JP3986915B2

JP3986915B2 - Parting material between wall surface and horizontal surface at the corner of entry or exit that forms a round shape

Info

Publication number: JP3986915B2
Application number: JP2002215957A
Authority: JP
Inventors: 俊男谷岡
Original assignee: Sumitomo Forestry Crest Co Ltd
Current assignee: Sumitomo Forestry Crest Co Ltd
Priority date: 2002-07-25
Filing date: 2002-07-25
Publication date: 2007-10-03
Anticipated expiration: 2022-07-25
Also published as: JP2004060161A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、アール状をなす入隅又は出隅における壁面と水平面との見切りに用いられる巾木又は天井廻り縁となる見切り材の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
アール状をなす入隅や出隅、すなわち、平断面を曲面状とする入り隅又は出隅にあっては、壁面と床面との見切りに用いられる巾木、壁面と天井面との見切りに用いられる天井廻り縁はいずれも、この曲面に沿って湾曲される必要がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、前記アールが大きい場合は、一枚の無垢の木質材にこうしたアールに適合した湾曲を施工現場で施すことも可能であるが、このアールがＲ１０００ｍｍ以下である場合には、こうした湾曲を施工現場で木質材に割れを生じさることなく施すことは事実上なし難かった。
【０００４】
こうした湾曲を備えた見切り材を特注する方策もあるが、このようにした場合、その間、見切り施工を中断させざるを得ない。また、こうした見切り材を特注しても、入隅又は出隅の曲面の曲率に見切り材の曲率が必ずしも正確に合わない場合も少なくなく、そうした場合には、見切り材と壁面とが密着しないことから、こうした見切り箇所の耐久性を低下させる。また、両者の間の隙間にコーキング材を打ち込むなどする手間を生じさせ、また、見切り箇所における外観性を低下させることとなる。
【０００５】
そこでこの発明は、アール状をなす入隅や出隅における壁面と水平面との見切りを、このアールがＲ１０００ｍｍ以下である場合であっても、施工現場において容易且つ適切になせるようにすることを主たる目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項１記載の発明にあっては、アール状をなす入隅又は出隅における壁面と水平面との見切り材が以下の（１）〜（５）の構成を備えたものとした。
（１）２ｍｍ以上４ｍｍ以下の厚さのＭＤＦ製の基材と、２ｍｍ以上４ｍｍ以下の厚さのＭＤＦ製の表層材とからなり、
又は、この基材と、表層材と、この基材と表層材との間に配される一又は二以上の２ｍｍ以上４ｍｍ以下の厚さのＭＤＦ製の中間材とからなり、
（２）基材はその背面を壁面に対する止着面とし、
（３）表層材及び中間材はそれぞれその背面を基材又は隣り合う中間材の前面に対する止着面としていると共に、
（４）基材、表層材及び中間材の各面のうち、止着面を除く面であって、巾木又は天井廻り縁として設置された状態において意匠性が要求される面となる面が化粧面となっており、
（５）基材と表層材又は基材と中間材と表層材とをそれぞれ湾曲させながら重ね合わせ且つ止着させ合わせて見切りをなすようになっている。
【０００７】
かかる構成によれば、このように重ね合わせ状に止着させ合わされて見切り材として要求される厚さを持つ二枚以上のＭＤＦから見切り材を構成することができることから、施工現場においてこれらＭＤＦをそれぞれ湾曲させて入隅又は出隅のアールに正確に適合した見切り材を形成させることができ、こうした入隅又は出隅における見切り施工を容易かつ適切になすことができる。
【０００８】
また、前記基材と表層材、または、この基材と中間材と表層材とを重ね合わせ状に止着させ合わせて構成された巾木又は天井廻り縁に、この巾木又は天井廻り縁を一枚の化粧済みの木質材から構成した場合と同様な外観性を付与させることができる。
【０００９】
また、請求項２記載の発明にあっては、請求項１記載のアール状をなす入隅又は出隅における壁面と水平面との見切り材が、基材及び中間材の上下寸法よりも上下寸法を小さくすると共にその背面を基材又は隣り合う中間材の前面に対する止着面とした二以上の表層材を有しており、かつ、この二以上の表層材の上下寸法の和が基材及び中間材の上下寸法よりも小さくなるようにしてあることを特徴としている。
【００１０】
かかる構成によれば、隣り合う表層材の間に溝状部を形成させることができ、長さ方向に亘って溝状部を備えた巾木を形成させることができる。
【００１１】
また、請求項３記載の発明にあっては、請求項２記載のアール状をなす入隅又は出隅における壁面と水平面との見切り材における二以上の表層材の背面に、それぞれ、これら表層材の長さ方向に長い突条が形成してあると共に、
基材又はこの表層材に隣り合う中間材の前面に、これら表層材の突条がそれぞれ納められる、この基材又は中間材の長さ方向に長い溝が形成してあることを特徴としている。
【００１２】
かかる構成によれば、かかる溝に突条を納めた状態でのみ、表層材を設置させることができ、二以上の表層材を、隣り合う表層材間に一定の間隔、つまり、前記溝状部を適切に形成させた状態で、それぞれ適切に設置させることができる。
【００１３】
また、請求項４記載の発明にあっては、請求項３記載のアール状をなす入隅又は出隅における壁面と水平面との見切り材における突条が、表層材の上下方向中程の位置を基準として、この表層材における水平方向に向けられる両端面のいずれかに一方に偏った位置に形成されていることを特徴としている。
【００１４】
かかる構成によれば、隣り合う表層材の双方を上下逆にして前記溝に突条を納めるようにすることにより、または、隣り合う表層材の一方を上下逆にして前記溝に突条を納めるようにすることにより、隣り合う表層材の間に形成される溝状部の幅や、隣り合う表層材の端面の位置を変化させることができ、見切り材の外観性を必要に応じて容易且つ適切に調整することができる。
【００１５】
また、請求項５記載の発明にあっては、請求項３又は請求項４記載のアール状をなす入隅又は出隅における壁面と水平面との見切り材における突条に、この突条の延長方向に交叉する向きの複数の切り込みが、この突条の延長方向において隣り合う切り込みとの間に間隔を開けて形成してあることを特徴としている。
【００１６】
かかる構成によれば、表層材にこのような突条を形成させておきながら、この切り込みを利用して表層材を湾曲させ易くすることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、図１ないし図１５に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【００１８】
なお、ここで図１は、アール状をなす出隅Ｄに対して、第一実施例にかかる見切り材Ｍによる見切りを施した状態を、また、図２は、アール状をなす入隅Ｅに対して、第一実施例にかかる見切り材Ｍによる見切りを施した状態を、それぞれ平断面の状態で表しており、また、図３は、かかる状態を側断面の状態で表している。
【００１９】
また、図４は、第二実施例にかかる見切り材Ｍを構成する各部材を分離した状態として、また、図５は、かかる各部材によって巾木Ｍａを構成させた状態を、それぞれ示している。
【００２０】
また、図６は、第三実施例にかかる見切り材Ｍを構成する各部材を分離した状態として、また、図７は、かかる各部材によって天井廻り縁Ｍｂを構成させた状態を、それぞれ示している。
【００２１】
また、図８は、第四実施例にかかる見切り材Ｍを構成する各部材を分離した状態として、また、図９は、かかる各部材によって巾木Ｍａを構成させた状態を、それぞれ示している。
【００２２】
また、図１０は、第五実施例にかかる見切り材Ｍを構成する各部材を分離した状態として、また、図１１は、かかる各部材によって巾木Ｍａを構成させた状態を、それぞれ示している。
【００２３】
また、図１２ないし図１４は、第六実施例にかかる見切り材Ｍを構成する各部材によって巾木Ｍａを構成させた状態を、また、図１５は、かかる見切り材Ｍを構成する表層材の構成の一部の変更例をそれぞれ示している。
【００２４】
この実施の形態にかかる見切り材Ｍは、アール状をなす入隅Ｅ又は出隅Ｄにおける壁面Ｈと水平面Ｓとの見切りに用いられる巾木Ｍａ又は天井廻り縁Ｍｂとなるものである。
【００２５】
すなわち、かかる見切り材Ｍは、平断面を曲面状とする入隅Ｅ又は出隅Ｄにおける壁面Ｈと床面Ｓａとの見切りに用いられる巾木Ｍａとなり、または、平断面を曲面状とする入隅Ｅ又は出隅Ｄにおける壁面Ｈと天井面Ｓｂとの見切りに用いられる天井廻り縁Ｍｂとなるものである。
【００２６】
具体的には、かかる見切り材Ｍは、前記曲面を、Ｒ７５ｍｍ以上Ｒ１０００ｍｍ以下の曲面とする入隅Ｅ又は出隅Ｄにおける壁面Ｈと水平面Ｓとの見切りに用いられる巾木Ｍａ又は天井廻り縁Ｍｂとなるものである。
【００２７】
入隅Ｅ又は出隅Ｄがこのような曲面である場合、見切り材Ｍもこの曲面の曲率に合うように湾曲される必要があるが、一枚の無垢の木質材にこのような湾曲を施工現場で施そうとすると割れを生じさせてしまう。特に、前記曲面がＲ１００ｍｍ以下であると、こうした問題が一層顕著となる。
【００２８】
また、こうした湾曲を備えた見切り材Ｍを特注する方策もあるが、その間、見切り施工を中断させざるを得ない。また、こうした見切り材Ｍを特注しても、入隅Ｅ又は出隅Ｄの曲面の曲率に見切り材Ｍの曲率が必ずしも正確に合わない場合も少なくなく、そうした場合には、見切り材Ｍと壁面Ｈとが密着しないことから、こうした見切り箇所の耐久性を低下させる。また、両者の間の隙間にコーキング材を打ち込むなどする手間を生じさせ、また、見切り箇所における外観性を低下させる。
【００２９】
この実施の形態にかかる見切り材Ｍは、ＭＤＦ製の基材１と、ＭＤＦ製の表層材２とからなり、この基材１と表層材２とを重ね合わせ状に止着させ合わせて前記見切り材Ｍを構成するようにして、こうした不都合を生じさせないようにするものである。
【００３０】
あるいはまた、かかる見切り材Ｍは、前記基材１と、前記表層材２と、この基材１と表層材２との間に配される一又は二以上のＭＤＦ製の中間材３とからなり、この基材１と表層材２と、中間材３とを重ね合わせ状に止着させ合わせて前記見切り材Ｍを構成するようにして、こうした不都合を生じさせないようにするものである。
【００３１】
すなわち、かかる見切り材Ｍは、このように重ね合わせ状に止着させ合わされて見切り材Ｍとして要求される厚さを持つ二枚以上のＭＤＦ（中質繊維板／ＭｅｄｉｕｍＤｅｎｓｉｔｙＦｉｂｅｒｂｏａｒｄ）から見切り材Ｍを構成するようにして、施工現場において入隅Ｅ又は出隅Ｄのアールに正確に適合した見切り材Ｍを容易に形成させ、見切り施工をなせるようにするものである。
【００３２】
例えば、７．５ｍｍの厚さを持つ巾木Ｍａ又は天井廻り縁Ｍｂを構成するにあたっては、それぞれ厚さを２．５ｍｍとする基材１、中間材３、表層材２をそれぞれ湾曲させながら、基材１、中間材３、表層材２の順で重ね合わせ、かつ、止着させ合わせることにより、施工現場において入隅Ｅ又は出隅Ｄのアールに正確に適合した見切り材Ｍを容易に形成させ、見切り施工をなすことができる。また、このように形成される見切り材Ｍは二枚以上のＭＤＦを重ね合わせて構成されることから、木材に近い質感、風合いを備えており、高級感に富んだ見切り材Ｍを形成させることができる特徴を有している。
【００３３】
各ＭＤＦは、２ｍｍ以上４ｍｍ以下の厚さとしておくことが最良とされる。厚さが２ｍｍ未満であると割れが生じやすく、厚さが４ｍｍを越えると曲げ難くなることが認められるためである。
【００３４】
すなわち、前記基材１はその背面１０を壁面Ｈに対する止着面１１とし、前記表層材２及び中間材３はそれぞれその背面２０、３０を基材１又は隣り合う中間材３の前面１３、２３に対する止着面２１、３１としている。
【００３５】
また、かかる基材１、表層材２及び中間材３の各面のうち、止着面１１、２１、３１を除く面であって、巾木Ｍａ又は天井廻り縁Ｍｂとして設置された状態において意匠性が要求される面となる面が化粧面１２、２２、３２となっている。
【００３６】
すなわち、基材１は、止着面１１となる上下方向に沿った背面１０と、上下方向に沿った前面１３と、水平方向に沿った両端面１４、１４とを備えた長尺の板状をなすように構成される。
【００３７】
また、表層材２及び中間材３はそれぞれ、止着面２１、３１となる上下方向に沿った背面２０、３０と、上下方向に沿った前面２３、３３と、水平方向に沿った両端面２４、２４・３４、３４とを備えた長尺の板状をなすように構成される。
【００３８】
そして、これら基材１、中間材３、表層材２におけるこれら止着面１１、２１、３１を除く面であって、巾木Ｍａ又は天井廻り縁Ｍｂとして設置された状態において意匠性が要求される面となる面が化粧面１２、２２、３２となっている。
【００３９】
これにより、前記基材１と表層材２とを重ね合わせ状に止着させ合わせて構成された巾木Ｍａ又は天井廻り縁Ｍｂに、この巾木Ｍａ又は天井廻り縁Ｍｂを一枚の化粧済みの木質材から構成した場合と同様な外観性を付与させることができる。
【００４０】
こうした止着は、接着や釘打ちなどによりなすことができる。典型的には、基材１の止着面を壁面Ｈに接着した後、この基材１の前面１３に表層材２の止着面２１を接着し、この後、基材１と表層材２を共に釘により壁面Ｈに打ち付けることにより、かかる止着をなすことができる。
【００４１】
また、前記基材１と中間材３と表層材２とを重ね合わせ状に止着させ合わせて構成された巾木Ｍａ又は天井廻り縁Ｍｂに、この巾木Ｍａ又は天井廻り縁Ｍｂを一枚の化粧済みの木質材から構成した場合と同様な外観性を付与させることができる。
【００４２】
かかる止着も、接着や釘打ちなどによりなすことができる。典型的には、基材１と表層材２と一枚の中間材３から見切り材Ｍを構成する場合には、基材１の止着面１１を壁面Ｈに接着した後、この基材１の前面１３に中間材３の止着面３１を接着し、さらに、この中間材３の前面３３に表層材２の止着面２１を接着し、この後、基材１と中間材３と表層材２を共に釘により壁面Ｈに打ち付けることにより、かかる止着をなすことができる。
【００４３】
かかる化粧面１２、２２、３２は、ＭＤＦに塗料を塗布したり、ＭＤＦに木目模様のフィルムを貼り込むなどすることにより、形成させることができる。
【００４４】
（第一実施例）
図１は、ほぼ同じ厚さ寸法と、ほぼ同じ高さ寸法を備えた基材１と中間材３と表層材２とによって、アール状をなす出隅Ｄの巾木Ｍａを構成させた例を示している。
【００４５】
また、図２は、ほぼ同じ厚さ寸法と、ほぼ同じ高さ寸法を備えた基材１と中間材３と表層材２とによって、アール状をなす入隅Ｅの巾木Ｍａを構成させた例を示している。
【００４６】
図中、符号１００は柱、符号１０１は間柱、符号１０２は石膏ボード、符号１０３は下地合板、符号１０４はフレキシブルボードをそれぞれ示している。また、符号１０５は出隅Ｄ又は入隅Ｅに隣り合う平坦な壁面Ｈに対する巾木を示している。
【００４７】
基材１は、止着面１１となる背面１０を壁面Ｈに、下端面１４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面１４のみを化粧面１２としている。
【００４８】
中間材３は、止着面３１となる背面３０を基材１の前面１３に、下端面３４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面３４のみを化粧面３２としている。
【００４９】
表層材２は、止着面２１となる背面２０を中間材３の前面３３に、下端面２４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面２４と前面２３のみを化粧面２２としている。
【００５０】
（第二実施例）
図４および図５は、ほぼ同じ厚さ寸法と、ほぼ同じ高さ寸法を備えた基材１および中間材３と、
この基材１及び中間材３とほぼ同じ厚さを備えると共に、この基材１及び中間材３の上下寸法よりも上下寸法を小さくした二以上の表層材２、２…とによって、
アール状をなす出隅Ｄ又は入隅Ｅの巾木Ｍａを構成させた例を示している。
【００５１】
図示の例では、表層材２は二枚用いられている。また、二枚の表層材２、２の高さ寸法の和（すなわち、上下寸法の和）が、基材１及び中間材３の高さ寸法よりも小さくなるようになっている。
【００５２】
これにより、図示の例にあっては、二枚の表層材２、２の一方と他方との間に溝状部４を形成させることができ、長さ方向に亘って溝状部４を備えた巾木Ｍａを形成させることができる。
【００５３】
具体的には、基材１は、止着面１１となる背面１０を壁面Ｈに、下端面１４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面１４のみを化粧面１２としている。
【００５４】
中間材３は、止着面３１となる背面３０を基材１の前面１３に、下端面３４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面３４と前面３３のみを化粧面３２としている。
【００５５】
二枚の表層材２、２のうち上側に位置される表層材２は、その上端面２４を中間材３の上端面３４とほぼ同面上に位置させた状態で、止着面２１となる背面２０を中間材３の前面３３に密着させるように備え付けられている。また、上端面２４と前面２３と下端面２４を化粧面としている。また、前面２３と上端面２４との隅部および前面２３と下端面２４との隅部をアール状とするように形成されている。
【００５６】
二枚の表層材２、２のうち下側に位置される表層材２は、その下端面２４を床面Ｓａに密着させ、止着面２１となる背面２０を中間材３の前面３３に密着させると共に、その上端面２４と前記上側に位置される表層材２の下端面２４との間に前記溝状部４となる間隔を開けるように備え付けられている。また、上端面２４と前面２３のみを化粧面２２としている。また、前面２３と上端面２４との隅部をアール状とするように形成されている。
【００５７】
なお、かかる二枚の表層材２、２の間に形成される溝状部４の幅寸法分の高さ寸法を備えた棒材を別途用意し、かかる二枚の表層材２、２のうち、上側に位置される表層材２前記のように設置させた後、この上側に位置される表層材２の下端面２４上にこの棒材の上端面を接しさせるようにした状態で、この棒材の下端面に下側に位置される表層材２の上端面２４を接しさせるようにしてこの下側に位置させる表層材２を前記のように設置させるようにすれば、前記溝状部４が巾木Ｍａの長さ方向に亘って均一な幅を持つように仕上げ易くすることができる。
【００５８】
（第三実施例）
図６および図７は、ほぼ同じ厚さ寸法と、ほぼ同じ高さ寸法を備えた基材１および中間材３と、
この基材１及び中間材３とほぼ同じ厚さを備えると共に、この基材１及び中間材３の上下寸法よりも上下寸法を小さくした二以上の表層材２、２…とによって、
アール状をなす出隅Ｄ又は入隅Ｅの天井廻り縁Ｍｂを構成させた例を示している。
【００５９】
図示の例では、表層材２は二枚用いられている。また、二枚の表層材２、２の高さ寸法の和（すなわち、上下寸法の和）が、基材１及び中間材３の高さ寸法よりも小さくなるようになっている。
【００６０】
これにより、図示の例にあっては、二枚の表層材２、２の一方と他方との間に溝状部４を形成させることができ、長さ方向に亘って溝状部４を備えた天井廻り縁Ｍｂを形成させることができる。
【００６１】
具体的には、基材１は、止着面１１となる背面１０を壁面Ｈに、上端面１４を天井面Ｓｂに密着させるように備え付けられている。また、下端面１４のみを化粧面１２としている。
【００６２】
中間材３は、止着面３１となる背面３０を基材１の前面１３に、上端面３４を天井面Ｓｂに密着させるように備え付けられている。また、下端面３４と前面３３のみを化粧面３２としている。
【００６３】
二枚の表層材２、２のうち下側に位置される表層材２は、その下端面２４を中間材３の下端面３４とほぼ同面上に位置させた状態で、止着面２１となる背面２０を中間材３の前面３３に密着させるように備え付けられている。また、上端面２４と前面２３と下端面２４を化粧面２２としている。また、前面２３と上端面２４との隅部および前面２３と下端面２４との隅部をアール状とするように形成されている。
【００６４】
二枚の表層材２、２のうち上側に位置される表層材２は、その上端面２４を床面Ｓａに密着させ、止着面２１となる背面２０を中間材３の前面３３に密着させると共に、その下端面２４と前記下側に位置される表層材２の上端面２４との間に前記溝状部４となる間隔を開けるように備え付けられている。また、下端面２４と前面２３のみを化粧面２２としている。また、前面２３と下端面２４との隅部をアール状とするように形成されている。
【００６５】
なお、かかる二枚の表層材２、２の間に形成される溝状部４の幅寸法分の高さ寸法を備えた棒材を別途用意し、かかる二枚の表層材２、２のうち、下側に位置される表層材２前記のように設置させた後、この下側に位置される表層材２の上端面２４にこの棒材の下端面を押し当てるようにした後、この棒材の上端面に上側に位置される表層材２の下端面２４を接しさせるようにしてこの上側に位置させる表層材２を前記のように設置させるようにすれば、前記溝状部４が天井廻り縁Ｍｂの長さ方向に亘って均一な幅を持つように仕上げ易くすることができる。
【００６６】
（第四実施例）
図８および図９は、ほぼ同じ厚さ寸法と、ほぼ同じ高さ寸法を備えた基材１および中間材３と、
この基材１及び中間材３とほぼ同じ厚さを備えると共に、この基材１及び中間材３の上下寸法よりも上下寸法を小さくした二以上の表層材２、２…とによって、
アール状をなす出隅Ｄ又は入隅Ｅの巾木Ｍａを構成させた例を示している。
【００６７】
図示の例では、表層材２は二枚用いられている。また、二枚の表層材２、２の高さ寸法の和（すなわち、上下寸法の和）が、基材１及び中間材３の高さ寸法よりも小さくなるようになっている。
【００６８】
これにより、図示の例にあっては、二枚の表層材２、２の一方と他方との間に溝状部４を形成させることができ、長さ方向に亘って溝状部４を備えた巾木Ｍａを形成させることができる。
【００６９】
具体的には、基材１は、止着面１１となる背面１０を壁面Ｈに、下端面１４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面１４のみを化粧面１２としている。
【００７０】
中間材３は、止着面３１となる背面３０を基材１の前面１３に、下端面３４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面３４と前面３３のみを化粧面３２としている。
【００７１】
二枚の表層材２、２のうち上側に位置される表層材２は、その上端面２４を中間材３の上端面３４よりもやや下方に位置させた状態で、止着面２１となる背面２０を中間材３の前面３３に密着させるように備え付けられている。また、上端面２４と前面２３と下端面２４を化粧面２２としている。
【００７２】
二枚の表層材２、２のうち下側に位置される表層材２は、その下端面２４を床面Ｓａに密着させ、止着面２１となる背面２０を中間材３の前面３３に密着させると共に、その上端面２４と前記上側に位置される表層材２の下端面２４との間に前記溝状部４となる間隔を開けるように備え付けられている。また、上端面２４と前面２３のみを化粧面２２としている。
【００７３】
（第五実施例）
図１０および図１１は、ほぼ同じ厚さ寸法と、ほぼ同じ高さ寸法を備えた基材１および中間材３と、
この基材１及び中間材３とほぼ同じ厚さを備えると共に、この基材１及び中間材３の上下寸法よりも上下寸法を小さくした二以上の表層材２、２…とによって、
アール状をなす出隅Ｄ又は入隅Ｅの巾木Ｍａを構成させた例を示している。
【００７４】
図示の例では、表層材２は二枚用いられている。また、二枚の表層材２、２の高さ寸法の和（すなわち、上下寸法の和）が、基材１及び中間材３の高さ寸法よりも小さくなるようになっている。
【００７５】
これにより、図示の例にあっては、二枚の表層材２、２の一方と他方との間に溝状部４を形成させることができ、長さ方向に亘って溝状部４を備えた巾木Ｍａを形成させることができる。
【００７６】
具体的には、基材１は、止着面１１となる背面１０を壁面Ｈに、下端面１４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面１４のみを化粧面１２としている。
【００７７】
中間材３は、止着面３１となる背面３０を基材１の前面１３に、下端面３４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面３４と前面３３のみを化粧面３２としている。
【００７８】
二枚の表層材２、２のうち上側に位置される表層材２は、その上端面２４を中間材３の上端面２４とほぼ同面上に位置させた状態で、止着面２１となる背面２０を中間材３の前面３３に密着させるように備え付けられている。また、上端面２４と前面２３と下端面２４を化粧面２２としている。
【００７９】
二枚の表層材２、２のうち下側に位置される表層材２は、その下端面２４と床面Ｓａとの間に間隔を開けた状態で、止着面２１となる背面２０を中間材３の前面に密着させると共に、その上端面２４と前記上側に位置される表層材２の下端面２４との間に前記溝状部４となる間隔を開けるように備え付けられている。また、上端面２４と前面２３と下端面２４を化粧面２２としている。
【００８０】
（第六実施例）
図１２ないし図１４は、ほぼ同じ厚さ寸法と、ほぼ同じ高さ寸法を備えた基材１および中間材３と、
この基材１及び中間材３とほぼ同じ厚さを備えると共に、この基材１及び中間材３の上下寸法よりも上下寸法を小さくした二以上の表層材２とによって、
アール状をなす出隅Ｄ又は入隅Ｅの巾木Ｍａを構成させた例を示している。
【００８１】
図示の例では、表層材２は二枚用いられている。また、二枚の表層材２、２の高さ寸法の和（すなわち、上下寸法の和）が、基材１及び中間材３の高さ寸法よりも小さくなるようになっている。
【００８２】
これにより、図示の例にあっては、二枚の表層材２、２の一方と他方との間に溝状部４を形成させることができ、長さ方向に亘って溝状部４を備えた巾木Ｍａを形成させることができる。
【００８３】
具体的には、基材１は、止着面１１となる背面１０を壁面Ｈに、下端面１４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面１４のみを化粧面１２としている。
【００８４】
中間材３は、止着面３１となる背面３０を基材１の前面１３に、下端面３４を床面Ｓａに密着させるように備え付けられている。また、上端面３４と前面３３のみを化粧面３２としている。
【００８５】
二枚の表層材２、２はそれぞれ、その前面２３および両端面２４、２４を化粧面２２としている。
【００８６】
また、図示の例にあっては、かかる二枚の表層材２、２の背面２０に、それぞれ、これら表層材２の長さ方向に長い突条２５が形成してあると共に、
中間材３の前面３３に、これら表層材２の突条２５がそれぞれ納められる、この中間材３の長さ方向に長い溝３５が形成してある。
【００８７】
これにより、図示の例にあっては、かかる溝３５に突条２５を納めた状態でのみ、表層材２を設置させることができ、二枚の表層材２、２を、この二枚の表層材２、２間に一定の間隔、つまり、前記溝状部４を適切に形成させた状態で、それぞれ適切に設置させることができる。
【００８８】
また、図示の例では、突条２５が、表層材２の上下方向中程の位置を基準として、この表層材２における水平方向に向けられる両端面２４、２４のいずれかに一方に偏った位置に形成されている。
【００８９】
これにより、図示の例では、二枚の表層材２、２の双方を上下逆にして前記溝３５に突条２５を納めるようにすることにより、または、二枚の表層材２、２の一方を上下逆にして前記溝３５に突条２５を納めるようにすることにより、二枚の表層材２、２の間に形成される溝状部４の幅や、二枚の表層材２、２の端面２４の位置を変化させることができ、見切り材Ｍの外観性を必要に応じて容易且つ適切に調整することができる。
【００９０】
図示の例では、二枚の表層材２、２のうち上側に位置される表層材２は、その上端面２４を中間材３の上端面３４とほぼ同面上に位置させた状態において、その上端面２４と突条２５の頂部との間のピッチを下端面２４と突条２５の頂部とのピッチよりも大きくしている。
【００９１】
また、二枚の表層材２、２のうち下側に位置される表層材２は、その下端面２４を床面Ｓａに接しさせた状態において、その下端面２４と突条２５の頂部との間のピッチを上端面２４と突条２５の頂部とのピッチよりも大きくしている。
【００９２】
これにより、図示の例にあっては、上側に位置される表層材２を図１２の状態と上下逆にしてこの表層材２の突条２５を中間材３の溝３５に入れ込ませることにより、この上側に位置される表層材２の上端面２４を中間材３の上端面３４よりも下方に位置させ、かつ、この上側に位置される表層材２と下側に位置される表層材２との間の溝状部４の幅を狭くさせることができる。（図１３）
【００９３】
また、下側に位置される表層材２を図１２の状態と上下逆にしてこの表層材２の突条２５を中間材３の溝３５に入れ込ませることにより、この下側に位置される表層材２の下端面２４と床面Ｓａとの間に隙間を形成させ、かつ、この下側に位置される表層材２と上側に位置される表層材２との間の溝状部４の幅を狭くさせることができる。（図１４）
【００９４】
かかる突条２５は、表層材２の長さ方向において、隣り合う突条２５との間に間隔を開けて、断続的に形成されるようにしてあっても良い。
【００９５】
また、図１５に示されるように、かかる突条２５に、この突条２５の延長方向に交叉する向きの複数の切り込み２６、２６…を、この突条２５の延長方向において隣り合う切り込み２６との間に間隔を開けて形成させておいても良い。
【００９６】
このようにした場合、表層材２にこのような突条２５を形成させておきながら、この切り込み２６を利用して表層材２を湾曲させ易くすることができる。
【００９７】
【発明の効果】
この発明にかかる見切り材によれば、見切り材を、重ね合わせ状に止着され合わされる二枚以上のＭＤＦより構成しており、それぞれのＭＤＦは一枚の無垢の木質材よりも湾曲させ易いことから、アール状をなす入隅や出隅における壁面と水平面との見切りを、このアールがＲ１０００ｍｍ以下である場合であっても、施工現場において容易且つ適切になすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第一実施例にかかる見切り材Ｍの施工状態を示す平断面構成図
【図２】第一実施例にかかる見切り材Ｍの施工状態を示す平断面構成図
【図３】第一実施例にかかる見切り材Ｍの施工状態を示す側断面構成図
【図４】第二実施例にかかる見切り材Ｍの分離断面図
【図５】第二実施例にかかる見切り材Ｍの施工状態を示す斜視構成図
【図６】第三実施例にかかる見切り材Ｍの分離断面図
【図７】第三実施例にかかる見切り材Ｍの施工状態を示す斜視構成図
【図８】第四実施例にかかる見切り材Ｍの分離断面図
【図９】第四実施例にかかる見切り材Ｍの施工状態を示す斜視構成図
【図１０】第五実施例にかかる見切り材Ｍの分離断面図
【図１１】第五実施例にかかる見切り材Ｍの施工状態を示す斜視構成図
【図１２】第六実施例にかかる見切り材Ｍの施工状態を示す断面構成図
【図１３】第六実施例にかかる見切り材Ｍの施工状態を示す断面構成図
【図１４】第六実施例にかかる見切り材Ｍの施工状態を示す断面構成図
【図１５】第六実施例にかかる見切り材Ｍを構成する表層材２の変更例を示す斜視構成図
【符号の説明】
１基材
１０背面
１１止着面
１２化粧面
１３前面
２表層材
２０背面
２１止着面
２２化粧面
３中間材
３０背面
３１止着面
３２化粧面
３３前面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a parting material used as a baseboard or a ceiling edge used for parting between a wall surface and a horizontal surface at an entrance corner or an exit corner having a round shape.
[0002]
[Prior art]
In the corners and corners that form a round shape, that is, in corners or corners that have a curved cross-section, the baseboard used for parting between the wall surface and the floor surface, and parting between the wall surface and the ceiling surface Any ceiling edge used must be curved along this curved surface.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the radius is large, it is possible to apply a curvature suitable for the radius to a single solid wood material at the construction site, but if this radius is R1000 mm or less, such curvature is applied. It was practically difficult to apply the wood material without cracking at the site.
[0004]
There is also a measure to order a parting material with such a curvature, but in this case, parting work must be interrupted during that time. In addition, even if such a parting material is specially ordered, the curvature of the parting material does not necessarily exactly match the curvature of the curved surface of the entrance or exit corner, and in such a case, the parting material and the wall surface do not adhere to each other. Therefore, the endurance of such parting parts is reduced. In addition, troubles such as driving a caulking material into the gap between them are caused, and the appearance at the parting point is lowered.
[0005]
In view of this, the present invention is intended to make it possible to easily and appropriately cut off the wall surface and horizontal plane at the entrance and exit corners forming a round shape at the construction site even when the round is R 1000 mm or less. Main purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the first aspect of the present invention, the parting material between the wall surface and the horizontal surface at the entrance corner or the exit corner forming a round shape is the following (1) to(5)It was supposed to have the configuration.
(1) Thickness of 2 mm or more and 4 mm or lessA base material made of MDF;2 mm or more and 4 mm or less in thicknessIt consists of a surface material made of MDF,
Or this base material, surface layer material, and one or two or more arranged between this base material and surface layer material2 mm or more and 4 mm or less in thicknessIt consists of MDF intermediate material,
(2) The base material has a back surface as a fastening surface to the wall surface,
(3) Each of the surface layer material and the intermediate material has a back surface as a fastening surface with respect to the front surface of the base material or the adjacent intermediate material,
(4) Of the surfaces of the base material, surface layer material, and intermediate material, the surfaces excluding the fastening surface, which are surfaces that require designability in a state where they are installed as baseboards or ceiling edges Make upAnd
(5) The base material and the surface layer material or the base material, the intermediate material, and the surface layer material are overlapped and fastened while being curved, respectively, so as to give up.
[0007]
According to such a configuration, it is possible to configure a parting material from two or more MDFs having a thickness required as a parting material that are fastened together in a superposed manner as described above. Each part can be curved to form a parting material that accurately fits the corners of the entrance corner or the exit corner, and the parting work at the entrance corner or the exit corner can be easily and appropriately performed.
[0008]
Also, the baseboard or the edge of the ceiling is formed on the baseboard or the edge of the ceiling formed by laminating the base material, the surface material, or the base material, the intermediate material, and the surface layer of the base material. Appearance similar to that of a single piece of makeup wood material can be imparted.
[0009]
Further, in the invention described in claim 2, the parting material between the wall surface and the horizontal surface at the entrance corner or the exit corner forming the rounded shape described in claim 1 has a vertical dimension larger than the vertical dimension of the base material and the intermediate material. smallIn addition, the back surface is a fastening surface for the front surface of the base material or the adjacent intermediate material.It has two or more surface layer materials, and the sum of the vertical dimensions of the two or more surface layer materials is smaller than the vertical dimensions of the base material and the intermediate material.
[0010]
According to this structure, a groove-shaped part can be formed between adjacent surface layer materials, and the baseboard provided with the groove-shaped part over the length direction can be formed.
[0011]
Moreover, in invention of Claim 3, in the back surface of the two or more surface layer materials in the parting material of the wall surface and horizontal surface in the corner | corner which makes the round shape of Claim 2, and these surface layer materials, respectively, Long ridges are formed in the length direction of
The front surface of the base material or the intermediate material adjacent to the surface material is characterized in that a long groove is formed in the length direction of the base material or the intermediate material in which the protrusions of the surface material are respectively stored.
[0012]
According to such a configuration, the surface layer material can be installed only in a state in which the ridge is placed in the groove, and two or more surface layer materials are arranged at a constant interval between adjacent surface layer materials, that is, the groove-shaped portion. Each can be properly installed in a properly formed state.
[0013]
Further, in the invention described in claim 4, the protrusion in the parting material of the wall surface and the horizontal surface at the entrance corner or the exit corner forming the rounded shape described in claim 3 is positioned in the middle in the vertical direction of the surface layer material. As a reference, it is characterized in that the surface layer material is formed at a position biased to one of both end faces directed in the horizontal direction.
[0014]
According to such a configuration, both the adjacent surface layer materials are turned upside down so that the ridge is placed in the groove, or one of the adjacent surface layer materials is turned upside down and the ridge is placed in the groove. By doing so, the width of the groove-like portion formed between adjacent surface layer materials and the position of the end surface of the adjacent surface layer material can be changed, and the appearance of the parting material can be easily and as required. It can be adjusted appropriately.
[0015]
Further, in the invention described in claim 5, the extending direction of the protruding line on the protruding line in the parting material of the wall surface and the horizontal surface in the rounded corner or the protruding corner as defined in claim 3 or claim 4 is provided. A plurality of cuts in the direction intersecting with each other is formed with a gap between adjacent cuts in the extending direction of the ridge.
[0016]
According to such a configuration, it is possible to make the surface layer material easier to bend using this cut while forming such protrusions on the surface layer material.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, typical embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0018]
Here, FIG. 1 shows a state in which the parting corner D having a rounded shape is parted by the parting material M according to the first embodiment, and FIG. 2 shows a cornering corner E having a rounded shape. On the other hand, the state in which the parting with the parting material M according to the first embodiment is performed is shown in a state of a flat cross section, and FIG. 3 shows this state in the state of a side cross section.
[0019]
FIG. 4 shows a state in which the members constituting the parting material M according to the second embodiment are separated, and FIG. 5 shows a state in which the baseboard Ma is constituted by the members. .
[0020]
FIG. 6 shows a state in which each member constituting the parting material M according to the third embodiment is separated, and FIG. 7 shows a state in which the ceiling edge Mb is constituted by each member. Yes.
[0021]
FIG. 8 shows a state in which the members constituting the parting material M according to the fourth embodiment are separated, and FIG. 9 shows a state in which the baseboard Ma is constituted by the members. .
[0022]
FIG. 10 shows a state in which the members constituting the parting material M according to the fifth embodiment are separated, and FIG. 11 shows a state in which the baseboard Ma is constituted by the members. .
[0023]
FIGS. 12 to 14 show the state in which the baseboard Ma is constituted by the members constituting the parting material M according to the sixth embodiment, and FIG. 15 shows the surface layer material constituting the parting material M. Some examples of changes in the configuration are shown.
[0024]
The parting material M according to this embodiment is a baseboard Ma or a ceiling edge Mb used for parting between the wall surface H and the horizontal surface S at the corner E or the corner D, which has a rounded shape.
[0025]
That is, the parting material M becomes a baseboard Ma used for parting between the wall surface H and the floor surface Sa at the entrance corner E or the exit corner D having a curved plane section, or an entrance having a curved section. This is the ceiling edge Mb used for parting between the wall surface H and the ceiling surface Sb at the corner E or the protruding corner D.
[0026]
Specifically, the parting material M has a baseboard Ma or ceiling edge Mb used for parting between the wall surface H and the horizontal surface S at the entrance corner E or the exit corner D in which the curved surface is a curved surface of R75 mm to R1000 mm. It will be.
[0027]
When the entrance corner E or the exit corner D is such a curved surface, the parting material M needs to be curved so as to match the curvature of the curved surface, but such a curvature is applied to a single solid wood material. Attempting to do it on site will cause cracks. In particular, when the curved surface is R100 mm or less, such a problem becomes more remarkable.
[0028]
In addition, there is a measure for custom-preparing the parting material M having such a curvature, but in the meantime, the parting work must be interrupted. Even if such a parting material M is specially ordered, the curvature of the parting material M does not necessarily match the curvature of the curved surface of the entrance corner E or the exit corner D in many cases. Since H does not adhere closely, durability of such a parting part is reduced. In addition, troubles such as driving a caulking material into the gap between them are caused, and the appearance at the parting point is lowered.
[0029]
The parting material M according to this embodiment includes a base material 1 made of MDF and a surface layer material 2 made of MDF, and the base material 1 and the surface layer material 2 are fastened in a superposed manner to form the parting material. The material M is configured to prevent such inconvenience.
[0030]
Alternatively, the parting material M includes the base material 1, the surface layer material 2, and one or more MDF intermediate materials 3 arranged between the base material 1 and the surface layer material 2. The parting material M is configured by fixing the base material 1, the surface layer material 2, and the intermediate material 3 in a superposed manner so as not to cause such inconvenience.
[0031]
In other words, the parting material M is made up of two or more MDFs (Medium Density Fiberboard) having a thickness required as the parting material M, which are fastened together in a superposed manner. Thus, it is possible to easily form a parting material M that accurately matches the corner of the entrance corner E or the exit corner D at the construction site, and to perform the parting work.
[0032]
For example, in configuring the baseboard Ma or the ceiling edge Mb having a thickness of 7.5 mm, while curving the base material 1, the intermediate material 3 and the surface layer material 2 each having a thickness of 2.5 mm, By superimposing and fixing the base material 1, the intermediate material 3, and the surface layer material 2 in this order, it is possible to easily form a parting material M that accurately matches the radius of the entrance corner E or the exit corner D at the construction site. And can be closed. Moreover, the parting material M formed in this way is formed by superposing two or more MDFs, so that it has a texture and texture similar to wood, and forms a parting material M rich in luxury. It has the characteristics that can be.
[0033]
Each MDF is best to have a thickness of 2 mm or more and 4 mm or less. This is because cracks are likely to occur when the thickness is less than 2 mm, and it is difficult to bend when the thickness exceeds 4 mm.
[0034]
That is, the base material 1 has a back surface 10 as a fixing surface 11 with respect to the wall surface H, and the surface layer material 2 and the intermediate material 3 respectively have the back surfaces 20 and 30 as the base material 1 or the front surfaces 13 and 23 of the adjacent intermediate material 3. The fixing surfaces 21 and 31 are provided.
[0035]
Further, among the surfaces of the base material 1, the surface layer material 2, and the intermediate material 3, it is a surface excluding the fastening surfaces 11, 21, and 31, and is designed in a state where it is installed as the baseboard Ma or the ceiling edge Mb. The surfaces that are required for the properties are the decorative surfaces 12, 22, and 32.
[0036]
That is, the base material 1 is a long plate-like shape including a back surface 10 along the vertical direction that serves as the fastening surface 11, a front surface 13 along the vertical direction, and both end surfaces 14, 14 along the horizontal direction. It is comprised so that it may make.
[0037]
Further, the surface layer material 2 and the intermediate material 3 are the back surfaces 20 and 30 along the vertical direction, which become the fastening surfaces 21 and 31, respectively, the front surfaces 23 and 33 along the vertical direction, and both end surfaces 24 along the horizontal direction. , 24, 34, 34 are configured to have a long plate shape.
[0038]
And in these base materials 1, the intermediate material 3, and the surface layer material 2 except for these fastening surfaces 11, 21, 31 and being installed as the baseboard Ma or the ceiling edge Mb, design is required. The surfaces that become the surfaces are the decorative surfaces 12, 22, and 32.
[0039]
As a result, the baseboard Ma or the ceiling edge Mb, which is formed by fixing the base material 1 and the surface layer material 2 in a superposed manner, is applied to the baseboard Ma or the ceiling edge Mb. Appearance similar to that of a wood material can be imparted.
[0040]
Such fastening can be achieved by bonding or nailing. Typically, after the fastening surface of the base material 1 is adhered to the wall surface H, the fastening surface 21 of the surface layer material 2 is adhered to the front surface 13 of the base material 1, and thereafter, the base material 1 and the surface layer material 2 are bonded. Both can be fixed by hitting the wall H with a nail.
[0041]
Further, the baseboard Ma or the ceiling edge Mb formed by fixing the base material 1, the intermediate material 3 and the surface layer material 2 to each other in a superposed manner is combined with one baseboard Ma or the ceiling edge Mb. Appearance similar to that in the case where the wood material is made of the above can be imparted.
[0042]
Such fastening can also be achieved by bonding or nailing. Typically, when the parting material M is composed of the base material 1, the surface layer material 2, and the single intermediate material 3, the base material 1 is bonded to the wall surface H after the fastening surface 11 of the base material 1 is bonded. The fastening surface 31 of the intermediate material 3 is bonded to the front surface 13 of the intermediate material 3, and the fastening surface 21 of the surface material 2 is bonded to the front surface 33 of the intermediate material 3, and then the base material 1, the intermediate material 3 and the surface layer are bonded. Such fastening can be achieved by striking the material 2 against the wall H with nails.
[0043]
Such decorative surfaces 12, 22, and 32 can be formed by applying a paint to the MDF or pasting a woodgrain film on the MDF.
[0044]
(First Example)
FIG. 1 shows an example in which a baseboard Ma having a rounded corner D is constituted by a base material 1, an intermediate material 3 and a surface layer material 2 having substantially the same thickness dimension and substantially the same height dimension. Show.
[0045]
Further, in FIG. 2, a baseboard Ma having a rounded corner E is formed by the base material 1, the intermediate material 3, and the surface layer material 2 having substantially the same thickness and the same height. An example is shown.
[0046]
In the figure, reference numeral 100 indicates a pillar, reference numeral 101 indicates a spacer, reference numeral 102 indicates a gypsum board, reference numeral 103 indicates a base plywood, and reference numeral 104 indicates a flexible board. Reference numeral 105 denotes a baseboard for a flat wall H adjacent to the exit corner D or the entrance corner E.
[0047]
The base material 1 is provided so that the back surface 10 which becomes the fastening surface 11 is in close contact with the wall surface H and the lower end surface 14 is in close contact with the floor surface Sa. Only the upper end surface 14 is a decorative surface 12.
[0048]
The intermediate material 3 is provided so that the back surface 30 to be the fastening surface 31 is in close contact with the front surface 13 of the substrate 1 and the lower end surface 34 is in close contact with the floor surface Sa. Further, only the upper end surface 34 is a decorative surface 32.
[0049]
The surface layer material 2 is provided so that the back surface 20 serving as the fastening surface 21 is in close contact with the front surface 33 of the intermediate material 3 and the lower end surface 24 is in close contact with the floor surface Sa. Further, only the upper end surface 24 and the front surface 23 are used as the decorative surface 22.
[0050]
(Second embodiment)
4 and 5 show that the base material 1 and the intermediate material 3 having substantially the same thickness dimension and substantially the same height dimension,
Two or more surface layer materials 2, 2... Having substantially the same thickness as the base material 1 and the intermediate material 3 and having a vertical dimension smaller than the vertical dimension of the base material 1 and the intermediate material 3,
An example is shown in which a baseboard Ma having a rounded corner D or a corner E is formed.
[0051]
In the illustrated example, two surface layer materials 2 are used. Further, the sum of the height dimensions of the two surface layer materials 2 and 2 (that is, the sum of the vertical dimensions) is made smaller than the height dimensions of the base material 1 and the intermediate material 3.
[0052]
Thereby, in the example of illustration, the groove-shaped part 4 can be formed between one and the other of the two surface layer materials 2 and 2, and the groove-shaped part 4 is provided over the length direction. A skirting board Ma can be formed.
[0053]
Specifically, the base material 1 is provided so that the back surface 10 which becomes the fastening surface 11 is in close contact with the wall surface H and the lower end surface 14 is in close contact with the floor surface Sa. Further, only the upper end surface 14 is a decorative surface 12.
[0054]
The intermediate material 3 is provided so that the back surface 30 to be the fastening surface 31 is in close contact with the front surface 13 of the substrate 1 and the lower end surface 34 is in close contact with the floor surface Sa. Further, only the upper end surface 34 and the front surface 33 are used as the decorative surface 32.
[0055]
The surface layer material 2 positioned on the upper side of the two surface layer materials 2 and 2 becomes the fastening surface 21 in a state in which the upper end surface 24 is positioned substantially on the same surface as the upper end surface 34 of the intermediate material 3. The rear surface 20 is provided so as to be in close contact with the front surface 33 of the intermediate member 3. Moreover, the upper end surface 24, the front surface 23, and the lower end surface 24 are used as a decorative surface. The corners of the front surface 23 and the upper end surface 24 and the corners of the front surface 23 and the lower end surface 24 are formed in a rounded shape.
[0056]
Of the two surface layer materials 2, 2, the surface layer material 2 positioned on the lower side has its lower end surface 24 in close contact with the floor surface Sa, and the back surface 20 to be the fastening surface 21 in close contact with the front surface 33 of the intermediate material 3. In addition, an interval is formed so as to form the groove-like portion 4 between the upper end surface 24 and the lower end surface 24 of the surface layer material 2 positioned on the upper side. Further, only the upper end surface 24 and the front surface 23 are used as the decorative surface 22. Further, the corners of the front surface 23 and the upper end surface 24 are formed in a round shape.
[0057]
In addition, the bar material provided with the height dimension for the width dimension of the groove-shaped part 4 formed between these two surface layer materials 2 and 2 is prepared separately, and among these two surface layer materials 2 and 2, The upper surface layer 2 is placed as described above, and then the upper end surface of the bar material is brought into contact with the lower end surface 24 of the upper surface layer 2 positioned on the upper side. If the upper surface 24 of the surface layer material 2 positioned on the lower side is in contact with the lower surface of the material and the surface layer material 2 positioned on the lower side is installed as described above, the groove-shaped portion 4 However, it can be made easy to finish so as to have a uniform width over the length direction of the baseboard Ma.
[0058]
(Third embodiment)
FIGS. 6 and 7 show a base material 1 and an intermediate material 3 having substantially the same thickness dimension and substantially the same height dimension,
Two or more surface layer materials 2, 2... Having substantially the same thickness as the base material 1 and the intermediate material 3 and having a vertical dimension smaller than the vertical dimension of the base material 1 and the intermediate material 3,
An example is shown in which a ceiling edge Mb of a rounded corner D or corner E is formed.
[0059]
In the illustrated example, two surface layer materials 2 are used. Further, the sum of the height dimensions of the two surface layer materials 2 and 2 (that is, the sum of the vertical dimensions) is made smaller than the height dimensions of the base material 1 and the intermediate material 3.
[0060]
Thereby, in the example of illustration, the groove-shaped part 4 can be formed between one and the other of the two surface layer materials 2 and 2, and the groove-shaped part 4 is provided over the length direction. A ceiling edge Mb can be formed.
[0061]
Specifically, the base material 1 is provided so that the back surface 10 serving as the fastening surface 11 is in close contact with the wall surface H and the upper end surface 14 is in close contact with the ceiling surface Sb. Further, only the lower end surface 14 is a decorative surface 12.
[0062]
The intermediate material 3 is provided so that the back surface 30 to be the fastening surface 31 is in close contact with the front surface 13 of the base material 1 and the upper end surface 34 is in close contact with the ceiling surface Sb. Further, only the lower end surface 34 and the front surface 33 are used as the decorative surface 32.
[0063]
The surface layer material 2 positioned on the lower side of the two surface layer materials 2 and 2 has the lower end surface 24 positioned substantially on the same surface as the lower end surface 34 of the intermediate material 3, and the fastening surface 21. The rear surface 20 is provided so as to be in close contact with the front surface 33 of the intermediate member 3. The upper end surface 24, the front surface 23, and the lower end surface 24 are used as a decorative surface 22. The corners of the front surface 23 and the upper end surface 24 and the corners of the front surface 23 and the lower end surface 24 are formed in a rounded shape.
[0064]
Of the two surface layer materials 2, 2, the surface layer material 2 positioned on the upper side has the upper end surface 24 in close contact with the floor surface Sa and the back surface 20 to be the fastening surface 21 in close contact with the front surface 33 of the intermediate material 3. At the same time, a gap is formed so as to form the groove-like portion 4 between the lower end surface 24 and the upper end surface 24 of the surface layer material 2 positioned on the lower side. Further, only the lower end surface 24 and the front surface 23 are used as the decorative surface 22. Further, the corners of the front surface 23 and the lower end surface 24 are formed in a round shape.
[0065]
In addition, the bar material provided with the height dimension for the width dimension of the groove-shaped part 4 formed between these two surface layer materials 2 and 2 is prepared separately, and among these two surface layer materials 2 and 2, After the surface layer material 2 positioned on the lower side is installed as described above, the lower end surface of the bar material is pressed against the upper end surface 24 of the surface layer material 2 positioned on the lower side. If the surface layer material 2 positioned on the upper side is placed as described above so that the lower end surface 24 of the surface layer material 2 positioned on the upper side is in contact with the upper end surface of the material, the groove-like portion 4 is formed on the ceiling. It can be made easy to finish so as to have a uniform width over the length direction of the peripheral edge Mb.
[0066]
(Fourth embodiment)
8 and 9 show that the base material 1 and the intermediate material 3 having substantially the same thickness dimension and substantially the same height dimension,
Two or more surface layer materials 2, 2... Having substantially the same thickness as the base material 1 and the intermediate material 3 and having a vertical dimension smaller than the vertical dimension of the base material 1 and the intermediate material 3,
An example is shown in which a baseboard Ma having a rounded corner D or a corner E is formed.
[0067]
In the illustrated example, two surface layer materials 2 are used. Further, the sum of the height dimensions of the two surface layer materials 2 and 2 (that is, the sum of the vertical dimensions) is made smaller than the height dimensions of the base material 1 and the intermediate material 3.
[0068]
Thereby, in the example of illustration, the groove-shaped part 4 can be formed between one and the other of the two surface layer materials 2 and 2, and the groove-shaped part 4 is provided over the length direction. A skirting board Ma can be formed.
[0069]
Specifically, the base material 1 is provided so that the back surface 10 which becomes the fastening surface 11 is in close contact with the wall surface H and the lower end surface 14 is in close contact with the floor surface Sa. Further, only the upper end surface 14 is a decorative surface 12.
[0070]
The intermediate material 3 is provided so that the back surface 30 to be the fastening surface 31 is in close contact with the front surface 13 of the substrate 1 and the lower end surface 34 is in close contact with the floor surface Sa. Further, only the upper end surface 34 and the front surface 33 are used as the decorative surface 32.
[0071]
The surface layer material 2 located on the upper side of the two surface layer materials 2 and 2 is a back surface that becomes the fastening surface 21 in a state where the upper end surface 24 is positioned slightly below the upper end surface 34 of the intermediate material 3. 20 is provided in close contact with the front surface 33 of the intermediate member 3. The upper end surface 24, the front surface 23, and the lower end surface 24 are used as a decorative surface 22.
[0072]
Of the two surface layer materials 2, 2, the surface layer material 2 positioned on the lower side has its lower end surface 24 in close contact with the floor surface Sa, and the back surface 20 to be the fastening surface 21 in close contact with the front surface 33 of the intermediate material 3. In addition, an interval is formed so as to form the groove-like portion 4 between the upper end surface 24 and the lower end surface 24 of the surface layer material 2 positioned on the upper side. Further, only the upper end surface 24 and the front surface 23 are used as the decorative surface 22.
[0073]
(Fifth embodiment)
FIGS. 10 and 11 show a base material 1 and an intermediate material 3 having substantially the same thickness dimension and substantially the same height dimension,
Two or more surface layer materials 2, 2... Having substantially the same thickness as the base material 1 and the intermediate material 3 and having a vertical dimension smaller than the vertical dimension of the base material 1 and the intermediate material 3,
An example is shown in which a baseboard Ma having a rounded corner D or a corner E is formed.
[0074]
In the illustrated example, two surface layer materials 2 are used. Further, the sum of the height dimensions of the two surface layer materials 2 and 2 (that is, the sum of the vertical dimensions) is made smaller than the height dimensions of the base material 1 and the intermediate material 3.
[0075]
Thereby, in the example of illustration, the groove-shaped part 4 can be formed between one and the other of the two surface layer materials 2 and 2, and the groove-shaped part 4 is provided over the length direction. A skirting board Ma can be formed.
[0076]
Specifically, the base material 1 is provided so that the back surface 10 which becomes the fastening surface 11 is in close contact with the wall surface H and the lower end surface 14 is in close contact with the floor surface Sa. Further, only the upper end surface 14 is a decorative surface 12.
[0077]
The intermediate material 3 is provided so that the back surface 30 to be the fastening surface 31 is in close contact with the front surface 13 of the substrate 1 and the lower end surface 34 is in close contact with the floor surface Sa. Further, only the upper end surface 34 and the front surface 33 are used as the decorative surface 32.
[0078]
The surface layer material 2 positioned on the upper side of the two surface layer materials 2 and 2 becomes the fastening surface 21 in a state where the upper end surface 24 is positioned substantially on the same surface as the upper end surface 24 of the intermediate material 3. The rear surface 20 is provided so as to be in close contact with the front surface 33 of the intermediate member 3. The upper end surface 24, the front surface 23, and the lower end surface 24 are used as a decorative surface 22.
[0079]
Of the two surface layer materials 2, 2, the surface layer material 2 positioned on the lower side has a back surface 20 serving as a fastening surface 21 in the middle with a space between the lower end surface 24 and the floor surface Sa. While being closely attached to the front surface of the material 3, it is provided so that a gap to be the groove-like portion 4 is provided between the upper end surface 24 and the lower end surface 24 of the surface layer material 2 positioned on the upper side. The upper end surface 24, the front surface 23, and the lower end surface 24 are used as a decorative surface 22.
[0080]
(Sixth embodiment)
FIGS. 12 to 14 show a base material 1 and an intermediate material 3 having substantially the same thickness dimension and substantially the same height dimension,
With two or more surface layer materials 2 having substantially the same thickness as the base material 1 and the intermediate material 3 and having a vertical dimension smaller than the vertical dimension of the base material 1 and the intermediate material 3,
An example is shown in which a baseboard Ma having a rounded corner D or a corner E is formed.
[0081]
In the illustrated example, two surface layer materials 2 are used. Further, the sum of the height dimensions of the two surface layer materials 2 and 2 (that is, the sum of the vertical dimensions) is made smaller than the height dimensions of the base material 1 and the intermediate material 3.
[0082]
Thereby, in the example of illustration, the groove-shaped part 4 can be formed between one and the other of the two surface layer materials 2 and 2, and the groove-shaped part 4 is provided over the length direction. A skirting board Ma can be formed.
[0083]
Specifically, the base material 1 is provided so that the back surface 10 which becomes the fastening surface 11 is in close contact with the wall surface H and the lower end surface 14 is in close contact with the floor surface Sa. Further, only the upper end surface 14 is a decorative surface 12.
[0084]
The intermediate material 3 is provided so that the back surface 30 to be the fastening surface 31 is in close contact with the front surface 13 of the substrate 1 and the lower end surface 34 is in close contact with the floor surface Sa. Further, only the upper end surface 34 and the front surface 33 are used as the decorative surface 32.
[0085]
Each of the two surface layer materials 2 and 2 has a front surface 23 and both end surfaces 24 and 24 as a decorative surface 22.
[0086]
Moreover, in the example of illustration, while the long ridge 25 is formed in the length direction of these surface layer materials 2, respectively on the back surface 20 of these two surface layer materials 2 and 2,
On the front surface 33 of the intermediate material 3, long grooves 35 are formed in the length direction of the intermediate material 3 in which the protrusions 25 of the surface material 2 are accommodated.
[0087]
Thereby, in the example of illustration, the surface layer material 2 can be installed only in the state which put the protrusion 25 in this groove | channel 35, The two surface layer materials 2 and 2 are made into these two surface layers. Each of the materials 2 and 2 can be properly installed with a certain interval, that is, with the groove-shaped portion 4 appropriately formed.
[0088]
Moreover, in the example of illustration, the position where the protrusion 25 is biased to one of the both end faces 24, 24 oriented in the horizontal direction in the surface layer material 2 with respect to the middle position in the vertical direction of the surface layer material 2 Is formed.
[0089]
Accordingly, in the illustrated example, both the two surface layer materials 2 and 2 are turned upside down so that the protrusion 25 is placed in the groove 35, or one of the two surface layer materials 2 and 2. Is turned upside down so that the protrusion 25 is accommodated in the groove 35, so that the width of the groove-shaped portion 4 formed between the two surface layer materials 2, 2 and the two surface layer materials 2, 2 are increased. The position of the end face 24 can be changed, and the appearance of the parting material M can be easily and appropriately adjusted as necessary.
[0090]
In the illustrated example, the surface layer material 2 positioned on the upper side of the two surface layer materials 2, 2 has its upper end surface 24 positioned substantially on the same surface as the upper end surface 34 of the intermediate material 3. The pitch between the upper end surface 24 and the top of the ridge 25 is made larger than the pitch between the lower end surface 24 and the top of the ridge 25.
[0091]
In addition, the surface layer material 2 positioned on the lower side of the two surface layer materials 2 and 2 has a lower end surface 24 and a top portion of the protrusion 25 in a state where the lower end surface 24 is in contact with the floor surface Sa. The pitch between them is larger than the pitch between the upper end surface 24 and the top of the protrusion 25.
[0092]
Thus, in the illustrated example, the upper surface layer material 2 is turned upside down with respect to the state of FIG. 12, and the protrusion 25 of the surface layer material 2 is inserted into the groove 35 of the intermediate material 3. The upper surface 24 of the surface material 2 positioned on the upper side is positioned below the upper surface 34 of the intermediate material 3, and the surface material 2 positioned on the upper side and the surface material 2 positioned on the lower side. The width of the groove-like portion 4 between them can be reduced. (Fig. 13)
[0093]
Further, the surface layer material 2 positioned on the lower side is turned upside down with respect to the state of FIG. 12, and the protrusion 25 of the surface layer material 2 is inserted into the groove 35 of the intermediate material 3 to be positioned on the lower side. A gap is formed between the lower end surface 24 of the surface layer material 2 and the floor surface Sa, and the groove-like portion 4 between the surface layer material 2 positioned below and the surface layer material 2 positioned above is formed. The width can be reduced. (Fig. 14)
[0094]
Such protrusions 25 may be formed intermittently at intervals between adjacent protrusions 25 in the length direction of the surface layer material 2.
[0095]
Further, as shown in FIG. 15, a plurality of cuts 26, 26... In the direction intersecting with the extending direction of the protruding line 25 are formed on the protruding line 25, and adjacent cuts 26 in the extending direction of the protruding line 25. It may be formed with a gap between them.
[0096]
In this case, the surface layer material 2 can be easily bent using the cuts 26 while the protrusion 25 is formed on the surface layer material 2.
[0097]
【The invention's effect】
According to the parting material according to the present invention, the parting material is composed of two or more MDFs that are fastened together and overlapped, and each MDF is easier to bend than a single solid woody material. Therefore, even if this round is R1000 mm or less, the parting between the wall surface and the horizontal plane at the corners of the rounded corner and the corner of the corner can be easily and appropriately performed at the construction site.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional configuration diagram showing a construction state of a parting material M according to a first embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional configuration diagram showing a construction state of a parting material M according to the first embodiment.
FIG. 3 is a sectional side view showing a construction state of a parting material M according to the first embodiment.
FIG. 4 is a sectional view of a parting material M according to a second embodiment.
FIG. 5 is a perspective configuration diagram showing a construction state of a parting material M according to the second embodiment.
6 is a sectional view of a parting material M according to a third embodiment. FIG.
FIG. 7 is a perspective configuration diagram showing a construction state of a parting material M according to the third embodiment.
FIG. 8 is a sectional view of a parting material M according to a fourth embodiment.
FIG. 9 is a perspective configuration diagram showing a construction state of a parting material M according to the fourth embodiment.
FIG. 10 is a sectional view of a parting material M according to a fifth embodiment.
FIG. 11 is a perspective configuration diagram showing a construction state of a parting material M according to a fifth embodiment.
FIG. 12 is a sectional configuration diagram showing a construction state of a parting material M according to a sixth embodiment.
FIG. 13 is a sectional configuration diagram showing a construction state of a parting material M according to a sixth embodiment.
FIG. 14 is a sectional configuration diagram showing a construction state of a parting material M according to a sixth embodiment.
FIG. 15 is a perspective configuration diagram showing a modification of the surface material 2 constituting the parting material M according to the sixth embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Base material
10 Back
11 Fastening surface
12 Makeup
13 Front
2 Surface material
20 Back
21 Fastening surface
22 Makeup
3 Intermediate materials
30 back
31 Fastening surface
32 Makeup
33 Front

Claims

It consists of a base material made of MDF having a thickness of 2 mm or more and 4 mm or less, and a surface layer material made of MDF having a thickness of 2 mm or more and 4 mm or less ,
Or, this base material, a surface layer material, and an intermediate material made of MDF having a thickness of 2 mm or more and 4 mm or less of one or two or more disposed between the base material and the surface layer material,
The base material has a back surface as a fastening surface to the wall surface,
Each of the surface layer material and the intermediate material has a back surface as a fixing surface with respect to the front surface of the base material or the adjacent intermediate material,
Of the surfaces of the base material, the surface layer material and the intermediate material, the surfaces excluding the fastening surface, and the surfaces which are required to have design properties in the state where they are installed as the baseboard or the edge around the ceiling are the decorative surfaces. We have been,
A base and surface layer material, or a base material, an intermediate material, and a surface layer material are curved and overlapped and fastened together to form a rounded corner. The parting material between the wall surface and the horizontal plane.

It has two or more surface layer materials whose vertical dimension is smaller than the vertical dimension of the base material and the intermediate material and whose back surface is a fastening surface for the front surface of the base material or the adjacent intermediate material ,
The sum of the vertical dimensions of the two or more surface layer materials is made smaller than the vertical dimensions of the base material and the intermediate material. A parting material between a wall and a horizontal surface.

Long ridges are formed in the length direction of these surface layer materials on the back surfaces of two or more surface layer materials,
The front surface of the base material or the intermediate material adjacent to the surface material is formed with a long groove in the length direction of the base material or the intermediate material, in which the protrusions of the surface material are respectively stored. Item 2. A parting material between a wall surface and a horizontal surface at an entrance corner or an exit corner having an arc shape according to item 2.

4. The protrusion is formed at a position biased to either one of both end faces of the surface layer material oriented in the horizontal direction with respect to a position in the middle in the vertical direction of the surface layer material. A parting material between a wall surface and a horizontal surface at an entrance corner or an exit corner having a rounded shape as described.

4. A plurality of cuts in a direction intersecting with the extending direction of the protruding line are formed in the protruding line with an interval between adjacent cuts in the extending direction of the protruding line. Or the parting material of the wall surface and horizontal surface in the entrance corner or exit corner which makes the round shape of Claim 4.