JP3969127B2 - コネクタ、現像カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

コネクタ、現像カートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトナー消費量等のデータの読み取り/書き込みを行うためのメモリIC基板を内蔵したコネクタ、該コネクタが取り付けられた現像カートリッジ及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ等の画像形成装置においては、現像カートリッジにメモリICを取り付け、装置本体側コネクタと接続して各色トナーの残量情報、交換されたカートリッジか否かの新旧判別情報、カートリッジが装着されたか否かを本体側に知らせるための装着情報、現像バイアス等の画像形成条件、何回カートリッジが交換使用されたかのリサイクル情報等を書き込み、現像カートリッジを装着したときにその履歴情報が装置本体側において認識できるようにしている。
【0003】
この場合、インクジェットプリンタ等のカートリッジにおいては、履歴情報が書き込まれるメモリIC基板をコネクタに電線をかしめて繋いだり、メモリIC基板をコネクタ端子にハンダ付けするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の現像カートリッジに取り付けられるメモリICにおいては、データの読み取り/書き込み時に装置本体側コネクタと接触して直接機械的力が加えられるため、メモリICの接点寿命が短く、また、現像ローラには高い電圧が加えるられるため、その影響による電界ノイズを接点部材側が拾いやすく、静電気やトナー汚染等による誤動作が生じ、メモリICの保護や接点の安定性確保の点が必ずしも十分とは言えなかった。
【0005】
また、メモリIC基板の端子を電線をかしめてコネクタと繋ぐ方法では、かしめ不良の発生、電線が切れる等の接点不良が発生し、メモリIC基板をコネクタ端子にハンダ付けする方法では、ハンダ付け不良によって接点不良が発生する等の問題があるとともに、メモリICを再利用しようとしても、熱を加えて取り外さなければならず、その場合取り外しても熱により書き込まれている情報が破壊されてしまうという問題がある。
【0006】
また、特に、最も長い接点部材ほどアンテナとなって電界ノイズを拾いやすいことになる。そのため、本実施形態では、アース端子43Gを現像ローラから最も遠い位置に配置するようにしている。もちろん、アース端子以外でも長い端子は外側に配置することが好ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、メモリIC基板を着脱可能にするとともに、メモリIC基板の挿入取り付けを安定化させ、基板の損傷を防止することを目的とする。
本発明は、本体装置側コネクタとの接続端子を一方の面に、弾性を有する樹脂からなるメモリIC基板との接点を他方の面に有する導電性部材がスルーホールを通して一方の面から他方の面に渡って延びるように設けられ、本体装置側コネクタとの当接における衝撃受け部材として機能するコネクタの基板と、前記コネクタの基板の他方の面に一体的に設けられた接点保護部材とを備え、前記他方の面のメモリIC基板との接点が複数列構成であるコネクタであって、前記導電性部材はコネクタの基板のメモリIC基板側で折り曲げられてバネ性を付与され、そのバネ力でメモリIC基板を接点保護部材の取り付け面に押しつけるようにしてコネクタの基板から離間した浮いた状態で保持するとともに、複数列のバネ支点が揃えられられることで荷重調整され、各列の接点数は同数でなく、多数接点の列が低荷重接点であるとともに、複数列の接点のうち低荷重接点をメモリIC基板の先端と係合する位置決め取り付け部側に配置し、メモリIC基板の先端を位置決め取り付け部に挿入し、メモリIC基板の後端をフック部に係止することによりメモリIC基板が装着されることを特徴とする。
また、本発明は、前記メモリIC基板は、位置決め取り付け部に挿入される先端の中心からずらして位置決め用の切り欠きが形成されていること特徴とする。
また、本発明は、上記記載のコネクタを端部に固定した現像カートリッジを特徴としている。
また、本発明は、上記現像カートリッジを有する画像形成装置を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施形態の画像形成装置の例を説明する図である。
感光体1は図示しない帯電ユニットで帯電された後、露光ユニット2による画像露光で静電潜像が形成される。この静電潜像はロータリ現像ユニット3のロータリフレーム30に装着された現像カートリッジ31〜34の現像ローラから一色ずつ順次4色のトナーが供給されて現像される。感光体1には、転写ベルト駆動ローラ5で駆動される転写ベルト4が1次転写位置で対向し、各色のトナー像は転写ベルト4に1次転写されてベルト上で色重ねされる。
【0009】
一方、給紙カセット6から取り出された用紙は搬送路7を通り、転写ベルト駆動ローラ5と対向する転写ローラ8の2次転写位置で転写ベルト上の4色トナー像が一括転写される。このとき、転写ベルト4上の画像先端はベルト位置検出センサ9によって検出され、画像先端と用紙先端とが合うように制御される。2次転写された用紙は定着ユニット10で定着され、両面印字の場合には再度搬送路7に戻り、裏面側に画像が転写される。転写、定着後の用紙は装置外に排出される。
【0010】
ロータリ式現像ユニット3の4色の現像カートリッジ31〜34にはメモリIC内蔵コネクタ40(詳細は後述)がそれぞれ取り付けられ、装置本体側のコネクタ50からデータの読み取り/書き込みができるようになっている。装置本体側コネクタ50はモータ内蔵の駆動部51により駆動されて前進/後退し、カートリッジ交換時には前進してコネクタ40と電気的に接続してメモリICのデータの読み取り/書き込みを行い、通常時は後退している。各現像カートリッジは、装置本体に設けられた現像カートリッジ交換用開口11の位置で取り外して交換可能である。また、画像形成装置には排気ダクト12が設けられ、現像ローラと感光体が当接する現像ニップ部付近の吸引口14から飛散トナー等を吸引し、フィルタ13を通して排気している。この場合、コネクタ接続部が飛散トナーから影響を受けないように、メモリIC内蔵コネクタ40と本体装置側コネクタ50とが接続する位置は、現像ユニットの回転方向でみて現像ニップ部より上流側に配置する。
【0011】
図2はロータリ式現像ユニットにおける現像カートリッジの交換、メモリICのデータの読み取り/書き込み、現像待機の各ポジションを説明する図である。ロータリ式現像ユニットのホームポジションは、ポジション検出板37の切り欠き位置をポジション検出センサ36で検出することにより検知される。
【0012】
図2(a)は現像器交換位置(ポジション▲1▼)を説明する図である。前述したように、装置本体側には現像器交換口11が設けられており、ロータリ式現像ユニット3の各現像ローラ▲1▼〜▲4▼は、現像器交換口11の位置において交換可能である。このポジション▲1▼においては、各現像カートリッジのコネクタ40は本体側コネクタ50とは対向せず、また感光体1も現像ローラと対向しない。
【0013】
図2(b)はメモリICへの読み取り/書き込みと共に、現像ローラが感光体と対向して現像する位置を示している(ポジション▲2▼)。装置本体側から読み取り/書き込み指令が出ると、ポジション▲2▼の位置関係になって装置本体側コネクタ50が動作し、コネクタ40と接続してデータの読み取り/書き込みが行われる。
【0014】
図2(c)はロータリ現像器ユニットによる現像がある色から別の色に切り替わるときの途中の位置(ポジション▲3▼)で、感光体と現像ローラとは対向していない。
【0015】
図3はコネクタ接続時と離間時とを説明する図である。
図3(a)に示すように、接続時には装置本体側コネクタ50がモータ駆動で前進し、後述するようにメモリIC内蔵コネクタ40側のガイド部材でガイドされて嵌合し、端子同士が摺動して電気的に接続し、離間時にはコネクタ50が装置本体側に後退して両者が離間する。なお、コネクタ40はコネクタ固定ネジ48で現像器ユニットに、コネクタ50はコネクタ固定ピン53で装置本体に固定されている。
【0016】
図4はロータリ式現像ユニットを説明する図である。
ロータリ式現像ユニット3は板金からなる側板20、21に取り付けられ、ロータリフレーム30に取り付けられた現像カートリッジ31〜34の端部にはメモリIC内蔵コネクタ40が固定されている。本実施形態では側板21がギヤ駆動される側、側板20が反駆動側で、駆動部の熱の影響を受けないように反駆動側の側板20を絞って形成した収納部22に設けたコネクタカバー39にメモリIC内蔵コネクタ40が固定される。収納部22は装置本体側コネクタ50が離当接する面以外はコネクタ40を包囲して現像ローラにかかる電圧の影響を受けないようにシールドする役割を果たしている。メモリIC内蔵コネクタ40自身はコネクタカバー39で覆われ、収納部を形成する板金からメモリICへ静電気の影響がないように、収納部内面には樹脂製リングからなるIC保護部材38が設けられている。
【0017】
図5は本実施形態のメモリIC内蔵コネクタを説明する図で、図5(a)は平面図、図5(b)は正面図、図5(c)は図5(a)のA−A断面図である。
メモリIC内蔵コネクタ40は接続時の衝撃を受け止める部材である基板41の一方の面(本体装置側コネクタと接続する表面)の外縁に近い両側部分に2つのガイド部材42が直立して設けられ、基板41の他方の面(裏面)にメモリIC基板46を内包する接点保護部材45が備えられ、これらは筐体47として一体に形成されている。また、ガイド部材42と一体にガイド部材より内側に、接点部材43、44がそれぞれガイド部材42と平行に直立して設けられている。ガイド部材42を接点部材の外側に配置したのは、ガイド部材を包囲して本体側コネクタが嵌合する際の挿入安定性を図り、接点の接触状態を安定化させるためである。
【0018】
本実施形態では筐体47の表側(現像ローラ端部から遠い側)に4本の接点部材43、裏側(現像ローラ端部に近い側)に3本の接点部材44が2列構成にして設けられ、全体としてコンパクト化を図っている。もちろん、接点部材は2列に限定されず、1列や3列にしてもよい。これら接点部材の各端子は、図6に示すように、表側の4つの端子はデータ端子、装着検知端子、アース(GND)端子、データの読み込み/書き込み端子であり、裏側の3つの端子はクロック端子、電源端子、チップセレクト(CS)端子である。
【0019】
これら接点部材43、44は、図5(c)に示すように、接続時に本体側コネクタ端子が摺動して接触する接点端子43a、44aを構成している。接点部材43,44は基板41のスルーホールを通してその裏側に延び、メモリIC基板46の端子と弾性的に接触するバネ性の接点端子43b,44bを備えている。そして、接点保護部材45にメモリIC基板46を取り付けたとき、バネ性の接点端子43b,44bがメモリIC基板46の端子に弾性的に接触し、メモリIC基板46は接点端子43b,44bからのバネ力で接点保護部材45の取り付け面に押しつけられ、基板41から離間した浮いた状態で保持される。そのため、モータ駆動で本体側コネクタ50が前進してコネクタ40に当接しても、接点部材43,44の端子43a、44aが本体側コネクタ端子と摺動して接触するだけで、当接の衝撃は基板41で受け止められ、メモリIC基板46は基板41から離間して支持されているので、メモリIC基板46の端子と接点43b,44bとの接触部に衝撃は直接伝わらない。
【0020】
このように、コネクタ40は衝撃受け部材である基板41の一方の面に本体側コネクタとの摺動接点をもち、基板41の裏側に基板から浮いて支持されたメモリIC基板との固定接点をもつようにしたので、本体側コネクタとの接続時の衝撃が基板41で受け止められてメモリIC基板側に伝えられず、メモリIC基板との接点が安定して形成される。
また、コネクタに取付けられるメモリIC基板はトナー汚れによる接点不良、静電気の影響によるデータ破壊等から守るため、直接表側に出さない所で接点を持たせることが望ましい。本実施形態においては、ICメモリ基板を接点保護部材45で覆い、その部分においてバネ性接点により支持するようにしている。
【0021】
図5に示す7本の接点部材のうち、両側のガイド部材42と1列に設けられた4本の接点部材は、図4から分かるように、現像ローラから離れた外側に位置し、残りの3本の接点部材は現像ローラ側に配置される。そして、前側の4本の接点部材のうち、アース端子である43Gが最も長く形成され、本体側コネクタと接続するときに、1番最初に接触するようにしている。
【0022】
ところで、現像するタイミングでは現像ローラには2KVp−pの電圧がかかり、その影響による電界ノイズを接点部材側が拾いやすい。特に、最も長い接点部材ほどアンテナとなって電界ノイズを拾いやすいことになる。そのため、本実施形態では、アース端子43Gを現像ローラから最も遠い位置に配置するようにしている。もちろん、アース端子以外でも長い端子は外側に配置することが好ましい。
【0023】
図7はメモリIC基板のコネクタ本体への装着を説明する図である。
図7(a)はコネクタの裏面側からみたメモリIC基板装着状態を示す図であり、メモリIC基板46には切り欠き46aがその中心よりずれた位置に設けられ、切り欠きの両側において基板先端長さが異ならせてある。この基板先端に合わせる形でコネクタ本体側には窪みを有する位置決め取り付け部60が形成され、この窪みの深さが切り欠きの両側において異なっている。そのため、左右を逆にして基板先端を位置決め取り付け部60に挿入しようとしてもうまくいかず、誤挿入が防止できるようになっている。一方、基板の後端はコネクタ本体のフック61に係止するように構成されている。
【0024】
図7(b)はメモリIC基板の装着を説明する断面図である。本実施形態のメモリIC基板46は弾性(バネ性)を有する樹脂からなっており、基板先端を位置決め取り付け部60に挿入し、基板の後端をコネクタ本体側に回転させながら押しつけ、基板の弾性を利用して反らせて挿入し、フック61に係止する。このときメモリIC基板の端子はバネ性の接点端子43b,44bと弾性的に接触し、接点のバネ力によりメモリIC基板は位置決め取り付け部60、フック61側に押しつけられており、装着が安定するとともに、接点状態が安定化する。
【0025】
メモリIC基板を再利用する場合、メモリIC基板をインクジェットプリンタの場合のように、ハンダ付け等で固着してしまうと、これを取り外すためにはIC自体に熱をかけてしまうことになり、メモリ内の情報が破壊されてしまう可能性がある。一方、メモリICを取り付けたままでメモリ内の情報を読み取ろうとすると、インクジョットプリンタ等に比して装置が大きい電子写真装置では大きな装置の一部に取り付けたメモリICに端子を当ててその内容を読み取ることになるためその操作だけでも極めて煩雑である。
【0026】
そこで、本実施形態のようにバネ性の接点部材でメモリIC基板との端子の接点をとることにより、メモリICが着脱可能となり、コネクタ本体自体を固定したとしても、それを取り外すことによりメモリIC自体は容易に取り外して回収でき、その内容を読み取って再利用に役立たせることが可能である。
【0027】
図8はメモリIC基板を装着するコネクタの要部断面図である。
コネクタ40の筐体47の両側に設けられた接点部材43,44はコネクタ本体の裏面側に延び、折り曲げてバネ性を付与し、それぞれ接点43b,44bを形成している。コネクタ本体には、前述したように、位置決め取り付け部60、フック61が形成され、位置決め取り付け部60に切り欠きを有するメモリIC基板46が位置決め取り付け部の窪みに入り込み、基板を押し倒してフック61に係止して基板のバネ性を利用して装着する構造になっており、この時メモリIC基板の端子63,64がコネクタ側の接点43b,44bと接触して固定接点を構成する。
【0028】
本実施形態においてはメモリIC基板の端子は2列構成63,64で中央より位置決め取り付け部60側に近くなるようにし、バネ支点P1,P2はできるだけ端子63,64から離すためにフック61側に近くなるようにする。このような構成とすることにより、メモリIC基板を装着したときに端子63,64と接点43b,44bとがバネ力によりやわらかく当接し、安定した接点力が得られる。
【0029】
また、バネ支点P1、P2の位置はほぼ同じ位置であるため、バネ支点から接点43bまでの長さは、バネ支点から接点44bより長く、同じバネ材料を使用しているため接点43bの接点力は、接点44bの接点力より小さい。メモリIC基板の装着は、図示のように端子63,64に近い側の先端を位置決め取り付け部60の窪みに挿入して基板を押し倒し、他端をフック部材に押し込んで係止するので、最初に当接する方の端子を接点力の小さい低バネ荷重接点43bとして装着し易くしするとともに装着を安定化させ、また、弱い力で装着できるためメモリIC基板が損傷しにくく再利用に資することができる。
【0030】
また、図5で説明したように、接点部材43は4接点側、接点部材44は3接点側である。このように、複数列構成(本実施形態では2列)の接点の場合で各列の接点数が同数でない場合には、多数側の接点(低バネ荷重接点43b)を位置決め取り付け部側とすることにより、装着に要する力が大きくなるのを防ぎ、装着し易くするとともに、装着を安定化させ、また、弱い力で装着できるため、同様にメモリIC基板が損傷しにくく再利用に資することができる。
【0031】
また、低バネ荷重接点と高バネ荷重接点が同数でない場合には、上記のように低バネ荷重接点の数を多くする。低バネ荷重なので接点が多くても問題は生ぜず、接点部の力はバネ圧力で決まるので、数が増えても端子に対する支障は生じない。
【0032】
また、多数側の接点(低バネ荷重接点43b)を位置決め取り付け部側としたときに、相対的に接点力の大きい高バネ荷重接点44bをメモリIC基板の中央部側にくるようにすると、メモリIC基板を装着したときに中央部のバネ接点圧を高くすることができる。中央部のバネ接点圧を上げることにより、メモリIC基板を装着した後、基板を中央から押し上げる状態となり、位置決め取り付け部側、フック部側共に均等に圧力がかかって、安定した取付けが可能である。
基板の取り付け状態が安定化する。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明によればメモリIC基板の端子とバネ接触する接点とが複数列構成であるコネクタの低荷重接点を位置決め取り付け部側に配置したことにより、メモリIC基板を着脱可能にし、メモリIC基板を弱い力で挿入できるため、挿入を安定させて基板の損傷を防止することができる。また、多数接点の列を低荷重接点とすることにより、同様にメモリIC基板の挿入は安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置を説明する図である。
【図2】 現像カートリッジの交換、メモリICのデータの読み書き、現像待機の各ポジションを説明する図である。
【図3】 メモリICへのコネクタ接続と離間を説明する図である。
【図4】 ロータリ式現像器ユニットを説明する図である。
【図5】 メモリIC内蔵のコネクタを説明する図である。
【図6】 コネクタ端子を説明する図である。
【図7】 メモリIC基板のコネクタ本体への装着を説明する図である。
【図8】 メモリIC基板を装着するコネクタの要部断面図である。
【符号の説明】
1…感光体、2…露光ユニット、3…ロータリ式現像ユニット、4…転写ベルト、5…転写ベルト駆動ローラ、6…給紙カセット、7…用紙搬送路、8…転写ローラ、9…位置検出センサ、10…定着ユニット、11…現像カートリッジ交換用開口、12…排気ダクト、13…フィルタ、14…吸引口、20,21…側板、30…ロータリフレーム、31〜34…現像カートリッジ、36…ポジション検出センサ、37…ポジション検出板、38…IC保護部材、39…コネクタカバー、40,50…コネクタ、41…基板、42…ガイド部材、43,44…接点部材、45…接点保護部材、46…メモリIC基板、46a…切り欠き、60…位置決め取り付け部、61…フック、63,64…端子。

Claims (4)

  1. 本体装置側コネクタとの接続端子を一方の面に、弾性を有する樹脂からなるメモリIC基板との接点を他方の面に有する導電性部材がスルーホールを通して一方の面から他方の面に渡って延びるように設けられ、本体装置側コネクタとの当接における衝撃受け部材として機能するコネクタ基板と、前記コネクタの基板の他方の面に一体的に設けられた接点保護部材とを備え、前記他方の面のメモリIC基板との接点が複数列構成であるコネクタであって、
    前記導電性部材はコネクタ基板のメモリIC基板側で折り曲げられてバネ性を付与され、そのバネ力でメモリIC基板を接点保護部材の取り付け面に押しつけるようにしてコネクタの基板から離間した浮いた状態で保持するとともに、複数列のバネ支点が揃えられられることで荷重調整され、各列の接点数は同数でなく、多数接点の列が低荷重接点であるとともに、複数列の接点のうち低荷重接点をメモリIC基板の先端と係合する位置決め取り付け部側に配置し、メモリIC基板の先端を位置決め取り付け部に挿入し、メモリIC基板の後端をフック部に係止することによりメモリIC基板が装着されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記メモリIC基板は、位置決め取り付け部に挿入される先端の中心からずらして位置決め用の切り欠きが形成されていること特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 請求項1または2記載のコネクタを端部に固定したことを特徴とする現像カートリッジ。
  4. 請求項記載の現像カートリッジを有する画像形成装置。
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