JP3980625B2 - 放電加工装置 - Google Patents
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Description
図において、1は各駆動モータ2、3によってX、Y方向に駆動されるXYテーブル、4はこのXYテーブル3上に載置された被加工物、5は主軸、6はこの主軸5の先端に被加工物4と対応して固着され、例えば円柱、円筒等のように単純な形状をした加工電極、7は駆動モータの駆動力を主軸5を介して加工電極6に伝達し回転させる電極回転機構である。
すなわち、図9にそのフローを示すように、補正データmを用いて加工経路を補正して電極経路を生成し、この電極経路に基づいて加工を行うものである。
又、上述したと同様の消耗補正方法については、例えば特開平5−345229号公報においても述べられている。
図において、図8に示す放電加工装置と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。15は一定の計測区間ΔL毎に接触検知で電極消耗を計測する電極消耗計測手段、16はこの電極消耗計測手段15で計測され電極消耗に応じて、補正データ格納手段11内の補正データmを修正する補正データ修正手段、17はこの補正データ修正手段16で修正された補正データmに基づいて、電極位置制御手段14による制御量を補正して加工電極6の位置設定を修正する補正手段である。
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
図1はこの発明の実施の形態1における放電加工装置の構成を示すブロック図、図2は図1における放電加工装置の動作を示すフロー図である。
図において、図8に示す従来装置と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。35は電極経路生成手段12で生成される電極経路に関し、理想状態で加工を行った場合の進行方向の理想加工速度を、加工条件データ格納手段30に格納されたデータに基づいて計算し格納する理想加工速度格納手段、36は各駆動モータ2、3の動きにより進行方向の実際の加工速度を測定する実加工速度計測手段、37は理想加工速度格納手段35に格納された理想加工速度と、実加工速度測定手段36によって測定される実加工速度とを比較する加工速度比較手段、38はこの加工速度比較手段37の比較結果に応じて、電極位置の補正を行い電極経路指令手段13に伝達する電極位置修正手段である。
まず、補正データ格納手段11に格納された補正データに基づいて、電極経路生成手段12により加工経路格納手段10に格納された加工経路に、電極消耗量の補正がなされて電極経路が生成される(ステップS91)。このようにして電極経路が生成されると、理想加工速度格納手段35は生成された電極経路に関し、理想状態で加工を行った場合の進行方向の理想加工速度を、加工条件データ格納手段30に格納されたデータに基づいて計算(ステップS92)し格納する。
尚、上記実施の形態1では、電極位置修正手段38で理想加工速度と実加工速度との差異に応じて、電極の位置の修正を行うようにしているが、図3にその構成を示すように、補正手段39により両加工速度の差異に応じて、補正データ格納手段11に格納された補正データを補正するようにしても良く、上記実施の形態1の場合と同様に高精度な加工面が得られるという効果がある。
図4はこの発明の実施の形態3における放電加工装置の構成を示すブロック図、図5は図4における放電加工装置の動作を示すフロー図である。
図において、上記各実施の形態におけるものと同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。40は電極経路生成手段12で生成された電極経路の各層毎の理想加工速度を計算して格納する理想加工速度格納手段、41は実加工速度測定手段36によって測定される実加工速度を順次1層ずつ格納する実加工速度格納手段、42はこの実加工速度格納手段41に格納される実加工速度と、この実加工速度に対応する理想加工速度を理想加工速度格納手段40から抽出して順次比較する加工速度比較手段、43はこの加工速度比較手段42の比較結果から実際の加工形状を予測し、次の層の電極経路を順次修正する電極経路修正手段である。
まず、補正データ格納手段11に格納された補正データに基づいて、電極経路生成手段12により加工経路格納手段10に格納された加工経路に、電極消耗量の補正がなされて電極経路が生成される(ステップS111)。このようにして電極経路が生成されると、理想加工速度格納手段40は生成された電極経路に関し、理想状態で加工を行った場合の進行方向の各層毎の理想加工速度を、加工条件データ格納手段30に格納されたデータに基づいて順次計算し格納される(ステップS112)。
尚、上記実施の形態3では、電極経路修正手段43により理想加工速度と実加工速度との差異に応じて、次の層の電極経路の修正を行うようにしているが、図7にその構成を示すように、例えばカメラで撮影した画像データやレーザ波長を用いる等して実加工形状を測定する実加工形状測定手段45により、1層毎の実加工形状を順次測定して実加工形状格納手段46に格納し、この実加工形状と理想加工形状格納手段44に格納された各層毎の理想加工形状の中の対応する理想加工形状とを比較し、両加工形状の差異に応じて、電極経路修正手段48により次層の電極経路を修正するようにしても良く、上記実施の形態3の場合と同様の効果が得られることは言うまでもない。
6 加工電極、7 電極回転機構、9,28 加工電極、10 加工経路格納手段、
11 補正データ格納手段、12 電極経路生成手段、13 電極経路指令手段、
14 電極位置制御手段、30 加工条件データ格納手段、
35,40 理想加工速度格納手段、36 実加工速度測定手段、
37,42 加工速度比較手段、38 電極位置修正手段、39 補正手段、
41 実加工速度格納手段、43,48 電極経路修正手段、
44 理想加工形状格納手段、45 実加工形状測定手段、46 実加工形状格納手段、
47 加工形状比較手段。
Claims (2)
- 単純形状の電極を用いて3次元形状加工を行う放電加工装置において、加工条件にそれぞれ対応する水平面内における理想加工速度を予め設定して格納する理想加工速度格納手段と、所定区間毎に加工が進行している水平面内における実加工速度を検出する加工速度検出手段と、上記実加工速度と理想加工速度とを比較し上記両速度の差異に応じて次層の深さ補正を含む電極経路を修正する電極経路修正手段とを備え、多層加工を行うことを特徴とする放電加工装置。
- 単純形状の電極を用いて3次元形状加工を行う放電加工装置において、加工条件にそれぞれ対応する水平面内における理想加工速度を予め設定して格納する理想加工速度格納手段と、所定区間毎に加工が進行している実加工速度を検出する加工速度検出手段と、上記実加工速度と理想加工速度とを比較し上記両速度の差異に応じて深さ方向の上記電極の位置を修正する電極位置修正手段とを備えたことを特徴とする放電加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006266852A JP3980625B2 (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006266852A JP3980625B2 (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 放電加工装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005140469A Division JP3875253B2 (ja) | 2005-05-13 | 2005-05-13 | 放電加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006341373A JP2006341373A (ja) | 2006-12-21 |
JP3980625B2 true JP3980625B2 (ja) | 2007-09-26 |
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ID=37638707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006266852A Expired - Lifetime JP3980625B2 (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 放電加工装置 |
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Country | Link |
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2006
- 2006-09-29 JP JP2006266852A patent/JP3980625B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2006341373A (ja) | 2006-12-21 |
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