JP3983359B2 - 製氷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、蒸発器の表面に製氷水を流下させてクレセントアイス等の氷を製造する製氷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の製氷装置は、特開昭62−141478号に示されるように、内部に断熱構造の製氷室を有する本体と、この本体の製氷室内に設けられた散水器と、この散水器の下部に設けられた蒸発器と、この蒸発器の表面を流下した製氷水を貯える製氷水タンクと、この製氷水タンクに貯えられた製氷水を前記散水器に供給する循環ポンプとを備えており、この循環ポンプのモータ部を同モータ部を制御するコントロールボックスと共に製氷室の後側上部に形成された上部機械室の底面に設置した構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の製氷装置では、上部機械室の底面が平担な水平面となっていることから、上部機械室の高さをコントロールボックスの高さに合わせると、モータ部の設置位置から上部機械室の天井面までの高さが高くなり、その結果として製氷装置が大型化するという問題があった。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、循環ポンプのモータ部が設置される設置位置から上部機械室の天井面までの高さを低くすることのできる製氷装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1の発明は、内部に断熱構造の製氷室を有する本体と、前記製氷室の前側上部に形成された氷取出し口と、前記製氷室の前側下部に形成されると共に冷凍ユニットが収容された下部機械室と、前記製氷室の後側上部に形成されると共にその底面に上段部及びこの上段部より低い位置に形成される下段部が前記本体の幅方向に沿って並設された上部機械室と、前記製氷室内で且つ前記上部機械室の前面上に鉛直方向に配置された蒸発器と、前記蒸発器の上部に配置された散水器と、前記蒸発器及び前記上部機械室の下部に配置されると共に前記蒸発器の表面を流下した製氷水を貯える製氷水タンクと、前記上部機械室内の上段部に配置されたモータ部の駆動力により前記製氷水タンク内に配置されたポンプ部を駆動して前記製氷水タンクに貯えられた製氷水を前記散水器に供給する循環ポンプと、前記上部機械室内の下段部に配置されると共に前記蒸発器とほぼ等しい高さを有し且つ前記循環ポンプを制御するコントロールボックスとを備えたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係る製氷装置の縦断面図であり、同図に示すように、この発明の一実施形態に係る製氷装置の本体1内には製氷室2が形成されている。この製氷室2は断熱材3で形成されており、製氷室2の前側下部には、凝縮器4等の冷凍ユニットを設置するための下部機械室5が形成されている。また、製氷室2の前側上部には氷取出し口6が形成されており、この氷取出し口6は本体1に回動可能に枢支された蓋板7により開閉自在に閉塞されている。
【0006】
一方、製氷室2の内部には散水器8が設けられている。この散水器8は製氷室2の上部に配置されており、散水器8から散水された製氷水は散水器8の下部に設けられた蒸発器9の表面を流下した後、蒸発器9の下部に設けられた製氷水タンク10に貯えられるようになっている。この製氷水タンク10はトレイ状に形成されており、製氷水タンク10に貯えられた製氷水は循環ポンプ11のポンプ部11aに吸い込まれ、このポンプ部11aから水配管12を経由して散水器8に供給されるようになっている。
【0007】
循環ポンプ11のポンプ部11aは製氷水タンク10内に設けられており、このポンプ部11aを駆動するモータ部11bは循環ポンプ11を制御するコントロールボックス13と共に製氷室2の後側上部に形成された上部機械室14に設けられている。
なお、蒸発器8と製氷水タンク10との間には氷案内板15が設けられており、蒸発器9の表面を流下した製氷水は氷案内板15に穿設されたスリット(図示せず)を通過して製氷水タンク10に貯えられるようになっている。また、凝縮器4等の冷凍ユニットはユニットべース16の上面に設置されており、このユニットべース16と一体に下部機械室5内から引き出せるようになっている。
【0008】
図2は図1のA−A線に沿った断面図であり、同図に示すように、上部機械室14の底面14aには上段部17と下段部18が形成されている。これらの上段部17と下段部18は本体1の幅方向に沿って並設されており、上段部17には循環ポンプ11のモータ部11bが設置され、また下段部18にはコントロールボックス13が設置されている。
【0009】
上述したように、この発明の一実施形態では、循環ポンプ11のモータ部11bを上部機械室14の底面14aに形成された上段部17に設置し、循環ポンプ11を制御するコントロールボックス13を上部機械室14の底面14aに形成された下段部18に設置したことにより、コントロールボックス13が循環ポンプ11のモータ部11bよりも一段低い位置に設置される。したがって、モータ部11bの設置位置から上部機械室14の天井面14bまでの高さを低くすることができ、これにより製氷装置の小型化を図ることができる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、循環ポンプのモータ部が設置される設置位置から上部機械室の天井面までの高さを低くすることができ、製氷装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る製氷装置の縦断面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1…本体、2…製氷室、8…散水器、9…蒸発器、10…製氷水タンク、11…循環ポンプ、11a…ポンプ部、11b…モータ部、13…コントロールボックス、14…上部機械室、17…上段部、18…下段部。
Claims (1)
- 内部に断熱構造の製氷室を有する本体と、
前記製氷室の前側上部に形成された氷取出し口と、
前記製氷室の前側下部に形成されると共に冷凍ユニットが収容された下部機械室と、
前記製氷室の後側上部に形成されると共にその底面に上段部及びこの上段部より低い位置に形成される下段部が前記本体の幅方向に沿って並設された上部機械室と、
前記製氷室内で且つ前記上部機械室の前面上に鉛直方向に配置された蒸発器と、
前記蒸発器の上部に配置された散水器と、
前記蒸発器及び前記上部機械室の下部に配置されると共に前記蒸発器の表面を流下した製氷水を貯える製氷水タンクと、
前記上部機械室内の上段部に配置されたモータ部の駆動力により前記製氷水タンク内に配置されたポンプ部を駆動して前記製氷水タンクに貯えられた製氷水を前記散水器に供給する循環ポンプと、
前記上部機械室内の下段部に配置されると共に前記蒸発器とほぼ等しい高さを有し且つ前記循環ポンプを制御するコントロールボックスと
を備えたことを特徴とする製氷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33901297A JP3983359B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 製氷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33901297A JP3983359B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 製氷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11173719A JPH11173719A (ja) | 1999-07-02 |
JP3983359B2 true JP3983359B2 (ja) | 2007-09-26 |
Family
ID=18323445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33901297A Expired - Lifetime JP3983359B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 製氷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3983359B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3490881B2 (ja) * | 1998-01-12 | 2004-01-26 | ティアック株式会社 | 光ディスク装置 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP33901297A patent/JP3983359B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11173719A (ja) | 1999-07-02 |
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