JP3974433B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、レリーズボタンが半押し操作されたときオンする第1レリーズスイッチと、レリーズボタンが全押し操作されたときオンする第2レリーズスイッチと、レリーズボタンの操作に連動して録音を開始する音声記録手段とを備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば特開平9−331502号公報に記載されているように、音声録音機能が付いた電子カメラが知られている。
【0003】
かかる電子カメラにあっては、レリーズボタンを操作するとレリーズボタンを操作したときに出力されるシャッタ擬音も録音されてしまうので、音声を録音している場合には、レリーズボタンを操作した際にシャッタ擬音が発生しないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の電子カメラにあっては、シャッタ擬音を録音してしまうことは防止できるが、レリーズボタンが半押し操作や全押し操作ができるようになっている場合、レリーズボタンの半押し操作でオンする第1レリーズスイッチと、全押し操作でオンする第2レリーズスイッチとを備えており、これら第1,第2レリーズスイッチがオンするときやオフするときに、第1,第2レリーズ信号ラインにノイズが発生し、このノイズが録音されてしまうという問題があった。
【0005】
この発明の目的は、レリーズスイッチがオンやオフする際に発生するノイズを録音してしまうことのないカメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、 レリーズボタンが半押し以上操作されている間オンしている第1レリーズスイッチと、前記レリーズボタンが全押し操作されているときオンしている第2レリーズスイッチと、前記レリーズボタンの操作に連動して録音を開始する録音手段とを備えたカメラであって、
前記レリーズボタンが全押し操作された後そのレリーズボタンが放された際、前記第2レリーズスイッチがオンからオフになった後に第1レリーズスイッチがオンからオフになった場合、前記録音手段が録音を開始し、
前記録音手段の録音開始のタイミングは、撮影を開始するタイミングの後であることを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、レリーズボタンが半押し以上操作されている間オンしている第1レリーズスイッチと、前記レリーズボタンが全押し操作されているときオンしている第2レリーズスイッチと、前記レリーズボタンの操作に連動して録音を開始する録音手段とを備えたカメラであって、
前記レリーズボタンが全押し操作された後そのレリーズボタンが放された際、前記第2レリーズスイッチがオンからオフになった後に第1レリーズスイッチがオンからオフになったとき、このオフになった時点から所定時間だけ遅延した後に、前記録音手段は録音を開始し、
前記録音手段の録音開始のタイミングは、撮影を開始するタイミングの後であることを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、レリーズボタンが半押し以上操作されている間オンしている第1レリーズスイッチと、前記レリーズボタンが全押し操作されているときオンしている第2レリーズスイッチと、前記レリーズボタンの操作に連動して録音を開始する録音手段とを備えたカメラであって、
前記第2レリーズスイッチがオンした後、または第2レリーズスイッチがオフしたとき、前記録音手段は最小ゲインで録音を開始し、第1レリーズスイッチがオンからオフしたときその録音手段は通常のゲインで録音を行い、
前記録音手段の録音開始のタイミングは、撮影を開始するタイミングの後であることを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、前記レリーズボタンが半押し操作されて第1レリーズスイッチがオンしたとき、所定時間遅延した後にまたは最小ゲインで録音を開始することを警告表示することを特徴とする。
【0010】
請求項5の発明は、前記警告表示を行う警告モードと、その警告表示を行わない通常モードの選択が行えることを特徴とする。
【0011】
請求項6の発明は、録音あるいは動画の録画は、再度レリーズボタンが全押し操作されて第1レリーズスイッチがオンからオフしたとき終了し、
その終了した時点から前記第1レリーズスイッチがオフからオンした時点までの録音を削除することを特徴とする。
【0012】
請求項7の発明は、録音あるいは動画の録画は、再度レリーズボタンが全押し操作されて第1レリーズスイッチがオンからオフしたとき終了し、
前記第1レリーズスイッチがオンした時点まで少なくともさかのぼり、このさかのぼった時点から第1レリーズスイッチのオフ時点までに録音したゲインを最小にまたは漸減することを特徴とする。
【0013】
請求項8の発明は、前記音声を削除する場合又は録音するゲインを低減する場合、警告手段によってそのことを録音開始前に又は再生時に警告することを特徴とする。
【0021】
【作用】
請求項1の発明によれば、録音手段の録音開始のタイミングは、撮影を開始するタイミングの後であるから、第1 , 第2レリーズスイッチのオン・オフ時に発生するノイズの録音を防止することができる。
【0022】
請求項2の発明によれば、録音手段は、第1レリーズスイッチがオンからオフになった時点から所定時間だけ遅延した後に且つ撮影を開始するタイミングの後に録音を開始するものであるから、第1,第2レリーズスイッチがオンやオフする際に発生するノイズを録音してしまうことを確実に防止することができる。
【0023】
請求項3の発明によれば、第2レリーズスイッチがオンした後、または第2レリーズスイッチがオフしたとき、録音手段は最小ゲインで録音を開始し、第1レリーズスイッチがオンからオフしたときその録音手段は通常のゲインで録音を行うものであり、しかも録音手段の録音開始のタイミングは、撮影を開始するタイミングの後であるから、第1,第2レリーズスイッチがオンやオフする際に発生するノイズを不快なレベルで録音してしまうことを防止することができる。
【0024】
請求項4の発明によれば、レリーズボタンが半押し操作されて第1レリーズスイッチがオンしたとき、所定時間遅延した後にまたは最小ゲインで録音を開始することを警告表示するものであるから、ユーザの設定を認識させてユーザの誤操作を防止することができる。
【0025】
請求項5の発明によれば、警告表示を行う警告モードと、その警告表示を行わない通常モードの選択が行えるものであるから、警告表示が目障りの場合、目障りとならないようにユーザは設定することができる。
【0026】
請求項6の発明によれば、録音あるいは動画の録画は、再度レリーズボタンが全押し操作されて第1レリーズスイッチがオンからオフしたとき終了し、その終了した時点から前記第1レリーズスイッチがオフからオンした時点までの録音を削除するものであるから、第1 , 第2レリーズスイッチのオン・オフによって発生するノイズの録音は削除される。
【0027】
請求項7の発明によれば、録音あるいは動画の録画は、再度レリーズボタンが全押し操作されて第1レリーズスイッチがオンからオフしたとき終了し、前記第1レリーズスイッチがオンした時点まで少なくともさかのぼり、このさかのぼった時点から第1レリーズスイッチのオフ時点までに録音したゲインを最小にまたは漸減するものであるから、第1 , 第2レリーズスイッチのオン・オフによって発生するノイズの録音のレベルを低減することができる。
【0028】
請求項8の発明によれば、音声を削除する場合又は録音するゲインを低減する場合、警告手段によってそのことを録音開始前に又は再生時に警告するものであるから、音声の削除やゲインの低減をユーザに周知させることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係わるカメラの実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1において、2はレンズ系であり、このレンズ系2は例えばバリフォーカルレンズ等からなるフォーカスレンズ系201とズームレンズ系202と絞り等を含むメカ機構203とを有する。207はフォーカスモータ204を駆動させるフォーカスモータドライバ、208はズームモータ205を駆動させるズームモータドライバ、209は絞りモータ206を駆動させる絞りモータドライバである。302は撮像素子、303は相関2重サンプリング回路(CDS)、304は可変利得増幅器、305はタイミングジェネレータ(Timing Generator)である。
【0037】
306はIPP(Image Pre−Processor)、308はDCT(Discrete Cosine Transform)、309はコーダー(Huffman Encoder/Decoder)、310はMCC(Memory Card Controller)、307はRAM(内部メモリ)、311はカードインターフェース、312はPCカード(メモリーカード等含む)、4はコントローラ(CPU)、401はフラッシュメモリー(EEPROM)、402はコントローラ用A/D変換器、403はコントローラ用D/A変換器、602はLCD表示部、603は補助光ランプ、604は補助光ランプ駆動回路、601はLCDドライバ回路、5はストロボ、7はDC−DCコンバータ、701はバッテリー、702はACアダプタ、9は操作部、901は操作部9に設けられたレリーズボタン、902はモード入力手段、8は音声アンプ部、801はマイク、802はスピーカ、803はイヤホン、1001は振動モータドライバ、1002は振動モータである。
【0038】
メカ機構203のメカニカルシャッタ(図示せず)は2つのフィールド露光を行う。なお、404はシステムバスラインを示す。
【0039】
フォーカスモータドライバ207は、コントローラ4から供給される制御信号にしたがって、フォーカスモータドライバ207を駆動してフォーカスレンズ系201を光軸方向に移動させる。ズームモータドライバ208は、コントロ−ラ4から供給される制御信号にしたがってズームモータ205を駆動して、ズームレンズ系202を光軸方向に移動させる。また、絞りモータドライバ209はコントローラ4から供給される制御信号にしたがってメカ機構203を駆動し、例えば絞りの絞り値を設定する。
【0040】
撮像素子302はレンズユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画像データ)に変換する。CDS回路303はCCD型撮像素子に対する低雑音化のための回路である。また、AGCアンプ304はCDS回路303で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補正する。尚、AGCアンプ304が内蔵するD/A変換器を介して設定データ(コントロール電圧)がAGCアンプ304に設定されることにより設定される。さらにA/D変換器305はAGCアンプ304を介して入力した撮像素子302からのアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。すなわち、CCD302の出力信号はCDS回路303およびAGCアンプ304を介し、また、A/D変換器305により、最適なサンプリング周波数(例えばNTSC信号のサブキャリア周波数の整数倍)にてデジタル信号に変換される。
【0041】
また、デジタル信号処理部であるIPP306、DCT308およびコーダー309は、A/D変換器305から入力したデジタル画像データについて色差(Cb、Cr)と輝度(Y)に分けて各種処理、補正及び画像圧縮/伸長のためのデータ処理を施す。DCT308およびコーダー309は、例えばJPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程である直交変換・逆直交変換、ならびにJPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程であるハフマン符号化・復号化等を行う。
【0042】
また、IPP306はG画像データの輝度データ(Y)を検出し、検出した輝度データ(Y)に応じたAE評価値をコントローラ4に出力する。このAE評価値は被写体の輝度(明るさ)を示すものである。また、IPP306は設定された色温度範囲内で、R,G,B画像データの各輝度データ(Y)に応じたAWB(Auto White Balance)評価値を各々コントローラ4に出力する。このAWB評価値は被写体の色成分を示すものである。
【0043】
さらに、MCC310は、圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカードインターフェース311を介してPCカード312への記録、或いはPCカード312からの読み出しを行う。
【0044】
LCD表示部602は透過型LCDからなり、画像データや操作メニュー等が表示される。補助光ランプ603はLCD表示部602を照明するためのバックライトであり、例えば蛍光管あるいは白色LEDからなる。補助光ランプ駆動回路604は、コントローラ4の制御に基づき、補助光ランプ603に駆動電力を出力して補助光ランプ603を点灯させる。LCDドライバ回路604は、IPP306から入力される画像データをLCD表示部602に表示させるための回路である。操作部9は、撮影の指示を行うためのレリーズボタン901、モード入力手段902、電源スイッチ、LCDスイッチ、補助光ランプスイッチ、機能選択およびその他の各種設定を外部から行うためのボタン等を備えている。モード入力手段902に記されている902aはC音声記録モード、902bは静止画記録モード、902cは動画記録モードを示し、これらモードを設定することができるようになっている。また、音声記録モードで静止画記録モードや動画記録モードをモード入力手段902の操作によって設定することができるようになっている。
【0045】
ストロボ回路5はコントローラ4の制御によりストロボ光を発する。バッテリ701は例えばニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ニッカド(NiCd)電池、アルカリ電池等からなり、場合によりACアダプタ702の電源電圧が供給されることもあり、DC−DCコンバータ7を介してデジタルカメラ1の内部に供給される。DC−DCコンバータ7はコントローラ4の制御により、デジタルカメラ1の内部に出力する各種電源をON/OFFするスイッチ回路を内蔵する。
【0046】
コントローラ4は、CPU、ROM、RAM、A/D変換器、D/A変換器等からなり、CPUは操作部9からの指示または図示しないリモコン等の外部動作指示に従い、ROMに格納された制御プログラムに従ってRAMをワークエリアとして使用して、デジタルカメラ1の装置全体の制御を行う。
【0047】
なお、A/D変換器、D/A変換器は外部に用意する場合はA/D402、D/A403として用意される。具体的には、コントローラ4は、撮影動作、自動露出(AE)動作、自動ホワイトバランス(AWB)調整動作やAF動作、表示等の制御を行う。また、各種制御のための情報入力手段の一つとして内蔵のA/D変換器を用いてアナログ情報の把握を行う。内蔵のA/D変換器は基準電圧との比較で行われる。一方、アナログ出力のためにD/A変換器を用いる。
【0048】
例えばIPP306とコントローラ4との制御、データのやりとりはシステムバス404を介して行われる。
【0049】
また、コントローラ4は、被写体を撮像して得られる画像データをPCカード312に記録する記録モードと、PCカード312に記録された画像データをLCD表示部602に再生して表示する再生モードと、撮像したモニタリング画像をLCD表示部602に直接表示するモニタリングモード等を備えている。また、再生モードやモニアリングモードでLCD表示部602に画像を表示する場合の表示モードとしては、固定モード、外光適応モードを備えており、これらのモードの選択は操作部9で行われる。
【0050】
フラッシュメモリ401には、デジタルカメラの各種パラメータやデータが記録されている。タイミングジェネレータ(TG)301は、IPP306から入力される水平同期信号及び垂直同期信号に基づいて、各種タイミング信号を生成する。
【0051】
音声アンプ部8は、コントローラ4のA/D変換器402あるいはD/A変換器403を介してマイク801、スピーカ802、イヤホン803のアナログ信号の増幅を行う。なお、音声出力手段としてはスピーカ802のかわりにコントローラ4の図示しない出力よりブザーを使用する方法も可能であることは言うまでもない。
【0052】
振動モータ1002は、警告表示手段の一手段であり、コントローラ4からの制御信号により振動モータドライバ1001によって駆動されて振動し、この振動により警告を行う。
【0053】
図2はレリーズスイッチ系の構成を示したものであり、このレリーズスイッチ系は、レリーズボタン901が半押しのときオンする第1レリーズスイッチ901Aと、レリーズボタン901が全押しのときオンする第2レリーズスイッチ901Bとを備えている。第1レリーズスイッチ901Aがオンするとコントローラ4の入力ポート4P1がHレベルからLレベルになり、第2レリーズスイッチ901Bがオンするとコントローラ4の入力ポート4P2がHレベルからLレベルになる。
【0054】
また、レリーズボタン901の第1,第2レリーズスイッチ901A,901Bがメカスイッチである場合、レリーズボタン901が全押し操作されてから放された際、第2レリーズスイッチ901Bがオンからオフすることにより発生したノイズが消失した後に第1レリーズスイッチ901Aがオフするように設定されている。このようにすることにより、第2レリーズスイッチ901Bのオフ時に発生するノイズの録音を防止することができる。
【0055】
コントローラ4は、入力ポート4P1,4P2がHレベルかLレベルかに基づいて、レリーズボタン901が半押し状態か全押し状態かを判断して各種の制御を行うようになっている。そして、レリーズボタン901が半押しされると、撮像素子302,CDS303,AGCアンプ304,A/D変換器305,タイミングジェネレータ301,IPP306およびコントローラ4を動作させるとともにフォーカスモータ204を駆動させてフォーカスレンズ201のピント合わせが行なわれる。また、レリーズボタン901が全押しされると、静止画像や動画像の撮影が実行される。
【0056】
また、コントローラ4は、音声記録モードが設定されているとき、レリーズボタン901の操作に基づいて音声をPCカード312へ記録していく音声記録手段(録音手段)としての機能を有している。また、音声を記録していく際の音声記録手段のゲインを操作部9により所望の値に設定できるようになっている。
[動 作]
次に、上記のように構成されるカメラの動作を図3ないし図17に示すフロー図に基づいて説明する。
【0057】
先ず、図示しない電源スイッチをオンにすると、コントローラ4等が立ち上がり、メインフローのステップ1で音声記録モードあるいは動画記録モードであるかが判断され、ノーであればステップ4へ進み、イエスであればステップ2へ進む。ステップ2では、レリーズオンにおける音声記録開始あるいは音声記録開始と動画記録開始の処理が行われる。すなわち、レリーズ動作認識を予め設定した第1,第2レリーズスイッチ901A,901Bのオン・オフに基づいて行う。そして、ステップ3では音声あるいは音声と画像の記録処理が行われる。
【0058】
ステップ4では、音声記録モードや動画記録モードが設定されていない場合には、レリーズ動作認識が通常のレリーズ動作で行われる。
【0059】
図4はステップ2の処理フロー図を示したものであり、ステップ5では、第1レリーズスイッチ901Aがオンしたか否かが判断され、ノーで有ればステップ5へ戻る。レリーズボタン901が押されて第1レリーズスイッチ901Aがオンするまで、ステップ5の処理動作が繰り返し行われ、第1レリーズスイッチ901Aがオンするまで待機することになる。
【0060】
レリーズボタン901が半押し操作されて第1レリーズスイッチ901Aがオンすると、ステップ5でイエスと判断されてステップ6へ進む。ステップ6では、第2レリーズスイッチ901Bがオンしたか否かが判断され、ノーであればステップ6へ戻り、第2レリーズスイッチ901Bがオンするまでステップ6の処理動作が繰り返し行われ、第2レリーズスイッチ901Bがオンするまで待機することになる。
【0061】
レリーズボタン901が全押し操作されて第2レリーズスイッチ901Bがオンすると、ステップ6でイエスと判断されてステップ7へ進む。ステップ7では、第2レリーズスイッチ901Bがオフしたか否かが判断され、ノーであればステップ7へ戻り、第2レリーズスイッチ901Bがオフするまでステップ7の処理動作が繰り返し行われる。
【0062】
第2レリーズスイッチ901Bがオフすると、ステップ7でイエスと判断されてステップ8へ進む。ステップ8では、第1レリーズスイッチ901Aがオフしたか否かが判断され、ノーで有ればステップ8へ戻り、第1レリーズスイッチ901Aがオフするまでステップ8の処理動作が繰り返し行われる。そして、第1レリーズスイッチ901Aがオフになると、図3に示すステップ3へ進み、ステップ3で音声の記録が処理が行われることになる。
【0063】
このように、第1,第2レリーズスイッチ901A,901Bがオンした後、第2,第1レリーズスイッチ901B,901Aがオフしてから音声の記録が開始されるので、第1,第2レリーズスイッチ901A,901Bのオン・オフによって発生するノイズを録音してしまうことを防止することができる。
[第2実施形態]
図5は、ステップ2の第2実施形態の処理フローを示したものであり、ステップ8の後にステップ9を追加したものである。ステップ9は、ディレイ回路(図示せず)の動作によって所定時間遅延した後ステップ3へ進むようにしたものである。
【0064】
このように、ディレイ回路によって所定時間遅延させることにより、第1レリーズスイッチ901Aがオフしたことにより発生するノイズも確実に録音しないようにすることができる。すなわち、図19に示すように、第1レリーズスイッチ901Aがオフした時点t5から所定時間T1遅延した後音声を記録することにより、その時点t5で発生するノイズNZを録音しないようにすることができる。
【0065】
ここで、図19に示すt1はレリーズボタン901を操作した時点であり、t2はレリーズボタン901が半押し操作されて第1レリーズスイッチ901Aがオンした時点であり、t3はレリーズボタン901が全押し操作されて第2レリーズスイッチ901Bがオンした時点であり、t4はレリーズボタン901が放されて第2レリーズスイッチ901Bがオフした時点であり、t5はレリーズボタン901が放されて第1レリーズスイッチ901Aがオフした時点である。
[第3実施形態]
図6は、ステップ2の第3実施形態の処理フローを示したものであり、ステップ5とステップ6との間にステップAと、ステップ8の後にステップ8aを追加したものである。
【0066】
ステップAでは、図20に示すように第1レリーズスイッチ901Aがオンした時点t2から音声の記録を開始するものであるが、音声記録手段のゲインをゼロあるいは最小ゲインからスタートさせていき、時間の経過とともにそのゲインを上げていく。
【0067】
ステップ8aでは、第1レリーズスイッチ901Aがオフした時点t5の後に音声記録手段のゲインを通常のゲインあるいは予め設定した設定ゲインにする。
【0068】
このようにすることにより、第1,第2レリーズスイッチ901A,901Bのオン・オフによって発生するノイズの記録のレベルを低く押さえることができ、ノイズを不快なレベルで記録してしまうことを防止することができる。
【0069】
この第3実施形態では、ステップAの処理をステップ5の後に入れているが、ステップ6,7,8のいずれかの後に入れてもよい。
【0070】
この実施形態では、第1レリーズスイッチ901Aがオンした時点t2から音声の記録を開始しているが、かならずしもこれに限るものではなく、時点t2以降であって第1レリーズスイッチ901Aがオフする以前であればよい。例えば、時点t4と時点t5の間の時点であってもよい。また、ゲインを直線的に上昇させる必要もない。
[第4実施形態]
図7は、ステップ2の第4実施形態の処理フローを示したものであり、ステップ5とステップ6との間にステップDを入れたものである。
【0071】
ステップDでは、警告手段の動作を行うものである。すなわち、レリーズボタンが半押し操作されて第1レリーズスイッチ901Aがオンしたとき、第1レリーズスイッチ901Aがオフした時点t5から所定時間T1遅延した後音声を記録することをLCD表示部602に表示したり、スピーカ802により音声で告知したり、あるいは振動モータ1002を駆動させて警告したりするものである。
【0072】
このように、レリーズボタンが半押し操作された際に、音声が遅延されて記録されることが警告されるので、ユーザはその設定を認識することができ、ユーザの誤設定を防止することができる。
[第5実施形態]
図8は、ステップ2の第5実施形態の処理フローを示したものである。これは、ステップ5とステップAとの間に第4実施形態のステップDを設けたものである。他は第3実施形態と同じなのでその処理動作の説明は省略する。
【0073】
この第5実施形態では、第3実施形態の効果と第4実施形態の効果を得ることができることになる。なお、ステップAはステップ5,6,7のいずれかの後に設けても良い。
[第6実施形態]
図9は、ステップ2の第6実施形態の処理フローを示したものである。この第6実施形態では、ユーザが警告手段の設定を行うことができるようにしたものであり、ステップ5とステップDとの間にステップ5aを設けたものである。ステップ5aでは、警告手段の設定が行われているか否かが判断され、ノーであればステップ6へ進み、イエスであればステップDへ進む。他は、第4実施形態と同じであるからその処理動作の説明は省略する。
【0074】
この第6実施形態では、ユーザが警告手段の設定を行うことができるので、警告表示が目障りの場合、目障りとならないようにユーザは設定することができる。
[第7実施形態]
図10は第7実施形態のフロー図を示したものであり、この第8実施形態では、図8に示すフローのステップ5とステップDとの間に第6実施形態のステップ5aを設けたものである。他は第5実施形態と同じなのでその処理動作の説明は省略する。
【0075】
この第7実施形態によれば、第5実施形態の効果と第6実施形態の効果を得ることができる。
【0076】
なお、第1実施形態ないし第7実施形態では、画像の記録開始は第2レリーズスイッチ901Bがオンしとき行うものであるが、音声の記録開始と同時に画像の記録開始を行うようにしてもよい。このようにすることにより映像と音声とを一致させることができる。
[第8実施形態]
図11は第8実施形態のフローを示したものである。図11において、ステップ10では、音声再生モードか動画再生モードかが判断され、ノーであればステップ13へ進み、イエスであればステップ11へ進む。ステップ11では、レリーズオンにおける音声再生開始あるいは音声再生開始と動画再生開始の処理が行われる。すなわち、レリーズ動作認識を予め設定した第1,第2レリーズスイッチ901A,901Bのオン・オフに基づいて行う。そして、ステップ12では音声あるいは音声と画像の再生処理が行われる。
【0077】
ステップ13では、音声再生モードや動画再生モードが設定されていない場合には、レリーズ動作認識が通常のレリーズ動作で行われる。
【0078】
図12は、図11のステップ11の処理フローを示したものである。ステップ20では、第1レリーズスイッチ901Aがオンしたか否かが判断され、ノーで有ればステップ20へ戻り、第1レリーズスイッチ901Aがオンするまで待機する。
【0079】
レリーズボタン901が半押し操作されて第1レリーズスイッチ901Aがオンすると、ステップ20でイエスと判断されてステップ21へ進む。ステップ21では、第2レリーズスイッチ901Bがオンしたか否かが判断され、ノーであればステップ21へ戻り、第2レリーズスイッチ901Bがオンするまで待機する。
【0080】
レリーズボタン901が全押し操作されて第2レリーズスイッチ901Bがオンすると、ステップ21でイエスと判断されてステップ22へ進む。ステップ22では、第2レリーズスイッチ901Bがオフしたか否かが判断され、ノーであればステップ22へ戻り、第2レリーズスイッチ901Bがオフするまで待機する。
【0081】
第2レリーズスイッチ901Bがオフすると、ステップ22でイエスと判断されてステップ23へ進む。ステップ23では、第1レリーズスイッチ901Aがオフした否かが判断され、ノーで有ればステップ23へ戻り、第1レリーズスイッチ901Aがオフするまで待機する。そして、第1レリーズスイッチ901Aがオフになると図11に示すステップ12へ進む。ステップ12では、PCカード312に記録された音声や画像の再生処理が行われる。
【0082】
このように、第1,第2レリーズスイッチ901A,901Bがオンした後、第2,第1レリーズスイッチ901B,901Aがオフしてから音声や画像の再生が開始されるので、第1,第2レリーズスイッチ901A,901Bのオン・オフによって発生するノイズが再生した音声や画像に乗ってしまうことを防止することができる。
[第9実施形態]
図13は、ステップ11の第9実施形態の処理フローを示したものであり、この第9実施形態ではステップ23の後にステップ24を設けたものである。
【0083】
ステップ24は、動画が再生開始してから所定時間遅延した後音声の再生が行われる場合、あるいはその動画再生時から所定時間経過後に再生される音声のレベルが通常のレベルになる場合、第1レリーズスイッチ901Aがオフしたとき、LCD表示部602にそのことを表示したり、スピーカ802により音声でそのことを告知したり、あるいは振動モータ1002を駆動させて警告したりする。
【0084】
このようにすることにより、ユーザに音声の再生にディレイがあることやゲインが低いことがあることを周知させることができる。
[第10実施形態]
図14は、第10実施形態の処理フローを示したものである。この第10実施形態ではユーザが警告手段の設定を行うことができるようにしたものであり、ステップ23の後にステップ23Aを設けたものである。ステップ23Aでは、警告手段の設定が行われているか否かが判断され、ノーであればステップ12へ進み、イエスであればステップ24へ進む。他は、第9実施形態と同じであるからその処理動作の説明は省略する。
【0085】
この第10実施形態では、ユーザが警告手段の設定を行うことができるので、再生時の警告表示が目障りの場合、目障りとならないようにユーザは設定することができる。
[第11実施形態]
図15は第11実施形態の処理フローを示したものである。図15に示すステップ30では、音声記録モードあるいは動画記録モードであるか否かが判断され、ノーであればステップ32へ進み、イエスであればステップ31へ進む。ステップ31では、レリーズオンにおける音声記録終了あるいは音声記録終了と動画記録終了の処理が行われる。すなわち、レリーズ動作認識を予め設定した第1,第2レリーズスイッチ901A,901Bのオン・オフに基づいて行う。ステップ32では、音声記録モードや動画記録モードが設定されていない場合には、レリーズ動作認識が通常のレリーズ動作で行われて、音声記録や動画記録が終了する。
【0086】
図16はステップ31の処理フローを示したものである。図16に示すステップ40では、レリーズボタン901が半押し操作されて第1レリーズスイッチ901Aがオンされた否かが判断され、ノーであればステップ40に戻り、第1レリーズスイッチ901Aがオンするまで待機する。そして、第1レリーズスイッチ901Aがオンすると、ステップ40でイエスと判断されてステップ41へ進む。ステップ41では音声記録あるいは音声記録と動画記録が終了される。
【0087】
この第11実施形態では、第1レリーズスイッチ901Aのオンにより音声記録あるいは音声記録と動画記録を終了するようにしているが、第2レリーズスイッチ901Bのオンやオフあるいは第1レリーズスイッチ901Aのオフで音声記録や動画記録を終了するようにしてもよい。この場合、図21に示すように、レリーズボタン901が操作されて(時点t6)、第1レリーズスイッチ901Aがオンする直前までさかのぼって、このさかのぼった時点から音声記録を終了する時点までの録音を削除する。
【0088】
また、図22に示すように、第1レリーズスイッチ901Aがオンする手前から音声記録手段のゲインを漸減させていき、第1レリーズスイッチ901Aがオフするタイミングでそのゲインを最小ゲイン(またはゼロ)にして音声の記録を終了してもよい。また、音声記録手段のゲインを最小ゲイン(またはゼロ)にするタイミングは第2レリーズスイッチ901Bのオンやオフであってもよい。図22ではゲインを直線的に減衰させているが、必ずしも直線的である必要はない。
[第12実施形態]
図17は、ステップ31の第12実施形態の処理フローを示したものである。図17に示すステップ50では、第2レリーズスイッチ901Bがオンか否か、または第2レリーズスイッチ901Bがオフか否か、あるいは第1レリーズスイッチ901Aがオフしたか否かが判断され、ノーであればステップ50へ戻り、第2レリーズスイッチ901Bがオンやオフするまで、あるいは第1レリーズスイッチ901Aがオフするまで待機する。第2レリーズスイッチ901Bがオンやオフ、あるいは第1レリーズスイッチ901Aがオフすると、ステップ50でイエスと判断されてステップ51へ進む。
【0089】
ステップ51では警告手段の動作を行う。すなわち、図21に示すように、音声の記録が終了する時点からさかのぼって音声の録音を削除する場合、ユーザに警告して周知させる。
【0090】
ステップ52では、第2レリーズスイッチ901Bがオンまたはオフするタイミング、あるいは第1レリーズスイッチ901Aがオフするタイミングで音声の記録や画像の記録が終了される。
【0091】
図18は、ステップ51の前にステップ50Aを設けたフロー図を示したものである。このステップ5Aでは、警告手段が動作する前に警告が行われることを予め予告警告するものであり、ユーザが警告を見逃してしまうことのないようにしたものである。
【0092】
上記のいずれの実施形態でも、デジタルカメラについて説明したが、これに限らず、アナログカメラにも適用できる。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、録音手段の録音開始のタイミングは、撮影を開始するタイミングの後であるから、第1 , 第2レリーズスイッチのオン・オフ時に発生するノイズの録音を防止することができる。
【0094】
請求項2の発明によれば、録音手段は、第1レリーズスイッチがオンからオフになった時点から所定時間だけ遅延した後に且つ撮影を開始するタイミングの後に録音を開始するものであるから、第1,第2レリーズスイッチがオンやオフする際に発生するノイズを録音してしまうことを確実に防止することができる。
【0095】
請求項3の発明によれば、第2レリーズスイッチがオンした後、または第2レリーズスイッチがオフしたとき、録音手段は最小ゲインで録音を開始し、第1レリーズスイッチがオンからオフしたときその録音手段は通常のゲインで録音を行うものであり、しかも録音手段の録音開始のタイミングは、撮影を開始するタイミングの後であるから、第1,第2レリーズスイッチがオンやオフする際に発生するノイズを不快なレベルで録音してしまうことを防止することができる。
【0096】
請求項4の発明によれば、レリーズボタンが半押し操作されて第1レリーズスイッチがオンしたとき、所定時間遅延した後にまたは最小ゲインで録音を開始することを警告表示するものであるから、ユーザの設定を認識させてユーザの誤操作を防止することができる。
【0097】
請求項5の発明によれば、警告表示を行う警告モードと、その警告表示を行わない通常モードの選択が行えるものであるから、警告表示が目障りの場合、目障りとならないようにユーザは設定することができる。
【0098】
請求項6の発明によれば、録音あるいは動画の録画は、再度レリーズボタンが全押し操作されて第1レリーズスイッチがオンからオフしたとき終了し、その終了した時点から前記第1レリーズスイッチがオフからオンした時点までの録音を削除するものであるから、第1 , 第2レリーズスイッチのオン・オフによって発生するノイズの録音は削除される。
【0099】
請求項7の発明によれば、録音あるいは動画の録画は、再度レリーズボタンが全押し操作されて第1レリーズスイッチがオンからオフしたとき終了し、前記第1レリーズスイッチがオンした時点まで少なくともさかのぼり、このさかのぼった時点から第1レリーズスイッチのオフ時点までに録音したゲインを最小にまたは漸減するものであるから、第1 , 第2レリーズスイッチのオン・オフによって発生するノイズの録音のレベルを低減することができる。
【0100】
請求項8の発明によれば、音声を削除する場合又は録音するゲインを低減する場合、警告手段によってそのことを録音開始前に又は再生時に警告するものであるから、音声の削除やゲインの低減をユーザに周知させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカメラの構成を示したブロック図である。
【図2】レリーズ系の構成を示した回路図である。
【図3】図1に示すカメラの処理動作を示すメインフロー図である。
【図4】音声記録開始や動画記録開始の処理動作を示したフロー図である。
【図5】音声記録開始や動画記録開始の第2実施形態の処理動作を示したフロー図である。
【図6】音声記録開始や動画記録開始の第3実施形態の処理動作を示したフロー図である。
【図7】音声記録開始や動画記録開始の第4実施形態の処理動作を示したフロー図である。
【図8】音声記録開始や動画記録開始の第5実施形態の処理動作を示したフロー図である。
【図9】音声記録開始や動画記録開始の第6実施形態の処理動作を示したフロー図である。
【図10】音声記録開始や動画記録開始の第7実施形態の処理動作を示したフロー図である。
【図11】第8実施形態のカメラの処理動作を示すメインフロー図である。
【図12】音声再生開始や動画再生開始の処理動作を示したフロー図である。
【図13】音声再生開始や動画再生開始の第9実施形態の処理動作を示したフロー図である。
【図14】音声再生開始や動画再生開始の第10実施形態の処理動作を示したフロー図である。
【図15】第11実施形態のカメラの処理動作を示すメインフロー図である。
【図16】音声記録終了や動画記録終了の処理動作を示したフロー図である。
【図17】音声記録終了や動画記録終了の第12実施形態の処理動作を示したフロー図である。
【図18】他の例を示したフロー図である。
【図19】レリーズボタンと第1,第レリーズスイッチの動作と音声記録手段の動作などを示したタイムチャートである。
【図20】第3実施形態におけるレリーズボタンと第1,第レリーズスイッチの動作と音声記録手段の動作などを示したタイムチャートである。
【図21】第11実施形態におけるレリーズボタンと第1,第レリーズスイッチの動作と音声記録手段の動作などを示したタイムチャートである。
【図22】第12実施形態におけるレリーズボタンと第1,第レリーズスイッチの動作と音声記録手段の動作などを示したタイムチャートである。
【符号の説明】
4 コントローラ
901 レリーズボタン
901A 第1レリーズスイッチ
901B 第2レリーズスイッチ
Claims (8)
- レリーズボタンが半押し以上操作されている間オンしている第1レリーズスイッチと、前記レリーズボタンが全押し操作されているときオンしている第2レリーズスイッチと、前記レリーズボタンの操作に連動して録音を開始する録音手段とを備えたカメラであって、
前記レリーズボタンが全押し操作された後そのレリーズボタンが放された際、前記第2レリーズスイッチがオンからオフになった後に第1レリーズスイッチがオンからオフになった場合、前記録音手段が録音を開始し、
前記録音手段の録音開始のタイミングは、撮影を開始するタイミングの後であることを特徴とするカメラ。 - レリーズボタンが半押し以上操作されている間オンしている第1レリーズスイッチと、前記レリーズボタンが全押し操作されているときオンしている第2レリーズスイッチと、前記レリーズボタンの操作に連動して録音を開始する録音手段とを備えたカメラであって、
前記レリーズボタンが全押し操作された後そのレリーズボタンが放された際、前記第2レリーズスイッチがオンからオフになった後に第1レリーズスイッチがオンからオフになったとき、このオフになった時点から所定時間だけ遅延した後に、前記録音手段は録音を開始し、
前記録音手段の録音開始のタイミングは、撮影を開始するタイミングの後であることを特徴とするカメラ。 - レリーズボタンが半押し以上操作されている間オンしている第1レリーズスイッチと、前記レリーズボタンが全押し操作されているときオンしている第2レリーズスイッチと、前記レリーズボタンの操作に連動して録音を開始する録音手段とを備えたカメラであって、
前記第2レリーズスイッチがオンした後、または第2レリーズスイッチがオフしたとき、前記録音手段は最小ゲインで録音を開始し、第1レリーズスイッチがオンからオフしたときその録音手段は通常のゲインで録音を行い、
前記録音手段の録音開始のタイミングは、撮影を開始するタイミングの後であることを特徴とするカメラ。 - 前記レリーズボタンが半押し操作されて第1レリーズスイッチがオンしたとき、所定時間遅延した後にまたは最小ゲインで録音を開始することを警告表示することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のカメラ。
- 前記警告表示を行う警告モードと、その警告表示を行わない通常モードの選択が行えることを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
- 録音あるいは動画の録画は、再度レリーズボタンが全押し操作されて第1レリーズスイッチがオンからオフしたとき終了し、
その終了した時点から前記第1レリーズスイッチがオフからオンした時点までの録音を削除することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のカメラ。 - 録音あるいは動画の録画は、再度レリーズボタンが全押し操作されて第1レリーズスイッチがオンからオフしたとき終了し、
前記第1レリーズスイッチがオンした時点まで少なくともさかのぼり、このさかのぼった時点から第1レリーズスイッチのオフ時点までに録音したゲインを最小にまたは漸減することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のカメラ。 - 前記音声を削除する場合又は録音するゲインを低減する場合、警告手段によってそのことを録音開始前に又は再生時に警告することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のカメラ。
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