JP3985176B2 - 茅葺き家屋の内部構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は茅葺き家屋の内部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、茅葺きの家屋は構造上の制約から傾斜2面の急勾配に形成されているので、屋根勾配内の空間が大であり、屋内が一空間をなして上方に柱と梁が露出している。屋根ならびに家屋側面部に気密性がないため、外気との通気性がよすぎて、屋内温度はほとんど外気の温度に等しく、とくに冬季は暖房効果が悪く居住上問題があった。また、茅葺き屋根の損耗に対し短周期で屋根の葺き替えがおこなわれるが、葺き替え時期の判断は経験的なもので、必ずしも的確なものとはいえない。また、葺き替え作業の際、屋内作業用の足場が梁間に木板を渡す程度で不安定なものが多いので、事故を招き易く作業環境上も問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は既存ならびに新築の茅葺き家屋の断熱気密性を改善して居住性のよいものにするとともに、屋根の葺き替え時期を的確に判断し、かつ葺き替え作業を安全で容易なものにする家屋の構造を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ここにおいて本発明者は茅葺き家屋の屋内空間を柱と梁を介し茅の葺き替え作業台ともなり屋根内側監視窓を有する複数方向に階段状をなす断熱気密性ある仕切りで分断してある茅葺き家屋の内部構造を見出すにいたった。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明における茅葺き家屋とは,屋根を茅で総称される、ちがや、ち、すげ、すすき等のほか、同様目的に使用される藁などで葺いたものであり、屋内に天井がなく、屋根の勾配内が柱と梁の木軸構造からなるものをさす。本発明における茅葺き家屋の内部構造の特徴は、屋内の柱と梁を介しておよそ屋根の勾配にならい複数方向(通常、直交4方向)で階段状にした断熱気密構造の仕切りで屋内空間を分断するとろにある。階段状にした仕切りは外観として、上段が小さくなるように箱を3個程度重ねたようなものになる。
【0006】
このような仕切り構造にあって、茅の葺き替え作業台には階段状仕切りの水平部分を当てる。したがって、この水平部分への出入口が随所に設けられる。また、屋根に葺いた茅の内側の老朽化の監視や、ときに古代建築様式の鑑賞用に断熱性の屋根内側監視窓を階段状仕切りの垂直部分内の随所に設けてある。なお、屋根葺き替え作業台への出入口ならびに屋根内側監視窓に通じるよう、階段状仕切りの内側上段に屋内の柱と梁を介して適宜形状の床面を設け、そこに階段で到達し得るようにしておく。
【0007】
階段状仕切りの水平部分の構造は、例えば上面から杉板(12mm)、ベニヤ板(5mm)、ウレタンボ−ド(硬質発泡ポリウレタンボ−ドの略、5mm)、ビニ−ルシ−ト(0.2mm)、杉板(12mm)で構成したものが適当である。また、階段状仕切りの垂直部分の構造は、例えば外側からベニヤ板(5mm)、ウレタンボ−ド(5mm)、ビニ−ルシ−ト(0.2mm)、胴縁〔36×24(間隔455mm)〕、ジュラク吹付の石膏ボ−ド(12.5mm)で構成することができる。したがって、階段状仕切りの水平部分は茅の葺き替え作業台としての強度を充分有する。
【0008】
屋根内側監視窓は断熱性を付与するため空気層12mm程度を有し、1枚の厚さ3〜5mmからなる熱線反射型の金属蒸着二重ガラスを使用すると好適である。
【0009】
既存の茅葺き家屋を修復する場合は、予め床部分の断熱を期すため礎石部分を鉄筋コンクリ−ト基礎盤上に固定し、床面以下の周囲を硬質発泡ポリウレタン等の断熱材を介在させた断熱構造材で密閉する。茅葺き家屋を新築する場合は礎石部分を使用することなく、鉄筋コンクリ−ト基礎上の床面以下を断熱構造材で密閉する。
【0010】
既存の茅葺き家屋は通常縁側を開放構造にしてあるので、そのような場合は縁側に雨戸を設け断熱気密性のあるものにする必要がある。新築では当初より縁側の開放構造を避け、例えば既存と同様な雨戸部分を設ける。そのような雨戸として、例えば以下の構造のものが好適である。すなわち、熱線反射型の金属蒸着二重ガラス戸の枠の上端両側をガイドレ−ルにより2輪で吊り、枠の下端凹部のガイドロ−ラ−をガイドレ−ルに遊嵌し、枠の上下端をゴム片を介しその摺接により外気と遮断し、雨戸間の隣接部分は筒状ゴムと凸条を組合わせるようにする。
【0011】
この雨戸は1枚の厚さ3〜5mmの二重ガラスを使用し重量がかさむので、その移動を容易にするため、空気層を有する熱線反射型の金属蒸着の二重ガラス戸の枠の上端両側をガイドレ−ルにより2輪で吊り、枠の下端凹部のガイドロ−ラ−をガイドレ−ルに遊嵌しておく。また、気密性をよくするため雨戸の上端外側面をゴム片に、雨戸の下端のゴム片をガイドレ−ルにそれぞれ摺接させて外気を遮断するほか、雨戸間の隣接部分は筒状ゴムと凸条を組合わせるようにする。熱線反射型の金属蒸着二重ガラスは室内外の熱線の反射を如何ようにするかに応じて、市販品を適宜選択使用することができる。なお、かかる構造を有する雨戸が断熱気密性を要する他の建築物にも適用できることはいうまでもない。
【0012】
【実施例】
以下、既存の茅葺き家屋を修復する場合を例にとり本発明をさらに具体的に説明する。図1に茅葺き家屋の断熱気密区域1内の間取図(手前が正面)を示す。また、図2に茅葺き家屋の右側面からみた断熱気密区域1を示す。
【0013】
図3には直交4方向で階段状にした仕切りからなる、茅葺き家屋の断熱気密区域1を外側正面方向からみた説明図を示してある。断熱気密区域1は茅の葺き替え作業台2と熱線反射型の金属蒸着二重ガラスを使用した屋根内側監視窓3および雨戸18を有している。随所にある屋根葺き替え作業台2への出入口(図示省略)ならびに屋根内側監視窓3に通じるよう、階段状仕切りの内側上段に屋内の柱と梁を介して床面を設け、そこに階段で到達し得るようにしてあり、屋根内側監視窓3には空気層12mmで1枚の厚さ3mmからなる熱線反射型の金属蒸着二重ガラス(旭硝子製サンレ−ヌ)を使用してある。
【0014】
〔基礎部分の構造〕
断熱気密区域1を構成するにあたり、予め基礎部分の構造を改造する。図4に茅葺き家屋の礎石4の部分を鉄筋コンクリ−ト基礎5の上に固定した構造を示す。鉄筋コンクリ−ト基礎5は上層より鉄筋コンクリ−ト200mm〔鉄筋D−13(間隔250mm)〕、発泡ポリスチレンボ−ド30mm、ビニ−ルシ−ト0.2mm、砕石150mmで構成し、茅葺き家屋を持ち上げ、その礎石4をモルタルを介し鉄筋コンクリ−ト基礎5の上に固定する。
【0015】
〔A部分の構造〕
図5に茅葺き家屋の図2における(以下、同様)A部分の構造を示す。外面をなすタテ位置の既存材6(杉板)の内側面を既存横架材7に両面テ−プ止めのウレタンボ−ド8(50mm)、ビニ−ルシ−ト9(0.2mm)の順で被覆してある。
【0016】
〔他の床下側面部分の構造〕
A部分の構造に準じる。
【0017】
〔B部分の構造〕
図6に茅葺き家屋のB部分の構造を示す。上下の既存横架材7に挟まれ外面をなすタテ位置の既存材6(杉板)の内側面を、既存横架材7に両面テ−プ止めのウレタンボ−ド8(50mm)、ビニ−ルシ−ト9(0.2mm)、杉板10(12mm)の順で被覆してある。
【0018】
〔C部分の構造〕
図7に茅葺き家屋のC部分(階段状仕切りの垂直部分)の構造を示す。外側からベニヤ板11(5mm)、ウレタンボ−ド8(50mm)、ビニ−ルシ−ト9(0.2mm)を当て、胴縁12〔36×24(間隔455mm)〕を介しジュラク吹付の石膏ボ−ド13(12.5mm)で内装してある。
【0019】
〔D部分の構造〕
図8に茅葺き家屋のD部分(階段状仕切りの水平部分)の構造を示す。上側から杉板10(12mm)、ベニヤ板11(5mm)、ウレタンボ−ド8(50mm)、ビニ−ルシ−ト9(0.2mm)、杉板10(12mm)の順で構成してある。
【0020】
〔E部分の構造〕
図9に葺き家屋のE部分の構造を示す。基礎と土台の内側にビニ−ルシ−ト9(0.2mm)を被覆し、基礎の外側および土台の上方にウレタンボ−ド8(50mm)をおき,各外面に杉板10(12mm)を当て、上下接合部2箇所の水切りにガルバリウム鋼板17(0.4mm)を挟んである。
【0021】
〔F部分の構造〕
図10に茅葺き家屋のF部分の構造を示す。家屋本体に付属する居住域の傾斜屋根は天井に下地紙貼の石膏ボ−ド13(9.5mm)を用いたうえ、タルキ14〔90×40(455)〕の内側下層よりビニ−ルシ−ト9(0.2mm)、ウレタンボ−ド8(50mm)+細繊維グラスウ−ル(50mm、16kg)、杉板10(12mm)、ル−フィング16(22kg品)、ガルバリウム鋼板17(0.4mm、アリカケ)の順に積層してある。タテ位置の部分はB部分の構造に準じる。
【0022】
〔断熱気密性雨戸の構造〕
図11に断熱気密性の雨戸18を正面方向からみた説明図を示す。また、図12に雨戸18を側面方向からみた説明図を示す。
【0023】
図13に断熱気密性の雨戸18の側面構造を示す。雨戸18の構造を具体的に説明すれば、雨戸18にはその頂部の吊下げ用突起21と一体の軸によって回転自在に取付けられているタテ回転の2輪のゴム製吊り車22が設けられている。吊り車22はこれを吊る四角状でC型のガイドレ−ルA23の両端辺上を移動し、ガイドレ−ルA23はガイドレ−ルA支持金具24により位置が固定されている。なお、ガイドレ−ルA支持金具24の外側にL字状の雨戸覆い27を雨戸18の全区域にわたり取付けておき、その下端にL字状のゴム片28を取付けて雨戸の上端外側面に摺接させ、雨戸18に気密性を付与し外気を遮断する。
【0024】
雨戸18の下端は凹型に形成し、該部にヨコ回転のガイドロ−ラ−25を取付け、これを受ける突縁付きガイドレ−ルB26が固定されている。なお、凹型の開口縁にゴム片28を付けガイドレ−ルB26の突縁に摺接させて、雨戸1の上方と同様に雨戸1に気密性を付与し外気を遮断する。さらに気密性をよくするため、雨戸18の隣接部分は筒状ゴム29と凸条30を組合わせるようにする。
【0025】
木製の枠19(910×1800mm、厚さ60mm)には1枚の厚さ3mmの熱線反射型の金属蒸着二重ガラス20(旭硝子製サンレ−ヌ)が空気層12mmで設置されている。雨戸18は1枚の重量が約40kgで8枚からなり、戸袋に収納する。なお、雨戸18には閉止用の丸落としを付け、その受金(いずれも図示省略)を突縁付きガイドレ−ルB26側に設けておく。
【0026】
【発明の効果】
従来ならびに今後の茅葺き家屋の屋内を断熱気密性のあるものに改善して居住性のよいものにするとともに、屋根材料の老朽化の監視を容易にし、かつ屋根の葺き替え作業を安全で容易なものにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 茅葺き家屋の断熱気密区域内の間取図である。
【図2】 茅葺き家屋の右側面からみた断熱気密区域を示す。
【図3】 茅葺き家屋の断熱気密区域を外側正面方向からみた説明図である。
【図4】 茅葺き家屋の礎石部分を鉄筋コンクリ−ト基礎上に固定した構造を示す説明図である。
【図5】 茅葺き家屋のA部分の構造を示す説明図である。
【図6】 茅葺き家屋のB部分の構造を示す説明図である。
【図7】 茅葺き家屋のC部分の構造を示す説明図である。
【図8】 茅葺き家屋のD部分の構造を示す説明図である。
【図9】 茅葺き家屋のE部分の構造を示す説明図である。
【図10】 茅葺き家屋のF部分の構造を示す説明図である。
【図11】 断熱気密性雨戸を正面方向からみた説明図である。
【図12】 断熱気密性雨戸の一部について側面方向からみた説明図である。
【図13】 断熱気密性雨戸の側面構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 断熱気密区域
2 茅の葺き替え作業台
3 屋根内側監視窓
4 礎石
5 鉄筋コンクリ−ト基礎
6 既存材
7 既存横架材
8 ウレタンボ−ド
9 ビニ−ルシ−ト
10 杉板
11 ベニヤ板
12 胴縁
13 石膏ボ−ド
14 タルキ
15 細繊維グラスウ−ル
16 ル−フィング
17 ガルバリウム鋼板
18 雨戸
19 枠
20 二重ガラス
21 吊下げ用突起
22 吊り車
23 ガイドレ−ルA
24 ガイドレ−ルA支持金具
25 ガイドロ−ラ−
26 ガイドレ−ルB
27 雨戸覆い
28 ゴム片
29 筒状ゴム
30 凸条

Claims (1)

  1. 茅葺き家屋の屋内空間を柱と梁を介し茅の葺き替え作業台ともなり屋根内側監視窓を有する複数方向に階段状をなす断熱気密性ある仕切りで分断してある茅葺き家屋の内部構造。
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