JP3969726B2 - 増設キャニスタおよび原料収納供給装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原料収納量を増量させる増設キャニスタ、およびこの増設キャニスタを用いた原料収納供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カップに飲料を入れて提供販売するカップ式飲料自動販売機では、例えば粉末原料を使用する飲料の場合、粉末原料を収納する原料収納供給装置から所定量の粉末原料を送り出してカップに受け取り、このカップ内に注入する湯または冷水と粉末原料とを攪拌混合することにより、カップ入り飲料を提供している。
【0003】
原料収納供給装置は、キャニスタベースおよびこのキャニスタベースの上部に取り付けられたキャニスタを有し、キャニスタの上部開口から投入される粉末原料をキャニスタ内に収納して下方のキャニスタベースに導き、キャニスタベースに設けられたスクリューの回転によってキャニスタから導かれる粉末原料を定量ずつ送り出している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−105870号公報(第3−4頁、図1−2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カップ式飲料自動販売機では、複数種類の飲料を提供販売するため、複数種類の粉末原料を収納する複数の原料収納供給装置が用いられているが、これらには共通の原料収納供給装置が用いられている。
【0006】
しかしながら、一般的に飲料の種類に応じて売れ行きが異なり、売れ筋の飲料の粉末原料は他の飲料の粉末原料に比べて早期に無くなやすく、売り切れ状態となって販売機会を逃してしまうことがある。
【0007】
これを避けるためには、カップ式飲料自動販売機をメンテナンスするルートサービースの頻度を増やし、粉末原料の補給を頻繁にしなければならない。あるいは、飲料の種類毎の売れ行きに応じて大きさの異なる複数種類のキャニスタを用意すればよいが、キャニスタの種類毎に型を製作する必要があり、多大な型投資が必要となる問題がある。
【0008】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、原料収納量を簡単に増量できる増設キャニスタ、およびこの増設キャニスタを用いた原料収納供給装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の増設キャニスタは、原料を送り出す原料送出手段を有するキャニスタベースの上部と、このキャニスタベースの上部に分割可能に設けられ前記原料を収納するキャニスタの下部との間に着脱可能に取り付けられる増設キャニスタであって、増設キャニスタ本体を備え、この増設キャニスタ本体の上部形状がキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタ本体の下部形状がキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けられたものである。
【0010】
そして、この構成では、分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に増設キャニスタを取り付けることにより、原料収納量を簡単に増量可能で、さらに、任意の数の増設キャニスタを用いることにより、原料収納量を任意に設定可能とする。しかも、増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けたことにより、既存のキャニスタベースとキャニスタとの取付構造を利用して増設キャニスタを確実に取り付けられる。
【0011】
請求項2記載の原料収納供給装置は、原料を送り出す原料送出手段を有するキャニスタベースと、このキャニスタベースの上部に分割可能に設けられ、前記原料を収納するキャニスタと、分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に着脱可能に取り付けられ、前記キャニスタとともに前記原料を収納する増設キャニスタとを具備しているものである。
【0012】
そして、この構成では、分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に増設キャニスタを取り付けることにより、原料収納量を簡単に増量可能で、さらに、任意の数の増設キャニスタを用いることにより、原料収納量を任意に設定可能とする。
【0013】
請求項3記載の原料収納供給装置は、請求項2記載の原料収納供給装置において、増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けられたものである。
【0014】
そして、この構成では、増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けたことにより、既存のキャニスタベースとキャニスタとの取付構造を利用して増設キャニスタを確実に取り付けられる。
【0015】
請求項4記載の原料収納供給装置は、請求項2または3記載の原料収納供給装置において、キャニスタベース上の所定位置に配置されてキャニスタベース内に原料を落とし込むアジテータを備え、キャニスタには、前記アジテータを取り付けるアジテータ取付部が、増設キャニスタの使用時と未使用時とに対応してキャニスタの上下方向の複数箇所に設けられたものである。
【0016】
そして、この構成では、キャニスタに設けるアジテータ取付部を、増設キャニスタの使用時と未使用時とに対応してキャニスタの上下方向の複数箇所に設けたことにより、増設キャニスタの使用時と未使用時とのいずれの場合にも、共通のキャニスタを用いて、アジテータをキャニスタベース上の所定位置に配置可能とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】
図2に示すように、原料収納供給装置11は、キャニスタベース12およびこのキャニスタベース12の上部に分離可能に設けられるキャニスタ13を原料収納容器14の基本形の態様とし、これらキャニスタベース12およびキャニスタ13内に粉末原料などの原料を収納する原料収納部15が形成されている。
【0019】
キャニスタベース13は、合成樹脂にて形成され、上部側に上方へ開口する筒部18が形成され、この筒部18の上部にはキャニスタ13の下部が嵌合されて取り付けられる被取付部19が形成されている。この被取付部19には、図2および図3に示すように、筒部18の周囲に環状の取付片部20が突出形成され、これら筒部18と取付片部20との間に上方に開口する環状の取付溝21が形成されている。
【0020】
キャニスタベース13の下部側は幅が絞り込まれ、底部にはスクリュー配置部22が形成され、このスクリュー配置部22の先端に原料を送り出す原料送出口23が形成されている。原料送出口23にはキャップ24がねじ25によって取り付けられている。キャップ24には、原料の送り出しを許容する図示しない開口が形成され、この開口が斜め上方に向けられて原料の不要なこぼれ落ちを防止している。
【0021】
キャニスタベース12内には、原料送出口23から原料を送り出す原料送出手段28が配設されている。この原料送出手段28は、スクリュー配置部22内に回転可能に配置されるスクリュー29を有し、このスクリュー29の基端がキャニスタベース12の外部に回転可能に突出されるとともにその突出した基端にジョイント30が取り付けられている。そして、原料収納供給装置11をカップ式飲料自動販売機内の所定位置に設置することで、カップ式飲料自動販売機側に設けられたスクリュー駆動手段にジョイント30が連結され、そのスクリュー駆動手段の駆動によってスクリュー29が原料を送り出す方向に回転する。
【0022】
キャニスタベース12内には、キャニスタベース12内の原料をほぐして下方のスクリュー29に送り込む複数のアジテータギヤ33がそれぞれ回転自在に軸支されている。キャニスタベース12の両側壁内面に複数の溝部34が上下方向に形成され、これら各溝部34に各アジテータギヤ33の両側に突出する円筒軸が落とし込まれ、キャニスタベース12の下部側に係合するヒンジワイヤ35の両端がキャニスタベース12の外側からアジテータギヤ33の円筒軸に係合することによりキャニスタケース12に対して抜け止め係止されている。各アジテータギヤ33の周面にはギヤ部36が等間隔に突設され、側面にはアジテータ作用部37が突出形成されている。
【0023】
1つのアジテータギヤ33がスクリュー29の近傍に配置され、この下側のアジテータギヤ33の上部側近傍に2つのアジテータギヤ33が配置されている。下部のアジテータギヤ33のギヤ部36がスクリュー29に係合し、スクリュー29の回転によって、スクリュー29がウォームギヤとして作用して下部のアジテータギヤ33が回転する。さらに、下側のアジテータギヤ33のギヤ部36に係合可能な位置に上側の各アジテータギヤ33が配置され、下側のアジテータギヤ33の回動によって上側の各アジテータギヤ33が回転する。したがって、スクリュー29の回転に従動して各アジテータギヤ33が回転し、キャニスタベース12内の原料をほぐしてスクリュー29に落とし込める。
【0024】
キャニスタベース12上には、原料収納部15内の原料をほぐして落とし込むとともにキャニスタ13の内面に付着する原料を振り落とすアジテータ40が配置されている。このアジテータ40は、弾性を有する線材にて構成され、基端がキャニスタ13に固定具である複数のねじ41によって取り付けられ、この基端から先端までの間が原料収納部15内で複数回任意の形状に屈曲され、先端側が1つのアジテータギヤ33の側部のアジテータ作用部37の回動域に配置されている。そして、アジテータギヤ33の回転時に、アジテータ作用部37がアジテータ40の先端側に引っ掛かってこのアジテータ40を弾性に抗して変位させ、アジテータ40が一定量変位すると、アジテータ40がアジテータ作用部37から外れて弾性によって勢いよく戻り、そのときの振動によって原料をほぐして落とし込むとともにキャニスタ13の内面に付着する原料を振り落とすことができる。
【0025】
また、キャニスタ13は、合成樹脂製で、上下方向に開口する筒状のキャニスタ本体44を有し、このキャニスタ本体44の上部には、原料を投入する投入口45が開口形成され、この投入口45を閉塞する蓋体46が開閉可能に取り付けられている。キャニスタ13の下部にはキャニスタベース12の被取付部19に取り付けられる取付部47が形成され、この取付部47は、図2および図3に示すように、環状の取付溝21に差し込み嵌合される環状の差込部48、環状の取付片部20の上部にパッキング49を介して密着するフランジ部50が形成されている。そして、キャニスタベース12の下部側に係合するヒンジワイヤ51の両端がキャニスタベース12を通じてキャニスタ13に係合することにより、キャニスタ13がキャニスタベース12に抜け止め係止されている。
【0026】
キャニスタ本体44の側面には、アジテータ40をねじ41で取り付けるアジテータ取付部52が上下方向の2箇所に形成されている。上部側のアジテータ取付部52は増設キャニスタ未使用時に使用し、下部側のアジテータ取付部52は増設キャニスタ使用時に使用し、いずれの使用時にもアジテータ40をキャニスタベース12上の所定位置に配置できる。
【0027】
また、図1には、キャニスタベース12およびキャニスタ13で構成される原料収納容器14の基本形に、これらキャニスタベース12とキャニスタ13との間に増設キャニスタ55を取り付けて、原料収納部15の容量すなわち原料収納量を増量した態様を示す。
【0028】
増設キャニスタ55は、合成樹脂製で、キャニスタ13と略同一断面形状で上下に開口する筒状に形成された増設キャニスタ本体56を有している。この増設キャニスタ本体56の上部形状はキャニスタベース12の上部形状に対応していて同じ寸法形状の被取付部57が形成され、すなわち、図1および図3に示すように、増設キャニスタ本体56の周囲に環状の取付片部58が突出形成され、これら増設キャニスタ本体56と取付片部58との間に上方に開口する環状の取付溝59が形成されている。また、増設キャニスタ本体56の下部形状はキャニスタ13の下部形状に対応していて同じ寸法形状の取付部60が形成され、すなわち、図1および図3に示すように、キャニスタベース12の環状の取付溝21に差し込み嵌合される環状の差込部61、キャニスタベース12の環状の取付片部20の上部にパッキング62を介して密着するフランジ部63が形成されている。
【0029】
このように、分割したキャニスタベース12の上部とキャニスタ13の下部との間に増設キャニスタ55を取り付けることにより、原料収納量を簡単に増量できる。したがって、カップ式飲料自動販売機の設置場所、季節、環境などに応じて、飲料の種類毎の売れ行きが異なっても、売れ筋の飲料種類については増設キャニスタ55の付加することで容易に対応でき、売れ筋の飲料種類が売り切れになるのを防止できる。
【0030】
このとき、増設キャニスタ55の上部形状はキャニスタベース12の上部形状に、増設キャニスタ55の下部形状はキャニスタ13の下部形状にそれぞれ対応して設けているため、既存のキャニスタベース12とキャニスタ13との取付構造を利用して増設キャニスタ55を確実に取り付けることができる。
【0031】
さらに、キャニスタ13に設けるアジテータ取付部52を、増設キャニスタ55の使用時と未使用時とに対応してキャニスタ13の上下方向の複数箇所に設けたことにより、増設キャニスタ55の使用時と未使用時とのいずれの場合にも、アジテータ40をキャニスタベース12上の所定位置に配置でき、そのため、キャニスタ13を共用できる。
【0032】
また、分割したキャニスタベース12とキャニスタ13との間に取り付ける増設キャニスタ55は1つに限らず、2個、3個というように複数用いることもでき、原料収納量を任意に設定できる。
【0033】
また、例えば季節や環境の変化によって、売れ筋の飲料種類が変わり、増設キャニスタ55を付加した飲料種類の売れ行きが少なくなった場合には、増設キャニスタ55を取り外して、適切な原料収納量に変更できる。
【0034】
なお、原料収納供給装置11は、粉末原料に限らず、コーヒー豆や茶葉などの飲料の原料についても同様に適用でき、同様の作用効果が得られる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1記載の増設キャニスタによれば、分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に増設キャニスタを取り付けることにより、原料収納量を簡単に増量でき、さらに、任意の数の増設キャニスタを用いることにより、原料収納量を任意に設定できる。しかも、増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けたことにより、キャニスタベースとキャニスタとの取付構造を利用して増設キャニスタを確実に取り付けることができる。
【0036】
請求項2記載の原料収納供給装置によれば、分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に増設キャニスタを取り付けることにより、原料収納量を簡単に増量でき、さらに、任意の数の増設キャニスタを用いることにより、原料収納量を任意に設定できる。
【0037】
請求項3記載の原料収納供給装置によれば、請求項2記載の原料収納供給装置の効果に加えて、増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けたことにより、既存のキャニスタベースとキャニスタとの取付構造を利用して増設キャニスタを確実に取り付けることができる。
【0038】
請求項4記載の原料収納供給装置によれば、請求項2または3記載の原料収納供給装置の効果に加えて、キャニスタに設けるアジテータ取付部を、増設キャニスタの使用時と未使用時とに対応してキャニスタの上下方向の複数箇所に設けたことにより、増設キャニスタの使用時と未使用時とのいずれの場合にも、共通のキャニスタを用いて、アジテータをキャニスタベース上の所定位置に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す原料収納供給装置の増設キャニスタの使用状態の断面図である。
【図2】同上原料収納供給装置の増設キャニスタの未使用状態の断面図である。
【図3】同上原料収納供給装置のキャニスタベースとキャニスタの取付構造、増設キャニスタとキャニスタとの取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
11 原料収納供給装置
12 キャニスタベース
13 キャニスタ
28 原料送出手段
40 アジテータ
52 アジテータ取付部
55 増設キャニスタ
56 増設キャニスタ本体
【発明の属する技術分野】
本発明は、原料収納量を増量させる増設キャニスタ、およびこの増設キャニスタを用いた原料収納供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カップに飲料を入れて提供販売するカップ式飲料自動販売機では、例えば粉末原料を使用する飲料の場合、粉末原料を収納する原料収納供給装置から所定量の粉末原料を送り出してカップに受け取り、このカップ内に注入する湯または冷水と粉末原料とを攪拌混合することにより、カップ入り飲料を提供している。
【0003】
原料収納供給装置は、キャニスタベースおよびこのキャニスタベースの上部に取り付けられたキャニスタを有し、キャニスタの上部開口から投入される粉末原料をキャニスタ内に収納して下方のキャニスタベースに導き、キャニスタベースに設けられたスクリューの回転によってキャニスタから導かれる粉末原料を定量ずつ送り出している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−105870号公報(第3−4頁、図1−2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カップ式飲料自動販売機では、複数種類の飲料を提供販売するため、複数種類の粉末原料を収納する複数の原料収納供給装置が用いられているが、これらには共通の原料収納供給装置が用いられている。
【0006】
しかしながら、一般的に飲料の種類に応じて売れ行きが異なり、売れ筋の飲料の粉末原料は他の飲料の粉末原料に比べて早期に無くなやすく、売り切れ状態となって販売機会を逃してしまうことがある。
【0007】
これを避けるためには、カップ式飲料自動販売機をメンテナンスするルートサービースの頻度を増やし、粉末原料の補給を頻繁にしなければならない。あるいは、飲料の種類毎の売れ行きに応じて大きさの異なる複数種類のキャニスタを用意すればよいが、キャニスタの種類毎に型を製作する必要があり、多大な型投資が必要となる問題がある。
【0008】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、原料収納量を簡単に増量できる増設キャニスタ、およびこの増設キャニスタを用いた原料収納供給装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の増設キャニスタは、原料を送り出す原料送出手段を有するキャニスタベースの上部と、このキャニスタベースの上部に分割可能に設けられ前記原料を収納するキャニスタの下部との間に着脱可能に取り付けられる増設キャニスタであって、増設キャニスタ本体を備え、この増設キャニスタ本体の上部形状がキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタ本体の下部形状がキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けられたものである。
【0010】
そして、この構成では、分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に増設キャニスタを取り付けることにより、原料収納量を簡単に増量可能で、さらに、任意の数の増設キャニスタを用いることにより、原料収納量を任意に設定可能とする。しかも、増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けたことにより、既存のキャニスタベースとキャニスタとの取付構造を利用して増設キャニスタを確実に取り付けられる。
【0011】
請求項2記載の原料収納供給装置は、原料を送り出す原料送出手段を有するキャニスタベースと、このキャニスタベースの上部に分割可能に設けられ、前記原料を収納するキャニスタと、分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に着脱可能に取り付けられ、前記キャニスタとともに前記原料を収納する増設キャニスタとを具備しているものである。
【0012】
そして、この構成では、分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に増設キャニスタを取り付けることにより、原料収納量を簡単に増量可能で、さらに、任意の数の増設キャニスタを用いることにより、原料収納量を任意に設定可能とする。
【0013】
請求項3記載の原料収納供給装置は、請求項2記載の原料収納供給装置において、増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けられたものである。
【0014】
そして、この構成では、増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けたことにより、既存のキャニスタベースとキャニスタとの取付構造を利用して増設キャニスタを確実に取り付けられる。
【0015】
請求項4記載の原料収納供給装置は、請求項2または3記載の原料収納供給装置において、キャニスタベース上の所定位置に配置されてキャニスタベース内に原料を落とし込むアジテータを備え、キャニスタには、前記アジテータを取り付けるアジテータ取付部が、増設キャニスタの使用時と未使用時とに対応してキャニスタの上下方向の複数箇所に設けられたものである。
【0016】
そして、この構成では、キャニスタに設けるアジテータ取付部を、増設キャニスタの使用時と未使用時とに対応してキャニスタの上下方向の複数箇所に設けたことにより、増設キャニスタの使用時と未使用時とのいずれの場合にも、共通のキャニスタを用いて、アジテータをキャニスタベース上の所定位置に配置可能とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】
図2に示すように、原料収納供給装置11は、キャニスタベース12およびこのキャニスタベース12の上部に分離可能に設けられるキャニスタ13を原料収納容器14の基本形の態様とし、これらキャニスタベース12およびキャニスタ13内に粉末原料などの原料を収納する原料収納部15が形成されている。
【0019】
キャニスタベース13は、合成樹脂にて形成され、上部側に上方へ開口する筒部18が形成され、この筒部18の上部にはキャニスタ13の下部が嵌合されて取り付けられる被取付部19が形成されている。この被取付部19には、図2および図3に示すように、筒部18の周囲に環状の取付片部20が突出形成され、これら筒部18と取付片部20との間に上方に開口する環状の取付溝21が形成されている。
【0020】
キャニスタベース13の下部側は幅が絞り込まれ、底部にはスクリュー配置部22が形成され、このスクリュー配置部22の先端に原料を送り出す原料送出口23が形成されている。原料送出口23にはキャップ24がねじ25によって取り付けられている。キャップ24には、原料の送り出しを許容する図示しない開口が形成され、この開口が斜め上方に向けられて原料の不要なこぼれ落ちを防止している。
【0021】
キャニスタベース12内には、原料送出口23から原料を送り出す原料送出手段28が配設されている。この原料送出手段28は、スクリュー配置部22内に回転可能に配置されるスクリュー29を有し、このスクリュー29の基端がキャニスタベース12の外部に回転可能に突出されるとともにその突出した基端にジョイント30が取り付けられている。そして、原料収納供給装置11をカップ式飲料自動販売機内の所定位置に設置することで、カップ式飲料自動販売機側に設けられたスクリュー駆動手段にジョイント30が連結され、そのスクリュー駆動手段の駆動によってスクリュー29が原料を送り出す方向に回転する。
【0022】
キャニスタベース12内には、キャニスタベース12内の原料をほぐして下方のスクリュー29に送り込む複数のアジテータギヤ33がそれぞれ回転自在に軸支されている。キャニスタベース12の両側壁内面に複数の溝部34が上下方向に形成され、これら各溝部34に各アジテータギヤ33の両側に突出する円筒軸が落とし込まれ、キャニスタベース12の下部側に係合するヒンジワイヤ35の両端がキャニスタベース12の外側からアジテータギヤ33の円筒軸に係合することによりキャニスタケース12に対して抜け止め係止されている。各アジテータギヤ33の周面にはギヤ部36が等間隔に突設され、側面にはアジテータ作用部37が突出形成されている。
【0023】
1つのアジテータギヤ33がスクリュー29の近傍に配置され、この下側のアジテータギヤ33の上部側近傍に2つのアジテータギヤ33が配置されている。下部のアジテータギヤ33のギヤ部36がスクリュー29に係合し、スクリュー29の回転によって、スクリュー29がウォームギヤとして作用して下部のアジテータギヤ33が回転する。さらに、下側のアジテータギヤ33のギヤ部36に係合可能な位置に上側の各アジテータギヤ33が配置され、下側のアジテータギヤ33の回動によって上側の各アジテータギヤ33が回転する。したがって、スクリュー29の回転に従動して各アジテータギヤ33が回転し、キャニスタベース12内の原料をほぐしてスクリュー29に落とし込める。
【0024】
キャニスタベース12上には、原料収納部15内の原料をほぐして落とし込むとともにキャニスタ13の内面に付着する原料を振り落とすアジテータ40が配置されている。このアジテータ40は、弾性を有する線材にて構成され、基端がキャニスタ13に固定具である複数のねじ41によって取り付けられ、この基端から先端までの間が原料収納部15内で複数回任意の形状に屈曲され、先端側が1つのアジテータギヤ33の側部のアジテータ作用部37の回動域に配置されている。そして、アジテータギヤ33の回転時に、アジテータ作用部37がアジテータ40の先端側に引っ掛かってこのアジテータ40を弾性に抗して変位させ、アジテータ40が一定量変位すると、アジテータ40がアジテータ作用部37から外れて弾性によって勢いよく戻り、そのときの振動によって原料をほぐして落とし込むとともにキャニスタ13の内面に付着する原料を振り落とすことができる。
【0025】
また、キャニスタ13は、合成樹脂製で、上下方向に開口する筒状のキャニスタ本体44を有し、このキャニスタ本体44の上部には、原料を投入する投入口45が開口形成され、この投入口45を閉塞する蓋体46が開閉可能に取り付けられている。キャニスタ13の下部にはキャニスタベース12の被取付部19に取り付けられる取付部47が形成され、この取付部47は、図2および図3に示すように、環状の取付溝21に差し込み嵌合される環状の差込部48、環状の取付片部20の上部にパッキング49を介して密着するフランジ部50が形成されている。そして、キャニスタベース12の下部側に係合するヒンジワイヤ51の両端がキャニスタベース12を通じてキャニスタ13に係合することにより、キャニスタ13がキャニスタベース12に抜け止め係止されている。
【0026】
キャニスタ本体44の側面には、アジテータ40をねじ41で取り付けるアジテータ取付部52が上下方向の2箇所に形成されている。上部側のアジテータ取付部52は増設キャニスタ未使用時に使用し、下部側のアジテータ取付部52は増設キャニスタ使用時に使用し、いずれの使用時にもアジテータ40をキャニスタベース12上の所定位置に配置できる。
【0027】
また、図1には、キャニスタベース12およびキャニスタ13で構成される原料収納容器14の基本形に、これらキャニスタベース12とキャニスタ13との間に増設キャニスタ55を取り付けて、原料収納部15の容量すなわち原料収納量を増量した態様を示す。
【0028】
増設キャニスタ55は、合成樹脂製で、キャニスタ13と略同一断面形状で上下に開口する筒状に形成された増設キャニスタ本体56を有している。この増設キャニスタ本体56の上部形状はキャニスタベース12の上部形状に対応していて同じ寸法形状の被取付部57が形成され、すなわち、図1および図3に示すように、増設キャニスタ本体56の周囲に環状の取付片部58が突出形成され、これら増設キャニスタ本体56と取付片部58との間に上方に開口する環状の取付溝59が形成されている。また、増設キャニスタ本体56の下部形状はキャニスタ13の下部形状に対応していて同じ寸法形状の取付部60が形成され、すなわち、図1および図3に示すように、キャニスタベース12の環状の取付溝21に差し込み嵌合される環状の差込部61、キャニスタベース12の環状の取付片部20の上部にパッキング62を介して密着するフランジ部63が形成されている。
【0029】
このように、分割したキャニスタベース12の上部とキャニスタ13の下部との間に増設キャニスタ55を取り付けることにより、原料収納量を簡単に増量できる。したがって、カップ式飲料自動販売機の設置場所、季節、環境などに応じて、飲料の種類毎の売れ行きが異なっても、売れ筋の飲料種類については増設キャニスタ55の付加することで容易に対応でき、売れ筋の飲料種類が売り切れになるのを防止できる。
【0030】
このとき、増設キャニスタ55の上部形状はキャニスタベース12の上部形状に、増設キャニスタ55の下部形状はキャニスタ13の下部形状にそれぞれ対応して設けているため、既存のキャニスタベース12とキャニスタ13との取付構造を利用して増設キャニスタ55を確実に取り付けることができる。
【0031】
さらに、キャニスタ13に設けるアジテータ取付部52を、増設キャニスタ55の使用時と未使用時とに対応してキャニスタ13の上下方向の複数箇所に設けたことにより、増設キャニスタ55の使用時と未使用時とのいずれの場合にも、アジテータ40をキャニスタベース12上の所定位置に配置でき、そのため、キャニスタ13を共用できる。
【0032】
また、分割したキャニスタベース12とキャニスタ13との間に取り付ける増設キャニスタ55は1つに限らず、2個、3個というように複数用いることもでき、原料収納量を任意に設定できる。
【0033】
また、例えば季節や環境の変化によって、売れ筋の飲料種類が変わり、増設キャニスタ55を付加した飲料種類の売れ行きが少なくなった場合には、増設キャニスタ55を取り外して、適切な原料収納量に変更できる。
【0034】
なお、原料収納供給装置11は、粉末原料に限らず、コーヒー豆や茶葉などの飲料の原料についても同様に適用でき、同様の作用効果が得られる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1記載の増設キャニスタによれば、分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に増設キャニスタを取り付けることにより、原料収納量を簡単に増量でき、さらに、任意の数の増設キャニスタを用いることにより、原料収納量を任意に設定できる。しかも、増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けたことにより、キャニスタベースとキャニスタとの取付構造を利用して増設キャニスタを確実に取り付けることができる。
【0036】
請求項2記載の原料収納供給装置によれば、分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に増設キャニスタを取り付けることにより、原料収納量を簡単に増量でき、さらに、任意の数の増設キャニスタを用いることにより、原料収納量を任意に設定できる。
【0037】
請求項3記載の原料収納供給装置によれば、請求項2記載の原料収納供給装置の効果に加えて、増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けたことにより、既存のキャニスタベースとキャニスタとの取付構造を利用して増設キャニスタを確実に取り付けることができる。
【0038】
請求項4記載の原料収納供給装置によれば、請求項2または3記載の原料収納供給装置の効果に加えて、キャニスタに設けるアジテータ取付部を、増設キャニスタの使用時と未使用時とに対応してキャニスタの上下方向の複数箇所に設けたことにより、増設キャニスタの使用時と未使用時とのいずれの場合にも、共通のキャニスタを用いて、アジテータをキャニスタベース上の所定位置に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す原料収納供給装置の増設キャニスタの使用状態の断面図である。
【図2】同上原料収納供給装置の増設キャニスタの未使用状態の断面図である。
【図3】同上原料収納供給装置のキャニスタベースとキャニスタの取付構造、増設キャニスタとキャニスタとの取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
11 原料収納供給装置
12 キャニスタベース
13 キャニスタ
28 原料送出手段
40 アジテータ
52 アジテータ取付部
55 増設キャニスタ
56 増設キャニスタ本体
Claims (4)
- 原料を送り出す原料送出手段を有するキャニスタベースの上部と、このキャニスタベースの上部に分割可能に設けられ前記原料を収納するキャニスタの下部との間に着脱可能に取り付けられる増設キャニスタであって、
増設キャニスタ本体を備え、この増設キャニスタ本体の上部形状がキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタ本体の下部形状がキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けられた
ことを特徴とする増設キャニスタ。 - 原料を送り出す原料送出手段を有するキャニスタベースと、
このキャニスタベースの上部に分割可能に設けられ、前記原料を収納するキャニスタと、
分割したキャニスタベースの上部とキャニスタの下部との間に着脱可能に取り付けられ、前記キャニスタとともに前記原料を収納する増設キャニスタと
を具備していることを特徴とする原料収納供給装置。 - 増設キャニスタの上部形状はキャニスタベースの上部形状に、増設キャニスタの下部形状はキャニスタの下部形状にそれぞれ対応して設けられた
ことを特徴とする請求項2記載の原料収納供給装置。 - キャニスタベース上の所定位置に配置されてキャニスタベース内に原料を落とし込むアジテータを備え、
キャニスタには、前記アジテータを取り付けるアジテータ取付部が、増設キャニスタの使用時と未使用時とに対応してキャニスタの上下方向の複数箇所に設けられた
ことを特徴とする請求項2または3記載の原料収納供給装置。
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