JP3971930B2 - 動画像符号化方法と装置、並びにこの方法の実行プログラムとこの方法の実行プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

動画像符号化方法と装置、並びにこの方法の実行プログラムとこの方法の実行プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画素信号と画素信号に対応した形状信号とから構成される矩形形状の画像フレームを入力とし、VOP(形状信号により形状が存在する画素信号の領域)内を符号化したビットストリームを出力とし、動き推定処理のための参照画像としてVOP外に画素値を代入する参照パディング処理を備えた動画像符号化方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
MPEG−4などの動画像符号化アルゴリズムでは、参照画像のVOP外の画素値をVOP内の画素値から生成することでVOP外を指定する動きベクトルも生成可能としている。このため、動画像符号化装置と復号装置で参照画像に対する参照パディングが必要となる。
【0003】
参照パディング処理は、動き補償後の画像に対し、パディング処理を施すため、従来の動画像符号化システムでは、VOP内の画素があるマクロブロックを符号化した後、VOP内のローカルデコード画像を生成し、その後、VOP外とVOP境界のマクロブロックに対してバディング処理を施すのが一般的である。したがって、入力画像をメモリに格納し、その後、形状信号をメモリから読み出し、参照パディングの処理方法を決定し、その後、メモリから画素信号を読み出して参照パディング処理を行う必要がある。
【0004】
参照画像のパディングはマクロブロック単位で行われ、VOPとの関係により下記の3種類の何れかのパディングが行われる(文献“三木弼一編/著「MPEG−4のすべて 多彩な映像、音声を自在に符号化する」、工業調査会、1998年9月発行、ISBN:4−7693−1167−2”参照)。
【0005】
1)VOP境界を含むマクロブロック
水平方向および垂直方向のパディング、
2)VOP境界を含むマクロブロックに隣接するVOP外のブロック
拡張パディング、
3)上記以外のVOP外のマクロブロック
一定値パディング。
【0006】
参照画像のパディングは、参照画像のパウンディングボックス内のみ行われ、パディング単位であるマクロブロック位置は、符号化時の(動き補償及びDCT符号化を行う)マクロブロックである。パウンディングボックス外の画素値を動き検出・動き補償で参照する場合は、フレーム単位符号化でフレーム外の画素値を参照する場合と同様に扱い、パウンデイングボックス内部の境界部の画素値が水平・垂直方向に連続しているものとする(境界部がVOP外の画素の場合は、境界パディング/拡張パディング/一定値パディングした値が連続しているものとする)。
【0007】
1)VOP境界のパディング
VOP境界部のパディング処理は、水平方向パディングと垂直方向パディングの2ステップで行われる。
【0008】
a)水平方向パディング
水平方向パディングは、VOP内の画素を水平方向にコピーし、VOP外の画素の画素値とする方法である。VOP外の画素値は、マクロブロック内の同じ水平ラインの右位置と定位置の最も近いVOP内画素値の平均値となる。なお、マクロブロックの右位置もしくは定位置にのみVOP内の画素値が存在する場合は、その画素値をVOP外の画素値とし、右位置および定位置のいずれもVOP内画系が存在しない場合は、垂直方向パディングを行う。
【0009】
b)垂直方向パディング
垂直パディングは水平方向パディングを行ったマクロブロックに対し、垂直方向に水平方向パディングと同じ処理を行う。すなわち、VOP外の画素値は、マクロブロック内の同じ垂直コラムの上位置と下位置の最も近いVOP内画素値または水平パディング値の平均値となる。マクロブロックの上位置もしくは下位置にのみVOP内の画素値または水平パディング値が存在する場合は、その画素値をVOP外の画素値とする。なお、垂直パディングは、水平方向パディングが行われなかったVOP外画素にのみ行われる。
【0010】
2)拡張パディング
VOP外のマクロブロックに対し、隣接する上下左右の4方向の何れかのマクロブロックがVOP内部の画素を有する場合に、そのVOP内部の画素を含むマクロブロックの画素でパディングを行うことを拡張パディングと呼ぶ。4方向の隣接するマクロブロックの中で、VOP内部の画素を含むマクロブロックが複数個存在する場合は、下記a)〜d)の規則で1つを選択し、参照マクロブロックとする(この参照マクロブロックの選択順序は、ソフトウェアでデコードする際に、メモリが効率良くアクセスできることを考慮して決定された)。
【0011】
a)左マクロブロックがVOP内の画素を含んでいれば、左マクロブロックを参照マクロブロックとする。
【0012】
b)a)の条件が成立しないが、上マクロブロックがVOP内の画素を含んでいれば、上マクロブロックを参照マクロブロックとする。
【0013】
c)a)とb)の条件が成立しないが、右マクロブロックがVOP内の画素を含んでいれば、右マクロブロックを参照マクブロックとする。
【0014】
d)a),b)及びc)の条件が成立しない場合は、下マクロブロックを参照マクロブロックとする。
【0015】
拡張パディングでは、隣接する参照マクロブロックの境界の画素値を水平または垂直方向にコピーする。マクロブロックの右端画素の画素値を右側に繰り返しコピーすることで、拡張パディングが実現される。参照ブロックが右マクロブロックの場合は左側への繰り返しコピーとなり、上マクロブロックおよび下マクロブロックが参照マクロブロックの場合は、それぞれ下側または上側への繰り返しコピーとなる。
【0016】
なお、参照マクロブロックの境界の画素がVOP外の場合は、1)の境界パディシグの結果をその画素の画素値とする。
【0017】
3)一定値パディング
参照画像のVOP外のマクロブロックで、拡張パディングが行われないマクロブロックでは、画素値として一定値128(カラー信号のグレーに相当する)をそのマクロブロックの画素値とする。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の動画像符号化システムでは、参照パディングの処理方法を決定する処理に、以下のような問題が生じる。
【0019】
1.入力画像をメモリに格納した後、参照パディングの処理方法を判定するために、形状信号をメモリから読み出す必要がある。参照画像になる画像フレームでは、SDTVの場合、約10Mbps、HDTVの場合、約60Mbps程度のメモリバンド幅を必要とする。
【0020】
2.入力時に参照パディングの処理方法を決定しない場合、参照画像生成後にパディング処理を行う必要があり、パディング処理のために画素信号をメモリから読み出したり格納したりする必要がある。この処理については、VOPの形状に依存する。例として、画像フレームの20%が境界パディングの対象のブロック、20%が拡張パディングの対象のブロック、10%が一定値パディングの対象のブロックだと仮定すると、参照画像になる画像フレームでは、SDTVの場合、約23Mbps、HDTVの場合、約140Mbps程度のメモリバンド幅を必要とする。
【0021】
以上により、従来の方法では、メモリバンド幅が大きくなるという問題があった。
【0022】
本発明の目的は、参照パディングの処理を行う動画像符号化の際に、メモリバンド幅を削減した動画像符号化方法と装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、画素信号と画素信号に対応した形状信号とから構成される矩形形状の画像フレームを入力とし、形状信号により形状が存在する画素信号の領域(以下、VOPと呼ぶ)内を符号化したビットストリームを出力とし、動き推定処理のための参照画像としてVOP外に画素値を代入する参照パディング処理を備えた動画像符号化方法において、画像フレームを入力する時に、入力される形状信号から参照画像パディングの処理方法を決定する第1の段階と、画素信号と形状信号と参照パディングの処理方法を入力し、VOP内を符号化する第2の段階と、を有することを特徴とする動画像符号化方法を手段とする。
【0024】
あるいは、上記の動画像符号化方法の第1の段階において、画像フレームを複数のブロックに分割したブロック毎に、VOPとの関係により、−(状態1)VOP内の画素とVOP外の画素が混在するブロック(以下、VOP境界と呼ぶ)、−(状態2)VOP外のブロックで隣接する上下左右の4方向の何れかのブロックがVOP内の画素を有するブロック、−(状態3)上記以外のVOP外のブロック、に分類する第3の段階と、前記各状態により、参照パディングの処理方法を、−(状態1)の場合、水平方向および垂直方向のパディングを行うVOP境界パディング、−(状態2)の場合、隣接する上下左右の4方向の何れかのブロックの画素でパディングを行う拡張パディング、−(状態3)の場合、一定値パディング、に決定する第4の段階と、を有することを特徴とする動画像符号化方法を手段とする。
【0025】
あるいは、上記の動画像符号化方法の第3、第4の段階において、メモリ上に、水平方向のブロック数分を1セットとし、複数個の当該データ((以下、参照パディングの処理方法を決定するためのデータ領域と呼ぶ)を用意し、初期設定として参照パディングの方法を一定値パディングとする第5の段階と、1ブロックの水平方向の画素数の形状値を入力とし、−(状態1)全ての画素がVOP内である状態、−(状態2)全ての画素がVOP外である状態、−(状態3)VOP内の画素とVOP外の画素が混在している状態、に分類する第6の段階と、入力されたブロックの更新中のラインに対応した1ライン前のラインの状態(以下、(過去のラインの状態)と呼ぶ)に基づきライン方向に繰り返し行い、第5の段階で取得した状態から、メモリに格納されている参照パディングの処理方法を・(状態a)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態b)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態c)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態をVOP内、・(状態d)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態1)である場合、次の状態をVOP内、・(状態e)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を一定値パディング、・(状態f)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態g)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を拡張パディング、・(状態h)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態2)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態i)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態j)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態k)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態l)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、に更新する第7の段階と、第6の段階と第7の段階を水平方向のブロック数分繰り返すことをブロックの垂直ライン数分繰り返し、ブロックの最後のラインを処理する時に、境界パディングと判定した場合、隣接する上下左右のブロックの状態を過去のブロックの状態から・上に隣接するブロックの状態を−(過去のブロックの状態)がVOP内の場合、VOP内、−(過去のブロックの状態)が一定値パディングの場合、次の状態を下に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、−(過去のブロックの状態)が境界パディングの場合、境界パディング、・左に隣接するブロックの状態を−(過去のブロックの状態)がVOP内の場合、VOP内、−(過去のブロックの状態)が一定値パディング、あるいは、下に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディングの場合、次の状態を右に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、−(過去のブロックの状態)が境界パディングの場合、境界パディング、・下に隣接するブロックの状態を−(過去のブロックの状態)が一定値パディングの場合、次の状態を上に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、・右に隣接するブロックの状態を−(過去のブロックの状態)が一定値パディング、あるいは、上に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディングの場合、次の状態を左に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、の値に更新する第8の段階と、を有することを特徴とする動画像符号化方法を手段とする。
【0026】
また、本発明は、画素信号と画素信号に対応した形状信号とから構成される矩形形状の画像フレームを入力とし、VOP内を符号化したビットストリームを出力とし、動き推定処理のための参照画像としてVOP外に画素値を代入する参照パディング処理を備えた動画像符号化装置において、画像フレームを入力する時に、入力される形状信号から参照画像パディングの処理方法を決定する第1の手段と、画素信号と形状信号と参照パディングの処理方法を入力し、VOP内を符号化する第2の手段と、を具備することを特徴とする動画像符号化装置を手段とする。
【0027】
あるいは、上記の動画像符号化装置の第1の手段において、画像フレームを複数のブロックに分割したブロック毎に、VOPとの関係により、−(状態1)VOP内の画素とVOP外の画素が混在するブロック(VOP境界)、−(状態2)VOP外のブロックで隣接する上下左右の4方向の何れかのブロックがVOP内の画素を有するブロック、−(状態3)上記以外のVOP外のブロック、に分類する第3の手段と、前記各状態により、参照パディングの処理方法を、−(状態1)の場合、水平方向および垂直方向のパディングを行うVOP境界パディング、−(状態2)の場合、隣接する上下左右の4方向の何れかのブロックの画素でパディングを行う拡張パディング、−(状態3)の場合、一定値パディング、に決定する第4の手段と、を具備することを特徴とする動画像符号化装置を手段とする。
【0028】
あるいは、上記の動画像符号化装置の第3、第4の手段において、メモリ上に、水平方向のブロック数分を1セットとし、参照パディングの処理方法を決定するための複数個の当該データ領域を用意し、初期設定として参照パディングの方法を一定値パディングとする第5の手段と、1ブロックの水平方向の画素数の形状値を入力とし、−(状態1)全ての画素がVOP内である状態、−(状態2)全ての画素がVOP外である状態、−(状態3)VOP内の画素とVOP外の画素が混在している状態、に分類する第6の手段と、入力されたブロックの更新中のラインに対応した1ライン前の(過去のラインの状態)に基づきライン方向に繰り返し行い、第5の手段で取得した状態から、メモリに格納されている参照パディングの処理方法を・(状態a)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態b)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態c)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態をVOP内、・(状態d)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態1)である場合、次の状態をVOP内、・(状態e)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を一定値パディング、・(状態f)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態g)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を拡張パディング、・(状態h)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態2)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態i)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態j)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態k)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、・(状態l)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、に更新する第7の手段と、第6の手段と第7の手段を水平方向のブロック数分繰り返すことをブロックの垂直ライン数分繰り返し、ブロックの最後のラインを処理する時に、境界パディングと判定した場合、隣接する上下左右のブロックの状態を過去のブロックの状態から・上に隣接するブロックの状態を−(過去のブロックの状態)がVOP内の場合、VOP内、−(過去のブロックの状態)が一定値パディングの場合、次の状態を下に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、−(過去のブロックの状態)が境界パディングの場合、境界パディング、・左に隣接するブロックの状態を−(過去のブロックの状態)がVOP内の場合、VOP内、−(過去のブロックの状態)が一定値パディング、あるいは、下に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディングの場合、次の状態を右に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、−(過去のブロックの状態)が境界パディングの場合、境界パディング、・下に隣接するブロックの状態を−(過去のブロックの状態)が一定値パディングの場合、次の状態を上に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、・右に隣接するブロックの状態を−(過去のブロックの状態)が一定値パディング、あるいは、上に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディングの場合、次の状態を左に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、の値に更新する第8の手段と、を具備することを特徴とする動画像符号化装置を手段とする。
【0029】
また、本発明は、コンピュータに上記の動画像符号化方法を実行させるプログラム、あるいは、コンピュータに上記の動画像符号化方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体を手段とする。
【0030】
本発明では、入力画像をメモリに格納する時に形状信号から参照パディングの処理方法を決定することにより、形状信号をメモリに記憶した後、またメモリから読み出す必要をなくし、メモリのI/Oレートを削減する。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0032】
図1は、本発明の第一の実施形態例の構成とその処理を示している。
【0033】
図中1,2は、入力の画素信号と形状信号を示す。図中1は、輝度信号と色差信号から構成される画素信号を示し、図中2は、画素信号に対応した形状信号を示している。図中3は、動画像符号化システムを示し、図中4は、動画像符号化システムの入力部を示す。図中1,2の画素信号と形状信号は、図中4の入力部に入力され、第1の手段により、入力される形状信号から参照パディングの処理方法が決定され、図中5の画素信号(輝度信号、色差信号)と、図中6の形状信号と、図中7の参照パディングの処理方法が出力される。
【0034】
図中8は、第2の手段を示し、図中5の画素信号と、図中6の形状信号と、図中7の参照パディングの処理方法を入力し、VOPを符号化し、図中9のビットストリームを出力する。
【0035】
図2は、本発明の第二の実施形態例を示し、上記入力部4の第1の手段の構成と処理を示している。
【0036】
図中21は、入力の形状信号を示す。図中22は、第3の手段を示し、入力される形状信号から、(状態1)VOP境界のブロック、(状態2)VOP外のブロックで隣接する上下左右の4方向の何れかのブロックがVOP内の画素を有するブロック、(状態3)上記以外のVOP外のブロック、に分類する。図中23は、第3の手段で判断した状態を示し、図中24の第4の手段に入力される。
【0037】
図中24の第4の手段では、入力された状態により、参照画像のパディング方法を、(状態1)の場合、水平方向および垂直方向のパディングを行うVOP境界パディング、(状態2)の場合、隣接する上下左右の4方向の何れかのブロックの画素でパディングを行う拡張パディング、(状態3)の場合、一定値パディング、と決定し、図中25で出力する。
【0038】
図3は、本発明の第三の実施形態例を示し、上記第3、第4の手段の構成とその処理を示している。
【0039】
図中301は、第5の手段を示し、図中302は、水平方向のブロック数を1セットとし、3セット分のデータ領域を示している。第5の手段は、初期設定として、全てのデータ領域の参照パディングの方法を一定値パディングとする。
【0040】
図中303は、入力される画素に対応した形状値を示している。形状値は1ラインごとにラスタ順に入力される。このため、状態の判定305をラインごとに行い、このラインごとの判定処理をブロックのライン数分繰り返すことにより、1つのブロック列内に含まれる全ブロックの状態が決定される。図では、例として、ブロックの水平方向の画素数を8画素にした場合を示している。図中304は、第6の手段を示し、図中303の形状値は図中305に入力され、形状値の値により図中306,307,308に示す状態に対応するか判定を行う。図中306は、(状態1)全ての画素がVOP内であることを示し、図中307は、(状態2)全ての画素がVOP外であることを示し、図中308は、(状態3)VOP内の画素とVOP外の画素が混在していることを示す。
【0041】
図中309は、第7の手段を示し、図中310はメモリを示す。第7の手段は、第6の手段で判定した状態と図3、図4に示す更新処理対象のブロック内の更新中のラインに対応した1ライン前のラインの状態(以下、過去のラインの状態という。)に基づき、ライン方向に繰り返し以下の更新処理を行う。
・(状態a)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態を境界パディング、
・(状態b)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態を境界パディング、
・(状態c)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態をVOP内、
・(状態d)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態1)である場合、次の状態をVOP内、
・(状態e)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を一定値パディング、
・(状態f)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を境界パディング、
・(状態g)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を拡張パディング、
・(状態h)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態2)である場合、次の状態を境界パディング、
・(状態i)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
・(状態j)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
・(状態k)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
・(状態l)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング。
【0042】
上記処理を1つのブロック列のライン数分繰り返して1つのブロック列内に含まれる全てのブロックの参照画像パディングのタイプが決定される。図3では、例として、図中311のデータを更新している。
【0043】
図中312は、第8の手段を示し、第6の手段と第7の手段を繰り返し行い、水平方向のブロック数分繰り返すことをブロックの垂直ライン数分繰り返し、ブロックの最後のラインを処理する時に、境界パディングと判定した場合、隣接する上下左右のブロックの状態を過去のブロックの状態から
・上に隣接するブロックの状態を
−(過去のブロックの状態)がVOP内の場合、VOP内、
−(過去のブロックの状態)が一定値パディングの場合、次の状態を下に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
−(過去のブロックの状態)が境界パディングの場合、境界パディング、
・左に隣接するブロックの状態を
−(過去のブロックの状態)がVOP内の場合、VOP内、
−(過去のブロックの状態)が一定値パディング、あるいは、下に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディングの場合、次の状態を右に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
−(過去のブロックの状態)が境界パディングの場合、境界パディング、
・下に隣接するブロックの状態を
−(過去のブロックの状態)が一定値パディングの場合、次の状態を上に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
・右に隣接するブロックの状態を
−(過去のブロックの状態)が一定値パディング、あるいは、上に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディングの場合、次の状態を左に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
の値に更新する。
【0044】
1つのブロック列の最後のブロックの処理が終了した場合には、図中313に示すように、処理が終了した上のブロック列に関する参照画像パディングのタイプを示すデータをメモリに格納し、次のブロックの処理を行う。
【0045】
なお、図1〜図3で示した各実施形態例の構成の一部もしくは全部の機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、あるいは、各実施形態例の処理の段階をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその機能を実現するためのプログラム、あるいは、コンピュータにその処理の段階を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、FD(フロッピーディスク(登録商標))や、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明により明らかなように、本発明によれば、形状信号の入力時に参照パディングの処理方法を決定できるため、形状信号をメモリに記憶した後、またメモリから読み出す必要がなくなり、メモリのI/Oレートを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態例を示す図である。
【図2】本発明の第二の実施形態例を示す図である。
【図3】本発明の第三の実施形態例を示す図である。
【図4】上記第三の実施形態例における領域データの更新の様子を示す図である。
【符号の説明】
1…画素信号
2…形状信号
3…動画像符号化システム
4…入力部
5…画素信号
6…形状信号
7…参照パディングの処理方法
21…形状信号
22…第3の手段
23…状態
24…第4の手段
25…参照パディングの処理方法
301…第5の手段
302…データ領域
303…形状値
304…第6の手段
305…状態の判定
306…(状態1)
307…(状態2)
308…(状態3)
309…第7の手段
310…メモリ
311…更新されるブロック
312…第8の手段
313…最後のブロックの処理

Claims (4)

  1. 画素信号と画素信号に対応した形状信号とから構成される矩形形状の画像フレームを入力とし、形状信号により形状が存在する画素信号の領域(以下、VOPと呼ぶ)内を符号化したビットストリームを出力とし、動き推定処理のための参照画像としてVOP外に画素値を代入する参照パディング処理を備えた動画像符号化方法において、
    画像フレームを入力する時に、入力される形状信号から参照画像パディングの処理方法を決定する第1の段階と、
    画素信号と形状信号と参照パディングの処理方法を入力し、VOP内を符号化する第2の段階と、を有し、
    前記第1の段階は、画像フレームを複数のブロックに分割したブロック毎に、VOPとの関係により、
    −(状態1)VOP内の画素とVOP外の画素が混在するブロック(以下、VOP境界と呼ぶ)、
    −(状態2)VOP外のブロックで隣接する上下左右の4方向の何れかのブロックがVOP内の画素を有するブロック、
    −(状態3)上記以外のVOP外のブロック、に分類する第3の段階と、
    前記各状態により、参照パディングの処理方法を、
    −(状態1)の場合、水平方向および垂直方向のパディングを行うVOP境界パディング、
    −(状態2)の場合、隣接する上下左右の4方向の何れかのブロックの画素でパディングを行う拡張パディング、
    −(状態3)の場合、一定値パディング、
    に決定する第4の段階と、を有し、
    前記第3、第4の段階は、メモリ上に、水平方向のブロック数分を1セットとし、複数個の当該データ((以下、参照パディングの処理方法を決定するためのデータ領域と呼ぶ)を用意し、初期設定として参照パディングの方法を一定値パディングとする第5の段階と、
    1ブロックの水平方向の画素数の形状値を入力とし、
    −(状態1)全ての画素がVOP内である状態、
    −(状態2)全ての画素がVOP外である状態、
    −(状態3)VOP内の画素とVOP外の画素が混在している状態、
    に分類する第6の段階と、
    入力されたブロックの更新中のラインに対応した1ライン前のラインの状態(以下、(過去のラインの状態)と呼ぶ)に基づきライン方向に繰り返し行い、第5の段階で取得した状態から、メモリに格納されている参照パディングの処理方法を
    ・(状態a)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態b)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態c)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態をVOP内、
    ・(状態d)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態1)である場合、次の状態をVOP内、
    ・(状態e)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を一定値パディング、
    ・(状態f)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態g)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を拡張パディング、
    ・(状態h)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態2)である場合、次の状 態を境界パディング、
    ・(状態i)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態j)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態k)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態l)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
    に更新する第7の段階と、
    第6の段階と第7の段階を水平方向のブロック数分繰り返すことをブロックの垂直ライン数分繰り返し、ブロックの最後のラインを処理する時に、境界パディングと判定した場合、隣接する上下左右のブロックの状態を過去のブロックの状態から
    ・上に隣接するブロックの状態を
    −(過去のブロックの状態)がVOP内の場合、VOP内、
    −(過去のブロックの状態)が一定値パディングの場合、次の状態を下に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
    −(過去のブロックの状態)が境界パディングの場合、境界パディング、
    ・左に隣接するブロックの状態を
    −(過去のブロックの状態)がVOP内の場合、VOP内、
    −(過去のブロックの状態)が一定値パディング、あるいは、下に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディングの場合、次の状態を右に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
    −(過去のブロックの状態)が境界パディングの場合、境界パディング、
    ・下に隣接するブロックの状態を
    −(過去のブロックの状態)が一定値パディングの場合、次の状態を上に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
    ・右に隣接するブロックの状態を
    −(過去のブロックの状態)が一定値パディング、あるいは、上に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディングの場合、次の状態を左に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
    の値に更新する第8の段階と、を有する
    ことを特徴とする動画像符号化方法。
  2. 画素信号と画素信号に対応した形状信号とから構成される矩形形状の画像フレームを入力とし、VOP内を符号化したビットストリームを出力とし、動き推定処理のための参照画像としてVOP外に画素値を代入する参照パディング処理を備えた動画像符号化装置において、
    画像フレームを入力する時に、入力される形状信号から参照画像パディングの処理方法を決定する第1の手段と、
    画素信号と形状信号と参照パディングの処理方法を入力し、VOP内を符号化する第2の手段と、を具備し、
    前記第1の手段は、画像フレームを複数のブロックに分割したブロック毎に、VOPとの関係により、
    −(状態1)VOP内の画素とVOP外の画素が混在するブロック(VOP境界)、
    −(状態2)VOP外のブロックで隣接する上下左右の4方向の何れかのブロックがVOP内の画素を有するブロック、
    −(状態3)上記以外のVOP外のブロック、に分類する第3の手段と、
    前記各状態により、参照パディングの処理方法を、
    −(状態1)の場合、水平方向および垂直方向のパディングを行うVOP境界パディング、
    −(状態2)の場合、隣接する上下左右の4方向の何れかのブロックの画素でパディングを行う拡張パディング、
    −(状態3)の場合、一定値パディング、
    に決定する第4の手段と、を具備し、
    前記第3、第4の手段は、メモリ上に、水平方向のブロック数分を1セットとし、参照パディングの処理方法を決定するための複数個の当該データ領域を用意し、初期設定として参照パディングの方法を一定値パディングとする第5の手段と、
    1ブロックの水平方向の画素数の形状値を入力とし、
    −(状態1)全ての画素がVOP内である状態、
    −(状態2)全ての画素がVOP外である状態、
    −(状態3)VOP内の画素とVOP外の画素が混在している状態、
    に分類する第6の手段と、
    入力されたブロックの更新中のラインに対応した1ライン前の(過去のラインの状態)に基づきライン方向に繰り返し行い、第5の手段で取得した状態から、メモリに格納されている参照パディングの処理方法を
    ・(状態a)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態b)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態c)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態1)である場合、次の状態をVOP内、
    ・(状態d)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態1)である場合、次の状態をVOP内、
    ・(状態e)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を一定値パディング、
    ・(状態f)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態g)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態2)である場合、次の状態を拡張パディング、
    ・(状態h)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態2)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態i)(過去のラインの状態)が一定値パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態j)(過去のラインの状態)が境界パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態k)(過去のラインの状態)が拡張パディング、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
    ・(状態l)(過去のラインの状態)がVOP内、かつ、(状態3)である場合、次の状態を境界パディング、
    に更新する第7の手段と、
    第6の手段と第7の手段を水平方向のブロック数分繰り返すことをブロックの垂直ライン数分繰り返し、ブロックの最後のラインを処理する時に、境界パディングと判定した場合、隣接する上下左右のブロックの状態を過去のブロックの状態から
    ・上に隣接するブロックの状態を
    −(過去のブロックの状態)がVOP内の場合、VOP内、
    −(過去のブロックの状態)が一定値パディングの場合、次の状態を下に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
    −(過去のブロックの状態)が境界パディングの場合、境界パディング、
    ・左に隣接するブロックの状態を
    −(過去のブロックの状態)がVOP内の場合、VOP内、
    −(過去のブロックの状態)が一定値パディング、あるいは、下に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディングの場合、次の状態を右に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
    −(過去のブロックの状態)が境界パディングの場合、境界パディング、
    ・下に隣接するブロックの状態を
    −(過去のブロックの状態)が一定値パディングの場合、次の状態を上に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
    ・右に隣接するブロックの状態を
    −(過去のブロックの状態)が一定値パディング、あるいは、上に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディングの場合、次の状態を左に隣接するブロックの画素値からコピーする拡張パディング、
    の値に更新する第8の手段と、を具備する
    ことを特徴とする動画像符号化装置。
  3. コンピュータに請求項1記載の動画像符号化方法を実行させるプログラム。
  4. コンピュータに請求項1記載の動画像符号化方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体。
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