JP4282812B2 - Cosmetic material - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧材を建物躯体面に取り付ける化粧材の取付方法および取付構造並びに化粧材に係り、壁面や床面や天井面等の建物躯体面に、巾木や天井廻り縁や長押等の各種の化粧材を取り付ける際に利用できる。
【0002】
【背景技術】
従来より、壁面と床面との入り隅交差部には、巾木が取り付けられ、また、壁面と天井面との入り隅交差部には、天井廻り縁が取り付けられる等、建物内部の各所には、各種の化粧材が取り付けられている。また、柱を挟んで配置される長押や窓枠等も化粧材として機能することがある。
【0003】
これらの化粧材としては、従来から木製のものが用いられている他、最近では、樹脂製品等も多く用いられるようになってきており、特に、樹脂に木粉を混入して木質感を出した樹脂製品も開発され、材料の多様化が進んでいる。また、これに伴って、木製品の製造の場合に比べて押出成形等の各種の製造技術を採ることが可能であるため、化粧材の断面形状についても多種多様なものが考案され、存在している。従って、これらの化粧材を建物内部の各所に取り付けるに際しては、その取付方法にも様々な方法が採用されている。
【0004】
例えば、従来の木製の化粧材の取り付けに多く見られるように、釘等により化粧材を直接に建物躯体面に取り付ける方法がある。一方、近年、需要が増大している樹脂製の化粧材の取り付けの場合には、釘等を用いると、釘等が化粧材の表面に現れてしまうため、通常は接着剤を用いた取り付けが行われる。
【0005】
このような接着剤を用いた取付方法としては、下地受材を釘やビス等により建物躯体面に固定しておき、この下地受材を覆うようにして接着剤により化粧材を下地受材に取り付ける方法がある(特開平9−112016号公報等参照)。また、接着剤により化粧材を直接に建物躯体面に取り付ける方法もある。例えば、図8に示す化粧材90の如く、裏面に脚部91を形成し、この脚部91の先端の幅広部92に形成された当接面93に接着剤94を塗布して建物躯体面95に取り付ける方法である(特開平10−54125号公報参照)。
【0006】
このうち、前者の方法は、建築現場において、先ず下地受材を固定し、それから化粧材を取り付けるという手順を採るので、現場施工に手間がかかるという問題がある。そこで、そのような現場施工の手間を軽減するという観点からは、後者の如く、下地受材を用いることなく化粧材を直接に建物躯体面に取り付けるようにすることが好ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した接着剤により化粧材を直接に建物躯体面に取り付ける方法を採用する場合には、次のような問題が生じる。すなわち、化粧材の裏面に建物躯体面への当接面を形成するにあたって、その当接面を化粧材の裏面全体に拡がる平坦な面とした場合には、接着剤を塗布すべき当接面が滑面であることから接着剤が広がりにくいため、塗布しずらく、また、剥がれ易いという問題が生じる。
【0008】
また、前述した図8の化粧材90では、形成に必要とされる材料の量の削減や接着固定の確実化を図ることはできるものの、脚部91の先端の幅広部92から接着剤94がはみ出すので、無駄になる接着剤が多いという問題が生じる。
【0009】
そして、このような問題は、樹脂製の化粧材を接着剤により建物躯体面に取り付ける場合のみならず、金属製やセラミック製等の化粧材を接着剤により建物躯体面に取り付ける場合についても同様に生じる問題であり、さらには、木製の化粧材についても、接着剤の塗布の困難性や剥がれ易いという問題については樹脂等の他の材料の場合に比べれば幾分解消されるものの、接着剤がはみ出して無駄になるという問題については同様に生じることである。
【0010】
本発明の目的は、接着剤による接着固定を確実に行うことができ、かつ、無駄な接着剤の使用を回避することができる化粧材の取付方法および取付構造並びに化粧材を提供するところにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、化粧材を建物躯体面に取り付ける化粧材の取付方法において、化粧材の裏面に凹部を形成しておき、この凹部に接着剤を充填させて化粧材を建物躯体面に取り付けることを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明は、化粧材を建物躯体面に取り付ける化粧材の取付構造において、化粧材の裏面には凹部が形成され、この凹部に接着剤が充填されることにより化粧材が建物躯体面に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0013】
ここで、化粧材とは、壁面と床面との入り隅交差部に取り付けられる巾木、壁面と天井面との入り隅交差部に取り付けられる天井廻り縁、柱を挟んで配置される長押、あるいは窓枠等である。そして、建物躯体面とは、壁面、床面、天井面等であり、平面に限定されるものではなく、曲面や凹凸面をも含むものである。
【0014】
また、「充填」とは、接着剤を凹部の全体に渡って塗布するという意味であり、前述した図8の化粧材90の如く、接着剤94が脚部91の先端の幅広部92からはみ出して結果的に凹部の一部に塗布されることになるような場合を除く趣旨である。なお、凹部の深さ寸法は、0.3〜1mm程度とすることが好ましい。
【0015】
さらに、化粧材の形成材料としては、樹脂、金属、セラミック、木材等、任意であるが、押出成形等により長尺で各部同一断面形状を有する化粧材を容易に製造でき、しかも多様な断面形状の化粧材を形成できる等の観点から、樹脂とすることが好ましく、特に、木質感を出せることから、木粉を混入した樹脂が好適である。
【0016】
このような本発明においては、化粧材を建物躯体面に取り付けるにあたって、化粧材の裏面に形成された凹部に接着剤を充填させる。従って、化粧材の裏面には、凹部が形成されているので、凹部を形成せずに接着剤を塗布する場合に比べ、接着剤が広がり易くなる。このため、塗布が容易になるうえ、剥がれにくくなり、接着剤による接着固定が確実なものとなる。そして、凹部に充填させた接着剤は、ある程度の塊になるため、このことからも接着剤による接着強度を増すことができるようになる。
【0017】
また、凹部に接着剤を充填させて化粧材の接着固定を行うので、その接着固定に必要な容積の凹部を形成しておけばよく、必要以上に大容積の凹部を形成する必要はないことから、前述した図8の化粧材90のような無駄な接着剤の使用を回避することが可能となり、これらにより前記目的が達成される。
【0018】
さらに、以上に述べた本発明の取付方法や取付構造において用いられる化粧材として、次のような本発明の化粧材を挙げることができる。すなわち、本発明は、建物躯体面に取り付ける化粧材において、裏面に接着剤を充填させるための凹部が形成されたことを特徴とするものである。
【0019】
また、本発明では、凹部は、化粧材長手方向に沿って形成された一つまたは複数の溝部、化粧材長手方向に直交する方向に沿って形成された一つまたは複数の溝部、これらを組み合わせた格子状の溝部等としてもよく、あるいは溝部に限らず、単なる穴等としてもよく、さらには、裏面を波形や鋸形の断面形状として形成された凹部としてもよいが、特に、次のような構成のものとすることが好ましい。
【0020】
すなわち、前述した化粧材において、凹部は、少なくとも化粧材長手方向に沿って互いに略平行に形成された複数の溝部を含むものであることが好ましい。ここで、略平行とは、完全な平行のみならず、それに近い状態も含む趣旨である。また、「少なくとも…複数の溝部を含む」とは、複数の溝部の他に、単なる穴等が形成されていてもよい趣旨である。このような複数の溝部を有する構成とした場合には、接着剤が溝部に沿って広がり易くなるので、接着剤による接着固定のより一層の確実化が図られる。
【0021】
さらに、前述した化粧材において、裏面の端縁には、少なくともこの端縁の近傍部分よりも建物躯体面側に突出する突出部が形成されていることが望ましい。このような突出部を形成した場合には、化粧材の裏面の端縁から化粧材の外部に接着剤がはみ出すことがなくなるため、無駄な接着剤の使用をより一層確実に回避することができるようになる。
【0022】
そして、前述した化粧材において、中空部を有する構成とすることが望ましい。このような中空部を有する構成とした場合には、化粧材の軽量化が図られるので、接着効果の向上が図られるとともに、化粧材の形成に必要とされる材料の量が削減されることから、材料費の低減も図られる。なお、中空部を形成するにあたっては、化粧材が長尺で各部同一断面形状のものである場合が多いことや製造コスト等の観点から、押出成形が好適であるが、ブロー成形等により形成してもよい。
【0023】
また、本発明の化粧材の凹部の断面形状は、U形、V形、レ形、縦長の長方形、横長の長方形、正方形等、任意であるが、特に、次のような形状とすることが好ましい。すなわち、前述した化粧材において、凹部は、蟻形の断面形状を有することが好ましい。ここで、蟻形とは、元の方(建物躯体面に当接される当接面の位置)が狭く先の方(当接面の位置よりも内側)が広い台形のほぞを称していうものである。このような蟻形の断面形状を有する凹部とした場合には、固化した後の接着剤と化粧材との結合強度が大きくなり、互いに抜けにくくなるので、化粧材の取り付けがより一層確実なものとなる。
【0024】
さらに、前述した化粧材において、裏面に、建物躯体面に当接される当接面の位置よりも内側に窪む窪み部が化粧材長手方向に沿って形成され、この窪み部の中に、複数の板材を重ね合わせてなる合板が化粧材長手方向に沿って少なくとも一つ挿入設置され、当接面の一部が、合板の最も外側に配置されかつ化粧材長手方向と交差する方向の繊維方向を有する合板表面材により形成され、接着剤を充填させるための凹部が、窪み部のうち合板による占有部分の残りの部分により形成された構成としてもよい。
【0025】
ここで、「化粧材長手方向と交差する方向」とは、主として化粧材長手方向と直交若しくは略直交する方向を意味するが、これに限定されるものではなく、化粧材長手方向と直角以外の角度をなす方向も含まれるものである。なお、「建物躯体面に当接される当接面」とは、必ずしも建物躯体面に直接に接触する面であることのみを意味するものではなく、建物躯体面との隙間に接着剤が入り込んで接着剤を介して接触する場合も含まれるものである。
【0026】
このような合板を用いた構成とした場合には、当接面の一部を形成する合板表面材の繊維方向(木目のすじの方向)が、化粧材長手方向と交差する方向に形成されているので、合板表面材の繊維方向を化粧材長手方向に形成する場合に比べ、合板表面材の繊維長さが短くなるため、合板表面材が部分的に剥がれやすくなる。このため、合板に細かな凹凸が形成され、合板にも溝部が形成されるようになるので、これにより接着強度の向上が図られる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
[第一実施形態]
図1には、本発明の第一実施形態の化粧材である巾木10を、建物躯体面である壁面1に取り付けた状態の縦断面図が示されている。また、図2には、巾木10の斜視図が示されている。
【0029】
図1および図2において、巾木10は、建物躯体面である壁面1と床面2との入り隅交差部に沿って配置される化粧材であり、図1の紙面直交方向に延びる長尺で各部同一断面形状を有する部材である。巾木10は、木粉を混入した樹脂を材料とした押出成形品であり、これにより木質感が出され、室内装飾上の調和が図られている。
【0030】
巾木10の中央部分には、二つの中空部11,12が形成されている。これらの中空部11,12は、巾木10の長手方向(図1の紙面直交方向)の全長に渡って形成されているものである。
【0031】
巾木10の裏面(図1中の右側の面)には、接着剤13を充填させるための凹部である溝部14が複数(ここでは、四つ)形成されている。これらの溝部14は、巾木10の長手方向に沿って互いに平行に形成されている。また、これらの溝部13どうしの間は、薄く塗られた接着剤13を介して壁面1に当接される平坦な当接面15となっている。そして、各溝部14の入口部分(当接面15の延長位置)の上下幅寸法Sは、例えば、3mm程度等であり、各当接面15の上下幅寸法Tは、例えば、4mm程度等である。
【0032】
また、各溝部14は、蟻形の断面形状を有しており、蟻溝と称される台形のほぞを形成している。従って、溝底部分の上下幅寸法Wは、入口部分の上下幅寸法Sよりも大きくなっている。なお、各溝部14の深さ寸法Dは、0.3〜1mm程度とすることが好ましい。
【0033】
巾木10の裏面の上下の端縁の近傍部分には、それぞれテーパ面16が形成されている。これらのテーパ面16は、外側から内側に向かって下る緩やかな傾斜を備えている。従って、巾木10の裏面の上下の端縁は、これらの端縁の近傍部分(内側部分)よりも壁面1側に突出する突出部17となっている。なお、テーパ面16にも突出部17を除き接着剤13が塗布される。
【0034】
このような第一実施形態においては、以下のようにして巾木10を壁面1に取り付ける。
【0035】
先ず、巾木10の裏面(突出部17を除く。)、すなわち各溝部14、当接面15、およびテーパ面16のうち突出部17の近傍を除く部分に、接着剤13を塗布する。この際、各溝部14には接着剤13を充填させる。次に、裏面に接着剤13を塗布した状態の巾木10を、壁面1と床面2との入り隅交差部に配置し、接着剤13が乾くのを待って、巾木10の取り付けを完了する。なお、取り付けにあたっては、両面テープを併用するようにしてもよい。
【0036】
このような第一実施形態によれば、次のような効果がある。すなわち、巾木10の裏面には、複数の溝部14が形成されているので、このような溝部14がない場合に比べ、接着剤13が広がり易くなる。このため、接着剤13の塗布を容易に行うことができるうえ、剥がれにくくなり、接着剤13による接着固定を確実に行うことができる。そして、各溝部14に充填させた接着剤13は、ある程度の塊になるため、このことからも接着剤13による接着強度を増すことができる。
【0037】
また、各溝部14に接着剤13を充填させて巾木10の接着固定を行うので、その接着固定に必要な容積の溝部14を形成しておけばよく、必要以上に大容積の溝部を形成する必要はないことから、前述した図8の化粧材90のような無駄な接着剤の使用を回避することができる。
【0038】
さらに、巾木10の裏面の上下の端縁には、突出部17が形成されているので、巾木10を壁面1に取り付ける際に、巾木10の裏面に塗布した接着剤13が、巾木10の上下の端縁から巾木10の外部(上方または下方)にはみ出すことを防止することができる。このため、無駄な接着剤の使用をより一層確実に回避することができる。
【0039】
そして、巾木10は、中空部11,12を有しているので、巾木10の軽量化を図ることができる。このため、接着効果の向上を図ることができるとともに、巾木10の形成に必要とされる材料の量を削減できることから、材料費の低減も図ることができる。
【0040】
また、各溝部14は、蟻形の断面形状を有しているので、固化した後の接着剤13と巾木10との結合強度が大きくなり、互いに抜けにくくなるため、巾木10の取り付けをより一層確実なものとすることができる。
【0041】
[第二実施形態]
図3には、本発明の第二実施形態の化粧材である巾木20の斜視図が示されている。巾木20は、前記第一実施形態の巾木10と同様に、建物躯体面である壁面1と床面2との入り隅交差部に沿って配置され、接着剤13により壁面1に取り付けられる化粧材である。
【0042】
図3において、巾木20は、木質感を出すために木粉を混入した樹脂を材料とした押出成形品である本体21と、複数の板材を重ね合わせてなる合板30とを備えて構成されている。
【0043】
本体21は、押出成形品であるから、その長手方向(図中X方向)について各部同一断面形状を有している。この本体21の裏面には、複数(ここでは、5つ)の窪み部22が形成されている。各窪み部22は、本体21の長手方向に沿って互いに平行に形成されている。
【0044】
これらの窪み部22の中には、それぞれ一つの合板30が本体21の長手方向に沿って、すなわち各窪み部22の形成方向に沿って挿入設置されている。これらの複数(ここでは、5つ)の合板30の各々と本体21とは、接着剤等により固定されている。なお、各合板30の下側の端面は、各窪み部22の上向きの側面に当接され、これにより各合板30の位置決めが行われている。
【0045】
各合板30の上下幅寸法Mは、各窪み部22の上下幅寸法Lよりも小さくなっており、従って、各合板30の面積は、各窪み部22の面積よりも小さくなっている。そして、各窪み部22のうち、合板30による占有部分の残りの部分(上下幅寸法Nの部分)により、接着剤13を充填させるための凹部である溝部23が形成されている。
【0046】
また、各合板30を構成する複数の板材は、その繊維方向が互いに略直交する状態で順次重ね合わされている。そして、各合板30の最も外側に配置された合板表面材31の繊維方向は、巾木20の長手方向(図中X方向)と略直交する方向(図中Y方向)となっている。このため、繊維の長さが短いことから、合板表面材31は部分的に剥がれ、これにより各合板30の表面32に細かな凹凸が形成されている。
【0047】
各合板30の厚みは、各窪み部22の深さ寸法Kと一致している。従って、本体21の裏面の窪み部22どうしの間に形成された平坦面24と、各合板30の表面32のうち合板表面材31が剥がれていない部分とにより、壁面1に当接される当接面25が形成されている。
【0048】
巾木20の裏面の上下の端縁の近傍部分には、前記第一実施形態の巾木10のテーパ面16と同様に、それぞれテーパ面26が形成されている。これらのテーパ面26は、外側から内側に向かって下る緩やかな傾斜を備えている。従って、巾木20の裏面の上下の端縁は、これらの端縁の近傍部分(内側部分)よりも壁面1側に突出する突出部27となっている。なお、テーパ面26にも突出部27を除き接着剤13が塗布される。
【0049】
このような第二実施形態においては、以下のようにして巾木20を壁面1に取り付ける。
【0050】
先ず、工場において、予め各合板30と本体21とを接着剤等により固定して一体化しておく。次に、巾木20の裏面(突出部27を除く。)、すなわち各溝部23、平坦面24、各合板30の表面32、およびテーパ面26のうち突出部27の近傍を除く部分に、接着剤13を塗布する。この際、各溝部23には接着剤13を充填させる。また、合板表面材31が部分的に剥がれることにより、各合板30の表面32に形成された細かな凹凸の凹状部分にも接着剤13を充填させる。
【0051】
その後、裏面に接着剤13を塗布した状態の巾木20を、壁面1と床面2との入り隅交差部に配置し、接着剤13が乾くのを待って、巾木20の取り付けを完了する。なお、取り付けにあたっては、両面テープを併用するようにしてもよい。
【0052】
このような第二実施形態によれば、前記第一実施形態と同様に、巾木20の裏面への複数の溝部23の形成による接着剤13の塗布の容易化、接着剤13による接着固定の確実化、各溝部23への接着剤13の充填による塊作用に基づく接着強度の向上、無駄な接着剤の使用の回避、突出部27による接着剤13のはみ出し防止等の効果を得ることができる。
【0053】
また、前記第一実施形態の場合に比べ、各合板30と本体21とを固定するという手間はかかるものの、合板表面材31の繊維方向を巾木20の長手方向と略直交する方向(図中Y方向)としたので、繊維の長さが短いことから、合板表面材31は部分的に剥がれ、これにより各合板30の表面32に細かな凹凸を形成することができる。このため、前記第一実施形態に比べ、接着強度をより一層向上させることができる。
【0054】
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形等は本発明に含まれるものである。
【0055】
すなわち、前記第一実施形態の巾木10には、二つの中空部11,12が設けられていたが、本発明の化粧材に設けられる中空部は、二つに限られるものではなく、一つとしてもよく、あるいは三つ以上としてもよく、その大きさも部材の強度を保てる範囲内であれば任意である。また、中空部11,12の設置を省略してもよい。但し、軽量化により接着強度の向上を図ることができるという点で、中空部11,12を設けておくことが望ましい。なお、前記第二実施形態の巾木20に、中空部を設けてもよい。
【0056】
また、前記各実施形態の巾木10,20には、比較的大きな凹部である溝部14,23が形成されていたが、図4の巾木40のように、細かい多数の凹部41を形成してもよい。
【0057】
さらに、前記各実施形態の巾木10,20には、テーパ面16,26により突出部17,27が形成されていたが、図5の巾木50のように、テーパ面によらずに、巾木50の裏面の端縁に突出部51を形成してもよく、要するに、近傍部分よりも壁面1側に突出させておけば、塗布した接着剤13のはみ出し防止効果を得ることができる。
【0058】
そして、前記第二実施形態の巾木20は、一つの窪み部22の中に一つの合板30が挿入設置されていたが、図6の巾木60のように、一つの窪み部61の中に、複数の合板62を挿入設置するようにしてもよい。また、窪み部61の中に合板62を挿入設置することにより、接着剤13を充填させるための凹部である溝部63を形成するにあたっては、図6のように、必ずしも合板62の端面を窪み部61の側面64に当接させる必要はない。但し、側面64に当接させるようにすれば、合板62の固定の際の位置決めを行うことができ、化粧材の製造の手間を軽減することができる。
【0059】
また、図7の巾木70のように、合板71を挿入設置するための窪み部72は、完全な凹状である必要はなく、要するに、当接面73の位置よりも内側に窪んで形成され、合板71を挿入設置できればよい。
【0060】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明によれば、化粧材の裏面に凹部を形成し、この凹部に接着剤を充填させて化粧材を建物躯体面に取り付けるので、接着剤による接着固定を確実に行うことができ、かつ、無駄な接着剤の使用を回避することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の化粧材である巾木を建物躯体面である壁面に取り付けた状態の縦断面図。
【図2】第一実施形態の巾木の斜視図。
【図3】本発明の第二実施形態の化粧材である巾木の斜視図。
【図4】本発明の第一の変形の形態を示す縦断面図。
【図5】本発明の第二の変形の形態を示す縦断面図。
【図6】本発明の第三の変形の形態を示す縦断面図。
【図7】本発明の第四の変形の形態を示す縦断面図。
【図8】従来の化粧材の取付構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 建物躯体面である壁面
10,20,40,50,60,70 化粧材である巾木
11,12 中空部
13 接着剤
14,23,63 凹部である溝部
15,25,73 当接面
17,27 突出部
22,61,72 窪み部
30,62,71 合板
31 合板表面材
41 凹部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and structure for attaching a cosmetic material to a building frame surface, and a decorative material. The building frame surface such as a wall surface, a floor surface, or a ceiling surface has a baseboard, a ceiling edge, a long press, etc. It can be used when attaching various cosmetic materials.
[0002]
[Background]
Conventionally, baseboards are attached to the corners where the walls and the floor face, and ceiling edges are attached to the corners where the walls and the ceiling face. Various cosmetics are attached. In addition, a long press or a window frame arranged with a pillar interposed therebetween may function as a decorative material.
[0003]
As these decorative materials, wooden materials have been used conventionally, and recently, resin products and the like have come to be used in many cases. Resin products have also been developed, and the diversification of materials is progressing. Along with this, it is possible to adopt various manufacturing techniques such as extrusion molding compared to the case of manufacturing wooden products, so a wide variety of cross-sectional shapes of decorative materials have been devised and exist. Yes. Therefore, when these decorative materials are attached to various places inside the building, various methods are employed as the attachment methods.
[0004]
For example, there is a method of attaching a decorative material directly to a building frame surface with a nail or the like, as is often seen in the attachment of a conventional wooden decorative material. On the other hand, in the case of mounting resin-made decorative materials, for which demand has been increasing in recent years, if nails are used, the nails will appear on the surface of the decorative material. Done.
[0005]
As a mounting method using such an adhesive, the base material is fixed to the building frame surface with nails, screws, etc., and the base material is covered with the decorative material by covering the base material with the adhesive. There is a method of mounting (see JP-A-9-112016, etc.). There is also a method of attaching a decorative material directly to the building frame with an adhesive. For example, like a
[0006]
Among these methods, the former method has a problem in that it takes time and labor for construction on the construction site, since the base receiving material is first fixed and then the decorative material is attached. Therefore, from the viewpoint of reducing the labor of such on-site construction, it is preferable to attach the decorative material directly to the building frame surface without using a base receiving material as in the latter case.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the method of attaching the decorative material directly to the building frame surface with the adhesive described above, the following problems arise. That is, when the contact surface to the building frame surface is formed on the back surface of the decorative material, if the contact surface is a flat surface extending over the entire back surface of the decorative material, the contact surface to which the adhesive should be applied Since the adhesive is difficult to spread because it is a smooth surface, it is difficult to apply and the problem that it is easy to peel off arises.
[0008]
Further, in the above-described
[0009]
And such a problem is not only when attaching a resin-made decorative material to the building frame surface with an adhesive, but also when attaching a metal or ceramic-made decorative material to the building frame surface with an adhesive. This is a problem that occurs, and even for wooden decorative materials, the problem of difficulty in applying the adhesive and the tendency to peel off are somewhat resolved compared to other materials such as resins, but the adhesive is The problem of overhang and waste is the same.
[0010]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a cosmetic material mounting method, a mounting structure, and a cosmetic material that can reliably perform adhesive fixing with an adhesive and can avoid the use of useless adhesive. .
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a method for attaching a decorative material to a building frame surface, wherein a concave portion is formed on the back surface of the decorative material, and the decorative material is attached to the building frame surface by filling the concave portion with an adhesive. It is a feature.
[0012]
Further, according to the present invention, in the attachment structure of the decorative material for attaching the decorative material to the building frame surface, a concave portion is formed on the back surface of the decorative material, and the decorative material is applied to the building frame surface by filling the concave portion with an adhesive. It is characterized by being attached.
[0013]
Here, the decorative material is a baseboard attached to the corner intersection of the wall surface and the floor surface, a ceiling edge attached to the corner corner intersection of the wall surface and the ceiling surface, a long press arranged across the pillar, Or a window frame or the like. The building surface is a wall surface, a floor surface, a ceiling surface or the like, and is not limited to a flat surface, but includes a curved surface and an uneven surface.
[0014]
Further, “filling” means that the adhesive is applied to the entire recess, and the adhesive 94 protrudes from the
[0015]
Furthermore, the material for forming the decorative material is arbitrary, such as resin, metal, ceramic, wood, etc., but it is possible to easily produce a decorative material that is long and has the same cross-sectional shape by extrusion, etc., and has various cross-sectional shapes. From the standpoint of being able to form a decorative material, it is preferable to use a resin. In particular, a resin mixed with wood powder is preferable because it can give a wooden texture.
[0016]
In such this invention, when attaching a decorative material to a building skeleton surface, the recessed part formed in the back surface of a decorative material is filled with an adhesive agent. Therefore, since the recessed part is formed in the back surface of a decorative material, compared with the case where an adhesive agent is apply | coated without forming a recessed part, an adhesive agent becomes easy to spread. For this reason, application becomes easy and it becomes difficult to peel off, so that adhesion and fixing with an adhesive is ensured. Since the adhesive filled in the recesses becomes a certain amount of lump, the adhesive strength by the adhesive can be increased from this.
[0017]
Moreover, since the adhesive is fixed to the recess by filling the recess with an adhesive, it is only necessary to form a recess having a volume necessary for the adhesive fixing, and it is not necessary to form a recess having a larger volume than necessary. Therefore, it is possible to avoid the use of a wasteful adhesive such as the
[0018]
Further, examples of the decorative material used in the mounting method and mounting structure of the present invention described above include the following decorative material of the present invention. That is, the present invention is characterized in that in the decorative material attached to the building frame surface, a recess for filling the adhesive on the back surface is formed.
[0019]
In the present invention, the concave portion is one or a plurality of grooves formed along the longitudinal direction of the decorative material, one or a plurality of grooves formed along the direction orthogonal to the longitudinal direction of the decorative material, and a combination thereof. It may be a grid-like groove portion or the like, or is not limited to the groove portion, and may be a simple hole or the like, and the back surface may be a concave portion formed in a corrugated or saw-shaped cross section. It is preferable to use a simple structure.
[0020]
That is, in the decorative material described above, it is preferable that the recess includes a plurality of groove portions formed substantially parallel to each other at least along the longitudinal direction of the decorative material. Here, “substantially parallel” means not only perfect parallelism but also a state close to that. Further, “including at least a plurality of groove portions” means that a simple hole or the like may be formed in addition to the plurality of groove portions. In the case of such a configuration having a plurality of groove portions, the adhesive easily spreads along the groove portions, so that it is possible to further ensure the adhesion and fixing with the adhesive.
[0021]
Furthermore, in the decorative material described above, it is desirable that a protruding portion that protrudes toward the building frame surface side at least from the vicinity of the edge is formed on the edge of the back surface. When such a protruding portion is formed, the adhesive does not protrude from the edge of the back surface of the decorative material to the outside of the decorative material, so that useless adhesive can be avoided more reliably. It becomes like this.
[0022]
And it is desirable to set it as the structure which has a hollow part in the cosmetics mentioned above. In the case of such a structure having a hollow portion, the weight of the decorative material is reduced, so that the adhesion effect is improved and the amount of material required for forming the decorative material is reduced. Therefore, the material cost can be reduced. In forming the hollow part, extrusion molding is preferable from the viewpoint of the fact that the decorative material is long and has the same cross-sectional shape in each part and the manufacturing cost, but it is formed by blow molding or the like. May be.
[0023]
In addition, the cross-sectional shape of the concave portion of the decorative material of the present invention is arbitrary such as U shape, V shape, letter shape, vertically long rectangle, horizontally long rectangle, square, etc. In particular, the following shape may be adopted. preferable. That is, in the decorative material described above, the recess preferably has an ant-shaped cross-sectional shape. Here, the term “ant-shaped” refers to a trapezoid tenon where the original direction (the position of the abutting surface abutting against the building body surface) is narrower and the earlier side (the inner side than the position of the abutting surface) is wide. It is. In the case of a recess having such an ant-shaped cross-sectional shape, the bonding strength between the adhesive and the decorative material after solidification is increased, and it is difficult to remove each other, so that the decorative material is more securely attached. It becomes.
[0024]
Furthermore, in the above-described decorative material, a recess portion that is recessed inward from the position of the contact surface that is in contact with the building housing surface is formed on the back surface along the decorative material longitudinal direction. At least one plywood formed by overlapping a plurality of plate materials is inserted and installed along the longitudinal direction of the decorative material, and a part of the contact surface is disposed on the outermost side of the plywood and is in a direction intersecting the longitudinal direction of the decorative material It is good also as a structure formed by the remaining part of the occupied part by the plywood among the recessed parts formed by the plywood surface material which has a direction, and being filled with an adhesive agent.
[0025]
Here, “direction intersecting with the longitudinal direction of the decorative material” mainly means a direction orthogonal or substantially orthogonal to the longitudinal direction of the decorative material, but is not limited to this, and other than a right angle with the longitudinal direction of the decorative material. The direction forming an angle is also included. Note that the “abutment surface that abuts against the building frame surface” does not necessarily mean that the surface is in direct contact with the building frame surface, and adhesive enters the gap between the building frame surface and the building frame surface. In the case of contact through an adhesive.
[0026]
In the case of using such a plywood, the fiber direction of the plywood surface material that forms part of the contact surface (the direction of the grain lines) is formed in a direction that intersects the decorative material longitudinal direction. Therefore, the fiber length of the plywood surface material is shorter than when the fiber direction of the plywood surface material is formed in the decorative material longitudinal direction, so that the plywood surface material is easily peeled off partially. For this reason, fine irregularities are formed on the plywood, and grooves are also formed on the plywood, thereby improving the adhesive strength.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0028]
[First embodiment]
FIG. 1 shows a longitudinal sectional view of a state in which a
[0029]
In FIG. 1 and FIG. 2, a
[0030]
Two
[0031]
On the back surface (the right surface in FIG. 1) of the
[0032]
Each
[0033]
[0034]
In such 1st embodiment, the
[0035]
First, the adhesive 13 is applied to the back surface of the baseboard 10 (excluding the protruding portion 17), that is, the portions excluding the vicinity of the protruding
[0036]
According to such 1st embodiment, there exist the following effects. That is, since the plurality of
[0037]
Further, since the
[0038]
Furthermore, since the
[0039]
And since the
[0040]
Moreover, since each
[0041]
[Second Embodiment]
The perspective view of the
[0042]
In FIG. 3, the
[0043]
Since the
[0044]
In each of these
[0045]
The vertical width dimension M of each
[0046]
Moreover, the some board | plate material which comprises each
[0047]
The thickness of each
[0048]
[0049]
In such a second embodiment, the
[0050]
First, in a factory, each
[0051]
After that, the
[0052]
According to such a second embodiment, as in the first embodiment, the application of the adhesive 13 by the formation of the plurality of
[0053]
Further, compared to the case of the first embodiment, although it takes time to fix each
[0054]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and modifications and the like within a range in which the object of the present invention can be achieved are included in the present invention.
[0055]
That is, although the
[0056]
Further, the
[0057]
Furthermore, although the
[0058]
In the
[0059]
In addition, unlike the
[0060]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the concave portion is formed on the back surface of the decorative material, and the concave portion is filled with the adhesive and the decorative material is attached to the building frame surface. And the use of useless adhesive can be avoided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a state in which a baseboard that is a decorative material according to a first embodiment of the present invention is attached to a wall surface that is a building frame.
FIG. 2 is a perspective view of a baseboard according to the first embodiment.
FIG. 3 is a perspective view of a baseboard that is a decorative material according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a first modification of the present invention.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a second modification of the present invention.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing a third modification of the present invention.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing a fourth modification of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a conventional decorative material mounting structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
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