JP3978594B2 - 情報記録装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報記録装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報記録装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、第1のコンテンツを予約して記録する場合、それよりも前に配信される第2のコンテンツの終了時刻が延長されても、第1のコンテンツを確実に記録することができるようにした情報記録装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、テレビジョン番組の信号(そのテレビジョン番組を構成する映像信号と音声信号)をハードディスク、または光ディスク等の記録媒体に記録させる録画再生装置が開発され、商品化されている。ユーザは、このような録画再生装置に、テレビジョン番組の信号を予約録画させることにより、テレビジョン番組の放送時間帯に外出している場合であっても、そのテレビジョン番組の放送終了後にそれを視聴することができる。
【0003】
この予約録画は、一般的に、次のようにして行われる。即ち、ユーザが、所望のテレビジョン番組の配信元(所定の周波数帯域のチャンネルを保有しているテレビジョン放送局(以下、単にチャンネルと称する))、並びに、そのテレビジョン番組の予定開始時刻、および、予定終了時刻を録画再生装置に対して設定することで、そのテレビジョン番組の録画が、録画再生装置に予約される。そして、設定された予定開始時刻になると、録画再生装置は、設定されたチャンネルから送信されてくるテレビジョン放送信号を記録媒体に記録させる処理を開始し、設定された予定終了時刻になると、その処理を終了する。
【0004】
即ち、記録媒体には、設定された予定開始時刻から予定終了時刻までの間に、設定されたチャンネルが実際に放送したテレビジョン放送信号が記録される。従って、チャンネル(そのチャンネルに対応するテレビジョン放送局)が、ユーザが記録再生装置に対して予約録画を設定したテレビジョン番組(以下、単に予約番組と称する)を予定通りの時間帯に放送した場合、記録媒体には、予約番組の信号そのものが記録される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、チャンネル(そのチャンネルに対応するテレビジョン放送局)は、その予約番組を予定通りの時間帯に必ずしも放送するとは限らない。
【0006】
例えば、サッカーや野球のようなスポーツの内容を中継する番組(以下、スポーツ中継番組と称する)は、その性質上、終了時刻が延長されることが多々ある。この場合、そのスポーツ中継番組以降のテレビジョン番組(スポーツ中継番組と同一チャンネルのテレビジョン番組)の放送は、予定開始時刻より遅れて開始し、予定終了時刻より遅れて終了する。
【0007】
このような予定より遅れて放送されたテレビジョン番組が、予約番組とされている場合、記録再生装置は、予約番組の予定開始時刻に、そのチャンネルが実際に放送するテレビジョン放送信号(この時点では、スポーツ中継番組の信号)を記録媒体に記録させる処理を開始し、予約番組の放送がまだ終了していない予定終了時刻に、その処理(この時点では、予約番組の途中の信号を記録媒体に記録させている最中の処理)を終了してしまうことになる。
【0008】
その結果、記録媒体には、スポーツ中継番組の延長された分と、予約番組の途中までの分に対応するテレビジョン放送信号が記録され、その予約番組の残りの分に対応するテレビジョン信号は、記録媒体に記録されないという第1の課題があった。
【0009】
即ち、予約番組の前に放送されるテレビジョン番組が延長された場合、記録再生装置は、予約番組の信号の全てを記録媒体に記録させることができないという第1の課題があった。
【0010】
このような第1の課題を解決するために、ユーザは、記録再生装置の録画の終了時刻を、予定終了時刻よりも遅い時刻に予め設定しておくことを行ったりしているが、この場合、ユーザは、記録媒体の残りの記録容量によっては、画質を劣化させる長時間録画モードを選択しなければいけない、または、対象とする予約番組より後に放送される他の予約番組の信号を最後まで録画させることができないといった第2の課題があった。
【0011】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、第1のコンテンツを予約して記録する場合、それよりも前に配信される第2のコンテンツの終了時刻が延長されても、第1のコンテンツを確実に記録することができるようにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の情報処理装置は、コンテンツの記録を予約する予約手段と、予約手段により、コンテンツとして、第1の時刻から第2の時刻の間に他の情報処理装置より配信される予定の第1のコンテンツの記録が予約された場合、第1の時刻から第2の時刻までの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号を、第1のコンテンツに対応する信号として、記録媒体に記録させるように制御する記録制御手段と、他の情報処理装置より実際に配信された信号の特徴を検出する検出手段と、検出手段により略第1の時刻から所定の時間が経過するまでの間に検出された信号の特徴が、第1の時刻より前に他の情報処理装置より配信される予定の第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致するか否かを判定する判定手段と、判定手段により信号の特徴が、第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、第1のコンテンツの配信が実際に終了する第3の時刻を推定し、記録制御手段が記録制御を終了する終了時刻を、推定した第3の時刻に基づいて、第2の時刻以降の第4の時刻まで延長するように設定する設定手段とを備え、記録制御手段は、設定手段により終了時刻を第4の時刻に延長することが設定された場合、第1の時刻から第4の時刻までの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号を、記録媒体に記録させるように制御することを特徴とする。
【0013】
第4の時刻は、第3の時刻に対して、所定の猶予時間が加算された時刻であるようにすることができる。
【0014】
他の情報処理装置より配信されるコンテンツは、画像を含み、検出手段は、画像の所定の特徴を検出し、判定手段は、検出手段により検出された画像の特徴が、予め設定された第2のコンテンツを構成する画像の特徴と一致する場合、その画像は、第2のコンテンツに対応する画像であると判定するようにすることができる。
【0015】
検出手段は、画像に最も多く使用さている色を検出し、判定手段は、検出手段により検出された色が、予め設定された第2のコンテンツの特徴を表す所定の色と同一、または、類似の色である場合、その画像は、第2のコンテンツに対応する画像であると判定するようにすることができる。
【0016】
検出手段は、画像内の所定の範囲の中から、第2のコンテンツの特徴を表すシンボルを検出し、判定手段は、検出手段によりシンボルが検出された場合、その画像は、第2のコンテンツに対応する画像であると判定するようにすることができる。
【0017】
他の情報処理装置より配信されるコンテンツは、画像に対応する音声をさらに含み、検出手段は、音声の所定の特徴をさらに検出し、設定手段は、検出手段により検出された音声の特徴が、第1および第2のコンテンツとは異なる第3のコンテンツに対応する特徴と一致し、その後、検出手段により第2のコンテンツに対応する画像の特徴が検出されない場合、第2のコンテンツが終了したとみなし、その時点の第5の時刻を検出し、第2の時刻に対して、第1の時刻から第5の時刻までの時間に対応する時間を加算した時刻を、第3の時刻として推定し、推定した第3の時刻に基づいて第4の時刻を設定するようにすることができる。
【0018】
判定手段により信号の特徴が、第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、予約手段により予約された他のコンテンツの容量、および、記録媒体の記録領域の空き容量を調査する調査手段をさらに設け、設定手段は、第3の時刻、および、調査手段の調査結果に基づいて第4の時刻を設定するようにすることができる。
【0019】
予約手段、および、設定手段のそれぞれは、記録媒体の所定の記録単位毎に記録可能な信号の時間を変更する複数の記録時間モードの中から、記録制御手段が利用する記録時間モードをさらに設定し、記録制御手段は、記録単位毎に、予約手段、または、設定手段により設定された記録時間モードに対応する時間分の信号を、記録媒体に記録するように制御するようにすることができる。
【0020】
第3の時刻に基づいて第4の時刻を設定する方法、および、記録時間モードを含む設定パターンが、予約手段により予約される他のコンテンツの容量、および、記録媒体の記録領域の空き容量の度合いに応じて、予め複数個設定されており、設定手段は、複数の設定パターンのうちの、調査手段の調査結果に対応する設定パターンを選択し、第3の時刻、および、選択した設定パターンに基づいて、第4の時刻、および、記録時間モードを設定するようにすることができる。
【0021】
調査手段により、予約手段により予約された他のコンテンツとして、第2の時刻以降の第5の時刻から第6の時刻までの間に他の情報処理装置から配信される予定の第3のコンテンツが存在することが調査された場合、設定手段は、第3のコンテンツの配信が実際に終了する第7の時刻をさらに推定し、推定した第7の時刻以降に基づいて、前記第4の時刻を設定するようにすることができる。
【0022】
調査手段により、予約手段により予約された他のコンテンツとして、第2の時刻以降の第5の時刻から第6の時刻までの間に、第1のコンテンツを配信する第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置から配信される予定の第3のコンテンツが存在することが調査された場合、設定手段は、第4の時刻として、推定した第3の時刻、または、第3のコンテンツの配信が開始する予定の第5の時刻のうちの早い時刻を設定し、記録制御手段は、第1の時刻から第4の時刻までの間に、第1の他の情報処理装置より実際に配信される信号を、記録媒体に記録するように制御した後、第5の時刻から第6の時刻までの間に、第2の他の情報処理装置より実際に配信される信号を、記録媒体に記録するように制御するようにすることができる。
【0023】
検出手段は、第1の時刻よりも前であって、第2のコンテンツの配信が終了される予定の第5の時刻よりも後の第6の時刻から所定の時間が経過するまでの間、他の情報処理装置より実際に配信された信号の特徴をさらに検出し、判定手段は、検出手段により検出された信号の特徴が、第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致するか否かをさらに判定し、設定手段は、判定手段により信号の特徴が、第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、その時点で、第3の時刻を推定し、推定した第3の時刻に基づいて第4の時刻を設定するようにすることができる。
【0024】
本発明の情報記録装置の情報記録方法は、コンテンツの記録を予約する予約ステップと、予約ステップの処理により、コンテンツとして、第1の時刻から第2の時刻の間に他の情報処理装置より配信される予定の第1のコンテンツの記録が予約された場合、第1の時刻から第2の時刻までの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号を、第1のコンテンツに対応する信号として、記録媒体に記録させるように制御する第1の記録制御ステップと、他の情報処理装置より実際に配信された信号の特徴を検出する検出ステップと、検出ステップの処理により、略第1の時刻から所定の時間が経過するまでの間に検出された信号の特徴が、第1の時刻より前に他の情報処理装置より配信される予定の第2のコンテ
ンツに対応する信号の特徴と一致するか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理により信号の特徴が、第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、第1のコンテンツに対応する信号の配信が実際に終了する第3の時刻を推定し、第1の記録制御ステップの処理が終了する終了時刻を、推定した第3の時刻に基づいて、第2の時刻以降の第4の時刻に延長するように設定する設定ステップと、設定ステップの処理により終了時刻を第4の時刻に延長することが設定された場合、第1の時刻から第4の時刻までの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号を、記録媒体に記録させるように制御する第2の記録制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0025】
本発明の記録媒体のプログラムは、コンテンツの記録を予約する予約ステップと、予約ステップの処理により、コンテンツとして、第1の時刻から第2の時刻の間に他の情報処理装置より配信される予定の第1のコンテンツの記録が予約された場合、第1の時刻から第2の時刻までの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号を、第1のコンテンツに対応する信号として、記録媒体に記録させるように制御する第1の記録制御ステップと、他の情報処理装置より実際に配信された信号の特徴を検出する検出ステップと、検出ステップの処理により、略第1の時刻から所定の時間が経過するまでの間に検出された信号の特徴が、第1の時刻より前に他の情報処理装置より配信される予定の第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致するか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理により信号の特徴が、第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、第1のコンテンツに対応する信号の配信が実際に終了する第3の時刻を推定し、第1の記録制御ステップの処理が終了する終了時刻を、推定した第3の時刻に基づいて、第2の時刻以降の第4の時刻に延長するように設定する設定ステップと、設定ステップの処理により終了時刻を第4の時刻に延長することが設定された場合、第1の時刻から第4の時刻までの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号を、記録媒体に記録させるように制御する第2の記録制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0026】
本発明のプログラムは、コンテンツの記録を予約する予約ステップと、予約ステップの処理により、コンテンツとして、第1の時刻から第2の時刻の間に他の情報処理装置より配信される予定の第1のコンテンツの記録が予約された場合、第1の時刻から第2の時刻までの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号を、第1のコンテンツに対応する信号として、記録媒体に記録させるように制御する第1の記録制御ステップと、他の情報処理装置より実際に配信された信号の特徴を検出する検出ステップと、検出ステップの処理により、略第1の時刻から所定の時間が経過するまでの間に検出された信号の特徴が、第1の時刻より前に他の情報処理装置より配信される予定の第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致するか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理により信号の特徴が、第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、第1のコンテンツに対応する信号の配信が実際に終了する第3の時刻を推定し、第1の記録制御ステップの処理が終了する終了時刻を、推定した第3の時刻に基づいて、第2の時刻以降の第4の時刻に延長するように設定する設定ステップと、設定ステップの処理により終了時刻を第4の時刻に延長することが設定された場合、第1の時刻から第4の時刻までの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号を、記録媒体に記録させるように制御する第2の記録制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0027】
本発明の情報記録装置および方法、記録媒体、並びに、プログラムにおいては、第1の時刻から第2の時刻の間に他の情報処理装置より配信される予定の第1のコンテンツの記録が予約されていると、第1の時刻から第2の時刻までの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号を、第1のコンテンツに対応する信号として、記録媒体に記録させる制御が開始される。この場合、略第1の時刻から所定の時間が経過するまでの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号の特徴が検出され、その特徴が、第1のコンテンツの配信の前に他の情報処理装置より配信される予定の第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致する場合、記録制御の終了時刻が、第1のコンテンツに対応する信号の配信が実際に終了する第3の時刻に基づいて、第2の時刻以降の第4の時刻に延長するように設定される。これにより、第1の時刻から第4の時刻までの間に他の情報処理装置より実際に配信される信号が、記録媒体に記録されるように制御される。
【0028】
本発明の情報記録装置は、単に、情報を記録する記録専用装置であってもよいし、情報の再生も可能な記録再生装置であってもよい。または、本発明の情報記録装置は、自分自身では情報を記録せず、他の記録装置による情報の記録を制御するための装置であってもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用される情報記録装置としての録画装置の構成例を表している。
【0030】
図1に示されるように、録画装置1において、CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)12に記録されているプログラム、または記憶部21からRAM(Random Access Memory)13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM13にはまた、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0031】
CPU11、ROM12、RAM13、および、日時を計時するタイマ14は、バス15を介して相互に接続されている。このバス15にはまた、入出力インタフェース16も接続されている。
【0032】
入出力インタフェース16には、ビデオデコード部19、MPEG(Moving Picture Experts Group)エンコード部20、および、ハードディスクなどより構成される記憶部21が接続されている。
【0033】
MPEGエンコード部20にはまた、ビデオデコード部19が接続されており、ビデオデコード部19にはまた、チューナ部18が接続されている。
【0034】
チューナ部18は、複数のチャンネルのうちの、ユーザにより指定されたチャンネル(そのチャンネルに対応するテレビジョン放送局)から送信されてくるアナログ地上波信号を、アンテナ17を介して受信し、ビデオデコード部19に供給する。
【0035】
ビデオデコード部19は、チューナ部18から供給されたアナログデータをデジタル化し、MPEGエンコード部20に供給するとともに、必要に応じて、入出力インタフェース16、および、バス15を介してCPU11に供給する。
【0036】
MPEGエンコード部20は、ビデオデコード部19より供給されたデジタル化されたデータをMPEG方式で符号化し、パケットを生成する。MPEGエンコード部20により生成されたパケットは、CPU11の指令に基づいて、入出力インタフェース16を介して記憶部21に記録される。
【0037】
入出力インタフェース16にはまた、必要に応じてMPEGデコード部22が接続される。MPEGデコード部22はまた、OSD(On Screen Display)処理部23、および、スピーカ等から構成される音声出力部24が接続されており、OSD処理部23にはまた、ディスプレイ等から構成される表示部25が接続されている。
【0038】
記憶部21に記録されているテレビジョン番組のデータを再生することがユーザにより指令された場合、CPU11は、記憶部21に記録されているパケット(指令されたテレビジョン番組に対応するパケット)を、入出力インタフェース16を介してMPEGデコード部22に供給する。
【0039】
MPEGデコード部22は、供給されたパケットをMPEG方式によりデコードし、アナログ信号(映像信号と音声信号)に変換する。MPEGデコード部22は、生成された映像信号をOSD処理部23に供給するとともに、音声信号を音声出力部24に供給する。OSD処理部23は、供給されたアナログの映像信号に必要な情報を重畳し、表示部25に供給する。表示部25は、供給された映像信号を映像として表示し、音声出力部24は、その映像に対応する音声信号(MPEGデコード部22より供給された音声信号)を音声として出力する。
【0040】
入出力インタフェース16にはまた、ユーザからの指令を入力する入力部26、および、他の録画装置31と、インターネットを含むネットワークを介しての通信処理を行うための通信部27が設けられている。
【0041】
ユーザは、入力部26を操作することで、録画するテレビジョン番組を録画装置1に予約設定することができる。予約の設定方法としては、例えば、ユーザが、テレビジョン番組のスケジュール情報を確認して、録画するテレビジョン番組を録画装置1(CPU11)に指定する方法や、好みのジャンルを指定して、そのジャンルに該当する全てのテレビジョン番組を記憶部21に記録させる方法などがある。
【0042】
入出力インタフェース16にはまた、必要に応じてドライブ28が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるリムーバブル記録媒体29が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部21にインストールされる。
【0043】
なお、図1の例では、録画装置1は、地上波によるテレビジョン番組の録画を行う装置とされているが、実際には、様々なコンテンツ(例えば、衛星放送によるテレビジョン番組や、インターネットを介して配信されるコンテンツ)を記録することが可能である。ただし、この場合、録画装置1には、記録するコンテンツの性質に応じて図示せぬブロックがさらに付加される必要がある。
【0044】
また、図1の例では、コンテンツの記録場所は、記憶部(ハードディスク)21とされているが、この例に限定されず、CPU11は、ドライブ28に装着されたリムーバブル記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disk)等)にコンテンツを記録するようにしてもよいし、通信部27を介して他の録画装置31に記録するようにしてもよい。
【0045】
さらに、図1の例では、コンテンツの記録方法は、MPEG方式によりコンテンツを符号化し、パケットとして記録する記録方法とされているが、この例に限定されるものではない。
【0046】
即ち、本発明が適用される情報記録装置は、図1の録画装置1(いわゆるハードディスク記録装置)に限定されず、図2を参照して後述する予約録画処理を実行可能な情報記録装置であればよい。例えば、本発明は、DVDレコーダ、ビデオカセットテープレコーダ等にも適用可能である。
【0047】
次に、図2のフローチャートを参照して、図1の録画装置1の予約録画の処理について説明する。
【0048】
ステップS1において、CPU11は、ユーザにより指定されたテレビジョン番組(予約番組)を予約する。
【0049】
具体的には、この例においては、例えば、ユーザは、入力部26を操作して、所望のテレビジョン番組が放送されるチャンネル、そのテレビジョン番組の予定開始時刻および予定終了時刻、並びに、録画モードを入力する。
【0050】
なお、この例においては、例えば、ユーザは、録画モードとして、例えば、所定の記録単位毎に第1の時間分のテレビジョン番組(それに対応するMPEG符号化データ)を記憶部21に記録可能な標準モードと、その記録単位毎に第2の時間(第1の時間よりは長時間)分のテレビジョン番組(それに対応するMPEG符号化データ)を記憶部21に記録可能な長時間モードの2つのモードのうちのいずれか一方を設定するとする。
【0051】
即ち、長時間モードが設定された場合、MPEGエンコード部20は、供給されたデータの圧縮率を、標準モードが設定された場合に比較して高く設定して符号化し(より圧縮し)、記憶部21に記憶させる。これにより、長時間モードが設定された場合、標準モードが設定された場合に比較して、記憶部21の同一記録容量に、より長時間のテレビ番組のデータを記録させることが可能になる。
【0052】
ただし、録画モードは、上述した例に限定されず、例えば、録画装置1が、MPEGエンコード部20の圧縮率を変化させることにより、さらに複数のモードを設定することも可能である。
【0053】
CPU11は、入力部26により入力されたチャンネル、予定開始時刻、予定終了時刻、および、録画モードを、入出力インタフェース16、および、バス15を介して取得し、それらをまとめて記憶部21の所定の領域に記録させることで、予約番組を予約する。
【0054】
例えば、いま、CPU11は、後述する図5に示されるようなJ(Jは、地上波のチャンネルに対応する任意の整数値)チャンネルにより、予定開始時刻t1から予定終了時刻t3までの間に放送される予定の予約番組92を予約したものとする。また、設定された録画モードは、例えば、標準モードとされる。
【0055】
ステップS2において、CPU11は、タイマ14により計時されたその時点の時刻が、予約番組92の予定開始時刻t1であるか否かを判定する。
【0056】
ステップS2において、CPU11は、予約番組92の予定開始時刻t1ではないと判定した場合、その処理をステップS2に戻し、予約番組92の予定開始時刻t1であるか否かを再度判定する。
【0057】
即ち、CPU11は、現在の時刻を常時監視し、予定開始時刻t1になると、ステップS2において、予約番組92の予定開始時刻t1であると判定し、ステップS3において、予め設定された録画モード(いまの場合、標準モード)で、録画を開始する。
【0058】
ステップS4において、CPU11は、延長機能が設定されているか否かを判定する。
【0059】
ここでは、後述するステップS6乃至S12の処理に対応する機能を、延長機能と称する。この例においては、例えば、延長機能は、ユーザが、入力部26を操作することで設定される。
【0060】
ステップS4において、延長機能が設定されていないと判定した場合、CPU11は、予約番組92の予定終了時刻t3まで、予め設定された録画モードで、録画を行う。
【0061】
即ち、チューナ部18は、予定開始時刻t1から予定終了時刻t3の間に、予約番組92に対応するチャンネル、即ちJチャンネル(ch)から実際に送信されたアナログ地上波信号を、アンテナ17を介して受信し、ビデオデコード部19に供給する。
【0062】
ビデオデコード部19は、チューナ部18から供給されたアナログデータをデジタル化し、MPEGエンコード部20に供給する。なお、ここでは、延長機能が選択されていないので、ビデオデコード部19は、デジタル化したデータを、CPU11には供給しない。
【0063】
MPEGエンコード部20は、ビデオデコード部19より供給されたデジタル化されたデータを、標準モードに対応する圧縮率で、MPEG方式により符号化し、パケットを生成する。MPEGエンコード部20により生成されたパケットは、入出力インタフェース16を介して記憶部21に記録される。
【0064】
この場合、上述したように、Jchが、予定開始時刻t1から予定終了時刻t3の間に予約番組92を実際に放送していれば、記憶部21には、予約番組92に対応するMPEGデータが全て記録されることになる。
【0065】
なお、上述したように、記憶部21に実際に記録されるのは、MPEGデータであるが、以下、説明の簡略上、記憶部21に記録されるMPEGデータを、そのMPEGデータにより構成されるコンテンツの名称(いまの場合、テレビジョン番組の名称)のみを記述する(MPEGデータは省略する)。
【0066】
しかしながら、例えば、後述する図5に示されるように、Jchの放送予定81に対して、Jchが実際に放送した実績が、Jchの実際の放送82である場合、即ち、予約番組92の前の番組91が延長された場合、記憶部21には、前の番組91の後半部分と予約番組92の途中までの部分が記録され、予約番組92の残りの部分(予定終了時刻t3から実際の終了時刻t4までの部分)は記録されない。
【0067】
そこで、このような不具合を解消するため、本発明においては、上述したように、ユーザは、予約番組92の予定開始時刻t1よりも前に、入力部26を操作して、延長機能を設定する。
【0068】
この場合、予定開始時刻t1になると、ステップS3の処理でJchの録画が開始され、ステップS4の処理で延長機能が設定されていると判定され、ステップS6乃至S12の処理が実行される(延長機能による録画が行われる)。
【0069】
即ち、CPU11は、ステップS6において、録画している映像と音声の特徴を解析し、ステップS7において、その解析の結果に基づいて、その時点で録画している番組が、予約番組92であるか否かを判定する。
【0070】
具体的には、CPU11は、ビデオデコード部19より供給されるデジタル化された映像データと、それに対応する音声データを、入出力インタフェース16、および、バス15を介して取得し、それらを、例えば、以下のようにして解析する。
【0071】
即ち、延長されるテレビジョン番組は、スポーツ中継番組であることが多い。そこで、この例においては、例えば、CPU11は、ステップS6において、取得した画像データの所定の特徴と、予め設定されたスポーツ中継番組を構成する画像の特徴を比較し、その比較の結果が、取得した画像データの特徴と、スポーツ中継番組を構成する画像の特徴とが一致する(または、類似する)という結果である場合、スポーツ中継番組が延長されて、その時点でまだ放送されているとみなし、ステップS7において、録画している番組が、予約番組92ではないと判定する(録画している番組が、延長されたスポーツ中継番組であると判定する)。
【0072】
これに対して、ステップS6の処理における比較の結果が、取得した画像データの特徴と、スポーツ中継番組を構成する画像の特徴とが一致しない(または、類似しない)という結果である場合、CPU11は、予約番組92が予定通り放送されているとみなし、ステップS7において、録画している番組が、予約番組92であると判定し、予定通りの予約録画を行う。即ち、CPU11は、その処理を、上述したステップS5に進ませ、予約番組92の予定終了時刻t3まで、予め設定された録画モード(ここでは、標準モード)で、Jchの録画を行う。
【0073】
上述したステップS6における取得された画像データの所定の特徴と、予め設定されたスポーツ中継番組を構成する画像の特徴を比較する処理の処理方法は、特に限定されないが、この例においては、例えば、以下の通りとされる。
【0074】
即ち、予約番組92の前の番組91が、例えば、野球の内容を中継する番組(以下、野球中継番組と称する)である場合、図3に示されるように、野球中継番組を構成する各画像(フレーム)41のそれぞれには、画像41の左上側の領域51に、野球の全体の進行状況(「K(ただし、Kは1以上の整数値)回表」、または、「K回裏」という文字列)とスコア(「任意の文字(第1のチーム名に対応する文字)」,「任意の数字(第1のチームのその時点の得点)」,−,「任意の数字(第2のチームのその時点の得点)」,「任意の文字(第2のチーム名に対応する文字)」という組み合わせ)を表すシンボル(図3の例では、「7回裏 T6−1G」というシンボル)が表示されることが多い。
【0075】
また、画像41の右下側の範囲52には、その時点の回の進行状況を表すシンボル(図3の例では、「S(ストライク)」、「Sの数を表す表示」、「B(ボール)」、「Bの数を表す表示」、「O(アウト)」、および、「Oの数を表す表示」の組み合わせ)が表示されることが多い。
【0076】
そこで、CPU11は、このような野球中継番組に特徴的なシンボルのデータを記憶部21等に予め記憶させ、ビデオデコード部19より供給された画像データの領域51、または、領域52に対応する領域内に、記憶部21に記憶されたシンボルのデータと一致する(類似する)データが存在するか否かを判定し、一致する(類似ずる)データが存在すると判定した場合、その画像データ(録画している画像データ)は、野球中継番組のデータであると判定する。
【0077】
なお、製造者等が、録画装置1の製造時に、スポーツ中継番組等に特徴的なシンボルのデータを予め設定(記憶)してもよいし、ユーザが、入力部26を操作して、表示部25の所定の領域を選択し、その時点で選択された領域に表示されている画像を、スポーツ中継番組等に特徴的なシンボルのデータとして設定(記憶)してもよい。
【0078】
また、予約番組92の前の番組91が、例えば、サッカーの内容を中継する番組(以下、サッカー中継番組と称する)である場合、図4に示されるように、サッカー中継番組を構成する各画像(フレーム)61のそれぞれには、芝生71が、その画面61の多数の部分を占めて表示されることが多い。
【0079】
そこで、CPU11は、ビデオデコード部19より供給された画像データに最も多く使用さている色を検出し、検出した色が、予め設定されたサッカー中継番組の特徴を表す所定の色(ここでは、芝生の色)と同一、または、類似の色であると判定した場合、その画像データ(録画している画像データ)は、サッカー中継番組のデータであると判定する。
【0080】
なお、CPU11は、1枚の画像データ(1フレームのデータ)が、スポーツ中継番組(上述した例では、野球中継番組、または、サッカー中継番組)のデータであると判定することで、その時刻に放送されているテレビジョン番組は、スポーツ中継番組であると判定しても構わない。
【0081】
ただし、この例においては、例えば、CPU11は、予定開始時刻t1から所定の時間(例えば、2分)の間に放送された各画像データ(フレームデータ)のそれぞれについて、上述した判定を行い、その判定結果を総合的に集計して、最終的な判定(その時点に放送されているテレビジョン番組が、スポーツ中継番組であるか否かの判定)を行う。これにより、CPU11は、スポーツ中継番組(上述した例では、野球中継番組、または、サッカー中継番組)が延長されているか否かを確実に判定することができる。
【0082】
以上、予約番組92の前の番組91が、野球中継番組、または、サッカー中継番組である場合の例について説明したが、これらの例に限定されず、そのテレビジョン番組(または、コンテンツ)を表す特徴(色、シンボル等)を予め設定することができれば、CPU11は、いずれのテレビジョン番組(または、コンテンツ)も、予約番組92の前の番組91として、ステップS4とS5の処理を実行することが可能である。
【0083】
図2に戻り、ステップS7において、録画している番組が、予約番組92ではないと判定した場合(予約番組92の前の番組91であると判定した場合)、CPU11は、ステップS8において、記憶部21の記録領域の残量を調査し、ステップS9において、他の予約番組の登録状況を調査する。そして、スッテプS10において、CPU11は、調査した記憶部21の記録領域の残量、および、他の予約番組の登録状況に基づいて、延長機能の種類を選択する。
【0084】
延長機能の種類は、特に限定されないが、この例においては、例えば、以下の6つの種類とされる。
【0085】
即ち、第1の種類は、予約番組92以降に他の予約番組が登録されておらず、かつ、記憶部21の記録領域の残量が所定の容量以上ある(十分ある)場合に選択される延長機能の種類である。
【0086】
この第1の種類の延長機能は、図5に示されるように、Jchの実際の放送履歴が、Jchの放送予定81に対して、Jchの実際の放送82とされた場合、録画の終了時刻を、予定終了時刻t3から時刻t5に延長し、録画モードを、予約録画(ステップS1の処理)で設定された録画モード(いまの場合、標準モード)で録画する機能である。
【0087】
即ち、録画の終了時刻は、予約番組92が実際に終了する推定時刻t4に、所定の猶予時間T3が加算された時刻t5になる。
【0088】
予約番組92が実際に終了する推定時刻t4の推定方法は、特に限定されないが、この例においては、例えば、以下の通りとされる。
【0089】
即ち、CPU11は、上述したステップS6の処理(録画している映像と音声の特徴を解析する処理)を、ステップS7の処理で録画している番組が予約番組であると判定した後も、引き続き実行し、その解析結果に基づいて、前の番組91と予約番組92の間に放送されるコマーシャル番組を検出し、コマーシャル番組の検出後、所定の時間が経過しても、前の番組91の特徴を検出しなくなった場合、前の番組91が終了したと判定し、前の番組91の終了時刻t2を検出する。
【0090】
コマーシャル番組の検出方法は、特に限定されないが、この例においては、例えば、CPU11は、ビデオデコード部19より供給された音声データに基づいて、具体的には、音声の途切れや音量の増加等を検出して、コマーシャル番組を検出する。
【0091】
そして、CPU11は、検出した前の番組91の終了時刻t2と、予約番組92の予定開始時刻t1の差分値(前の番組91の延長時間)T2を演算し、予約番組92の予定終了時刻t3に、この演算した時間T2を加算した時刻t4を、予約番組92の実際の終了時刻として推定する。
【0092】
なお、録画の終了時刻は、この予約番組92の推定終了時刻t4に設定されてもよいが、上述したように、コマーシャル番組等の関係で、予約番組92の実際の終了時刻は、推定終了時刻t4より後になることが多い。そこで、延長機能の第1の種類においては、上述したように、録画の終了時刻は、予約番組92の推定終了時刻t4に、猶予時間T3が加算された時刻t5とされている。
【0093】
即ち、延長機能として、第1の種類が選択されると、図5の録画内容83−1に示されるように、記憶部21には、前の番組91の後半部分(約時間T2分)、予約番組92の全て、および、次の番組93の前半部分(約時間T3分)が、標準モードで記録される。時間に換算すると、(T1+T2+T3)時間分のMPEGデータが、記憶部21に標準モードで記録される。
【0094】
これに対して、第2の種類は、予約番組92以降に他の予約番組が登録されておらず、かつ、記憶部21の記録領域の残量が所定の容量より少ない(不十分である)場合に選択される延長機能の種類である。
【0095】
この第2の種類の延長機能は、図5に示されるように、Jchの実際の放送履歴が、Jchの放送予定81に対して、Jchの実際の放送82とされた場合、録画の終了時刻を、第1の種類と同様に、予定終了時刻t3から時刻t5に延長して録画する機能である。ただし、録画モードに関しては、適宜最適調整しながら、録画する機能である。
【0096】
例えば、延長機能として、第2の種類が選択された場合、CPU11は、記憶部21の残りの記録容量に応じて、コマーシャル番組部分を、長時間モードにして録画したり、予約番組92の全部、若しくは、一部分も長時間モードにして録画することで、図5の録画内容83−1を記憶部21に記録させるように制御する。
【0097】
第3の種類は、予約番組92の次の予約番組(他の予約番組)として、予約番組92と同一のチャンネル(Jch)のテレビジョン番組が登録されており、かつ、記憶部21の記録領域の残量が所定の容量以上ある(十分ある)場合に選択される延長機能の種類である。
【0098】
この第3の種類の延長機能は、図6に示されるように、Jchの実際の放送履歴が、Jchの放送予定81に対して、Jchの実際の放送82とされた場合、録画の終了時刻を、次の番組(予約番組)93の予定終了時刻t6から時刻t8に延長し、録画モードを、予約録画(ステップS1の処理)で設定された録画モード(いまの場合、標準モード)で録画する機能である。
【0099】
即ち、延長機能が設定されていないと、CPU11は、予約番組92の予定開始時刻t1から、次の番組(予約番組)93の予定終了時刻t6までの間に、Jchより実際に放送されたテレビジョン番組を記憶部21に記録する。
【0100】
この場合、記憶部21には、予約番組92は全て記録されるが、次の番組93は途中までしか記録されない(次の番組93の予定終了時刻t6から実際の終了時刻t7までの部分は記録されない)。
【0101】
第3の種類は、このような不具合を解消するための延長機能であり、録画の終了時刻は、次の番組(予約番組)93が実際に終了する推定時刻t7に、上述した猶予時間T3が加算された時刻t8になる。
【0102】
次の番組(予約番組)93が実際に終了する推定時刻t7の推定方法は、特に限定されないが、この例においては、上述した予約番組92が実際に終了する推定時刻t4の推定方法と同様の方法とされる。
【0103】
即ち、CPU11は、予約番組の前の番組(延長された番組)91の終了時刻t2を検出する。そして、CPU11は、検出した前の番組91の実際の終了時刻t2と、前の番組91の予定終了時刻t1の差分値(前の番組91の延長時間)T2を演算し、次の番組(予約番組)93の予定終了時刻t6に、この演算した時間T2を加算した時刻t7を、次の番組(予約番組)93の実際の終了時刻として推定する。
【0104】
なお、録画の終了時刻は、この次の番組(予約番組)93の推定終了時刻t7に設定されてもよいが、上述したように、コマーシャル番組等の関係で、次の番組(予約番組)93の実際の終了時刻は、推定終了時刻t7より後になることが多い。そこで、延長機能の第3の種類においては、第1の種類と同様に、録画の終了時刻は、次の番組(予約番組)93の推定終了時刻t7に、猶予時間T3が加算された時刻t8とされている。
【0105】
即ち、延長機能として、第3の種類が選択されると、図6の録画内容83−2に示されるように、記憶部21には、前の番組91の後半部分(約時間T2分)、予約番組92の全て、次の番組(予約番組)93の全て、および、次々の番組94の前半部分(約時間T3分)が、標準モードで記憶部21に記録される。時間に換算すると、(T1+T2+T3+T4)時間分のMPEGデータが、記憶部21に記憶される。
【0106】
これに対して、第4の種類は、予約番組92の次の予約番組(他の予約番組)として、予約番組92と同一のチャンネル(Jch)のテレビジョン番組が登録されており、かつ、記憶部21の記録領域の残量が所定の容量より少ない(不十分である)場合に選択される延長機能の種類である。
【0107】
この第4の種類の延長機能は、図6に示されるように、Jchの実際の放送履歴が、Jchの放送予定81に対して、Jchの実際の放送82とされた場合、録画の終了時刻を、第3の種類と同様に、次の番組(予約番組)93の予定終了時刻t6から時刻t8に延長して録画する機能である。ただし、録画モードに関しては、第2の種類と同様に、適宜最適調整しながら、録画する機能である。
【0108】
例えば、延長機能として、第4の種類が選択された場合、CPU11は、記憶部21の残りの記録容量に応じて、コマーシャル番組部分を、長時間モードにして録画したり、予約番組92、および、次の番組(予約番組)93の全部、または、一部分も長時間モードにして録画することで、図6の録画内容83−2を記憶部21に記録させるように制御する。
【0109】
なお、図6の例では、他の予約番組として、予約番組92以降に、1つの予約番組(次の番組93)のみが登録されているが、他の予約番組の登録数は1つとは限らない。
【0110】
このような場合(複数の他の予約番組が登録されている場合)、延長機能として、第4の種類が選択されたとき、CPU11は、例えば、次の2つの処理のうちのいずれかの処理を行うことができる。
【0111】
即ち、この例においては、例えば、ユーザは、入力部26を操作して、自動延長を行う範囲として、1日分に対応する第1の範囲(具体的には、例えば、対象とする日の翌午前3時までの範囲)と、1週間分に対応する第2の範囲のうちのいずれか一方を選択するとする。この場合、ユーザにより第1の範囲が選択され、かつ、CPU11により延長機能として、第4の種類が選択されたとき、CPU11は、その日の翌午前3時までの他の予約番組が全て録画できるように、録画モードを適宜最適調整して録画を行う。
【0112】
また、ユーザにより第2の範囲が選択され、かつ、CPU11により延長機能として、第4の種類が選択されたとき、CPU11は、1週間分の予約番組の番組時間(予定開始時刻から予定終了時刻までの時間)を全て集計し、集計した総合時間分のMPEGデータが記憶部21に記録可能なように、録画モードを適宜最適調整して録画を行う。ただし、上述したように処理を行っても、全ての予約番組を記憶部21に記録することが不可能な場合、CPU11は、時間的に最後の方の予約番組を録画しないことにする。
【0113】
なお、この例においては、録画モードは、標準モードと長時間モードの2つのモードとされているが、このような1週間分の第2の範囲が選択された場合に生じる不具合を解消するために、上述したように、さらに複数の録画モード(長時間モードよりさらに長時間録画可能なモード)の設定を可能とするとよい。
【0114】
第5の種類は、予約番組92の次の予約番組(他の予約番組)として、予約番組92のチャンネル(ここでは、Jch)とは異なる他のチャンネル(以下、他chと記述する)のテレビジョン番組が登録されており、かつ、記憶部21の記録領域の残量が所定の容量以上ある(十分ある)場合に選択される延長機能の種類である。
【0115】
この第5の種類の延長機能は、図7に示されるように、Jchの実際の放送履歴が、Jchの放送予定81に対して、Jchの実際の放送82とされ、かつ、他chの実際の放送履歴が、他chの放送予定101に対して、他chの実際の放送102とされた場合、予約番組92の録画の終了時刻を、その予定終了時刻t3から、第1の種類と同様の時刻t5、または、他chの予約番組(次の予約番組)111の予定開始時刻taのうちの早い方の時刻に延長し、録画モードを、予約録画(ステップS1の処理)で設定された録画モード(いまの場合、標準モード)で録画する機能である。
【0116】
即ち、延長機能として、第5の種類が選択されると、CPU11は、上述した第1の種類と同様に、予約番組92の推定終了時刻t4を推定し、それに所定の猶予時間T3を加算した時刻t5を、予約番組92の録画終了時刻とするように仮設定する。
【0117】
しかしながら、図7に示されるように、仮設定された時刻t5が、他chの予約番組111の予定開始時刻taより後の時刻とされると、CPU11は、時刻taから時刻t5までの時間T5の間、他chの予約番組111を録画することができない。
【0118】
そこで、このような場合、CPU11は、予約番組92の録画終了時刻として、他chの予約番組111の予定開始時刻taを設定する。
【0119】
これにより、CPU11は、予約番組92の予定開始時刻t1から、他chの予約番組111の予定開始時刻taまでの間は、Jchのテレビジョン番組を記憶部21に記録し、その後、時刻taから、他chの予約番組111の予定終了時刻tbまでの間は、他chのテレビジョン番組を記憶部21に記録する。
【0120】
その結果、図7の録画内容83−3に示されるように、記憶部21には、Jchの前の番組91の後半部分(約時間T2分)、Jchの予約番組92のほぼ全て(時間T5分を除く全て)、および、他chの予約番組111の全てが、標準モードで記録される。
【0121】
なお、ユーザが、他chの予約番組111の録画よりも、Jchの予約番組92の完全録画(全ての部分の録画)を所望する場合、ユーザは、入力部26を操作して、そのことを予め設定し、CPU11は、その設定に基づいて、予約番組92の録画終了時刻を、他chの予約番組111の予定開始時刻taに関わらず、第1の種類と同一の時刻t5に強制的に設定するようにしてもよい。
【0122】
これに対して、第6の種類は、予約番組92の次の予約番組(他の予約番組)として、他chのテレビジョン番組が登録されており、かつ、記憶部21の記録領域の残量が所定の容量より少ない(不十分である)場合に選択される延長機能の種類である。
【0123】
この第6の種類の延長機能は、図7に示されるように、Jchの実際の放送履歴が、Jchの放送予定81に対して、Jchの実際の放送82とされ、かつ、他chの実際の放送履歴が、他chの放送予定101に対して、他chの実際の放送102とされた場合、第5の種類と同様に、予約番組92の録画の終了時刻を、その予定終了時刻t3から、時刻t5、または、時刻taのうちの早い方の時刻に延長して録画する機能である。ただし、録画モードに関しては、第4の種類と同様に、適宜最適調整しながら、録画する機能である。
【0124】
例えば、延長機能として、第6の種類が選択された場合、CPU11は、記憶部21の残りの記録容量に応じて、コマーシャル番組部分を、長時間モードにして録画したり、予約番組92、および、他chの予約番組111の全部、または、一部分も長時間モードにして録画することで、図7の録画内容83−3を記憶部21に記録させるように制御する。
【0125】
なお、図7の例では、図6と同様に、他の予約番組として、予約番組92以降に、1つの予約番組(ただし、図7の例では、他chの予約番組111)のみが登録されているが、上述したように、他の予約番組の登録数は1つとは限らない。
【0126】
このような場合(複数の他の予約番組が登録されている場合)、延長機能として、第6の種類が選択されたとき、CPU11は、上述した第4の種類の2つの処理(1日分の第1の範囲に対応する処理と、1週間分の第2の範囲に対応する処理)に対応する処理を行う。
【0127】
図2に戻り、ステップS11において、CPU11は、ステップS10の処理で選択された種類(この例では、上述した第1乃至第6の種類のうちのいずれかの種類)の延長機能に基づいて、終了時刻と録画モードを設定する。
【0128】
そして、ステップS12において、CPU11は、新たに設定された終了時刻まで、新たに設定された録画モードで、録画を行う(対象のテレビジョン番組(予約番組92等)を、記憶部21に記録させる)。
【0129】
このように、例えば、図5に示されるように、予定開始時刻t1から予定終了時刻t2にJchが放送する予定の予約番組92の録画が予約された場合、CPU11は、略時刻t1から所定の時間が経過するまでの間にJchが実際に放送した信号(ビデオデコード部19によりデジタル化された、その信号に対応するデータ)の特徴を検出し、検出した信号の特徴が、予約番組92の前の番組91に対応する信号の特徴と一致すると判定したとき、前の番組が延長されているとみなし、予約番組92が実際に終了する時刻t4を推定し、推定した時刻t4に基づいて、予約番組92の録画終了時刻を延長する(図5の例では、録画終了時刻t4から時刻t5まで延長する)ので、録画内容83−1に示されるように、前の番組91が延長されても、予約番組92を確実に録画することが可能になる。
【0130】
このような延長機能の処理は、上述したように、ユーザにより予め設定されると、それ以降、CPU11により自動的に行われるので、ユーザは、延長機能の設定を一度行えば、それ以降、スポーツ番組の延長等があっても、適切な録画モードで記録された所望のテレビジョン番組を確実に視聴することが可能になる。
【0131】
なお、上述した例においては、延長される番組は、予約番組92の直前の番組91とされたが、上述したように、直前の番組91でなくても、予約番組92の予定開始時刻t1よりも前に放送されるJchのテレビジョン番組が延長されると、それに応じて、予約番組92の放送開始時刻も予定開始時刻t1より遅くなる。
【0132】
ただし、延長されるテレビジョン番組の放送時間帯は、ある一定の時間帯に集中することが多い。例えば、野球のナイター中継番組の場合、その予定終了時刻は、20時50分台に設定されることが多い。
【0133】
このような場合、予約番組92の予定開始時刻t1より前の所定の時刻(野球のナイター中継番組の場合、例えば、21時)に、図1のCPU11は、上述した図2のステップS6とS7の処理を実行し、21時の時点で野球のナイター中継番組が延長されているか否かを判定し、野球のナイター中継番組が延長されていると判定した場合、その時点(21時の時点)で、上述したステップS8乃至S11の処理を実行するようにしてもよい。
【0134】
この場合、CPU11は、予定開始時刻t1に、Jchのテレビジョン放送番組の録画を開始し、21時の時点で新たに設定した終了時刻まで、21時の時点で新たに設定した録画モードで、録画を行う。
【0135】
上述した一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0136】
この記録媒体は、図1に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブル記録媒体(パッケージメディア)29により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM12や、記憶部21に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0137】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0138】
【発明の効果】
以上のごとく、本発明によれば、コンテンツの記録を予め予約することができる。また、本発明によれば、第1のコンテンツを予約して記録する場合、それよりも前に配信される第2のコンテンツの終了時刻が延長されても、第1のコンテンツを確実に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される録画装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の録画装置の予約録画の処理例を説明するフローチャートである。
【図3】録画装置が、野球中継番組の特徴を検出する場合の例を説明する図である。
【図4】録画装置が、サッカー中継番組の特徴を検出する場合の例を説明する図である。
【図5】録画装置の予約録画の延長機能を説明するタイムチャートである。
【図6】録画装置の予約録画の他の延長機能を説明するタイムチャートである。
【図7】録画装置の予約録画の他の延長機能を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 録画装置, 11 CPU, 14 タイマ, 17 アンテナ, 18 チューナ部, 19 ビデオデコード部, 20 MPEGエンコード部, 21 記憶部, 41 野球中継番組の画像, 51,52 領域, 61 サッカー中継番組, 71 芝生, 91 前の番組, 92 予約番組, 93 次の番組, 111 他chの予約番組, t1乃至t8,ta,tb 時刻 T1 予約番組の放送予定時間, T2 前の番組の延長時間, T3 猶予時間

Claims (15)

  1. コンテンツの記録を予約する予約手段と、
    前記予約手段により、前記コンテンツとして、第1の時刻から第2の時刻の間に他の情報処理装置より配信される予定の第1のコンテンツの記録が予約された場合、前記第1の時刻から前記第2の時刻までの間に前記他の情報処理装置より実際に配信される信号を、前記第1のコンテンツに対応する信号として、記録媒体に記録させるように制御する記録制御手段と、
    前記他の情報処理装置より実際に配信された信号の特徴を検出する検出手段と、
    前記検出手段により略前記第1の時刻から所定の時間が経過するまでの間に検出された信号の特徴が、前記第1の時刻より前に前記他の情報処理装置より配信される予定の第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記信号の特徴が、前記第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、前記第1のコンテンツの配信が実際に終了する第3の時刻を推定し、前記記録制御手段が記録制御を終了する終了時刻を、推定した前記第3の時刻に基づいて、前記第2の時刻以降の第4の時刻まで延長するように設定する設定手段と
    を備え、
    前記記録制御手段は、前記設定手段により前記終了時刻を前記第4の時刻に延長することが設定された場合、前記第1の時刻から前記第4の時刻までの間に前記他の情報処理装置より実際に配信される信号を、前記記録媒体に記録させるように制御する
    ことを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記第4の時刻は、前記第3の時刻に対して、所定の猶予時間が加算された時刻である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記他の情報処理装置より配信されるコンテンツは、画像を含み、
    前記検出手段は、前記画像の所定の特徴を検出し、
    前記判定手段は、前記検出手段により検出された前記画像の特徴が、予め設定された前記第2のコンテンツを構成する画像の特徴と一致する場合、前記画像は、前記第2のコンテンツに対応する画像であると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記検出手段は、前記画像に最も多く使用さている色を検出し、
    前記判定手段は、前記検出手段により検出された色が、予め設定された前記第2のコンテンツの特徴を表す所定の色と同一、または、類似の色である場合、前記画像は、前記第2のコンテンツに対応する画像であると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報記録装置。
  5. 前記検出手段は、前記画像内の所定の範囲の中から、前記第2のコンテンツの特徴を表すシンボルを検出し、
    前記判定手段は、前記検出手段により前記シンボルが検出された場合、前記画像は、前記第2のコンテンツに対応する画像であると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報記録装置。
  6. 前記他の情報処理装置より配信されるコンテンツは、前記画像に対応する音声をさらに含み、
    前記検出手段は、前記音声の所定の特徴をさらに検出し、
    前記設定手段は、前記検出手段により検出された前記音声の特徴が、前記第1および前記第2のコンテンツとは異なる第3のコンテンツに対応する特徴と一致し、その後、前記検出手段により前記第2のコンテンツに対応する画像の特徴が検出されない場合、前記第2のコンテンツが終了したとみなし、その時点の第5の時刻を検出し、前記第2の時刻に対して、前記第1の時刻から前記第5の時刻までの時間に対応する時間を加算した時刻を、前記第3の時刻として推定し、推定した前記第3の時刻に基づいて前記第4の時刻を設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報記録装置。
  7. 前記判定手段により前記信号の特徴が、前記第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、前記予約手段により予約された他のコンテンツの容量、および、前記記録媒体の記録領域の空き容量を調査する調査手段をさらに備え、
    前記設定手段は、前記第3の時刻、および、前記調査手段の調査結果に基づいて前記第4の時刻を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  8. 前記予約手段、および、前記設定手段のそれぞれは、前記記録媒体の所定の記録単位毎に記録可能な信号の時間を変更する複数の記録時間モードの中から、前記記録制御手段が利用する前記記録時間モードをさらに設定し、
    前記記録制御手段は、前記記録単位毎に、前記予約手段、または、前記設定手段により設定された前記記録時間モードに対応する時間分の信号を、前記記録媒体に記録するように制御する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報記録装置。
  9. 前記第3の時刻に基づいて前記第4の時刻を設定する方法、および、前記記録時間モードを含む設定パターンが、前記予約手段により予約される他のコンテンツの容量、および、前記記録媒体の記録領域の空き容量の度合いに応じて、予め複数個設定されており、
    前記設定手段は、前記複数の設定パターンのうちの、前記調査手段の調査結果に対応する設定パターンを選択し、前記第3の時刻、および、選択した前記設定パターンに基づいて、前記第4の時刻、および、前期記録時間モードを設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報記録装置。
  10. 前記調査手段により、前記予約手段により予約された他のコンテンツとして、前記第2の時刻以降の第5の時刻から第6の時刻までの間に前記他の情報処理装置から配信される予定の第3のコンテンツが存在することが調査された場合、前記設定手段は、前記第3のコンテンツの配信が実際に終了する第7の時刻をさらに推定し、推定した前記第7の時刻に基づいて、前記第4の時刻を設定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報記録装置。
  11. 前記調査手段により、前記予約手段により予約された他のコンテンツとして、前記第2の時刻以降の第5の時刻から第6の時刻までの間に、前記第1のコンテンツを配信する第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置から配信される予定の第3のコンテンツが存在することが調査された場合、前記設定手段は、前記第4の時刻として、推定した前記第3の時刻、または、前記第3のコンテンツの配信が開始する予定の前記第5の時刻のうちの早い時刻を設定し、
    前記記録制御手段は、前記第1の時刻から前記第4の時刻までの間に、前記第1の他の情報処理装置より実際に配信される信号を、前記記録媒体に記録するように制御した後、さらに、前記第5の時刻から前記第6の時刻までの間に、前記第2の他の情報処理装置より実際に配信される信号を、前記記録媒体に記録するように制御する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報記録装置。
  12. 前記検出手段は、前記第1の時刻よりも前であって、前記第2のコンテンツの配信が終了される予定の第5の時刻よりも後の第6の時刻から、所定の時間が経過するまでの間、前記他の情報処理装置より実際に配信された信号の特徴をさらに検出し、
    前記判定手段は、前記検出手段により検出された信号の特徴が、前記第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致するか否かをさらに判定し、
    前記設定手段は、前記判定手段により前記信号の特徴が、前記第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、その時点で、前記第3の時刻を推定し、推定した前記第3の時刻に基づいて前記第4の時刻を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  13. 情報記録装置の情報記録方法において、
    コンテンツの記録を予約する予約ステップと、
    前記予約ステップの処理により、前記コンテンツとして、第1の時刻から第2の時刻の間に他の情報処理装置より配信される予定の第1のコンテンツの記録が予約された場合、前記第1の時刻から前記第2の時刻までの間に前記他の情報処理装置より実際に配信される信号を、前記第1のコンテンツに対応する信号として、記録媒体に記録させるように制御する第1の記録制御ステップと、
    前記他の情報処理装置より実際に配信された信号の特徴を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの処理により、略前記第1の時刻から所定の時間が経過するまでの間に検出された信号の特徴が、前記第1の時刻より前に前記他の情報処理装置より配信される予定の第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理により前記信号の特徴が、前記第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、前記第1のコンテンツに対応する信号の配信が実際に終了する第3の時刻を推定し、前記第1の記録制御ステップの処理が終了する終了時刻を、推定した前記第3の時刻に基づいて、前記第2の時刻以降の第4の時刻に延長するように設定する設定ステップと、
    前記設定ステップの処理により前記終了時刻を前記第4の時刻に延長することが設定された場合、前記第1の時刻から前記第4の時刻までの間に前記他の情報処理装置より実際に配信される信号を、前記記録媒体に記録させるように制御する第2の記録制御ステップと
    を含むことを特徴とする情報記録方法。
  14. 情報記録装置を制御するコンピュータのプログラムであって、
    コンテンツの記録を予約する予約ステップと、
    前記予約ステップの処理により、前記コンテンツとして、第1の時刻から第2の時刻の間に他の情報処理装置より配信される予定の第1のコンテンツの記録が予約された場合、前記第1の時刻から前記第2の時刻までの間に前記他の情報処理装置より実際に配信される信号を、前記第1のコンテンツに対応する信号として、記録媒体に記録させるように制御する第1の記録制御ステップと、
    前記他の情報処理装置より実際に配信された信号の特徴を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの処理により、略前記第1の時刻から所定の時間が経過するまでの間に検出された信号の特徴が、前記第1の時刻より前に前記他の情報処理装置より配信される予定の第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理により前記信号の特徴が、前記第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、前記第1のコンテンツに対応する信号の配信が実際に終了する第3の時刻を推定し、前記第1の記録制御ステップの処理が終了する終了時刻を、推定した前記第3の時刻に基づいて、前記第2の時刻以降の第4の時刻に延長するように設定する設定ステップと、
    前記設定ステップの処理により前記終了時刻を前記第4の時刻に延長することが設定された場合、前記第1の時刻から前記第4の時刻までの間に前記他の情報処理装置より実際に配信される信号を、前記記録媒体に記録させるように制御する第2の記録制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  15. 情報記録装置を制御するコンピュータに、
    コンテンツの記録を予約する予約ステップと、
    前記予約ステップの処理により、前記コンテンツとして、第1の時刻から第2の時刻の間に他の情報処理装置より配信される予定の第1のコンテンツの記録が予約された場合、前記第1の時刻から前記第2の時刻までの間に前記他の情報処理装置より実際に配信される信号を、前記第1のコンテンツに対応する信号として、記録媒体に記録させるように制御する第1の記録制御ステップと、
    前記他の情報処理装置より実際に配信された信号の特徴を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの処理により、略前記第1の時刻から所定の時間が経過するまでの間に検出された信号の特徴が、前記第1の時刻より前に前記他の情報処理装置より配信される予定の第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理により前記信号の特徴が、前記第2のコンテンツに対応する信号の特徴と一致すると判定された場合、前記第1のコンテンツに対応する信号の配信が実際に終了する第3の時刻を推定し、前記第1の記録制御ステップの処理が終了する終了時刻を、推定した前記第3の時刻に基づいて、前記第2の時刻以降の第4の時刻に延長するように設定する設定ステップと、
    前記設定ステップの処理により前記終了時刻を前記第4の時刻に延長することが設定された場合、前記第1の時刻から前記第4の時刻までの間に前記他の情報処理装置より実際に配信される信号を、前記記録媒体に記録させるように制御する第2の記録制御ステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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