JP3981302B2 - 3次元の静止した又は動くオブジェクトの階層イメージベース表現並びに該表現をオブジェクトのレンダリングに使用する方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータグラフィックスに係り、特に、現実の物体の写真及びその幾何学的表現から得られた3次元(3D)の静止したオブジェクト及び動くオブジェクトの表現、並びに、2進体積オクツリー(Binary Volumeric Octree)を用いた表現及びレンダリングの方法及び装置に関する。
【0002】
対話処理可能な速度での3Dオブジェクトの高品質レンダリングは、近い将来、現代グラフィックシステムにおける主要な関心事になると考えられている。3Dオブジェクトの高品質なレンダリングの要求は、電子商取引き、コンピュータゲーム、科学、工学、医学などの分野において、オブジェクトを圧縮し、通信網を介して伝送するために効率良いアルゴリズムが考案されることを必要とする。過去数十年にわたり、これらの要求をすべて同時に満たすものとして、3Dオブジェクトのポリゴン(多角形)モデルが利用されてきたが、これによっては所望の結果を得ることはできなかった。ポリゴンモデルには主に2つの短所がある。すなわち、データ容量(例えば、実物らしく見えるモデルは数千万個の三角形を必要とする)が膨大になることと、構築が困難であることである。3Dグラフィックにおけるこのような難点を克服するためのアプローチが、最近何年かの間に、いくつか提案されてきている。中でも、最も優れているものは、物体のイメージを用いることに基づく方法と、3D空間において三角形の代わりに点を用いることに基づく方法であろう。
【0003】
イメージベースの方法は与えられたオブジェクトを、その目に見える面を完全にカバーする複数の異なるカメラ位置から撮られたイメージ(該オブジェクトの「写真」)の集合として表現する。さらに、その各々のイメージは対応する深度マップを伴っている。深度マップとは、イメージ平面上のピクセルからオブジェクトの表面までの距離の配列である。このような表現の長所は、参照イメージが、ポリゴンモデルの複雑性とは無関係に、品質の高いオブジェクトの視覚化を可能にすることとともに、通常用いられるイメージ圧縮技術により品質をそれほど犠牲にせずに圧縮可能であるということである。また、レンダリング時間が、参照イメージ及び出力イメージのピクセル数に比例し、物体の複雑性に比例しないことも特筆される。
【0004】
これに対し、この方法の短所は、実物(例えば、彫刻品など)に対する深度マップを得るための過程が複雑であるということと、そのような表現を取り扱う技術がまだ十分に開発されていないということである。
【0005】
点をベースとする方法は、オブジェクトを、明示された局所的ポリゴン構造を用いずに「点の雲」として表現する。この方法において、深度を有するイメージの集合は、イメージ平面に対して垂直方向の対応する深度値を用いて、各参照イメージの各ピクセルを転写することにより、物体の表面上に(対応する色を有する)点の集合を定義する。従って、イメージベース表現は点ベース表現の特別の場合である。本願でのアプローチにより近いのは、イメージベース表現なので、以下、これに重点をおいて説明する。
【0006】
文献を参照すると、レリーフ・テクスチャー・マッピング[1]、階層化した深度イメージ[2]、階層化した深度イメージツリー[3]、キュースプラット(Qsplat)[4]、サーフェル(Surfel)[5]、及びその他の幾つかの先行公知技術のような、3Dオブジェクト表現及びレンダリング手法を記述したものとして、下記の参考文献[1]から[13]があり、前述した2つの傾向が記載されている。先行技術のアプローチについての以下の記述において、下記の刊行物を参考文献とする。
[1]Manuel M. Oliveira, Gary Bishop, David McAllister. Relief Textures Mapping. Proceedings of SIGGRAPH '00.
[2]Jonathan Shade, Steven Gortler, Li−wei He, Richard Szeliski, Layered Depth Images Proceedings of SIGGRAPH '98.
1998
[3]Chun−Fa Chang,Gary Bishop, AnselmoLastra. LDI Tree:A Hierarchical Representation for Image−Based Rendering,Proceedings of SIGGRAPH '99.
[4]Szymon Rusinkiewicz, Marc Levoy.QSplat:A Multiresolution Point Rendering System for Large Meshes.Proceedingsof SIGGRAPH '00
[5]Hanspeter Pfister, Matthias Zwicker, Jeroen van Baar,Markus Gross.Surfels:Surface Elements as Rendering Primitives. Proceedings of SIGGRAPH '00.
[6]Chamberlain et al.,Fast Rendering of Complex Environments Using a Spatial Hierarchy. Proceedings of SIGGRAPH '96.
[7]Grossman and Dally, Point sample rendering. Proceedings of Eurographics Workshop on Rendering Techniques '98.
[8]Lischinski and Rappoport, Image−Based Rendering for Non−Diffuse Synthetic Scenes. Proceedings of EurographicsWorkshop on Rendering Techinques '98.
[9]M.Levoy and T.Whitted.The Use of Points as Display Primitives.Technical Report TR 85−022,The University of North Carolina at Chapel Hill,Department of Computer Science,1985.
[10]L.Westover. Footprint Evaluationfor Volume Rendering.Proceedings of SIGGRAPH '90.
[11]C.I.Connolly.Cumulative generation of octree models from range data.InProceedings of Intl.Conf.Robotics, pp25−32, March 1984.
[12]G.H Tarbox and S.N.Gottschlich. IVIS:An integrated volumetric inspection system.In Proceedings of the 1994 Second CAD−Based Vision Workshop, pp220−227, February 1994.
[13]Curless,B., Levoy, M. A volumetric method for building complex models from range images. Proceedings SIGGRAPH ’96.
[14]C.Bregler,Video Based Animation Techniques for Human Motion, SIGGRAPH '00 Course 39: Image−based modeling and rendering.
[15]Paul E.Debevec, Camillo J. Taylor,Jitendra Malik, Modeling and RenderingArchitecture from Photographs:A hybrid geometry−and image−based approach.Proceedings of SIGGRAPH '96.
【0007】
イメージベースの方法に共通の問題は、生成したイメージに穴があくということである。オブジェクトの表面が全てのポリゴン(普通、三角形)の内部において線形的に補間されるという意味で'連続的な'ポリゴンモデルとは異なり、イメージベースの、そして点ベースの表現方式は、オブジェクトの'不連続的な'近似値を提供する。イメージベース表現の場合、オブジェクトの表面は、実際には、小さいカラー正方形、すなわち参照イメージのシフトされたピクセルに近似される。しかし、観測方向が各参照イメージ平面の垂直方向と大きく異なる時、近似した正方形の投影は一般的にオブジェクトの表面の投影を完全にはカバーしない。これらの穴を第1タイプ穴と呼ぶ。イメージベースの表現において、生成したイメージに穴があく他の原因は、表面に、すべての参照イメージで見えないのに、視点によっては見える部分があるということである(これを第2タイプ穴と呼ぶ。)。これら穴は個々のイメージベース表現に含まれる情報が不十分なために生ずる。
【0008】
レリーフテクスチャ法[1]は線形補間法と類似した手法を用いて第1タイプ穴があかないようにするが、この方法によると、前記補間が前記オブジェクトの3D投影ではなく2次元(2D)投影で行われるため、歪みやアーティファクトが生じることがある。より重要なのは、この方法では、第2タイプ穴が同じ方法で取り扱われるしかないということである。[1]の方法ではわずか6つの参照イメージ、すなわち、外接する立方体の表面にオブジェクトを投影したイメージを用いるため、立方体のどの6面からも見えない点が存在する場合など複雑な形態に適用される場合には深刻な制限をきたしてしまう。
【0009】
階層化した深度イメージ(Layered Depth Image:LDI)[2]は第2タイプ穴に関連した問題を回避するようデザインされたデータ構造である。LDIはそのピクセルが参照イメージ平面のある固定された地点に投影される全てのオブジェクト点を含むイメージである。[1]の高速プレワーピングアルゴリズムはここでも適用される。しかし、第1タイプ穴に関する問題が解決されずに残ってしまう。([10]において初めて紹介された)スプラットは第1タイプ穴の問題を解決するために用いられる。スプラットは特定のカラー分布(例えば、パッチの中央を中心とするガウス分布、又は定数分布)が与えられた小さい2次元の直線状ないし楕円形表面パッチである。LDI法の短所は、その表現方式が特定の固定された方向への投影に基づくがゆえに生じる非対称性にある。これにより、その固定された方向と大幅に異なる観測方向に対する穴を埋めることが極めて困難になる。
【0010】
LDIツリー[3]は各オクツリーセル(ノード)にLDIが付いているオクツリーである。階層モデルを有する長所は、オクツリー内の全てのLDIをレンダリングしなくても良いということである。より遠くにあるセルはより高い階層のLDIに保存されたフィルタリングされた点を用いることにより、やや粗くレンダリングされる。このような表現方式は多くの参照イメージを用いることでLDIの非対称性を克服するために考案された。しかし、保存容量が極めて大きくなってしまう難点がある。例えば、(36枚の参照イメージから得られた)512×512のイメージに対するLDIツリーは[3]で報告されたように30メガバイトを占め、この内半分はツリー構造自体のためのものである。[3]で報告されたように、このオブジェクトはレンダリング時間も長く、(並列処理を用いない場合の)32,250MHz MIPS(R) R10000プロセッサを有するシリコングラフィックス(Silicon Graphics(R)) Onyx(R)2でフレーム当り2ないし3秒かかる。
【0011】
イメージベースのデータをツリー構造に結合するさらに他の方法が最近考案されたサーフェル法[5]である。これはノードが1本のLDIツリーの代わりに3つの直交平面に対応する3つのLDIを含む階層化した深度立方体(LDC)である特定のツリー[8]を取り扱う。81,000個の三角形を含む元のモデルに対して、[5]で報告された結果が得られた。256×256出力バッファーに対して秒当たり11フレーム(fps)のフレームレートがペンティアム(Pentium(R))III 700MHzプロセッサ上で得られた。サーフェルは対応する深度ベクトルによりシフトされた参照イメージピクセルである。ツリー構造は可視的な要素を決める計算の速度を速めるために用いられる。穴埋めは最隣接法(Nearest−Neighbor)、あるいはガウスフィルタリングにより得られる。スプラッティングはこの構造で実行される。生成イメージの高品質とひきかえに、データの量が増え、しかも速度が限られる短所がある。
【0012】
イメージベース手法であるよりは点ベースの手法に近いものではあるが、最近導入されたキュースプラット[4]の表現手法にも言及する必要がある。このアプローチは重複されたボールに基づく階層的点構造を用いる。レンダリング段階では、適切な大きさの楕円形スプラットが用いられる。しかし、[4]では、多少複雑で且つ相対的に時間がかかるトランケーテッドカリング(truncated culling)が用いられた。なお、データ構造がより複雑であり、その処理に多くの時間がかかる。
【0013】
深度イメージの集合と同じ範囲のデータからオクツリー構造を有する3Dモデルを得るアイデア及び具現方法が[1]〜[12]で開発された。[13]はオクツリーを用いて原データからポリゴンモデルを構成することを取り扱っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
以上の全ての方法は3D静止したイメージをベースとした表現に関連している。動く3Dオブジェクトについて述べれば、今までこの問題に取り組み、提案されたイメージベース方法はほとんどないということを認識しなければならない。[14]では、ほぼ一定した3D表面形状に対する表面イメージの修正に関するアイデアが展開されている。これは動くオブジェクトの限られたクラスのみに適用可能であり、実際の3Dオブジェクトのアニメーションには適用できない。[15]では、幾つかの写真に基づき複数の視点から建築物のビューを再構成するビュー依存的テキスチャマッピングを用いて建築物映像がアニメーション化されている。
【0015】
従って、小さな保存容量で、高品質の出力イメージを高速レンダリング可能で、且つ、アニメーション目的に適したイメージベース表現が必要であるということが明らかである。
【0016】
本発明が解決しようとする技術的課題は、前述した先行技術の短所を縮減ないし解消した、保存に要する領域が比較的小さくてすみ、高速で且つ高品質なレンダリングを可能にする、深度イメージに基づく3Dオブジェクト表現を提供することである。
【0017】
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、座標変換の高速計算、2進体積オクツリー(BVO)の用いられた要素のオーダの自動的な決定、及び正確に定義された大きさのスプラットの形成を可能にする、3Dオブジェクト表現及びレンダリングのための方法及び装置を提供することである。
【0018】
本発明が解決しようとするさらに他の技術的課題は、高速で且つ正確なレンダリングを可能にする、動く3Dオブジェクトのコンパクトな表現のための方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前記技術的課題を達成するために、本発明に係る3Dオブジェクトの表現及びレンダリングの方法は、オブジェクトの表面に属する点の座標に対応する2進体積オクツリー(BVO)の各バーテックスが属性として有する色が、前記BVOバーテックスに対応する3次元イメージ要素であるボクセルを表わす立方体の内部に座標を有するオブジェクト表面の点の色の平均となるように、3次元オブジェクトの原データをBVOフォーマットに変換する段階と、BVOリーフに対応するボクセルの中心のローカル3次元座標を求め、前記求められた3次元座標をボクセル中心の2次元座標及び投影されたボクセルイメージの大きさの情報に変換し、各々のBVOリーフに対し、色情報を用いて、投影されたボクセルイメージ領域をカバーする対応するスプラットを生成してディスプレーし、前記オクツリーをルートバーテックスからリーフまで階層的にトラバースすることによって前記BVOをレンダリングし、前記ディスプレーされた複数のスプラットにより3次元オブジェクトを視覚化する段階を含むことを特徴とする。
【0020】
3Dオブジェクトの原データは、深度イメージの集合、ポリゴンモデルデータ、あるいは色を有する点の集合である。
【0021】
また、オクツリーの階層的トラバースは、見る人から最も遠いBVOボクセルから近いBVOボクセルの順序に行われる。
【0022】
変換過程において、計算上の複雑性を最小化させるために、前記オクツリーのトラバース前に、前記方法は、
を計算する段階を含み、3次元座標を2次元座標へと階層的変換して得られた結果を用いるとともに、各BVOバーテックスに対し、BVOルートからリーフまでの全ての経路をトラバースしつつ
を計算することによって、ローカル座標(x,y,z)として特定される全てのBVOリーフに対する
【0023】
前記技術的課題を達成するために、本発明の3次元オブジェクトの表現及びレンダリング装置は、
3次元オブジェクトの原データを生じる3次元オブジェクト原データ生成手段と、前記3次元オブジェクト原データ生成手段と連結されて、オブジェクトの表面に属する点の座標に対応する2進体積オクツリー(BVO)の各バーテックスが属性として有する色が、前記BVOバーテックスに対応する3次元イメージ要素であるボクセルを表わす立方体の内部に座標を有するオブジェクト表面の点の色の平均となるように、3次元オブジェクト原データをBVOフォーマットに変換する3次元オブジェクト原データ変換手段と、前記3次元オブジェクト原データ変換手段に連結されたBVOレンダリング手段とを含むことを特徴とする。
【0024】
前記3次元オブジェクト原データ生成手段は、複数の点の3次元座標を出力する3次元実物スキャナー、3次元オブジェクトポリゴンモデル生成手段、または深度イメージ生成手段である。
【0025】
さらに、前記技術的課題を達成するために、3次元の動くオブジェクトの表現方法は、一連の3次元オブジェクトに対し、3次元の動くオブジェクトに対応する一連の2進体積オクツリー(BVO)を生成するために、オブジェクトの表面に属する点の座標に対応するBVOの各バーテックスが属性として有する色が、前記BVOバーテックスに対応する3次元イメージ要素であるボクセルを表わす立方体の内部に座標を有するオブジェクト表面の点の色の平均となるように、一連の3次元オブジェクトの原データをそれぞれBVOフォーマットに変換する段階を含むことを特徴とする。
【0026】
この方法は、各立方体の表面に対して動くオブジェクトのイメージに対応するビデオストリームを取得してオクツリーバイトストリームを生成し、該オクツリーバイトストリームの各バイトはオクツリーバーテックスに対応し、各バイトの各ビットは各々前記オクツリーバーテックスに対してサブツリーの存否を表示し、6本のビデオストリーム及びオクツリーバイトストリームは共に3次元の動くオブジェクトの表現を形成するオクツリーバイトストリームを生成するように、一連のBVOの内各々のBVOをBVOルートバーテックスに対応する立方体の表面に投影する段階をさらに含む。
【0027】
好ましくは、前記6本のビデオストリームはMPEGビデオ圧縮フォーマットを用いてコンパクトな形態で保存される。また、前記オクツリーバイトストリームは、好ましくは、エントロピー圧縮を用いて保存される。
【0028】
上述した表現方法により表現された3次元の動くオブジェクトは、ビデオデータの圧縮を解凍し、各BVOバーテックスの色を決めるために6本の参照イメージストリームをBVOに投影し、3次元の動くオブジェクトを視覚化させるために色を有したBVOを投影することによって、視覚化される。
【0029】
また、本発明の別の側面としての、3次元の動くオブジェクトを表現する方法は、(a)一連の3次元オブジェクトに対して3次元の動くオブジェクトに対応する一連の2進体積オクツリー(BVO)を生成するために、オブジェクトの表面に属する点の座標に対応するBVOの各バーテックスが属性として有する色が、前記BVOバーテックスに対応する3次元イメージ要素であるボクセルを表わす立方体の内部に座標を有するオブジェクト表面の点の色の平均となるように、一連の3次元オブジェクトの原データをBVOフォーマットに変換する段階と、(b)各立方体の表面に対して動くオブジェクトのイメージに対応するビデオストリームを取得してオクツリーバイトストリームを生成し、該オクツリーバイトストリームの各バイトはオクツリーバーテックスに対応し、各バイトの各ビットは各々前記オクツリーバーテックスに対してサブツリーの存否を表示し、6本のビデオストリーム及びオクツリーバイトストリームは共に3次元の動くオブジェクトの表現を形成するオクツリーバイトストリームを生成するように、一連のBVOの内各々のBVOをBVOルートバーテックスに対応する立方体の表面に投影する段階とを含むことを特徴とする。
【0030】
前記6本のビデオストリームは、好ましくは、MPEGビデオ圧縮フォーマットを用いてコンパクトな形態で保存される。また、前記オクツリーバイトストリームは、好ましくは、エントロピー圧縮を用いて保存される。
【0031】
上述した3次元の動くオブジェクトを視覚化する方法は、ビデオデータの圧縮を解凍し、各BVOバーテックスの色を決めるために6本の参照イメージストリームをBVOに投影し、3次元の動くオブジェクトを視覚化させるために色を有したBVOを投影する段階を含む。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明は添付した図面と共に好ましい実施形態に関する次の詳細な説明を参照することにより一層明確になる。
【0033】
コンパクトなデータストリーム表現方式はBVOの幾何学的構成要素及び色彩構成要素を分離し、幾何学的構成要素の圧縮にはオクツリーの2進表現方式を用い、色彩構成要素の圧縮には2Dイメージ圧縮アルゴリズムを用いることにより達成される。
【0034】
図1に示すように、種々異なるタイプの原データを用いて3Dオブジェクトを表現してレンダリングする装置は、複数の点の3D座標を出力する実物3Dスキャナー1やポリゴンモデル生成手段2や深度イメージ生成手段3などの3Dオブジェクト原データ生成手段と、3Dオブジェクト原データをBVOフォーマットに変換する手段4とを含む。前記変換手段4は、3つの座標(x,y,z)及びR,G,Bなど3つの色座標を含む複数の6次元ベクトルを生成する手段5、及びBVO構成手段6を含む。前記BVO構成手段6はイメージバッファを含むBVO視覚化手段7、及び座標変換マトリックス生成手段8と連結している。
【0035】
図2は、2台の垂直カメラを用いた場合に、現実の表面からどのように深度イメージが生成され、どのようにこれらが組合わせられてボクセルを生じるのかを示している。図2において、実物の表面の一部9、第1カメラ(図示せず)により撮られた実物の表面に近似した直四角形の深度イメージピクセルの離散値に対応する投影10、第2カメラ(図示せず)により撮られた表面9のサンプリングされた深度値11、2台のカメラによって撮られた表面の深度値の結合された値に対応するボクセル12が示されている。
【0036】
図3は、3Dの点とBVOの各種のスケールレベルの対応図を示す(2Dビュー)。図3において、3D座標を有した複数の点13、点13に対応するBVO構造14、色情報を含みBVOノードに位置するマークされたボクセル16を有するBVOのスケールレベル15が示されている。
図4は、BVO立方体17及びこれを8つのサブ立方体18に分割したものを示す図である。
【0037】
図5(a)及び図5(b)は、単一階層レベルにおいてBVOバーテックスのトラバース順序をいかに定めているかを示すものである。図5(a)及び図5(b)において、投影面19、投影方向20、BVOバーテックスの内一つに対応し表面に平行な面22、23、24によって分割された立方体21、分析される立方体の8つのサブ立方体各々のトラバース投影順序25が示されている。
【0038】
図6は、スプラットが時間及び空間上にいかに投影されるか、及びスプラットの大きさを決める幾何学的条件を示す。図6において、全体8×8 BVO 26、ボクセル16、スプラット27、垂直投影方向28、イメージバッファ29が示されている。
【0039】
図7は、動くオブジェクトの幾何学的構造変化に対応するBVOバイトストリームのシーケンス31及びビデオストリーム(各アニメーションフレームに対する参照イメージのシーケンス)32を含むBVOアニメーションシーケンス30の構造を示す。
【0040】
図8は、データストリームにより表現される動く3Dオブジェクトの視覚化過程の段階33〜段階39を示すフローチャートである。
【0041】
本発明において要求される3Dオブジェクト表現方法はBVOであり、これは現在用いられるほとんどの3Dモデル表現から得られる。図1は、3Dスキャナー1のデータ、手段2で生成されたポリゴンモデル、手段3で生成された深度イメージの集合などの入力表現を生成する従来の手段を示す。BVOを適用する主な目的は、深度イメージの集合を入力表現として用いることである。深度イメージによるモデル表現の長所は、難しいモデリング過程の代わりに、実物モデルの写真から直接、3Dモデルを生成可能であるという点である。
【0042】
BVOを生成するために、前記手段1、2、3の内一つにより提供された入力表現は3つの座標(x,y,z)及び3つの色座標R、G、Bを成分として有する複数の6次元ベクトルを生じる手段5の助けを借りて中間表現に変換される。BVOを構成するために、高さnが指定されなければならず、ローカルBVO座標においてBVO立方体のエッジ長はL=2nとなる。中間表現は下記のような方式により手段5によって生成される。
【0043】
ポリゴンモデルについて:
移動及びスケール(大きさ)変換によって、モデルポリゴンの全てのバーテックスは、一つのバーテックスが座標系の原点に位置し反対側のバーテックスが座標(L,L,L)を有する点に位置する立方体の内部に配置されるように生成される。ポリゴンの部分分割法により、全てのポリゴンの二つの隣接したバーテックス間の距離は1より大きくならないようにする。原ポリゴンモデルのテクスチャ及びテクスチャ座標を用い、ポリゴンの各バーテックスに色が属性として与えられる。
【0044】
深度イメージについて:
深度イメージは、イメージの共通座標系に再計算された後、ピクセルに対応する長方形の線形的な大きさが1を超えず、全ての長方形がBVO立方体に取り囲まれた空間内に位置するように、スケール(大きさ)が調節されて移動する。共通座標系への再計算のために、イメージを得るためのカメラの位置情報及びイメージのピクセルに対応する深度値が用いられる。これにより、色座標及びイメージに共通する座標を有する複数の点が得られる。各点の色座標は元のスケール調節されたイメージのピクセルの色に対応する。
【0045】
3Dモデルスキャニングデータについて:
スキャニングされたモデルの全ての点は、移動及びスケール変換によって、一つのバーテックスが座標系の原点に位置し反対側のバーテックスが座標(L,L,L)に位置するBVO立方体の内部領域に位置するように生成される。座標(x,y,z)がBVO立方体に含まれた複数点{x,y,z,R,G,B}の形を有する中間表現を得た後、手段6は、図3に示すBVOを構成する。立方体17はルートバーテックスの次の階層レベルにあるバーテックスに対応して8つのサブ立方体18に階層的に分割され(図4)、第1スケールレベルのBVOが得られる。BVOは高さが増加した一連のスケールレベル(図3の15)として考えることができ、ここで、低いツリーの使用によって、必ずしもより高いツリーを有した全てのアルゴリズムに用いて処理することが必要となるわけではない。後述する過程において、BVOサブツリーはこのサブツリーに対応する立方体が少なくとも一つの点13を含む場合に限って保存され、逆に、BVOサブツリーが保存される時に限ってこのサブツリーに対応する立方体が少なくても一つの点13を含む。BVO構造14は複数の点13から得られる。(単に最後のものだけではなく)全てのBVOバーテックスに対して色が属性として与えられる。各バーテックスに属性として与えられる色は、このバーテックスに対応する立方体に属する点の色の平均値となる。
【0046】
BVOレンダリング手段7は手段8により指定された3D座標システム変換を用いて座標変換4×4マトリックスTを生成する。変換により生成された座標はBVOに対する相対的な視点の位置を指定する。
【0047】
レンダリングを行うために、BVOのルートバーテックスからツリーのリーフまで全てのバーテックスをトラバースさせなければならない。リーフをトラバースする間に、スプラットと呼ばれる特定パターンがイメージバッファ29に保存される。図6に示すように、分析されるバーテックスのスプラット27は分析されるバーテックスに対応する投影立方体26の領域をカバーしなければならない。スプラットの色は分析されるBVOバーテックスの色に対応しなければならない。スプラットは、イメージバッファへの高速保存が可能な形状が選択されるが、それは一般的には正方形または円形である。スプラット27中心の座標はこのバーテックスに対応する投影立方体26の中心の座標に対応しなければならない。
【0048】
視点に対する立方体の相対的な位置を考慮した正確なBVOレンダリングを提供するために、レンダリング過程において、イメージバッファの各点において最後に投影されたスプラットはイメージバッファ中の分析された点に対して先に投影された他のスプラットよりも観視者に近いところに位置するように注意を払わなければならない。BVOレンダリングの速度は立方体中心に対応する点の座標タイプ変換の速度に実質的に依存する。ハードウェアグラフィック加速器において、前述した問題は、ハードウェアz−バッファによって正確なレンダリングを提供し、ハードウェアの助けを借りてマトリックス乗法を加速して立方体中心点の変換を計算することにより解決できる。
【0049】
特別のグラフィック加速器を採用しないBVOレンダリング方法は、BVOトラバースの正しい順序を取り決める方法及び立方体中心座標の高速階層的座標タイプ変換方法を伴う。本発明によるBVOのトラバース順序の使用はz−バッファに依存せずに正しいスプラットの投影を可能にする。
【0050】
スプラットの正しい投影を可能ならしめるBVOのトラバース順序を決定する方法は、各BVOバーテックスに対してそのルートバーテックスがこのバーテックスから由来するサブツリーのトラバース順序を決定することに基づく。図5に示すように、分析されるBVOバーテックスに対応する立方体21のバーテックスのトラバース順序を決定するために、立方体21を、3種の可能な方法をすべて用いて、平面により二つの同じ平行六面体に分割する。図5(a)及び図5(b)において、平面は線22、23、24で示されている。各部分に対する正しい投影順序の決定は、平行六面体の共通面22,23の法線と投影方向19との間の角の方向を決定することにより行われる。この動作を行った後には、分析される立方体21の8つのサブ立方体の各々をトラバースする順序25が3つの場合のいずれからも得られる。
【0051】
前記立方体投影の順序を決定する過程は、後述するBVOのトラバース順序の決定及び高速階層的変換を含む全体レンダリング過程によって再帰的に行われる:
a.視点の変化ごとに前処理を行う。
b.ルートバーテックスを現在のバーテックスとする。
c.現在のバーテックスに対応する8つのサブ立方体をいずれも投影する正しい順序を決定する。垂直投影においては、全てのノードは対応するルートバーテックスの立方体分割部分からこの順序を引き継ぐ。
d.現在バーテックスの全てのサブ立方体に対して下記の処理を行う:
1)このバーテックスに対して必要な、立方体中心座標の変換を計算する。
2)現在バーテックスがツリーのリーフであれば、前述の図6において説明した通り、スプラットを投影する。
3)現在バーテックスがツリーのリーフではなければ、このサブ立方体に対応するバーテックスを現在バーテックスとして定め、b段階に戻る。
【0052】
a段階及びd1段階の演算は下記の手順により行われる。Tは4×4変換マトリックスを表示する。この変換は4次元空間における線形的な変換を表わす。BVO高さをnとし、ボクセルのローカル法線座標をvとする。ボクセル座標が標準的な暗黙的2進形態(各バイトがルートバーテックスを含む内部オクツリーバーテックスに対応し、バイトの各ビットは各々このオクツリーバーテックスの存否を表わす、BVOフォーマットの標準的な2進レコード)として保存されており、ノード座標を下記式(1)のように表わすとする。
【0053】
【数1】
【0054】
これにより、好ましいバーテックス座標の変換は、次式(2)の形態を有する。
【0055】
【数2】
【0056】
【0057】
【数3】
【0058】
固定されたTに対し、前記式(3)の各成分は前処理段階aで、次式(4)によって計算される。
【0059】
【数4】
【0060】
前記式はn×8テーブルに保存され、変換は全てのバーテックスに対して単にテーブル参照及び足し算を行って前記式(3)を計算することにより行われる。その結果、ルートバーテックスからリーフまでの全ての経路を通れば、(x,y,z)座標として特定される各BVOに対し、値Tvを求めることができる。
【0061】
【数5】
【0062】
前記座標変換方法はオクツリーの全てのリーフに対して直接的にマトリックス掛け算を行うことに比べて計算能力面で10倍以上の向上が得られる。
【0063】
前述したBVO多重スケール法は、その性質上、BVOにより表現される3Dモデルの所望のディテールレベル及びモデルにおいて、観視者までの距離に比例して特定の多重スケールレベルを直接的に選択可能にするという点は特記される。
【0064】
動く3Dオブジェクトの表現方法は、下記の手順で実施される。一連の3Dオブジェクトにおける各3Dオブジェクトの原データがBVOフォーマットに変換される。各3Dアニメーションフレームに対し、オブジェクトの立方体面に対する投影に対応する6枚の深度イメージが生成される。これにより、ビデオストリームが、各立方体面毎に1本ずつ生成され、各フレーム毎に6つの深度マップが生成される。各フレームに対し、前述したように、BVOフォーマットがオクツリーバイトストリームの形で生成される。ビデオストリームはMPEG−2など、効率良い圧縮方法の助けを借りて圧縮される。図8に示すように、BVOアニメーションシーケンス30は、動くオブジェクトの幾何学的構造変化に対応するオクツリーバイトストリームのシーケンス31、及び前述した6本のビデオストリーム(アニメーションの各フレームの参照イメージのシーケンス)32を含む。
【0065】
動く3Dオブジェクトの視覚化方法を、図8のフローチャートに示す。6枚の参照イメージのデータ及び前述のように生成されたオクツリーバイトストリームのデータがアニメーションシーケンスから抽出される(第33段階)。6枚のイメージの圧縮を解凍し、BVO構造が生成される(第34段階)。各BVOバーテックスの色を決定するために、得られた6本の参照イメージストリームがBVO上に投影される(第35段階)。圧縮解凍されたBVOを視覚化させるかどうかを決める(第36段階)。もし、視覚化させるのであれば、動くオブジェクトフレームに対応するBVOが視覚化される(第37段階)。次のフレームを読み出すか否かを決める(第38段階)。読み出す場合には、第33段階に戻り、読み出さないのであれば、第39段階に進んで、視点が変化すれば視覚化段階(第37段階)へ戻る。
【0066】
実験によれば、本発明に係る方法により得られた単一BVOフォーマットフレームは最近の先行技術である垂直LDIフォーマットに比べて4ないし10倍ほど小さい。BVOレンダリング速度は、256×256の解像度を有する参照イメージ及び出力イメージに対し、パンティアムセラーロン500MHzコンピュータ(ハードウェアに基づく加速を用いない場合、固定スケールレベルにおいて)約20fpsであり、これもまたハードウェアに基づく加速によらない場合の先行技術の方法におけるレンダリング速度よりも2ないし3倍ほど速い。
【0067】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係る3Dの静止したオブジェクト及び動くオブジェクトの階層的イメージベース表現及びレンダリング方法及び装置によれば、BVOの幾何学的構成要素と色彩構成要素とを分離することにより、深度イメージに基づくと共に、相対的に小さい貯蔵領域を要し、しかも高速で高品質のレンダリングが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】各種のタイプの原データを用いた3Dオブジェクト表現及びレンダリング装置の機能的概念図である。
【図2】垂直カメラから得られた一対の深度イメージからBVOを生成する例を示す概念図である。
【図3】3Dポイントと各種のBVO階層レベルとの間の2D対応図である。
【図4】BVO立方体及びこれを8つのサブ立方体に分割したものを示す概念図である。
【図5】(a)及び(b)は、一つの階層レベルにおいて、BVOバーテックスをトラバースする順序の決定を示す2D及び3D概念図である。
【図6】スプラットを時間及び空間上に投影する過程及びスプラットの大きさを決定する幾何学的条件を示す概念図である。
【図7】動く3Dオブジェクトを示すデータストリームの構造ブロック図である。
【図8】データストリームにより表現される動く3Dオブジェクトの視覚化過程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 3Dオブジェクト原データをBVOフォーマットに変換する手段
Claims (15)
- コンピュータにより3次元オブジェクトを表現及びレンダリングする方法において、
(a)三次元オブジェクト原データ変換手段により、オブジェクトの表面に属する点の座標に対応する2進体積オクツリー(BVO)の各バーテックスが属性として有する色が、前記BVOバーテックスに対応する3次元イメージ要素であるボクセルを表わす立方体の内部に座標を有するオブジェクト表面の点の色の平均となるように、3次元オブジェクトの原データをBVOフォーマットに変換する段階と、
(b)BVO視覚化手段により、BVOリーフに対応するボクセルの中心のローカル3次元座標を求め、前記求められた3次元座標をボクセル中心の2次元座標及び投影されたボクセルイメージの大きさの情報に変換し、各々のBVOリーフに対し、色情報を用いて、投影されたボクセルイメージ領域をカバーする対応するスプラットを生成してディスプレーし、前記オクツリーをルートバーテックスからリーフまで階層的にトラバースすることによって前記BVOをレンダリングし、前記ディスプレーされた複数のスプラットにより3次元オブジェクトを視覚化する段階を含むことを特徴とするコンピュータにより3次元オブジェクトを表現及びレンダリングする方法。 - 前記3次元オブジェクトの原データは、深度イメージの集合、ポリゴンモデルデータ、あるいは色を有する点の集合であることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータにより3次元オブジェクトを表現及びレンダリングする方法。
- 前記オクツリーの階層的トラバースは、見る人から最も遠いBVOボクセルから近いBVOボクセルの順序に行われることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンピュータにより3次元オブジェクトを表現及びレンダリングする方法。
- 3次元オブジェクトの表現及びレンダリング装置において、3次元オブジェクトの原データを生じる3次元オブジェクト原データ生成手段と、
前記3次元オブジェクト原データ生成手段と連結されて、オブジェクトの表面に属する点の座標に対応する2進体積オクツリー(BVO)の各バーテックスが属性として有する色が、前記BVOバーテックスに対応する3次元イメージ要素であるボクセルを表わす立方体の内部に座標を有するオブジェクト表面の点の色の平均となるように、3次元オブジェクト原データをBVOフォーマットに変換する3次元オブジェクト原データ変換手段と、
前記3次元オブジェクト原データ変換手段に連結されたBVOレンダリング手段とを含むことを特徴とする3次元オブジェクトの表現及びレンダリング装置。 - 前記3次元オブジェクト原データ生成手段は、複数の点の3次元座標を出力する3次元実物スキャナーであることを特徴とする請求項5に記載の3次元オブジェクトの表現及びレンダリング装置。
- 前記3次元オブジェクト原データ生成手段は、3次元オブジェクトポリゴンモデル生成手段であることを特徴とする請求項5に記載の3次元オブジェクトの表現及びレンダリング装置。
- 前記3次元オブジェクト原データ生成手段は、深度イメージ生成手段であることを特徴とする請求項5に記載の3次元オブジェクトの表現及びレンダリング装置。
- コンピュータにより3次元の動くオブジェクトを表現する方法において、
(a)三次元オブジェクト原データ変換手段により、一連の3次元オブジェクトに対し、3次元の動くオブジェクトに対応する一連の2進体積オクツリー(BVO)を生成するために、オブジェクトの表面に属する点の座標に対応するBVOの各バーテックスが属性として有する色が、前記BVOバーテックスに対応する3次元イメージ要素であるボクセルを表わす立方体の内部に座標を有するオブジェクト表面の点の色の平均となるように、一連の3次元オブジェクトの原データをそれぞれBVOフォーマットに変換する段階を含むことを特徴とするコンピュータにより3次元の動くオブジェクトを表現する方法。 - (b)オクツリーバイトストリーム生成及びBVO投影手段が、各立方体の表面に対して動くオブジェクトのイメージに対応するビデオストリームを取得してオクツリーバイトストリームを生成し、該オクツリーバイトストリームの各バイトはオクツリーバーテックスに対応し、各バイトの各ビットは各々前記オクツリーバーテックスに対してサブツリーの存否を表示し、6本のビデオストリーム及びオクツリーバイトストリームは共に3次元の動くオブジェクトの表現を形成するオクツリーバイトストリームを生成するように、一連のBVOの内各々のBVOをBVOルートバーテックスに対応する立方体の表面に投影する段階をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のコンピュータにより3次元の動くオブジェクトを表現する方法。
- (c)ビデオストリーム及びオクツリーバイトストリーム保存手段が、前記6本のビデオストリームをMPEGビデオ圧縮フォーマットを用いてコンパクトな形態で保存し、前記オクツリーバイトストリームをエントロピー圧縮を用いて保存する段階をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のコンピュータにより3次元の動くオブジェクトを表現する方法。
- 請求項10又は11に記載の方法により表現された3次元の動くオブジェクトを視覚化させる方法において、BVO投影手段が、ビデオデータの圧縮を解凍し、各BVOバーテックスの色を決めるために6本の参照イメージストリームをBVOに投影し、3次元の動くオブジェクトを視覚化させるために色を有したBVOを投影する段階を含むことを特徴とするコンピュータにより3次元の動くオブジェクトを視覚化させる方法。
- コンピュータにより3次元の動くオブジェクトを表現する方法において、
(a)三次元オブジェクト原データ変換手段が、一連の3次元オブジェクトに対して3次元の動くオブジェクトに対応する一連の2進体積オクツリー(BVO)を生成するために、オブジェクトの表面に属する点の座標に対応するBVOの各バーテックスが属性として有する色が、前記BVOバーテックスに対応する3次元イメージ要素であるボクセルを表わす立方体の内部に座標を有するオブジェクト表面の点の色の平均となるように、一連の3次元オブジェクトの原データをBVOフォーマットに変換する段階と、
(b)オクツリーバイトストリーム生成及びBVO投影手段が、各立方体の表面に対して動くオブジェクトのイメージに対応するビデオストリームを取得してオクツリーバイトストリームを生成し、該オクツリーバイトストリームの各バイトはオクツリーバーテックスに対応し、各バイトの各ビットは各々前記オクツリーバーテックスに対してサブツリーの存否を表示し、6本のビデオストリーム及びオクツリーバイトストリームは共に3次元の動くオブジェクトの表現を形成するオクツリーバイトストリームを生成するように、一連のBVOの内各々のBVOをBVOルートバーテックスに対応する立方体の表面に投影する段階とを含むことを特徴とするコンピュータにより3次元の動くオブジェクトを表現する方法。 - ビデオストリーム及びオクツリーバイトストリーム保存手段が、前記6本のビデオストリームをMPEGビデオ圧縮フォーマットを用いてコンパクトな形態で保存し、前記オクツリーバイトストリームをエントロピー圧縮を用いて保存する段階をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータにより3次元の動くオブジェクトを表現する方法。
- 請求項13又は14に記載のコンピュータにより3次元の動くオブジェクトを表現する方法により表現された3次元の動くオブジェクトを視覚化する方法において、
BVO投影手段が、ビデオデータの圧縮を解凍し、各BVOバーテックスの色を決めるために6本の参照イメージストリームをBVOに投影し、3次元の動くオブジェクトを視覚化させるために色を有したBVOを投影する段階を含むことを特徴とするコンピュータにより3次元の動くオブジェクトを視覚化させる方法。
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