数成分を抽出する。
第1のBPF425および第2のBPF425により抽出された周波数成分の強度を比較することで、抽出した周波数成分強度の大きい偏波成分が光スイッチ423により選択され、受信器に入射される。
また、比較結果に基づくスイッチ427の切り替えにより、抽出した周波数成分のうち強度の大きい方の周波数成分が制御回路426に入力される。制御回路426は、この周波数成分強度に関する情報に基づいて、周波数成分強度が最大になるよう偏波変換装置による出力光の偏波角度を制御する。
また、受信している偏波成分と平行な偏波主軸に入射される信号光強度が低下した際には、光スイッチ423を切り替えてPBS421によって分波されている他方の偏波成分を受信する。
このようにして、光伝送路の偏波主軸が時間と共に変化した場合でも、DGDによる波形劣化を補償し、伝送品質劣化を低減することができる。
この伝送品質劣化は、受信していた偏波成分と直交する偏波成分を受信するよう偏波変換装置410を制御することで改善されるが、制御中はDGDによる波形劣化を補償することは出来ないため、伝送品質は著しく劣化するという問題がある。
一方、従来技術3では、偏波主軸が時間と共に変化した場合にはPBSで分波した直交する2つの偏波成分のうち、受信する偏波成分を光スイッチ223により切り替えることで対処する。しかし、DGDのために各偏波成分の信号光の伝播遅延は異なるため、光スイッチ223の切り替え時の誤りが発生することは避けられない。また、偏波モード分散補償装置全体を構成する部品が大幅に増加し、制御も複雑になるという問題が新たに発生する。
高次のPMDとは、DGD値の波長に依存した変化と偏波主軸の波長による変化のことである。光伝送システムのビットレートが増加するにつれ、光信号の光スベクトル幅は広くなり、信号帯域内でのDGD値や偏波主軸の変化が無視できなくなる(非特許文献2を参照)。このため、超高速光伝送システムでは、一次のPMDだけでなく高次のPMDも補償する必要がある。
前記制御手段は、前記位相比較手段で検出される位相差が最大または最小になるよう前記偏波変換手段を制御することを特徴とする。
前記制御手段は、前記位相比較手段で検出される位相差が最大または最小になるよう前記偏波変換手段を制御することを特徴とする。
なお、上記偏波変換手段1は偏波コントローラ、あるいは偏波変調器が好適な例として適用可能である。また、特定偏波選択手段2はPBS、あるいはポーラライザ(直線偏光素子)が好適な例として適用可能である。また、上記波形劣化検出手段3は、図12等に示す光電変換手段91であるフォトダイオード、直流成分検出手段92であるLPF(Low Pass Filter)及び電圧計、特定周波数成分検出手段93であるBPF(Band Pass Filter)、RFパワー検出器及び電圧計から構成されることが好ましい。分散補償手段4はファイバグレーティング等の可変分散補償器が好適な例として適用可能である。
分離された信号光の波形劣化は、特定偏波選択手段2が光伝送路6の偏波主軸と平行な(または垂直)偏波成分を分離する状態において、最も小さくなるため、制御手段7は、波形劣化が最小になるよう偏波変換手段1を制御することで、光伝送路6の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離でき、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
なお、上記偏波主軸検出手段21は、図21に示す第1および第2の光電変換手段142、143であるフォトダイオード、第1および第2の特定周波数成分検出手段144、145であるBPF(Band Pass Filter)、RFパワー検出器及び電圧計から構成されることが好ましい。また、図22に示す第1および第2の光電変換手段152、153であるフォトダイオード、位相比較手段154である位相比較器から構成してもよい。また、図23に示す第1および第2の光電変換手段152、153であるフォトダイオード、第1および第2の帯域制限手段156、157であるLPF、位相比較手段154である位相比較器から構成してもよい。
このように、光伝送路25の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離し、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
なお、PMD付与手段31は、図5に示すように偏波分離器31−1、光遅延器31−2、偏波合成器31−3から構成されることが好ましい。
このように、制御手段26が、偏波変換手段30により信号光の偏波状態を変化させることで、光伝送路36とPMD付与手段31のPMDベクトルの向きが変わり、光伝送路36とPMD付与手段31の総合のPMDベクトルを制御することができる。
このため、制御手段37が、波形劣化が最小になるように偏波変換手段30を制御することで、光伝送路36とPMD付与手段31の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離でき、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
DGDの波長に依存した変化(PCD)の効果は、上述したように直交する2つの偏波主軸のうち一方だけに着目すれば、群速度分散と等価となる。このため、特定偏波選択手段32により分離された信号光は、一方の偏波主軸を伝播してきた信号光であり、分散補償手段34により群速度分散を補償することで、PCDの補償を同時に実現することができる。なお、分散補償手段34は、偏波変換手段30の前段に配置しても良い。
なお、上記偏波設定手段40は、上記偏波変換手段1と同様に偏波コントローラ、あるいは偏波変調器をパッシブ制御することにより好適な例として適用可能である。
このように、制御手段48が、偏波変換手段41により信号光の偏波状態を変化させることで、光伝送路47とPMD付与手段42のPMDベクトルの向きが変わり、光伝送路47とPMD付与手段42の総合のPMDベクトルを制御することができる。
このように、制御手段57が、偏波変換手段50により信号光の偏波状態を変化させることで、光伝送路56とPMD付与手段51のPMDベクトルの向きが変わり、光伝送路56とPMD付与手段51の総合のPMDベクトルを制御することができる。光伝送路56とPMD付与手段51の総合の偏波主軸が特定偏波選択手段52により分離される偏波状態と平行(または垂直)になった場合、信号光の波形劣化が最も小さくなる。このため、波形劣化が最小になるように制御することで、光伝送路56とPMD付与手段51の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離でき、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
このように、制御手段68が、偏波変換手段61により信号光の偏波状態を変化させることで、光伝送路67とPMD付与手段62のPMDベクトルの向きが変わり、光伝送路67とPMD付与手段62の総合のPMDベクトルを制御することができる。光伝送路67とPMD付与手段62の総合の偏波主軸が特定偏波選択手段63により分離される直線偏波状態(もしくは円偏波状態)と平行(または垂直)になった場合、信号光の波形劣化が最も小さくなる。このため、波形劣化が最小になるように制御することで、光伝送路67とPMD付与手段62の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離でき、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
また、光伝送路76とPMD付与手段71の総合の偏波主軸が特定偏波選択手段73により分離される偏波状態と平行(または垂直)になった場合、信号光の波形劣化が最も小さくなる。したがって、光伝送路76とPMD付与手段71の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離することで、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
また、光伝送路87とPMD付与手段82の総合の偏波主軸が特定偏波選択手段34により分離される直線偏波状態(もしくは円偏波状態)と平行(または垂直)になった場合、信号光の波形劣化が最も小さくなる。したがって、光伝送路87とPMD付与手段82の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離することで、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
PMDによる波形劣化が最小になると、直流成分と特定周波数成分の強度比が最大になるため、直流成分と特定周波数成分の強度比の最大制御を行うことによって特定偏波選択手段2が光伝送路6の偏波主軸と平行な偏波成分を分離することができる。
第1の光電変換手段142および第2の光電変換手段143によって変換された2つ電気信号は、それぞれ第1の特定周波数成分検出手段144および第2の特定周波数成分検出手段145に入力され、特定の周波数成分(例えば、ビットレートの1/2)の強度が検出される。制御手段146は、検出した2つの周波数成分強度に関する情報に基づいて、2つの周波数成分強度が等しくなるように偏波変換手段81を制御する。
なお、上記位相比較手段154は、位相比較器を好適な例として適用可能である。
なお、各帯域制限手段156、157は、LPFを好適な例として適用可能である。
電気信号から各帯域制限手段156、157により高周波成分を除去すると、図24に示す通り信号パターンに依存した長周期のパターンが出現する。この長周期パターンを位相比較することにより、1タイムスロットより大きなDGD値に対しても制御が可能となる。
パターン変換における特定の規則とは、例えば、ハイレベルがあるビット数続くと、出力信号レベルをハイにする、あるいは、信号パターン内に特定のパターンが現れた場合のみ出力信号レベルをハイにする等の規則であり、元々の信号パターンより長周期に変換できる規則であれば良い。
検出される位相差が最大になるのは、分離された直交する2つの偏波成分がそれぞれ偏波主軸を伝播している場合である。従って、位相差が最大になるよう制御することで、光伝送路25の偏波主軸と平行な偏波成分を分離することができる。電気信号をさらに長周期のパターンヘと変換し、位相比較することにより、1タイムスロットより大きなDGD値に対しても制御が可能となる。
また、光送受信器160、161の誤り検出機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
また、光送受信器170、171の誤り検出機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
また、光送受信器180、181の誤り訂正機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
さらに、誤り訂正数で制御を行うため、光受信器から出力される信号に誤りを出すことなく、制御が可能である。
また、光送受信器190、191の誤り訂正機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
さらに、誤り訂正数で制御を行うため、光受信器から出力される信号に誤りを出すことなく、制御が可能である。
また、光送受信器200、201の誤り訂正機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
さらに、誤り訂正数で制御を行うため、光受信器から出力される信号に誤りを出すことなく、制御が可能である。
光伝送路216とPMD付与手段213の総合の偏波主軸が特定偏波選択手段95により分離される直線偏波状態(もしくは円偏波状態)と平行(または垂直)になった場合、信号光の波形劣化が最も小さくなり、光受信器211で検出される誤り数が最小となる。このため、誤り数が最小になるよう制御することで、光伝送路216とPMD付与手段213の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離でき、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
また、光送受信器210、211の誤り検出機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
光伝送路227とPMD付与手段224の総合の偏波主軸が特定偏波選択手段225により分離される直線偏波状態(もしくは円偏波状態)と平行(または垂直)になった場合、信号光の波形劣化が最も小さくなり、光受信器221で検出される誤り数が最小となる。このため、誤り数が最小になるよう制御することで、光伝送路227とPMD付与手段224の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離でき、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
また、光送受信器220、221の誤り検出機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
光伝送路236とPMD付与手段233の総合の偏波主軸が特定偏波選択手段234により分離される偏波状態と平行(または垂直)になった場合、信号光の波形劣化が最も小さくなり、光受信器231で検出される誤り数が最小となる。このため、誤り数が最小になるよう制御することで、光伝送路236とPMD付与手段233の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離でき、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
また、光送受信器230、231の誤り検出機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
光伝送路247とPMD付与手段244の総合の偏波主軸が特定偏波選択手段245により分離される直線偏波状態(もしくは円偏波状態)と平行(または垂直)になった場合、信号光の波形劣化が最も小さくなり、光受信器241で検出される誤り数が最小となる。このため、誤り数が最小になるよう制御することで、光伝送路247とPMD付与手段244の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離でき、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
また、光送受信器240、241の誤り検出機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
光伝送路256とPMD付与手段253の総合の偏波主軸が、特定偏波選択手段254により分離される偏波状態と平行(または垂直)になった場合、信号光の波形劣化が最も小さくなり、光受信器251で訂正される誤り数が最小となる。
このため、誤り訂正数が最小になるよう制御することで、光伝送路256とPMD付与手段253の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離でき、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
また、光送受信器250、251の誤り検出機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
さらに、誤り訂正数で制御をするため、光受信器から出力される信号に誤りを出すことなく、制御が可能である。
光伝送路267とPMD付与手段264の総合の偏波主軸が、特定偏波選択手段265により分離される直線偏波状態(もしくは円偏波状態)と平行(または垂直)になった場合、信号光の波形劣化が最も小さくなり、光受信器261で訂正される誤り数が最小となる。
このため、誤り訂正数が最小になるよう制御することで、光伝送路267とPMD付与手段264の総合の偏波主軸を伝播してきた信号光成分のみを分離でき、DGDによる伝送品質劣化を補償することができる。
また、光送受信器260、261の誤り検出機能を制御に用いることで、アナログ部品数を削減し、簡易な構成とすることが可能となる。
さらに、誤り訂正数で制御をするため、光受信器から出力される信号に誤りを出すことなく、制御が可能である。
さらに、誤り訂正数で制御を行うため、光受信器から出力される信号に誤りを出すことなく、制御が可能である。
さらに、誤り訂正数で制御を行うため、光受信器から出力される信号に誤りを出すことなく、制御が可能である。
高次のPMDのうちPCDによる伝送品質劣化は分散補償手段266により補償されるが、もう一方の偏波主軸の波長に依存した変化によっても伝送後のパルス広がりが生じる。特定偏波選択手段265によって単一偏波成分が分離されるため、光信号としてビット毎に光位相の反転したRZ符号を用いることで、パルス広がりが生じた際にも隣接ビット間で干渉が起こり、パルス広がりが抑圧される。このようにして偏波主軸の波長に依存した変化による伝送品質劣化を抑圧することができる。
また、他の例としては、上記実施形態1〜43に記載の偏波モード分散補償装置と同一構成であって、本実施例33の光送信器260がさらにパルス毎に光位相の反転したRZ符号を出力することを特徴とする。この場合、上述したように、高次のPMDのうちPCDによる伝送品質劣化は分散補償手段266により補償されるが、もう一方の偏波主軸の波長に依存した変化によっても伝送後のパルス広がりが生じる。特定偏波選択手段265によって単一偏波成分が分離されるため、光信号としてパルス毎に光位相の反転したRZ符号を用いる。
波形劣化は、光信号に累積した分散を補償したときに最小となるため、波形劣化を最小にすることで、光伝送路の群速度分散を補償すると共に、PCDをも同時に補償することができる。
この光信号に累積された分散を補償することにより、光伝送路の群速度分散を補償すると共に、PCDをも同時に補償することができる。
また、分散検出手段381により分散値を検出するため、分散付与手段380で加える分散値を大きくする方向へ制御するか、小さくする方向へ制御するか判断することができ、安定した制御を可能にする。
図50は、本実施形態47の偏波モード分散補償装置の構成を示すブロック図である。本実施形態47の偏波モード分散補償装置は、上記実施形態1〜43に記載の分散補償手段を、一例としては本実施例33の分散補償手段266を分散付与手段390と、光分配手段391と、光分離手段392と、第1の光電変換手段393−1〜第nの光電変換手段393−nと、位相比較手段394と、制御手段395とから構成することを特徴とする。
分散付与手段390を通過し、光分配手段391によって分配された信号光は光分離手段392に入力された後、光分離手段392より波長毎に分離される。波長ごとに分離された信号光は、第1の光電変換手段393−1および第2の光電変換手段393−2により電気信号に変換される。変換された2つの電気信号は、位相比較手段394に入力され、位相比較手段394により2つの電気信号の位相差が検出される。
信号光に分散が存在する場合、信号光の波長によって伝播遅延が異なるため、制御手段395は、2つの波長の異なる信号光間の波長間隔と検出された位相差から分散値を算出し、この分散値がゼロになるよう分散付与手段390で加える分散値を制御する。
このように、分散値の大きさと符号を測定することにより、安定した制御を実現できる。
2…特定偏波選択手段
3…波形劣化検出手段
4…分散補償手段
5…光送信器
6…光伝送路
7…制御手段
8…光受信器
Claims (54)
- 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され、前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され、前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおける偏波モード分散の補償方法において、
前記光送信器が、前記光信号を出力し、
前記光信号の入力を受けて、前記光信号を円偏波もしくは直線偏波に変換し、
前記変換された光信号を前記光伝送路に送信し、
前記光伝送路の受信側において、前記光伝送路と接続されるPMD媒体を予め設け、前記光伝送路と、前記PMD媒体との偏波主軸が直線偏波もしくは円偏波になるように構成された前記光伝送路及び前記PMD媒体を伝搬した信号光から、前記光伝送路及び前記PMD媒体の偏波主軸に平行な偏波成分、または垂直な偏波成分を分離し、
前記分離した偏波成分の群速度分散を補償し、
前記光受信器が、前記補償された信号光を受信する
ことを特徴とする偏波モード分散補償方法。 - 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され、前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され、前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおける偏波モード分散の補償方法において、
前記光送信器が、前記光信号を出力し、
前記光信号の入力を受けて、前記光信号を円偏波もしくは直線偏波に変換し、
前記変換された光信号を前記光伝送路に送信し、
前記光伝送路の受信側において、前記光伝送路と接続されるPMD媒体を予め設け、前記光伝送路と、前記PMD媒体との偏波主軸が直線偏波もしくは円偏波になるように構成された前記光伝送路及び前記PMD媒体を伝搬した信号光から、前記光伝送路及び前記PMD媒体の偏波主軸に平行な偏波成分と垂直な偏波成分に分離し、
前記分離した偏波成分の群速度分散を補償し、
前記光受信器が、前記補償された信号光を受信する
ことを特徴とする偏波モード分散補償方法。 - 前記信号光から分離された偏波成分は、前記偏波成分を電気信号に変換された際の直流成分に対する特定周波数成分の比が最大になるように制御され、前記偏波主軸に平行な偏波成分と垂直な偏波成分に分離される
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかの項に記載の偏波モード分散補償方法。 - 前記信号光の前記光伝送路の偏波主軸に平行な偏波成分と垂直な偏波成分は、それぞれ電気信号に変換され、特定周波数成分の強度が互いに等しくなるように制御され、前記偏波主軸に平行な偏波成分と垂直な偏波成分に分離される
ことを特徴とする請求項2に記載の偏波モード分散補償方法。 - 前記信号光の前記光伝送路の偏波主軸に平行な偏波成分と垂直な偏波成分は、該2つの直行する平行な偏波成分と垂直な偏波成分との位相差が最大または最小になるように制御され、前記偏波主軸に平行な偏波成分と垂直な偏波成分に分離される
ことを特徴とする請求項2に記載の偏波モード分散補償方法。 - 前記信号光の前記光伝送路の偏波主軸に平行な偏波成分と垂直な偏波成分は、それぞれ電気信号に変換され、それぞれの高周波成分が除去された後、該2つの直行する平行な偏波成分と垂直な偏波成分との位相差が最大または最小になるように制御され、前記偏波主軸に平行な偏波成分または垂直な偏波成分に分離される
ことを特徴とする請求項5に記載の偏波モード分散補償方法。 - 前記信号光の前記光伝送路の偏波主軸に平行な偏波成分と垂直な偏波成分は、それぞれの信号パターンが特定の規則に従ってパターン変換された後、該2つの直行する平行な偏波成分と垂直な偏波成分との位相差が最大または最小になるように制御され、前記偏波主軸に平行な偏波成分または垂直な偏波成分に分離される
ことを特徴とする請求項5に記載の偏波モード分散補償方法。 - 前記光送信器は、前記信号光に所定の符号を付与して送信し、
前記光受信器は、前記信号光を受信して、前記符号の誤りを検出し、
前記光伝送路を伝搬する信号光から分離される偏波成分は、前記光受信器において検出される誤り数が最小となるように制御される
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかの項に記載の偏波モード分散補償方法。 - 前記光送信器は、前記信号光に所定の誤り訂正符号を付与して送信し、
前記光受信器は、前記信号光を受信して、誤り訂正符号を復号し訂正し、
前記光伝送路を伝搬する信号光から分離される偏波成分は、前記光受信器において訂正される誤り数が最小となるように制御される
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかの項に記載の偏波モード分散補償方法。 - 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記特定偏波手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散付与手段と、
前記分散付与手段から出力される信号光の波形劣化を検出する波形劣化検出手段と、
前記波形劣化検出手段により検出される波形劣化が最小となるように前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光から前記光伝送路の偏波主軸を検出する偏波主軸検出手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記偏波主軸検出手段により検出された偏波主軸が前記特定偏波選択手段で分離される偏波状態と一致するよう前記偏波変換手段を制御する制御手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散補償手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光にPMDを付与するPMD付与手段と、
前記PMD付与手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の波形劣化を検出する波形劣化検出手段と、
前記波形劣化検出手段により検出される波形劣化が最小となるように前記偏波変換手段を制御する制御手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散補償手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器から出力される信号光の偏波状態を円偏波もしくは直線偏波に設定する偏波設定手段を具備することを特徴とする請求項12記載の偏波モード分散補償装置。
- 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光にPMDを付与するPMD付与手段と、
前記PMD付与手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記特定偏波手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散付与手段と、
前記分散付与手段から出力される信号光の波形劣化を検出する波形劣化検出手段と、
前記波形劣化検出手段により検出される波形劣化が最小となるように前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器から出力される信号光の偏波状態を円偏波もしくは直線偏波に設定する偏波設定手段を具備することを特徴とする請求項14記載の偏波モード分散補償装置。
- 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光にPMDを付与するPMD付与手段と、
前記PMD付与手段から出力される信号光から前記光伝送路及び前記PMD付与手段の偏波主軸を検出する偏波主軸検出手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記偏波主軸検出手段により検出された偏波主軸が、前記特定偏波選択手段で分離される偏波状態と一致するように前記偏波変換手段を制御する制御手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散補償手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器から出力される信号光の偏波状態を円偏波もしくは直線偏波に設定する偏波設定手段を具備することを特徴とする請求項16記載の偏波モード分散補償装置。
- 前記波形劣化検出手段は、前記偏波選択手段により分離された偏波成分を分配する光分配手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号の特定周波数成分を検出する特定周波数検出手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号の直流成分を検出する直流成分検出手段とからなり、
前記制御手段は、前記特定周波数成分と前記直流成分の比が最大になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項10、12または14のいずれか一項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出手段は、前記偏波選択手段により分離された偏波成分を分配する光分配手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号を2個に分配する電気信号分配手段と、前記電気信号分配手段によって分配された電気信号を識別再生する2個の識別回路と、前記2個の識別回路のそれぞれの出力信号の論理が一致しているかを判定する一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号の低周波成分を検出する低周波透過回路とからなり、
前記制御手段は、前記低周波透過回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項10、12または14のいずれか一項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出手段は、前記偏波選択手段により分離された偏波成分を分配する光分配手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号を2個に分配する電気信号分配手段と、前記電気信号分配手段によって分配された電気信号を識別再生する2個の識別回路と、前記2個の識別回路のそれぞれの出力信号の論理が一致しているかを判定する一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号のパルス数を積算してパルス数に比例した電圧を出力するパルス数検出回路とからなり、
前記制御手段は、前記パルス数検出回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項10、12または14のいずれか一項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出手段は、前記偏波選択手段により分離された偏波成分を分配する光分配手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号を(2×n)個に分配する電気信号分配手段と、前記電気信号分配手段によって分配されたそれぞれの電気信号を識別再生する(2×n)個の識別回路と、前記(2×n)個の識別回路から選択される2個の識別回路のそれぞれの出力信号の論理が一致しているかを判定するn個の一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号の低周波成分を検出するn個の低周波透過回路と、前記各低周波透過回路の出力電圧を加算して出力する加算回路とからなり、
前記制御手段は、前記加算回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項10、12または14のいずれか一項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出手段は、前記偏波選択手段により分離された偏波成分を分配する光分配手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号を(2×n)個に分配する電気信号分配手段と、前記電気信号分配手段によって分配されたそれぞれの電気信号を識別再生する(2×n)個の識別回路と、前記(2×n)個の識別回路から選択される2個の識別回路のそれぞれの出力信号の論理が一致しているかを判定するn個の一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号のパルス数を積算してパルス数に比例した電圧を出力するn個のパルス数検出回路と、前記各パルス数検出回路の出力電圧を加算して出力する加算回路とからなり、
前記制御手段は、前記加算回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項10、12または14のいずれか一項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出手段は、前記偏波選択手段により分離された偏波成分を分配する光分配手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号をn個に分配する第1の電気信号分配手段と、前記第1の電気信号分配手段によって分配されたそれぞれの電気信号を識別再生するn個の識別回路と、前記n個の識別回路から選択された1個の識別回路の出力信号を(n−1)個に分配する第2の電気信号分配手段と、前記選択された1個の識別回路以外の識別回路の出力信号と前記第2の電気信号分配手段の出力信号の論理がそれぞれ一致しているかを判定する(n−1)個の一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号の低周波成分を検出する(n−1)個の低周波透過回路と、前記低周波透過回路の出力電圧を加算して出力する加算回路とからなり、
前記制御手段は、前記加算回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項10、12または14のいずれか一項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出手段は、前記偏波選択手段により分離された偏波成分を分配する光分配手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号をn個に分配する第1の電気信号分配手段と、前記第1の電気信号分配手段によって分配されたそれぞれの電気信号を識別再生するn個の識別回路と、前記n個の識別回路から選択された1個の識別回路の出力信号を(n−1)個に分配する第2の電気信号分配手段と、前記選択された1個の識別回路以外の識別回路の出力信号と前記第2の電気信号分配手段の出力信号の論理がそれぞれ一致しているかを判定する(n−1)個の一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号のパルス数を積算してパルス数に比例した電圧を出力する(n−1)個のパルス数検出回路と、前記パルス数検出回路の出力電圧を加算して出力する加算回路とからなり、
前記制御手段は、前記加算回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項10、12または14のいずれか一項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出手段は、前記偏波選択手段により分離された偏波成分を分配する光分配手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号を(m×n)個に分配する第1の電気信号分配手段と、前記第1の電気信号分配手段によって分配されたそれぞれの電気信号を識別再生するn個の識別回路と、前記n個の識別回路から選択された1個の識別回路の出力信号を(n−1)個に分配する第2の電気信号分配手段と、前記選択された1個の識別回路以外の識別回路の出力信号と前記第2の電気信号分配手段の出力信号の論理がそれぞれ一致しているかを判定する(n−1)個の一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号の低周波成分を検出する(n−1)個の低周波透過回路と、前記識別回路と前記第2の電気信号分配回路と前記一致判定回路と前記低周波透過回路とから構成されるm個の機能ブロック群と、前記各機能ブロック群から出力される(m×(n−1))個の出力電圧を加算して出力する加算回路とからなり、
前記制御手段は、前記加算回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項10、12または14のいずれか一項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出手段は、前記偏波選択手段により分離された偏波成分を分配する光分配手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号を(m×n)個に分配する第1の電気信号分配手段と、前記第1の電気信号分配手段によって分配されたそれぞれの電気信号を識別再生するn個の識別回路と、前記n個の識別回路から選択された1個の識別回路の出力信号を(n−1)個に分配する第2の電気信号分配手段と、前記選択された1個の識別回路以外の識別回路の出力信号と前記第2の電気信号分配手段の出力信号の論理がそれぞれ一致しているかを判定する(n−1)個の一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号のパルス数を積算してパルス数に比例した電圧を出力する(n−1)個のパルス数検出回路と、前記識別回路と前記第2の電気信号分配回路と前記一致判定回路と前記パルス数検出回路とから構成されるm個の機能ブロック群と、前記各機能ブロック群から出力される(m×(n−1))個の出力電圧を加算して出力する加算回路とからなり、
前記制御手段は、前記加算回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項10、12または14のいずれか一項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記偏波主軸検出手段及び前記特定偏波選択手段は、前記偏波変換手段から出力される信号光を直交する2つの偏波成分に分離する偏波分離手段と、前記偏波分離手段によって分離された一方の光信号を分配する光分配手段と、前記偏波分離手段によって分配された他方の信号光を電気信号に変換する第1の光電変換手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する第2の光電変換手段と、前記第1の光電変換手段により変換された電気信号の特定周波数成分を検出する第1の特定周波数検出手段と、前記第2の光電変換手段により変換された電気信号の特定周波数成分を検出する第2の特定周波数検出手段とからなり、
前記制御手段は、前記特定周波数検出手段で検出される2つの周波数成分強度が等しくなるように前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項11または16に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記偏波主軸検出手段及び前記特定偏波選択手段は、前記偏波変換手段から出力される信号光を直交する2つの偏波成分に分離する偏波分離手段と、前記偏波分離手段によって分離された一方の光信号を分配する光分配手段と、前記偏波分離手段によって分配された他方の信号光を電気信号に変換する第1の光電変換手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する第2の光電変換手段と、前記第1の光電変換手段により変換された電気信号と、前記第2の光電変換手段により変換された電気信号との位相を比較する位相比較手段とからなり、
前記制御手段は、前記位相比較手段で検出される位相差が最大または最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項11または16に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記偏波主軸検出手段及び前記特定偏波選択手段は、前記偏波変換手段から出力される信号光を直交する2つの偏波成分に分離する偏波分離手段と、前記偏波分離手段によって分離された一方の光信号を分配する光分配手段と、前記偏波分離手段によって分配された他方の信号光を電気信号に変換する第1の光電変換手段と、前記第1の光電変換手段により変換された電気信号から高周波成分を除去する第1の帯域制限手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する第2の光電変換手段と、前記第2の光電変換手段により変換された電気信号から高周波成分を除去する第2の帯域制限手段と、前記第1の帯域制限手段により高周波成分が除去された電気信号と、前記第2の帯域制限手段により高周波成分が除去された電気信号との位相を比較する位相比較手段とからなり、
前記制御手段は、前記位相比較手段で検出される位相差が最大または最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項11または16に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記偏波主軸検出手段及び前記特定偏波選択手段は、前記偏波変換手段から出力される信号光を直交する2つの偏波成分に分離する偏波分離手段と、前記偏波分離手段によって分離された一方の光信号を分配する光分配手段と、前記偏波分離手段によって分配された他方の信号光を電気信号に変換する第1の光電変換手段と、前記第1の光電変換手段により変換された電気信号の信号パターンを特定の規則に従ってパターン変換する第1の信号処理手段と、前記光分配手段によって分配された一方の信号光を電気信号に変換する第2の光電変換手段と、前記第2の光電変換手段により変換された電気信号の信号パターンを特定の規則に従ってパターン変換する第2の信号処理手段と、前記第1の信号処理手段によりパターン変換された電気信号と、前記第2の信号処理手段によりパターン変換された電気信号との位相を比較する位相比較手段とからなり、
前記制御手段は、前記位相比較手段で検出される位相差が最大または最小になるよう前記偏波変換手段を制御する
ことを特徴とする請求項11または16に記載の偏波モード分散補償装置。 - 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散付与手段と、
前記光受信器で検出される符号誤り数が最小となるように前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御する制御手段と、
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散付与手段と、
前記光受信器で訂正される誤り訂正数が最小となるように前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散付与手段と、
前記光受信器は、波形劣化検出機構を有し、前記光受信器が検出する波形劣化が最小となるように前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光にPMDを付与するPMD付与手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記光受信器で検出される符号誤り数が最小となるように前記偏波変換手段を制御する制御手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散補償手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器から出力される信号光の偏波状態を円偏波もしくは直線偏波に設定する偏波設定手段を具備することを特徴とする請求項34記載の偏波モード分散補償装置。
- 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光にPMDを付与するPMD付与手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散付与手段と、
前記光受信器で検出される符号誤り数が最小となるように前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器から出力される信号光の偏波状態を円偏波もしくは直線偏波に設定する偏波設定手段を具備することを特徴とする請求項36記載の偏波モード分散補償装置。
- 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光にPMDを付与するPMD付与手段と、
前記PMD付与手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記光受信器で訂正される誤り訂正数が最小となるように前記偏波変換手段を制御する制御手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散補償手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器から出力される信号光の偏波状態を円偏波もしくは直線偏波に設定する偏波設定手段を具備することを特徴とする請求項38記載の偏波モード分散補償装置。
- 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光にPMDを付与するPMD付与手段と、
前記PMD付与手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散付与手段と、
前記光受信器で訂正される誤り訂正数が最小となるように前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器から出力される信号光の偏波状態を円偏波もしくは直線偏波に設定する偏波設定手段を具備することを特徴とする請求項40記載の偏波モード分散補償装置。
- 光信号を送信する光送信器と、前記光送信器と接続され前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を介して前記光送信器と接続され前記光信号を受信する光受信器とから構成される光伝送システムにおいて前記伝送路上に設けられる偏波モード分散の補償装置であって、
前記光送信器から出力された信号光の偏波状態を変換する偏波変換手段と、
前記偏波変換手段から出力される信号光にPMDを付与するPMD付与手段と、
前記PMD付与手段から出力される信号光から特定の偏波成分を分離する特定偏波選択手段と、
前記特定偏波選択手段により分離された偏波成分の群速度分散を補償する分散付与手段と、
前記光受信器は、波形劣化検出機能を有し、前記光検出器が検出する波形劣化が最小となるように前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器から出力される信号光の偏波状態を円偏波もしくは直線偏波に設定する偏波設定手段を具備することを特徴とする請求項42記載の偏波モード分散補償装置。
- 前記波形劣化検出機能を有する前記光受信器は、信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号を3個に分配する電気信号分配手段と、前記電気信号分配手段によって分配された電気信号を識別再生する3個の識別回路と、前記3個の識別回路から選択された2個の識別回路のそれぞれの出力信号の論理が一致しているかを判定する一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号の低周波成分を検出する低周波透過回路とからなり、
前記制御手段は、前記低周波透過回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御し、
前記選択された2個の識別回路以外の1個の識別回路は、識別データを外部に出力する
ことを特徴とする請求項33または42に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出機能を有する前記光受信器は、信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号を3個に分配する電気信号分配手段と、前記電気信号分配手段によって分配された電気信号を識別再生する3個の識別回路と、前記3個の識別回路から選択された2個の識別回路のそれぞれの出力信号の論理が一致しているかを判定する一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号のパルス数を積算してパルス数に比例した電圧を出力するパルス数検出回路とからなり、
前記制御手段は、前記パルス数検出回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御し、
前記選択された2個の識別回路以外の1個の識別回路は、識別データを外部に出力する
ことを特徴とする請求項33または42に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出機能を有する前記光受信器は、信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号を((2×n)+1)個に分配する電気信号分配手段と、前記電気信号分配手段によって分配された電気信号を識別再生する((2×n)+1)個の識別回路と、前記((2×n)+1)個の識別回路から(2×n)個の識別回路を抽出し、抽出された識別回路から更に選択された2個の識別回路のそれぞれの出力信号の論理が一致しているかを判定するn個の一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号の低周波成分を検出するn個の低周波透過回路と、前記低周波透過回路の出力電圧を加算して出力する加算回路とからなり、
前記制御手段は、前記加算回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御し、
前記抽出された(2×n)個の識別回路以外の1個の識別回路は、識別データを外部に出力する
ことを特徴とする請求項33または42に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出機能を有する前記光受信器は、信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号を((2×n)+1)個に分配する電気信号分配手段と、前記電気信号分配手段によって分配された電気信号を識別再生する((2×n)+1)個の識別回路と、前記((2×n)+1)個の識別回路から(2×n)個の識別回路を抽出し、抽出された識別回路から更に選択された2個の識別回路のそれぞれの出力信号の論理が一致しているかを判定するn個の一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号のパルス数を積算してパルス数に比例した電圧を出力するn個のパルス数検出回路と、前記低周波透過回路の出力電圧を加算して出力する加算回路とからなり、
前記制御手段は、前記加算回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御し、
前記抽出された(2×n)個の識別回路以外の1個の識別回路は、識別データを外部に出力する
ことを特徴とする請求項33または42に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出機能を有する光受信器は、信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号をn個に分配する第1の電気信号分配手段と、前記第1の電気信号分配手段によって分配されたそれぞれの電気信号を識別再生するn個の識別回路と、前記n個の識別回路から選択された1個の識別回路の出力信号をn個に分配する第2の電気信号分配手段と、前記選択された1個の識別回路以外の識別回路の出力信号と前記n個の第2の電気信号分配手段の出力信号から選択された(n−1)個の出力信号の論理がそれぞれ一致しているかを判定する(n−1)個の一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号の低周波成分を検出する(n−1)個の低周波透過回路と、前記低周波透過回路の出力電圧を加算して出力する加算回路とからなり、
前記制御手段は、前記加算回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御し、
前記第2の電気信号分配手段は、前記選択された(n−1)個の出力信号以外の1個の出力信号を外部に出力する
ことを特徴とする請求項33または42に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記波形劣化検出機能を有する光受信器は、信号光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段によって変換された電気信号をn個に分配する第1の電気信号分配手段と、前記第1の電気信号分配手段によって分配されたそれぞれの電気信号を識別再生するn個の識別回路と、前記n個の識別回路から選択された1個の識別回路の出力信号をn個に分配する第2の電気信号分配手段と、前記選択された1個の識別回路以外の識別回路の出力信号と前記n個の第2の電気信号分配手段の出力信号から選択された(n−1)個の出力信号の論理がそれぞれ一致しているかを判定する(n−1)個の一致判定回路と、前記一致判定回路の出力信号のパルス数を積算してパルス数に比例した電圧を出力する(n−1)個のパルス数検出回路と、前記パルス数検出回路の出力電圧を加算して出力する加算回路とからなり、
前記制御手段は、前記加算回路の出力電圧が最小になるよう前記偏波変換手段および前記分散付与手段を制御し、
前記第2の電気信号分配手段は、更に1個の出力信号を外部に出力する
ことを特徴とする請求項33または42に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器は、ビット毎に光の位相が反転したRZ符号を付与した信号光を出力する
ことを特徴とする請求項10から請求項49のいずれかの項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器は、パルス毎に光の位相が反転したRZ符号を付与した信号光を出力する
ことを特徴とする請求項10から請求項49のいずれかの項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記分散補償手段は、
入力された前記信号光に分散を付与する分散付与手段と、
前記分散付与手段と直列に接続され、前記分散付与手段を通過した信号光の波形劣化を検出する第2の波形劣化検出手段と、
前記第2の波形劣化検出手段により検出された波形劣化が最小となるように前記分散付与手段を制御する第2の制御手段と
からなることを特徴とする請求項11、12、16、34及び39のいずれかの項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記分散補償手段は、
入力された前記信号光に分散を付与する分散付与手段と、
前記分散付与手段と直列に接続され、分散付与手段を通過した信号光の累積分散値を検出する分散検出手段と、
前記分散検出手段により検出された前記累積分散値がゼロになるよう前記分散付与手段を制御する第2の制御手段と
からなることを特徴とする請求項11、12、16、34及び39のいずれかの項に記載の偏波モード分散補償装置。 - 前記光送信器は、同一信号パターンで変調された複数の波長の異なる信号光を送信し、
前記分散検出手段は、複数の波長の異なる信号光を分離する光分離手段と、分離した複数の光信号をそれぞれ電気信号に変換する複数の光電変換手段と、前記光電変換手段により変換された電気信号間の位相差を検出する位相比較手段とからなる
ことを特徴とする請求項53に記載の偏波モード分散補償装置。
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