JP3970879B2 - 改良されたロック装置を有する、圧力下で食品を料理する家庭用装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力の下で食品を料理する家庭用器具の一般的な技術分野に関し、容器と蓋体とを有し、当該蓋体が実質的に漏洩のない料理容器を形成するため前記容器にロックされるように設計されたものに関する。
この種の器具は、蒸気圧力下で容器内の食品を料理するのに役立つ。
本発明は、特に、圧力下で食品を料理する家庭用器具に関し、容器と、蓋体と、容器に蓋体をロックしアンロックするためのロック/アンロック装置とを有し、
前記装置は、
前記蓋体が前記容器にロックされるロック位置と、前記蓋体が前記容器からアンロックされるアンロック位置との間で作動する駆動アームを介して前記蓋体に半径方向可動に取り付けられた少なくとも1つの挟持部と、
前記挟持部を半径方向に移動するように、また、前記ロックおよびアンロック位置の一方または他方に前記挟持部を移動するように、前記駆動アームに連結された、前記少なくとも1つの挟持部を移動させる制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記挟持部を動かすのに適した作動部材と、
前記蓋体に作動変換するために取り付けられ、かつ前記作動部材により作動され、前記駆動アームの半径方向移動に作動変換するように前記駆動アームと共働する、制御ピースと、
を有している。
圧力下で食品を料理する家庭用器具は、既に特許出願WO−96/01070から公知である。当該装置は、1つの容器と、1つの蓋体とを有し、複数の駆動アームを介して前記蓋体を半径方向に移動するために載置された複数の挟持部を有するロック/アンロック装置を備えている。
これら2つの挟持部は、器具の中心軸線に対し相互に直径方向に対向しており、半径方向に移動するように取り付けられ、ロック位置にあるとき、前記容器を気密に閉じるように、容器の下方湾曲周縁部のまわりをクランプするのに適している。
これら挟持部は、特に、蓋体に半径方向に移動するように載置され、かつ三角形ゾーンを有する制御ピースに固着された押しボタンによって移動されるが、前記三角形ゾーンは、押しボタンが押し込まれるとき、その側部を介して複数の突起を前進して係合させ、これら突起が複数の駆動アームと一体化する。
当該装置では、複数の駆動アームは、部分的にオーバラップし、各々が1つのロック開口部を備えており、各ロック開口部の位置および寸法は、各駆動アームの長さの関数として決定される必要があるが、これら開口部は、挟持部がロック位置にあるときには、相対的な整合位置にあり、このとき、ロックバルブ部材は、前記各ロック開口部に漏洩のない高位置をとることを可能にさせる。
また、この設計は、複数の駆動アームに適合し、駆動アームが動くようにガイドする追加の支持片も含む。
また、支持片は、ロックバルブ部材を支持することが可能で、そのために、開口が、挟持部がロックされるとき、第1に、駆動アームに設けられたロック開口部と整合され、第2に、蓋体内でかつロックバルブ部材が載置された内側に設けられたボアと整合されるように、配置されかつ整列されて設けられている。
この種の器具は、閉位置でのロックシステムを改良することに対し積極的に寄与するが、これらは残念なことに、無視し得ない欠点に悩んでいる。
このように、これらの器具の設計は、相互に関連して作動する一連の部品の中での実施を必要とし、この必要は、引っ掛かって動かなくなるという無視し得ないリスクを引き起こし得る。
加えて、この種の器具は、比較的複雑な機構を有し、複数の前記アームに設けられた複数のロック開口部が、蓋体に設けられたボアや、支持片に設けられた開口と相互に位置合わせするように同時に運ばれことを可能にしている。
簡単でコンパクトな制御機構を提供する必要性も増加している。
したがって、本発明に与えられた目的は、種々の上に列挙した欠点を解消し、圧力下で食品を料理するための新規な家庭用器具を提供することであり、一方、簡単でコンパクトな設計、挟持部が正しい位置にあり、蓋体が容器に対し完全にかつ安全に閉じられることを容易にかつ確実に保証することである。
本発明の他の目的は、特に挟持部を容易に作動させる一方、強固で簡単な、圧力下で食品を料理する新規な家庭用器具を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、全体的に剛性および組立が改良された、圧力下で食品を料理する新規な家庭用器具を提供することである。
本発明の別の目的は、圧力下にあるとき、開放に良好な抵抗を生じさせる、圧力下で食品を料理する新規な家庭用器具を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、装置を閉じ工程中と、開放する工程中のいずれにおいても、特に圧力関連のリスクを回避することに関して、安全な作動を良好に保証する、圧力下で食品を料理する新規な家庭用器具を提供することにある。
本発明に課された目的は、容器と、蓋体と、前記容器に対し蓋体をロックしアンロックするロック/アンロック装置とを有する、圧力下で食品を料理する家庭用器具であって、
前記装置は、
前記蓋体が前記容器にロックされるロック位置と、前記蓋体が前記容器からアンロックされるアンロック位置との間で作動する駆動アームを介して前記蓋体に半径方向可動に取り付けられた少なくとも1つの挟持部と、
前記挟持部を半径方向に移動するように、また、前記ロックおよびアンロック位置の一方または他方に前記挟持部を移動するように、前記駆動アームに連結された、前記少なくとも1つの挟持部を移動させる制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記挟持部を動かすのに適した作動部材と、
前記蓋体に作動変換するために取り付けられ、かつ前記作動部材により作動され、前記駆動アームの半径方向移動に作動変換するように前記駆動アームと共働する、制御ピースと、
前記家庭用器具内に充満する圧力の影響下で、圧力の漏洩のない高位置と漏洩のある低位置を適切にとるように前記蓋体に載置された、少なくとも1つのロックバルブ部材と、を有し、
前記器具は、前記挟持部がロック位置にあるとき、前記ロックバルブ部材が開口部内で前記高位置を自由にとり、これによって、前記制御ピースを正しい位置にロックするように、前記制御ピースが前記ロックバルブ部材と関連して配置された前記開口部に設けられていることを特徴とする、圧力下で食品を料理する家庭用器具によって達成される。
本発明の他の特徴および効果は、非限定的に例示的に示された添付の図面を参照して、以下の詳細な説明で更に詳述する。
本発明の調理器具は、家庭状況では圧力下で食品を料理するために設計されている。
前記器具は、図1〜7を参照して述べられている。
本発明の調理器具は、好ましくは対称軸Z−Zを有する円筒状の容器1と、シールガスケット、例えばリップシールJ、を介して容器1に対し実質的に気密の方法で取り付けられるように設計された蓋体2と、を有している。
以下、形容詞としての「軸線」は、器具が通常作動状態にあるとき、実質的に垂直線である対称軸Z−Zが基準となっている。
従来方法では、容器1は、ステンレス鋼などのような金属材料から製造され、容器1に、例えば、熱間プレス加工により確保された底部(図示せず)を備えている。
容器1は、好ましくはその壁に固定されたハンドルPのような、把手部材が設けられている。
蓋体2は、好ましくは円形の周囲を有し、ロック/アンロック装置3によって容器1に対しロックされる。
本発明のロック/アンロック装置3は、直径方向で対向する好ましくは2つの挟持部4を有し、これら挟持部4は、容器1に対し蓋体2をロックし、蓋体2が容器1に固定されるロック位置と、蓋体が容器から分離されるアンロック位置との間を、駆動アーム5により蓋体2上で半径方向に移動するように載置されている。
当然、1つの挟持部4が設けられたロック/アンロック装置を蓋体2上で半径方向に移動して実行することは、考えとしてはあり得る。
このような変形実施形態(図示せず)では、ロック/アンロック装置は、好ましくは、容器に取り付けられかつ挟持部から直径方向で対向して設けられた1つのキーパーと、容器上で垂直に移動し、前記キーパー内の溝に対し実質的に水平にスライドするように、容器に載置される蓋体と、を有している。この位置では一度で、蓋体は、挟持部を作動することによってロックできる。
挟持部4は、当業者に周知のように、容器1の下方に曲げられた周縁部6の周辺をクランプするのに適しているU字形の輪郭に形成された金属板の形式が好ましい。
また、本発明のロック/アンロック装置3は、駆動アーム5に連結された複数の挟持部4を半径方向に動かし、ロック位置又はアンロック位置のいずれかに動かすための制御手段7を有している。
制御手段7は、特に、押し込むことによって挟持部4を変位させるような作動に適している作動部材8、例えば押しボタン、を有することが好ましい。
また、制御手段7は、制御ピース9を有し、この制御ピース9は、ユーザが作動部材8を、例えば押すかまたは引くことによって作動する平板の形が好ましい。
本発明によれば、制御ピース9は、蓋体2上で動作を変換するために載置されており、制御ピース9は、この制御ピース9の運動に対し好ましくは垂直な軸線に沿って直線的に半径方向に駆動アーム5を変換移動させるように、駆動アーム5と直接的に共働している。複数の駆動アーム5は、それらが厳格に直線的に半径方向に動くようにガイドすることが好ましい。
押しボタンによって構成された作動部材8は、制御ピース9に固着されることが好ましい。このようにすると、ユーザが押しボタンを押すと、制御ピース9が直接変換動作し、挟持部4を動かし、駆動アーム5が、制御ピース9によって器具の周囲の方向へ押される。
したがって、制御ピース9が動く方向により、前記制御ピースは、駆動アーム5を器具の中心の方向へ引っ張り、挟持部4をロックしたり、または周囲の方へ離すように押し、挟持部4をアンロックする。
本発明によれば、蓋体2は、好ましくはクリップにより差込み30を取り付け可能とした少なくとも1つのボア10Aが設けられ、この差込みは、好ましくは弾性材で作られ、通路30A設けられている。この通路30Aには、器具内に十分な圧力が充満しているとき、漏洩のある低位置(図5参照)と、漏洩のない高位置(図6参照)との間で、自由に軸方向に滑動するロックバルブ部材10が取り付けられる。ロックバルブ部材10は、当業者間では周知の、器具内に圧力が充満しているという視覚情報を提供する機能をもった安全指または「引張り鉤」(pintle)によって構成することもできる。
高位置では、ロックバルブ部材10は、カラー12に配置されたガスケット11により、蒸気漏れ防止機能を発揮するが、ロックバルブ部材10(図6)の半径方向に最外部となる底部を、弾性材で作られたもので形成することが好ましい。
このように、ロックバルブ部材10が高位置にあるときには、シールガスケット11は、差込み30の底壁とカラー12との間で扁平にされる。
また、当業者には周知のように、本発明の家庭用料理器具は、「作動圧力」と称され実質的に一定の所定圧力で、容器内の圧力を保つように設計された制御バルブ部材13を有している。
本発明によれば、制御ピース9は、開口部14が設けられているが、この開口部14は、挟持部4がロック位置にあるとき、ロックバルブ部材10が開口部14内で高位置を取ることを自由にするために、ロックバルブ部材10に関連して配置されており、これにより制御ピース9を正しい位置(図4)にロックする。
本発明の器具は、このように特にコンパクトで単純な設計で、簡素に作られ、挟持部4が適当な位置にあり、蓋体2が容器1に対し完全にかつ安全に閉じることを保証する。
容器内の圧力が所定の値、例えば、約0.5キロパスカル(kPa)を超える限り、ロックバルブ部材10は、高位置のままであり、制御ピース9を停止位置に保持し、これによって、駆動アーム5と共働する挟持部4をロック位置に保つ。
本発明の器具は、単一の制御ピース9によって、挟持部4を動かすのみでなく、全体が安全な状態を満たしていない場合には蓋体2の開放を阻止することを可能にする。
好ましいことに、開口部14およびロックバルブ部材10は、相互に関連して形成されており、挟持部4がアンロック(図1および2参照)されるかあるいはロック位置とアンロック位置との間の中間位置にあるとき(図3参照)、バルブ部材10が、高位置に入ることを防止し、これにより、前記器具がロックされない場合、器具内で圧力が高まることを防止している。
このために、ロックバルブ部材10は、好ましくは、本体15、ネック部16および頭部17を有し、ネック部16の断面寸法は、本体5と頭部17の断面寸法より小さい。
特に、好ましくは、開口部14は、図2〜4に示すように、案内路18が設けられている。案内路18は、ロックバルブ部材10が低位置にあるとき、ネック部16の周囲が摺動し得るように、ネック部16の幅よりかなり大きい幅を有する好ましく、これにより制御ピース9は、ロック位置とアンロック位置(図2および3)の間で動くことができる。
逆に、案内路18は、挟持部4がアンロック位置、または、アンロック位置とロック位置と間の中間位置にあるとき(図2および3)はいつでも、バルブ部材10が高位置に入るのを防止するように、本体15の幅よりかなり小さい幅を有することが好ましい。
制御ピース9は、バルブ部材10の本体15に当接するように形成していることが好ましい(図7)。このようにすると、バルブ部材10は、高位置に入ることができないので、蒸気の漏れを可能にし、器具内部を所定の値(例えば約4kPa)を超えることを防止する。
特に、好ましくは、案内路18は、制御ピース9の動きに伴う軸線に沿って延びていることであり、すなわち、矢印F1およびF2(図1)に平行な軸線に沿うこと、例えば、前記制御ピース9の作動変換を可能にするように、実質的に駆動アーム5の動きに伴う軸線に対し垂直に延びていることである。
器具は、溝41が設けられたキャップ40を有することが好ましく、前記溝41は、頭部17(図5〜7)が当接する肩部42によって、その底端で部分的に閉じられる。
ロックバルブ部材10は、漏れを生じさせる低位置で、肩部42(図5)に頭部17を当接させるため、キャップ40から垂下するように設けられることが好ましい。
特に、好ましくは、開口部14は、局所的に広い部分19(図1〜3および5〜7)を有し、ロックバルブ部材10が、ロック位置で、前記局所的に広い部分19内で高位置をとることができるように配置することであり、これにより、制御ピース9は、図6に示すような正しい位置でロックされる。
このようにすると、(ロック位置において)器具の容器内圧力が、所定の圧力(例えば約1.5kpa)を超えるときはいつでも、ロックバルブ部材10は、局所的により広い部分19の空間を占有しかつ制御ピース9に当接し、これにより前記制御ピースが動くのを防止する。このとき、ユーザは、器具をもはや開くことはできない。
特に、好ましくは、このような制御ピース9の動作が可能な場合には、駆動アーム5とその関連する挟持部4が、作動手段を介して半径方向に動かされることで、この作動手段は、制御ピース9に設けられ、すなわち備えられまたは取り付けられ、駆動アーム5と一体化され固着された連結手段として共働するものである。
この作動手段は、制御ピース9が、駆動アーム5を半径方向に動かす軸線に対して実質的に垂直な軸線に沿って動作するように配置されていることが好ましい。
この作動手段は、2つのスロット20によって形成されていることが好ましいが、これらスロット20は、制御ピース9を構成するプレートの全板厚を挿通して設けられ、かつ軸Z−Z’のまわりで相互に直径方向反対側に設けられている。
前記連結手段は、駆動アーム5に設けられ、かつその内端、すなわちZ−Z’軸近くの端部に位置する2つの突起21によって形成されることが好ましい。
当然、器具が単一の挟持部4を有するとき、作動手段は、単一の駆動アーム5に設けられた単一の突起21と共働する単一のスロット20によって形成される。
特に、ユーザの手がアクセスできる押しボタンである作動部材8が、引かれるかまたは押されるように作動されるとき、突起21は、作動変換している制御ピース9の影響下で、スロット20内でスライドし、これにより駆動アーム5を半径方向に動かす。このように突起21の動作は、スロット20の範囲内で自由でなく、制御ピース9の動作に従属する。
ユーザがアクセスできる作動部材8を作るために、当該部材は、例えば、スペーサ要素22(図4)によって制御ピース9上に載置することが好ましい。
特に、好ましくは、スロット20は、挟持部4が動く半径方向軸線に対して大きく傾斜する軸線に沿って長手方向に延びていることである(図1)。
複数のスロット20の端部は、突起21に対して当接するように形成され、これによりそれらのストロークや、駆動アーム5および関連する挟持部4のストロークを制限している。
各スロット20は、端部に停滞ゾーン23、24を設けることが好ましく、ロック位置およびアンロック位置のそれぞれにおいて突起21を受け入れるのに役立つ。これらの器具の設計は、特に制御ピース9と第1に突起21、第2にロックバルブ部材10との間で直接的共働するときの設計は、器具が圧力下にあるとき、システムが非常に大きな開放力に耐えることができるようにすることである。
複数の駆動アームは、弾性戻り手段でロック位置の方の連続的に圧接されるが、この弾性戻り手段は、駆動アームのそれぞれに固着又は一体に設けられた2つの柱の間に配置された、例えば、ばね(図示せず)により構成されることが好ましい。
このような構成は、特許出願WO−96/01069で詳述されており、これ以上に詳細には下記しない。
制御ピース9と共働する作動部材8は、複数の駆動アーム5を半径方向外方に能動的に動かす、すなわち、挟持部4のアンロック端部位置に達するまで挟持部4を次第に離す方向に動かすか、または、能動的に半径方向内方、すなわち、挟持部4がロック位置の方向に動かす、これは単に作動部材8を押すかまたは引くのみで達成できる。
特許出願WO−96/01069に記載されているように、2つの異なる制御部材を使用し、蓋体をロックおよびアンロックすることも可能である。
この場合、作動部材8は、例えば、複数の駆動アーム5を半径方向外方へ動かし、一方、蓋体2に固着されたノブ51に、軸方向に弾性的に動くように設けられた制御ボタン52は、これを軸方向に押すことによって複数の駆動アーム5を半径方向内方に動かすことができる。
制御ボタン52と関連する手段の操作は、特許出願WO−96/01069で詳述されている。
このように本発明の圧力調理器具は、内部で圧力が増大するのみの1つの位置を有する利点を提供するが、この位置は、蓋体が容器にロックされるロック端位置に対応する。
以下、圧力下で食品を料理する本発明の家庭用器具の作用と使用について説明する。
容器1上に蓋体2を配置するには、挟持部4を開くため、作動部材8(押しボタン)を半径方向に押すことが必要であり、これにより、矢印F2で示す方向に、制御ピースをスライドさせ、対応するスロット20に設けられた各突起21を半径方向外方駆動することができる。
このように作動部材8が前進すると、複数の駆動アーム5と関連する挟持部4は、次第にかつ同時に離れる。この作動は、各突起21が停滞ゾーン24(図4)に位置すると、一旦終了する。挟持部4が離間した限界位置は、スロット20の端部に当接する突起21により決定される。この方法で到達した端部位置では、蓋体2は、容器1の中心に位置される(図1)。
挟持部がロック位置に到達することによる器具の閉鎖は、作動部材8に引くか、または、器具が制御ボタン52を備えているならば、このボタンを手で、圧力をかけるか、のどちらかで得ることができる。
使用された制御部材とは関係なく、制御ピース9を矢印F1で示す方向に作動変換するために動かすと、この作動変換は、第1に、求心的な半径方向移動を伴って、停滞ゾーン24から出る突起21によって達成され、これにより挟持部4を相互にロック位置(図4)に達するまで移動する。
また、ロック位置への戻りは、2つの駆動アーム5間に配置された戻りばねにより、少なくとも部分的に達成することもできる。
閉鎖の終了時点で、ロック/アンロック装置3は、、器具が適切にロックされることをユーザに知らせる可聴音を発することが好ましい。
また、ノブ51の外部に突出する(作動部材8を構成する)押しボタンの位置も、器具が正しくロックされるかどうかをユーザに知らせることになる。
器具が実質的に漏洩のない方法でロックされると、圧力は、筐体内で増加し、ロックバルブ部材10を、開口部14を通り、正確に局所的に広い部分19を通り、その高位置の方へ上昇させることができる。
このように局所的に広い部分19を通り係合しているロックバルブ部材10は、第1に、制御ピースまたはプレート9を、第2に、駆動アーム5および関連する挟持部4を、正確な位置に同時にロックする。
このように本発明のロック/アンロック装置3は、圧力が完全な安全をもって高めることを可能にするが、これは、駆動アーム5や挟持部4がロック端位置にある場合のみ、ロックバルブ部材10がロック開口部14を通過することができるためである。
単一の制御ピース9の使用は、ロックバルブ部材10との共働によって挟持部4を動かすことと、ロックすることの両者を可能にし、第1に、特に、複数の部品が一緒に共働するときの望ましくない遊びの形成の防止と、第2に、挟持部4をガイドする際の曲がるリスクを減少させることを可能にする。
さらに、いかなる理由でも、器具が適切に閉鎖されない場合には、容器内部の相対的な圧力は、所定の値(例えば約4kPa)を超えることはできない。これは、蓋体2が容器1に正しくロックされないならば、ロックバルブ部材10が漏洩のない高位置に位置することができないように、開口部14やロックバルブ部材10が形成されているからである。
特に、複数の挟持部4がアンロック位置、またはロック位置とアンロック位置間の中間位置にあるときはいつでも、ロックバルブ部材10は、強制的に案内路18との位置合わせを正しくし、局所的に広い部分19にオフセットし、これにより、筐体に充満する圧力の影響により、バルブ部材10の本体15が制御ピース9に当接するまで上昇し、これによって、漏れが通路30Aを介して起こるようになる。
器具が正しく閉じロックされると、容器内部の相対的な圧力が、約1.5kPaを超えるときはいつでも、それを開放することは不可能となる。
料理終了後、ユーザは、容器内部の相対的な圧力が0.5kPaより大きい限り、器具を開けることができない。器具内部の相対的な圧力が0.5kPa以下になると、ロックバルブ部材10は、下部位置に戻り、制御ピース9の作動変換によって、蓋体2が再び開放されること許容し、それから案内軌道16がバルブ部材10のネック部16周辺で適当に摺動する。
ユーザは、挟持部4を直線的でかつ遠心力を利用した方法で半径方向に動かされるため、矢印F2で示される方向に作動部材8を動かすことができ、これにより、蓋体2の取り外しを可能にする。
当然、上記した圧力値は、単に説明と図示例のためのみに述べたものである。
本発明の産業的応用は、圧力下で料理する家庭用器具、特に圧力調理具の設計と製造にある。
アンロック位置での圧力下で食品を料理する本発明の家庭用器具を示す一部破断斜視図である。 アンロック位置での本発明のロック/アンロック装置の詳細を示す斜視図である。 ロック位置とアンロック位置との間の中間位置での本発明のロック/アンロック装置の斜視図である。 器具が圧力下にある状態で、蓋体が容器に対しロック位置での本発明のロック/アンロック装置の詳細な斜視図である。 ロックバルブ部材が漏れ低位置にあり、かつ蓋体が容器に対しロックされ、器具が圧力下にない状態での、ロックバルブ部材、制御ピースおよび蓋体間のアセンブリを示す断面図である。 ロックバルブ部材が漏れにくい高位置にあり、かつ蓋体が容器に対しロックされ、器具が圧力下にある状態での、ロックバルブ部材、制御ピースおよび蓋体によって形成されるアセンブリを示す断面図である。 蓋体がロック位置とアンロック位置との間の中間位置にあり、かつ器具内にゼロでない相対的な圧力である場合での、ロックバルブ部材、制御ピースおよび蓋体によって形成されるアセンブリを示す断面図である。
符号の説明
1…容器、
2…蓋体、
3…ロック/アンロック装置、
4…挟持部、
5…駆動アーム、
7…制御手段、
8…作動部材、
9…制御ピース、
10…ロックバルブ部材、
14…開口部、
15…本体、
16…ネック部、
17…頭部、
18…案内路、
19…局所的に広い部分、
20…スロット、
21…突起、
23,24…停滞ゾーン。

Claims (10)

  1. 容器(1)と、蓋体(2)と、前記容器(1)に対し蓋体(2)をロックしアンロックするロック/アンロック装置(3)とを有する、圧力下で食品を料理する家庭用器具であって、
    前記装置は、
    前記蓋体(2)が前記容器(1)にロックされるロック位置と、前記蓋体(2)が前記容器(1)からアンロックされるアンロック位置との間で作動するように、駆動アーム(5)を介して前記蓋体(2)に半径方向可動に取り付けられた少なくとも1つの挟持部(4)と、
    前記挟持部(4)を半径方向に移動するように、また、前記ロックおよびアンロック位置の一方または他方に前記挟持部(4)を移動するように、前記駆動アーム(5)に連結された、前記少なくとも1つの挟持部(4)を移動させる制御手段(7)と、
    を有し、
    前記制御手段(7)は、
    前記挟持部(4)を動かすのに適した作動部材(8)と、
    前記蓋体に作動変換するために取り付けられ、かつ前記作動部材(8)により作動され、前記駆動アームの半径方向移動に作動変換するように、前記駆動アームと連結手段を介して設けられた制御ピース(9)と、
    前記家庭用器具内に充満する圧力の影響下で、圧力の漏洩のない高位置と漏洩のある低位置を適切にとるように前記蓋体に載置された、少なくとも1つのロックバルブ部材(10)と、
    を有し、
    前記器具は、前記挟持部(4)がロック位置にあるとき、前記ロックバルブ部材(10)が開口部(14)内で前記高位置となり、これによって、前記制御ピース(9)を正しい位置にロックするように、前記制御ピース(9)が前記ロックバルブ部材(10)と関連して配置された前記開口部(14)に設けられていることを特徴とする、圧力下で食品を料理する家庭用器具。
  2. 前記制御ピース(9)は、駆動アーム(5)に設けられた少なくとも1つの突起(21)と共働する少なくとも1つのスロット(20)によって構成された前記連結手段を備え、前記制御ピース(9)が駆動アーム(5)の半径方向移動に作動変換すると共に前記スロット(20)内部でスライドするようにしたことを特徴とする請求項1に記載の器具。
  3. 前記スロット(20)は、前記挟持部(4)が半径方向に動く軸線に対し大幅に傾斜する軸線に沿って長手方向に伸延することを特徴とする請求項2に記載の器具。
  4. 前記スロット(20)は、ロック位置とアンロック位置のそれぞれで前記突起(21)を受け入れる複数の停滞ゾーン(23、24)を端部に設けたことを特徴とする請求項2または3に記載の器具。
  5. 前記開口部(14)およびロックバルブ部材(10)は、前記挟持部(4)が、アンロック位置、またはロック位置とアンロック位置との中間位置、のいずれかにあるとき、前記バルブ部材(10)が高位置に行くことを防止し、これにより、前記器具がロックされない場合に、当該器具内の圧力の増大を防止するように、相互に関連して成形されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の器具。
  6. 前記ロックバルブ部材(10)は、本体(15)、ネック部(16)および頭部(17)を有し、前記開口部(14)は、前記ネック部(16)の幅よりかなり大きいが、本体(15)の幅よりかなり小さい幅の案内路(18)を有し、該案内路(18)は、第1に、ロックバルブ部材(10)が低位置にあるとき、ネック部(16)の周囲が摺動する前記案内路(18)によって制御ピース(9)がロック位置とアンロック位置の間で動くことを許容し、第2に、挟持部(4)がアンロック位置または、アンロック位置とロック位置との間の中間位置にあるときはいつでも、前記ロックバルブ部材(10)が高位置に入るのを防止するように構成され、前記案内路(18)は、ロックバルブ部材(10)の本体(15)に当接するように形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の器具。
  7. 前記案内路(18)は、前記制御ピース(9)が作動変換し得るように、当該制御ピースの動作軸線に沿って伸延することを特徴とする請求項6に記載の器具。
  8. 前記開口部(14)は、ロック位置で、ロックバルブ部材が内部で高位置をとることができ、これにより、制御ピース(9)が正しい位置でロックされるように、局所的に広い部分(19)を有することを特徴とする請求項6または7に記載の器具。
  9. 前記作動部材(8)は、前記制御ピース(9)に固着された押しボタンによって構成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の器具。
  10. 前記ロック/アンロック装置(3)は、対応する駆動アーム(5)に連結された2つの半径方向に対向する挟持部(4)を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の器具。
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