JP3977838B2 - 多荷重安定化構成付きシートベルトリトラクタ - Google Patents

多荷重安定化構成付きシートベルトリトラクタ Download PDF

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Description

本発明は、多荷重制限機構を有し、リトラクタの出力特性を、動作パラメータに基づいて1つの荷重制限レベルから他の荷重制限レベルに移行させる手段を有するシートベルトリトラクタに関する。
シートベルトリトラクタにおいてエネルギ吸収/消散機構として用いられるトーションバーが提案されてきている。トーションバーが衝突中にねじられると、シートベルトがスプールから引き出されるのが、トーションバーによって遅くされ、制御される。単一のレベルの反力は、様々な大きさの乗員を保護するのに適していない場合がある。2つ以上の荷重制限特性、すなわち力学的な条件が変化した時に変化させることができ、または変化する荷重制限特性を有するシートベルトシステムを提供するのが望ましい。
多レベルの荷重制限を達成するために、互いに異なり、互いに離れて配置された2つのトーションバーを有するシートベルトリトラクタが従来技術によって知られており、一方、他の従来技術のシートベルトリトラクタでは、多レベル荷重制限を達成するために、下位の2つの部分に分かれた単一のトーションバーが用いられている。
本発明の一態様によって、第1および第2のエネルギ吸収機構であって、各々が、第1および第2のレベルのエネルギ吸収を行うことが望まれる時に作動させられるように構成され、エネルギ吸収機構の一方が摩擦力を発生し、他方のエネルギ吸収機構は、スプールのシャフトとしても働くトーションバーである、第1および第2のエネルギ吸収機構と、第1および第2のロック機構であって、各々が、ロックホイールとロック歯止めをそれぞれ有し、各ロックホイールは、各エネルギ吸収機構とそれぞれ結び付けられており、各ロック歯止めは、各ロックホイールにそれぞれ係合してそれをロックし、かつ係合から外れてロックを解除するように回転可能であり、ロックホイールがロックされた時に、それに対応するエネルギ吸収機構が作動するようになっている、第1および第2のロック機構と、
を有し、第1のロックホイールは、トーションバーの、一方の側に固定されており、第1のロックホイールは、摩擦力を発生するエネルギ吸収機構に付属する第1の係合面を一方の側面に有しており、第1および第2のロック歯止めの各々を、各ロックホイールにそれぞれ係合させるように動かすように、第1および第2のロック機構の両方に結び付けられた単一のロックリングと、摩擦力を発生するエネルギ吸収機構によって、第1のロックホイールと第2のロックホイールの、両者間で互いに隣接する両面が、相対的に所定の角度または回転数だけ回転させられた後、第1のロックホイールを第2のロックホイールにロックするように係合させることによって、リトラクタをトーションバーによる高いエネルギ吸収特性で作動させることができる機械式の切り替え機構と、をさらに有するシートベルトリトラクタが提供される。
図1は、本発明によるシートベルトリトラクタ20の主要部品を示す断面図である。このシートベルトリトラクタは、スプール24がフレーム22の側部26a,26bの間に回転可能に取り付けられたフレーム22を含んでいる。バックフレーム部26cがフレームの両側部の間にわたって延びている。スプールは、トーションバー30が入る中央経路28を有している。この実施形態において、トーションバーはスプールシャフトとしても働いている。シートベルトリトラクタ20は、ALR切り替え機構に任意に連結することができるELRリトラクタである。公知のように、ELRは緊急ロックリトトラクタ(emergency locking retractor)であり、ALRは自動ロックリトラクタ(automatically locking retractor)である。
トーションバー30は、スプライン連結部31によってト−ションバーの一端部31aに、またはその近くに連結されている。トーションバーの端部31aは、ばねアーバ72aを介して巻き取りばね72にも連結されている。ばねアーバ72aが、図3aに示されており、巻き取りばねをリトラクタシャフトまたはトーションバーに連結するのに通常用いられている。スプールに荷重が加えられると、トーションバーはスプールによってねじられ、スプールはトーションバーに対して回転する。衝突中にシートベルトの繰り出しを制御するのに利用される反力が、トーションバーがねじられることによって発生する。ある量のシートベルトウェビング80がスプール24上に巻きつけられている。シートベルトウェビング80は、両スプールフランジ24a,24bによってスプール上で中央に配置されている。
本実施形態のシートベルトリトラクタを用いたシートベルトシステムが、シートベルトウェビングに取り付けられたタングと、タングを所定の位置にロックすることができるバックルと(タングとバックルは図に示されていない)を含んでいる。シートベルトリトラクタ20は、乗物の座席内に取り付け、あるいは、乗物のフロアまたは乗物のピラーの1つに固定することができる。
トーションバーに加えて、シートベルトリトラクタ20は、図10a〜cにも示すように、二次エネルギ吸収機構を含んでいる。この二次エネルギ吸収機構は、摩擦発生機構300であるのが好ましい。図2は、トーションバーと摩擦機構によって発生する力を模式的に示すグラフである。本発明の文脈において、エネルギ吸収とエネルギ消散は同じである。
シートベルトリトラクタは、ロックホイール120と、それに係合する第1のロック歯止め122とを備える第1のロック機構40を含んでいる。ロックホイールは、ロックホイールの外縁の周りの、複数のロック歯120aを含み、ロック歯止めは、少なくとも1つのロック歯122aを含んでいる。この実施形態において、第1のロックホイール120は、トーションバーの側部、すなわち端部30aの近くのスプライン連結部33によってトーションバー30に連結されている。スプールの、右側の端部30aはロックホイール120の、内側の円形のフランジ125上に固定されている。トーションバーは、ロックホイール120の、中央の開口部124を通って延びている。ロックホール120は、その外面部分に、半径方向に沿った平坦な面、すなわち係合面126を含んでいる。
第1のロック歯止め122は、図3および3aに示すように、リベット130、すなわちポストのピン、すなわちリベットのシャフト131によって、フレームの側部26bに対して回転可能に支持されている。後述するように、この支持部は移動可能である。ロック歯止め122は、図3に示すように、カム従動子とも呼ぶカムピン132を含んでいる。ロック歯止め122、および、特にカムピン132はロックリング500に係合し、ロックリング500によって動かされる。トーションバーの延長端部30bがロックリングを通って延びている。ロックリング500は、ロックリングの中央の、小さな開口部によって形成されたブッシュ501の所で延長端部30b上に支持されている。同じロックリング500が、ロックホイール220と組み合わされたもう1つのロック歯止め222を動かすのに用いられている。
第2のロック機構60が、摩擦機構とも呼ぶ摩擦発生機構300と組み合わされている。ロック機構60は第2のロックホイール220を含んでいる。ロックホール220は、複数のロック歯220aと、トーションバー30が通って延びている、中央の開口部224と、平坦な係合面226とを含んでいる。第2のロックホイール220はトーションバー上に回転可能に取り付けられている。係合面126と、それに対面する係合面226は、互いに押し付けられており、一方の側に固定して保持されたばね230によって互いに向かって付勢することができる。一実施形態では、皿ばねワッシャがばね230として用いられている。係合面126,226の表面仕上げは、係合面126,126が互いに回転した時に所望のレベルの摩擦力が得られるように、テクスチャー加工することができる。あるいは、両係合面の一方または両方を、摩擦発生材料240、例えばカーボン、カーボンファイバー、樹脂浸漬ファイバーガラスなどによって覆うこともできる。
第2のロック機構60は第2のロック歯止め222をさらに含んでいる。第2のロック歯止め222は、1つまたは2つ以上のロック歯220aに係合する1つまたは2つ以上のロック歯222aと、ロックリングのカムスロット内に入れられたカムピン232とを含んでいる。
第2のロック歯止め222の配置と動作は、第1のロック歯止め122とは異なっている。第2のロック歯止め222は、図3aに示すように、フレームの側部26aに取り付けられ、フレームの側部26aに対して、固定されたピボット、すなわちピボット点の周りに回転する。これは、第1のロック歯止めの場合には当てはまらない。
この実施形態において、ロック機構60(第1のロック歯止め222およびロックホイール220)のみが作動させられた場合、シートベルトリトラクタの荷重制限は、摩擦機構300、すなわち摩擦クラッチの摩擦特性によって特徴づけられる。この動作モードは、小さな乗員の場合に用いられる。大きな乗員の場合、両ロック機構が作動させられ、スプール24が回転し、もっと正確に言えば、トーションバー30をねじって、トーションバー30と共に回転する。示している実施形態において、トーションバー30の荷重制限特性は、図2に示すように、摩擦機構300によって達成される荷重制限より高く設定されている。摩擦力は、ばね230の付勢力を変えることによって加減することができる。
ロック歯止め122,222に関連づけられたトーションバーおよび摩擦発生機構は、図1において、それらに対応するロックホイール120,222に隣接して示されている。
(リトラクタを利用している)乗員が、(第5百分位数の)小さな乗員か、(第50百分位数より上の)大きな乗員かを識別するための出力、すなわち制御信号が、公知の種類の乗員分類機構によって供給される。一旦、小さな乗員が乗っているのが判定され、乗物が衝突に巻き込まれると、トーションバーと組み合わされたロック機構は作動しないようにされ、より正確には、ロック歯止め122が、火工品ユニット、すなわち火工品アアクチュエータ600を作動させることによって、ロックホイール120の経路から外れるように動かされる。その結果として、この動作モードの間、反力は、摩擦発生機構300によって発生する力およびトルクにのみ比例する。第1のロック歯止め122を取り付ける機構は以下に示される。
図4、5、6、および7は、本発明をより詳細に示している。フレームの側部26aが、それを貫通する、中央の、大きな開口部400を有している。フレームの側部26bが、図4において見えている、側部26bを貫通する小さな開口部401を含んでいる。部分円状の、分割されたフランジ402が、フレームの側部26aの、概ね平坦な面から凹むように形成されており、開口部400の周りに延びている。開口部400は、フランジ402を部分402a,402bに分けている、上方に延びる切り欠き、すなわち開口部404を含んでいる。円形の開口部406が、延長された開口部404に隣接している。ロック歯止め222は、図3aに示すように、フレームの側部26aの内面上を移動可能である。第2のロック歯止め222のカムピン232は開口部404内に延びており、開口部404の頂上面404aが移動ストッパとして働く。リベット230のヘッド230aが、フレームの側部26aの外面上に位置している。リベット230のシャフト231が、ロック歯止め222を、フレームの側部26aの内面に対して適切に位置させるために、図3aに示すように、肩部233を含んでいる。
フレームの側部26aは、切り欠き、すなわち開口部404の概ね反対側に、細長いスロット410と切れ込み412を含んでいる。切れ込み412は概ね半円形の形状である。開口部422を通ってフレームの側部26aの内面に延びている少なくとも1つの位置決めピン420がスロット410の下方に位置している。大きな開口部424が位置決めピン420に隣接して位置している。プレート部材430の動きが位置決めピン420とスロット、すなわち開口部424によって案内される。
他のロック歯止め122は、図5にも示されている、スライド可能なプレート部材430にゆるく取り付けられている。プレート部材430は、細長いスロット434と、図3に示すように、平坦部432の上縁の、半円形の溝436、すなわち肩部を有する平坦部432を含んでいる。プレート部材430は、平坦部432からほぼ直角に延びているフランジ438も含んでいる。プレート部材430の平坦部432は、フランジ438がフレームの側部の開口部424を通って延びるようにして、フレームの側部26aの内面に接して配置されている。フランジ438が、大きな開口部424の頂部に位置した状態で、ピン422は、細長いスロット434の底部付近に位置し、リベット130のシャフト131は、ロック歯止め122が周りをピボット運動可能なシャフトの支持部として働く半円形の溝436の底部にある。
リベット130、すなわちピンのヘッド133はフレームの側部の外面上に載っている。ロック歯止め122は、リベット130のシャフト131に固定されており、シャフト131を中心としてピボット運動可能である。ロック歯止めが、非作動位置にある時、そのカムピン132は、小さな半円形の開口部、すなわち切れ込み412上に載ることができる。載せられた位置にあるカムピン132が図3に破線によって示されている。
プレート部材430が、示した位置にある限り、トーションバーのロック歯止め120のピボット点は固定されたままである。
図6では、ロックリング500が、図3に示す機構上に重ねあわされている。ロックリング500は、トーションバーの一部分上にゆるく取り付けられており、回転可能である。ロックリングは、2つのカムスロット504,506を含んでいる。カムピン132,232の一方が、各カムスロット506,504内に入れられている。非緊急事態の期間の間、このロックリングは、スプールまたはトーションバーに、それらに対して回転しないように連結されておらず、回転せず、フレームの側部の、ロックリングの近くに連結された復帰ばね510によって非動作位置に付勢されている。
ロックリングが、図6に示す位置から時計回りにずれた非動作位置に回転した状態で、ロック歯止め122,222は、カムスロットとカムピンの動作、すなわち相互作用によって、半径方向外側に、ロック歯止め122,222の各非動作位置に動かされている。非動作位置において、両ロックホイールと両ロック歯止めは係合を解除されている。この位置において、第2のロック歯止め222は、開口部404に対して反時計回りに上方に回転させられ、第2のロック歯止め222のカムピンは、ストッパとして働く頂上面404aに係合してよい。第1のロック歯止め122は、そのカムピン132が小さな開口部、溝、すなわち切れ込み412内に位置するように反時計回りに回転させられている。
シートベルトリトラクタ20は、ELRシートベルトリトラクタ用によく知られた、2種類の緊急ロック開始機構を含んでいる。これらの機構の用途は、衝突時または衝突の間にリトラクタのロックを開始させることである。緊急ロック機構は乗物センサ550とウェブセンサ570を含んでいる。乗物センサ550とウェブセンサ570のいずれかまたは両方が作動させられると、ロックリング500が、スプールまたはトーションバーに、これに作用するように連結され、今や、それらと共に、少なくとも限られた量だけ回転可能である。衝突の間、スプールはベルトを繰り出す方向に回転する。ロック歯止めのカムピン132,232は、ロックリング500の回転によって半径方向内側に動かされ、すなわちカムによる動作をさせられる。この動作によって、ロック歯止め122,222は、図3に示すように、ロックホイール120,220のロック歯に係合してロックするように移動させられる。
図6において、乗物センサ550は、ロックリング500上に支持され、ロックリング500と共に回転する。乗物センサは、ボールのような質量体552と、ロック歯556を備えるセンサ歯止め554を含んでいる。乗物の減速が所定の限度を越えると、ボール、すなわち質量体552が、センサ歯止め556を、それが、それに隣接する、シャフト(トーションバー)に連結されたラチェットホイールの歯に係合するように持ち上げるのに十分なだけ動く。この連結が行われると直ぐに、ロックリング500がシャフトに連結され、シャフトと共に回転する。ウェブセンサ570はウェブセンサ歯止め572を含んでいる。ウェブセンサ570は、シートベルトウェビングがスプールから所定の速度で引き出された時に、ロックリングをシャフトに連結させる。公知の任意の乗物センサ機構およびウェブセンサ機構をシートベルトリトラクタ20と共に用いることができる。
両ロック歯止めが所定の位置、例えば図3および6に示す位置にある場合、両ロックホイール120,220がロックされ、衝突力がトーションバーをねじるのに十分である場合、シートベルトウェビング80に作用し、すなわちシートベルトウェビング80を拘束する反力がトーションバーによって発生する。
体の小さな乗員がシートベルトリトラクタ20を使用しているのが、重量センサとそれに組み合わされた電子機器のように簡単なものとすることができる乗員分類機構によって判定され、判定が、衝突が発生しようとする頃、またはちょうど始まった時に行われたとすると、第1のロック歯止め120が動作しない状態にされる。このように動作しない状態とするのは、火工品アクチュエータ600、火工品部材、すなわち火工品ユニットによって行われる。図1および6から最も良く分かるように、火工品アクチュエータ600は、フレームの側部上に、プレート部材430のフランジ438に隣接して取り付けられている。プレート部材は、火工品アクチュエータ600に対して移動可能である。火工品アクチュエータ600は、可動なピストン602と、端子612に入力される制御信号に応答して点火される、ある量の火工品材料604を含んでいる。図7に示す火工品材料604が反応させられると、燃焼生成物がハウジング608内に生成され、ピストン602はプレート部材430のフランジ438に向かって外側に押される。プレート部材430は、ピストン602が衝突することによって、図8に示すように開口部424の下部に押される。この位置では、プレート部材430はスライドして、ほぼ所定の位置に留まっている第1のロック歯止め120から離れ、もはや、第1のロック歯止め120を回転可能に支持していない。溝436は、第1のロック歯止め120をピボット運動するように支持するのに用いられていたものである。
火工品アクチュエータ600の作動とほとんど同時に(またはわずかに前または後に)、ロックリングが、乗物センサおよび/またはウェブセンサである緊急ロック機構によって、スプールに、これに作用するように連結され始め、リトラクタのロックが開始される。火工品アクチュエータ600の作動前に、図8に示すように、ロック歯止め122のカムピン132を溝、すなわち切れ込み412内に位置させて、ロック歯止め122をその非動作状態にする必要がある。続いてロックリングが回転することによって、ロック歯止め222は、カムによる動作をさせられて、ロックホイール220に係合させられる。ロックリングの回転によって、ロック歯止め120のカムピンも内側に移動させられ、ロック歯122aが、ロックホイールのロック歯120aに係合させられてもよいが、この動作モードでは、ロックホイール120はロックされない。
ロックホイール120が回転すると、ロック歯止め120と係合し、図9に示すように、ロック歯止め120を細長いスロット410内へと後方に押す。リベットピン、すなわちリベットのシャフト131の、それをピボット運動可能にしピボット点を定める、プレート部材によって前に行われていた支持が、プレート部材が移動して離れているのでもはや有効でないために、この後方への移動が可能となっている。第2のロックホイール2220がロックされた状態で、スプール24に、これに作用するようにトーションバーを介して連結された第1のロックホイール120が回転し始め、両ロックホイールが互いに回転して発生する摩擦力による抵抗を受ける。
計数機構、すなわちモード切り替え機構700のない場合、リトラクタが、一旦、摩擦を発生する動作モードにされると、リトラクタは、乗物が、次の衝突に巻き込まれても、この動作モードのままとなる。
シートベルトリトラクタ20は、両ロックホイールの、対面する両面が、摩擦発生機構300によって、所定の角度/回転数だけ互いに回転できるようにされた後、リトラクタが、トーションバーによる、高出力の荷重制限特性に戻ることができるようにする切り替え器として用いられるモード切り替え機構700を含む
図10a〜cは、モード切り替え機構700の詳細を示している。このモード切り替え機構700は、ロックホイール120,220の一部を利用している。第1のロックホイール120と第2のロックホイール220の、互いに隣接する面702,704の各々が、各溝706,708をそれぞれ含んでいる。シートベルトリトラクタが、摩擦を発生する動作モードになった時に許容される回転の量が両溝の長さによって決められている。ピン710、ボール、すなわち長円形のプラグが、各溝706,708内に配置され、これらの溝を埋めている。ロック機構40が作動しない状態にされている場合、ロック歯止め122が移動してロックホイール120から離れているので、リトラクタは、摩擦を発生するモードになっている。ベルトの荷重が、衝突中のように大きくなった後、もはやロックされていないスプール、トーションバー、およびロックホイール120は、乗員からシートベルトへ、そしてスプールへ伝達される荷重に応じて自由に回転させられる。
摩擦動作モードにおいて、ロックホイール120が回転すると、係合面126,226とも呼ぶ面702,704が互いに回転し、摩擦力が発生する。モード切り替えは、この回転の前に行われる。ピン710は両ロックホイールの間に保持されており、両ロックホイールが互いに回転すると、このピンは溝706,708内をスライドする。両ロックホイールが一定量だけ回転した後、ピン710は各溝706,708の各端部に達する。ロックホイール120は、この動作によって、ロック歯止め222の動作によってロックされたロックホイール220により提供される移動ストッパに、これに作用するように当接させられる。この時点でベルトウェビングに作用する衝突力が十分に強い場合、ロックホイール120が、したがってトーションバーの端部が今やロックされているので、トーションバーはねじれ始め、ベルトの反力は、再び、トーションバーの特性によって決められる。
図11において、曲線750は、摩擦動作モードにおける荷重制限を示している。曲線752は、両ロックホイールがロックされるトーションバー動作モードによって生じる荷重制限を示している。曲線754は、荷重制限の、摩擦動作モードからトーションバー動作モードへの移り変わりを示している。両溝706,708は約360°の長さを有している。示すように、両ロックホイールは、動作モードがトーションバー動作モードに戻る前に、ほぼ完全に2回転しなければならない。必要な回転数は、両溝を長くし、または短くすることによって制御することができる。
本発明の1つの利点は、シートベルトリトラクタが、低エネルギの動作モードで動作し始めたとしても、例えば衝突中に、シートベルトが延ばされた後、高レベルのエネルギ吸収に自動的に復帰することである。本発明は、体の小さな乗員がシートベルトシステムを使用している時に、トーションバーがエネルギを吸収できないようにする手段、より具体的には、トーションバーと組み合わされたロック歯止めを動作しないようにする手段を、摩擦動作モードにする手段として含んでいる。
本発明は、トーションバーの特性と摩擦発生機構の特性の組み合わせを、多レベルシートベルト荷重制限機構を提供するのに有利に利用している。
本発明のシートベルトリトラクタの断面図である。 シートベルトに組み込まれた、延びが可変のウェビングの力変位曲線を示すグラフである。 ロックホイールとロック歯止めの配置を示す、シートベルトリトラクタの、修正された機構側の平面図である。 ロック歯止めの配置を示す、図3の切断線3a−3aに沿った部分断面図である(ロックリングは取り除かれている)。 第2のロック歯止めの配置を示す、図3の切断線3b−3bに沿った部分断面図である(ロックリングは取り除かれている)。 第2のロック歯止めを支持するプレート部材を示す、図3の切断線3c−3cに沿った部分断面図である。 シートベルトリトラクタのフレームの両側部の一方の平面図である。 プレート部材上の火工品部材と共にプレート部材を示す平面図である。 作動位置にあるロックリングを示す図である。 火工品ユニットの断面図である。 火工品ユニットが移動させられて第2のロック歯止めから離された後のシートベルトリトラクタを示す図である。 後退位置に移動させられた第2のロック歯止めを示す図である。 トーションバーの回転計数機構の図である。 トーションバーの回転計数機構の図である。 トーションバーの回転計数機構の図である。 モード移行機構の動作を示すグラフである。 シートベルトリトラクタの下側の斜視図である。

Claims (3)

  1. 第1および第2のエネルギ吸収機構(30,300)であって、各々が、第1および第2のレベルのエネルギ吸収を行うことが望まれる時に作動させられるように構成され、前記両エネルギ吸収機構の一方(300)は摩擦力を発生し、他方の前記エネルギ吸収機構は、スプールのシャフトとしても働くトーションバー(30)である、第1および第2のエネルギ吸収機構と、
    第1および第2のロック機構(40,60)であって、各々が、ロックホイール(120,220)とロック歯止め(122,222)をそれぞれ有し、前記各ロックホイール(120,220)は、前記各エネルギ吸収機構(30,300)とそれぞれ結び付けられており、前記各ロック歯止め(122,222)は、前記各ロックホイール(120,220)にそれぞれ係合してそれをロックし、かつ係合から外れてロックを解除するように回転可能であり、前記ロックホイールがロックされた時に、それに対応する前記エネルギ吸収機構が作動するようになっている、第1および第2のロック機構(40,60)と、
    を有し、
    第1の前記ロックホイール(120)は、前記トーションバー(30)の、一方の側に固定されており、前記第1のロックホイールは、前記摩擦力を発生する前記エネルギ吸収機構(300)に付属する第1の係合面(126)を一方の側面に有しており、
    第1および第2の前記ロック歯止め(122,222)の各々を、前記各ロックホイール(120,220)にそれぞれ係合させるように動かすように、前記第1および第2のロック機構の両方に結び付けられた単一のロックリングと、
    前記摩擦力を発生するエネルギ吸収機構(300)によって、前記第1のロックホイール(120)と第2の前記ロックホイール(220)の、両者間で互いに隣接する両面(126,226;702,704)が、相対的に所定の角度または回転数だけ回転させられた後、前記第1の前記ロックホイール(120)を前記第2のロックホイール(220)にロックするように係合させることによって、リトラクタを前記トーションバー(30)による高いエネルギ吸収特性で作動させることができる機械式の切り替え機構(700)と、
    をさらに有するシートベルトリトラクタ(20)。
  2. 前記第1のロック歯止めは、前記シートベルトリトラクタのフレームの第1のスロット内に入れられており、それによって、前記第1のロック歯止めを、前記第1のロックホイールの作用で、半径方向に選択的にスライドさせて前記第1のロックホイールから離すことができる、請求項に記載のシートベルトリトラクタ(20)。
  3. 前記両ロック歯止め(122,222)が作動させられた場合、前記両ロックホイールが互いに固定され、摩擦力発生さない、請求項に記載のシートベルトリトラクタ(20)。
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