JP3973385B2 - ブースター、ブースター利得制御方法 - Google Patents

ブースター、ブースター利得制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3973385B2
JP3973385B2 JP2001265402A JP2001265402A JP3973385B2 JP 3973385 B2 JP3973385 B2 JP 3973385B2 JP 2001265402 A JP2001265402 A JP 2001265402A JP 2001265402 A JP2001265402 A JP 2001265402A JP 3973385 B2 JP3973385 B2 JP 3973385B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
booster
optical
base station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001265402A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003078463A (ja
Inventor
悌 伊東
秀典 高向
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2001265402A priority Critical patent/JP3973385B2/ja
Publication of JP2003078463A publication Critical patent/JP2003078463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3973385B2 publication Critical patent/JP3973385B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は基地局と移動機との間で送受信されるべき信号を受信し、増幅し、送信するブースター及びブースターの利得制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は「特開2001−69091」で開示するように、基地局と移動機との間で送受信されるべき信号を受信し、増幅し、送信するブースター及びこのブースターの動作を監視する監視装置、ブースターの制御方法等を提案した。
この先に提案したブースターの特徴を簡単に説明すると、基地局とブースターとの間の伝搬損を測定し、この伝搬損に基づいて上り信号の増幅の利得及び下り信号の増幅の利得を制御する利得制御方式を採用した点である。
【0003】
この利得制御方式を採ることにより、主にブースターの雑音が基地局に大きな影響を与えないようにすることができる利点が得られる。
また、利得の調整を行うことにより、主に送信部に必要以上のレベルの信号が入力される事態が回避されるため、信号の歪みを小さくでき、また送信部の部品の低容量化、小型化及び低消費電力化、低価格化を達することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところでブースターは基地局からの電波が届き難い僻地に設置される性格の装置であるため、異なる事業者により共用される場合が多い。複数の事業者によりブースターを共用する場合、基地局とブースター間の伝搬損は事業者ごとに異なるため、事業者ごとに適切な利得に設定するためには事業者ごとに信号を分離し、分離した信号ごとに利得を調整する必要がある。
このような場合、運用する帯域を限定し、ガードバンドを広げ、選択度の穏やかなフィルタを用いる方法があるが、適用領域が限定される。一般には隣接の事業者間のガードハンドが狭いため、各事業者が利用する信号を切り出すためには選択度の大きいフィルタが必要となる。この要求を満たすフィルタとしては超電導現象を利用した超電導フィルタを適用することが考えられるが、超電導フィルタは高価であるため、ブースターに実装するには経済的な理由から適用しにくい。
【0005】
この発明の目的は廉価な方法で事業者間の信号の分離を実現し、各事業者ごとに適正な利得の調整を可能としたブースターの構成及びブースター利得制御方法を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1では、基地局と移動機との間で送受信されるべき信号を受信し、増幅し、送信するブースターであって、
前記基地局から前記移動機への下り信号を増幅する下り可変増幅器及び前記移動機から前記基地局への上り信号を増幅する上り可変増幅器と、
前記基地局が送信した基準信号を受信し、この基準信号の前記ブースターにおける受信電力を測定する基準信号受信測定手段と、
前記基準信号の前記基地局における送信電力の情報を受信する送信電力情報受信手段と、
前記上り信号増幅手段により増幅された上り信号の前記ブースターにおける雑音電力を測定する雑音電力測定手段と、
前記基準信号の前記基地局における送信電力、前記基準信号の前記ブースターにおける受信電力及び前記増幅された上り信号の前記ブースターにおける雑音電力に基づいて前記上り信号の増幅の利得及び下り信号の増幅の利得を制御する利得制御手段とを備えたブースターにおいて、
前記下り信号の周波数を、この下り信号の周波数より低い周波数の中間周波信号に変換する第1周波数変換器及び前記上り信号の周波数をこの上り信号の周波数より低い周波数の中間周波信号に変換する第2周波数変換器と
【0007】
この第1周波数変換器及び第2周波数変換器で周波数変換した中間周波信号を前記下り信号に割当てられた帯域の信号及び上り信号に割当てられた帯域の信号にろ波する第1フィルタ及び第2フィルタと、
この第1フィルタ及び第2フィルタでろ波した信号を前記移動機に発信するための無線周波数信号及び前記基地局に発信するための無線周波数信号に変換する第3周波数変換器及び第4周波数変換器と、
を設けた構成とし、
前記第1フィルタによってろ波された信号の一部が、前記基準信号受信測定手段と、前記送信電力情報受信手段とに入力され、
前記第1周波数変換器と、第1フィルタと、第3周波数変換器と、下り可変増幅器とによって構成される下り信号伝送路と、前記第2周波数変換器と、第2フィルタと、第4周波数変換器及び上り可変増幅器とによって構成される上り信号伝送路が複数設けられ、
複数の下り信号伝送路でそれぞれが異なる帯域の信号にろ波されて増幅された下り信号は、合成器で合成され、その合成出力は、電気/光変換器で光信号に変換され、この光信号は下り光伝送線路を通じて子部に伝送され、子部において光/電気変換器で電気信号に変換され、その変換出力は対移動機アンテナに給電され、
対移動機アンテナに誘起された移動機からの上り信号は電気/光変換器で光信号に変換され、この光信号は上り光伝送線路を通じて前記ブースターに伝送され、ブースターに設けた光/電気変換器で電気信号に変換され、この電気信号は分配器に入力され、その分配器により前記複数の上り信号伝送路に分配され、分配された各上り信号は前記複数の上り信号伝送路でそれぞれが異なる帯域の信号にろ波され、増幅されて対基地局アンテナに給電される、構成としたことを特徴とするブースターを提案する。
【0008】
基地局と移動機との間で送受信されるべき信号を受信し、増幅し、送信するブースターであって、
前記基地局から前記移動機への下り信号を増幅する下り可変増幅器及び前記移動機から前記基地局への上り信号を増幅する上り可変増幅器と、
前記基地局が送信した基準信号を受信し、この基準信号の前記ブースターにおける受信電力を測定する基準信号受信測定手段と、
前記基準信号の前記基地局における送信電力の情報を受信する送信電力情報受信手段と、
前記基準信号の前記基地局における送信電力、前記基準信号の前記ブースターにおける受信電力に基づいて前記上り信号の増幅の利得及び下り信号の増幅の利得を制御する利得制御手段とを備えたブースターにおいて、
前記下り信号の周波数を、この下り信号の周波数より低い周波数の中間周波信号に変換する第1周波数変換器及び前記上り信号の周波数をこの上り信号の周波数より低い周波数の中間周波信号に変換する第2周波数変換器と、
【0009】
この第1周波数変換器及び第2周波数変換器で周波数変換した中間周波信号を前記下り信号に割当てられた帯域の信号及び上り信号に割当てられた帯域の信号にろ波する第1フィルタ及び第2フィルタと、
この第1フィルタ及び第2フィルタでろ波した信号を前記移動機に発信するための無線周波数信号及び前記基地局に発信するための無線周波数信号に変換する第3周波数変換器及び第4周波数変換器と、
を設けた構成とし、
前記第1フィルタによってろ波された信号の一部が、前記基準信号受信測定手段と、前記送信電力情報受信手段とに入力され、
前記第1周波数変換器と、第1フィルタと、第3周波数変換器と、下り可変増幅器とによって構成される下り信号伝送路と、前記第2周波数変換器と、第2フィルタと、第4周波数変換器及び上り可変増幅器とによって構成される上り信号伝送路が複数設けられ、
複数の下り信号伝送路でそれぞれが異なる帯域の信号にろ波されて増幅された下り信号は、合成器で合成され、その合成出力は、電気/光変換器で光信号に変換され、この光信号は下り光伝送線路を通じて子部に伝送され、子部において光/電気変換器で電気信号に変換され、その変換出力は対移動機アンテナに給電され、
対移動機アンテナに誘起された移動機からの上り信号は電気/光変換器で光信号に変換され、この光信号は上り光伝送線路を通じて前記ブースターに伝送され、ブースターに設けた光/電気変換器で電気信号に変換され、この電気信号は分配器に入力され、その分配器により前記複数の上り信号伝送路に分配され、分配された各上り信号は前記複数の上り信号伝送路でそれぞれが異なる帯域の信号にろ波され、増幅されて対基地局アンテナに給電される、構成としたことを特徴とするブースターを提案する。
【0010】
この発明の請求項3では、請求項1又は2記載のブースターにおいて、前記電気/光変換器は前記合成器の合成出力を複数の光信号に変換し、この複数の光信号を複数の下り光伝送線路を通じて複数の子部に伝送し、各子部において光/電気変換器で電気信号に変換し、その変換出力をそれぞれ対移動機アンテナに給電すると共に、対移動機アンテナに誘起された移動機からの上り信号は各子部に設けられた電気/光変換器で光信号に変換し、この光信号を上り光伝送線路を通じてブースターに伝送し、ブースターに設けた光/電気変換器で電気信号に変換し、この電気信号を前記分配器に入力する構成としたことを特徴とするブースターを提案する。
【0011】
この発明の請求項4では、請求項1,2,3記載のブースターの何れかにおいて、対基地局アンテナがアレー状に配置され、アレー状に配置された複数の対基地局アンテナに誘起された信号の位相及びアレー状に配置された複数の対基地局アンテナに給電する信号のそれぞれの位相を調整する位相器が設けられ、この位相器の設定により前記アレー状に配置された対基地局アンテナの指向方向を設定可能としたことを特徴とするブースターを提案する。
【0012】
この発明の請求項5では、請求項1,2,3,4記載のブースターの何れかにおいて、前記下り可変増幅器及び上り可変増幅器は、前記第1フィルタ及び第2フィルタにより下り信号及び上り信号に割当てられた帯域に制限された下り信号及び上り信号を前記利得制御手段によって制御される利得に従って増幅することを特徴とするブースター利得制御方法を提案する。
【0013】
作 用
この発明で提案したブースター及びブースター利得制御方法によれば、基地局とブースターとの間の伝送損に基づいて下り信号の利得及び上り信号の利得を制御することにより得られる作用効果に加えて、下り信号及び上り信号の何れでも、これら下り信号及び上り信号の周波数より低い周波数の中間周波信号に変換し、この周波数の低い中間周波信号をフィルタでろ波する構成としたから、通常得られる回路素子のみで構成されるフィルタによって各下り信号及び上り信号に割当てられている帯域の信号にろ波することができる。この結果、下り可変増幅器及び上り可変増幅器には帯域が自己の帯域のみに制限された信号(不要波の含有率が著しく低い信号)を入力することができるから、送信部に印加する信号の電力レベルを低減することができる。
【0014】
この結果、基地局に送られる雑音のレベルを低減することができるため、基地局における受信品質の向上が期待できる。更に送信部を構成する部品、例えば電気/光変換器の所要歪特性を低減することができるため、使用部品のコストを下げることができる利点が得られる。更に、送信電力を低減できることから歪みの少ない信号の伝送が可能となり、更に電力消費量も低減できる利点も得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1にこの発明の第1実施形態を示す。図中100はブースターの全体を示す。ブースター100には一般に複数のユニットU1,・・・Unが実装される。各ユニットU1〜Unには対基地局アンテナ101と、アンテナ共用器102,第1周波数変換器103,第1フィルタ104,分配器105,第3周波数変換器106,可変増幅器107,第2周波数変換器108,第2フィルタ109,第4周波数変換器110,可変増幅器111,受信器112,利得制御器113とが設けられる。
【0016】
第1周波数変換器103,第1フィルタ104,分配器105,第3周波数変換器106,可変増幅器107により下り信号伝送路114が構成される。また第2周波数変換器108,第2フィルタ109,第4周波数変換器110,可変増幅器111により上り信号伝送路115が構成される。
受信器112には分配器105から基地局200が発信する下り信号が分配され、下り信号に含まれる基準信号を受信する。基地局200から送られて来る基準信号には基地局200における送信電力の情報となる送信電力情報が搭載され、この送信電力情報と自己の受信電力とにより各基地局200とブースター100との間の伝搬損を算出する。また、特に図示していないが、可変増幅器111の出力に発生する雑音の電力を測定する手段を備え、この雑音電力測定手段で測定した雑音電力と伝搬損が利得制御器113に入力され、これらのパラメータに従って利得制御器113は可変増幅器107,111の利得を制御し、最適なレベルの下り信号を合成器116に出力すると共に、最適なレベルの上り信号をアンテナ共用器102に出力する。これらの利得制御に関する詳細は「特開2001−69091」を参照のこと。
【0017】
ここでは基地局から送られてくる基準信号受信手段及び基地局における送信電力情報を受信する送信電力情報受信手段、ブースターにおける受信電力測定手段雑音電力測定手段等が受信器112に実装されているものとして説明する。
各ユニットU1・・・Unで増幅された下り信号は合成器116に入力され、この合成器116で合成されて対移動機アンテナ117に給電される。
ここで各ユニットU1〜Unに設けられた第1フィルタ104は各事業者に割当てられた帯域の周波数をろ波するバンドパス特性に設定され、各ユニットU1〜Unごとに異なる帯域の信号を出力し、その帯域が異なる複数の信号を合成器116で合成する。
【0018】
移動機300から発信された上り信号は対移動機アンテナ118で受信され、その受信信号が分配器119に入力される。分配器119は受信信号をユニットU1〜Unの数に従って分配し、各ユニットU1〜Unに受信信号を分配する。
各ユニットU1・・・Unは各ユニットU1〜Unに割当てられた周波数帯域の信号を第2フィルタ109でろ波して抽出し、その上り信号を上り可変増幅器111で増幅し、アンテナ共用器102に入力する。
こゝでこの発明の特徴とする構成は、各ユニットU1〜Un内に基地局200とブースター100間の伝搬損を測定してブースター100における増幅の利得を調整する機能を装備していることに加えて下り信号伝送路114に第1周波数変換器103と第1フィルタ104及び第3周波数変換器106を設けた点と、上り信号伝送路115に第2周波数変換器108と、第2フィルタ109及び第4周波数変換器110を設けた点である。
【0019】
第1周波数変換器103と第2周波数変換器108はそれぞれ下り信号の周波数を、この下り信号の周波数より低い中間周波信号に変換する動作を実行し、上り信号の周波数をこの上り信号の周波数より低い中間周波信号に変換する動作を実行する。
第1フィルタ104と第2フィルタ109は中間周波数帯の信号に変換された下り信号及び上り信号の中から自己に割当てられている帯域の信号をろ波して抽出する動作を実行する。無線周波数信号より低い周波数の信号に変換し、低い周波数帯で自己に必要な信号のみを切り出すフィルタを構成するのは比較的容易である。
【0020】
従って、この発明によれば各ユニットU1〜Unにおいて、各下り信号伝送路114及び上り信号伝送路115に割り当てた周波数帯域の信号のみを第1フィルタ104及び第2フィルタ109で抽出し、この抽出した帯域の信号のみを再び第3周波数変換器106と第4周波数変換器110によって無線周波数帯の信号に戻すことにより、各ユニットU1〜Unに設けた可変増幅器107と111には自己に割当てられた帯域に制限された信号が入力される。
この結果、各ユニットU1〜Unを異なる事業者が利用する場合でも、可変増幅器107と111には他の事業者の信号が混在して入力されないから各事業者ごとに適正な利得を設定することができる。また、各ユニットU1〜Unに設けた可変増幅器107及び111には自己に割当てられた信号のみが入力されるから、他の事業者の信号が混在している過大な信号が入力されることがない。このため、主に可変増幅器107及び111等の増幅器の飽和出力を小さくすることができるため、使用する部品を廉価にすることが可能である。更に、電力消費量も低減することができる利点も得られる。
【0021】
図1に示した第1の実施形態では分配器105を第1フィルタ104と第3周波数変換器106の間に挿入した例を示したが、図2に示す第2の実施形態では第3周波数変換器106と下り可変増幅器107の間に配置した場合を示す。図2に示したように構成しても、上述と同様の作用効果を得ることができる。
図3はこの発明の第3の実施形態を示す。この第3の実施形態では対移動機アンテナ117を複数の子部121に実装し、複数の子部121をブースター100から離れた任意の位置(電波伝搬に都合がない位置)に設置できる構成とした場合を示す。
【0022】
またこの場合、ブースター100と子部121との間を光ファイバで構成した下り光信号伝送路122及び上り光信号伝送路123で接続した場合を示す。このために合成器116の出力側に電気/光変換器124を設け、この電気/光変換器124で合成器116で合成された信号を複数の光信号に変換し、この複数の光信号を下り光信号伝送路122を通じて複数の子部121に伝送し、各子部121に設けた光/電気変換器125で電気信号に戻し、この電気信号をアンテナ共用器126を通じて対移動機アンテナ117に給電する。
【0023】
対移動機アンテナ117に受信された移動機300からの上り信号は電気/光変換器127で光信号に変換され、この光信号は光ファイバで構成された上り光信号伝送路123を通じてブースター100に送られる。
ブースター100では光/電気変換器128により電気信号に変換され、その電気信号が分配器119に入力される。分配器119はブースター100内に実装した複数のユニットU1〜Unに上り信号を入力し、各ユニットU1〜Unでは上り信号伝送路115により各上り信号ごとに第2フィルタ109で帯域を制限し、増幅器111で増幅して対基地局アンテナ101から各基地局200に送られる。
【0024】
このように、ブースター100と子部121との間に光伝送路を介挿させる場合、従来は電気/光変換器124に各ユニットU1〜Unから各事業者ごとに帯域制限されていない下り信号が供給され、過大な電力供給量になるため、この電気/光変換器124には電力容量の大きい電気/光変換器を用いる必要が生じたが、この発明によれば各ユニットU1〜Unごとに、つまり事業者ごとに一定の帯域に制限された下り信号を供給するため、電気/光変換器124に印加される電力量を低減することができる。この結果、電気/光変換器124としては電力容量の小さい、従って廉価な部品を使うことができる利点が得られる。
【0025】
図4は図3と同様に、ブースター100と子部121との間を光伝送路を介挿した実施形態を示す。図3に示した実施形態との違いは下り信号伝送路114に設けた分配器105を第3周波数変換器106と可変増幅器107との間に配置した点と、上り信号を増幅する可変増幅器111を上り信号伝送路115の初段に配置した点である。その他の構成は図3と全く同じであるから、これ以上の説明は省略する。
図5は図3に示した実施形態において、対基地局アンテナ101に指向性を持たせる構成とした場合を示す。つまり、アレイ状に配置した複数の対基地局アンテナ101の各給電路に位相器129を設け、この位相器129により各対基地局アンテナ101で受信した下り信号または各対基地局101に給電する上り信号の位相を調整することにより、対基地局アンテナ101に指向性を持たせることができる。
【0026】
なお、位相器129の制御は利得制御器113から受信電力測定値が与えられて動作する位相制御装置131で行うことができる。また、130は複数の対基地局アンテナ101で受信した信号を合成し、対基地局アンテナ101に給電する信号を分配する合成分配器である。
各ユニットU1〜Unの対基地局アンテナ101に指向性を持たせ、その指向方向を各事業者の基地局に合致させることにより、各ユニットU1〜Unから発信される下り信号及び上り信号に他の事業者の信号が混入する率を下げることができる。この対基地局アンテナ101に指向性を与えたことによる分離度の向上と、中間周波数帯に設けた第1フィルタ104と、第2フィルタ110との分離度の向上の相乗効果により、各ユニットU1〜Unから出力される下り信号及び上り信号に混入する不要波の混入率を更に一層低減することができる利点が得られる。
【0027】
図6は図5に示した実施形態において、下り信号伝送路114に設けた分配器105を第3周波数変換器106と可変増幅器107の間に配置した点のみが異なるだけであるから、ここではこれ以上の説明は省略する。
図7は図1に示した実施形態において、対基地局アンテナ101に指向性を持たせた実施形態を示す。この実施形態でも各ユニットU1〜Unに設けた下り信号伝送路114と上り信号伝送路115の各中間周波数帯に第1フィルタ104及び第2フィルタ109を設けたことによる分離度の向上効果と、対基地局アンテナ101に指向性を持たせたことによる分離度の向上効果が相乗される利点が得られる。
【0028】
図8は図7に示した実施形態において、分配器105を第3周波数変換器106と可変増幅器107との間に配置した点が異なるだけであるから、図8に関してもこれ以上の説明は省略する。
図9及び図10はブースター100に単一のユニットU1のみを搭載した実施形態を示す。ブースター100内に単一のユニットU1のみが搭載されている場合でも、付近に他の事業者が同様のブースターを設置したとすると、上述と同様に自己の帯域に隣接して他の事業者の電波が存在することになる。このために、単一のユニットU1のみを搭載したブースター100であっても、そのユニットU1に割り当てられた帯域の信号をろ波して取り出し、送信する機能を持つことが望ましい。
【0029】
従って、この場合でも図9及び図10に示すように、下り信号伝送路114に第1周波数変換器103−第1フィルタ104−第3周波数変換器106とから成るろ波回路と、上り信号伝送路115にも第2周波数変換器108−第2フィルタ109−第4周波数変換器110とから成るろ波回路を設けることと、対基地局アンテナ101に指向性を与える構成を付加し、他事業者の信号の混入を阻止する構成としている。なお、図9と図10との違いは分配器105の位置の違いのみである。
【0030】
図11はブースター100の送信部に複数の送信端子132を設け、この複数の送信端子132に複数の対移動機アンテナ117を接続する構成とした場合を示す。各送信端子132にはレベル調整器135と位相器133と増幅器134を通じて下り信号を印加し、レベル調整器135により対移動機アンテナ117に給電する下り信号をレベルを揃えることができる構成としている。また位相器133により複数の対移動機アンテナ117に給電する下り信号の位相を調整することにより、放射パターン(指向性)を任意に設定可能としている。
【0031】
図11に示したように、対移動機アンテナ117を複数にすることにより、増幅器134は各1台当たりの飽和出力を小さくすることが可能となるため、装置規模の増加を最小限に抑えつつ、大出力の装置を実現することが可能となる。
図12及び図13は、図11示した複数の送信端子132を単一のユニットU1のみを搭載したブースター100に適用した実施形態を示す。
この場合でも複数の送信端子132を装備することにより対移動機アンテナ117を複数設けることができる。このため、単一のユニットだけのブースター100であっても、対移動機アンテナ117を複数に分岐することにより装置規模の増大を抑えつつ、大出力化を実現することができる利点が得られる。
なお、図12と図13の違いは下り信号伝送路114に設けた分配器105の配置のみである。
【0032】
図14は図11で説明した複数の送信端子132を設けた構成に対基地局アンテナ101に指向性を持たせた実施形態を示す。
この実施形態によれば対基地局アンテナ101に与えた指向性による他事業者との分離効果と中間周波数帯での第1フィルタ104及び第2フィルタ110による分離効果の相乗と共に、対移動機アンテナ117を複数に分岐することによる装置規模の増大を抑えつつ、大出力化を実現することができる効果が得られる。
図15及び図16は単一ユニットU1を搭載したブースター100に図14に示した実施形態を適用した実施形態を示す。この実施形態でも図14に示した実施形態と同様の作用効果が得られる。なお、図15と図16の違いは下り信号伝送路114に設けた分配器105の配置のみである。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば基地局とブースターとの間の伝搬損を測定し、その伝搬損に従って利得を調整する機能を備えたブースターにおいて、下り信号及び上り信号の各伝送路に下り信号及び上り信号の周波数より低い周波数の中間周波数帯に変換する周波数変換器103,108を設け、この周波数変換器103,108で周波数変換した信号を第1フィルター104と第2フィルター109でろ波する構成としたから、低い周波数帯でのろ波特性は廉価なフィルターでも充分急峻な特性を得ることができる。従って他の事業者の信号を充分に除去し、周波数帯域を充分制限した信号を可変増幅器107,111に印加して利得制御を施す利得制御方法を採ることができるから、可変増幅器107及び111に過大な信号が入力されることがなく、歪みの発生を抑制することができる。しかも過大な信号が入力されることがないから可変増幅器107,111の飽和出力も小さくすることができる。
【0034】
更に、合成器の出力側に電気/光変換器124を配置する場合には、この電気/光変換器124に過大な電気信号が印加されることがなくなるため、必要以上に大きいレベルの入力に対して歪みを発生させない高価な部品を用いなくても済む利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本的な実施形態を説明するためのブロック図。
【図2】図1に示した実施形態の変形例を説明するためのブロック図。
【図3】図1に示した実施形態に光伝送部を付加した実施形態を説明するためのブロック図。
【図4】図3に示した実施形態の変形例を説明するためのブロック図。
【図5】図3に示した実施形態において、対基地局アンテナに指向性を持たせた実施形態を説明するためのブロック図。
【図6】図5の変形例を説明するためのブロック図。
【図7】図1に示した実施形態において、対基地局アンテナに指向性を持たせた実施形態を説明するためのブロック図。
【図8】図7の変形例を説明するためのブロック図。
【図9】単一のユニットを搭載したブースターにこの発明を適用した実施形態を示すブロック図。
【図10】図9の変形例を説明するためのブロック図。
【図11】この発明によるブースターに複数の送信端子を設けた実施形態を説明するためのブロック図。
【図12】単一のユニットを搭載したブースターに複数の送信端子を設け、更に対基地局アンテナに指向性を持たせた実施形態を説明するためのブロック図。
【図13】図12の変形例を説明するためのブロック図。
【図14】図2に示した実施形態において複数の送信端子を設けた構成と、対基地局アンテナに指向性を持たせた実施形態を説明するためのブロック図。
【図15】単一のユニットを搭載したブースターに複数の送信端子を設けた構成と、対基地局アンテナに指向性を持たせた構成を付加した実施形態を説明するためのブロック図。
【図16】図15の変形例を説明するためのブロック図。
【符号の説明】
100 ブースター 117,118 対移動機アンテナ
U1,Un ユニット 119 分配器
101 対基地局アンテナ 119′ 分配合成器
102 アンテナ共用器 121 子部
103 第1周波数変換器 122 下り光信号伝送路
104 第1フィルタ 123 上り光信号伝送路
105 分配器 124,127 電気/光変換器
106 第3周波数変換器 125,128 光/電気変換器
107 下り可変増幅器 126 共用器
108 第2周波数変換器 129 位相器
109 第2フィルタ 130 合成分配器
110 第4周波数変換器 131 位相制御装置
111 上り可変増幅器 132 送信端子
112 受信器 133 位相器
113 利得制御器 134 増幅器
114 下り信号伝送路 135 レベル調整器
115 上り信号伝送路
116 合成器
116′ 合成分配器

Claims (5)

  1. 基地局と移動機との間で送受信されるべき信号を受信し、増幅し、送信するブースターであって、
    前記基地局から前記移動機への下り信号を増幅する下り可変増幅器及び前記移動機から前記基地局への上り信号を増幅する上り可変増幅器と、
    前記基地局が送信した基準信号を受信し、この基準信号の前記ブースターにおける受信電力を測定する基準信号受信測定手段と、
    前記基準信号の前記基地局における送信電力の情報を受信する送信電力情報受信手段と、
    前記上り信号増幅手段により増幅された上り信号の前記ブースターにおける雑音電力を測定する雑音電力測定手段と、
    前記基準信号の前記基地局における送信電力、前記基準信号の前記ブースターにおける受信電力及び前記増幅された上り信号の前記ブースターにおける雑音電力に基づいて前記上り信号の増幅の利得及び下り信号の増幅の利得を制御する利得制御手段とを備えたブースターにおいて、
    前記下り信号の周波数を、この下り信号の周波数より低い周波数の中間周波信号に変換する第1周波数変換器及び前記上り信号の周波数をこの上り信号の周波数より低い周波数の中間周波信号に変換する第2周波数変換器と、
    この第1周波数変換器及び第2周波数変換器で周波数変換した中間周波信号を前記下り信号に割当てられた帯域の信号及び上り信号に割当てられた帯域の信号にろ波する第1フィルタ及び第2フィルタと、
    この第1フィルタ及び第2フィルタでろ波した信号を前記移動機に発信するための無線周波数信号及び前記基地局に発信するための無線周波数信号に変換する第3周波数変換器及び第4周波数変換器と、
    を設けた構成とし
    前記第1フィルタによってろ波された信号の一部が、前記基準信号受信測定手段と、前記送信電力情報受信手段とに入力され、
    前記第1周波数変換器と、第1フィルタと、第3周波数変換器と、下り可変増幅器とによって構成される下り信号伝送路と、前記第2周波数変換器と、第2フィルタと、第4周波数変換器及び上り可変増幅器とによって構成される上り信号伝送路が複数設けられ、
    複数の下り信号伝送路でそれぞれが異なる帯域の信号にろ波されて増幅された下り信号は、合成器で合成され、その合成出力は、電気/光変換器で光信号に変換され、この光信号は下り光伝送線路を通じて子部に伝送され、子部において光/電気変換器で電気信号に変換され、その変換出力は対移動機アンテナに給電され、
    対移動機アンテナに誘起された移動機からの上り信号は電気/光変換器で光信号に変換され、この光信号は上り光伝送線路を通じて前記ブースターに伝送され、ブースターに設けた光/電気変換器で電気信号に変換され、この電気信号は分配器に入力され、その分配器により前記複数の上り信号伝送路に分配され、分配された各上り信号は前記複数の上り信号伝送路でそれぞれが異なる帯域の信号にろ波され、増幅されて対基地局アンテナに給電される、
    構成としたことを特徴とするブースター。
  2. 基地局と移動機との間で送受信されるべき信号を受信し、増幅し、送信するブースターであって、
    前記基地局から前記移動機への下り信号を増幅する下り可変増幅器及び前記移動機から前記基地局への上り信号を増幅する上り可変増幅器と、
    前記基地局が送信した基準信号を受信し、この基準信号の前記ブースターにおける受信電力を測定する基準信号受信測定手段と、
    前記基準信号の前記基地局における送信電力の情報を受信する送信電力情報受信手段と、
    前記基準信号の前記基地局における送信電力、前記基準信号の前記ブースターにおける受信電力に基づいて前記上り信号の増幅の利得及び下り信号の増幅の利得を制御する利得制御手段とを備えたブースターにおいて、
    前記下り信号の周波数を、この下り信号の周波数より低い周波数の中間周波信号に変換する第1周波数変換器及び前記上り信号の周波数をこの上り信号の周波数より低い周波数の中間周波信号に変換する第2周波数変換器と、
    この第1周波数変換器及び第2周波数変換器で周波数変換した中間周波信号を前記下り信号に割当てられた帯域の信号及び上り信号に割当てられた帯域の信号にろ波する第1フィルタ及び第2フィルタと、
    この第1フィルタ及び第2フィルタでろ波した信号を前記移動機に発信するための無線周波数信号及び前記基地局に発信するための無線周波数信号に変換する第3周波数変換器及び第4周波数変換器と、
    を設けた構成とし
    前記第1フィルタによってろ波された信号の一部が、前記基準信号受信測定手段と、前記送信電力情報受信手段とに入力され、
    前記第1周波数変換器と、第1フィルタと、第3周波数変換器と、下り可変増幅器とによって構成される下り信号伝送路と、前記第2周波数変換器と、第2フィルタと、第4周波数変換器及び上り可変増幅器とによって構成される上り信号伝送路が複数設けられ、
    複数の下り信号伝送路でそれぞれが異なる帯域の信号にろ波されて増幅された下り信号は、合成器で合成され、その合成出力は、電気/光変換器で光信号に変換され、この光信号は下り光伝送線路を通じて子部に伝送され、子部において光/電気変換器で電気信号に変換され、その変換出力は対移動機アンテナに給電され、
    対移動機アンテナに誘起された移動機からの上り信号は電気/光変換器で光信号に変換され、この光信号は上り光伝送線路を通じて前記ブースターに伝送され、ブースターに設けた光/電気変換器で電気信号に変換され、この電気信号は分配器に入力され、その分配器により前記複数の上り信号伝送路に分配され、分配された各上り信号は前記複数の上り信号伝送路でそれぞれが異なる帯域の信号にろ波され、増幅されて対基地局アンテナに給電される、
    構成としたことを特徴とするブースター。
  3. 請求項1又は2記載のブースターにおいて、前記電気/光変換器は前記合成器の合成出力を複数の光信号に変換し、この複数の光信号を複数の下り光伝送線路を通じて複数の子部に伝送し、各子部において光/電気変換器で電気信号に変換し、その変換出力をそれぞれ対移動機アンテナに給電すると共に、対移動機アンテナに誘起された移動機からの上り信号は各子部に設けられた電気/光変換器で光信号に変換し、この光信号を上り光伝送線路を通じてブースターに伝送し、ブースターに設けた光/電気変換器で電気信号に変換し、この電気信号を前記分配器に入力する構成としたことを特徴とするブースター。
  4. 請求項1,2,3記載のブースターの何れかにおいて、対基地局アンテナがアレー状に配置され、アレー状に配置された複数の対基地局アンテナに誘起された信号の位相及びアレー状に配置された複数の対基地局アンテナに給電する信号のそれぞれの位相を調整する位相器が設けられ、この位相器の設定により前記アレー状に配置された対基地局アンテナの指向方向を設定可能としたことを特徴とするブースター。
  5. 請求項1,2,3,4記載のブースターの何れかにおいて、前記下り可変増幅器及び上り可変増幅器は、前記第1フィルタ及び第2フィルタにより下り信号及び上り信号に割当てられた帯域に制限された下り信号及び上り信号を前記利得制御手段によって制御される利得に従って増幅することを特徴とするブースター利得制御方法。
JP2001265402A 2001-09-03 2001-09-03 ブースター、ブースター利得制御方法 Expired - Fee Related JP3973385B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001265402A JP3973385B2 (ja) 2001-09-03 2001-09-03 ブースター、ブースター利得制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001265402A JP3973385B2 (ja) 2001-09-03 2001-09-03 ブースター、ブースター利得制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003078463A JP2003078463A (ja) 2003-03-14
JP3973385B2 true JP3973385B2 (ja) 2007-09-12

Family

ID=19091871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001265402A Expired - Fee Related JP3973385B2 (ja) 2001-09-03 2001-09-03 ブースター、ブースター利得制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3973385B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010187188A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Softbank Mobile Corp 無線中継装置及び無線中継システム
JP2014086769A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Softbank Mobile Corp 無線中継装置、無線中継方法、及び無線中継プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003078463A (ja) 2003-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10491273B2 (en) Distributed antenna system for MIMO signals
KR101336531B1 (ko) 멀티-섹터, 옴니-기지국에서 결합기 손실을 감소시키는 방법 및 장치
US7450853B2 (en) Signal transmission apparatus and method for optical base station
CN105577206B (zh) 具有相移部件的分集接收机前端系统
KR101118919B1 (ko) 송수신모듈을 내장한 기지국 안테나장치
WO1994026035B1 (en) Use of diversity transmission to relax adjacent channel requirements in mobile telephone systems
US20110267976A1 (en) Wireless relay apparatus and wireless relay system
JP2007528665A (ja) アンテナダイバーシチシステムにおいてフィーダの数を低減させる方法、装置、基地局、及び基地局サイト
CA2660617C (en) Broadband amplifying device
WO2002071632A2 (en) Improved channel booster amplifier
JP3973385B2 (ja) ブースター、ブースター利得制御方法
CN202221998U (zh) 混模收发信机
JP2006295309A (ja) 光多段中継システム
JP4411302B2 (ja) マルチバンド送受信装置
JP2004214939A (ja) Tv受信用増幅装置
JP3877932B2 (ja) 無線通信システム
KR100607652B1 (ko) 섹터 병합을 위한 기지국 장치 및 그의 송수신 방법
JP3095126B2 (ja) 移動無線周波数選択形中継装置
KR101182035B1 (ko) 복수안테나를 구비한 원격 기지국 유닛 및 양방향 광 무선네트워크
KR200297971Y1 (ko) 기지국 액티브 어레이 안테나
JP3231988B2 (ja) 光変換中継増幅装置の複数帯域分配合成方式
JP5367741B2 (ja) アンテナダイバーシチシステムにおいてフィーダの数を低減させる方法、装置、基地局、及び基地局サイト
KR20000042956A (ko) 2웨이 파장분할 다중방식의 광중계기 시스템
JP2000031879A (ja) 無線中継増幅装置
KR100294705B1 (ko) 3파장분할 다중화 방식의 기지국 원격 광중계장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040929

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130622

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees