JP3977173B2 - 情報表示制御装置、情報表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

情報表示制御装置、情報表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置とプリンタから構成される印刷システムにおいてプリンタステータスの表示処理に適用する場合に好適な情報表示制御装置、情報表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のUNIX(登録商標)系のLPR(Line Printer Daemon Protocol)印刷システムでは、基本的に印刷要求を行う情報処理装置(クライアント)等のマシンにプリンタがローカルに接続された環境での印刷処理を行うシステムとなっている。情報処理装置において、プリンタステータス情報の表示の実現方法としては、プリンタとデータの入出力を行うランゲージモニタ処理からステータスモニタ処理を起動するようにし、ランゲージモニタ処理とステータスモニタ処理の2つの処理間で直接通信することにより、プリンタのステータス情報をステータスモニタが解析して、プリンタステータス表示処理を行う方法を採用していた。
【0003】
CUPS(Common UNIX(登録商標) Printing System)印刷システムでは、情報処理装置(クライアント)とプリンタをネットワーク接続したネットワーク環境での印刷を考慮した設計となっているため、印刷要求を行うフロントエンド部(クライアント部分)と、プリンタに印刷データを出力するバックエンド部が切り離されて設計されている。そのため、ランゲージモニタとステータスモニタが直接通信する構成とすることが困難となり、印刷要求を行ったクライアント側にてプリンタステータス情報を取得するのが困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては次のような問題があった。
(1)上記CUPS印刷システムのように、フロントエンド部とバックエンド部が分かれた設計になっているため、印刷要求を行ったクライアントマシン(情報処理装置)側にてプリンタステータス情報を取得するのが困難であり、プリンタステータス情報をクライアントマシンにて表示する機能を実現することができない。
(2)また、プリンタステータス情報は、プリンタ毎に異なっている部分が多いため、プリンタステータス情報を取得できたとしても、プリンタステータス表示処理は煩雑になる傾向がある。
(3)また、上記UNIX(登録商標)系のLPR印刷システム等のシステムは、プリンタステータス取得処理部とプリンタステータス表示処理部が分割されているため、1つの印刷ジョブ毎の終了と、プリンタステータス表示処理で用いるプリンタステータス情報の初期化のタイミングによって、1つ前の印刷のステータス情報を表示してしまう場合がある。
(4)また、ネットワーク環境での印刷を行う印刷システムの場合、複数のユーザが1つのプリンタに対して印刷を実行することになるため、プリンタから情報を取得すると、他のユーザの印刷ジョブに関する情報を取得してしまう場合がある。
(5)また、プリンタのステータス情報を一定時間毎に取得する場合、プリンタの状態が変化しないで、取得した情報が同じ場合がある。
【0005】
本発明は、上述した点に鑑みなされたものであり、CUPS等の印刷システムにおいて、異なる種別の印刷装置へのサポートを簡略化し、クライアント側で印刷装置のステータス情報を表示することを可能とした情報表示制御装置、情報表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、印刷装置とデータ通信可能な情報表示制御装置であって、前記印刷装置へのデータ出力を管理する出力管理手段と、前記印刷装置へのデータ出力及び前記印刷装置のステータス情報の取得を行う入出力手段と、前記印刷装置ステータス情報をまとめステータス情報テーブルの形式に変換する変換手段と、前記ステータス情報テーブルに基づく情報を保管する印刷管理手段と、前記保管された情報に基づいて、前記印刷装置のステータスに関する情報を表示する表示制御手段とを有し、前記出力管理手段は、前記印刷管理手段における前記ステータス情報の保管領域の内容を、前記印刷装置にデータが出力される前に初期状態にすることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、印刷装置とデータ通信可能な情報表示制御装置であって、前記印刷装置へのデータ出力を管理する出力管理手段と、前記印刷装置へのデータ出力及び前記印刷装置のステータス情報の取得を行う入出力手段と、前記印刷装置のステータス情報をまとめてステータス情報テーブルの形式に変換する変換手段と、前記ステータス情報テーブルに基づいて、前記印刷装置のステータスに関する情報を表示する表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、前記表示制御手段を起動したユーザと前記印刷装置による印刷を起動したユーザが同一か否かを判定し、前記両ユーザが同一でないと判断した場合は前記ステータス情報を表示しないことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、印刷装置とデータ通信可能な情報表示制御装置であって、前記印刷装置へのデータ出力の管理と前記印刷装置からのステータス情報の管理をする管理手段と、前記印刷装置へのデータ出力及び前記印刷装置のステータス情報の取得を行う入出力手段と、前記入出力手段を介して前記印刷装置から取得したステータス情報をまとめてステータス情報テーブルの形式に変換する変換手段と、前記管理手段に管理されたステータス情報に基づき前記印刷装置のステータスに関する情報を表示する表示制御手段とを有し、前記ステータス情報テーブルは、互いに異なる種別の印刷装置の、ステータス情報を含む複数の項目の情報がセット可能なテーブルであり、前記変換手段は、取得したステータス情報を印刷装置の種別に合わせて変換して、前記ステータス情報テーブルにセットすることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は本発明の実施の形態に係るCUPS印刷システムの全体の概略構成を示すブロック図である。本CUPS印刷システムは、アプリケーション11、スケジューラ12、PPD(Postscript Printer Description)ファイル13、フィルタ・展開処理部14、バックエンド処理部15、ランゲージモニタ処理部16、ステータス変換処理部18、ステータスモニタ処理部19を備えた情報処理装置(クライアント)と、プリンタ17などのデータ処理装置から構成されている。
【0011】
本CUPS印刷システムの情報処理装置において、アプリケーション11は、プリンタ17に対し印刷要求を行うものである。スケジューラ12は、プリンタ17に印刷を実行させるための印刷処理全般の管理を行う。PPDファイル13は、印刷に必要なデータをプリンタ毎に定義してあるファイルである。フィルタ・展開処理部14は、印刷データの展開及び色変換処理を行うものである。バックエンド処理部15は、フィルタ・展開処理部14によって展開されたデータをプリンタ17に出力するデータ出力管理を行う。以上までの構成が、CUPS印刷システムでの基本構成となる。プリンタ17は、バックエンド処理部15から出力されたデータに基づき印刷媒体上に印刷を行う。
【0012】
本CUPS印刷システムでは、プリンタ17へのデータ出力処理はランゲージモニタ処理部16が行うので、バックエンド処理部15では、ランゲージモニタ処理部16の起動処理を行う。ランゲージモニタ処理部16は、印刷(印字)データをプリンタ17に出力すると共に、プリンタ17からステータス情報を読み出す(取得する)。ステータス変換処理部18は、プリンタステータス情報をプリンタステータス情報テーブル(図2参照)形式に変換する処理を行う。ランゲージモニタ処理部16によってプリンタ17から読み出されたステータス情報は、スケジューラ12にINFO情報として送信される。ステータスモニタ処理部19からの要求により、スケジューラ12からINFO情報がステータスモニタ処理部19に返却され、ステータスモニタ処理部19にて情報解析の後、プリンタ17のステータスに関する情報を情報処理装置の表示処理装置(図3参照)に表示する。
【0013】
次に、データの流れから本CUPS印刷システムについて説明する。本CUPS印刷システムのスケジューラ12は、本CUPS印刷システムの中核として動作するプログラムであり、デーモン(Daemon:UNIX(登録商標)のシステム上に常駐し、ネットワーク、ファイル、デバイスを監視し、特定の条件が満たされると起動するプログラム)と呼ばれる常駐プログラムとして起動される。スケジューラ12は、プリンタ17に印刷を実行させるための印刷処理の全般を管理する処理を行っており、PPDファイル13に定義された情報を元に、印刷データやプリンタ毎の処理を制御する。
【0014】
アプリケーション11からスケジューラ12に印刷要求が発生すると、スケジューラ12はPPDファイル13から印刷データの展開に必要な情報を読み取り、定義されたデータに合わせてフィルタ・展開処理部14を起動することで、印刷データの展開を行う。次に、スケジューラ12はPPDファイル13から、起動するバックエンド処理部15に関する情報を取得し、展開データをバックエンド処理部15に渡す。通常はバックエンド処理部15にてプリンタ17へのデータ出力処理を行っている。以上が本CUPS印刷システムでのデータの流れである。
【0015】
本CUPS印刷システムでは、情報処理装置(クライアント)とプリンタ17との間のデータ入出力処理をランゲージモニタ処理部16が行うので、バックエンド処理部15ではランゲージモニタ処理部16の起動を行い、印刷(印字)データをランゲージモニタ処理部16に引き継ぐ。ランゲージモニタ処理部16では、印刷データをプリンタ17に出力する処理と共に、プリンタ17のステータス情報を取得する処理を行う。
【0016】
ランゲージモニタ処理部16は、取得したプリンタステータス情報を、ステータス変換処理部18を用いてプリンタステータス情報テーブル(図2参照)形式に変換、即ち、該プリンタステータス情報テーブルに値をセットし、INFO情報としてスケジューラ12に送信する。ステータスモニタ処理部19では、ステータスモニタ起動時にユーザから指定されたプリンタ17に関するINFO情報をスケジューラ12に要求し、スケジューラ12から取得した情報内のプリンタステータス情報を解析して、プリンタ17の状態を情報処理装置の画面(図3の34)に表示する。
【0017】
図2は本CUPS印刷システムのステータス変換処理部18における変換先のプリンタステータス情報テーブルの例を示す図である。本プリンタステータス情報テーブル21は、情報処理装置の画面に対する表示項目に合わせ、必要な情報をまとめて格納するようになっている。本プリンタステータス情報テーブル21には、プリンタ名、USB(Universal Serial Bus)やパラレルインタフェース等の出力デバイス名、そしてプリンタ状態を示すステータス情報や、プリンタ(インクジェット方式の場合)のインクの状態を示すカートリッジ及びインク情報をセットする。プリンタ全てに対して同じプリンタステータス情報テーブル21に情報をセットする。
【0018】
本プリンタステータス情報テーブル21に対する情報のセット処理では、対象プリンタ毎に変換用のテーブルを用意しておき、プリンタに合わせた値をステータス情報テーブル21にセットする。ステータスモニタ処理部19では、スケジューラ12から取得したINFO情報からプリンタステータス情報テーブル21を抽出し、情報処理装置の画面の表示欄に対応した領域の情報を参照するため、ステータスモニタ処理部19の処理を簡潔にすることが可能となる。
【0019】
図3は本CUPS印刷システムのハードウェアの構成を示すブロック図である。本CUPS印刷システムのハードウェアは、CPU31、RAM32、ROM33、表示処理装置(CRT)34、入力装置(KB)35、外部記憶装置(Disk)36、プリンタ(PRT)37、システムバス38から構成されている。図3におけるプリンタ37以外の構成(CPU31〜システムバス38)は情報処理装置(クライアント)が備える。また、上記図1におけるプリンタ17以外の構成(アプリケーション11〜ステータスモニタ処理部19)は図3のCPU31が実行する本発明のプログラムにより実現される。
【0020】
CPU31は、本CUPS印刷システム各部の制御を司る中央処理装置である。RAM32は、本発明のプログラムをロードして動作させると共に、データを一時的に格納しておく記憶手段である。ROM33は、起動プログラム等を格納する記憶手段である。表示処理装置34は、CRTやLCD等から構成され各種画面を表示する。入力装置35は、キーボード等から構成され各種入力や指示に用いる。外部記憶装置36は、本発明のプログラムや本CUPS印刷システムの中間データを格納しておくHDD(ハードディスク)等から構成される記憶手段である。プリンタ37は、印刷媒体上に印刷を行う。システムバス38は、各デバイス間のデータのやり取りを行うバスである。
【0021】
次に、上記の如く構成された本実施の形態に係るCUPS印刷システムにおけるスケジューラ処理、バックエンド処理、ランゲージモニタ処理、ステータス変換処理、ステータスモニタ処理、ステータス更新処理を図4乃至図10を参照しながら詳細に説明する。
【0022】
<スケジューラ処理>
図4は本CUPS印刷システムのスケジューラ12の処理概要を示したフローチャートである。デーモン(Daemon)として起動されたスケジューラ12は、ステップS401において、スプーラの準備やポートの初期化などの初期処理を行い、ステップS402のメッセージ待ち処理において、印刷指示やWeb参照の要求がされるのを待つ。スケジューラ12は印刷開始等の要求が発生すると、ステップS403において、前記発生した要求がどのような要求であるかを判定する判定処理を行い、判定した各要求に対する処理をそれぞれステップS404〜ステップS410において行う。
【0023】
ステップS404は、印刷開始要求があった場合の処理であり、スケジューラ12は印刷ジョブの出力先に指定されたプリンタに合わせた展開処理の起動を行う(印刷ジョブ処理)。ステップS405は、INFO情報などの情報を受信した場合の処理であり、スケジューラ12は受信した情報をそれぞれの保管領域に保管しておく(ステータス情報保存)。ステップS406は、ステータス情報の要求があった場合の処理であり、スケジューラ12はステップS405で受信し上記保管領域に保管している情報の取り出し要求(ステータス要求)に対する処理を行う(ステータス返却処理)。ステップS407は、展開要求があった場合の処理であり、スケジューラ12は印刷データの中間データとして展開されたデータをプリンタに合わせたデータに展開する色変換フィルタ処理を行う(データ展開処理)。
【0024】
ステップS408は、データ出力要求があった場合の処理であり、スケジューラ12はPPDファイル13にて定義されたバックエンド処理部15を起動し、プリンタに合わせて展開されたデータをバックエンド処理部15に渡す処理を行う(データ出力処理)。ステップS409は、Webブラウザからの要求があった場合の処理であり、スケジューラ12に関するプリンタ設定や、印刷ジョブに関する情報について、Webブラウザからの要求に対する処理を行っている(Web処理)。ステップS410は、終了要求があった場合の処理であり、デーモンに対する終了要求の終了処理を行っている(終了処理)。
【0025】
<バックエンド処理>
図5は本CUPS印刷システムのバックエンド処理部15の処理を示したフローチャートである。本フローチャートでは上記図4のステップS408にて出力先プリンタに対して用意されたバックエンド処理部15を起動している。本CUPS印刷システムのバックエンド処理では、プリンタへのデータ出力は行わず、ランゲージモニタ処理部16を起動し、出力データを渡している。
【0026】
まず、ステップS501では、バックエンド処理部15はスケジューラ12に対して、プリンタステータス情報をセットしていない空のINFO情報を送信している。この処理を行わない場合、スケジューラ12には、指定プリンタに対する前回の印刷ジョブのプリンタステータス情報が残っているため、ステータスモニタ処理部19がスケジューラ12から指定プリンタのステータス情報を取得すると、前回の印刷に関するステータス情報を取得してしまうことになる。これを回避するため、スケジューラ12のINFO情報を初期状態にする(スケジューラ12におけるステータス情報の上記保管領域の内容を、プリンタに出力する前に初期状態にする)処理を行う。
【0027】
なお、スケジューラ12のINFO情報のクリア処理を印刷ジョブの終了時に行う方法に関しては、ユーザが印刷の終了又は中止を操作した時、バックエンド処理部15からINFO情報をクリアするより先に、スケジューラ12側でバックエンド処理部15とスケジューラ12間のパイプを閉じてしまうため、INFO情報をクリアすることができない。
【0028】
次に、ステップS502では、バックエンド処理部15は、プリンタ17とのデータ入出力を行うランゲージモニタ処理部16の起動処理を行う。ランゲージモニタ処理部16を起動したら、ステップS503において、処理終了等のメッセージの待機状態になる。バックエンド処理部15はシグナル等のメッセージを受信すると、ステップS504において、受信したメッセージがどのような種類であるかを判定する判定処理を行い、ステップS505、ステップS506で、それぞれのメッセージに関する処理を行う。即ち、シグナルの場合は、ステップS505で印刷終了または印刷時のエラーに伴う割り込み処理を行い、終了要求の場合は、ステップS506で終了処理を行い、本処理(プログラム)を終了する。
【0029】
<ランゲージモニタ処理>
図6は本CUPS印刷システムのランゲージモニタ処理部16の処理を示したフローチャートである。上記図5のステップS502にて起動されたランゲージモニタ処理部16は、まず、ステップS601において初期処理を行う。初期処理では、バックエンド処理部15から引き継いだパイプの設定、出力先プリンタのポートの初期化、プリンタのステータスリードバック(ステータス情報読み込み)を一定時間毎に行う時の契機とするためのタイマの起動を行う。ランゲージモニタ処理部16の動作は、メッセージ駆動型(メッセージの種類に応じて処理を仕分ける型)になっているので、ステップS602でメッセージを待機し、ステップS603でメッセージがどのような種類であるかを判定する判定処理を行う。
【0030】
印刷データは順次スケジューラ12とバックエンド処理部15間のパイプから送られてくるので、ランゲージモニタ処理部16は、プリンタへのデータ出力とタイマを契機としたプリンタステータス情報の読み込みを順次行う。それぞれの処理はステップS605(データ出力)及びステップS606(ステータス変換)で行っている。他に印刷ジョブのキャンセル操作などがされた場合には、プロセスの終了指示のシグナルが発行されるので、ステップS604でシグナル処理を行う(シグナル処理)。終了要求の場合、ステップS607で終了処理を実行して本処理を終了する。
【0031】
<ステータス変換処理>
図7は本CUPS印刷システムのランゲージモニタ処理でのステータス変換処理部18の処理を示したフローチャートである。本処理は、ステータス変換処理部18が、上記図6のステップS601の初期処理において起動したタイマを契機として一定時間毎にプリンタ17からステータス情報を読み込む処理として動作している。まず、ステップS701において、ステータス変換処理部18はプリンタ17からステータス情報を取得する。ステップS702において、ステータス変換処理部18はステータス取得処理がエラーになっていないかをチェックしている。
【0032】
本フローチャートではエラーの場合、ステータス変換処理を抜けるようにしているが、ステータスリードエラーに対する処理をする場合、この判定で「yes」となった部分で行う。エラーが発生していない場合、ステップS703において、ステータス変換処理部18はプリンタステータス情報テーブル(図2)への設定処理、即ち、プリンタ17から取得したステータス情報をプリンタステータス情報テーブル形式に変換する処理を行う。
【0033】
ここでは、プリンタ毎の変換テーブルをプログラムに組み込んだデータとして用意し、プリンタ種別に合わせて変換処理を行っているが、プリンタ毎の変換テーブルを外部ファイルとして実装することにより、必要時に必要なプリンタの変換テーブルをロードし、変換処理を行うようにすることも可能である。これにより、ランゲージモニタ処理部16、ステータスモニタ処理部19を入れ替えることなく、新規のプリンタに関するサポートを簡単に行うことが可能となる。
【0034】
次に、ステップS704において、ステータス変換処理部18はプリンタステータス情報テーブルへのセット処理が正常に行われたかの判定を行っている。変換処理が正常に行われた場合、ステップS705において、ステータス変換処理部18はプリンタステータス情報テーブルをINFO情報として標準エラー出力に書き込むことにより、スケジューラ12に送信する処理を行う。
【0035】
<ステータスモニタ処理>
図8は本CUPS印刷システムのステータスモニタ処理部19の処理を示したフローチャートである。ステータスモニタ処理部19は、情報処理装置(クライアント)側にてユーザにより表示対象プリンタを指定することで起動される。ステップS801では、ステータスモニタ処理部19は指定されたプリンタに関する情報を取得するため、スケジューラ12のAPI(Application Program Interface)を使用して、情報取得処理のための初期設定処理を行い、プリンタステータス情報等を表示処理装置35に表示し、印刷中止操作ボタンを配置したUI(User Interface)画面を表示処理装置35に表示する。
【0036】
ステップS802では、ステータスモニタ処理部19はステータス情報の更新処理を行う。本ステータス更新処理では、スケジューラ12からINFO情報を取得し、ステータス情報を解析してステータス情報を画面に表示する処理を行う。ステータス更新処理については図9を用いて後述する。プリンタエラーが発生している状態の画面サンプルを示すものが図10である。図10はプリンタのインクタンク交換を促す画面例である。
【0037】
ステップS803では、メッセージ待ちの状態となる。ステータスモニタ処理部19は、基本的には初期処理で起動したタイマによって一定時間毎にステータス情報の取得及び表示処理を行っている。メッセージ待ち状態にてメッセージを受信すると、ステップS804において、ステータスモニタ処理部19は受信したメッセージがどのような種類であるかを判定する判定処理を行う。タイマの場合は、ステップS805においてステータス更新処理を行う。また、表示処理装置34の上記UI画面上で印刷中止操作ボタンが操作された場合は、ステップS806において印刷中止処理を行う。また、終了の要求がなされた場合は、ステップS807において終了処理を行う。
【0038】
<ステータス更新処理>
図9は本CUPS印刷システムのステータスモニタ処理部19でのステータス更新処理を示したフローチャートである。ステータス更新処理部19は、まず、ステップS901において、スケジューラ12からINFO情報を取得する。次に、ステップS902において、ステータスモニタ処理部19は情報取得処理にエラーが無かったかを判定し、エラーがあった場合は、ステップS903において、エラーを表示処理装置34の画面に表示する。ステータス情報の取得が成功した場合は、ステップS904において、ステータスモニタ処理部19は印刷ジョブに対するステータス情報が取得できたか否かの判定を行う。この判定処理では、取得できたステータス情報について、ステータスモニタを起動したユーザと印刷ジョブの実行を指示した(プリンタによる印刷を起動した)ユーザが同一であるか否かの判定を行う。
【0039】
上記両ユーザが同一でないと判断した場合は、指定プリンタに対する情報がないものとして、ステップS905において、ステータスモニタ処理部19は「待機中」のメッセージを表示処理装置34の画面に表示する(プリンタステータス情報を表示しない)。ユーザに対する対象データの取得ができた場合は、ステップS906において、ステータスモニタ処理部19はステータス情報のチェックを行う。ここでは、プリンタステータス情報テーブル(図2)にセットされた情報をそれぞれ抽出している。
【0040】
ステップS907において、ステータスモニタ処理部19は、ステータス情報の表示前に、上記抽出(取得)したステータス情報と前回表示に用いたステータス情報との比較(両ステータス情報の差の判定)を行っている。換言すれば、ステータスモニタ処理部19に表示済みのステータス情報を保持しておき、表示済みのステータス情報と表示対象となるステータス情報とを比較し、変化したステータス情報を検出する。比較処理をしないで、取得できたデータに関するステータス表示をすることも可能であるが、一定時間毎に取得するデータに関して全てを毎回表示するようにするのは処理の無駄であり、画面のチラツキの原因となる。ステップS907の判定処理において前回から変化した表示領域があった場合、ステップS908において、ステータスモニタ処理部19は対象表示領域(前回から変化した表示領域)に対しステータス表示処理を行う。
【0041】
図10は本CUPS印刷システムの表示処理装置34に表示される印刷中のステータス表示の一例を示す図である。図10における印刷中のステータス表示は、「インクがなくなりました。インクタンクを交換して、カバーを閉じてください。 ブラック 下記のインクは少なくなっています。 フォト シアン」を表示した例である。
【0042】
以上説明したように本実施の形態によれば、次のような効果を奏する。
【0043】
本CUPS印刷システムの情報処理装置が、プリンタ17の印刷処理を管理すると共にステータス情報を保管するスケジューラ12、プリンタ17へのデータ出力、プリンタのステータス情報の取得、プリンタのステータス情報をINFO情報としてスケジューラ12に対する送信を行うランゲージモニタ処理部16、ランゲージモニタ処理部16を印刷時に起動するバックエンド処理部15、一定時間毎に、ユーザによって指定されたプリンタに関する情報をスケジューラ12から取得し、画面に表示するステータスモニタ処理部19を備えているため、CUPS印刷システムにおいて、従来のように印刷要求を行ったクライアント側でプリンタステータス情報を取得するのが困難であるという課題を解決し、クライアント側でプリンタステータス情報を表示することが可能となる。
【0044】
また、プリンタから取得したステータス情報をプリンタステータス情報テーブル形式に変換するステータス変換処理部18を備えているため、ステータス情報のプリンタ毎の差を吸収し、ステータスモニタ処理部19においてステータス情報を表示する際のステータス解析処理を簡潔に実現することが可能となる。
【0045】
また、印刷開始時にバックエンド処理部15でスケジューラ12のINFO情報(ステータス情報の保管領域の内容)を初期状態にするため、ステータスモニタ処理部19により、印刷開始時に前回の印刷処理時のステータス情報が表示されることなく、対象となる印刷処理のステータス情報を表示することが可能となる。
【0046】
また、ステータスモニタを起動したユーザと印刷ジョブの実行を指示した(印刷を起動した)ユーザが同一であるか否かをステータスモニタ処理部19で判定するため、ステータスモニタ処理部19により他のユーザの印刷処理のステータス情報を表示しないようにすることが可能となる。
【0047】
また、プリンタのステータス情報の変換に用いるプリンタ毎の変換テーブルを外部ファイルとして実装しているため、必要時に必要なプリンタの変換テーブルを外部ファイルから読み込むことにより、ランゲージモニタ処理、ステータスモニタ処理を入れ替えることなく、新規のプリンタに関するサポートを簡単に行うことが可能となる。
【0048】
また、ステータスモニタ処理部19でステータス情報の表示前に、前回表示に用いたステータス情報と取得した表示対象のステータス情報の差を判定し、判定結果に基づき前回から変化した表示領域のステータス情報表示を行うため、換言すれば、ステータスモニタ処理部19に表示済みのステータス情報を保持しておき、表示済みのステータス情報と表示対象となるステータス情報とを比較し、変化したステータス情報を検出するため、必要な表示領域のみのステータス表示処理を行うことが可能となる。
【0049】
[他の実施の形態]
本実施の形態では、プリンタの印刷方式をインクジェット方式とした場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、電子写真方式等の他の印刷方式に適用することもできる。
【0050】
本実施の形態では、プリンタのステータス表示を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、複写機のステータス表示や複合機のステータス表示に適用することもできる。
【0051】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明が達成されることは言うまでもない。
【0052】
この場合、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなどを用いることができる。
【0053】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0054】
更に、記憶媒体等の媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、互いに異なる種別の印刷装置のステータス情報を、印刷装置の種別に依らない共通の形式にまとめるので、印刷データを出力する装置において、ステータス情報の表示制御部を異なる種別の印刷装置に応じて入れ替える必要がなくなり、結果としてドライバの入れ替え等、異なる種別の印刷装置へのサポートを簡略化できるという効果を奏する。更には、次のような効果を奏する。
【0056】
印刷装置から取得したステータス情報を、印刷装置のステータス情報を所定の形式にまとめたステータス情報テーブルに変換し、ステータス情報テーブルに基づいて、印刷装置のステータスに関する情報を表示するため、CUPS等の印刷システムにおいて、従来のように印刷要求を行ったクライアント側で印刷装置のステータス情報を取得するのが困難であるという課題を解決し、クライアント側で印刷装置のステータス情報を表示することが可能となる。
【0057】
また、変換手段によりステータス情報をステータス情報テーブル形式に変換してから印刷管理手段に送信するため、ステータス情報の印刷装置毎の差を吸収し、表示制御手段においてステータスを表示する際のステータス解析処理を簡潔に実現することが可能となる。
【0058】
また、印刷管理手段におけるステータス情報の保管領域の内容を、印刷装置に出力する前に初期状態にするため、表示制御手段により、印刷開始時に前回の印刷処理時のステータス情報が表示されることなく、対象となる印刷処理のステータス情報を表示することが可能となる。
【0059】
また、表示制御手段を起動したユーザと印刷装置による印刷を起動したユーザが同一か否かを判定し、両ユーザが同一でないと判断した場合はステータス情報を表示しないため、表示制御手段により他のユーザの印刷処理のステータスを表示しないようにすることが可能となる。
【0060】
また、ステータス情報テーブルを外部ファイルとして実装可能としているため、必要時に必要な印刷装置の変換テーブルを外部ファイルから読み込むことにより、印刷装置へのデータ出力及びステータス情報の取得を行う処理、ステータス情報を表示制御する処理を入れ替えることなく、新規の印刷装置に関するサポートを簡単に行うことが可能となる。
【0061】
また、ステータス情報の表示前に、前回表示に用いたステータス情報と取得した表示対象のステータス情報の差を判定し、判定結果に基づき前回から変化した表示領域のステータス情報表示を行うため、必要な表示領域のみのステータス表示処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るCUPS印刷システムの全体の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るプリンタステータス情報テーブルの例を示す図である。
【図3】本実施の形態に係るCUPS印刷システムのハードウェアの概略構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態に係るスケジューラ処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態に係るバックエンド処理を示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態に係るランゲージモニタ処理を示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態に係るランゲージモニタ処理でのステータス変換処理を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態に係るステータスモニタ処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施の形態に係るステータスモニタ処理でのステータス更新処理を示すフローチャートである。
【図10】本実施の形態に係るステータスモニタ画面UIサンプルを示す図である。
【符号の説明】
11 アプリケーション
12 スケジューラ(印刷管理手段)
13 PPDファイル
14 フィルタ・展開処理部
15 バックエンド処理部(出力管理手段)
16 ランゲージモニタ処理部(入出力手段)
17 プリンタ(印刷装置)
18 ステータス変換処理部(変換手段)
19 ステータスモニタ処理部(表示制御手段)
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 表示処理装置
35 入力装置
36 外部記憶装置
37 プリンタ(印刷装置)
38 システムバス

Claims (18)

  1. 印刷装置とデータ通信可能な情報表示制御装置であって、
    前記印刷装置へのデータ出力を管理する出力管理手段と、前記印刷装置へのデータ出力及び前記印刷装置のステータス情報の取得を行う入出力手段と、前記印刷装置ステータス情報をまとめステータス情報テーブルの形式に変換する変換手段と、前記ステータス情報テーブルに基づく情報を保管する印刷管理手段と、前記保管された情報に基づいて、前記印刷装置のステータスに関する情報を表示する表示制御手段とを有し、
    前記出力管理手段は、前記印刷管理手段における前記ステータス情報の保管領域の内容を、前記印刷装置にデータが出力される前に初期状態にすることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 記ステータス情報テーブルは、ステータス情報・印刷装置名等の情報がセットされる共通テーブルであり、前記入出力手段は、前記印刷装置のステータス情報を取得すると共に、前記変換手段により前記ステータス情報を前記ステータス情報テーブル形式に変換してから前記印刷管理手段に送信することを特徴とする請求項1記載の情報表示制御装置。
  3. 印刷装置とデータ通信可能な情報表示制御装置であって、
    前記印刷装置へのデータ出力を管理する出力管理手段と、前記印刷装置へのデータ出力及び前記印刷装置のステータス情報の取得を行う入出力手段と、前記印刷装置のステータス情報をまとめてステータス情報テーブルの形式に変換する変換手段と、前記ステータス情報テーブルに基づいて、前記印刷装置のステータスに関する情報を表示する表示制御手段とを有し、
    前記表示制御手段は、前記表示制御手段を起動したユーザと前記印刷装置による印刷を起動したユーザが同一か否かを判定し、前記両ユーザが同一でないと判断した場合は前記ステータス情報を表示しないことを特徴とする情報表示制御装置。
  4. 印刷装置とデータ通信可能な情報表示制御装置であって、
    前記印刷装置へのデータ出力の管理と前記印刷装置からのステータス情報の管理をする管理手段と、前記印刷装置へのデータ出力及び前記印刷装置のステータス情報の取得を行う入出力手段と、前記入出力手段を介して前記印刷装置から取得したステータス情報をまとめてステータス情報テーブルの形式に変換する変換手段と、前記管理手段に管理されたステータス情報に基づき前記印刷装置のステータスに関する情報を表示する表示制御手段とを有し、
    前記ステータス情報テーブルは、互いに異なる種別の印刷装置の、ステータス情報を含む複数の項目の情報がセット可能なテーブルであり、前記変換手段は、取得したステータス情報を印刷装置の種別に合わせて変換して、前記ステータス情報テーブルにセットすることを特徴とする情報表示制御装置。
  5. 前記変換手段は、取得したステータス情報を印刷装置毎の変換テーブルを用いて変換して、前記ステータス情報テーブルにセットし、前記変換テーブルを外部ファイルとして実装可能であることを特徴とする請求項4記載の情報表示制御装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記ステータス情報の表示前に、前回表示に用いたステータス情報と前記入出力手段により取得した表示対象のステータス情報の差を判定し、前記判定結果に基づき前回から変化した表示領域のステータス情報表示を行うことを特徴とする請求項又は4記載の情報表示制御装置。
  7. データ処理装置のステータスに関する情報を表示する情報表示制御方法であって、
    前記データ処理装置へのデータ出力を行う出力処理工程と、前記データ処理装置のステータス情報の取得を行う取得工程と、前記データ処理装置ステータス情報をまとめステータス情報テーブルの形式に変換する変換工程と、前記ステータス情報テーブルに基づく情報を保管する保管工程と、前記保管された情報に基づいて、前記データ処理装置のステータスに関する情報を表示する表示制御工程とを有し、
    前記出力処理工程では、前記ステータス情報の保管領域の内容を、前記データ処理装置 へデータが出力される前に初期状態にすることを特徴とする情報表示制御方法。
  8. 記ステータス情報テーブルは、ステータス情報・データ処理装置名等の情報がセットされる共通テーブルであることを特徴とする請求項記載の情報表示制御方法。
  9. データ処理装置のステータスに関する情報を表示する情報表示制御方法であって、
    前記データ処理装置へのデータ出力を行う出力処理工程と、前記データ処理装置のステータス情報の取得を行う取得工程と、前記データ処理装置のステータス情報をまとめてステータス情報テーブルの形式に変換する変換工程と、前記ステータス情報テーブルに基づいて、前記データ処理装置のステータスに関する情報を表示する表示制御工程とを有し、
    前記表示制御工程では、前記表示制御工程を起動したユーザと前記データ処理装置によるデータ処理を起動したユーザが同一か否かを判定し、前記両ユーザが同一でないと判断した場合は前記ステータス情報を表示しないことを特徴とする情報表示制御方法。
  10. データ処理装置のステータスに関する情報を表示する情報表示制御方法であって、
    前記データ処理装置へのデータ出力行う出力処理工程と、前記データ処理装置のステータス情報の取得を行う取得工程と、前記データ処理装置から取得したステータス情報をまとめてステータス情報テーブルの形式に変換する変換工程と、前記ステータス情報テーブルに基づく情報を管理する管理工程と、前記管理されたステータス情報に基づいて、前記データ処理装置のステータスに関する情報を表示する表示制御工程とを有し、
    前記ステータス情報テーブルは、互いに異なる種別の印刷装置の、ステータス情報を含む複数の項目の情報がセット可能なテーブルであり、前記変換工程では、取得したステータス情報が印刷装置の種別に合わせて変換されて、前記ステータス情報テーブルにセットされることを特徴とする情報表示制御方法。
  11. 前記変換工程では、取得したステータス情報が印刷装置毎の変換テーブルを用いて変換されて、前記ステータス情報テーブルにセットされ、前記変換テーブルを外部ファイルとして実装可能であることを特徴とする請求項10記載の情報表示制御方法。
  12. 前記表示制御工程では、前記ステータス情報の表示前に、前回表示に用いたステータス情報と前記取得工程により取得した表示対象のステータス情報の差を判定し、前記判定結果に基づき前回から変化した表示領域のステータス情報表示を行うことを特徴とする請求項又は10記載の情報表示制御方法。
  13. データ処理装置へのデータ出力を行う出力処理工程と、前記データ処理装置のステータス情報の取得を行う取得工程と、前記データ処理装置ステータス情報をまとめステータス情報テーブルの形式に変換する変換工程と、前記ステータス情報テーブルに基づく情報を保管する保管工程と、前記保管された情報に基づいて、前記データ処理装置のステータスに関する情報を表示する表示制御工程とをコンピュータに実行させ
    前記出力処理工程では、前記ステータス情報の保管領域の内容を、前記データ処理装置へデータが出力される前に初期状態にすることを特徴とするプログラム。
  14. 記ステータス情報テーブルは、ステータス情報・データ処理装置名等の情報がセットされる共通テーブルであることを特徴とする請求項13記載のプログラム。
  15. データ処理装置へのデータ出力を行う出力処理工程と、前記データ処理装置のステータス情報の取得を行う取得工程と、前記データ処理装置のステータス情報をまとめてステータス情報テーブルの形式に変換する変換工程と、前記ステータス情報テーブルに基づいて、前記データ処理装置のステータスに関する情報を表示する表示制御工程とをコンピュータに実行させ、
    前記表示制御工程では、前記表示制御工程を起動したユーザと前記データ処理装置によるデータ処理を起動したユーザが同一か否かを判定し、前記両ユーザが同一でないと判断 した場合は前記ステータス情報を表示しないことを特徴とするプログラム。
  16. データ処理装置へのデータ出力を行う出力処理工程と、前記データ処理装置のステータス情報の取得を行う取得工程と、前記データ処理装置から取得したステータス情報をまとめてステータス情報テーブルの形式に変換する変換工程と、前記ステータス情報テーブルに基づく情報を管理する管理工程と、前記管理されたステータス情報に基づいて、前記データ処理装置のステータスに関する情報を表示する表示制御工程とをコンピュータに実行させ、
    前記ステータス情報テーブルは、互いに異なる種別の印刷装置の、ステータス情報を含む複数の項目の情報がセット可能なテーブルであり、前記変換工程では、取得したステータス情報が印刷装置の種別に合わせて変換されて、前記ステータス情報テーブルにセットされることことを特徴とするプログラム。
  17. 前記表示制御工程では、前記ステータス情報の表示前に、前回表示に用いたステータス情報と前記取得工程により取得した表示対象のステータス情報の差を判定し、前記判定結果に基づき前回から変化した表示領域のステータス情報表示を行うことを特徴とする請求項15又は16記載のプログラム。
  18. 前記請求項13乃至17記載のプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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