JP3976227B2 - 端末のデータ消去管理方法及びプログラム。 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータにおけるデータ消去処理の管理を行う方法等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各企業において、新規コンピュータの購入に伴い、旧コンピュータについて処分業者を通じて廃棄処分する場合や、リースしていたコンピュータのリース会社への返却等を行う場合において、前記旧コンピュータ等のハードディスク装置内に企業のデータが格納されたまま、前記処分業者又はリース会社への引渡し等が行われることがある。このような場合に、前記コンピュータ自体や前記ハードディスク装置等が処分業者を通じて中古市場に出回ることや、前記リース会社が前記コンピュータをリース商品として再利用し、他の企業にリースすることにより、前記コンピュータ内に格納された企業データから、当該企業の機密情報が漏洩する危険性が存在している。
【0003】
そのため、コンピュータを前記処分業者やリース会社に引渡す前に、企業において機密データを消去したり、リース会社において回収したコンピュータを再利用の前に初期化したりしている。
この場合、通常のデータ消去方法では、ハードディスク装置内の残留磁気等からデータを復元することができる場合もあるため、データを完全に消去する種々の方法が考えられている。ここで、データの完全消去方法としては、全ての情報の上に「ゼロ」を上書きする方式や、、乱数を複数回上書きする方式等、複数の方式が提唱されており、これらのデータ消去方法を用いることで第三者によるデータの復元等による機密情報の漏洩を防止することが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述のようなデータ消去方法により、データを復元不可能とすることはできるものの、例えば、リース会社にデータ消去処理を任せる場合には、各企業が、当該リース会社においてデータ消去処理がされたか否かを、実際に確認することはできなかった。また、企業内において、処分業者やリース会社への引渡し前にデータの消去処理を行う場合には、企業内管理者等によりデータの消去が行われたか否かを確認することも可能ではあるが、全ての端末について確認を行うのは、多大な時間と労力を必要とすることとなり、実際上はそのような確認作業は行われていないことも多かった。
【0005】
従って、企業内における消去処理の担当者の不注意等により、各端末についてデータ消去が行われないまま、処分業者やリース会社への引渡しが行われることもあり、また、リース会社においてもデータ消去処理を行われなかった場合には、企業データを有するコンピュータが、中古市場等で流通される場合や他企業へリースされる場合が発生し、その端末から元所有者である企業の機密情報が漏洩する危険性が存在していた。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、コンピュータのデータ消去処理管理において、実際にデータ消去処理が行われたか否かについての確認を容易かつ確実に行うことのできるデータ消去管理方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ消去管理方法は、管理対象となる端末の記憶装置内のデータの消去処理を実施させ、その実施結果を管理するデータ消去管理方法であって、データ消去処理の完了した管理対象端末から、管理用端末で読み込み可能な消去証明情報を発行させる第1のステップと、発行された前記消去証明情報の正当性を管理用端末で判定し、その判定結果に従い管理対象端末の消去処理結果を管理する第2のステップとを有することを特徴とする。
また、前記管理対象端末において生成された認証データを含む消去開始情報を、前記データ消去処理の開始前に、前記管理対象端末から前記管理用端末に送信させるステップと、前記第1のステップにおいて、前記第1のランダムデータを前記消去証明情報に含めて発行するステップとを有し、前記第2のステップにおいて、前記第1のランダムデータに基づいて生成された認証データと、前記管理対象端末から送信された認証データとが一致するか否かを判定し、一致した場合に、前記消去証明情報が正当なものであると認定することを特徴とする。
また、前記管理用端末からデータ消去処理を行う管理対象端末に対して、前記消去開始情報の受信前に、前記管理用端末において生成される第2のランダムデータを含む消去予約情報を送信するステップと、前記消去予約情報を受信した管理対象端末において、前記消去開始情報の送信前に、前記第1のランダムデータと前記第2のランダムデータとにより、前記認証データを生成するステップとを有することを特徴とする。
また、前記認証データは、前記第2のランダムデータを、前記第1のランダムデータを元に暗号化したものであることを特徴とする。
また、前記データ消去処理のされた管理対象端末において、少なくとも前記第2のステップ前に、前記記憶装置内にデータ消去済み情報を書き込む後処理を行うことを特徴とする。
また、前記データ消去処理のされた管理対象端末において、少なくとも前記第2のステップ前に、前記記憶装置に対するデータの書き込み禁止を設定する後処理を行うことを特徴とする。
また、前記消去予約情報には、前記後処理方法の指定に関する情報が含まれるものとし、前記後処理は、前記消去予約情報に含まれる後処理方法の指定に基づいて行うことを特徴とする。
また、前記消去証明情報には、前記予約情報に含まれた後処理方法の指定に関する情報が含まれるものとし、前記後処理の後に、前記管理対象端末に消去証明情報を読み込ませるステップと、前記消去証明情報内に含まれる後処理方法の指定に基づき、前記管理対象端末で前記指定された後処理が行われているか否かの判定を行うステップと
を有することを特徴とする。
【0008】
また、本発明のデータ消去プログラムは、管理用端末により管理される管理対象端末内の記憶装置のデータ消去処理を実行する消去プログラムにおいて、データ消去処理の完了した際に、前記管理対象端末が前記管理用端末で読み込み可能な消去証明情報を発行する処理を含むものである。
また、前記データ消去処理の開始前に、認証データを生成する処理と、生成された認証データを含む消去開始情報を前記管理用端末に送信する処理と、前記認証データを生成するための第1のランダムデータを前記消去証明情報に含めて発行する処理とをさらに含むものである。
また、前記認証データは、前記第1のランダムデータと、前記消去予約情報に含まれる第2のランダムデータとにより生成されたものであることを特徴とするものである。
また、データ消去処理完了後に、前記記憶装置内に消去済み情報を書き込む処理をさらに含むものである。
また、データ消去処理完了後に、前記記憶装置へのデータの書き込み禁止設定を行う処理をさらに含むものである。
また、前記後処理は、前記管理用端末の指定に基づいて行うことを特徴とする。
また、本発明の管理用プログラムは、管理用端末において管理対象となる端末の記憶装置内のデータ消去処理を管理するプログラムであって、管理用端末から管理対象端末に対して、消去処理の開始を指示する消去開始受付情報を送信する処理と、データ消去処理の完了した管理対象端末から発行された前記消去証明情報の正当性を判定し、その判定結果に従い管理対象端末の消去処理結果を管理する処理とを有することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態では、図1に示すように、管理プログラム10を備えた管理用端末1と、データ消去の対象となる記憶装置としてのハードディスク21を備えた管理対象端末2と、当該管理対象端末2において実行される消去準備プログラム30A,消去実行プログラム30B,消去状態確認プログラム30Cの格納されたフロッピーディスク、CD−ROM等の外部記憶媒体3とから構成されている。また、管理用端末1と管理対象端末2とは、LAN等の通信線5により接続されている。
【0010】
本発明は、このような構成において、前記消去実行プログラム30Bを前記管理対象端末2において実行させ、前記ハードディスク21内のデータの消去を行った後、前記管理用端末1で読込み可能な消去証明情報を前記消去実行プログラム30Bにより前記管理対象端末2から発行し、前記管理プログラム10でデータ消去の管理を行うものである。
ここでのデータ消去処理は、前記ハードディスク21内のOSを含む全てのデータを消去するものであるため、前記外部記憶媒体3には、前記消去実行プログラム30Bを動作させるためのOSを格納しておくことが必要となる。また、消去実行プログラム30Bを実行させる際には、前記外部記憶媒体3を読み込ませることにより、コンピュータを再度起動させることが必要となるため、後述するデータ消去処理の前に、予め外部記憶媒体3に対応したドライブを先に読み込むようなBIOSの設定がされていることが必要となる。
【0011】
また、前記管理用端末1に備えられた前記管理プログラム10は、消去予約処理11と、消去開始受付処理12と、消去完了受付処理13を有している。
なお、前記管理用端末1内には、前記管理プログラム10により生成された情報等のデータ消去処理に関する情報を保存するデータベース14が備えられている。
【0012】
また、前記外部記憶媒体3に格納された消去準備プログラム30Aは、前記管理対象端末2において消去実行プログラム30Bによる処理の準備を行うもので、消去予約受付処理31と、消去開始処理32とを有している。
また、前記外部記憶媒体3に格納された消去実行プログラム30Bは、前記管理対象端末2におけるハードディスク21のデータ消去等を行うもので、データ消去処理33と、消去完了処理34とを有している。
また、前記外部記憶媒体3に格納された消去状態確認プログラム30Cは、データ消去処理の実行された管理対象端末2におけるデータ消去処理の状態を確認する消去状態確認処理35を有している。
【0013】
次に、本システムによる管理対象端末のデータ消去管理処理の概略を図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、管理用端末1において、消去予約処理が行われ、選択された管理対象端末2に対して、前記消去予約情報が送信される(ステップS201)。この消去予約情報には、図3に示すように、クライアントID301と、サーバランダム値302と、消去確認処理ID303とが含まれる。この場合、前記消去確認処理ID303としては、例えば、データ消去後に処理を行わない場合は「0」、データ消去後の記憶装置内に消去済みマークを書き込む場合には「1」、データ消去後の記憶装置に対してデータの書き込みができないようなBIOSの設定変更等の書き込み禁止設定を行う場合には「2」、前記消去済みマークの書き込み及び書き込み禁止設定の双方を行う場合には「3」を用いる。従って、図3の場合は、データ消去後の処理として、消去済みマークの書き込み及び書き込み禁止設定の双方を指定していることとなる。
この消去予約情報を受信した管理対象端末2では、消去予約受付処理が行われ、認証データが生成された後、管理用端末1に対して、前記認証データを含む予約受付確認情報としての前記消去開始情報が送信される(ステップS202)。この消去開始情報には、図4に示すように、クライアントID401と、サーバランダム値402と、認証データ長403と、認証データ404とが含まれる。
この消去開始情報を受信した管理用端末1では、消去開始受付処理が行われ、前記消去開始情報から消去予約済みの端末から送信されたものか否かが判定された後、管理対象端末2に対して、前記判定結果としての前記消去開始受付情報が送信される(ステップS203)。この消去開始情報には、図5に示すように、クライアントID501と、消去開始受付結果502とが含まれる。
【0014】
この消去開始受付情報を受信した管理対象端末2では、消去開始受付情報に含まれる前記判定結果に基づき、消去開始処理が行われ(ステップS204)、ハードディスク21内のデータの消去処理が行われた後(ステップS205)、消去完了処理が行われ、管理用端末1に対して、消去証明情報が発行される(ステップS206)。この消去証明情報には、図6に示すように、クライアントID601と、クライアントランダム値602と、実行日時603と、消去確認処理ID604とが含まれる。
この消去証明情報を受信した管理用端末1では、消去完了受付処理が行われ、消去証明情報の内容を確認することにより、前記管理対象端末2において、正常にデータ消去処理が行われたか否かを管理することとなる。
【0015】
なお、前記管理用端末1内に設けられたデータベース14は、前記消去予約情報,消去開始情報,消去開始受付情報,消去証明情報等に基づく情報が格納され、例えば、図7に示すように、クライアントID701と、処理状態702と、サーバランダム値703と、クライアントランダム値704と、消去確認処理ID705と、認証データ長706と、認証データ707と、消去実行日時708とが含まれる。ここで処理状態702は、管理対象端末2における処理状態を示すものであり、例えば、未処理の場合は「0」、消去予約済みの場合は「1」、消去処理が開始されている場合には「2」、消去処理が完了している場合には「3」で示されることとなる。
【0016】
以上のようなデータ消去管理方法における各処理の詳細について、図8〜図13を用いて説明する。
【0017】
図8は、管理用端末1における消去予約処理(図2のステップS201)を示すフローチャートである。
この図に示すように、消去予約処理では、管理用端末1において管理プログラム10を起動し(ステップS801)、管理者が予め設定された管理対象端末2の中からデータを消去する端末を選択し、かつ、データ消去後の処理方法の指定を行うと(ステップS802)、その管理対象端末2に対して、サーバランダム値302が生成される(ステップS803)。ここで、前記処理方法の指定は、前記消去確認処理ID303により示されることととなる。また、前記サーバランダム値302は、各管理対象端末2毎に生成されることとなる。
【0018】
その後、選択された管理対象端末2を示すクライアントID301と、生成されたサーバランダム値302と、前記消去確認処理IDとを含んだ前記消去予約情報が、選択された管理対象端末2に送信される(ステップS804)。また、管理用端末1のデータベース14内に前記クライアントID301、サーバランダム値302及び廃棄確認処理ID303の情報が格納されるとともに、処理状態が「1」(予約済み)とされ(ステップS805)、処理終了となる。
【0019】
また、図9は、前記消去予約情報を受信した管理対象端末2における消去予約受付処理(図2のステップS202)を示すフローチャートである。
この図に示すように、消去予約受付処理では、管理対象端末2において消去準備プログラム30Aを起動した後(ステップS901)、管理用端末1からの前記消去予約情報が受信されると(ステップS902)、クライアントランダム値が生成される(ステップS903)。その後、前記消去予約情報に含まれるサーバランダム値302が、生成されたクライアントランダム値を元に、暗号化され、認証データ404が生成される(ステップS904)。
この暗号化については、ハッシュ化等周知の方式により行うものとしてよいが、前記クライアントランダム値を知らなければ、同一の認証データ404が生成できないような処理方式を用いる。また、前記クライアントランダム値については、消去準備プログラム30Aの実行毎又は管理用端末1から消去予約情報を受信する毎に生成することが望ましい。
このように生成された認証データ404等を含む消去開始情報は、管理用端末1に送信される(ステップS905)。
その後、管理対象端末2は、データ消去処理の開始の待機状態とされ(ステップS905)処理終了となる。
【0020】
また、図10は、前記消去開始情報を受信した管理用端末1における消去開始受付処理(図2のステップS203)を示すフローチャートである。
この図に示すように、消去開始受付処理では、管理対象端末2からの消去開始情報が受信されると(ステップS1001)、当該消去開始情報内に含まれるクライアントID401について、管理用端末1のデータベース14における検索が行われる(ステップS1002)。その結果、該当するクライアントID701が存在する場合には(ステップS1003)、そのクライアントID701に対応するサーバランダム値703が検索され、当該サーバランダム値703と、前記消去開始情報に含まれるサーバランダム値402とが比較される(ステップS1004)。この比較の結果、両サーバランダム値が一致する場合には(ステップS1005)、前記データベース14内に、前記消去開始情報に含まれる認証データ404及び認証データ長403が格納されるとともに処理状態702が「2」(消去開始)とされ(ステップS1006)、管理対象端末2に対して、消去開始受付情報として消去開始受付結果502を「TRUE」としたものが送信され(ステップS1007)、処理終了となる。なお、前記消去開始情報に含まれるクライアントID401が前記データベース14内に存在しない場合(ステップS1003)、または、前記サーバランダム値の比較の結果不一致の場合には(ステップS1005)、消去開始受付情報として消去開始受付結果502を「FALSE」としたものが、管理対象端末2に送信され(ステップS1008)、処理終了となる。
【0021】
また、図11は、消去開始受付情報を受信した管理対象端末2における消去開始処理から消去完了処理まで(図2のステップS204〜S206)を示すフローチャートである。
この図に示すように、まず、消去開始処理として、管理用端末1からの消去開始受付情報が受信されると(ステップS1101)、当該消去開始受付情報内に含まれる消去開始受付結果502が参照され、その結果が「TRUE」である場合には(ステップS1102)、データ消去処理が行われる(ステップS1103)。
この場合の消去処理方式としては、例えば、乱数を複数回上書きする方式や、すべての情報の上に「0」を上書きする方式等、周知の方式を用いればよい。この場合において、消去実行プログラム30Bを外部記憶媒体3に格納して、前記各管理対象端末2において前記外部記憶媒体3から消去実行プログラム30Bを直接実行することにより、OS及び前記消去準備プログラム30Aを含む前記ハードディスク21内の全データを消去することができる。
【0022】
その後、消去完了処理として、まず、管理用端末1に対し、前記クライアントID601と、クライアントランダム値602と、消去処理の実行日時603と、消去確認処理ID604とを含む消去証明情報が発行される(ステップS1104)。
次に、前記消去予約情報に含まれる消去確認処理ID303が参照され、当該消去確認処理IDが「1」又は「3」の場合には「TRUE」として(ステップS1105)、ハードディスク21に消去済みマークの書き込みが行われる(ステップS1106)。
【0023】
一方、前記消去確認処理ID303が「0」又は「2」の場合には「FALSE」として(ステップS1105)、消去済みマークの書き込みは行われない。その後、さらに前記消去確認処理ID303が参照され、当該消去確認処理ID303が「2」又は「3」の場合には「TRUE」として(ステップS1107)、管理対象端末2のハードディスク21に対する書き込み禁止の設定が行われ(ステップS1108)、処理終了となる。一方、前記消去確認処理ID303が「0」又は「1」の場合には「FALSE」として(ステップS1107)、管理対象端末2の設定変更は行われずに処理終了となる。
この消去完了処理終了後において、前記外部記憶媒体3を前記管理対象端末2から取り出すことにより、前記管理対象端末2内に、前記消去実行プログラム30Bを残すこともなくなる。
なお、図11では、消去完了処理において、消去証明情報の発行後に、消去済みマークの書き込み,書き込み禁止の設定が行われることとしているが、消去済みマークの書き込み等の後に消去証明情報を発行することとしてもよい。
【0024】
また、図12は、管理用端末1における消去完了受付処理(図2のステップS207)を示すフローチャートである。
この図に示すように、消去完了受付処理では、管理用端末1において管理プログラム10を起動した後(ステップS1201)、管理対象端末2で発行された前記消去証明情報の読み込みが行われ(ステップS1202)、当該消去証明情報内に含まれるクライアントID601について、管理用端末1のデータベース14における検索が行われる(ステップS1203)。その結果、該当するクライアントID701が存在する場合には(S1204)、そのクライアントID701に対応するサーバランダム値703が検索され、当該サーバランダム値703が、前記消去証明情報に含まれるクライアントランダム値602を元に暗号化され、検証用の認証データが生成される(ステップS1205)。なお、この場合の暗号化は、前記消去予約受付処理における暗号化で用いた方式と同一の方式により行われることとなる。
【0025】
次に、ここで生成された検証用の認証データと、データベース14内に格納しておいた認証データ707とが比較され(ステップS1206)、両認証データが一致する場合には(ステップS1207)、データベース14内の処理状態702が「3」(消去終了)とされて(ステップS1208)処理終了となる。一方、前記消去証明情報内に含まれるクライアントID601の検索の結果、管理用端末1のデータベース14内に存在しない場合(ステップS1204)、または、前記両認証データが一致しない場合(ステップS1207)は、エラーメッセージが表示される(ステップS1209)。このエラーメッセージが表示された場合には、当該消去証明情報が不正に生成されたものと判断でき、消去処理が正常に行われていないことが推認される。
このように、消去受付完了処理において、前記消去証明情報を管理用端末1で確認することにより、実際に消去処理が行われたか否かを容易に管理することができる。
【0026】
また、図13は、管理対象端末2についての消去状態確認処理を示すフローチャートである。この消去状態確認処理は、主に、消去処理のされた管理対象端末2を廃棄処理業者やリース会社へ引渡す直前に行われるもので、消去状態の最終的な確認と、書き込み禁止設定の解除を行うためのものである。
この図に示すように、消去状態確認処理では、まず、消去状態確認プログラム30Cを起動した後(ステップS1301)、前記消去証明情報を読み込ませる(ステップS1302)。
【0027】
次に、前記消去証明情報に含まれる消去確認処理ID604が参照され、当該消去確認処理ID604が「2」又は「3」の場合には「TRUE」として(ステップS1303)、管理対象端末2の設定の確認がされ(ステップS1304)、書き込み禁止の設定が行われている場合には(ステップS1305)、書き込み禁止設定の解除を行う(ステップS1306)。なお、書き込み禁止の設定が行われていない場合には、エラーメッセージを表示する(ステップS1307)。一方、前記消去確認処理ID604が「0」又は「1」の場合には「FALSE」として(ステップS1303)、管理対象端末2の設定確認が行われずに、次の処理に進むことになる。
その後、さらに前記消去確認処理ID604が参照され、当該消去確認処理ID604が「1」又は「3」の場合には「TRUE」として(ステップS1308)、管理対象端末2のハードディスク21内における消去済みマークの検出が行われ(ステップS1309)、消去済みマークが検出された場合には(ステップS1310)、そのまま処理終了となり、消去済みマークが検出されなかった場合には(ステップS1310)、エラーメッセージが表示され(ステップS1311)、処理終了となる。一方、前記消去確認処理ID604が「0」又は「2」の場合には「FALSE」として(ステップS1308)、消去済みマークの検出が行われずに処理終了となる。なお、ステップS1310において、消去済みマークが検出された場合には、処理終了の前に、当該消去済みマークの消去を行うこととしてもよい。
【0028】
以上のように、本発明のデータ消去管理方法では、データ消去の完了の際に、管理用端末で読み込み可能な消去証明情報を発行することとしたので、実際にデータ消去処理が行われたか否かの管理を、管理用端末において容易に行うことができる。
【0029】
また、管理用端末が消去処理の都度生成するサーバランダム値を管理対象端末に送信し、管理対象端末ではクライアントランダム値を暗号鍵にしてサーバランダム値を暗号化し、その暗号結果を認証データとして管理用端末に返信してデータベース14に格納させておき、消去完了後に管理対象端末から管理用端末に初めて送信されるクライアントランダム値に基づいて生成した検証用の認証データとデータベースに格納しておいた認証データとが一致するか一致するかを検証し、一致する場合のみ消去証明情報が正当なものであるとして認定する。このため、サーバランダム値を盗聴行為によって不正に取得しておいたとしても、クライアントランダム値については消去処理完了後でなければ盗聴することは出来ない。したがって、消去処理をしていないにも拘わらずクライアントランダム値が含まれる消去証明情報を発行することは出来なくなり、消去処理を完了したことが確実に保証され、通信路の盗聴等がされた場合であっても、消去証明情報の偽造等を防止することができる。
従って、データ消去処理実行の確実性を保証することが可能となり、担当者のデータ消去のし忘れや管理の不備による企業内情報の外部流出を防止することができるため、企業内情報流出による顧客への損害や企業イメージのダウンを未然に防ぐことが可能となる。
【0030】
また、データ消去処理後のハードディスク内に消去済みマークの書き込みを行うことにより、各管理対象端末において、前記消去済みマークを確認することにより、実際に消去処理が行われたか否かを容易に把握することができる。
また、データ消去処理後にデータの書き込み禁止設定を行うことにより、各管理対象端末に対しデータ消去処理後に誤ってデータの書き込みが行われることや、データ消去処理後のハードディスク内に故意に企業情報等を書き込んで、処理業者等に引渡すというような不正を防止することができる。さらに、書き込み禁止設定を確認することにより実際に消去処理が行われたか否かを容易に把握することができる。
【0031】
なお、前記実施の形態では、消去準備プログラム30A,消去実行プログラム30B,消去状態確認プログラム30Cを同一の外部記憶媒体3に格納することとして説明しているが、それぞれを別の外部記憶媒体3に格納することとしてもよい。
【0032】
また、消去準備プログラム30Aについては、図14に示すように、予め管理対象端末2内にインストールすることとしてもよい。
この場合の消去準備プログラム30Aとしては、管理対象端末2におけるデータ消去処理が行われる前に、管理者から配布等されインストールされたものを用いる。
また、消去実行プログラム30Bについては、予め管理者が配布する外部記憶媒体3に格納されたものを用いることとしてもよいが、図2に示す消去開始受付処理の際に、前記管理用端末1から前記外部記憶媒体3に出力することとしている。従って、前記管理用端末1には、図示は省略しているが、予め前記消去実行プログラムが備えられていることとなる。なお、この場合、前記消去開始処理(S204)において前記外部記憶媒体3内に、前述の消去予約受付処理において生成されたクライアントランダム値等の一定の情報が保存されることとなる。
【0033】
このように、前記消去実行プログラム30Bを、前記管理用端末1から外部記憶媒体3に出力することにより、この消去実行プログラム30Bが改ざんされたものでないことが保証されることとなる。
【0034】
また、本実施の形態では、前記管理用端末1に備えられた図外の消去実行プログラムを消去開始受付処理の際に、前記外部記憶媒体3に出力することとしているが、これに限らず、前記消去準備プログラム30Aの消去開始処理32により、前記管理対象端末2から前記外部記憶媒体3に出力することとしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、管理用端末で読み込み可能な消去証明情報を発行するようにしたため、管理用端末において、各管理対象端末でデータ消去実行プログラムによるデータ消去処理が実際に行われたか否かを容易に管理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るデータ消去管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施の形態に係るデータ消去管理方法の概略を示すフローチャートである。
【図3】 前記データ消去管理方法に用いられる消去予約情報の一例を示す図である。
【図4】 前記データ消去管理方法に用いられる消去開始情報の一例を示す図である。
【図5】 前記データ消去管理方法に用いられる消去開始受付情報の一例を示す図である。
【図6】 前記データ消去管理方法に用いられる消去証明情報の一例を示す図である。
【図7】 前記データ消去管理システムを構成する管理用端末内に設けられたデータベースの一例を示す図である。
【図8】 前記データ消去管理方法における消去予約処理を示すフローチャートである。
【図9】 前記データ消去管理方法における消去予約処理を示すフローチャートである。
【図10】 前記データ消去管理方法における消去予約受付処理を示すフローチャートである。
【図11】 前記データ消去管理方法における消去予約受付開始処理を示すフローチャートである。
【図12】 前記データ消去管理方法における消去完了処理を示すフローチャートである。
【図13】 前記データ消去管理方法における廃棄前処理を示すフローチャートである。
【図14】 本発明の他の実施の形態に係るデータ消去管理システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・管理用端末、10・・・管理プログラム、11・・・消去予約処理、12・・・消去開始受付処理、13・・・消去完了受付処理、14・・・データベース、2・・・管理対象端末、21・・・記憶装置、3・・・外部記憶媒体、30A・・・消去準備プログラム、30B・・・消去実行プログラム、30C・・・消去状態確認プログラム、31消去予約受付処理、32・・・消去開始処理、33・・・データ消去処理、34・・・消去完了処理、35・・・消去状態確認処理。
Claims (4)
- 管理対象端末における記憶装置内のデータ消去処理の実施結果を管理対象端末毎に管理用データベースに記録して管理する端末のデータ消去管理方法であって、
管理用端末が、データ消去処理を実施する管理対象端末毎に固有の第1のランダムデータを生成し、当該第1のランダムデータを含む消去予約情報をデータ消去処理を実施する管理対象端末に対して送信すると共に、前記第1のランダムデータを送信先の管理対象端末の識別情報と対応付けて前記管理用データベースに格納する第1のステップと、
前記消去予約情報を受信した管理対象端末が、当該消去予約情報の受信を契機に固有の第2のランダムデータを生成し、当該第2のランダムデータにより前記管理用端末から受信した第1のランダムデータを暗号化し、その暗号化データと前記管理用端末から受信した第1のランダムデータ及び自端末の識別情報とを含む消去開始情報を前記管理用端末に対して送信する第2のステップと、
前記消去開始情報を受信した管理用端末が、管理対象端末から受信した識別情報により前記管理用データベースを検索し、当該識別情報に対応して格納されている第1のランダムデータと前記管理対象端末から受信した第1のランダムデータとを比較し、両者が一致している場合には前記管理対象端末から受信した前記暗号化データを当該管理対象端末の識別情報に対応付けて前記管理用データベースに格納すると共に、前記管理対象端末に対して消去開始を許可する旨の情報を管理対象端末に送信する第3のステップと、
消去開始を許可する旨の情報を受信した管理対象端末が、自端末内の記憶装置内のデータの消去処理を実行した後、実行日時、自端末の識別情報及び前記第2のステップで生成した第2のランダムデータから成る消去証明情報を前記管理用端末に送信する第4のステップと、
前記消去証明情報を受信した管理用端末が、当該消去証明情報を送信した管理対象端末の識別情報により前記管理用データベースから当該識別情報に対応付けて格納されている第1のランダムデータと暗号化データを取得した後、当該第1のランダムデータを前記第4のステップで前記管理対象端末から受信した第2のランダムデータにより暗号化し、その暗号化データと前記管理用データベースから取得した暗号化データとを比較し、両者が一致する場合には、前記消去証明情報が当該管理用端末によりデータ消去処理の実施を予約した管理対象端末からデータ消去処理の実行後に送信された正当な消去証明情報であるものと判定し、当該消去証明情報中のデータ消去処理の実行日時の情報を管理対象端末の識別情報に対応付けて前記管理用データベースに格納する第5のステップと
を備えることを特徴とする端末のデータ消去管理方法。 - 前記管理用端末が、前記第1のステップにおいて、データ消去処理の実行後に実行させる消去済みマーク書込み処理などの後処理の識別情報を送信し、
前記管理対象端末が、前記第4のステップにおいて、データ消去処理の実行後に前記後処理の識別情報で指定された後処理を実行し、実行した後処理の識別情報を前記消去証明情報に含めて前記管理用端末に送信し、
前記管理用端末が、第5のステップにおいて、受信した後処理の識別情報をデータ消去処理の実行日時の情報と共に前記管理用データベースに格納することを特徴とする請求項1に記載の端末のデータ消去管理方法。 - 管理用端末で実行する第1のプログラムと、管理対象端末でデータ消去処理の実施時に実行する第2のプログラムとで構成され、管理対象端末における記憶装置内のデータ消去処理の実施結果を管理対象端末毎に管理用データベースに記録して管理するために用いるプログラムであって、
前記第1のプログラムが、管理用端末内において、データ消去処理を実施する管理対象端末毎に固有の第1のランダムデータを生成し、当該第1のランダムデータを含む消去予約情報をデータ消去処理を実施する管理対象端末に対して送信すると共に、前記第1のランダムデータを送信先の管理対象端末の識別情報と対応付けて前記管理用データベースに格納する第1のステップと、
前記第2のプログラムが、管理対象端末内において、消去予約情報の受信を契機に固有の第2のランダムデータを生成し、当該第2のランダムデータにより前記管理用端末から受信した第1のランダムデータを暗号化し、その暗号化データと前記管理用端末から受信した第1のランダムデータ及び自端末の識別情報とを含む消去開始情報を前記管理用端末に対して送信する第2のステップと、
前記第1のプログラムが、管理用端末内において、管理対象端末から受信した識別情報により前記管理用データベースを検索し、当該識別情報に対応して格納されている第1のランダムデータと前記管理対象端末から受信した第1のランダムデータとを比較し、両者が一致している場合には前記管理対象端末から受信した前記暗号化データを当該管理対象端末の識別情報に対応付けて前記管理用データベースに格納すると共に、前記管理対象端末に対して消去開始を許可する旨の情報を管理対象端末に送信する第3のステップと、
前記第2のプログラムが、管理対象端末内において、消去開始を許可する旨の情報を受信した管理対象端末内の記憶装置内のデータの消去処理を実行した後、実行日時、自端末の識別情報及び前記第2のステップで生成した第2のランダムデータから成る消去証明情報を前記管理用端末に送信する第4のステップと、
前記第1のプログラムが、管理用端末内において、前記消去証明情報を送信した管理対象端末の識別情報により前記管理用データベースから当該識別情報に対応付けて格納されている第1のランダムデータと暗号化データを取得した後、当該第1のランダムデータを前記第4のステップで前記管理対象端末から受信した第2のランダムデータにより暗号化し、その暗号化データと前記管理用データベースから取得した暗号化データとを比較し、両者が一致する場合には、前記消去証明情報が当該管理用端末によりデータ消去処理の実施を予約した管理対象端末からデータ消去処理の実行後に送信された正当な消去証明情報であるものと判定し、当該消去証明情報中のデータ消去処理の実行日時の情報を管理対象端末の識別情報に対応付けて前記管理用データベースに格納する第5のステップと
を管理用端末及び管理対象端末に実行させるステップを備えることを特徴とするプログラム。 - 前記第1のプログラムが、前記第1のステップにおいて、データ消去処理の実行後に実行させる消去済みマーク書込み処理などの後処理の識別情報を送信し、
前記第2のプログラムが、前記第4のステップにおいて、データ消去処理の実行後に前記後処理の識別情報で指定された後処理を実行し、実行した後処理の識別情報を前記消去証明情報に含めて前記管理用端末に送信し、
前記第1のプログラムが、前記第5のステップにおいて、受信した後処理の識別情報をデータ消去処理の実行日時の情報と共に前記管理用データベースに格納するステップをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
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