JP3980483B2 - 固定巻き枠釣りリール - Google Patents

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本発明は固定巻き枠釣りリールに関する。
従来において、そのようなリールは1つの巻き枠支え部(スプールホルダー)と、1つの回転押え棒を含む1つの巻き取り機構と、通常は交換できる1つの巻き枠(スプール)とを有し、巻き枠は釣り糸(ライン)が巻かれる1つの巻き枠部分(スプールポーション)を該巻き枠部分よりも大きな径の1つのスカート部(スカートポーション)と共に有し、スカート部は巻き枠をリールに搭載するのに役立つ。
固定巻き枠リールの最も多い設計でのスカート部は糸保持クリップを有し、これは巻き枠部分に隣接するスカート部の縁(リム)に置かれる。それの意図される目的は、巻き枠が使われていないときに、糸の端を保持するためであり、糸がほどけるのを防ぐ。
固定巻き枠リールが取り付けられた釣り竿(ロッド)を用いた魚釣りの場合、投げ込んだとき、そのリールは望ましく、あるいは餌が進まされる距離を制限するのに必須でさえある。
1つの普通の方法は、目標に届かないように投げ込み、安全に繰り出され得る更なる量の糸を見積もることによって、最適な位置を見つけ出すことである。次いで、釣り人は、弾力のあるひも(バンド)又は似たもので、あるいは糸用クリップ(通常、固定巻き枠リールに取り付けられる)を使うことにより、糸を固定する。糸はリールに巻き戻され、目標のエリアへ再度投げ込まれる。この時、投げ込みは固定手段によって制限されるものの、更なる量の糸が目標地点に達するために要求されるであろう。このことは繋ぎ体を取り外すこと、更なる糸を繰り出すこと及びそれを固定巻き枠に再度固定することを必然的に伴う。このプロセスは数回繰り返さなければならないだろう。
弾性物の使用は面倒であり、それは繰り返される投げ込みに耐えられなく、また、それは巻き枠に巻くことを邪魔し得る。
糸用クリップの使用はもっと便利であるものの、一般にこの目的(糸が使われていないときに、糸が巻き枠から外れるのを防ぐために糸の端を固定することである)のためにデザインされていない。実際問題としては、糸を引っ掛けることは困難であり、クリップによって及ぼされる圧迫のためにクリップは糸に損傷を引き起こす。このことは、投げ込み制限機としてクリップが用いられる場合に、糸がその限界に達するとき生ずる“ひったくり”によって更に悪くなる。クリップは糸を切り進むがっしりした停止体として働くので、魚が暴れると悲惨なことになる。いずれにしても、糸の損傷は耐えられないことである。
本発明は、弾力性のあるひも又は従来の糸用クリップよりも使用するに便利であり、かつ糸に如何なる損傷をも引き起こさない目標への投げ込みの目的で、糸の1つの湾曲部分(ループ)を固定する手段を与えることを目的とする。
本発明は、1つの巻き枠支え部と、1つの回転押え棒を含む1つの巻き取り機構と、糸が巻かれる1つの巻き枠部分を該巻き枠部分よりも大きな系の1つのスカート部と共に有する1つの巻き枠とを備え、前記巻き枠部分又は前記巻き枠部分に隣接する前記スカート 部の縁に、前記巻き枠から出ている糸を繋ぎ止めるポメル状の突起部分を有し、前記突起部分は、前記糸が当該突起部分上に保持されるように前記糸の1つの湾曲部分が前記巻き枠から当該突起部分を通ることが可能に形成され、投げ込みの最後に前記糸が軸方向に引っ張られたとき、前記突起部分が投げ込みをくい止める働きをするものの、前記巻き枠及び・又は前記押え棒を回しながら糸を引っ張ることの結果として前記突起部分まわりでの 糸の角度が変化して当該突起部分から糸が自動的に開放される
突起部分(ポメル)は、従来の糸保持クリップの深い下くり抜き部分と比較して、浅い下くり抜き部分と、糸出口部とを有し、該糸出口部は、出て行く糸が巻き枠の軸方向へ向けて引っ張られるとき、下くり抜き部分の外へ糸を案内する1つの面を有する。
突起部分は、曲がりやすい構造の1つの糸保持物と連携されてもよい。
複数のポメル状の突起部分が巻き枠の回りに互いに間隔を置いて置かれてもよい。
本発明に係るリールの1つの実施形態が添付図面を参照して説明される。
複数の図面は1つの足部12を有する1つの固定巻き枠釣りリール11を示し、該リール11は足部12によって1つの釣り竿13の竿尻に固定される。リール11は、巻き機構を有し、該巻き機構は1つの巻きハンドル14と、1つのギヤボックス15とを備える。1つの押え棒16はギヤボックス15の回りを回転し、ギヤボックス15は1つの巻き枠18に釣り糸(ライン)17を巻きつけ、糸が投げ込みに対して巻き枠18から自在にするする動くことを許すようにギヤボックス15は“オフ”位置に設定し得る。“固定巻き枠”と名づけるものの、巻き枠18は実際には自在に又は調節し得る抗力物(ドラグ)に抗して回転し得る、あるいは回転に抗してロックされ得る。様式はリールに関する制御によって設定される。
巻き枠18は取り外しでき、異なった重みの糸が付いた異なる巻き枠が代用され得る。図2は、糸17が巻かれた巻き枠部分18aとリール11に搭載するためのスカート部分18bとを備える従来の巻き枠18を示す。スカート部分18bは巻き枠部分18aに隣接するその縁に糸保持クリップ19を有する。巻き枠が使われていないとき、ほどける糸17に逆らって、糸の端を保持するように予定されているクリップ内に保持される糸17が示される。
このクリップ19は目標へ向けて投げ込む釣り人たちにより時々用いられる。選ばれた地点に正確に命中させるため、釣り人はリール上での適切な糸の位置での繋ぎ体によって投げ込みを制限する。クリップ19は繋ぎ体として用いられるものの、このような目的のためにデザインされていなく、それは糸に損傷を与え得るので、それは実際には適当でなく、損傷した糸は捕獲物を失うことを意味する。
本発明では、クリップ19を、図3に示されかつ図6及び図7により詳細に示されるように、鞍前方部のような1つの突起部分(ポメル)21に置き換える。突起部分21は浅い下くり抜き部分22と糸出口部23とを有し、該糸出口部23は、出て行く糸が巻き枠18の軸方向へ向けて引っ張られるように、下くり抜き部分22の外へ糸を案内する1つの面を有する。
この動きは、図3、図4及び図5に最も良く描かれている。図3の状況では、糸17の1つの湾曲部分(ループ)17aが巻き枠18から突起部分21へ這わせられ、糸17が巻き枠から離れて軸方向へ引っ張られたとき、状況は投げ込みの終わりになる。この状況で、糸17は突起部分21で捕捉され、もう糸は逃げ出すことができない。
図4の位置では、糸は突起部分21及び押え棒16のローラに這わせられる。押え棒16及び突起部分21が図5の位置へ相対的に移動するので、突起部分21上での糸17の角度はそれを突起部分から離すように滑らすように変化する。このことは、糸に損傷を危うく与えることなく、魚が餌と共に走ることを許す。
1つのゴム製の材料又は弾力のあるプラスチック材料の糸保持部24は、糸17が突起部分とのかみ合いからふとしたことにより外れないように糸17を保っておく。
つまり、突起部分21は、従来の糸保持クリップ19が用いられるように、あるいはむしろ間違って用いられるけれども、糸の損傷又は破損の付随する不利益なしで、正確に用いられ得る。
それでも、糸保持クリップ19は、もちろん、備えることができ、突起部分21はそれの最上部に作られてもよい。
突起部分の配置は巻き枠18の縁内で型に入れて作っても良く、縁の外に機械で作られてもよい。
あるリールに関しては、巻き枠とスカートは分離しており、そのようなリールに関して、突起部分は、あたかも巻き枠と一体的であるかのように、正確にスカート部分上に、あるいは、もちろん、巻き枠自体の縁の上に、配置されることが可能である。
実際には、糸の巻き枠は押え棒のローラの位置へ向けて回転するので、押え棒のローラが繋ぎ体と一列に整列する前に、繋ぎ体は幾分かの距離を開放される。
繋ぎ体の曲がり性のため、重いおもり又は餌入れ(フィーダ)などの連続的な投げ込みにおいてさえ、糸に如何なる損傷をも起こさない。
もちろん、複数の突起物が巻き枠回りに配置されてもよい。
繋ぎ体は、左手又は右手巻きリールに関する使用に適合されてもよく、あるいは、両方の巻きに関し等しく使用に適合されてもよく、また、その頑丈な構造のために、それは軽い破断ひずみの糸のみならず、重い破断ひずみの糸と共に使用され得る。
クロムめっき又はそれに似ためっきにより、繋ぎ体での摩擦を減じるようにしても良い。
また、釣り人の助力として、電子式表示器に繋ぎ体が開放されたことを示すようにしてもよい。
本発明が関係する種類の固定巻き枠リールの図である。 従来の糸保持クリップを備える巻き枠の図である。 本発明に係る鞍前方部のような1つの突起部分を備える巻き枠の図である。 糸を保持する状態にある図3の巻き枠の図である。 突起部分からまさに開放されようとしている糸に関連する図4のような図である。 拡大した突起部分の面を示す図である。 図6の突起部分の側面図である。

Claims (4)

  1. 1つの巻き枠支え部と、1つの回転押え棒を含む1つの巻き取り機構と、糸が巻かれる1つの巻き枠部分を該巻き枠部分よりも大きな系の1つのスカート部と共に有する1つの巻き枠とを備え、
    前記巻き枠部分又は前記巻き枠部分に隣接する前記スカート部の縁に、前記巻き枠から出ている糸を繋ぎ止めるポメル状の突起部分を有し、
    前記突起部分は、前記糸が当該突起部分上に保持されるように前記糸の1つの湾曲部分が前記巻き枠から当該突起部分を通ることが可能に形成され、
    投げ込みの最後に前記糸が軸方向に引っ張られたとき、前記突起部分が投げ込みをくい止める働きをするものの、前記巻き枠及び・又は前記押え棒を回しながら糸を引っ張ることの結果として前記突起部分まわりでの糸の角度が変化して当該突起部分から糸が自動的に開放される固定巻き枠釣りリール。
  2. 前記突起部分は、浅い下くり抜き部分と、糸出口部とを有し、
    該糸出口部は、前記突起部分まわりでの糸の角度が変化すると、前記下くり抜き部分の外へ前記糸を案内する1つの面を有する請求項1記載の固定巻き枠釣りリール。
  3. 前記突起部分は曲がりやすい構造の1つの糸保持物と連携される請求項2記載の固定巻き枠釣りリール。
  4. 前記巻き枠の回りに間隔を置いて置かれる複数の前記突起部分を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の固定巻き枠釣りリール。
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