JP3973921B2 - 周波数選択方法及び受信機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は相互に異なる複数の周波数から周波数を選択する方法に関する。例えば移動体通信のバンドサーチ処理に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】
移動体通信では、基地局からの送信用の(従って移動体通信機の受信用の)周波数として、所定の周波数域を構成して相互に異なる複数の周波数が採用される。そしてこれら複数の周波数において基地局が有効な電波たる有効波を送信する。例えばW−CDMA(wideband code division multiple access)方式の規格である3GPP(3rd generation partnership project)では、2110MHzから2170MHzの間で、これら両端の周波数を除いて200kHz間隔に設定された299個の周波数から選択された周波数上で有効波が送信される。
【0003】
そこで移動体通信機は、その電源投入時に、これら複数の周波数のどこに有効波が存在するか、あるいは存在しないかを調べる。これはバンドサーチ処理と呼ばれている。移動体通信機は、圏外エリアに位置する場合にも、バンドサーチ処理を一定周期毎に繰り返し実施し、待ち受けできる基地局の探索に努める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のバンドサーチ処理は、設定された多数の周波数において有効波の存否を順次検索していたので、バンドサーチ処理に要する時間が長い。そのため、電源投入時に行われるバンドサーチ処理では、電源投入から待ち受け完了までに要する時間が長くなる。また特に圏外エリアでのバンドサーチ処理では、消費電力の増大を招来する。
【0005】
また原因がフェージング等、所望外の突発的な要因により受信信号強度が弱く測定された周波数については有効波の探索のための判断の信頼性が低いため、当該周波数は有効波の存否の正確な判定が困難であった。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、バンドサーチ処理の時間を短縮し、以て電源投入から待ち受け完了までに要する時間を短縮し、圏外エリアでの消費電力の抑制を第1の目的としている。また、受信信号強度が突発的な要因によって弱まった電波についても、有効波がある場合はこれを正しく検出することを第2の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明のうち請求項1にかかるものは、所定の周波数域を構成する複数の周波数から、前記周波数を選択する方法であり、ステップ(a),(b)を備える。但し前記周波数は、その高さの順で隣接する複数のグループに区分される。また、前記グループの各々において含まれる前記周波数の中には代表周波数が少なくとも一つ存在する。ステップ(a)では、受信信号強度を基準とする第1の条件を満足する前記代表周波数を求める。ステップ(b)では、前記第1の条件を満足する前記代表周波数が属する前記グループが含む前記周波数の全てから、目的波の電力を基準とする第2の条件を満足する前記周波数が選択される。
【0008】
この発明のうち請求項2にかかるものは、請求項1記載の周波数選択方法であって、前記第1の条件として、受信信号強度が絶対的に又は相対的に所定のレベル以上であることが採用される。
【0009】
この発明のうち請求項3にかかるものは、請求項1記載の周波数選択方法であって、前記第2の条件として、前記第1同期チャネルの全受信電力に対するチップ電力比が所定の値よりも高いことが採用される。
【0010】
この発明のうち請求項4にかかるものは、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の周波数選択方法であって、前記グループの有する周波数帯域は、有効波が存在する前記周波数の近傍において前記受信信号強度が絶対的又は相対的に所定の閾値以上に増大する帯域の半分以下に設定される。
【0011】
この発明のうち請求項5にかかるものは、請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の周波数選択方法であって、前記代表周波数はその属する前記グループの有する周波数帯域の中央値近傍において一つ選定される。
【0012】
この発明のうち請求項6にかかるものは、請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の周波数選択方法であって、前記ステップ(b)はステップ(b−1),(b−2)を有する。ステップ(b−1)では、前記代表周波数に対して前記第1及び第2の条件についての吟味を行う。ステップ(b−2)では、前記第1の条件を満足する前記代表周波数が属する前記グループが含む前記周波数のうち、前記代表周波数を除いた全てについて前記第1及び第2の条件についての吟味を行う。
【0013】
この発明のうち請求項7にかかるものは、所定の周波数帯域を構成し、相互に異なる複数の周波数から前記周波数を選択する方法であって、ステップ(a),(b)を備える。ステップ(a)では、一の前記周波数における受信電力に基づいた指標が、これに隣接する他の前記周波数の前記指標と所定値以上離れて低い場合、前記一の前記周波数の指標を再度求める。ステップ(b)では、前記指標が所定値以上であるとの第1の条件を満足する前記周波数について、目的波の電力に基づいた第2の条件を満足する周波数を選択する。
【0014】
この発明のうち請求項8にかかるものは、請求項7記載の周波数選択方法であって、前記指標は、受信信号強度を基準とする。
【0015】
この発明のうち請求項9にかかるものは、請求項8記載の周波数選択方法であって、前記第2の条件は、前記第1同期チャネルの全受信電力に対するチップ電力比が所定の値よりも高いことが採用される。
【0016】
この発明のうち請求項10にかかるものは、請求項7乃至9のいずれか一つに記載の周波数選択方法であって、前記ステップ(b)は前記ステップ(a)と並行して行われる。
【0017】
この発明のうち請求項11にかかるものは、請求項1乃至請求項10のいずれか一つに記載の周波数選択方法を採用する受信機である。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本実施の形態では主として第1の目的に合致する発明を例示する。図1は本実施の形態を適用可能な移動体通信機の構成を例示するブロック図である。当該移動体通信機は制御部10、ベースバンド部20、無線部30、及びアンテナ40を備えている。制御部10は装置全体の動作を統括し、ベースバンド部20は音声信号と制御信号を合成・分離し、無線部30は無線信号の変調・復調を行う。当該移動体通信機は例えばW−CDMA方式に則って動作する。
【0019】
バンドサーチ処理は具体的には、ベースバンド部20、無線部30の有するハードウェアやファームウェアが、送受信用の所定の周波数域を構成して相互に異なる周波数について第1同期チャネル(pSCH:primary synchronization channel)の有無を検査する処理である。ベースバンド部20、無線部30による上記処理の実行は、制御部10が有するCPU11のソフトウェアが制御する。
【0020】
ある一つの周波数に関して、第1同期チャネルが存在するか否かは、以下のように行われる。ベースバンド部20が、当該周波数の受信信号強度(RSSI:received signal strength indicator)、第1同期チャネルの受信信号コードパワー(RSCP:received signal code power)を測定する。CPU11は受信信号コードパワーから受信信号強度を減じて差を求める。受信信号強度は、着目している周波数内の雑音や他のスクランブリングコードで拡散された波などを含む全電力を表す。受信信号強度も受信信号コードパワーも対数を用いて表されるので、当該差は着目している周波数についての全電力Ioに対する、目的スクランブリングコード拡散された波(目的波)の電力Ecの比Ec/Ioである。これが所定の値よりも高い周波数においては、有効波が存在すると認識される。
【0021】
本実施の形態では、所定の周波数帯において高さの順に隣接する周波数が、グループに区分される。このグループの各々が含む周波数の個数は、所定の周波数帯を構成する周波数の個数よりも小さい。図2は当該グループ分けを例示する概念図である。ここでは所定の周波数帯は第0周波数f0〜第298周波数f298で構成され、この順に周波数が高まって行く場合が例示されている。第(8k−8)周波数f8k-8〜第(8k−1)周波数f8k-1(k=1,2,…,37)はそれぞれ第kグループGkに属し、第296周波数乃至第298周波数は第38グループG38に属している。
【0022】
そして各グループGkを構成する周波数の個数8よりも少ない一以上の個数、例えば一つの周波数が代表周波数Fkとして存在する。例えば第kグループGkの代表周波数Fkとしては第(8k−5)周波数f8k-5が存在する。第38グループG38に関しては、これを構成する周波数の個数3個よりも少ない個数、例えば一つの周波数が代表周波数F38として存在する。例えば代表周波数F38として第297周波数f297が選定される。
【0023】
本発明では上記のグループ及び代表周波数の存在が前提ではあるが、本発明においてグループに区分すること、及び代表周波数を選定することを必須とするものではない。例えば予め、各々に代表周波数が選定されたグループに区分された周波数で所定の周波数帯が構成されている状況において、本発明を適用することができる。
【0024】
次に代表周波数F1〜F38に対して受信信号強度を基準とする第1の条件を満足するか否かが判断される。そして第1の条件を満足した代表周波数が属するグループの含む周波数の全てから、目的波の電力を基準とする第2の条件を満足するものを選択する。
【0025】
ここで第1の条件としては、例えば受信信号強度が相対的又は絶対的に所定の電界レベルよりも高いことが採用される。周波数域を構成する周波数のうち、有効波が存在する周波数の近傍の周波数帯、例えば有効波が存在する周波数の前後2.5MHz(合計5MHz)では、受信信号強度が高い。よって受信信号強度が所定の電界レベルよりも高い代表周波数が属するグループにおいて有効波が存在していると考えられる。そこでそのようなグループから第2の条件に基づいて周波数を選択することにより、バンドサーチ処理の迅速を図るのである。
【0026】
そして第2の条件としては、例えば受信信号コードパワーから受信信号強度を減じた差、即ち全受信電力に対するチップ電力比が所定の値よりも高いことが採用される。電力比Ec/Ioが所定の値よりも高い場合に、着目している周波数において有効波が存在すると認識するのである。
【0027】
図3は本実施の形態におけるバンドサーチ処理を例示するフローチャートである。ステップS11において、代表周波数F1〜F38に対して検査を行う。ステップS11での検査においては、少なくとも第1の条件の吟味が行われるが、更に第2の条件の吟味が行われてもよい。
【0028】
そしてステップS12に進み、ステップS11で処理された代表周波数につき、順次一つずつ選出される。そしてステップS13に進み、ステップS11で測定した受信信号強度(RSSI)がその閾値以上であるかが判断される。肯定的判断が得られた場合にはステップS14に進み、ステップS13で吟味された代表周波数が属するグループが含む周波数の全てについて、検査が行われる。ステップS14での検査においては、少なくとも第2の条件の吟味が行われるが、更に第1の条件の吟味が行われてもよい。その後ステップS15に進む。また、ステップS13で否定的判断が得られた場合にもステップS15に進む。
【0029】
ステップS15では全ての代表周波数についてステップS13が実行されたかが判断される。否定的判断が得られればステップS12に処理が戻り、肯定的判断が得られればバンドサーチ処理が終了する。
【0030】
例えば代表周波数F15,F16,F17が第1の条件を満足した場合、ステップS14がグループG15,G16,G17の全ての周波数、即ち第112周波数f112〜第135周波数f135について実行される。
【0031】
図4は受信信号強度(RSSI)の各周波数に対する値を示すグラフである。例えば有効波が存在する周波数の受信信号強度は−77dBm程度、有効波が存在する周波数から2.5MHzよりも遠く離れた周波数の受信信号強度は−95dBm程度であるので、第1の条件の判断基準となる所定の電界レベルとしては、代表周波数の検査の結果最良であった−77dBmからの相対閾値8dBが差し引かれた−85dBmが設定されている。それぞれグループG15,G16,G17に属する代表周波数F15,F16,F17のいずれもが、−85dBmよりも高い場合が例示されている。
【0032】
既述のように、有効波が存在する周波数を中央としてその前後2.5MHzでは、受信信号強度が高い。但し受信信号強度の周波数に対する分布は有効波が存在する周波数から離れるほど小さくなる傾向にある。よって代表周波数としてその属するグループの最低周波数や最高周波数を採用すると、有効波が存在する周波数を見逃してしまう虞がある。例えば図4に示された例ではグループG15に属するうちで最も周波数の低い第112周波数f112は所定の電界レベルよりも低い。よってもし代表周波数F15として第112周波数f112を選択した場合には、グループG15に有効波が存在していても見逃されてしまう。逆に代表周波数F17として第135周波数f135を選択した場合には、グループG17に有効波が存在していても見逃されてしまう。従って、代表周波数はその属するグループの周波数の中央付近に選択することが望ましい。
【0033】
今、ステップS11及びステップS14のいずれの検査においても、第1及び第2の条件に基づく判断、即ち受信信号強度及び電力比Ec/Ioについての吟味が行われた場合について、本実施の形態の利点について考える。当該検査において周波数一つにつき30ミリ秒が必要であれば、従来のバンドサーチ処理では、周波数のスキャニングの時間を無視すると、当該検査だけに要する時間は式(1)から8.97秒と計算される。またバンドサーチ処理において消費される電流を150ミリアンペアとすると、式(2)からその総和が1345.5ミリアンペア・秒と計算される。
【0034】
【数1】
Figure 0003973921
【0035】
【数2】
Figure 0003973921
【0036】
一方、本実施の形態では、まずステップS11において代表周波数についての検査だけに要する時間は式(3)から1.14秒と計算される。
【0037】
【数3】
Figure 0003973921
【0038】
そしてステップS13において、代表周波数F15,F16,F17について測定された受信信号強度が所定の電界レベル以上であると判断された場合には、ステップS14では第112周波数f112〜第135周波数f135について実行される。そしてステップS14での検査だけに要する時間は式(4)から0.72秒と計算される。
【0039】
【数4】
Figure 0003973921
【0040】
ステップS14の処理の対象となる周波数のうち、代表周波数については既にステップS11で求められている。よってこれを流用するならば、ステップS14での検査だけに要する時間は式(5)から0.63秒と計算される。
【0041】
【数5】
Figure 0003973921
【0042】
よって本実施の形態ではバンドサーチ処理の検査だけに要する時間は合計1.77秒に短縮することができる。これは従来の場合における処理時間8.97秒の約1/5であり、従って消費電流の総和も約1/5へ抑制することができる。
【0043】
グループ一つ当たりが有する周波数の数を増せば、グループの個数が小さくなり、代表周波数の個数を小さくし易く、ステップS11に要する時間を一層短縮することができる。一方、上述の通り、有効波の存在する周波数の近傍で受信信号強度が高いのはその前後2.5MHz程度の帯域である。そして基地局からの送信用の周波数が一定間隔(本実施の形態の例では200kHz)に設定されているので、各グループが含む周波数の個数の相違は、各グループが有する帯域の相違を必然的に招来する。従って各グループの有する周波数の個数は、そのグループの有する帯域が2.5MHzを超える程に多くなることは望ましくない。つまりグループの有する周波数帯域は、有効波が存在する周波数の近傍において受信信号強度が所定の閾値以上に増大する帯域の、半分以下に設定されることが望ましい。本実施の形態では第38グループG38を除く全てのグループが有する帯域を1.6MHz(<2.5MHz)とした場合を例示している。もちろん、各グループが有する帯域をグループ毎に異ならせてもよい。
【0044】
以上のようにして本実施の形態によれば、バンドサーチ処理の時間を短縮し、以て電源投入から待ち受け完了までに要する時間を短縮し、圏外エリアでの消費電力の抑制を可能とする。
【0045】
なお、たとえば第1の条件の判断をRSSIの絶対値で行う場合などについては、代表周波数について検査を行い、第1の条件を満足する代表周波数が得られる度に、当該代表周波数が属するグループが含む周波数の全てについてステップS14の検査を行ってもよい。例えば上述の例で言えば、代表周波数F1〜F15についてステップS11の検査が行われたのち、第112周波数f112〜第119周波数f119についてステップS14の検査が行われる。その後に代表周波数F16についてステップS11の検査が行われたのち、第120周波数f120〜第127周波数f127についてステップS14の検査が行われる。その後に代表周波数F17についてステップS11の検査が行われたのち、第128周波数f128〜第135周波数f135についてステップS14の検査が行われる。その後に代表周波数F 17〜F38についてステップS11の検査が行われ、バンドサーチ処理は終了する。
【0046】
実施の形態2.
本実施の形態では主として第2の目的に合致する発明を例示する。本実施の形態も、図1にその構成が例示された移動体通信機を採用して、実現することができる。
【0047】
図5は実施の形態1で説明された第0周波数f0〜第298周波数f298で構成される所定の周波数帯について受信した場合の、受信信号強度(RSSI)を示すグラフである。ここでは有効波近傍のみ抜き出して、具体的には第137周波数f137〜第185周波数f185について示している。
【0048】
上述の通り、有効波の存在する周波数の近傍5MHzでは受信信号強度が、その他の周波数においてよりも高まる。図5では第140周波数f140以下の周波数及び第180周波数f180以上の周波数ではほぼ−95dBmで一定であるが、第141周波数f141〜第179周波数f179の間の殆どの周波数で−95dBmよりも大きな受信信号強度が得られている。中でも第145周波数f145〜第170周波数f170の間の約5MHzの帯域の周波数のほぼ全てにおいて−80dBm程度の受信信号強度が得られている。
【0049】
上記で「第141周波数f141〜第179周波数f179の間の殆どの周波数」と記したのは、これらの間の周波数であっても必ずしも−95dBmよりも大きな受信信号強度が得られているとは限らないからである。例えば第142周波数f142や第175周波数f175で得られる受信信号強度はほぼ−95dBmとなっている。また「第145周波数f145〜第170周波数f170の間の約5MHzの帯域の周波数のほぼ全てにおいて」と記したのは、これらの間の周波数であっても−80dBmを大きく下回る受信信号強度が得られている場合があるからである。例えば第154周波数f154、第156周波数f156、第159周波数f159、第160周波数f160、第164周波数f164において得られた受信信号強度は−90dBm程度に過ぎない。
【0050】
一般に、測定された受信信号強度が低い場合には、これを用いて得られる第1同期チャネルの電力比Ec/Ioの信頼性は低い。よって受信信号強度が所定の電界レベル、例えば−85dBmよりも低い周波数については仮に有効波が存在していたとしても電力比Ec/Ioが低く算出され、有効波なしと判断される危険性が高い。つまり測定された受信信号電力に基づいた指標が、所定値よりも低い周波数については、有効波の存否の判断は保留されるべきである。
【0051】
しかし有効波の存在する周波数の近傍の帯域では、多少の分布はあるものの、隣接する周波数で受信信号強度が大きく異なることは原理的には考えにくい。つまり、隣接する周波数で受信信号強度が大きく異なる場合はフェージング等、所望外の突発的な要因によるものであると考えられる。
【0052】
そこで本実施の形態では、突発的な要因によって受信信号強度が低くなったと考えられる周波数については改めて測定を行うことにより、有効波の存否の確認の漏れを回避する。以下、具体的な手順について説明する。
【0053】
図6は本実施の形態におけるバンドサーチ処理を例示するフローチャートである。ステップS21において、全周波数f0〜f299に対して検査を行う。ステップS21での検査においては、第1及び第2の条件の吟味が行われる。ここで第1及び第2の条件としては、それぞれ実施の形態1に示した第1及び第2の条件を採用することができる。但し後述する変形では、第2の条件の吟味が行われなくてもよい。
【0054】
処理はステップS22に進み、検査済みの周波数が一つ選出される。そしてステップS23に進み、選出された当該周波数の受信信号強度が、これに隣接する周波数の受信信号強度と所定値以上離れて低いか否かが判断される。例えば所定値は5dBが採用される。図5に即してみれば、第142周波数f142、第154周波数f154、第156周波数f156、第159周波数f159、第160周波数f160、第164周波数f164、第171周波数f171、第173周波数f173、第175周波数f175について、ステップS23において肯定的な判断が得られることになる。
【0055】
ステップ23において肯定的な判断が得られた場合にはステップS24に進み、当該周波数が再検査されることになる。ステップS24における再検査においても、第1及び第2の条件の吟味が行われる。但し第1の条件の吟味は行わなくてもよく、後述する変形では、第2の条件の吟味が行われなくてもよい。そしてステップS25に進む。ステップ23において否定的な判断が得られた場合にもステップS25に進む。
【0056】
ステップS25では全ての周波数についてステップS23が実行されたかが判断される。否定的判断が得られればステップS22に処理が戻り、肯定的判断が得られればバンドサーチ処理が終了する。
【0057】
以上のように、ステップS23,S24によって、一旦は低い指標が得られた周波数に関しても再度指標を求めることにより救済が行われ、第2の条件に基づく判断の対象となる。よって突発的な要因による周波数の選択の漏れが回避される。
【0058】
なお、ステップS23の判断の根拠は受信信号強度であるから、ステップS24における検査においては第1の条件についてのみ判断してもステップS23の判断は可能である。従ってステップS21,S24において第1の条件についてのみ判断するという変形も可能である。この場合、第2の条件についての判断は、例えばバンドサーチ処理の終了前でステップS25の後に設けることができる。しかし第1及び第2の条件の根拠となる受信信号強度及び受信信号コードパワーは一つの周波数の測定について迅速に得られるので、周波数のスキャニングを削減することができる点で、第1の条件と第2の条件の吟味は並行して行うことが望ましい。
【0059】
受信信号電力に基づいた指標として、RSSIを例にとって説明したが、受信信号コードパワーRSCPや、電力比Ec/Ioを採用してもよい。
【0060】
なお、各実施の形態で説明したバンドサーチ処理を採用する通信機、例えば移動体通信機は、上記バンドサーチ処理のメリットを享受することができる。
【0061】
【発明の効果】
この発明のうち請求項1にかかる周波数選択方法によれば、第1の条件に基づいてまずグループを選択し、選択されたグループについて第2の条件に基づいて周波数が選択されるので、迅速かつ低電力で選択がなされる。
【0062】
所定の周波数域を構成する周波数のうち、実際に基地局が送信している有効な電波である有効波が存在する周波数の近傍の周波数帯では、受信信号強度が高い。よってこの発明のうち請求項2にかかる周波数選択方法によれば、有効波が存在する可能性が高いグループについてのみ第2の条件についての検索が行われる。
【0063】
受信信号コードパワーと受信信号強度の差が、ある周波数についての全電力に対する目的スクランブリングコード拡散された波の電力の比として得られる。よってこの発明のうち請求項3にかかる周波数選択方法によれば、所定の周波数域を構成する周波数のいずれに有効波が存在するかが調べられる。
【0064】
この発明のうち請求項4及び請求項5にかかる周波数選択方法によれば、有効波が存在する可能性が高いグループを見逃す可能性が低い。
【0065】
この発明のうち請求項6にかかる周波数選択方法によれば、ステップ(b)における処理をより迅速かつ低電力に行うことができる。
【0066】
指標が小さい周波数については、その原因がフェージング等、所望外の突発的な要因によるものであっても、第2の条件に基づく選択の信頼性は低くなる。従って、指標が所定の値未満となる周波数については第2の条件の判断の対象とできない。しかしこの発明のうち請求項7及び請求項8にかかる周波数選択方法によれば、一旦は低い指標が得られた周波数に関しても再度指標を求めることにより救済が行われ、ステップ(b)における第2の条件に基づく判断の対象となり得る。よって突発的な要因による周波数の選択の漏れが回避される。
【0067】
受信信号コードパワーと受信信号強度の差が、ある周波数についての全電力に対する目的スクランブリングコード拡散された波の電力の比として得られる。よってこの発明のうち請求項9にかかる周波数選択方法によれば、複数の周波数のうちのいずれにおいて、実際に基地局が送信している有効な電波である有効波が存在するかを検索することができる。
【0068】
この発明のうち請求項10にかかる周波数選択方法によれば、周波数のスキャニングを削減することができ、周波数の選択をより迅速かつ低電力に行うことができる。
【0069】
この発明のうち請求項11にかかる受信機によれば、本発明にかかる周波数選択方法のメリットを享受することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を適用可能な移動体通信機の構成を例示するブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるグループ分けを例示する概念図である。
【図3】 本発明の実施の形態1におけるバンドサーチ処理を例示するフローチャートである。
【図4】 受信信号強度の、各周波数に対する値を示すグラフである。
【図5】 所定の周波数帯について受信した場合の、受信信号強度を示すグラフである。
【図6】 本発明の実施の形態2におけるバンドサーチ処理を例示するフローチャートである。
【符号の説明】
10 制御部、20 ベースバンド部、30 無線部。

Claims (11)

  1. 所定の周波数域を構成する複数の周波数から、前記周波数を選択する方法であって、
    前記周波数は、その高さの順で隣接する複数のグループに区分され、
    前記グループの各々において含まれる前記周波数の中には代表周波数が少なくとも一つ存在し、
    (a)受信信号強度を基準とする第1の条件を満足する前記代表周波数を求めるステップと、
    (b)前記第1の条件を満足する前記代表周波数が属する前記グループが含む前記周波数の全てから、目的波の電力を基準とする第2の条件を満足する前記周波数が選択されるステップと
    を備える周波数選択方法。
  2. 前記第1の条件として、受信信号強度が絶対的又は相対的に所定のレベル以上であることが採用される、請求項1記載の周波数選択方法。
  3. 前記第2の条件として、前記第1同期チャネルの全受信電力に対するチップ電力比が所定の値よりも高いことが採用される、請求項1記載の周波数選択方法。
  4. 前記グループの有する周波数帯域は、有効波が存在する前記周波数の近傍において前記受信信号強度が絶対的又は相対的に所定の閾値以上に増大する帯域の半分以下に設定される、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の周波数選択方法。
  5. 前記代表周波数はその属する前記グループの有する周波数帯域の中央値近傍において一つ選定される、請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の周波数選択方法。
  6. 前記ステップ(b)は
    (b−1)前記代表周波数に対して前記第1及び第2の条件についての吟味を行うステップと、
    (b−2)前記第1の条件を満足する前記代表周波数が属する前記グループが含む前記周波数のうち、前記代表周波数を除いた全てについて前記第1及び第2の条件についての吟味を行うステップとを有する、請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の周波数選択方法。
  7. 所定の周波数帯域を構成し、相互に異なる複数の周波数から前記周波数を選択する方法であって、
    (a)一の前記周波数における受信電力に基づいた指標が、これに隣接する他の前記周波数の前記指標と所定値以上離れて低い場合、前記一の前記周波数の指標を再度求めるステップと、
    (b)前記指標が所定値以上であるとの第1の条件を満足する前記周波数について、目的波の電力に基づいた第2の条件を満足する周波数を選択するステップと
    を備える周波数選択方法。
  8. 前記指標は、受信信号強度を基準とする、請求項7記載の周波数選択方法。
  9. 前記第2の条件は、前記第1同期チャネルの全受信電力に対するチップ電力比が所定の値よりも高いことが採用される、請求項8記載の周波数選択方法。
  10. 前記ステップ(b)は前記ステップ(a)と並行して行われる、請求項7乃至9のいずれか一つに記載の周波数選択方法。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか一つに記載の周波数選択方法を採用する受信機。
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