JP3981975B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、携帯電話機に関し、特に携帯電話機の表示機能(ガイダンス機能)を高めた携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話機は、その殆どの機能の起動及び動作は、ユーザにより表示画面を目視しながら行われる何らかの入力操作により実行されることを前提とするものである。
【0003】
また、映像表示画面に通信相手先の映像とその周囲8方向のうち上下左右にメニュー項目群を表示する表示方法を採用し、ユーザは上下左右に表示されているメニュー項目を認識し、選択したいメニューの存在する方向のみを認識することで、実際にプッシュ・ボタンを選択する際には、メニュー項目群をもはや見ている必要はなく、キー番号5番の位置に指を配置し、認識した方向のプッシュ・ボタンのキーをプッシュするだけのブラインド操作により目的とするメニュー項目の選択を可能とするハンディ通信端末が知られている(特許文献1、例えば段落0015参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−325876号公報
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯電話機は、表示画面を目視しながら入力操作を行う必要があるから、利用者は屋外、車内等でも表示画面を目視した状態で操作をする必要がある。ところが、晴天時の屋外等のような極めて明るい環境では、表示画面の輝度が相対的に不足して見にくいことがあり、操作ミスも伴いやすい。また、携帯電話機の表示画面を目視した状態での操作は使用環境により危険である場合もある。また、状況によっては周りの人たちに迷惑をかける場合も起こりうる。
【0005】
また、前述のメニュー項目のブラインド操作を可能とするハンディ通信端末は、ポップアップ、プルダウン等のメニュー項目の表示方法では、メニュー項目の表示により処理対象の表示画像の連続領域を隠したり狭めたりすることから、表示画面の中心等から8方向にメニュー項目を表示するものであり、メニュー項目の存在する方向の認識においては、やはり表示画面を目視するものであり(段落0034)、また、前記特許文献1には、カー・ナビゲーション・システムに関して、メニュー項目に対する音声情報により指示されたメニュー項目に対応するガイド音声を出力することも示されているが、この場合も上下左右のメニュー項目の選択については、やはり前述と同様の表示画面の目視によるものであり(段落0032)、所望のメニューの選択時にユーザの入力操作により、適宜、ガイド音声に切り換えることが可能なものではないという点で難点がある。
【0006】
更に、以上のような携帯電話機では、通話中において表示画面をみることは困難であるから通話以外のメール等の機能を起動・動作させる操作を適宜行うことはできないものであった。
(目的)
本発明の目的は、ユーザの所望する所定機能の起動状態で、画面表示に加えて音声表示による入力操作を可能とした携帯電話機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯電話機は、画面表示と音声表示とを切り換える操作部を含む入力操作部と、通話機能の起動状態で画面に表示する画面表示データを保持する表示データ保持部と、画面表示データの少なくとも一部を音声に変換する音声合成部と、前記操作部による音声表示への切り換え操作を検出し、音声表示への切り換え後、電子メールの着信、受信メールのタイトル、差出人の音声出力、又は入力操作部によるメール文の選択による当該メール文の音声出力に関する画面表示データの少なくとも一部を前記音声合成部で音声信号に変換して音声出力の制御を行うとともに、前記受信メールに関する音声出力時に、通話を保留状態に制御する制御部と、を備え、表示画面と音声表示との切り換えを可能としたことを特徴とする。また、前記制御部は、所定機能の起動状態における前記操作部による音声表示への切り換え操作を検出し、音声表示への切り換え後、前記入力操作部による階層化された下位機能の選択により、前記下位機能に関する画面表示データの少なくとも一部を音声信号に変換して音声ガイダンスを行うことを特徴とする。
【0008】
更に、前記所定機能はメニュー機能であることを特徴とし、又は前記所定機能は電子メール機能であり、前記制御部は音声表示への切り換え後、受信メールのタイトル、差出人の音声表示、又は入力操作部によるメール文の選択による当該メール文の音声出力を制御することを特徴とし、また、前記制御部は、音声表示への切り換え後、画面表示を停止することを特徴とする。
(作用)
メニューや電子メール等の各種機能の画面表示データの少なくとも一部の読み上げを行うことによって、表示画面上の可視表示に代えて音声ガイダンスやメールの音声出力を可能とし、画面を目視しなくても携帯電話機のメニュー選択及び確定、メールの内容の確認などの入力操作を可能にする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の携帯電話機の実施の形態について以下図面を参照して詳細に説明する。
(構成の説明)
図1は、本発明の実施の形態の携帯電話機の外観構成を示す図である。本実施の形態の携帯電話機は、画面表示部11、スピーカー12、マイク13、カーソルを移動させる方向キー、ダイヤル、決定キー等により所定の機能の選択・確定などが可能な各種キーを持つ入力操作部14、携帯電話機の通話機能を含む各種機能に加え、画面表示によるモード(画面表示モード)と音声表示を行うモード(音声表示モード)とを実現するためのソフトウェアを含む内蔵回路15により構成される。
【0010】
図2は、本実施の形態の携帯電話機の基本ブロック構成を示す図である。本実施の形態の携帯電話機は、アンテナ21、送受信部22、制御部23、記憶部24、画面表示部25、音声合成部27、入力操作部28、機能表示データ部26、スピーカー29及びマイク30から構成される。
【0011】
本実施の形態の携帯電話機の各部の機能について説明する。
アンテナ21及び送受信部22は、携帯電話機と基地局との間の音声通信、電子メール、Web情報等に関するデータ通信及び通信制御を行う機能を有する。
【0012】
記憶部24は、本実施の形態の携帯電話機の機能を実現するための所要のプログラムを格納するとともに、メニュー機能、テキストデータ等のコードデータ(データ)、電話帳、スケジュール等の各種データベースの記憶機能を有する。
【0013】
機能表示データ部26は、携帯電話機の前記各種機能、電子メール等に関連するガイダンスを含む表示データを保有する機能を有する。
【0014】
画面表示部25は、画面表示モードにおいて、機能表示データ部26に保持されている画面表示データを可視表示するLCD表示パネル等であり、携帯電話機の各種機能の表示、通信内容等の表示、機能操作時のガイダンス表示を行う機能を有する。
【0015】
マイク30及びスピーカー29は、通常の音声通信における通話時の送受話のための音声変換機能を有し、特にスピーカー29は本実施の形態の特徴とする音声表示モードにおける各種機能のガイダンス等のための音声表示にも利用される。
【0016】
音声合成部27は、制御部23で抽出した表示データを入力し、音声信号に変換して出力する機能を有する。例えば、メニューその他の各種の機能に関する画面表示データを制御部23から入力し、音声信号に変換して出力する機能、電子メールの画面表示データであるタイトル、差出人等の項目、電子メール文のコードデータを音声信号に変換して出力する機能を有する。
【0017】
入力操作部28は、例えば電話番号入力、発呼、着呼、オン/オフフック、各種メニューの選択、設定及び表示の操作等の各種機能の選択、画面表示部25の表示データに対する文字の追加、修正等、携帯電話機の通常の制御機能に加え、本実施の形態の特徴とする、適宜、画面表示に替えて音声表示を行う音声表示モードへの切り換え操作機能を制御する操作部(操作キー等)、画面表示上の所望箇所の選択及び音声表示に応じた所定機能の選択を行うためのカーソルキー又はダイヤル等の操作部を有する。
【0018】
制御部23は、携帯電話機の何れかの機能の起動状態においてもユーザの操作をガイドする事項又はユーザの操作による表示事項等があるかぎり、入力操作部28の前記操作部による操作を検出し、その検出結果により携帯電話機の各種の機能状態への切り換えを制御する制御機能、例えば、入力操作部28の制御により画面表示部25による画面表示モードに代えて音声表示モードへの切り換える切換機能、つまり音声表示モードと画面表示モードの間の切り換え機能、前記各ブロック間のデータの転送機能、例えば受信したコードデータ等の記憶部24、機能表示データ部26への転送機能、記憶部24、機能表示データ部26のデータを分析し、音声出力に変換するデータ部分を選択し、該データ部分を音声合成部27へ転送する転送機能、機能表示データ部26のデータを画面表示部25に転送する転送機能等、各種処理等を行う機能を有する。
【0019】
(第1の実施の形態)
図3は、本発明の第1の実施の形態のフローチャートを示す図である。本実施の形態は、携帯電話機の使用における所定機能の起動状態で、表示画面に基づいて当該機能を操作する通常の画面表示モードから、画面表示に代えて音声表示に基づいて当該機能を操作する音声表示モードに切り換えた場合の処理を示している。なお、説明の便宜上、所定機能の階層は2段階の例として示している。
【0020】
画面表示モードによる所定機能Aの起動状態(s1)において、制御部23がユーザによる入力操作部28の特定のキー又はボタンの押圧等、音声表示モードへの切り換え操作を検出する(s2)と、当該機能Aの動作に関する音声表示モードへの切り換えと画面表示の停止と、音声表示モードである旨の音声をスピーカー29から出力(放声)する(s3)。
【0021】
音声表示モードの音声表示の後、制御部23は、当該機能Aの具体的設定等の段階として、表示画面を目視することなく入力操作部28から下位の機能(下位機能)a1、a2、…、anを選択するユーザの入力操作(表示画面を目視しながら表示画面上の下位機能a1、a2、…、anの何れかをカーソルキー又はダイヤルにより選択する操作と同様な入力操作部の操作)を待ち受ける(s4、s8、…、s12)。
【0022】
ユーザが入力操作部28のカーソルキー等の操作により、例えば、機能a1を所定の(短)時間選択した場合、制御部23はこれを検出(s4)し、機能表示データ部26の画面表示データを分析し、必要なデータ部分を抽出して音声合成部27に出力し、音声合成部27は入力した前記データ部分を音声信号に変換してスピーカー29に出力することにより、機能a1の音声表示を行う(s5)。この音声表示に対してユーザが応答し入力操作部28から選択の確定又は当該機能a1の実行に必要な操作(決定)を行った場合(s6)、制御部23はこれを検出し、機能a1の設定又は起動を行う(s7)。
【0023】
ステップs6において、ユーザが前記確定等の操作を行わない場合は、再び下位機能a1、a2、…、anの選択のステップ(s4、s8、…、s12)に戻り、同様に他の機能a2、…、anの何れかが所定の短時間選択されると、制御部23は、前述と同様に選択された機能a2、…、anの音声表示s8、…、s12を行い、確定等の操作s10、…、s14が行われると、当該機能a2、…、anの確定等の設定、起動が行われる。そして、前記設定、起動が完了すると、音声表示モードを終了して画面表示モードに戻る(s16)。
【0024】
以上の実施の形態では機能の階層を2段階として説明したが、通常の携帯電話機の機能の選択肢は機能の種類に応じた階層数の階層表示が行われる。例えば、図に示すフローチャートの下位機能a1、a2、…、anの確認等のステップ(s6又はs7)で、ステップ(s4、s8、…、s12)と同様な更に下位の機能の選択肢を順次挿入する等の構成とすることにより、3段階以上の階層の機能を操作することを可能に構成することができる。
【0025】
以上説明した動作により、ユーザは携帯電話機の使用時の環境等に応じて、起動中の機能等を画面表示モードから音声表示モードに切り換え、音声に応答するように入力操作部28の操作を行うことにより、適宜その機能を設定し又はその機能を起動し実行することが可能となる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態のブロック構成を示す図である。本実施の形態では、機能表示データ部26は、各種機能の画面表示データに加えて、送受信メールをタイトル、メール文等の項目別に表示するための画面表示データを保有する機能を有する。また、送受信部22において電子メールのデータを受信すると、制御部23は電子メールの受信データを機能表示データ部26に転送し保持させる。機能表示データ部26では表示画面に表示するためのメール表示データとして、電子メールの表示データを項目毎に保存する。通常の画面表示用のデータの代表的な項目は、タイトル、差出人、メール文のデータ(テキストデータ)等であり、画面表示部25での表示に対応して保存する。
【0026】
表示画面に前記電子メールの情報を表示している状態で、ユーザが操作部を操作して音声表示モードに切り換えると、制御部23は、音声表示モードへの切り換え指示を検出して、音声表示モードである旨のメッセージをスピーカー29から音声出力する。また、制御部23は表示画面に表示する受信メールについて、受信番号(受信メール番号)等のデータを音声合成部27に送り、音声信号に変換してスピーカー29から出力する。
【0027】
ここでユーザが、音声表示動作の確認を行うと、制御部23は機能表示データ部26からタイトル、差出人等のメールデータを選択・出力し、音声合成部27が前記データを音声信号に変換し、制御部23は音声信号をスピーカー29から出力する。ユーザが更に、例えばカーソルキー、ダイヤル等により、当該メールのメール文を指定すると、制御部23は、表示画面に表示されるべきメール文のデータを機能表示データ部26から選択・出力して音声合成部27に転送する。音声合成部27は、メール文のデータを音声信号に変換して出力し、制御部23はスピーカー29から音声で出力する。
【0028】
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態の構成は、図4に示すブロック構成と同様であり、通話中に受信した電子メールを音声表示モードで音声出力する携帯電話機を構成したものである。本実施の形態では、携帯電話機の着信待ち状態又は通話中に、電子メールを音声表示モードで受信するように設定する。
【0029】
この設定後の通話中に電子メールの受信があると、制御部23は送受信部22からの受信データを機能表示データ部26に転送し、画面表示用のメールのタイトル、差出人、メール本文等の表示データとして保持させるとともに、まず機能表示データ部26の受信メールの表示データを音声合成部27に転送して電子メールを受信した旨の音声を合成してスピーカー29によりユーザに通知し、次に機能表示データ部26で項目別に保持した前記表示データを音声合成部27に転送して音声を合成し、メールの差出人、タイトルをスピーカーにより通知する。この場合、音声によるタイトルの通知後、ユーザからの入力操作部28の操作によりメール文をも通知するように構成することができる。メールに関するデータを音声により通知する場合、通話中の電話は必要に応じて保留状態にするように構成することができる。
なお、第2、第3の実施の形態の処理動作は第1の実施の形態の処理フローを適用でき、該処理フローを適宜変更することにより構成することが可能である。
【0030】
(他の実施の形態)
以上説明した実施の形態では、音声表示モードでの音声信号の生成を音声分析部の音声合成により行う構成としたが、音声化する文章がいつも決まっているときは、機能表示データ部等にあらかじめ音素記号列を持つようにしておき、テキスト文の音素記号列への変換処理を省略するように構成することが可能である。また、音声表示モードでも画面表示も継続するように構成することができる。例えば、画面表示から音声表示への切り換えは、画面表示を継続して音声表示を行う場合及び音声表示では画面表示の輝度を低下させる場合等の態様とすることができる。
【0031】
以上説明したように、本発明の代表的な本実施の形態の携帯電話機では、何らかの機能の起動状態で、所定のキーを押下することによって音声表示を行う音声表示モードに切り替わる。通常の携帯電話機では画面表示部25にはメニューの項目などが表示されるが、本発明の携帯電話機ではスピーカー29で何の機能が起動しているかを音声により通知され、画面表示部25にはメニュー等の各種の機能表示自体は行われないように構成される。
【0032】
例えば、メニューを最初に起動したとき、メニューのタイトルが読み上げられ、カーソルキー(方向キー)等を押下して、画面表示の場合のカーソルの移動と同様の操作により、画面表示における現時点でカーソルが当たっている項目に相当するデータが読み上げられる。読み上げるときは、各タイトルやメニュー項目のテキストについて、音声合成機能により音声化される。決定キーを押下することでその項目が選択確定され、メニューの動作等が終了する。
【0033】
メールやWebサイトの表示中には、あるキーを押下することで発声を開始する。このときもメニュー機能の音声表示の時と同様であり音声合成機能を用いてテキスト文が音声に変換されて出力される。
【0034】
更に、ユーザにとって緊急を要するような電子メールと判断される場合は、キー操作により、そのメールの内容も音声化して読み上げさせることができるから、直ちに当該メールの内容の確認も可能とすることができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、晴天時の屋外など画面が見づらいとき、通話中に受信メールの確認などを行いたいとき、省電力動作で使用するときなどの場合に、携帯電話機の操作を表示画面の可視表示によらず、音声表示により行うことが可能である。
【0036】
本発明は、各種機能、電子メール機能等に関する画面表示データのテキストデータを音声合成部(音声合成エンジン)で音声化して音声出力するように構成しているので、メールやWebサイトのように毎回内容が違うデータでも音声表示が可能である。
【0037】
メールやWebサイトの内容を見るときには当然目視をしなければならないので、屋外の場合には危険を伴う場合があるが、音声化することにより画面を目視している必要がなくなり、また、音声をスピーカー(受話口)から流すように構成することにより、音声が周囲に漏れるようなことを防止することができる。また、一連の操作は表示画面を見ずに、通常のキー操作のみで行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の携帯電話機の外観構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の携帯電話機の基本ブロック構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のフローチャートを示す図である
【図4】本発明の第2、3の実施の形態のブロック構成を示す図である。
【符号の説明】
21 アンテナ
22 送受信部
23 制御部
24 記憶部
25 画面表示部
26 機能表示データ部
27 音声合成部
28 入力操作部
29 スピーカー
30 マイク

Claims (5)

  1. 画面表示と音声表示とを切り換える操作部を含む入力操作部と、通話機能の起動状態で画面に表示する画面表示データを保持する表示データ保持部と、画面表示データの少なくとも一部を音声に変換する音声合成部と、前記操作部による音声表示への切り換え操作を検出し、音声表示への切り換え後、電子メールの着信、受信メールのタイトル、差出人の音声出力、又は入力操作部によるメール文の選択による当該メール文の音声出力に関する画面表示データの少なくとも一部を前記音声合成部で音声信号に変換して音声出力の制御を行うとともに、前記受信メールに関する音声出力時に、通話を保留状態に制御する制御部と、を備え、表示画面と音声表示との切り換えを可能としたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記制御部は、所定機能の起動状態における前記操作部による音声表示への切り換え操作を検出し、音声表示への切り換え後、前記入力操作部による階層化された下位機能の選択により、前記下位機能に関する画面表示データの少なくとも一部を音声信号に変換して音声ガイダンスを行うことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記所定機能はメニュー機能であることを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  4. 前記所定機能は電子メール機能であり、前記制御部は音声表示への切り換え後、受信メールのタイトル、差出人の音声表示、又は入力操作部によるメール文の選択による当該メール文の音声出力を制御することを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  5. 前記制御部は、音声表示への切り換え後、画面表示を停止することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1つの請求項記載の携帯電話機。
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