JP3984362B2

JP3984362B2 - Wet tissue packaging bags

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Publication number: JP3984362B2
Application number: JP14671198A
Authority: JP
Inventors: 孝司山口; 浩章加地
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1998-05-13
Filing date: 1998-05-13
Publication date: 2007-10-03
Anticipated expiration: 2018-05-13
Also published as: JPH11321942A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェットティッシュの包装袋に関し、更に詳しくは、特に、ロール状のウェットティッシュの包装用に適し、使用時の使い勝手がよく、経済性に優れると共に、使用後の廃棄適性にも優れたウェットティッシュの包装袋に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、折り重ね形式のウェットティッシュの包装には、プラスチック成形容器のほか、内袋とカートンとを組み合わせたものなどが用いられている。
しかし、ロール状のウェットティッシュの包装には、殆どの場合、ブロー成形による容器本体と、射出成形によるスリット状などの取り出し口付き内蓋および外蓋とを組み合わせたプラスチック成形容器が用いられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
このようなプラスチック成形容器は、剛性があり、使い勝手がよい利点を有するものの、プラスチックの使用量が多く、使用後、廃棄する際には、嵩張り、また、焼却を必要とするなど、その廃棄性や環境問題に対しては好ましくない面があり、コストも高く経済性の点でも不利となる欠点があった。
【０００４】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、生産性および使い勝手がよく、プラスチックの使用量も少なく、使用後、廃棄する際には、嵩張らず、焼却処理などによる環境面に対する影響も少なく、且つ、コスト面でも安く経済性にも優れたウェットティッシュの包装袋を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、以下の本発明により解決することができる。
即ち、請求項１に記載した発明は、プラスチックを主とする積層フィルムを袋状にヒートシールしてなるウェットティッシュの包装袋であって、該包装袋が、ガセットパウチ形式の包装袋であり、且つ該包装袋は、横に９０°寝かせてガセット部が天面と底面になるように用いられ、その天面の中心部に開口部が設けられると共に、該開口部に、引き出されたウェットティッシュの保持機能を有する取り出し口を備えた内蓋と、該取り出し口の再封鎖が可能な外蓋とが取り付けられ、該内蓋と外蓋とはプラスチックの一体化成形により一体的に形成されており、該内蓋は、フラットな基板の中心部に十字形の取り出し口が設けられ、該取り出し口を取り囲むように該基板上に、前記外蓋と嵌合し、取り出し口を閉鎖するための筒状体が設けられた構成であり、該外蓋は、蓋板と、その内面側に設けられ、前記内蓋の筒状体の外周に嵌合する筒状体とで構成され、該内蓋と外蓋とは、該内蓋の端部上面に立設された板状部と、その上端に連設され外蓋の端部に繋がる薄肉部とで形成された連結部でヒンジ状に連結されていることを特徴とするウェットティッシュの包装袋からなる。
【０００６】
上記内蓋の取り出し口のウェットティッシュの保持機能は、内蓋に設ける取り出し口の大きさと形状を、取り出し口から使用単位のウェットティッシュを引き出す時、抵抗を生じるように狭く、また、取り出し口の中心方向に向かって突起を有する形状に設けることにより、付与することができる。
【０００７】
このような構成を採ることにより、包装袋に収納されたウェットティッシュを使用する際、先ず、外蓋を開け、内蓋の取り出し口に保持されたウェットティッシュの先頭部を摘んで引き出すことにより、ウェットティッシュと取り出し口との間に生じる抵抗力により自然にウェットティッシュが使用単位長さで切断され、取り出される。この時、次の使用単位のウェットティッシュの先頭部が若干取り出し口から突き出た状態で保持され、内部に沈み込むことがなく、次回の使用に備えることができる。次いで、外蓋を閉じることにより、再封鎖することがでる。
従って、内部のウェットティッシュは、乾燥することなく、最後まで良好に使用することができる。
【０００８】
このような包装袋は、その内蓋と外蓋に、プラスチックの成形体を用いたとしても、プラスチック成形容器と比較すると、プラスチックの使用量を格段に少なくでき、しかも、使い勝手は良好に維持でき、且つ、使用後は嵩張らず、焼却、或いは埋め立てなど廃棄物としての処理も容易で環境に対する影響も少なく、経済性にも優れている。
【００１０】
前記内蓋と外蓋とが、プラスチックの一体化成形により一体的に形成された構成とすることにより、内蓋と外蓋とを、例えば薄肉部によりヒンジ状に連結するか、或いは、紐状の連結部を設けて連結することができるので、使用中に外蓋が散逸することを防止でき、使用時の便利性を向上させることができる。
また、内蓋と外蓋とを別々に成形して組み合わせる必要がないため、工程の簡略化が図れる。
【００１３】
請求項２に記載した発明は、前記内蓋および外蓋が、取り外し、および再取り付け可能に包装袋に取り付けられていることを特徴とする請求項１記載のウェットティッシュの包装袋である。
【００１４】
内蓋および外蓋を、取り外し、および再取り付け可能に包装袋に設ける方法としては、例えば、内蓋のフランジ部など包装袋との接合部に粘着加工を施して、再剥離可能に包装袋の開口部周縁に貼着しておくことにより実施できる。
【００１５】
このような構成を採ることにより、前記請求項１に記載した発明の作用、効果に加えて、使用後の内蓋と外蓋とを再使用できるようになる。
即ち、新しいウェットティッシュの包装袋を、袋に開口部を設け、その部分を粘着シール蓋、またはイージーピール性のヒートシール剤を加工したフィルム蓋で封止した袋に、ウェットティッシュを密封包装した形態で供給し、使用時に、その粘着シール蓋、またはイージーピール性のフィルム蓋を剥がして開口部を開封し、その開口に、使用済みの包装袋から剥がした内蓋と外蓋とを、その内蓋に加工された粘着剤を利用して貼り付けることにより再使用することができる。
以上のように内蓋と外蓋とを再使用することにより、プラスチックの使用量を更に削減することができ、使用後の廃棄適性も一層向上させることができる。
【００１７】
ガセットパウチ形式の包装袋は、通常、そのガセット部は包装袋の両側の側面にあるが、本発明の構成では、ガセット部が包装袋の上下、即ち、天面と底面になるように用い、その天面に開口部を設け、そこに前記内蓋および外蓋を取り付けた構成である。
【００１８】
このような構成を採ることにより、天面と底面の両方を中央部にヒートシール部のないフラットな平面で形成することができるので、フラットな底面により、包装袋の自立性が一層向上し、外観と共に使い勝手も一層よくなる。
また、天面においても、その中心部に内蓋と外蓋とを取り付けることができるので、ロール状のウェットティッシュを巻芯側から真上に容易に引き出すことができ、外観および使い勝手の点で一層優れた包装袋を提供することができる。
【００１９】
請求項３に記載した発明は、前記ウェットティッシュがロール状であることを特徴とする請求項１または２に記載のウェットティッシュの包装袋であり、本発明のウェットティッシュの包装袋は、特にロール状のウェットティッシュに対して好適に使用できるものである。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下に本発明のウェットティッシュの包装袋の製造に用いるフィルム、および内蓋と外蓋の構成など発明の実施の形態について説明する。
先ず、本発明のウェットティッシュの包装袋の本体部分に用いるフィルムとしては、主にプラスチックを主体とする積層フィルムを用いるが、特に限定はされず、例えば、水分などを含む内容物の包装袋用に用いられている公知の積層フィルムは、いずれも使用することができる。
好ましく使用できる積層フィルムの代表的な例として、以下のような構成が挙げられる。
【００２１】
(1) ＯＰＰフィルム／接着層／ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(2) ＯＰＰフィルム／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(3) ＯＰＰフィルム（ＰＶＤＣコート層）／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(4) ＯＰＰフィルム／接着層／アルミニウム箔／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(5) ＯＰＰフィルム／接着層／ＥＶＯＨ層／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(6) ＰＥＴフィルム／接着層／ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(7) ＰＥＴフィルム／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(8) ＰＥＴフィルム（ＰＶＤＣコート層）／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(9) ＰＥＴフィルム（シリカ蒸着層又はアルミナ蒸着層）／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(10)ＰＥＴフィルム／接着層／アルミニウム箔／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(11)ＰＥＴフィルム／接着層／ＥＶＯＨ層／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(12)ＯＮフィルム／接着層／ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(13)ＯＮフィルム／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(14)ＯＮフィルム（ＰＶＤＣコート層）／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(15)ＯＮフィルム（シリカ蒸着層又はアルミナ蒸着層）／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(16)ＯＮフィルム／接着層／アルミニウム箔／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
(17)ＯＮフィルム／接着層／ＥＶＯＨ層／接着層／Ｌ・ＬＤＰＥ層（シーラント層）
などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく様々な構成（材料の組み合わせ）の積層フィルムを使用することができる。
【００２２】
尚、上記において、ＯＰＰフィルムは２軸延伸ポリプロピレンフィルム、ＰＥＴフィルムは２軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、ＯＮフィルムは２軸延伸ナイロンフィルム、ＬＤＰＥは低密度ポリエチレン、Ｌ・ＬＤＰＥは直鎖状低密度ポリエチレン、ＰＶＤＣはポリ塩化ビニリデン、ＥＶＯＨはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物を指すものである。
【００２３】
また、ＬＤＰＥ層、Ｌ・ＬＤＰＥ層、ＥＶＯＨ層は、それぞれ予め製膜したフィルムを、接着剤を用いて公知のドライラミネーション法で貼り合わせて積層してもよく、また、それぞれの樹脂を、積層面にアンカーコート（一種のプライマーコート）などの前処理を施した後、押し出しコーティング法で積層してもよい。従って、前記積層フィルムの構成で接着層と表示した部分は、ドライラミネーション法で積層する場合は接着剤であり、押し出しコーティング法で積層する場合はアンカーコート剤となる。
【００２４】
前記の積層フィルムの構成において、ＯＰＰフィルム、ＰＥＴフィルム、ＯＮフィルムは、基材フィルムとして包装袋に機械的強度や印刷適性を付与し、アルミニウム箔、ＰＶＤＣコート層、シリカ蒸着層、アルミナ蒸着層、ＥＶＯＨ層などは、特にガスバリヤー性を必要とする場合に積層する。
【００２５】
また、シーラント層としては、ＬＤＰＥと、Ｌ・ＬＤＰＥの２種類の例を挙げたが、Ｌ・ＬＤＰＥは、ヒートシールの安定性や耐内容物性、例えば界面活性剤に対する耐ストレスクラッキング性などに優れている。
シーラント層には上記のほか、ポリプロピレン（無延伸）、エチレン・αオレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリエステル系樹脂などを使用することができる。
【００２６】
特に、エチレン・αオレフィン共重合体でメタロセン系触媒を用いて重合したものは、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定しているため、低温ヒートシール性や、熱間シール性に優れており、ガセットパウチなどヒートシール部にフィルムの重なりの差による段差のあるパウチのシーラント層にはシール抜けによるピンホールの発生を防止できる点で適している。
更に、該共重合体にオレフィン系エラストマーをブレンドしたものを用いることにより、シーラント層の熱流動性が改善され、前記段差によるピンホールの発生も一層効果的に防止することができる。
【００２７】
次に、本発明のウェットティッシュの包装袋の開口部に取り付ける取り出し口付きの内蓋と、その取り出し口を閉鎖する外蓋について説明する。
内蓋は、包装袋の上部の一部に設けられた開口部に取り付けられ、内部に収納されたウェットティッシュを容易に取り出せるよう、その先頭部を保持すると共に、引き出されたウェットティッシュを使用単位長さにカットする際の押さえの機能を果たす取り出し口を備えたものである。
従って、材質は、耐水性と適度の剛性を有することが必要であり、プラスチックの射出成形などによる成形体で形成することが好ましい。
内蓋に設ける取り出し口の大きさと形状は、特に限定するものではないが、引き出したウェットティッシュを使用単位長さで自動的に切断するための押さえ機能と、切断後、残されたウェットティッシュの先頭部が内部に沈み込まないよう保持するための保持機能とを有することが必要であり、このためには、ウェットティッシュを引き出す時、抵抗を生じる程度に狭く、そして、十字形や星形などのように中心方向に向かって突起を有する形状とすることが好ましい。
【００２８】
また、外蓋は、内蓋に設けられた前記取り出し口を閉鎖し、包装袋に収納されたウェットティッシュの乾燥を防ぐために設けるものであるが、ウェットティッシュの使用が多数回に分けて行われるため、その都度開閉を繰り返して行う必要があり、できるだけ開閉操作の簡単なものが好ましい。
従って、外蓋は、例えば内蓋と別体のスクリュー式のキャップでもよいが、内蓋と薄肉部などでヒンジ状に連結されたプラスチックの一体化成形体で形成されるワンタッチ式のキャップが、開閉操作も簡便であり、より好ましい。
また、特に、使用後の廃棄適性や経済性などを重視する場合は、フィルムを基材とする粘着シール蓋とすることもできる。
【００２９】
上記内蓋の包装袋への取り付けは、例えば、熱接着により取り外しができないように完全接着する方法と、粘着剤を用いて取り外しおよび再取り付け可能に接着する方法のいずれの方法も採ることができる。
即ち、内蓋と外蓋とを、一つの包装袋で使い捨てにする場合は、取り外しの必要がないため、強固に完全接着させればよく、このためには、内蓋を、例えば包装袋のシーラント層と熱接着可能な樹脂で成形して作製し、包装袋の開口部に内側から挿入して、内蓋のフランジ部の上面と包装袋開口部周縁のシーラント層との間で熱接着させて取り付けることができる。
内蓋の材質は、例えば、包装袋のシーラント層がポリエチレンの場合には、ポリエチレンを用いればよく、シーラント層がポリプロピレンの場合にはポリプロピレンを用いることができる。
このほか、包装袋の開口部周縁の外面にヒートシール剤を塗布しておいて、その上に内蓋を重ね、内蓋のフランジ部下面とヒートシール剤塗布面とをヒートシールして取り付けることもできる。
【００３０】
また、内蓋と外蓋とを、一つの包装袋で使用した後、別の包装袋に取り付けて再使用する場合は、例えば、内蓋と包装袋との接着に粘着剤を用いて再剥離可能に接着することにより実施できる。
具体的には、例えば、内蓋のフランジ部下面周縁部に粘着剤を塗布しておいて、これを包装袋の開口部周縁部に貼着することにより、取り外しおよび再取り付け可能とすることができる。
【００３１】
本発明において、包装袋の本体部分、即ち、袋自体の形態は、特に限定されず、例えば三方シール形式、ピローパウチ形式、ガセットパウチ形式のほか、これらの変形タイプなどの種々の形態を採ることができる。只、これらの中でもガセットパウチ形式の包装袋であって、これを横に９０℃寝かせた形態、即ち、ガセット部が天面と底面になるように用いた形態が、天面および底面を、折り込み部などのないフラットなフィルム面で形成できるため、取り出し口を備えた内蓋の取り付けが容易になり、また、取り出し口の位置を天面の中心部とすることができるため、ウェットティッシュの取り出しも容易になり、更に、包装袋の自立性が向上するなど多くの利点があり特に適している。
【００３２】
【実施例】
以下に、図面を用いて本発明を更に具体的に説明する。
但し、本発明はこれらの図面に限定されるものではない。また、図面に付した符号は、異なる図面においても同じ名称の部分には同じ符号を用いた。
【００３３】
図１、図２、図３は、それぞれ本発明のウェットティッシュの包装袋に取り付けられる内蓋および外蓋の一実施例の構成を示す斜視図であり、各図において、（イ）は外蓋を閉じた時の形状を示し、（ロ）は外蓋を開けた時の形状を示す斜視図である。
【００３４】
図１の（イ）、（ロ）に示した内蓋５０および外蓋６０は、両者が一体化成形されたものであり、内蓋５０と外蓋６０とは、薄肉部６が設けられた連結部７により、内蓋の基板１の一端にヒンジ状に連結されている。
内蓋５０は、フラットな基板１の中心部に十字形の取り出し口２が設けられ、その取り出し口２を取り囲むように基板１上に、外蓋と嵌合し、取り出し口２を閉鎖するための筒状体３が設けられた構成である。
外蓋６０は、蓋板４と、その内面側に設けられ、内蓋の筒状体３の外周に嵌合する筒状体５とで構成されている。
即ち、図には示していないが、内蓋５０と外蓋６０とは、内蓋の筒状体３の外周面と、外蓋の筒状体５の内周面とに、それぞれ小さな凸条部を設け、外蓋６０を閉じた時、両者の凸条部が互いに乗り越え合うことにより嵌合される。
【００３５】
このような内蓋５０および外蓋６０は、その内蓋の基板１の内面の周縁部、または包装袋に設けられた開口部の外側周縁部に、粘着剤またはヒートシール剤を塗布しておくことにより、包装袋の開口部の外側周縁部に圧着またはヒートシールにより取り付けることができる。
尚、内蓋５０および外蓋６０の取り付けに粘着剤を用いた場合は、取り外しおよび再貼着が可能であるため、使用後の内蓋５０および外蓋６０を別の包装袋に再使用することもできる。
【００３６】
図２の（イ）、（ロ）に示した内蓋５１および外蓋６１は、前記図１に示した内蓋５０および外蓋６０と同様、両者を一体化成形して作製したものであるが、内蓋５１と外蓋６１との連結部７の位置のみを、変えて構成したものである。
即ち、内蓋５１の基板１の一端から所定の間隔を開けて、やや内側（中心部）寄りに薄肉部６を有する連結部７を設けて内蓋５１と外蓋６１とを連結したものである。
【００３７】
このような構成を採ることにより、連結部７の外側にもフランジ状に基板１が存在する形状となるため、内蓋５１の筒状体３と連結部７とを合わせた領域の外側全周に、基板１によるフランジ状部が形成された構成となる。
従って、内蓋５１および外蓋６１を包装袋の開口部に取り付ける際、包装袋の開口部周縁の外面はもとより、包装袋開口部の内側から、内蓋５１および外蓋６１を差し込んで接合することにより、包装袋開口部周縁の内面にも取り付けることができる。
この場合、接合面が包装袋のシーラント層と内蓋５１の基板１の上面となるため、内蓋５１の材質にシーラント層と熱接着可能な樹脂を用いることにより、そのまま強固に熱接着することもできる。只、この方法は、内蓋５１の取り外しができなくなるため、内蓋５１および外蓋６１を再使用しない場合に限定される。従って、内蓋５１および外蓋６１を再使用する場合は、包装袋開口部の外面に粘着剤を使用して取り付けることが好ましい。
【００３８】
図３の（イ）、（ロ）に示した内蓋５２および外蓋６２は、それぞれを別々に作製する形式のものであり、内蓋５２は、基板１の中心部に窪み部８を設けると共に、その底面に十字形の取り出し口２を設けた構成である。
このような内蓋５２は、プラスチックの射出成形によっても作製できるが、真空成形法や圧空／真空成形法などのシート成形法によっても作製することができる。後者のシート成形法を用いる場合、窪み部８の成形後、外周および取り出し口２の打ち抜きを行えばよい。
【００３９】
外蓋６２は、粘着シール形式の蓋であり、内蓋５２の窪み部８を覆って、その周囲の基板１面に貼着し、取り出し口２を閉鎖できるようにしたものであり、一端に摘み部９を設けた蓋材の内面の周縁部に、パターン状に粘着加工を施して形成される。粘着加工のパターンは、粘着加工部１０にその一部を示すように、摘み部９と、内蓋５２の窪み部８に対応する部分が除かれた形状である。
このような粘着シール蓋は、その貼着と剥離とを繰り返して行うため、基材には、適度の柔軟性と強度を必要とし、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリプロピレンなどの２軸延伸フィルムが適している。これらは、単独のフィルムを用いてもよく、また、他の材料を積層した積層フィルムを用いてもよい。
【００４０】
このような構成を採ることにより、外蓋６２が、プラスチックの成形体ではなく、プラスチックの単体または積層フィルムなどを基材とする粘着シール形式の蓋で構成されているため、開閉の繰り返しなどの機能を損なうことなく、プラスチックの使用量を削減でき、使用後の廃棄適性の向上と共に、経済性にも優れた内蓋５２および外蓋６２を提供できる。
【００４１】
図４は、本発明のウェットティッシュの包装袋の一実施例の構成を示す斜視図である。
図４に示したウェットティッシュの包装袋１００は、内部にロール状のウェットティッシュが収納され密封された状態を示しており、包装袋１００は、その本体部分が、ガセットパウチ形式の包装袋１１で形成され、そのガセット部１２が包装袋１００の天面と底面とになるように用いて構成されている。従って、製袋時の背シール部はヒートシール部１３の位置にあり、上下の開口部のヒートシールはヒートシール部１４、１５の位置で行われている。
そして、包装袋１００の天面、即ち、ガセット部１２の中央部に切り欠きによる開口部を設け、その開口部を封止するように、その周縁部に前記図１に示した構成の一体化成形による内蓋５０および外蓋６０を接合して取り付けた構成である。
【００４２】
このような構成を採ることにより、ロール状のウェットティッシュが収納され、密封されたウェットティッシュの包装袋１００は、天面と底面とがガセットパウチ形式の包装袋１１のガセット部１２で形成されるため、この部分にヒートシール部などによるフィルムの重なりの差がなく、フラットな面で形成され、自立安定性と外観に優れている。また、天面の中央部に設けた切り欠きによる開口部への内蓋５０および外蓋６０の取り付けも粘着剤またはヒートシールにより容易に行うことができる。
特に、使用後の内蓋５０および外蓋６０を、次の図５に示すように、他の包装袋に取り付けて再使用する場合は、粘着剤を用いて取り付けることが好ましい。
【００４３】
そして、包装袋１００へのウェットティッシュの挿入は、側面のヒートシール部１４、１５のうち、少なくともいずれか一方が未シールで開口する状態で行われ、その際、ロール状のウェットティッシュの巻芯側の端を引き出し、前記図１の（ロ）に示される内蓋５０の十字形の取り出し口２から、その先頭部が若干突き出るように差し込み、取り出し口２でウェットティッシュの先頭部を保持させた状態で密封される。
【００４４】
従って、包装袋１００に密封包装されているウェットティッシュを使用する際には、外蓋６０を連結部７側に引き上げて開き、取り出し口２に保持されているウェットティッシュの先頭部を摘んで引き出すことにより、ウェットティッシュと十字形の取り出し口２との間で摩擦による抵抗力を生じるので、ウェットティッシュは自然に使用単位長さで切断され、残っているウェットティッシュの先頭部が、若干取り出し口２から上方に突き出た状態で保持され、次回の使用時に引き出し易い状態に維持される。
次いで、外蓋６０を元の位置に閉じることにより、内部のウェットティッシュは再封される。
この操作を繰り返すことにより、ウェットティッシュは乾燥することなく、最後まで良好な状態で使用することができる。
従って、使い勝手の点でも優れており、更に、包装袋１００の本体部分がフィルムで形成されているため、成形容器と比較して使用後は嵩張らず、プラスチックの使用量も少ないため、廃棄適性においても優れたウェットティッシュの包装袋１００を提供することができる。
【００４５】
図５は、本発明のウェットティッシュの包装袋において、使用後の内蓋および外蓋を他の包装袋で再使用する場合の手順を説明する斜視図である。
図５において、（イ）は、使用後の内蓋および外蓋を再使用するために供される別のウェットティッシュの包装袋の構成示す斜視図であり、この包装袋は、その本体部分が、前記図４に示した本発明のウェットティッシュの包装袋１００と同様、ガセットパウチ形式の包装袋１１で形成され、そのガセット部が天面と底面とになるように用いられている。
【００４６】
そして、内部にロール状のウェットティッシュが密封包装されると共に、天面の破線で示される部分には、切り欠き、またはミシン目状などの断続的な切目線による開口部が設けられ、その開口部は、摘み部付きのシール蓋１６のみで閉鎖された構成である。
【００４７】
このような構成のウェットティッシュ入りの包装袋を供給し、その摘み部付きのシール蓋１６を剥がすことにより、（ロ）に示すような天面が開口部１７で開口する包装袋が得られる。
【００４８】
従って、前記図４に示したウェットティッシュの包装袋１００を使用後、その内蓋５０および外蓋６０を天面から剥がし、前記（ロ）に示した包装袋の開口部１７の周縁部に、その粘着剤により再貼着することにより、（ハ）に示すように前記図４に示した包装袋１００と同じ構成のウェットティッシュの包装袋が得られ、内蓋５０および外蓋６０を再使用することができる。
このように内蓋および外蓋を再使用することにより、プラスチックの使用量を更に削減でき、廃棄適性に一層優れると共に、経済性においても有利なウェットティッシュの包装袋を提供することができる。
【００４９】
〔試験例１〕
図４に示した構成のウェットティッシュの包装袋を作製することとし、下記の材料、構成で試験例１のウェットティッシュの包装袋を作製した。
包装袋のフィルムには、厚さ１２μｍのＰＥＴフィルムと、厚さ８０μｍのＬ・ＬＤＰＥフィルムとを２液硬化型ポリウレタン系接着剤を用いてドライラミネーション法で貼り合わせた積層フィルムを用い、ガセットパウチ形式の包装袋を、そのガセット部を広げて天面と底面に用いて四角柱状とした時、天面と底面の寸法が縦、横各７０ｍｍで、高さが１４５ｍｍとなる寸法で製袋し、側面の一方を未シールで開口させ、天面の中心部には、直径２０ｍｍの円形の開口部を切り欠いて設け、その開口部の周縁部にポリエチレンの射出成形による図１に示した形状の内蓋および外蓋を、内蓋の下面にアクリル樹脂系粘着剤をパターン状に塗布して貼着した。
上記内蓋の中心部の取り出し口（十字形）は、長さ１２ｍｍ、幅０．８ｍｍのスリットを中心部で直角に交差させたものとした。
また、内蓋の下面には、粘着剤との密着性を向上させるため、コロナ放電処理などの前処理を施すこともできる。
【００５０】
以上のように作製したウェットティッシュの包装袋に、側面の開口部から、ロール状のウェットティッシュを、巻芯側の端部を一部引き出して先頭部を前記取り出し口に差し込んで挿入した後、側面の開口部をヒートシールして密封し、試験例１のウェットティッシュの包装袋とした。
上記で得た包装袋を４０℃、９０％ＲＨの条件下で２週間の保存試験を行った結果、内蓋と包装袋との接合部の剥がれもなく、密封性、そして自立性など良好であった。
また、使用適性の試験として、外蓋の開封、ウェットティッシュの取り出し、蓋閉めの操作を１か月の期間で繰り返し行ったが、取り出し口によるウェットティッシュの保持性、自然切断性も問題なく、最後まで良好に使用することができた。
また、使用後の包装袋は嵩張らず、内蓋および外蓋の取り外し、再使用も可能であった。
【００５１】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、自立安定性がよく、ウェットティッシュの取り出し、再封などの使用適性に優れると共に、プラスチックの使用量が少なく、使用後、廃棄する際には、嵩張らず、焼却処理などによる環境面に対する影響も少なく、且つ、経済性にも優れたウェットティッシュの包装袋を容易に提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のウェットティッシュの包装袋に取り付けられる内蓋および外蓋の一実施例の構成を示す斜視図であり、（イ）は外蓋を閉じた時の形状を示し、（ロ）は外蓋を開けた時の形状を示す斜視図である。
【図２】本発明のウェットティッシュの包装袋に取り付けられる内蓋および外蓋の別の一実施例の構成を示す斜視図であり、（イ）は外蓋を閉じた時の形状を示し、（ロ）は外蓋を開けた時の形状を示す斜視図である。
【図３】本発明のウェットティッシュの包装袋に取り付けられる内蓋および外蓋の更に別の一実施例の構成を示す斜視図であり、（イ）は外蓋を閉じた時の形状を示し、（ロ）は外蓋を開けた時の形状を示す斜視図である。
【図４】本発明のウェットティッシュの包装袋の一実施例の構成を示す斜視図である。
【図５】本発明のウェットティッシュの包装袋において、使用後の内蓋および外蓋を他の包装袋で再使用する場合の手順を説明する斜視図であり、（イ）は、内蓋および外蓋を再使用する際に用いる他のウェットティッシュの包装袋の構成を示す斜視図、（ロ）は、（イ）に示した包装袋のシール蓋を剥がした時の構成を示す斜視図、（ハ）は、（ロ）に示した包装袋の天面の開口部に、前記図４に示したウェットティッシュの包装袋で使用後の内蓋および外蓋を剥がして再貼着した時の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
１基板
２取り出し口
３筒状体
４蓋板
５筒状体
６薄肉部
７連結部
８窪み部
９摘み部
１０粘着加工部
１１ガセット形式の包装袋
１２ガセット部
１３、１４、１５ヒートシール部
１６シール蓋
１７開口部
５０、５１、５２内蓋
６０、６１、６２外蓋
１００ウェットティッシュの包装袋[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wet tissue packaging bag. More specifically, the present invention is particularly suitable for packaging a roll-shaped wet tissue, is easy to use at the time of use, is excellent in economic efficiency, and is excellent in disposal after use. The present invention relates to a wet tissue packaging bag.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in addition to plastic molded containers, a combination of an inner bag and a carton has been used for wrapping wet tissue in a folded form.
However, in most cases, a plastic molded container that combines a container body by blow molding and an inner lid with an outlet and an outer lid such as a slit by injection molding has been used for packaging wet tissue in roll form. .
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Although such plastic molded containers have the advantages of rigidity and ease of use, the amount of plastic used is large, and when it is discarded after use, it is bulky and needs to be incinerated. However, there are disadvantages in that it is unfavorable with respect to environmental and environmental problems, and is expensive and disadvantageous in terms of economy.
[0004]
The present invention has been made in order to solve such problems, and the object of the present invention is good productivity and ease of use, and the amount of plastic used is small. An object of the present invention is to provide a wet tissue packaging bag that is not bulky, has little environmental impact due to incineration, and is low in cost and economical.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The above problems can be solved by the following present invention.
That is, the invention described in claim 1 is a wet tissue packaging bag formed by heat-sealing a laminated film mainly made of plastic in a bag shape, and the packaging bag. Is a gusset pouch-type packaging bag, and the packaging bag is laid 90 ° horizontally and the gusset portion becomes the top surface and the bottom surface, and at the center of the top surface. An opening is provided As And an inner lid provided with a takeout port having a function of holding the drawn wet tissue at the opening, and an outer lid capable of resealing the takeout port. The inner lid and the outer lid are integrally formed by plastic molding, and the inner lid is provided with a cross-shaped outlet in the center of a flat substrate. It is a configuration in which a cylindrical body for fitting with the outer lid and closing the outlet is provided on the substrate so as to surround, the outer lid being provided on the inner surface side of the lid plate, The inner lid and the outer lid are composed of a plate-like portion erected on the upper surface of the end portion of the inner lid, and an upper end of the inner lid and the outer lid. It is connected like a hinge with a connecting part formed with a thin part that is connected and connected to the end of the outer lid It consists of a wet tissue packaging bag.
[0006]
The function of holding the wet tissue at the outlet of the inner lid is such that the size and shape of the outlet provided in the inner lid is narrow so as to generate resistance when the wet tissue of the unit used is pulled out from the outlet. It can provide by providing in the shape which has a processus | protrusion toward a center direction.
[0007]
By adopting such a configuration, when using the wet tissue stored in the packaging bag, first, by opening the outer lid, by picking and pulling the top of the wet tissue held in the outlet of the inner lid, The wet tissue is naturally cut by the unit length used and removed by the resistance force generated between the wet tissue and the take-out port. At this time, the top part of the wet tissue of the next use unit is held in a state protruding slightly from the takeout port, and does not sink into the inside, so that it can be prepared for the next use. Then, it can be resealed by closing the outer lid.
Therefore, the internal wet tissue can be used satisfactorily without drying.
[0008]
Even if plastic bags are used for the inner and outer lids of such packaging bags, the amount of plastic used can be significantly reduced compared to plastic molded containers, and the usability can be maintained well. Moreover, it is not bulky after use, and can be easily treated as waste such as incineration or landfill, has little environmental impact, and is excellent in economic efficiency.
[0010]
By adopting a configuration in which the inner lid and the outer lid are integrally formed by integral molding of plastic. The inner lid and the outer lid can be connected to each other in a hinge shape by, for example, a thin portion, or can be connected by providing a string-like connection portion, so that the outer lid can be prevented from being dissipated during use. Convenience during use can be improved.
Further, since it is not necessary to separately mold and combine the inner lid and the outer lid, the process can be simplified.
[0013]
Claim 2 In the invention described in the above, the inner lid and the outer lid can be removed and reattached to the packaging bag. attachment It is characterized by being Claim 1 It is a wet tissue packaging bag.
[0014]
For example, the inner lid and the outer lid can be removed and attached to the packaging bag in such a manner that the inner lid and the outer lid can be reattached. This can be done by sticking to the periphery of the opening.
[0015]
By adopting such a configuration, Claim 1 In addition to the operations and effects of the invention described in 1), the inner lid and the outer lid after use can be reused.
In other words, a new wet tissue packaging bag was provided, and the wet tissue was hermetically sealed in a bag in which an opening was provided in the bag and the portion was sealed with an adhesive seal lid or a film lid processed with an easy peel heat sealant. The adhesive seal lid or easy-peel film lid is peeled off at the time of use to open the opening, and the inner lid and outer lid peeled off from the used packaging bag are placed in the opening. It can be reused by sticking it using an adhesive processed into the inner lid.
As described above, by reusing the inner lid and the outer lid, it is possible to further reduce the amount of plastic used and to further improve the discardability after use.
[0017]
Gusset pouch-type packaging bags usually have gussets on the sides of the packaging bag. Of the present invention In the configuration, the gusset portion is used so as to be the upper and lower sides of the packaging bag, that is, the top surface and the bottom surface, an opening is provided on the top surface, and the inner lid and the outer lid are attached thereto.
[0018]
By adopting such a configuration, it is possible to form both the top surface and the bottom surface in a flat plane without a heat seal portion in the center portion, and the flat bottom surface further improves the independence of the packaging bag, Usability is improved along with the appearance.
In addition, since the inner lid and outer lid can be attached to the center of the top surface, the roll-shaped wet tissue can be easily pulled out directly from the core side. A more excellent packaging bag can be provided.
[0019]
Claim 3 The invention described in claim 1 is characterized in that the wet tissue is in the form of a roll. Or 2 A wet tissue packaging bag according to the present invention, the wet tissue packaging bag of the present invention, In particular It can be suitably used for a roll-shaped wet tissue.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the invention, such as a film used for manufacturing a wet tissue packaging bag of the present invention and a configuration of an inner lid and an outer lid, will be described below.
First, as a film used for the main body part of the wet tissue packaging bag of the present invention, a laminated film mainly composed of plastic is used, but there is no particular limitation, for example, for a packaging bag of contents containing moisture and the like. Any known laminated film used in can be used.
The following structures are mentioned as a typical example of the laminated film which can be preferably used.
[0021]
(1) OPP film / adhesive layer / LDPE layer (sealant layer)
(2) OPP film / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(3) OPP film (PVDC coat layer) / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(4) OPP film / adhesive layer / aluminum foil / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(5) OPP film / adhesive layer / EVOH layer / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(6) PET film / adhesive layer / LDPE layer (sealant layer)
(7) PET film / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(8) PET film (PVDC coat layer) / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(9) PET film (silica vapor deposition layer or alumina vapor deposition layer) / adhesion layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(10) PET film / adhesive layer / aluminum foil / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(11) PET film / adhesive layer / EVOH layer / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(12) ON film / adhesive layer / LDPE layer (sealant layer)
(13) ON film / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(14) ON film (PVDC coat layer) / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(15) ON film (silica vapor deposition layer or alumina vapor deposition layer) / adhesion layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(16) ON film / adhesive layer / aluminum foil / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
(17) ON film / adhesive layer / EVOH layer / adhesive layer / L / LDPE layer (sealant layer)
However, the present invention is not limited to these, and laminated films having various configurations (combinations of materials) can be used.
[0022]
In the above, the OPP film is a biaxially stretched polypropylene film, the PET film is a biaxially stretched polyethylene terephthalate film, the ON film is a biaxially stretched nylon film, LDPE is a low density polyethylene, L / LDPE is a linear low density polyethylene, PVDC refers to polyvinylidene chloride and EVOH refers to saponified ethylene-vinyl acetate copolymer.
[0023]
The LDPE layer, the L / LDPE layer, and the EVOH layer may be laminated by laminating films formed in advance using a known dry lamination method using an adhesive, and laminating each resin. After pretreatment such as anchor coat (a kind of primer coat) on the surface, the surface may be laminated by an extrusion coating method. Therefore, the portion indicated as the adhesive layer in the structure of the laminated film is an adhesive when laminated by the dry lamination method and an anchor coating agent when laminated by the extrusion coating method.
[0024]
In the configuration of the laminated film, the OPP film, the PET film, and the ON film impart mechanical strength and printability to the packaging bag as a base film, an aluminum foil, a PVDC coating layer, a silica vapor deposition layer, an alumina vapor deposition layer, The EVOH layer or the like is laminated particularly when gas barrier properties are required.
[0025]
In addition, as the sealant layer, two types of LDPE and L / LDPE were given, but L / LDPE is excellent in heat seal stability and content resistance such as stress cracking resistance against surfactants. ing.
In addition to the above, polypropylene (unstretched), ethylene / α-olefin copolymer, ethylene / vinyl acetate copolymer, ethylene / acrylic acid copolymer, ethylene / acrylic acid ester copolymer, ionomer, polyester System resin etc. can be used.
[0026]
In particular, an ethylene / α-olefin copolymer polymerized using a metallocene catalyst has a narrow molecular weight distribution and a stable copolymerization ratio, so it has excellent low-temperature heat sealability and hot sealability. Therefore, it is suitable for a sealant layer of a pouch having a step due to a difference in film overlap in a heat seal portion such as a gusset pouch in that pinholes can be prevented from being generated due to omission of a seal.
Furthermore, by using the copolymer blended with an olefin-based elastomer, the heat fluidity of the sealant layer is improved, and the generation of pinholes due to the steps can be more effectively prevented.
[0027]
Next, an inner lid with a takeout port attached to the opening of the wet tissue packaging bag of the present invention and an outer lid for closing the takeout port will be described.
The inner lid is attached to an opening provided in a part of the upper part of the packaging bag, and holds the top so that the wet tissue stored inside can be easily taken out. It is equipped with a take-out port that functions as a presser when cutting into lengths.
Therefore, the material needs to have water resistance and appropriate rigidity, and is preferably formed of a molded body by plastic injection molding or the like.
The size and shape of the take-out port provided in the inner lid is not particularly limited, but the holding function for automatically cutting the wet tissue that has been pulled out by the unit length used and the wet tissue remaining after cutting It is necessary to have a holding function for holding the head part so that it does not sink inside. For this purpose, it is narrow enough to cause resistance when pulling out wet tissue, and a cross shape, star shape, etc. Thus, it is preferable to have a shape having a protrusion toward the center.
[0028]
In addition, the outer lid is provided to close the take-out port provided in the inner lid and prevent the wet tissue stored in the packaging bag from drying, but the use of the wet tissue is performed in many times. Therefore, it is necessary to repeatedly open and close each time, and an opening / closing operation that is as simple as possible is preferable.
Therefore, the outer lid may be, for example, a screw-type cap that is separate from the inner lid, but the one-touch type cap formed of a plastic integrated molded body that is hingedly connected to the inner lid and the thin-walled portion, etc. The operation is simple and more preferable.
In particular, when importance is attached to disposal suitability and economy after use, an adhesive seal lid having a film as a base material can be used.
[0029]
For the attachment of the inner lid to the packaging bag, for example, either a method of completely adhering so that it cannot be removed by thermal bonding or a method of adhering so as to be removable and reattachable using an adhesive can be adopted. .
That is, when the inner lid and the outer lid are made disposable in one packaging bag, it is not necessary to remove them, so it is sufficient to firmly bond them completely. For this purpose, the inner lid is attached to the packaging bag, for example. Molded with a resin that can be thermally bonded to the sealant layer, inserted into the opening of the packaging bag from the inside, and thermally bonded between the top surface of the flange of the inner lid and the sealant layer at the periphery of the opening of the packaging bag Can be attached.
As the material of the inner lid, for example, when the sealant layer of the packaging bag is polyethylene, polyethylene may be used, and when the sealant layer is polypropylene, polypropylene can be used.
In addition to this, heat sealant is applied to the outer surface of the periphery of the opening of the packaging bag, the inner lid is overlaid thereon, and the lower surface of the flange portion of the inner lid and the heat seal agent application surface are heat sealed and attached. You can also.
[0030]
In addition, when the inner lid and outer lid are used in one packaging bag and then attached to another packaging bag and reused, for example, re-peeling using an adhesive to bond the inner lid and packaging bag It can be carried out by bonding.
Specifically, for example, by applying an adhesive to the peripheral edge of the lower surface of the flange portion of the inner lid, and attaching this to the peripheral edge of the opening of the packaging bag, it may be possible to remove and reattach the adhesive. it can.
[0031]
In the present invention, the shape of the main part of the packaging bag, that is, the shape of the bag itself is not particularly limited. For example, various forms such as a three-side seal type, a pillow pouch type, a gusset pouch type, and these modified types are adopted. Can do.只 Among these, a gusset pouch-type packaging bag, in which the gusset portion is laid at 90 ° C sideways, that is, the gusset portion is used so that the top surface and the bottom surface are folded, the top surface and the bottom surface are folded. Since it can be formed on a flat film surface with no part, etc., it is easy to attach the inner lid with a takeout port, and the position of the takeout port can be the center of the top surface, so that wet tissue can be taken out It is particularly suitable because it has many advantages such as improved self-supporting of the packaging bag.
[0032]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to the drawings.
However, the present invention is not limited to these drawings. The same reference numerals are used for portions having the same names in different drawings.
[0033]
1, 2, and 3 are perspective views showing configurations of one embodiment of an inner lid and an outer lid that are attached to a wet tissue packaging bag of the present invention, respectively. FIG. 2B is a perspective view showing the shape when the outer lid is opened.
[0034]
The inner lid 50 and the outer lid 60 shown in (a) and (b) of FIG. 1 are integrally molded, and the inner lid 50 and the outer lid 60 are provided with a thin portion 6. The connecting portion 7 is hingedly connected to one end of the substrate 1 of the inner lid.
The inner lid 50 is provided with a cross-shaped take-out port 2 at the center of the flat substrate 1, and is fitted on the substrate 1 so as to surround the take-out port 2 to close the take-out port 2. The cylindrical body 3 is provided.
The outer lid 60 is configured by the lid plate 4 and the cylindrical body 5 that is provided on the inner surface side thereof and is fitted to the outer periphery of the cylindrical body 3 of the inner lid.
That is, although not shown in the drawing, the inner lid 50 and the outer lid 60 are formed on the outer circumferential surface of the inner lid tubular body 3 and the inner circumferential surface of the outer lid tubular body 5, respectively. When the outer cover 60 is closed when the outer cover 60 is closed, the two ridges are fitted over each other.
[0035]
The inner lid 50 and the outer lid 60 are coated with an adhesive or a heat seal agent on the peripheral edge of the inner surface of the substrate 1 of the inner lid or the outer peripheral edge of the opening provided in the packaging bag. Thereby, it can attach to the outer periphery edge part of the opening part of a packaging bag by pressure bonding or heat sealing.
In addition, when an adhesive is used for attachment of the inner lid 50 and the outer lid 60, it can be removed and reattached. Therefore, the used inner lid 50 and outer lid 60 are reused in another packaging bag. You can also
[0036]
The inner lid 51 and the outer lid 61 shown in FIGS. 2A and 2B are produced by integrally molding the inner lid 51 and the outer lid 61 shown in FIG. However, only the position of the connecting portion 7 between the inner lid 51 and the outer lid 61 is changed.
That is, the inner lid 51 and the outer lid 61 are connected by providing a connecting portion 7 having a thin portion 6 slightly closer to the inner side (center portion) at a predetermined interval from one end of the substrate 1 of the inner lid 51. is there.
[0037]
By adopting such a configuration, since the substrate 1 exists in a flange shape also on the outside of the connecting portion 7, the entire outer periphery of the region where the cylindrical body 3 of the inner lid 51 and the connecting portion 7 are combined. In addition, a flange-like portion is formed by the substrate 1.
Therefore, when attaching the inner lid 51 and the outer lid 61 to the opening of the packaging bag, the inner lid 51 and the outer lid 61 are inserted and joined from the inside of the packaging bag opening as well as the outer surface of the opening edge of the packaging bag. Thus, it can be attached to the inner surface of the periphery of the opening portion of the packaging bag.
In this case, since the joint surface is the sealant layer of the packaging bag and the upper surface of the substrate 1 of the inner lid 51, the inner lid 51 is made of a material that can be thermally bonded to the sealant layer so that it can be firmly and thermally bonded as it is. You can also. This method is limited to the case where the inner lid 51 and the outer lid 61 are not reused because the inner lid 51 cannot be removed. Therefore, when the inner lid 51 and the outer lid 61 are reused, it is preferable to attach them to the outer surface of the packaging bag opening using an adhesive.
[0038]
The inner lid 52 and the outer lid 62 shown in (a) and (b) of FIG. 3 are of a type in which each is manufactured separately, and the inner lid 52 is provided with a recess 8 at the center of the substrate 1. In addition, a cross-shaped outlet 2 is provided on the bottom surface.
Such an inner lid 52 can be manufactured by plastic injection molding, but can also be manufactured by a sheet molding method such as a vacuum molding method or a pressure / vacuum molding method. When the latter sheet forming method is used, the outer periphery and the take-out port 2 may be punched after forming the recess 8.
[0039]
The outer lid 62 is an adhesive seal type lid, covers the hollow portion 8 of the inner lid 52, adheres to the surface of the substrate 1 around it, and can close the take-out port 2 at one end. It is formed by applying an adhesive process to the peripheral edge of the inner surface of the lid member provided with the knob 9. The adhesive processing pattern has a shape in which the knob 9 and the portion corresponding to the recessed portion 8 of the inner lid 52 are removed so as to show a part of the adhesive processing portion 10.
Since such an adhesive seal lid is repeatedly adhered and peeled, the base material needs moderate flexibility and strength. For example, a biaxially stretched film such as polyethylene terephthalate, nylon, or polypropylene is used. Is suitable. For these, a single film may be used, or a laminated film in which other materials are laminated may be used.
[0040]
By adopting such a configuration, the outer lid 62 is not formed of a plastic molded body but is formed of an adhesive seal type lid made of a single plastic or laminated film as a base material. Without impairing the function, the amount of plastic used can be reduced, and the inner lid 52 and the outer lid 62 can be provided with improved economy and disposal efficiency as well as improved economy.
[0041]
FIG. 4 is a perspective view showing a configuration of an embodiment of a wet tissue packaging bag of the present invention.
The wet tissue packaging bag 100 shown in FIG. 4 shows a state in which a rolled wet tissue is housed and sealed, and the main body portion of the packaging bag 100 is a gusset pouch type packaging bag 11. The gusset portion 12 is formed and used so that it becomes the top surface and the bottom surface of the packaging bag 100. Therefore, the back seal part at the time of bag making is at the position of the heat seal part 13, and the heat seal of the upper and lower openings is performed at the positions of the heat seal parts 14 and 15.
Then, the top surface of the packaging bag 100, that is, the central portion of the gusset portion 12 is provided with an opening by a notch, and the peripheral portion is integrated with the configuration shown in FIG. 1 so as to seal the opening. It is the structure which joined and attached the inner cover 50 and the outer cover 60 by shaping | molding.
[0042]
By adopting such a configuration, a roll-shaped wet tissue is stored and a sealed wet tissue packaging bag 100 is formed by the gusset portion 12 of the gusset pouch-type packaging bag 11 in the top surface and the bottom surface. Therefore, there is no difference in the overlap of the film due to the heat seal portion or the like in this portion, it is formed with a flat surface, and it is excellent in self-supporting stability and appearance. Moreover, attachment of the inner lid 50 and the outer lid 60 to the opening by a notch provided in the center of the top surface can be easily performed by an adhesive or heat sealing.
In particular, when the inner lid 50 and the outer lid 60 after use are attached to another packaging bag and reused as shown in FIG. 5, it is preferable to use an adhesive.
[0043]
The wet tissue is inserted into the packaging bag 100 in a state where at least one of the side heat seal portions 14 and 15 is opened without being sealed, and at that time, a roll-shaped wet tissue core is formed. Pull out the end on the side, and insert it so that its top part protrudes slightly from the cross-shaped take-out port 2 of the inner lid 50 shown in FIG. Sealed in a dry state.
[0044]
Therefore, when using the wet tissue sealed and packaged in the packaging bag 100, the outer lid 60 is lifted and opened to the connecting portion 7 side, and the top of the wet tissue held in the take-out port 2 is picked and pulled out. As a result, frictional resistance is generated between the wet tissue and the cross-shaped take-out port 2, so that the wet tissue is naturally cut by the length of the unit used, and the remaining wet tissue head is slightly removed from the take-out port. It is held in a state protruding upward from 2 and maintained in a state where it can be easily pulled out at the next use.
Then, the inner wet tissue is resealed by closing the outer lid 60 in its original position.
By repeating this operation, the wet tissue can be used in a good state until the end without drying.
Therefore, it is excellent in terms of usability, and further, since the main body portion of the packaging bag 100 is formed of a film, it is not bulky after use as compared to a molded container, and the amount of plastic used is small, so that it is suitable for disposal. Also, an excellent wet tissue packaging bag 100 can be provided.
[0045]
FIG. 5 is a perspective view for explaining the procedure in the case of reusing the used inner lid and outer lid in another packaging bag in the wet tissue packaging bag of the present invention.
In FIG. 5, (a) is a perspective view showing the configuration of another wet tissue packaging bag used for reusing the inner lid and outer lid after use. Like the wet tissue packaging bag 100 of the present invention shown in FIG. 4, the gusset pouch type packaging bag 11 is used, and the gusset portion is used as the top surface and the bottom surface.
[0046]
A roll-shaped wet tissue is hermetically packaged inside, and the opening indicated by the broken line on the top surface is provided with an opening formed by intermittent cut lines such as notches or perforations. The part is configured to be closed only by a seal lid 16 with a knob.
[0047]
By supplying the packaging bag containing the wet tissue having such a configuration and peeling off the sealing lid 16 with the knob, a packaging bag having a top surface opened at the opening 17 as shown in (b) is obtained.
[0048]
Therefore, after using the wet tissue packaging bag 100 shown in FIG. 4, the inner lid 50 and the outer lid 60 are peeled off from the top surface, and the peripheral edge portion of the opening 17 of the packaging bag shown in (b) above, By re-sticking with the adhesive, a wet tissue packaging bag having the same structure as the packaging bag 100 shown in FIG. 4 is obtained as shown in (c), and the inner lid 50 and the outer lid 60 are reused. can do.
By reusing the inner lid and the outer lid in this way, it is possible to further reduce the amount of plastic used, and to provide a wet tissue packaging bag that is more excellent in discardability and advantageous in terms of economy.
[0049]
[Test Example 1]
A wet tissue packaging bag having the configuration shown in FIG. 4 was prepared, and a wet tissue packaging bag of Test Example 1 was manufactured using the following materials and configurations.
The packaging bag film uses a laminated film in which a PET film with a thickness of 12 μm and an L / LDPE film with a thickness of 80 μm are bonded together by a dry lamination method using a two-component curable polyurethane adhesive. When a wrapping bag of the form is expanded into a quadrangular prism using the top and bottom surfaces, the top and bottom dimensions are 70mm in length and width, and the height is 145mm. The shape shown in FIG. 1 is obtained by opening one of the side surfaces with an unsealed seal, by cutting out a circular opening having a diameter of 20 mm at the center of the top surface, and by polyethylene injection molding at the periphery of the opening. The acrylic lid adhesive was applied in a pattern on the lower surface of the inner lid and adhered to the inner lid and the outer lid.
The outlet (cross shape) at the center of the inner lid was formed by crossing a slit having a length of 12 mm and a width of 0.8 mm at a right angle at the center.
In addition, the lower surface of the inner lid can be subjected to a pretreatment such as a corona discharge treatment in order to improve the adhesion with the adhesive.
[0050]
In the wet tissue packaging bag produced as described above, after inserting the roll-shaped wet tissue from the opening on the side, partially pulling out the end on the core side and inserting the leading portion into the take-out port, The side opening was heat-sealed and sealed to obtain a wet tissue packaging bag of Test Example 1.
The packaging bag obtained above was subjected to a storage test for 2 weeks under the conditions of 40 ° C. and 90% RH. As a result, the joint between the inner lid and the packaging bag was not peeled off, and the sealing and self-supporting properties were good. there were.
In addition, as a test of suitability for use, the operation of opening the outer lid, taking out the wet tissue, and closing the lid was repeated for a period of one month. It was able to be used well to the end.
Moreover, the packaging bag after use was not bulky, and the inner lid and outer lid could be removed and reused.
[0051]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the present invention, the self-supporting stability is good, the wet pouch is excellent in suitability for use such as taking out and resealing, and the amount of plastic used is small. Has the effect of being able to easily provide a wet tissue packaging bag that is not bulky, has little environmental impact due to incineration, etc., and is excellent in economy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of an embodiment of an inner lid and an outer lid attached to a wet tissue packaging bag of the present invention. FIG. 1 (a) shows a shape when the outer lid is closed. ) Is a perspective view showing the shape when the outer lid is opened.
FIG. 2 is a perspective view showing a configuration of another embodiment of an inner lid and an outer lid attached to a wet tissue packaging bag of the present invention, and (A) shows a shape when the outer lid is closed; (B) is a perspective view showing the shape when the outer lid is opened.
FIG. 3 is a perspective view showing a configuration of still another embodiment of the inner lid and the outer lid attached to the wet tissue packaging bag of the present invention, and (a) shows the shape when the outer lid is closed. (B) is a perspective view showing the shape when the outer lid is opened.
FIG. 4 is a perspective view showing a configuration of an embodiment of a wet tissue packaging bag of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view for explaining the procedure when the inner lid and the outer lid after use are reused in another packaging bag in the wet tissue packaging bag of the present invention. The perspective view which shows the structure of the packaging bag of the other wet tissue used when reusing an outer cover, (B) is the perspective view which shows a structure when the seal lid of the packaging bag shown in (A) is peeled off, (C) When the inner and outer lids after use of the wet tissue packaging bag shown in FIG. 4 are peeled off and reattached to the opening on the top surface of the packaging bag shown in (b) It is a perspective view which shows a structure.
[Explanation of symbols]
1 Substrate
2 Outlet
3 Tubular body
4 Cover plate
5 Tubular body
6 Thin parts
7 Connecting part
8 depressions
9 Picking part
10 Adhesive processing part
11 Gusset packaging bags
12 Gusset Club
13, 14, 15 Heat seal part
16 Seal lid
17 opening
50, 51, 52 Inner lid
60, 61, 62 outer lid
100 wet tissue packaging bag

Claims

A wet tissue packaging bag obtained by heat-sealing a laminated film mainly made of plastic into a bag shape, and the packaging bag is a gusset pouch-type packaging bag, and the packaging bag is laid 90 ° horizontally. Te gusset portion is used so that the top and bottom, Rutotomoni opening is provided in the center of its top surface, the opening, provided with a outlet with a holding function of the drawn wet tissue An inner lid and an outer lid capable of resealing the take-out port are attached, and the inner lid and the outer lid are integrally formed by integral molding of plastic, and the inner lid is a flat substrate. A cross-shaped take-out port is provided at the center of the tube, and a cylindrical body is provided on the substrate so as to surround the take-out port and to be fitted with the outer lid and close the take-out port. The outer lid and the lid plate A plate that is provided on the inner surface side and that is configured to be fitted to the outer periphery of the cylindrical body of the inner lid, and the inner lid and the outer lid are erected on the upper surface of the end of the inner lid A wet tissue packaging bag characterized in that it is hingedly connected by a connecting part formed by a thin part connected to the end of the outer lid and connected to the end of the outer lid .

The wet tissue packaging bag according to claim 1, wherein the inner lid and the outer lid are attached to the packaging bag so as to be removable and reattachable .

The wet tissue packaging bag according to claim 1 or 2, wherein the wet tissue is in a roll shape .