JP3971014B2 - 医療用インナーウエア - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話やエンジン、モーター等から発生する電磁波ノイズを有効にカットし、ペースメーカーの誤動作に対する有害な電磁波や静電気を防止する医療用インナーウエアに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、身の回りの家庭電化製品から発生する高周波電磁波が人体の細胞、又は免疫システムに害を及ぼす危険性が問題視され、その研究が開始されている。
【0003】
また、ペースメーカーを使用している心臓病の患者は全国に数十万人いるといわれ、最近特に携帯電話の至近距離における使用によりペースメーカーの誤動作が多く問題になっている。これに関し、厚生省は97年4月よりペースメーカーを使用している患者へ携帯電話を最低22cm以上離すよう指導している。
【0004】
しかし、隣の人が、ペースメーカーを使用しているかどうか直ぐには分からないため、他人が至近距離で携帯電話を使用する危険が常に存在する。また、ペースメーカーを使用している患者自体も携帯電話を使用したいというニーズもあるが、現実には上記誤動作の危険のため使用できないでいる。携帯電話以外にもエンジンやモーター等から発生する高周波ノイズもペースメーカーを誤動作させる可能性があり、携帯芝刈り機等使用が制限されている機器が多くある。
【0005】
従来、このような高周波ノイズによるペースメーカーの誤動作を有効に防止する手段がなかった。
しかし、従来簡単に着用できて、安価で、軽く、かつ有効に電磁波を遮断し、静電気をも防止する着衣が存在しなかった。
【0006】
従来このような有害な電磁波を防ぐ製品として、ポリエステルにニッケルをコーティングした生地、金属繊維の生地等を用いたOAエプロン、透明な硬質プラスチック性のVDT(Video Display Terminal)フィルタ等が販売されている。しかし、金属繊維の生地は一般に高価であり、透明性に欠け、生地も厚いものが多い。固いプラスチック性のものはウエアに使えない。
【0007】
人体の電磁波シールドウエアとしては、電磁波を遮断すべき面積が広くなるので上記金属繊維の生地を用いると電磁波の遮断に要するコストが高くなる。また、生地は汚れがつきやすく、かつ汚れが目立ち易い欠点がある。上記コストの問題を解決するには、生地をメッシュ状に粗く織って金属繊維の使用量を削減することが考えられるが、織りを粗くした場合、金属繊維が縦横に動くので目くずれを起こし易い。従って、通常のメッシュは電磁波の遮断効果が充分に得られることが実験的にわかっている1.5mmの目の粗さが維持できない欠点がある。
【0008】
例えば、上記体内埋め込み式ペースメーカーの誤動作防止着衣として、特開平9−310208号公報のものがある。しかし、該公報のものはその記載内容から明らかなように、平織物にニッケル、銅等をコーティングしたものや 繊維に導電性材料をコーティングした織物を用いており、高価な生地の厚いもの、すなわちアウターウエアを意識している。一部メッシュも用いているが、顔を覆うメッシュとしてのみ用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、導電性を有する繊維が、編目の粗さが向こうが透けて見える程度で、かつ1.5mm以下のメッシュ状に編まれていることにより、トリコット編み機のような一般的な編み機で編むことが可能であって使用する繊維の分量も少なく、従って、着衣用シールド・ウエアのように電磁波を遮断する面積が広い場合でもコストが低く、また編み目の縦横の繊維が互いの動きを拘束することで目の粗さが一定に維持され、さらに編目の交差部分で絡み合った繊維同士の導電により電磁波の反射量・吸収量が大きくなり、電磁波の遮断効果が高い電磁波遮断ネットを用い、インナーウエアとして身体に密着して使用できる、安価で丈夫な医療用シールド・ウエアの電磁波防止兼静電防止ウエアを提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、導電性を有する繊維が縒りをかけられ、メッシュ状に編まれた電磁波遮断ネットを用いることにより、汚れがつきにくい上に汚れても汚れが目立ちにくく、柔軟性があり、しかも透明性があって中身が見え、さらには抗菌性も備え、静電気も防止する電磁波遮断ネットを用いたインナーウエアとして好適な上記シールド・ウエアを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の医療用インアーウエアは、導電性を有する繊維が、トリコット編みで、編目の粗さが向こうが透けて見える程度で、かつ1.5mm以下のメッシュ状に編まれ、編み目の縦横の繊維が互いの動きを拘束することで目の粗さが一定に維持されている電磁波遮断ネットから成り、心臓ペースメーカーを使用している患者が身体に密着させて着用することにより高周波ノイズによりペースメーカーが誤動作することを防止することを特徴とするものである。
【0012】
さらに、上記インナーウエアまたは着衣は、前記導電性を有する繊維が、2本以上の銀メッキをした単繊維に縒りをかけられた糸を用いて編んだものであることを特徴とするものである。
【0013】
上記電磁波遮断ネットは、トリコット編み機のような一般的な編み機で編むことが可能であって使用する繊維の分量も少なく、上記インナーウエアのように電磁波を遮断する面積が広い場合でもコストが低い。また編み目の縦横の繊維が互いの動きを拘束することで目の粗さが一定に維持されるので、形が崩れることがなく、洗濯することも可能である。さらに編目の交差部分で絡み合った繊維同士の導電により電磁波の反射量・吸収量が大きくなり、電磁波の遮断効果が高い。
【0014】
さらには、身体に自然に帯電する静電気を逃がす作用があり、帯電による様々な身体への影響を防止することができる。また、上記繊維は、銀メッキした単繊維を用いているので「抗菌性」が高く、インナーウエアとして身体に密着して用いる場合に、雑菌を殺し、清潔性が保たれるので、特に病人等が着用するのに好適である。また、前記導電性を有する繊維が、2本以上の銀メッキをした単繊維に縒りをかけられた糸を用いて編んだものであるので、糸がコイル状になって表面積が増加し、これによって電磁波の反射量・吸収量が増加し、電磁波の遮断効果が高い。
【0015】
【発明の実施の形態】
図6は本発明の電磁波シールド・インナーウエアに用いられる電磁波遮断ネット(MGネット)の拡大図である。
【0016】
この電磁波遮断ネット1は、金属繊維(銀、銅、ニッケル等)、カーボン繊維等の導電性を有するミクロンオーダーの、電磁波遮断材となるべき繊維糸と、基材となるべきポリエステルのような合成繊維糸とを縒り合わせた導電性を有する縒り糸、あるいは、2本以上の銀メッキをした単繊維に縒りをかけられた縒り糸を用い、例えばトリコット編み機のような一般的な編み機によって編まれたものであって、編目の粗さは、充分な電磁波遮断効果が得られることが実験的にわかっている1.5mm以下の粗さである。トリコット編みでネットを作ると、図8のように一つの升目がそれぞれ六角形となる向こうが透けて見えるネットが作れる。該ネットは、編み目の縦横の繊維が互いの動きを拘束することで目の粗さが一定に維持されていて、目崩れを起こすことがない。極端な例では、部分的に切れてもネットの形状はそのまま維持されて、ほぐれることがない。例えば、図7に示すメリヤス編みの場合は、図から明らかなように1箇所切れるとその近辺が直ぐほぐれ始め、また目崩れを起こし易い。
【0017】
また、上記ネットは一般的なトリコット編み機で作れるので、該ネットの製造コストは非常に低い。さらに、向こうが透けて見える程度のネットであるので、高価な金属繊維糸の使用量が布状のものに較べればはるかに少ない。すなわち、上記ネットは、製造コストと素材の使用量の両点から、電磁波遮断材として従来の電磁波遮断材(布等)に較べれば非常に安価に作れるという優れた特徴がある。
【0018】
上記電磁波遮断ネット(MGネット)の電磁波遮断率の測定結果を図8,図9に示す。該測定は、表1の条件でネットを介して両側に送受信アンテナを置いて透過減衰率を測定することにより行われた。
【0019】
【表1】
Figure 0003971014
上記電磁波遮断ネットは、低周波帯域(50MHz〜1.4GHz)では、電磁波を約97%減衰させ、高周波帯域(7GHz〜13GHz)では、約90%減衰させている。この発明の電磁波シールド・インナーウエアを着用すれば、携帯電話その他の外部電子機器等から発生する電磁波の身体への影響を軽減できるので、ペースメーカーの誤動作や身体への電磁波の悪影響を防ぐことができる。
【0020】
上記ネットの第2の利点は、導電性がある(表面電気比抵抗値0.05オーム/sq.以下)ので、静電気を逃がす作用(帯電防止効果)があることである。この帯電防止効果により帯電性疲労や静電気ショックを防止することができる。
【0021】
上記ネットの第3の利点は、ネットの素材が「銀メッキをした単繊維に縒りをかけられた縒り糸」(銀の合金をポリエステル繊維にコーティングしている)といったように、表面に金属部分が浮き出ている点にある。金属に殺菌力があるのはよく知られている。従って、上記ネットの表面は例えば銀メッキであれば、銀のもつ殺菌効果でいつも清潔に保たれている。また、銀メッキをした縒り糸を用いた場合は、銀が錆びにくいのでネット自体も変色・変質しにくいという特徴がある。このことは、特に医療用に用いた場合の特筆すべき副次的効果となる。
【0022】
上記ネットの第4の利点は、インナーウエアを作る素材として、ネットは柔軟性があり、好きな形状に加工でき、また好きな形に裁断できる点である。同時に軽くて透明であり、かつネット故に通気性があり、この発明のインナーウエアは、夏着用しても内部に熱が籠もることがない。また、通気性が良好であるので、通常の下着の上にインナーウエアとして着用しても、汗がこもることもなく快適である。また、軽いということは、着用の負担を減らし、気楽に着用できる。しかも、コストが易いので、安易に使用することができる。従来の分厚い布状のシールド素材は重く、高価であると同時に着用負担があり、下着の直ぐ上に着用するには適さない。上記柔軟性の故にフィット性もよいという特徴もある。前記したように、肌との空間に隙間があると、共振現象を起こしてかえって電磁波の悪影響が増してしまうことがあるが、この発明のインナーウエアは、上記のように肌に密着した状態で着用されるので上記のような問題は生じない。この発明のインナーウエアは、簡単に装着できると共に取り外しも容易であり、脱着も容易である。また、トリコット編みなのでほつれ難く、引っ張っても編み目が崩れることがないので、着衣として丈夫である。
【0023】
以上のような本発明の電磁波遮断ネット及び電磁波遮断材は、1.5mm以下の目の粗さの電磁波遮断ネット2が電磁波を反射し、又は吸収して熱エネルギーに変換する機能を有し、50MHz以上のマイクロ波を90%以上遮断する。しかし、1.5mm以上の粗さではシールド効果が目の大きさに比例して減少する。
【0024】
図1に前記医療用のインナーウエア(ベスト)の例を示し、図2に該ベストの着用状況を示している。
図2において、開口部2の部分は伸びる素材を用いてパイピング処理がなされている。実際のベスト1は、図示されないが肩パットを裏地として入れネットが直接肌に触れてもちくちくしないように工夫がなされている。また、該肩パット部は、前記ネットを二重にし三重構造に仕立てる構造となっている。これは、通常ペースメーカーが肩部(肩胛骨の下付近)に埋め込まれることが多く、前記の如くネットを二重にしてこの部分のシールドを高めるためである。
【0025】
上記ペースメーカー誤動作防止用のインナーウエアは、高周波電磁波を遮断し、静電気防止作用による静電気ショックを防止すると共に帯電性疲労を防止し、優れた抗菌、防臭効果をも合わせ有する超軽量のシールド素材である。また、優れた熱伝導性、通気性を有し、夏涼しく冬暖かい。さらに、100回以上洗濯しても90%以上の機能を維持するという優れた洗濯耐久性も併せ有する。
【0026】
図3〜図5は、上記医療用のインナーウエア(ベスト)をペースメーカーを有する患者に着用させ、患者の体から2〜3cmの至近距離で携帯電話を使用した時の実験結果を示している。実験は、京都市の綾部市立病院でペースメーカーを使用中の患者3人に対して行われた。その結果、上記医療用のインナーウエア(通称;MGシールドベスト)を使用しないときは、ペースメーカーが誤動作を起こした。図3〜図5において、各波形の上に点として打たれている印7がペースメーカー作動用のパルス発生時点を示しているが、図3の5の時点や図4の6の時点でこの点7が通常の間隔より短く、ペーシングが早まっていることが分かる。図ではペーシングが正常に回復しているが、最悪の場合はこのペーシングの早まりが回復しないことがあり、これは患者にとって極めて危険な状態となる。これに対し、上記MGシールドベストを着用した図5の場合は、上記ペーシングの早まりは生じておらず、携帯電話によるペースメーカーの誤動作が生じないことが分かる。
【0027】
表2は、本発明のインナーウエアと他のシールド商品を表にまとめたものである。表中「(a)OAガード」が本発明の電磁波シールド・インナーウエアであり、(b)〜(e)が従来品である。この表から、「OAガード」がほとんどの項目で優れているのがよく分かる。
【0028】
【表2】
Figure 0003971014
また、表3には、上記表2の各種シールド着衣に用いられている電磁波シールド素材と本発明に用いられている電磁波遮断ネット(MGネット)の特性の比較表を記載している。表3を見ても、いかに上記電磁波遮断ネット(MGネット)の特性が優れているかよく分かる。
【0029】
【表3】
Figure 0003971014
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本発明の電磁波シールド・インナーウエアは、携帯電話やパーソナルコンピュータ、各種電源から発生する人体に有害な電波、マイクロ波(極超短波)等の電磁波を遮断し、かつ静電気を有効に防止する。しかも、電磁波遮断用素材として、導電性を有する繊維がメッシュ状に編まれているので、トリコット編み機のような一般的な編み機で編むことが可能であって使用する繊維の分量も少なく、電磁波を遮断する面積が広い場合でもコストが低いという特徴がある。また、上記電磁波遮断ネットは、編み目の縦横の繊維が互いの動きを拘束することで目の粗さを一定に維持し、ほつれ難く、引っ張りにも強く、さらに編目の交差部分で絡み合った繊維同士の導電により電磁波の反射量・吸収量が大きくなり、電磁波の遮断効果が高いという優れた効果を奏する。また、上記インナーウエアは、柔軟性を有し、静電気防止効果や抗菌効果も有する。従って、フィット性に優れ、ほこりが付きにくく、簡単に着用できる安価なシールドウエアである。
【0031】
また、下着の上に着用するインナーウエアであるので、その上にブラウスなどを着用でき、外観がシールド着衣を意識しないばかりか、軽く、通気性もよいので夏でも冬でも簡単に着用できるシールドウエアである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の医療用のインナーウエア(ベスト)の例を示す図である。
【図2】 本発明の医療用のインナーウエア(ベスト)を着用したときの図である。
【図3】 本発明の医療用のインナーウエア(ベスト)を着用しないで、至近距離で携帯電話を使用したときの実験結果を示す図である。
【図4】 本発明の医療用のインナーウエア(ベスト)を着用しないで、至近距離で携帯電話を使用したときの実験結果を示す図である。
【図5】 本発明の医療用のインナーウエア(ベスト)を着用して、至近距離で携帯電話を使用したときの実験結果を示す図である。
【図6】 本発明のインナーウエアに用いる電磁波遮断ネットの拡大図である。
【図7】 メリヤス編みの拡大図である。
【図8】 本発明に用いられる電磁波遮断ネットの電磁波遮断率の測定結果を示す図である。
【図9】 本発明に用いられる電磁波遮断ネットの電磁波遮断率の測定結果を示す図である。
【符号の説明】
1 電磁波遮断ネット
2 開口部
5,6 ペーシングの速まり箇所
7 ペーシング・パルス

Claims (1)

  1. 2本以上の銀メッキをした単繊維に縒りをかけられた糸を用いて編んだ導電性を有する繊維を用い、該導電性を有する繊維が、各升目が六角形となるトリコット編みで、編目の粗さが向こうが透けて見える程度で、かつ1.5mm以下のメッシュ状に編まれ、編み目の交差部分で絡み合った繊維同士の導電により電磁波の反射量、吸収量が大きくなり、かつ編み目の縦横の繊維が互いの動きを拘束することで目の粗さが一定に維持されている電磁波遮断ネットのみで実質的に形成され、心臓ペースメーカーを使用している患者が導電性を有する繊維を他の布状の生地と共に用いない該ネットを単独で着用することにより200MHz〜13.0GHz帯での高周波ノイズによるペースメーカーの誤動作を防止すると共に、軽量で、100回以上の洗濯耐久性を有し、帯電防止、抗菌性、柔軟性、フィット性及び通気性を有する医療用インナーウエア。
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