JP3984922B2 - 移動機、サーバ装置、及び情報提供方法 - Google Patents
移動機、サーバ装置、及び情報提供方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3984922B2 JP3984922B2 JP2003078915A JP2003078915A JP3984922B2 JP 3984922 B2 JP3984922 B2 JP 3984922B2 JP 2003078915 A JP2003078915 A JP 2003078915A JP 2003078915 A JP2003078915 A JP 2003078915A JP 3984922 B2 JP3984922 B2 JP 3984922B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- mobile device
- communication method
- current position
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/18—Selecting a network or a communication service
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W64/00—Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
- H04W88/06—Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動機、サーバ装置、及び情報提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、無線通信による測位技術の発達に伴い、移動機の現在位置を利用した様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1には、病院などの特定の領域内に移動機が位置することを検知した場合に、該移動機の通信制限を行うHLR(Home Location Register)が開示されている。また、特許文献2においては、商品の置かれた位置情報と、その商品に関する情報とを移動機がサーバ装置に送信し、サーバ装置がこれらの情報を別の移動機に提供するという技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−218547号公報 (第1頁、図1、図4)
【特許文献2】
特開平11−259569号公報 (第3頁、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術は何れも、移動機は、位置推定を行う位置において、単一の通信方式(通信サブシステムともいう)による通信のみ可能であることを前提としたものである。すなわち、複数の通信方式の中から、上記位置において利用可能な通信方式の選定を行う点に着目したものではない。また、各通信方式の利用の可否は、移動機が同一の位置に存在する場合であっても、遮蔽物の有無や天候などの周辺環境によって経時的に変化する。しかし、移動機のユーザは、時間の経過に伴って変化し得る複数の通信方式の利用可否を任意の位置において適確に把握することは困難であった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、移動機において、経時的に変化する複数の通信方式の利用可否を高精度に把握可能とすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る移動機は、複数の通信方式による通信が可能な移動機において、前記移動機の現在位置における複数の通信方式の利用可否を判定する判定手段と、前記判定手段により利用可能と判定された通信方式のうち、現在位置を最も精確に測定し得る通信方式を選定する選定手段と、前記選定手段により選定された通信方式を利用して前記現在位置を推定し、前記判定手段による前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に、前記選定手段により選定された通信方式を利用して送信する送信手段とを備える。
【0007】
本発明に係る移動機とは、ユーザによる携帯が可能であり、かつ、通信機能を有する情報機器であり、例えば、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)、PC(Personal Computer)である。
【0008】
本発明に係るサーバ装置は、上述した移動機の送信手段により送信された前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に受信する通信手段と、前記通信手段により受信された前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と対応付けて、地理的情報として更新可能に格納する格納手段とを備える。
【0009】
本発明に係るサーバ装置において好ましくは、前記格納手段に格納されている地理的情報を参照して、前記現在位置若しくは前記移動機により指定された位置において利用可能な通信方式を特定する通信方式特定手段を更に備え、前記通信手段は、移動機からの要求に応じて、前記通信方式特定手段により特定された利用可能な通信方式を前記移動機に通知する。
【0010】
本発明に係る情報提供方法は、複数の通信方式による通信が可能な移動機が、前記移動機の現在位置における複数の通信方式の利用可否を判定する判定ステップと、前記判定ステップにて利用可能と判定された通信方式のうち、現在位置を最も精確に測定し得る通信方式を選定する選定ステップと、前記選定ステップにて選定された通信方式を利用して前記現在位置を推定し、前記判定ステップにおける前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に、前記選定ステップにて選定された通信方式を利用して送信する送信ステップと、サーバ装置が、前記送信ステップにて送信された前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に受信する受信ステップと、前記受信ステップにて受信された前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と対応付けて、地理的情報として更新可能に格納手段に格納する格納ステップと、前記格納手段に格納されている地理的情報を参照して、前記現在位置若しくは前記移動機により指定された位置において利用可能な通信方式を特定する通信方式特定ステップと、移動機からの要求に応じて、前記通信方式特定ステップにて特定された利用可能な通信方式を前記移動機に通知する通知ステップとを含む。
【0011】
これらの発明によれば、移動機が現在位置において判定した複数の通信方式の利用可否を示す情報が、現在位置を示す情報と共に、サーバ装置宛に送信される。これらの情報は、複数の移動機から送信され、サーバ装置の格納手段に収集及び蓄積される。蓄積される情報のうち、通信方式の利用可否を示す情報は、時間の経過に伴って随時更新される。また、現在位置を示す情報は、移動機が利用可能な通信方式の中で現在位置を最も精確に推定可能な通信方式により得られたものであるため、推定精度が高い。したがって、移動機は、任意の位置を指定することで、その位置において利用可能な通信方式を示す動的かつ精確な情報の通知をサーバ装置から受けることができる。その結果、移動機において、経時的に変化する複数の通信方式の利用可否を高精度に把握することが可能となる。
【0012】
本発明に係るサーバ装置は、上述した移動機の送信手段により送信された前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に受信する通信手段と、前記通信手段により受信された前記現在位置を示す情報から、当該現在位置の属する地理的領域を特定する領域特定手段と、前記通信手段により利用可否の判定結果を受信した単位時間当たりの回数を、前記判定結果の示す利用可能な通信方式と、前記領域特定手段により特定された地理的領域とに対応付けて、利用頻度情報として更新可能に格納する格納手段とを備える。
【0013】
本発明に係るサーバ装置において好ましくは、前記領域特定手段は、前記格納手段に格納されている利用頻度情報を参照して、前記現在位置若しくは前記移動機により指定された位置の属する地理的領域における各通信方式の利用頻度を特定し、前記通信手段は、移動機からの要求に応じて、前記領域特定手段により特定された利用頻度を前記移動機に通知する。
【0014】
本発明に係る情報提供方法は、複数の通信方式による通信が可能な移動機が、前記移動機の現在位置における複数の通信方式の利用可否を判定する判定ステップと、前記判定ステップにて利用可能と判定された通信方式のうち、現在位置を最も精確に測定し得る通信方式を選定する選定ステップと、前記選定ステップにて選定された通信方式を利用して前記現在位置を推定し、前記判定ステップにおける前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に、前記選定ステップにて選定された通信方式を利用して送信する送信ステップと、サーバ装置が、前記送信ステップにて送信された前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に受信する受信ステップと、前記受信ステップにて受信された前記現在位置を示す情報から、当該現在位置の属する地理的領域を特定する領域特定ステップと、前記受信ステップにて利用可否の判定結果を受信した単位時間当たりの回数を、前記判定結果の示す利用可能な通信方式と、前記領域特定ステップにて特定された地理的領域とに対応付けて、利用頻度情報として更新可能に格納手段に格納する格納ステップと、前記格納手段に格納されている利用頻度情報を参照して、前記現在位置若しくは前記移動機により指定された位置の属する地理的領域における各通信方式の利用頻度を特定する頻度特定ステップと、移動機からの要求に応じて、前記頻度特定ステップにて特定された利用頻度を前記移動機に通知する通知ステップとを含む。
【0015】
これらの発明によれば、移動機が現在位置において判定した複数の通信方式の利用可否を示す情報が、現在位置を示す情報と共に、サーバ装置宛に送信される。これらの情報のうち、現在位置を示す情報は、当該現在位置の属する地理的領域における各通信方式の利用頻度の計数に使用される。利用頻度の計数結果は、複数の移動機から上記各情報が送信されるのに伴って随時更新されていく。また、現在位置を示す情報は、移動機が利用可能な通信方式の中で現在位置を最も精確に推定可能な通信方式により得られたものであるため、推定精度が高い。したがって、移動機は、任意の位置を指定することで、その位置において利用可能な通信方式及びその利用頻度を示す動的かつ精確な情報の通知をサーバ装置から受けることができる。その結果、移動機において、経時的に変化する複数の通信方式の利用可否に加えて、その利用頻度をも高精度に把握することが可能となる。
【0016】
複数の通信方式とは、例えば、携帯電話網を用いた通信方式と無線LANを用いた通信方式とである。携帯電話網を用いた通信方式では、移動機は、位置が固定的な複数の基地局と同時に各種情報の送受信を行う。このため、携帯電話網を用いた通信方式は、無線LANを用いた通信方式と比較して、一般的に、高精度な位置推定が可能である。したがって、携帯電話網を用いた通信方式を移動機が利用可能な場合には、この通信方式を利用することで、各通信方式の利用可否を、より精確な位置情報と対応付けてサーバ装置に登録することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、例示のみの為に添付された図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、情報提供システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態における情報提供システム1の全体構成を示す図である。図1に示す様に、情報提供システム1は、移動機10と情報提供サーバ20とを少なくとも備えて構成される。
【0018】
移動機10は、三種類の通信方式による通信が可能な無線通信端末である。移動機10は、携帯電話の通信方式により、基地局B及び通信網Nを経由して、情報提供サーバ20との間で双方向に各種データの送受信を行う。なお、携帯電話が接続事業者(キャリア)やメーカ等を問うものではないのは勿論であるが、携帯電話の通信方式に関しても任意である。携帯電話の通信方式は、例えば、第三世代通信方式としてのCDMA(Code Division Multiple Access)、あるいはPDC(Personal Digital Cellular)方式、アナログ方式である。
【0019】
また、移動機10は、無線LAN(Local Area Network)の通信方式により、アクセスポイントA及び通信網Nを経由して、情報提供サーバ20との間で双方向に各種データの送受信を行うことも可能である。無線LANは、無線通信によりデータを送受信するLANであれば足り、必ずしもIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11に準拠したものに限らない。例えば、Bluetooth(登録商標)やIrDA(Infrared Data Association)を利用して無線通信を行うLANをも含む。
【0020】
更に、移動機10は、有線LANの通信方式によるデータの送受信も可能である。有線LANに関しても、有線回線により構築されるネットワークであれば、その形態や規格は任意であるが、例えばイーサネット(登録商標)である。
【0021】
移動機10は、機能的には、携帯電話網電波測定部11と、無線LAN電波測定部12と、利用可否判定部13(判定手段に対応)と、通信方式選定部14(選定手段に対応)と、携帯電話網通信部15(送信手段に対応)と、無線LAN通信部16(送信手段に対応)と、有線LAN通信部17とを備えて構成される。これらの機能的な構成要素は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の内蔵メモリに格納されたソフトウェアがCPU(Central Processing Unit)によって実行されることにより実現する。
【0022】
以下、移動機10の各構成要素について詳細に説明する。
携帯電話網電波測定部11は、携帯電話網用の基地局Bから受信される電波の強度(電界強度)を周期的に測定し、該測定結果を利用可否判定部13に出力する。同様に、無線LAN電波測定部12は、無線LAN用のアクセスポイントAから受信される電波の強度(電界強度)を周期的に測定し、該測定結果を利用可否判定部13に出力する。なお、電界強度の測定に関しては、移動機10が自ら測定する態様に限らず、基地局又はアクセスポイントから送信される報知情報から、各通信方式に応じた電界強度のデータを取得するものとしてもよい。
【0023】
利用可否判定部13は、携帯電話の通信方式の電界強度閾値C1と無線LANの通信方式の電界強度閾値C2とを有する。電界強度閾値C1は、移動機10が携帯電話の通信方式を利用するのに必要な電界強度の下限値であり、電界強度閾値C2は、移動機10が無線LANの通信方式を利用するのに必要な電界強度の下限値である。利用可否判定部13は、携帯電話網電波測定部11により測定された電界強度が電界強度閾値C1以上である時には、携帯電話の通信方式の利用が可能であると判定し、無線LAN電波測定部12により測定された電界強度が電界強度閾値C2以上である時には、無線LANの通信方式の利用が可能であると判定する。利用可否判定部13は、利用可否の判定結果を通信方式選定部14に出力する。
【0024】
通信方式選定部14は、利用可否判定部13から入力された利用可否の判定結果に従って、利用可能と判定された通信方式の中から、実際に利用する通信方式を選定する。通信方式選定部14は、通信方式の選定に際して、図2に示す優先順位テーブル141を参照する。優先順位テーブル141は、図2に示す様に、利用優先順位格納領域141aと通信方式種別格納領域141bとを有し、優先順位が1位の通信方式として“携帯電話”を保持している。また、優先順位が2位の通信方式として“無線LAN”、優先順位が3位の通信方式として“有線LAN”を保持している。優先順位は、移動機10の現在位置の推定精度が高い順に設定されている。
【0025】
通信方式選定部14は、利用可否判定部13により利用可能と判定された通信方式が複数存在する場合には、その中で最も優先順位の高い通信方式を実際に利用する通信方式として選定する。通信方式選定部14は、利用可否判定部13により利用可能と判定された通信方式が1つである場合には、その優先順位に関わらず、当該通信方式を選定する。更に、利用可否判定部13により利用可能と判定された通信方式が存在しない場合には、通信方式選定部14は、有線LANを選定する。通信方式選定部14は、選定した通信方式に対応する通信部に対して、当該通信部の通信方式が選定された旨、及び各通信方式の利用可否の判定結果を通知する。
【0026】
携帯電話網通信部15は、携帯電話の通信方式が選定された旨、及び各通信方式の利用可否の判定結果の通知を通信方式選定部14から受けると、携帯電話の通信方式を利用して移動機10の現在位置を推定する。現在位置の推定に関しては、周知慣用の測位技術であるので、その詳細な説明は省略するが、例えば電界強度の強弱に基づいて行われる。すなわち、基地局Bから受信される電波の強度が強い程、移動機10と基地局Bとの距離は短く、弱い程、かかる距離は長いものと推定される。携帯電話網通信部15は、移動機10に最寄りの基地局(基地局B)を含む少なくとも三機の基地局からの電波の強度と、基地局Bの緯度経度とに基づいて、移動機10の現在位置を推定する。携帯電話網通信部15は、各通信方式の利用可否の判定結果を、推定された現在位置と共に、基地局B及び通信網N経由で情報提供サーバ20宛に送信する。
【0027】
無線LAN通信部16は、無線LANの通信方式が選定された旨、及び各通信方式の利用可否の判定結果の通知を通信方式選定部14から受けると、無線LANの通信方式を利用して移動機10の現在位置を推定する。無線LANのアクセスポイントは、携帯電話の基地局と比較すると、通信領域が極めて狭いため、移動機10は、通信中のアクセスポイントの位置を検知することで、移動機10の位置も凡そ推定可能である。しかし、アクセスポイントは、移動機10との距離による電界強度の差が小さく、点在するため、上述した様な電波強度に基づく位置の推定は困難である。このため、無線LANを利用した位置推定は、携帯電話網を利用した位置推定と比較して、一般的に推定精度が低い。
無線LAN通信部16は、各通信方式の利用可否の判定結果を、推定された現在位置と共に、アクセスポイントA及び通信網N経由で情報提供サーバ20宛に送信する。
【0028】
有線LAN通信部17は、有線LANの通信方式が選定された旨の通知を通信方式選定部14から受けると、有線LANの通信方式を利用した通信を開始する。
【0029】
情報提供サーバ20は、移動機10を含む複数の移動機から送信された通信方式の利用可否及び現在位置の情報を収集して、各通信方式の地理的な利用可否を示す情報(地理的情報)を動的に生成する。生成された地理的情報は、データベースに逐次蓄積され、移動機などからの要求に応じて、任意の位置における利用可能な通信方式の通知に使用される。
【0030】
情報提供サーバ20は、機能的には、通信部21(通信手段に対応)と、地理的情報DB(Data Base)22(格納手段に対応)と、通信方式特定部23(通信方式特定手段に対応)とを備えて構成される。地理的情報DB22の機能は、物理的な構成要素としてのHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置によって実現される。その他の構成要素である通信部21と通信方式特定部23とは、上記補助記憶装置に記憶されたソフトウェアがCPUによって実行されることにより実現する。
【0031】
以下、情報提供サーバ20の各構成要素について詳細に説明する。
通信部21は、移動機10及びこれと同様の機能を有する別の移動機から送信された現在位置の推定結果と当該現在位置における各通信方式の利用可否の判定結果とを、通信網N経由で受信し、地理的情報DB22に格納させる。
また、通信部21は、ある位置における通信方式の通知要求を移動機から受信すると、通信方式特定部23に上記位置を出力して、当該位置において利用可能な通信方式の特定を指示する。通信部21は、特定された通信方式が入力されると、通知を要求した移動機に対して、その通信方式を通知する。
【0032】
地理的情報DB22には、通信部21から入力された現在位置の推定結果と利用可否の判定結果とが更新可能に格納される。図3は、地理的情報DB22に格納されるデータの一例を示す図である。図3に示す様に、地理的情報DB22は、位置格納領域22aと通信方式格納領域22bとを有する。位置格納領域22aには、移動機の現在位置の推定結果を示すデータ(例えば“緯度X1,経度Y1”)が格納されている。本実施形態では、かかるデータとして、特定の緯度経度を示す点のデータを例に採るが、例えば“緯度X1〜X3,経度Y2〜Y5”という様に、範囲を示すデータを格納してもよい。通信方式格納領域22bには、対応する位置において利用可能な通信方式の判定結果(例えば“携帯電話”)が格納される。利用可能な通信方式は、位置が同一であっても、同時接続している移動機数あるいは遮蔽物や天候の影響によって時間的に変動するので、通信方式格納領域22b内のデータは随時更新される。
【0033】
通信方式特定部23は、通信部21から通信方式の特定を指示されると、地理的情報DB22を参照して、入力された位置に対応する通信方式を特定し、通信部21に出力する。
【0034】
次に、情報提供システム1の動作について説明し、併せて、本発明に係る情報提供方法を構成する各ステップについて説明する。図4は、情報提供システム1により実行される利用可否登録処理を示すフローチャートである。利用可否登録処理は、移動機10が、指定した任意の位置において利用可能な通信方式を参照可能とするために、各位置における各通信方式の利用可否を情報提供サーバ20に登録するために実行される処理である。
【0035】
S1では、移動機10の携帯電話網電波測定部11により、携帯電話網用の基地局Bから受信される電波の強度(電界強度)が測定される。同様に、移動機10の無線LAN電波測定部12により、無線LAN用のアクセスポイントAから受信される電波の強度(電界強度)が測定される。
【0036】
S2では、移動機10の利用可否判定部13により、S1で測定された各通信方式の電界強度が、対応する通信方式の閾値C1,C2とそれぞれ比較される。比較の結果、測定された電界強度が閾値以上である通信方式が利用可能な通信方式であると判定され、測定された電界強度が閾値未満である通信方式は利用不能な通信方式と判定される。
【0037】
S3では、移動機10の通信方式選定部14により、S2で利用可能と判定された通信方式のうち最も優先順位の高い通信方式が、実際に利用する通信方式として選定される。なお、S2において、携帯電話、無線LANの何れの通信方式も利用不能と判定された場合には、有線LAN通信部17による通信が選定される。
【0038】
S4では、移動機10の現在位置の推定が行われる。現在位置の推定は、S3で選定された通信方式を用いて行われる。S3では、優先順位テーブル141を参照することで、位置推定精度のより高い通信方式が選定されているので、移動機10は、可能な限り精度の高い位置情報を、通信方式の利用可否情報に反映させることができる。
【0039】
S5では、S3で選定された通信方式に対応する通信部(携帯電話網通信部15又は無線LAN通信部16)により、S2で判定された利用可否とS4で推定された現在位置とを示す情報が、情報提供サーバ20を宛先として送信される。かかる情報の送信は、通信方式として携帯電話がS3で選定された場合には基地局B経由で行われ、通信方式として無線LANがS3で選定された場合にはアクセスポイントA経由で行われる。
【0040】
S5における利用可否及び現在位置を示す情報の送信は、一定の周期(例えば、数分〜数十分程度)で自動的に行われるものとしてもよいし、移動機10のユーザからの指示を契機として行われるものとしてもよい。これらの場合には、情報提供サーバ20は、上記情報の送信を移動機に対して要求することを要せずに、地理的情報DB22の構築が可能となる。これに対して、情報提供サーバ20による送信要求を契機として、移動機10を含む各移動機が上記情報を送信するものとしてもよい。この場合には、地理的情報DB22の更新間隔をサーバ側で適宜調整することができる。
【0041】
S6では、S5で送信された利用可否及び現在位置を示す情報が、情報提供サーバ20の通信部21により受信される。
S7においては、S6で受信された利用可否情報が、現在位置と対応付けられて地理的情報DB22に格納される。格納形態に関しては図3を参照して上述したので詳述は避けるが、図3に示した形態に限らない。例えば、利用可能な通信方式が存在しない場合には“0”、携帯電話のみである場合には“1”、無線LANのみである場合には“2”、何れの通信方式も利用可能である場合には“3”等という様に、利用可能な通信方式を識別するための数字を格納するものとしてもよい。
【0042】
情報提供サーバ20は、移動機10を含む多数の移動機からも同様に、通信方式の利用可否と現在位置とを示す情報を収集し、地理的情報DB22に蓄積していく。これにより、携帯電話が存在する可能性のある全ての位置における通信方式の利用可否が地理的情報として登録される。
【0043】
続いて、移動機10が、情報提供サーバ20に登録された地理的情報を用いて、任意の位置における通信方式の利用可否を示す情報を取得する処理(利用可否参照処理)について、図5を参照して説明する。
【0044】
図5は、利用可否参照処理を説明するためのフローチャートである。
まずS11では、移動機10の有する通信部15,16,17の何れかにより、通信方式の通知要求が送信される。この通知要求には、移動機10の現在位置若しくは移動機10が指定した位置を示す情報(以下、「位置情報」と記す。)が少なくとも含まれている。
【0045】
S12では、情報提供サーバ20の通信部21により、S11で送信された通知要求が受信される。
S13では、通信方式特定部23により、S12で受信された通知要求の中から位置情報が取得される。
【0046】
S14では、通信方式特定部23により、S13で取得された位置情報を基に、その位置において現時点で利用可能な通信方式が特定される。再び図3を参照すると、位置情報の示す位置が例えば“緯度X3、経度Y3”である場合には、現在利用可能な通信方式は「携帯電話、無線LAN」に特定される。一方、“緯度X7、経度Y7”である場合には、現在利用可能な通信方式は「携帯電話」に特定される。
【0047】
S15では、情報提供サーバ20の通信部21により、S14で特定された通信方式を示す情報が移動機10宛に送信される。
S16では、移動機10の有する通信部15,16,17の何れかにより、S15で送信された通信方式を示す情報が受信される。
S17では、S16で受信された通信方式を示す情報が移動機10の表示装置(図示せず)に表示される。このとき表示される情報の一例を図6に示す。
【0048】
図6は、移動機10のユーザが参照する通信方式の位置として、“緯度X3、経度Y3”を指定した場合に表示される情報の一例を示す図である。上述した様に、“緯度X3、経度Y3”の位置においては、現在、双方の無線通信方式が利用可能である。したがって、図6に示す様に、「1.携帯電話、2.無線LAN」の双方の通信方式を示すテキストデータが移動機10に表示される。また、何れの通信方式も利用不可である場合には、「指定された位置では、無線通信はご使用になれません。」等といったテキストデータを表示してもよい。なお、表示形態は、テキスト表示に限らず、地図などと組み合わせた画像表示であってもよい。
【0049】
以上説明した様に、第1の実施形態における情報提供システム1によれば、情報提供サーバ20は、移動機10を含む複数の移動機から、現在位置における通信方式の利用可否を示す情報を収集する。収集された情報は動的であり、地理的情報DB22において随時更新される。また、上記現在位置は、各移動機が可能な限り高精度に推定可能な通信方式を利用して推定されたものである。したがって、各移動機が、この現在位置に対応付けて通信方式の利用可否を登録することにより、各移動機のユーザは、最新情報が反映された精確な通信方式の利用可否を簡易迅速に参照することができる。
【0050】
また、移動機10は、現在位置における通信方式の利用可否はもとより、現在位置とは異なる位置、例えば、現在は存在しないが今後移動する予定の位置における利用可否をも容易に把握することができる。
更に、通信事業者は、地理的情報DB22に格納されているデータを参照することで、携帯電話、無線LANの何れの通信方式も利用することができないエリア(空白のエリア)を容易に把握することができる。これにより、エリア計画の効率化を図ることも可能となる。
【0051】
(第2の実施形態)
次に、図7〜図11を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。まず、本実施形態と第1の実施形態との相違点について簡単に説明すると、第1の実施形態では、任意の位置における通信方式の利用可否を参照可能とした。これに対して、本実施の形態では、任意の位置が属するエリアにおける通信方式の利用頻度を参照可能とする。
【0052】
図7は、第2の実施形態における情報提供システム2の機能的構成を示すブロック図である。図7に示す様に、本実施形態における移動機の構成は、第1の実施形態において詳述した移動機10の構成と同様であるので、対応する構成要素には同一の符号を付すと共にその説明は省略する。また、本実施形態における情報提供サーバの構成は、第1の実施形態において詳述した情報提供サーバ20の構成と類似するので、類似する構成要素には同列(末尾の数字が同一)の符号を付すと共に、第1の実施形態との差異について詳述する。
【0053】
すなわち、情報提供サーバ30は、図7に示す様に、機能的には、通信部31(通信手段に対応)と、利用頻度DB32(格納手段に対応)と、エリア特定部33(領域特定手段に対応)とを備えて構成される。利用頻度DB32の機能は、物理的な構成要素としてのHDD等の補助記憶装置によって実現される。その他の構成要素である通信部31とエリア特定部33とは、上記補助記憶装置に記憶されたソフトウェアがCPUによって実行されることにより実現する。
【0054】
以下、情報提供サーバ30の各構成要素について詳細に説明する。
通信部31は、移動機10及びこれと同様の機能を有する別の移動機から送信された利用可否の判定結果と現在位置を示す情報とを通信網N経由で受信し、エリア特定部33に出力する。
また、通信部31は、ある位置における利用頻度の通知要求を移動機から受信すると、エリア特定部33に上記位置を出力して、当該位置の属するエリアにおける各通信方式の利用頻度の取得を指示する。通信部31は、特定された利用頻度が入力されると、通知を要求した移動機に対して、その利用頻度を通信方式と共に通知する。
【0055】
利用頻度DB32には、エリアと利用頻度とが通信方式毎に更新可能に格納される。ここで、エリアとは、移動機10を含む移動機が存在する可能性のある地理的な領域であり、通信方式の管理形態によって、その形成の仕方は異なる。例えば、通信方式が、基地局若しくはアクセスポイント毎にエリアを管理している場合には、基地局若しくはアクセスポイントの電波到達範囲が一のエリアとなる。また、通信方式が市町村別にエリアを管理している場合には、“神奈川県横須賀市”といった市が一のエリアとなる。
また、利用頻度とは、通信部31により、各通信方式の利用可否及び現在位置が受信された単位時間(例えば1時間程度)当たりの回数である。利用頻度は、時間の経過に伴って逐次更新される。
【0056】
利用頻度DB32は、エリアの識別子が格納されるエリア格納領域、及び利用頻度が格納される利用頻度格納領域を通信方式毎に有する。利用頻度DB32は、携帯電話の通信方式に対応する格納領域として、エリア格納領域32aと利用頻度格納領域32bとを有する。図8(a)に示す様に、エリア格納領域32aにはエリアの識別子(例えば、A1,A2,A3…)が格納され、利用頻度格納領域32bには、例えば直近の1時間における利用回数(例えば、10,15,05…)が利用頻度情報として格納される。
【0057】
利用頻度DB32は、無線LANの通信方式に対応する格納領域として、エリア格納領域32cと利用頻度格納領域32dとを更に有する。図8(b)に示す様に、エリア格納領域32cにはエリアの識別子(例えば、A1,A2,A3…)が格納され、利用頻度格納領域32bには、例えば直近の1時間における利用回数(例えば、03,00,10…)が利用頻度情報として格納される。
これにより、利用頻度DB32には、利用頻度情報が、移動機が利用可能な通信方式と、移動機の在圏する地理的領域とに対応付けられて、更新可能に格納される。
【0058】
エリア特定部33は、利用可否の判定結果及び現在位置を示す情報が通信部31から入力されると、既存の地図情報を基に、その位置の属するエリアを特定する。これに伴い、エリア特定部33は、利用可能と判定された通信方式と特定されたエリアとに対応する利用頻度に1を加算して、利用頻度DB32に格納させる。
エリア特定部33は、ある位置における利用頻度の取得が通信部31から指示されると、既存の地図情報を基に、その位置の属するエリアを特定する。エリア特定部33は、利用頻度DB32を参照して、特定されたエリアにおける各通信方式の利用頻度を取得し、通信部31に出力する。
【0059】
次いで、第2の実施形態における情報提供システム2により実行制御される利用頻度登録処理について説明する。併せて、本発明に係る情報提供方法を構成する各ステップについて説明する。本利用頻度登録処理は、第1の実施形態において詳述した利用可否登録処理(図4参照)と共通するステップを複数含む。具体的には、図9に示すT1〜T6の各処理は、図4に示したS1〜S6に相当する。
【0060】
以下、本利用頻度登録処理に特有のステップ(図9の太線枠内に示す処理)について説明する。
T7では、情報提供サーバ30のエリア特定部33により、T6で受信された現在位置を示す情報から、その位置の属するエリアを特定する。かかるエリアの特定は、位置とエリアとの対応関係が掲載された既存の地図情報(エリアマップ)を参照して行われる。
【0061】
T8においては、必要に応じて、エリア特定部33により、利用頻度DB32内の利用頻度情報が更新される。すなわち、T6で受信された利用可否の示す利用可能な通信方式に対応し、かつ、T7で特定されたエリアに対応する利用頻度に1が加算される。以下、T2における利用可否の判定結果が、携帯電話及び無線LANの双方の通信方式が利用可能であることを示している場合を想定して、T8の処理をより具体的に説明する。例えば、移動機10の現在位置からエリア3が特定された場合には、図8(a)に示す網掛け部分の数値が“05”から“06”に更新され、図8(b)に示す網掛け部分の数値が“10”から“11”に更新される。
【0062】
なお、本実施の形態では、実際に利用されたか否かを問わず、利用可能と判定された通信方式に対応する利用頻度を更新するものとしたが、実際に利用された通信方式に対応する利用頻度のみを更新するものとしてもよい。これにより、より実態に近い利用頻度が反映された利用頻度DB32を構築することが可能となる。
【0063】
続いて、第2の実施形態における情報提供システム2により実行制御される利用頻度参照処理について説明する。併せて、本発明に係る情報提供方法を構成する各ステップについて説明する。本利用頻度参照処理は、第1の実施形態において詳述した利用可否参照処理(図5参照)と共通するステップを複数含む。具体的には、図10に示すT11〜T13の各処理は、図5に示したS11〜S13に相当する。但し、本実施形態における通知要求は、通信方式の通知要求ではなく、利用頻度の通知要求である点において第1の実施形態と相違する。
【0064】
以下、本利用頻度参照処理に特有のステップ(図10の太線枠内に示す処理)について説明する。
T14では、エリア特定部33により、T13で取得された位置情報を基に、その位置が何れのエリアに属するものであるかが特定される。
T15では、エリア特定部33により、T14で特定されたエリアにおける各通信方式の現在の利用頻度が利用頻度DB32から取得される。
【0065】
例えば、位置情報の示す位置が“緯度X3、経度Y3”であり、移動機が“エリアA2”内に在圏する場合には、エリアA2に対応する携帯電話の利用頻度情報“15”(図8(a)参照)が利用頻度格納領域32bから取得される。同様に、エリアA2に対応する無線LANの利用頻度“00”(図8(b)参照)が利用頻度格納領域32dから取得される。
【0066】
T15では、情報提供サーバ30の通信部31により、T15で取得された利用頻度情報が移動機10宛に送信される。
T16では、移動機10の有する通信部15,16,17の何れかにより、T15で送信された利用頻度情報が受信される。
T17では、T16で受信された利用頻度情報が移動機10の表示装置(図示せず)に表示される。このとき表示される情報の一例を図11に示す。
【0067】
図11は、移動機10のユーザが参照する通信方式の位置として、“緯度X3、経度Y3”を指定した場合に表示される情報を示す図である。上述した様に、“緯度X3、経度Y3”の位置はエリアA2に属し、現時点における利用頻度は、携帯電話が“15”で無線LANが“0”である。したがって、図11に示す様に、「携帯電話:15、無線LAN:00」といった利用頻度を示すテキストデータが移動機10に表示される。また、何れの通信方式も利用不可である場合には、「このエリアでは、無線通信はご使用になれません。」等といったテキストデータを表示してもよい。更に、利用頻度が所定の閾値を超えている場合には、「このエリアでは、無線通信容量が不足しています。」等といったテキストデータを表示することもできる。なお、表示形態は、テキスト表示に限らず、地図などと組み合わせた画像表示であってもよい。
【0068】
以上説明した様に、第2の実施形態における情報提供システム2によれば、情報提供サーバ30は、移動機10を含む複数の移動機から、現在位置における通信方式の利用可否を示す情報を収集する。かかる情報が収集される度に、対応する通信方式及びエリアの利用頻度が利用頻度DB32において更新される。また、上記現在位置は、各移動機が可能な限り高精度に推定可能な通信方式を利用して推定されたものである。したがって、各移動機が、この現在位置を基に特定されたエリアにおける利用頻度を登録することにより、各移動機のユーザは、最新の情報が反映された精確な利用頻度を簡易迅速に参照することができる。
【0069】
また、移動機10は、現在位置における各通信方式の利用頻度はもとより、現在位置とは異なる位置、例えば、現在は存在しないが今後移動する予定の位置における利用頻度をも容易に把握することができる。
更に、通信事業者は、利用頻度DB32に格納されているデータを参照することで、許容通信容量に比べて利用頻度が高いエリア、すなわち無線リソースが不足気味のエリアを容易に把握することができる。これにより、移動機の通信エリアの構築計画を効率的に行うことが可能となる。
【0070】
なお、本発明は、上述した第1及び第2の実施形態に記載の内容に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変形態様を採ることも可能である。例えば、本実施の形態では、移動機10が利用可能な通信方式として、携帯電話と無線LANとを例示した。しかし、相互に異なる通信方式であれば、例えば第三世代携帯電話とPDC(Personal Digital Cellular)などの様に、携帯電話同士であってもよい。
【0071】
最後に、上述した情報提供技術を実現するためのプログラムについて説明する。本発明に係る情報提供プログラム40は、携帯電話と無線LANの通信方式を適用可能な移動機10により実行可能である。図12に示す様に、情報提供プログラム40は、磁気ディスク、光ディスクを始めとする記録媒体4内部に形成されたプログラム格納領域4aに格納されている。情報提供プログラム40は、メインモジュール41と、携帯電話網電波測定モジュール42と、無線LAN電波測定モジュール43と、利用可否判定モジュール44と、通信方式選定モジュール45と、携帯電話網通信モジュール46と、無線LAN通信モジュール47と、有線LAN通信モジュール48とを含む。
【0072】
メインモジュール41は、移動機10の実行する処理を統括的に制御するモジュール(構成単位)である。携帯電話網電波測定モジュール42と、無線LAN電波測定モジュール43と、利用可否判定モジュール44と、通信方式選定モジュール45と、携帯電話網通信モジュール46と、無線LAN通信モジュール47と、有線LAN通信モジュール48の各モジュールを実行させることによって実現する機能は、移動機10の有する携帯電話網電波測定部11と、無線LAN電波測定部12と、利用可否判定部13と、通信方式選定部14と、携帯電話網通信部15と、無線LAN通信部16と、有線LAN通信部17の機能とそれぞれ同様である。
【0073】
情報提供プログラム40は、その一部若しくは全部が、通信回線等の伝送媒体を介して伝送され、他の機器により受信されて記録(インストールを含む)される構成としてもよい。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、移動機において、経時的に変化する複数の通信方式の利用可否を高精度に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における情報提供システムの機能的構成を示すブロック図である。
【図2】優先順位テーブル内部のデータ格納例を示す図である。
【図3】地理的情報DB内部のデータ格納例を示す図である。
【図4】利用可否登録処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】利用可否参照処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】利用可否参照処理を実行した結果、移動機に表示される情報の一例を示す図である。
【図7】第2の実施形態における情報提供システムの機能的構成を示すブロック図である。
【図8】図8(a)は、携帯電話の通信方式に対応する、利用頻度DB内部のデータ格納例を示す図である。図8(b)は、無線LANの通信方式に対応する、利用頻度DB内部のデータ格納例を示す図である。
【図9】利用頻度登録処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】利用頻度参照処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】利用頻度参照処理を実行した結果、移動機に表示される情報の一例を示す図である。
【図12】記録媒体に格納されている情報提供プログラムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1,2…情報提供システム、10…移動機、13…利用可否判定部、14…通信方式選定部、15…携帯電話網通信部、16…無線LAN通信部、20,30…情報提供サーバ、21,31…通信部、22…地理的情報DB、23…通信方式特定部、32…利用頻度DB、33…エリア特定部
Claims (3)
- 複数の通信方式による通信が可能な移動機から情報を収集するサーバ装置であって、
前記移動機は、前記移動機の現在位置における複数の通信方式の利用可否を判定する判定手段と、前記判定手段により利用可能と判定された通信方式のうち、現在位置を最も精確に測定し得る通信方式を選定する選定手段と、前記選定手段により選定された通信方式を利用して前記現在位置を推定し、前記判定手段による前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に、前記選定手段により選定された通信方式を利用して送信する送信手段とを備えており、
前記送信手段により送信された前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に受信する通信手段と、
前記通信手段により受信された前記現在位置を示す情報から、当該現在位置の属する地理的領域を特定する領域特定手段と、
前記通信手段により利用可能な通信方式に関する判定結果が受信された直近の単位時間当たりの回数を、前記通信方式と、前記領域特定手段により特定された地理的領域とに対応付けて、利用頻度情報として逐次更新可能に格納する格納手段と
を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 前記領域特定手段は、前記格納手段に逐次更新可能に格納されている利用頻度情報を参照して、前記現在位置若しくは前記移動機により指定された位置の属する地理的領域における各通信方式の利用頻度を特定し、
前記通信手段は、移動機からの要求に応じて、前記領域特定手段により特定された利用頻度を前記移動機に通知することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。 - 複数の通信方式による通信が可能な移動機が、
前記移動機の現在位置における複数の通信方式の利用可否を判定する判定ステップと、
前記判定ステップにて利用可能と判定された通信方式のうち、現在位置を最も精確に測定し得る通信方式を選定する選定ステップと、
前記選定ステップにて選定された通信方式を利用して前記現在位置を推定し、前記判定ステップにおける前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に、前記選定ステップにて選定された通信方式を利用して送信する送信ステップとを含み、
サーバ装置が、
前記送信ステップにて送信された前記利用可否の判定結果を、前記現在位置を示す情報と共に受信する受信ステップと、
前記受信ステップにて受信された前記現在位置を示す情報から、当該現在位置の属する地理的領域を特定する領域特定ステップと、
前記受信ステップにて利用可能な通信方式に関する判定結果が受信された直近の単位時間当たりの回数を、前記通信方式と、前記領域特定ステップにて特定された地理的領域とに対応付けて、利用頻度情報として逐次更新可能に格納手段に格納する格納ステップと、
前記格納手段に逐次更新可能に格納されている利用頻度情報を参照して、前記現在位置若しくは前記移動機により指定された位置の属する地理的領域における各通信方式の利用頻度を特定する頻度特定ステップと、
移動機からの要求に応じて、前記頻度特定ステップにて特定された利用頻度を前記移動機に通知する通知ステップと
を含むことを特徴とする情報提供方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003078915A JP3984922B2 (ja) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | 移動機、サーバ装置、及び情報提供方法 |
US10/801,595 US7171218B2 (en) | 2003-03-20 | 2004-03-17 | Mobile unit, server and method of providing information |
EP04006421A EP1460873B1 (en) | 2003-03-20 | 2004-03-17 | Mobile unit, server and method of providing information |
CN200410047716.3A CN1276679C (zh) | 2003-03-20 | 2004-03-19 | 移动单元,服务器和提供信息的方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003078915A JP3984922B2 (ja) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | 移動機、サーバ装置、及び情報提供方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004289487A JP2004289487A (ja) | 2004-10-14 |
JP3984922B2 true JP3984922B2 (ja) | 2007-10-03 |
Family
ID=32821401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003078915A Expired - Fee Related JP3984922B2 (ja) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | 移動機、サーバ装置、及び情報提供方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7171218B2 (ja) |
EP (1) | EP1460873B1 (ja) |
JP (1) | JP3984922B2 (ja) |
CN (1) | CN1276679C (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE374512T1 (de) * | 2004-10-20 | 2007-10-15 | Alcatel Lucent | Verfahren, zugangspunkt, telekommunikationsvorrichtung, server und informationssystem zur herstellung und zum auffinden von, in einem telekommunikationsnetzwerk, verfügbaren netzverbindungssorten |
DE102004057387A1 (de) | 2004-11-26 | 2006-06-01 | Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. | Verfahren zum Durchführen von Handover- und Roaming-Prozeduren in Funknetzen |
EP1892926B1 (en) * | 2004-12-24 | 2009-08-26 | Research In Motion Limited | Tailoring Content for Mobile Electronic Device Based on Network |
US7821449B2 (en) | 2005-01-12 | 2010-10-26 | Qualcomm Incorporated | Base station almanac assisted positioning |
GB0500601D0 (en) * | 2005-01-13 | 2005-02-16 | Koninkl Philips Electronics Nv | Communication device and method of communication using wireless communication protocol |
US20060246899A1 (en) | 2005-04-28 | 2006-11-02 | Research In Motion Limited | System and method for providing network advertisement information via a network advertisement broker (NAB) |
US8428584B2 (en) | 2005-07-01 | 2013-04-23 | Research In Motion Limited | System and method for accelerating network selection by a wireless user equipment (UE) device |
US7380000B2 (en) * | 2005-08-16 | 2008-05-27 | Toshiba America Research, Inc. | IP network information database in mobile devices for use with media independent information server for enhanced network |
JP4598630B2 (ja) * | 2005-09-02 | 2010-12-15 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動機、通信システム及び電話通信の切り替え方法 |
JP4694319B2 (ja) * | 2005-09-06 | 2011-06-08 | Kddi株式会社 | 無線通信制御システム及び無線通信制御方法 |
JP4642613B2 (ja) * | 2005-09-06 | 2011-03-02 | Kddi株式会社 | 無線通信制御システム及び無線通信制御方法 |
JP4642612B2 (ja) * | 2005-09-06 | 2011-03-02 | Kddi株式会社 | 無線通信制御システム及び無線通信制御方法 |
US7953410B2 (en) | 2006-03-02 | 2011-05-31 | Research In Motion Limited | Cross-technology coverage mapping system and method for modulating scanning behavior of a wireless user equipment (UE) device |
EP1830596B1 (en) * | 2006-03-02 | 2009-04-29 | Research In Motion Limited | Method and wireless user equipment for position assisted network scanning |
JP4716144B2 (ja) | 2006-04-26 | 2011-07-06 | 日本電気株式会社 | マルチモード携帯端末及びモード切替方法 |
US8010105B2 (en) | 2006-05-19 | 2011-08-30 | Research In Motion Limited | System and method for facilitating accelerated network selection using a weighted network list |
EP1858278B1 (en) | 2006-05-19 | 2013-05-15 | Research In Motion Limited | System and method for facilitating accelerated network selection in a radio network enviroment |
US8374623B2 (en) | 2006-07-21 | 2013-02-12 | Microsoft Corporation | Location based, software control of mobile devices |
WO2008013768A2 (en) * | 2006-07-23 | 2008-01-31 | William Glad | System and method for video on request |
US20080274715A1 (en) * | 2007-05-01 | 2008-11-06 | David Lloyd Heit | Call Cost Indicator For Mobile Devices |
KR20090046601A (ko) * | 2007-11-06 | 2009-05-11 | 삼성전기주식회사 | 모바일 디바이스 및 모바일 디바이스의 위치 획득 방법 |
JP4925211B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2012-04-25 | Necエンジニアリング株式会社 | 無線通信システム及び移動通信端末 |
JP5059649B2 (ja) * | 2008-02-18 | 2012-10-24 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 移動体の無線通信制御装置及び無線通信制御方法 |
US20090245200A1 (en) * | 2008-03-31 | 2009-10-01 | Violeta Cakulev | Method and apparatus for communication between wireless telecommunications networks of different technology types |
CN102047741B (zh) * | 2008-05-27 | 2014-03-19 | 株式会社Ntt都科摩 | 位置信息管理方法以及网络装置 |
JP2010045661A (ja) | 2008-08-14 | 2010-02-25 | Nec Corp | 通信端末、接続方法およびプログラム |
US7974627B2 (en) * | 2008-11-11 | 2011-07-05 | Trueposition, Inc. | Use of radio access technology diversity for location |
JP5476880B2 (ja) * | 2009-09-14 | 2014-04-23 | ソニー株式会社 | 情報提供装置及び情報提供方法、コンピューター・プログラム、並びに無線通信装置 |
JP5815690B2 (ja) * | 2010-06-15 | 2015-11-17 | スペクトラム ブリッジ, インコーポレイテッド | ネットワークアクセスを電子デバイスに提供するシステム及び方法 |
CN103125127B (zh) * | 2010-07-27 | 2016-04-06 | Sk电信有限公司 | 使用wlan/wpan通信的位置和状态信息提供/查询系统、日志信息提供/查询系统和方法、业务服务器和客户终端、位置和状态提供/查询方法 |
CN103563451B (zh) * | 2011-05-31 | 2017-06-13 | 黑莓有限公司 | 用于选择最优接入并在接入之间无缝转移的协作方案 |
JP2013172294A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Nec Engineering Ltd | 画像配信装置 |
JP2014003463A (ja) * | 2012-06-19 | 2014-01-09 | Hitachi Ltd | 通信システム、移動端末及び通信方法 |
US10004054B2 (en) * | 2015-07-09 | 2018-06-19 | Acer Incorporated | Method of making mobile originated calls using user equipment in IOPS dual PLMN mode of operation |
JP6467716B2 (ja) * | 2016-03-16 | 2019-02-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 無線システム装置 |
CN113271163B (zh) * | 2021-07-20 | 2021-11-05 | 深圳市万联航通电子科技有限公司 | 无人机自适应选频方法、装置、设备及存储介质 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5214789A (en) * | 1989-11-17 | 1993-05-25 | Uniden America Corporation | Radio channel allocation based on location of mobile users |
US6331825B1 (en) * | 1994-10-31 | 2001-12-18 | Peoplenet, Inc. | Mobile locator system |
GB2313257A (en) | 1996-05-17 | 1997-11-19 | Motorola Ltd | Selecting data relevant to multiple communication systems in vicinity of a programmable subscriber unit |
JPH11259569A (ja) | 1998-03-13 | 1999-09-24 | Hitachi Ltd | 商品情報発信方法および装置 |
US6125278A (en) * | 1998-07-27 | 2000-09-26 | Wieczorek; Alfred A. | Method for optimizing resource allocation based on subscriber transmission history |
SE519366C2 (sv) | 1998-11-17 | 2003-02-18 | Ericsson Telefon Ab L M | Metod och anordningar rörande ett radiokommunikationssystem |
US6292743B1 (en) * | 1999-01-06 | 2001-09-18 | Infogation Corporation | Mobile navigation system |
DE19900543C2 (de) | 1999-01-11 | 2001-09-13 | Deutsche Telekom Mobil | Verfahren zur Erfassung von Kenndaten eines Mobilfunknetzes |
US6748217B1 (en) | 1999-12-30 | 2004-06-08 | Denso Corporation | Rapid acquisition and system selection of mobile wireless devices using a system map |
US6716101B1 (en) * | 2000-06-28 | 2004-04-06 | Bellsouth Intellectual Property Corporation | System and method for monitoring the location of individuals via the world wide web using a wireless communications network |
US6937877B2 (en) * | 2000-12-21 | 2005-08-30 | General Electric Company | Wireless communication with a mobile asset employing dynamic configuration of a software defined radio |
DE10064955C2 (de) | 2000-12-23 | 2003-03-27 | Daimler Chrysler Ag | Kommunikationssystem und Verfahren zur Organisation von Kommunikationswegen |
JP2002218547A (ja) | 2001-01-17 | 2002-08-02 | Nec Commun Syst Ltd | 移動体通信システムとその通信制御方法、及び通信制御プログラム |
GB2373676B (en) | 2001-03-19 | 2004-08-04 | Motorola Inc | Communications operating system and method therefor |
-
2003
- 2003-03-20 JP JP2003078915A patent/JP3984922B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-03-17 US US10/801,595 patent/US7171218B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2004-03-17 EP EP04006421A patent/EP1460873B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2004-03-19 CN CN200410047716.3A patent/CN1276679C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1541022A (zh) | 2004-10-27 |
CN1276679C (zh) | 2006-09-20 |
JP2004289487A (ja) | 2004-10-14 |
EP1460873A1 (en) | 2004-09-22 |
US7171218B2 (en) | 2007-01-30 |
EP1460873B1 (en) | 2011-07-20 |
US20040185850A1 (en) | 2004-09-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3984922B2 (ja) | 移動機、サーバ装置、及び情報提供方法 | |
CN101940055B (zh) | 以基于邻近性的自组织网络为基础的位置跟踪 | |
CN102498706B (zh) | 一种计算机实现的电力管理方法 | |
JP4199475B2 (ja) | 測位ゲートウェイ装置、端末位置情報要求処理方法およびプログラム | |
US9998855B2 (en) | Method and apparatus for switching modes | |
US7577441B2 (en) | Method and device for determining a position of a portable electronic device | |
JP5207400B2 (ja) | 位置情報提供システム、位置情報提供方法及び測位統合装置 | |
US20090191892A1 (en) | Integrating position-determining and wi-fi functions | |
US20100331017A1 (en) | Method and system of efficiently using mobile terminal context | |
RU2518912C2 (ru) | Устройство и способ связи, программа, устройство управления информацией и система связи | |
US20050255866A1 (en) | Method for handling position data in a mobile equipment, and a mobile equipment having improved position data handling capabilities | |
JP2006121688A (ja) | 移動通信ネットワークにおいて感知されるサービス品質マップを決定するための管理サーバ | |
JP2013537383A (ja) | 予測ネットワーク選択のためのエージェントベースの帯域幅監視 | |
JPWO2011046113A1 (ja) | 行動類型抽出システム、装置、方法、プログラムを記憶した記録媒体 | |
JP2016519283A (ja) | 外部生成された領域候補位置決定モード選択に応答するモバイルデバイス測位 | |
CN105547317A (zh) | 一种导航线路选择方法和移动终端 | |
CN104937914A (zh) | 信息处理设备、信息处理方法及程序 | |
CN106980654B (zh) | 路况更新方法、装置及计算机设备 | |
US9020524B2 (en) | Information processing apparatus, information management server, information processing method, information management method, program, and information processing system | |
JP2008011114A (ja) | 位置情報管理サーバ、移動体管理システム及び位置情報管理方法 | |
JP6951550B2 (ja) | サービス管理システム、情報処理装置、サービス管理方法、端末装置、及びモバイルバッテリ | |
JP2007142590A (ja) | 移動体通信システム、無線制御サーバ、および無線通信端末 | |
JP6698720B2 (ja) | 通信制御プログラム、通信制御装置、通信制御方法、管理サーバ、管理方法及び管理プログラム | |
JP5743180B2 (ja) | 通信端末、その制御プログラム、通信システム及び情報共有方法 | |
JP3229221B2 (ja) | 車両情報収集方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050411 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070612 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070709 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |