JP3973426B2 - 金融端末システムおよび金融端末向け情報処理方法 - Google Patents
金融端末システムおよび金融端末向け情報処理方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融端末システムおよび金融端末向け情報処理方法に関し、特に、ATMや営業店端末など顧客とのインタフェースの処理やホストへの電文生成などの内部処理を含めたソフトウエア構成を有する金融端末システムおよびそのようなシステムにおける情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、金融機関などで用いられる現金自動入出力装置(Automated Teller Machine、以下、「ATM」という)が知られている。ATMには、キーボードやタッチパネルなど各種の周辺機器が接続されており、これらの各周辺機器の動作全ての局面を制御する一体的なセントラルプログラムが備えられている。このセントラルプログラムは、必要とされるビジネスロジックやエラーハンドリングルーチンなども含んでいるために非常に複雑な設計となっている。
【0003】
そこで、セントラルプログラムから周辺機器をコントロールする処理を除去し、そのかわりに前記セントラルプログラムから除去した処理に対応する周辺機器自体の専用プログラムを備えた周辺機器を提供することで、セントラルプログラムの設計が複雑になる課題を解決しようとする試みが為されている。例えば、特開平11―353406号「セルフサービス端末装置」には、各周辺機器が独立した制御アプリケーションを有し、それら制御アプリケーションを相互に通信可能とした端末装置が開示されている。これによれば各周辺機器は相互に通信して動作するので、セントラルプログラムが、それら周辺機器を集中管理して動作させる指示を行う必要がない。したがって、セントラルプログラムは、比較的複雑化することなく容易に更新可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報に記載の技術は、端末が主にATMを想定したセルフサービス端末に特化したものであるため、セントラルプログラムは、各端末上で管理されている。すなわち、種別の異なる端末がネットワーク上で構成されている場合、端末種別毎に、どの制御アプリケーションが稼動できるかは、各端末上のセントラルプログラムの管理に委ねられている。
【0005】
したがって、例えばATMだけでなく営業店端末や他のサービス端末が一つのネットワーク上で構成された金融システムでは、端末種別毎のセントラルプログラムが存在してしまうことになり、メンテナンスなどの管理が煩雑になる問題があった。
【0006】
本発明の目的は、種別の異なる端末が一つのネットワーク上に構成されているような金融端末システムにおいて、端末種別毎にセントラルプログラムを用意する必要がなく、メンテナンスなどの管理も容易な金融端末システムおよび金融端末向け情報処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明では、営業店などの店舗における金融端末システムを構成するソフトウエア構造において、店舗サーバ(クライアントマネージャ)には、各クライアント端末に対して共通に適用できる業務処理とホストとの電文データ送受信のためのモジュールを設定する。また、クライアント端末には、端末種別で異なる操作者のデータ入出力を行うためのデバイス(周辺機器におけるデータ入出力インタフェース)のみを持つ。
【0008】
以下に、その処理手順の概要を述べる。
(1)端末側からの業務依頼により、クライアントマネージャ内の制御管理モジュールが起動して、業務に必要なデバイスを選定し、制御情報を該当デバイスへ送信する。
(2)端末上での該当デバイス制御が完了後、確認の戻り値が再びクライアントマネージャ内の制御管理モジュールへ渡される。
(3)一方、該当デバイス制御により、入力されたデータは、別途クライアントマネージャ内のデータ管理モジュールへ送られ、他のデバイスからのデータと共に一元管理する。
(4)クライアントマネージャ内のデータ管理モジュールは、該当業務に必要なデータ群が揃うまで一元管理を行い、必要なデータが揃った時点で、ホスト用の電文データを生成する。
(5)生成した電文データを、ホスト系のトランザクションマネージャに送信し、口座処理などのデータ処理を行う。
(6)トランザクションマネージャでの処理結果を、再度クライアントマネージャ内のデータ管理モジュールにて受信し、該当するデバイス毎に、出力データとして分割、変換する。
(7)前記出力データを該当するデバイスへ送信する。
【0009】
以上の手順により、例えば端末がATMであり預入業務を行う場合、まずATM端末側からの要求により、クライアントマネージャ内の制御管理モジュールにおいて、預入取引のシーケンス処理を行う。それにしたがい、該当する端末上のデバイスであるタッチパネル、カードリーダ、通帳プリンタ、現金機などを処理していく。処理の結果得られた口座番号、入金金額など、入力データは、逐次クライアントマネージャ内のデータ管理モジュールへ送信され、必要なデータが蓄積された時点で、トランザクションマネージャで処理するための電文データを生成する。生成された電文データは、トランザクションマネージャへ送信され、口座金額の書換えなど、ホスト上での処理を行う。トランザクションマネージャでの処理結果は、再度クライアントマネージャ内のデータ管理モジュールに送信され、その電文データを、入金金額、通帳データなどのデータに分割、変換した上で、端末の該当するデバイスに送信し、処理を完了する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0011】
図1は、本実施の形態の金融端末システムのソフトウエア全体構成の概要を示す。本金融端末システムは、店舗サーバ上で動作するクライアントマネージャ10と取引マネージャ50、および各端末上に個別に存在するデバイス用インタフェース20を備える。店舗サーバと各端末は、金融機関の店舗などに配置されるものである。端末は、例えばATM、営業店端末、セルフサービス端末装置、および新型サービス端末などである。
【0012】
クライアントマネージャ10は、各端末で何らかの業務処理を行うときにそれに対応して割り当てられる。クライアントマネージャ10は、端末種別にかかわらず共通の構成として存在するものである。クライアントマネージャ10は、外部との入出力に関して一元管理する入出力インタフェース11、デバイス制御を管理する制御管理12、およびデータの一時蓄積や電文生成などを行うデータ管理13を備える。取引マネージャ50は、複数のクライアントマネージャ10が並行して処理している場合に処理が交錯しないように適切な切換処理を行う。これにより、例えば1つの端末で第1の業務を実行している途中で第2の業務を実行することが可能である。第1の業務と第2の業務は、それぞれ別のクライアントマネージャ10により処理され、その切換えは取引マネージャ50が行う。取引マネージャ50により端末側の業務処理とクライアントマネージャ10との間の対応関係は取れており、それらの間でのデータや制御コードなどのやり取りは対応するもの同士で適正に行われるようになっている。
【0013】
デバイス用インタフェース20は、各端末上に個別に存在するものである。デバイス用インタフェース20は、イメージスキャナ処理21、カードデータ処理22、通帳データ処理23、キーボード入力処理24、タッチパネル入力処理25、表示画面処理26、および現金データ処理27などの各デバイス処理から構成されている。各端末には、これらのデバイス処理をすべて備える必要はない。端末の種別に応じて、必要なデバイス処理を備えるようにすればよい。言い替えれば、各端末の種別は前記各デバイス処理の組合せの違いによる。
【0014】
トランザクションマネージャ30と口座マネージャ40は、勘定系処理を行うホスト側に配置される。トランザクションマネージャ30は、ホスト側のトランザクション処理を管理する。口座マネージャ40は、トランザクションマネージャ30での処理に呼応して該当する口座のデータ変更などを行う。
【0015】
図2は、図1で示した各モジュールを端末などに割り振りした状態を示す。ホスト系1は、主に従来の金融システムにおいて勘定系処理を行うところであり、トランザクションマネージャ30および口座マネージャ40を備える。店舗サーバ2は、クライアントマネージャ10および取引マネージャ50を備え、ネットワーク7を介してホスト系1に接続されている。店舗サーバ2のクライアントマネージャ10および取引マネージャ50は、顧客または行員が操作するクライアント端末の種別に関係なく共通モジュールとして存在するものである。
【0016】
クライアント端末として、営業店端末3、ATM4、セルフカウンタ5、および新型サービス端末6などが想定される。各々のクライアント端末は、デバイス処理の組合せが異なるデバイス用インタフェース20によって実現されている。各クライアント端末は、デバイス用インタフェース20内の組合せの違いにより、該デバイス処理群の構成をカスタマイズできる。これらの各クライアント端末3〜5などは、LANなどのネットワークを介して店舗サーバ2と接続されている。
【0017】
図3は、クライアントマネージャ10の詳細構成を示す。クライアントマネージャ10は、図1に示した通り、入出力インタフェース11、制御管理12、およびデータ管理13の各モジュールを備える。
【0018】
入出力インタフェース11は、クライアントマネージャ10内の制御管理12およびデータ管理13と外部のデバイスなどとの間で制御コードやデータの適切な振分けを行う振分けコントローラ111、振分けコントローラ111を介して制御コードにしたがって適切なデバイスに割り当てるデバイスコントローラ112、デバイスからの入力データをデータ管理13に割り当てる入力データコントローラ113、データ管理13からのデータを各デバイスに割り当てる出力データコントローラ114、およびホストで処理する電文データをデータ管理13とトランザクションマネージャ30に割り当てる取引通信コントローラ115を備える。
【0019】
制御管理12は、業務別の処理機能群を格納した処理コントローラ121、および業務別に起動させる処理コントローラ121内の各処理機能を選択するマネージャコントローラ122を備える。処理コントローラ121は、入金(預入)取引処理1211、出金(支払)取引処理1212、および残高照会処理1213などの処理機能群を備える。
【0020】
データ管理13は、デバイス用インタフェース20から送信されてきたデータをトランザクションマネージャ30が処理できるデータ形態に変換して纏める通信コントローラ131を備える。通信コントローラ131は、例えば業務用サーバなどで処理するためのデータを一括管理する業務アプリケーション用データ管理1311、トランザクションマネージャ30におけるホストへの送信電文データの生成や管理などを行うホスト送信電文処理1312、およびホストからの受信電文データの分割や管理などを行うホスト受信電文処理1313などを備える。
【0021】
図4は、クライアントマネージャ10内の入出力インタフェース11に設けられるデータ項目デバイス対応テーブル1100を示す。データ項目デバイス対応テーブル1100は、口座番号や残高などのデータ項目別に、対応するデバイス用インタフェース20内の各処理群を纏めたものである。
【0022】
データ項目デバイス対応テーブル1100は、本金融端末システム立上げ時に、デバイス用インタフェース20より、それらが取り扱えるデータ項目および該当するデバイス処理を取り込み、取り込んだ情報から生成されるものである。データ項目デバイス対応テーブル1100は、デバイス用インタフェース20から取り込んだデータ項目を格納するデータ項目欄1101、および対応するデバイス処理群を格納するデバイス処理欄1102から構成されている。例えば、データ項目「口座番号」に対応するデバイス処理として、「キーボード入力処理」、「通帳データ処理」、および「カードデータ処理」が挙げられているのは、端末側で「口座番号」のデータを処理するのが「キーボード入力処理」、「通帳データ処理」、および「カードデータ処理」などであることを示している。
【0023】
図5は、クライアントマネージャ10内の制御管理12に設けられるデバイス限定テーブル1200を示す。デバイス限定テーブル1200は、業務内容に対応して、データ項目毎にアクセス可能なデバイス用インタフェース20内のデバイス処理群を格納したテーブルである。
【0024】
デバイス限定テーブル1200は、預入や支払などの業務内容を格納する業務内容欄1201、各業務に関係するデータ項目を格納するためのデータ項目欄1202、およびアクセス可能なデバイス処理を格納するためのデバイス処理欄1203から構成されている。デバイス限定テーブル1200は、予め制御管理12内に用意されているものである。例えば、業務内容「預入」の内容から、預入業務の処理を行う場合、データ項目「口座番号」のデータは「カードデータ処理」や「通帳データ処理」などのデバイス処理からアクセス可能であることが分かる。
【0025】
図6は、クライアントマネージャ10内の入出力インタフェース11に設けられる振分け管理テーブル1110を示す。振分け管理テーブル1110は、振分けコントローラ111で入出力する制御コードおよびデータの振分け処理を行うために一時的に使用されるテーブルである。
【0026】
振分け管理テーブル1110は、制御コードかデータかの区別および口座番号などのデータ項目を格納するための情報種別欄1111、実際のデータ内容を格納する内容(実データ)欄1112、受信先の処理またはモジュールを格納するための受信先欄1113、および送信先の処理またはモジュールを格納するための送信先欄1114から構成されている。図6では口座番号のデータが格納されているところを示したが、制御コードの場合は、情報種別欄1111には制御コードであることを示す情報が格納され、内容(実データ)欄1112にはその制御コードそのものが格納される。「受信先」とは、入出力インタフェース11が当該データ(制御コードを含む)を受信した相手、すなわち当該データの送信元のことである。「送信先」とは、入出力インタフェース11が当該データ(制御コードを含む)を送信する先のことである。例えば、図6の口座番号のデータは、受信先が「カードデータ処理」であるのでそこから送られたデータであり、送信先が「データ管理」であるのでデータ管理に送るデータであることになる。
【0027】
図7は、クライアントマネージャ10内のデータ管理13に設けられるデータ項目管理テーブル1300を示す。データ項目管理テーブル1300は、通信コントローラ131のホスト送信電文処理1312で、トランザクションマネージャ30の仕様に対応したデータ項目を管理するためのテーブルである。
【0028】
データ項目管理テーブル1300は、本金融端末システム立上げ時に、デバイス用インタフェース20およびトランザクションマネージャ30から入出力インタフェース11を介してデータ収集され、データ管理13内に生成される。データ項目管理テーブル1300は、口座番号などのデータ項目を格納するためのデータ項目欄1301、および各トランザクションマネージャ30の仕様にしたがって、対応するかどうかの識別情報(ここでは○印で示す)を格納するための仕様欄1302から構成されている。例えば、仕様がBであるトランザクションマネージャ30で処理する場合は、「口座番号」、「残高」、および「分類」などのデータが必要であることが分かる。
【0029】
次に、上述したシステムにおける処理の流れを説明する。なお、始めに図8〜図17を参照して処理の流れの全体を説明した後、具体的な処理例として現金の出金(支払)処理が指示された場合の手順を説明する。
【0030】
図8および図9は、上述の金融端末システムの主な処理の流れを示すフローチャートである。
【0031】
ステップ100では、クライアントマネージャ10内の入出力インタフェース11より、本金融端末システムの立上げ時点で接続されているデバイス処理群を確定するため、接続先の各端末のデバイス用インタフェース20からの送信情報を受信する。ステップ100の詳細については、図10を用いて後述する。
【0032】
ステップ200では、端末からの指示により顧客へのサービス(業務処理)を開始するかどうかの判定を制御管理12のマネージャコントローラ122にて行う。判定の結果、サービスを開始する場合は、ステップ300へ進む。一方、開始しない場合は、待ち状態となり、再びステップ200へ戻る。
【0033】
ステップ300では、クライアントマネージャ10内の制御管理12より、該当する業務処理にしたがったデバイス制御コードを入出力インタフェース11へ送信する。ステップ300の詳細については、図11を用いて後述する。
【0034】
ステップ400では、クライアントマネージャ10内の入出力インタフェース11から、デバイス用インタフェース20を介して、該当する業務処理に対応するデバイス処理群の制御を行う。ステップ400の詳細については、図12を用いて後述する。
【0035】
ステップ500では、前記ステップ400にて制御されたデバイス処理群から読込んだ制御結果データを、クライアントマネージャ10内の入出力インタフェース11を介して、データ管理13へ送信する。ステップ500の詳細については、図13を用いて後述する。
【0036】
ステップ600では、前記データ管理13の通信コントローラ131のホスト送信電文処理1312において、トランザクションマネージャ30に送る電文データを生成するために必要なデータが揃ったかどうかを判定する。判定の結果、必要なデータが揃っている場合には、ステップ700へ進む。一方、必要なデータがまだ揃っていない場合には、再びステップ300へ戻る。
【0037】
ステップ700では、クライアントマネージャ10内のデータ管理13において、トランザクションマネージャ30で処理を行うための電文データを生成する。ステップ700の詳細については、図14を用いて後述する。
【0038】
ステップ800では、クライアントマネージャ10内のデータ管理13において、前記ステップ700で生成した電文データを、入出力インタフェース11を介して、トランザクションマネージャ30へ送信する。ステップ800の詳細については、図15を用いて後述する。
【0039】
次に、図9のステップ900では、トランザクションマネージャ30にて処理された電文データを、クライアントマネージャ10内の入出力インタフェース11にて受信し、データ管理13に送信する。ステップ900の詳細については、図16を用いて後述する。
【0040】
ステップ1000では、クライアントマネージャ10内のデータ管理13により、前記受信した電文データを、該当するデバイス毎に分割し、入出力インタフェース11を介して、デバイス用インタフェース20から、各デバイスへ送信する。ステップ1000の詳細については、図17を用いて後述する。
【0041】
次に、図8および図9で説明した各ステップのうち主要な処理を詳細に説明する。
【0042】
図10は、図8のステップ100で示した本システムの立上げ時点で接続されているデバイス処理群を確定する処理の詳細を示す。ステップ1010では、システム立上げ時に、クライアントマネージャ10内の入出力インタフェース11から、店舗サーバ2に接続されている端末のデバイス用インタフェース20内のデバイス処理群に対して、各々挙げられるデバイス処理名およびデータ項目を問い合わせる。この問い合わせに対し、デバイス用インタフェース20内のデバイス処理群は、それぞれ自デバイス処理の名称と自デバイス処理で処理するデータのデータ項目名とを返す。ステップ1020では、前記問合せ結果として得られたデバイス処理名およびデータ項目などを入出力インタフェース11にて読込む。ステップ1030では、入出力インタフェース11において、読込んだデバイス処理名およびデータ項目に基づき、図4に示すデータ項目デバイス対応テーブル1100を生成する。
【0043】
図11は、図8のステップ300の制御管理12での処理の詳細を示す。ステップ3010では、クライアントマネージャ10内の制御管理12において、予め設定されているデバイス限定テーブル1200(図5)を参照して、端末から開始を指示された業務に対応したデバイス限定情報を読込む。ステップ3020では、制御管理12のマネージャコントローラ122から、当該業務(預入や支払など)に該当する処理コントローラ121を起動する。ステップ3030では、起動した処理コントローラ121から、ステップ3010で読込んだデバイス限定テーブル1200の限定範囲にあるデバイス処理群の中で該当するデバイス処理を選定し、入出力インタフェース11の振分けコントローラ111に制御コードを送る。この制御コードは、前記選定したデバイス処理に対し、どのような処理を行わせるかを指示するコードである。
【0044】
図12は、図8のステップ400のデバイス処理群の制御に関する入出力インタフェース11の処理の詳細を示す。ステップ4010では、入出力インタフェース11の振分けコントローラ111により、入力されてくる情報のうち制御コードのみの選別処理を行い、情報種別、内容(実データ)、および受信先のデータを、図6に示す振分け管理テーブル1110に格納し、デバイスコントローラ112に送信する。ステップ4020では、入出力インタフェース11のデバイスコントローラ112により、図4のデータ項目デバイス対応テーブル1100に基づき、一つの制御コードに対して振分け先(送信先)デバイス処理群の情報を付加し、図6に示す振分け管理テーブル1110の送信先欄1114にデータを格納する。ステップ4030では、振分け管理テーブル1110の送信先欄1114の情報を読込み、制御コード(内容)を、デバイス用インタフェース20を介して、該当するデバイス処理に振分けて送信する。
【0045】
図13は、図8のステップ500のデバイス処理群を制御した結果得られるデータの読込み処理についての詳細を示す。ステップ5010では、デバイス用インタフェース20を介して受信された制御コードにより、該当するデバイス処理の制御を行う。これは、例えば上述のカードデータ処理に向けた口座番号の入力要求を示す制御コードを当該カードデータ処理で受信したとき、カードデータ処理がその要求に応じて口座番号をユーザに入力させる処理を行うということである。次に、ステップ5020では、デバイス処理の結果、当該デバイス処理により読込んだデータ(例えば、口座番号など)を、デバイス用インタフェース20を介して、クライアントマネージャ10内の入出力インタフェース11へ送信する。
【0046】
次に、ステップ5030では、前記デバイス処理から送信されてきたデータを、入出力インタフェース11内の振分けコントローラ111において、図6の振分け管理テーブル1110の情報種別欄1111、内容(実データ)欄1112、および受信先欄1113に各々データを格納し、入力データコントローラ113に送信する。入力データコントローラ113は、振分け管理テーブル1110の送信先欄1114に送信先データを付加した上で、再び振分けコントローラ111を介して、振分け管理テーブル1110の情報種別1111に基づき、その内容(実データ)1112をデータ管理13に送信する。これにより、例えば端末側で入力された口座番号のデータなどのデバイス処理からの送信データがデータ管理13に送られる。
【0047】
ステップ5040で、データ管理13は、前記デバイス処理の制御結果を戻り値として受け取り、デバイス用インタフェース20を介して、クライアントマネージャ10内の入出力インタフェース11へ送信する。ステップ5050では、前記送信された戻り値のデータを、入出力インタフェース11内の振分けコントローラ111において、図6の振分け管理テーブル1110の情報種別欄1111、内容(実データ)欄1112、および受信先欄1113に各々データを格納し、デバイスコントローラ112に送信して、振分け管理テーブル1110の送信先欄1114に送信先データを付加した上で、再び振分けコントローラ111を介して、振分け管理テーブル1110の情報種別1111に基づき、内容(実データ)1112を制御管理12に送信する。
【0048】
なお、前記戻り値とはデバイス処理における制御の結果を示すデータであり、例えば口座番号のデータの入力要求に対して該入力が適正に行われたあるいは失敗したことを示す情報などである。この戻り値を制御管理12に送ることにより、制御管理12は送った制御コードに応じて動作したデバイス処理の制御結果を知ることができ、これにより制御管理12はその後どのような制御を行えばよいかなどを判断できる。
【0049】
図14は、図8のステップ700の電文データ生成処理の詳細を示す。この処理は、トランザクションマネージャ30で処理を行わせるための電文データを、データ管理13内の通信コントローラ131のホスト送信電文処理1312で、生成する処理である。ステップ7010で、ホスト送信電文処理1312は、図7のデータ項目管理テーブル1300から、トランザクションマネージャ30の仕様に合致するデータ項目群を選定する。ステップ7020では、前記選定したデータ項目群にしたがい、図8のステップ500で受信したデータを、トランザクションマネージャ30の仕様に合致するデータ形式に変換していく。ステップ7030で、ホスト送信電文処理1312は、デバイス用インタフェース20から入出力インタフェース11を介して受信したデータで未だステップ7020の変換処理を行っていないものがあるかどうかの判定を行う。判定の結果、未だある場合には、ステップ7020へ戻る。一方、受信したデータのすべて(前記選定したデータ項目群のもの)についてステップ7020の変換処理を終えた場合は、ステップ7040へ進む。ステップ7040では、ステップ7020にて変換した受信データを一つのデータとして纏め、トランザクションマネージャ30の仕様に合致した電文データを生成する。
【0050】
例えば、これから指示を与えるトランザクションマネージャ30の仕様が図7のデータ項目管理テーブル1300における仕様Bである場合、例えば電文データは、以下のようになる。
「UI123456/UI50000/UIABC…」
この電文データでは、仕様Bに合わせて、口座番号、残高、および分類の順にデータが所定の形式で記載されている。
【0051】
図15は、図8のステップ800の、前記ステップ700で生成した電文データをトランザクションマネージャ30へ送信する処理の詳細を示す。ステップ8010では、クライアントマネージャ10内のデータ管理13より、入出力インタフェース11内の振分けコントローラ111に、前記生成した電文データを送信する。ステップ8020で、振分けコントローラ111は、前記送信された電文データを、図6の振分け管理テーブル1110の情報種別欄1111、内容(実データ)欄1112、および受信先欄1113に格納する。情報種別欄1111には当該データが電文データであることを示す情報が、内容(実データ)欄1112には電文データそのものが、受信先欄1113にはデータ管理13を示す情報が設定される。次に、振分けコントローラ111は、上述したように図6の振分け管理テーブル1110に格納したデータを、取引通信コントローラ115に送信する。取引通信コントローラ115は、その振分け管理テーブル1110の送信先欄1114に送信先データ1114を付加した上で、再び振分けコントローラ111に送信する。ステップ8030で、振分けコントローラ111は、図6の振分け管理テーブル1110の当該送信先欄1114を読取り、トランザクションマネージャ30へ、当該電文データを送信する。
【0052】
図16は、図9のステップ900の、トランザクションマネージャ30で処理されたデータをクライアントマネージャ10内のデータ管理13へ送信する処理の詳細を示す。ステップ9010では、トランザクションマネージャ30からの処理後の電文データを、クライアントマネージャ10内の入出力インタフェース11振分けコントローラ111へ送信する。ステップ9020では、前記送信されてきた電文データを、入出力インタフェース11内の振分けコントローラ111において、図6の振分け管理テーブル1110の情報種別欄1111、内容(実データ欄)1112、および受信先欄1113に格納し、取引通信コントローラ115に送信する。取引通信コントローラ115は、振分け管理テーブル1110の送信先欄1114に送信先データを付加し、再び、振分けコントローラ111に送信する。ステップ9030では、振分けコントローラ111より、図6の振分け管理テーブル1110の送信先欄1114を読取り、データ管理13へ、前記処理後の電文データを送信する。
【0053】
図17は、図9のステップ1000で、トランザクションマネージャ30からの処理後の電文データをデバイス処理毎に分割し、該当するデバイス処理群に送信する処理の詳細を示す。ステップ10010で、クライアントマネージャ10内のデータ管理13は、ステップ900で送信された電文データを受信し、通信コントローラ131のホスト受信電文処理1313で、デバイス処理群が解釈できるデータ形式に変換する。ステップ10020では、ホスト受信電文処理1313で、前記変換したデータを、デバイス毎に解釈できるデータに分割する。ステップ10030では、ホスト受信電文処理1313で分割したデータを纏めて、入出力インタフェース11内の振分けコントローラ111へ送信する。
【0054】
ステップ10040では、分割したデータ毎に、振分けコントローラ111において、図6の振分け管理テーブル1110の情報種別欄1111、内容(実データ欄)1112、および受信先欄1113に各々データを格納し、出力データコントローラ114に送信する。出力データコントローラ114は、振分け管理テーブル1110の送信先欄1114に送信先データを付加した上で、再び、振分けコントローラ111に送信する。ステップ10050で、振分けコントローラ111は、図6の振分け管理テーブル1110の送信先欄1114を読取り、デバイス用インタフェース20を介して、各々該当するデバイス処理群に前記データを送信して出力する。
【0055】
次に、以上説明した本発明の実施形態のシステムにおける具体的な処理例を説明する。
【0056】
ここでは、顧客がATMを操作して、現金を出金(支払)する処理例を示す。まず、本システム立上げ時において、図8のステップ100で、入出力インタフェース11ににより図4のデータ項目デバイス対応テーブル1100を生成する。ここでは、システムにクライアント端末としてATMが接続されているとする。入出力インタフェース11は、接続されているATMにデータ項目の問い合わせを出し、その返答を読み出して、データ項目デバイス対応テーブル1100を設定する。ここでは、ATMが接続されているので、データ項目デバイス対応テーブル1100のデータ項目と該データ項目に対応するデバイス処理群として、データ項目が「口座番号」に対応するデバイス処理が「通帳データ処理23」と「カードデータ処理22」、データ項目が「残高」に対応するデバイス処理が「通帳データ処理23」、データ項目が「金額」に対応するデバイス処理が「タッチパネル入力処理25」、…というように格納される。
【0057】
次に、ATMのデバイス用インタフェース20内の表示画面処理26での初期表示およびタッチパネル入力処理25により、顧客操作によって、業務処理の開始が指示される。ここでは出金(支払)業務が指示されたとする。この出金(支払)業務の開始指示は、クライアントマネージャ10内の制御管理12におけるマネージャコントローラ122に通知される。これにより、図8のステップ200で業務処理の開始を検出し、ステップ300に進む。
【0058】
マネージャコントローラ122では、図8のステップ300(すなわち図11)の処理により、開始を指示された業務の種別(ここでは支払業務)に基づき、処理コントローラ121から、対応する処理である出金(支払)取引処理1212を選定し、起動させる。この出金(支払)取引処理1212は、出金(支払)業務を行うために必要なデータと処理の手順を知っておりそれにしたがって制御を行う。例えば、出金(支払)業務のために口座番号のデータを読込みたいとすると、図5のテーブルから口座番号のデータはカードデータ処理によりアクセス可能であることが分かるので、デバイス処理としてカードデータ処理を選定し、このカードデータ処理に口座番号の入力要求を示す制御コードを送る。具体的には、口座番号の入力要求を示す制御コードと、選定したデバイス処理がカードデータ処理であることを示す情報が入出力インタフェース11に送信される。
【0059】
次に、図8のステップ400(すなわち図12)の処理が行われる。まず入出力インタフェース11では、前記送信内容を図6の振分け管理テーブル1110に一時的に格納する。具体的には、情報種別1111として「制御コード(口座番号の入力要求)」が、受信先1113としてこの制御コードを発行した「出金(支払)取引処理1212」が、送信先1114として「カードデータ処理」が、それぞれ格納される。振分けコントローラ111は、この送信先の情報にしたがって、前記制御コードを、該当するデバイス処理であるカードデータ処理に送信する。これが、顧客が操作したATMのカードデータ処理への口座番号の入力指示になる。
【0060】
次に、図8のステップ500(すなわち図13)の処理が行われる。まず、ステップ5010,5020により、カードデータ処理は、前記の口座番号の入力指示に応じてデバイス処理を行って口座番号を入力し、入力された口座番号のデータを入出力インタフェース11へ送信する。この口座番号のデータは、ステップ5030で、振分け処理の後、データ管理13に送信される。一方、ステップ5040,5050で、デバイス処理の制御結果の戻り値を制御管理12に送信する。これにより、制御管理12は、送った制御コードに応じて動作したデバイス処理の制御結果を知ることができる。例えば、カードデータ処理が口座番号を適切に読込むことによって完了した場合には、その制御結果の戻り値が制御管理12に送られるので、制御管理12内の出金(支払)取引1212は、この戻り値にしたがい次の制御へと移ることができる。次に必要なデータがあれば、図8のステップ600からステップ300に戻って、必要なデータを読み込むためのデバイス制御を続ける。
【0061】
必要なデータが揃ったら、図8のステップ700(図14)に進む。ここで、前記口座番号のデータなどの必要なデータを受信したデータ管理13内のホスト送信電文処理1312は、図7のデータ項目管理テーブル1300を参照して、トランザクションマネージャ30における仕様に対応した必要データ項目について、各々電文データに変換する。変換した電文データは一つに纏めた電文データ(トランザクションマネージャ用送信データ)とする。
【0062】
さらに図8のステップ800(図15)で、前記電文データを、データ管理13より入出力インタフェース11を介してトランザクションマネージャ30へ送信する。トランザクションマネージャ30は、この電文データを受けて、処理を行う。例えば、電文データが前記出金(支払)取引の電文であれば、出金(支払)を行う口座番号や支払額などを含む電文データがトランザクションマネージャ30に送られるので、トランザクションマネージャ30はそれに応じて口座マネージャ40に指示を出すなどして出金(支払)を行う。その処理結果は、トランザクションマネージャ30から、電文データとして再び入出力インタフェース11を介して、データ管理13に送信される(図9のステップ900に相当)。
【0063】
データ管理13内のホスト受信電文処理1313は、前記送信された電文データを、データ項目別にデータ変換し、分割して、入出力インタフェース11を介して該当するデバイス処理にデータを送信する(図9のステップ1000に相当)。例えば、前記出金(支払)処理の場合、電文データから変換後の出金データに関しては、デバイス用インタフェース20の現金データ処理27へ、「50000円」などのデータを送信する。
【0064】
なお、上記実施の形態において、処理コントローラ121内の各業務処理が端末のデバイスをどのような手順で制御していくか知っていれば、図4や図5の情報は必ずしもこのようなテーブル形式のデータとして持つ必要はない。
【0065】
上記実施の形態によれば、金融端末システムの構成のうち、デバイス処理群の制御管理およびホスト系であるトランザクションマネージャとの電文データ送受信のためのデータ管理を、店舗サーバ上で一元的に行うことにより、種別毎に異なるクライアント端末側は、端末毎にカスタマイズされたデバイス処理群のみを配置するだけでよく、Thinクライアント化を図ることができる。したがって、預入(入金)や支払(出金)などの業務処理プロセスに関しては、クライアント端末種別を意識することなくサーバ側で同一の処理を行い、最終的に周辺機器の入出力インタフェースのみが異なることになるため、サーバ側でのプログラムの共通化を図ることが可能となる。また、クライアント端末として、新規サービス端末を金融端末システムに追加するとしても、必要なデバイス処理群の組合せをカスタマイズするだけでよく、それ以外のサーバ上の構成には影響しないためシステム構成の変更が容易となる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、種別の異なる端末が一つのネットワーク上に構成されているような金融端末システムにおいて、端末種別毎にセントラルプログラムを用意する必要がなく、メンテナンスなどの管理も容易な金融端末システムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】営業店における金融端末システムのソフトウエア全体構成を示す図。
【図2】図1で示した各モジュールを端末に割り振りした状態を示す図。
【図3】クライアントマネージャの詳細構成図。
【図4】データ項目デバイス対応テーブルの構成図。
【図5】デバイス限定テーブルの構成図。
【図6】振分け管理テーブルの構成図。
【図7】データ項目管理テーブルの構成図。
【図8】システム全体の主な処理の流れを示すフローチャート(その1)図。
【図9】システム全体の主な処理の流れを示すフローチャート(その2)図。
【図10】ステップ100の詳細フローチャート図。
【図11】ステップ300の詳細フローチャート図。
【図12】ステップ400の詳細フローチャート図。
【図13】ステップ500の詳細フローチャート図。
【図14】ステップ700の詳細フローチャート図。
【図15】ステップ800の詳細フローチャート図。
【図16】ステップ900の詳細フローチャート図。
【図17】ステップ1000の詳細フローチャート図。
【符号の説明】
1…ホスト系、2…店舗サーバ、3…営業店端末、4…ATM、5…セルフカウンタ、10…クライアントマネージャ、20…デバイス用インタフェース、30…トランザクションマネージャ、40…口座マネージャ、50…取引マネージャ、11…入出力インタフェース、12…制御管理、13…データ管理、111…振分けコントローラ、121…処理コントローラ、122…マネージャコントローラ、131…通信コントローラ、1100…データ項目デバイス対応テーブル、1200…デバイス限定テーブル、1110…振分け管理テーブル、1300…データ項目管理テーブル。
Claims (12)
- 各種の周辺機器が接続された金融向けのクライアント端末にてそれらの周辺機器を動作させ、これにより得られたデータをホストコンピュータに送信して処理し、その処理結果を前記クライアント端末に反映させる金融端末システムであって、
接続されている周辺機器を制御するための、各周辺機器ごとのデバイス処理手段と、
操作者からの業務依頼操作を受付け、該依頼された業務処理の開始の指示をサーバの制御管理手段に送信する手段と、
サーバの制御管理手段から送信される周辺機器に対する制御の指示に応じて、前記デバイス処理手段を使用して当該周辺機器を制御し、データの入出力を実行し、これにより収集したデータはサーバに送信する手段と
を備えたクライアント端末と、
複数の業務処理ごとに、その業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、記憶した記憶手段と、
接続されている前記クライアント端末の種別にかかわりなく、指示された業務処理を行うために前記クライアント端末のデバイス処理手段の制御管理を行う制御管理手段であって、
(1)前記クライアント端末から送信された業務処理の開始の指示を受信し、
(2)開始を指示された業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、前記記憶手段から取得し、当該業務処理を行なうために必要なデータを収集するため、必要な周辺機器に対する制御の指示を前記クライアント端末のデバイス処理手段に送信し、
(3)該指示により前記クライアント端末のデバイス処理手段を制御することにより収集したデータをデータ管理手段に送信し、
(4)前記(2)および(3)の処理を、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃うまで繰り返す
処理を行なう制御管理手段と、
前記制御管理手段から送信されたデータを保持し、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃ったら、それらのデータを用いてホストコンピュータに対する処理要求の電文を生成して前記ホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータから送られた処理結果の電文を受信するデータ管理手段と
を備えたサーバとを備えたことを特徴とする金融端末システム。 - 各種の周辺機器が接続された金融向けのクライアント端末にてそれらの周辺機器を動作させ、これにより得られたデータをホストコンピュータに送信して処理し、その処理結果を前記クライアント端末に反映させる金融端末システムであって、
複数のクライアント端末と、該複数のクライアント端末が接続されたサーバとを備え、
前記複数のクライアント端末のそれぞれは、
使用目的に応じた任意の周辺機器を接続するとともに、操作者とのデータ入出力インターフェース機能のみを果たすために前記接続している周辺機器を制御する各周辺機器ごとのデバイス処理手段と、
操作者からの業務依頼操作を受付け、該依頼された業務処理の開始の指示を前記サーバの制御管理手段に送信する手段と、
前記サーバの制御管理手段から送信される周辺機器に対する制御の指示に応じて、前記デバイス処理手段を使用して当該周辺機器を制御し、データの入出力を実行し、これにより収集したデータは前記サーバに送信する手段と
を備え、
前記サーバは、
複数の業務処理ごとに、その業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、記憶した記憶手段と、
指示された業務処理を行うために前記クライアント端末のデバイス処理手段の制御管理を行う制御管理手段であって、
(1)前記クライアント端末から送信された業務処理の開始の指示を受信し、
(2)開始を指示された業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、前記記憶手段から取得し、当該業務処理を行なうために必要なデータを収集するため、必要な周辺機器に対する制御の指示を前記クライアント端末のデバイス処理手段に送信し、
(3)該指示により前記クライアント端末のデバイス処理手段を制御することにより収集したデータをデータ管理手段に送信し、
(4)前記(2)および(3)の処理を、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃うまで繰り返す
処理を行なう制御管理手段と、
前記制御管理手段から送信されたデータを保持し、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃ったら、それらのデータを用いてホストコンピュータに対する処理要求の電文を生成して前記ホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータから送られた処理結果の電文を受信し、該処理結果を前記クライアント端末のデバイス処理手段に送って前記クライアント端末に反映させるデータ管理手段と
を備えたことを特徴とする金融端末システム。 - 各種の周辺機器が接続された金融向けのクライアント端末にてそれらの周辺機器を動作させ、これにより得られたデータをホストコンピュータに送信して処理し、その処理結果を前記クライアント端末に反映させる金融端末システムであって、
複数のクライアント端末と、該複数のクライアント端末が接続されたサーバとを備え、
前記複数のクライアント端末のそれぞれは、
使用目的に応じた任意の周辺機器を接続するとともに、操作者とのデータ入出力インターフェース機能のみを果たすために前記接続している周辺機器を制御する各周辺機器ごとのデバイス処理手段と、
操作者からの業務依頼操作を受付け、該依頼された業務処理の開始の指示を前記サーバの制御管理手段に送信する手段と、
前記サーバの制御管理手段から送信される周辺機器に対する制御の指示に応じて、前記デバイス処理手段を使用して当該周辺機器を制御し、データの入出力を実行し、これにより収集したデータは前記サーバに送信する手段と
を備え、
前記サーバは、
複数の業務処理ごとに、その業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、記憶した記憶手段を備えるとともに、
前記クライアント端末を利用して実施される業務処理ごとにクライアントマネージャを割り当て、
該クライアントマネージャは、
割り当てられた業務処理を行うために前記クライアント端末のデバイス処理手段の制御管理を行う制御管理手段であって、
(1)前記クライアント端末から送信された業務処理の開始の指示を受信し、
(2)開始を指示された業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、前記記憶手段から取得し、当該業務処理を行なうために必要なデータを収集するため、必要な周辺機器に対する制御の指示を前記クライアント端末のデバイス処理手段に送信し、
(3)該指示により前記クライアント端末のデバイス処理手段を制御することにより収集したデータをデータ管理手段に送信し、
(4)前記(2)および(3)の処理を、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃うまで繰り返す
処理を行なう制御管理手段と、
前記制御管理手段から送信されたデータを保持し、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃ったら、それらのデータを用いてホストコンピュータに対する処理要求の電文を生成して前記ホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータから送られた処理結果の電文を受信し、該処理結果を前記クライアント端末のデバイス処理手段に送って前記クライアント端末に反映させるデータ管理手段と
を備えたことを特徴とする金融端末システム。 - 請求項1から3の何れか1つに記載の金融端末システムにおいて、
前記サーバ内の制御管理手段およびデータ管理手段と前記クライアント端末のデバイス処理手段との通信、並びに、前記サーバ内の制御管理手段およびデータ管理手段とホストコンピュータとの通信を、前記サーバ内の入出力インタフェースで一元管理することを特徴とする金融端末システム。 - 請求項3に記載の金融端末システムにおいて、
別々のあるいは1つのクライアント端末で第1の業務処理を実行している途中で該第1の業務処理とは異なる第2の業務処理に切り替えたい場合、前記サーバは、前記第1の業務処理を行うための第1のクライアントマネージャとは別に前記第2の業務処理を行うための第2のクライアントマネージャを割り当て、該第2のクライアントマネージャを実行することにより、前記第1の業務処理から第2の業務処理への切換を行なうことを特徴とする金融端末システム。 - 請求項5に記載の金融端末システムにおいて、
前記第1のクライアントマネージャと第2のクライアントマネージャとのタスクの切換を行う取引マネージャを前記サーバ内に設けることを特徴とする金融端末システム。 - 請求項1から3の何れか1つに記載の金融端末システムにおいて、
前記制御管理手段は、前記業務処理の内容に応じた周辺機器を予め限定して制御することを特徴とする金融端末システム。 - 各種の周辺機器が接続された金融向けのクライアント端末にてそれらの周辺機器を動作させ、これにより得られたデータをホストコンピュータに送信して処理し、その処理結果を前記クライアント端末に反映させる金融端末向け情報処理方法であって、
複数のクライアント端末と、該複数のクライアント端末が接続されたサーバとを設け、
前記複数のクライアント端末のそれぞれには、
使用目的に応じた任意の周辺機器を接続するとともに、操作者とのデータ入出力インターフェース機能のみを果たすために前記接続している周辺機器を制御する各周辺機器ごとのデバイス処理プログラムと、
操作者からの業務依頼操作を受付け、該依頼された業務処理の開始の指示を前記サーバの制御管理プログラムに送信するプログラムと、
前記サーバの制御管理プログラムから送信される周辺機器に対する制御の指示に応じて、前記デバイス処理プログラムを使用して当該周辺機器を制御し、データの入出力を実行し、これにより収集したデータは前記サーバに送信するプログラムとを設けて実行させ、
前記サーバには、
複数の業務処理ごとに、その業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、記憶手段に記憶させておくとともに、
指示された業務処理を行うために前記クライアント端末のデバイス処理プログラムの制御管理を行う制御管理プログラムであって、
(1)前記クライアント端末から送信された業務処理の開始の指示を受信し、
(2)開始を指示された業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、前記記憶手段から取得し、当該業務処理を行なうために必要なデータを収集するため、必要な周辺機器に対する制御の指示を前記クライアント端末のデバイス処理プログラムに送信し、
(3)該指示により前記クライアント端末のデバイス処理プログラムを制御することにより収集したデータをデータ管理プログラムに送信し、
(4)前記(2)および(3)の処理を、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃うまで繰り返す
処理を行なう制御管理プログラムと、
前記制御管理プログラムから送信されたデータを保持し、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃ったら、それらのデータを用いてホストコンピュータに対する処理要求の電文を生成して前記ホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータから送られた処理結果の電文を受信し、該処理結果を前記クライアント端末のデバイス処理プログラムに送って前記クライアント端末に反映させるデータ管理プログラムと
を設けて実行させることを特徴とする金融端末向け情報処理方法。 - 各種の周辺機器が接続された金融向けのクライアント端末にてそれらの周辺機器を動作させ、これにより得られたデータをホストコンピュータに送信して処理し、その処理結果を前記クライアント端末に反映させる金融端末向け情報処理方法であって、
複数のクライアント端末と、該複数のクライアント端末が接続されたサーバとを設け、
前記複数のクライアント端末のそれぞれには、
使用目的に応じた任意の周辺機器を接続するとともに、操作者とのデータ入出力インターフェース機能のみを果たすために前記接続している周辺機器を制御する各周辺機器ごとのデバイス処理プログラムと、
操作者からの業務依頼操作を受付け、該依頼された業務処理の開始の指示を前記サーバの制御管理プログラムに送信するプログラムと、
前記サーバの制御管理プログラムから送信される周辺機器に対する制御の指示に応じて、前記デバイス処理プログラムを使用して当該周辺機器を制御し、データの入出力を実行し、これにより収集したデータは前記サーバに送信するプログラムとを設けて実行させ、
前記サーバは、
複数の業務処理ごとに、その業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、記憶した記憶手段を備えるとともに、
前記クライアント端末を利用して実施される業務処理ごとに該業務処理を実行するクライアントマネージャを割り当て、
該クライアントマネージャは、
割り当てられた業務処理を行うために前記クライアント端末のデバイス処理プログラムの制御管理を行う制御管理プログラムであって、
(1)前記クライアント端末から送信された業務処理の開始の指示を受信し、
(2)開始を指示された業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについて の情報を、前記記憶手段から取得し、当該業務処理を行なうために必要なデータを収集するため、必要な周辺機器に対する制御の指示を前記クライアント端末のデバイス処理プログラムに送信し、
(3)該指示により前記クライアント端末のデバイス処理プログラムを制御することにより収集したデータをデータ管理プログラムに送信し、
(4)前記(2)および(3)の処理を、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃うまで繰り返す
処理を行なう制御管理プログラムと、
前記制御管理プログラムから送信されたデータを保持し、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃ったら、それらのデータを用いてホストコンピュータに対する処理要求の電文を生成して前記ホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータから送られた処理結果の電文を受信し、該処理結果を前記クライアント端末のデバイス処理プログラムに送って前記クライアント端末に反映させるデータ管理プログラムとを設けて実行させる
ことを特徴とする金融端末向け情報処理方法。 - 請求項9に記載の金融端末向け情報処理方法において、
別々のあるいは1つのクライアント端末で第1の業務処理を実行している途中で該第1の業務処理とは異なる第2の業務処理に切り替えたい場合、前記サーバは、前記第1の業務処理を行うための第1のクライアントマネージャとは別に前記第2の業務処理を行うための第2のクライアントマネージャを割り当て、該第2のクライアントマネージャを実行することにより、前記第1の業務処理から第2の業務処理への切換を行なうことを特徴とする金融端末向け情報処理方法。 - 各種の周辺機器が接続された金融向けのクライアント端末を制御する金融向けのサーバであって、
複数の業務処理ごとに、その業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、記憶した記憶手段と、
指示された業務処理を行うために、前記クライアント端末に接続された周辺機器を制御するデバイス処理手段の制御管理を行う制御管理手段であって、
(1)前記クライアント端末から送信された業務処理の開始の指示を受信し、
(2)開始を指示された業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、前記記憶手段から取得し、当該業務処理を行なうために必要なデータを収集するため、必要な周辺機器に対する制御の指示を前記クライアント端末のデバイス処理手段に送信し、
(3)該指示により前記クライアント端末のデバイス処理手段を制御することにより収集したデータをデータ管理手段に送信し、
(4)前記(2)および(3)の処理を、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃うまで繰り返す
処理を行なう制御管理手段と、
前記制御管理手段から送信されたデータを保持し、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃ったら、それらのデータを用いてホストコンピュータに対する処理要求の電文を生成してホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータから送られた処理結果の電文を受信し、該処理結果を前記クライアント端末のデバイス処理手段に送って前記クライアント端末に反映させるデータ管理手段と
を備えたことを特徴とする金融向けサーバ。 - 各種の周辺機器が接続された金融向けのクライアント端末を制御する金融向けのサーバであって、
複数の業務処理ごとに、その業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、記憶した記憶手段を備えるとともに、
クライアント端末を利用して実施される業務処理ごとにクライアントマネージャを割り当て、
該クライアントマネージャは、
割り当てられた業務処理を行うために前記クライアント端末のデバイス処理手段の制御管理を行う制御管理手段であって、
(1)前記クライアント端末から送信された業務処理の開始の指示を受信し、
(2)開始を指示された業務処理を行なうために必要なデータのデータ項目とその業務処理がクライアント端末のどのデバイスをどのような手順で制御していくかについての情報を、前記記憶手段から取得し、当該業務処理を行なうために必要なデータを収集するため、必要な周辺機器に対する制御の指示を前記クライアント端末のデバイス処理手段に送信し、
(3)該指示により前記クライアント端末のデバイス処理手段を制御することにより収集したデータをデータ管理手段に送信し、
(4)前記(2)および(3)の処理を、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃うまで繰り返す
処理を行なう制御管理手段と、
前記制御管理手段から送信されたデータを保持し、前記業務処理を行なうために必要なデータが揃ったら、それらのデータを用いてホストコンピュータに対する処理要求の電文を生成してホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータから送られた処理結果の電文を受信し、該処理結果を前記クライアント端末のデバイス処理手段に送って前記クライアント端末に反映させるデータ管理手段と
を備えたことを特徴とする金融向けサーバ。
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