JP3967617B2 - プレゼンス方法,プレゼンスプログラムおよびそのプログラムの記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,IM(インスタントメッセンジャー)などのコミュニケーションシステムを実装する利用端末において,端末に登録している対話者の状態(オンライン,オフライン,外出中など)をサーバーに問い合わせるプレゼンス方法,プレゼンスプログラムおよびそのプログラムの記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年,IM(インスタントメッセンジャー)などのコミュニケーションシステムにおいては,他の利用者の状態(オンライン,オフライン,外出中など)を簡単に知るプレゼンス機能が多く利用されている。このプレゼンス機能は,自分の状態を登録するシステムと他の利用者の状態を取得するシステムから構成されている。
【0003】
自分の状態を登録するシステムは,利用端末がオンラインやオフラインになった時あるいは利用者が自ら状態を変更した時に,その利用者の変更後の状態を,プレゼンス機能を管理するサーバーやデータベースに登録する。一方,他の利用者の状態を知るシステムは,利用者の自端末で管理している対話者リスト(対話者のIDや名前などをリスト化したもの)に含まれる対話者の状態を,サーバーに定期的に問い合わせることで,対話者の状態を随時知ることが可能になっている。
【0004】
従来のプレゼンス技術においては,端末内で登録している対話者の状態を,すべての対話者を平等な間隔で,しかも非常に短い間隔(10秒〜30秒)で問い合わせている。この理由は,コミュニケーションにおいては,相手に連絡したい時に相手が現在コミュニケーション可能な状態かどうかを知ることが非常に重要であり,これを実現するためには,リアルタイムに近い状態確認作業が必要になるからである。しかし,この頻繁な確認作業を行った場合,ユーザー数が増加すればするほどサーバーやデータベースの負荷は膨大になり,それを補うためのサーバーやデータベースの分散制御システムの構築コストは非常に膨大になるという問題点がある。
【0005】
この問題を解決するには,利用端末からサーバーやデータベースへの問い合わせ方法を工夫する手法と,サーバーやデータベース内でのデータ取得の方法を工夫する方法が考えられるが,本発明では前者の利用端末からサーバーやデータベースへの問い合わせ方法を工夫することでサーバーやデータベースの負荷の課題を解決する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は,上記従来技術の問題点を解決し,プレゼンス機能において,端末からサーバーやデータベースへの問い合わせ間隔を,すべての対話者を平等な間隔で問い合わせるのではなく,様々なコミュニケーションの状況やサービス利用状況等を観測することで,各対話者の問い合わせ間隔に優先制御を施し,不必要な問い合わせを可能な限り減少させることで,サーバーやデータベースへの負荷の集中を減少させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は,上記課題を解決するために,以下に述べるような手段を採用している。その仕組みとして,プレゼンス機能を有するIM(インスタントメッセンジャー)などの利用端末や,状態を管理するサーバーなどを様々な手法で観測することにより,その観測データをもとに,端末に登録している対話者毎に状態問い合わせ間隔を変更させる。
【0008】
具体的には,端末内に登録している各対話者に優先度ポイントを与え,システムの変換規則に従い,この優先度ポイントが大きい対話者ほど問い合わせ間隔を短く,優先度ポイントが小さい対話者ほど問い合わせ間隔を長くする。システムは,予め全対話者への平均問い合わせ間隔を設定しておき,優先度ポイントに応じて問い合わせ間隔を対話者毎に変更する。
【0009】
本発明では,この優先度ポイントを対話者毎に設定する仕組みを数種類用意している。まず,第1の手法として,対話者とのコミュニケーションを観測することを利用する。例えば,端末に登録している対話者が20人いた場合を考えてみると,利用者はその20人と同じような頻度でコミュニケーションをしているか疑問がでてくる。おそらく,ある人とは毎日コミュニケーションをしたり,ある人とは1ヶ月に1回コミュニケーションするだけかも知れない。
【0010】
このようなときに,頻繁に会話する相手と滅多に会話しない相手を同じような間隔で状態を確認するのは効率的ではない。特に後者のほとんどコミュニケーションをしない相手の状態を頻繁に確認するのは非常に無駄が多いといえる。
【0011】
そこで,利用端末は対話者とのコミュニケーションにおけるコミュニケーション回数,メッセージ交換数,メッセージ交換頻度,通話時間などのコミュニケーション状況を観測する。対話者とのコミュニケーションが多ければ多いほど,その対話者の優先度ポイントを増加させ,逆に少ないほど優先度ポイントを下げる。
【0012】
次に,本発明は,第2の手法として,各利用者の端末の利用状況を観測することを利用する。利用端末は,利用者のサービスの利用時間帯,平均利用時間,平均オフライン時間,状態変更頻度などを観測し,それをサーバーに登録する。この登録する間隔は1ヶ月毎や1週間毎など比較的長い間隔毎に観測したデータを集計・計算して登録する。利用者は自端末に登録された対話者の上記の情報を一定間隔(登録時と同じく比較的長い間隔)で取得し,それを対話者毎に管理保存した後,以下のような制御を行う。
【0013】
まず,利用時間帯については,現在の時間と比較し,近ければ優先度ポイントを増加させ,遠ければ優先度ポイントを減少させる。平均利用時間に関しては,対話者の状況が現在オンラインの場合,平均利用時間が長ければ優先度ポイントを増加させ,短ければ優先度ポイントを減少させる。平均オフライン時間に関しては,対話者の状況が現在オフラインの場合,平均オフライン時間が長ければ優先度ポイントを減少させ,短ければ優先度ポイントを増加させる。状態変更頻度に関しては,状態変更間隔が短ければ優先度ポイントを増加させ,長ければ優先度ポイントを減少させる。例えば,利用時間帯を観測することで,夜にしか利用しない対話者に対して昼の間は問い合わせ間隔を長くするなどができ,不要な問い合わせ作業を減少できる。
【0014】
次に,本発明は,第3の手法として,サーバーの負荷の状況を観測することを利用する。これは,対話者毎に問い合わせ間隔を設定するのではなく,全対話者に対する平均問い合わせ間隔を変更する。サーバーは接続されているユーザー数をカウントし,そのユーザー数に応じてサーバーの負荷値を設定する。このユーザー数から負荷値への変換は,システムが予め定めた変換規則を用いる。利用端末はサーバーに接続するときにこの負荷値を取得し,その負荷値が高ければ平均問い合わせ間隔を長くし,負荷値が低ければ問い合わせ間隔を短くする。サーバーの負荷が高いときは,自動で全利用者からのプレゼンス間隔が長くなるので,負荷の減少には非常に効果的である。
【0015】
本発明では,上記の第1〜第3の手法を用いて,対話者毎の問い合わせ間隔を変更する優先制御を行うことで,効率的なサーバーやデータベースへの問い合わせを行う。従って,本発明は,従来技術のように,端末に登録している各対話者の状態をすべて同じ間隔で確認する手法と異なり,対話者とのコミュニケーションを観測したり,あるいは各利用者のサービス利用状況を観測するなどにより,対話者毎に最適な問い合わせ間隔を自動で設定し,非効率な状態確認作業をできるだけ省くことで,全対話者に対する平均問い合わせ間隔を長くできる作用がある。その結果,サーバーやデータベースへのアクセス頻度を低下させ,サーバーやデータベースの負荷を低下させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態を図面を参照して,詳細に説明する。図1は,本発明の第一の実施の形態を示す図である。第一の実施の形態では,対話者とのコミュニケーション状況の観測を利用する。図中の1は利用者の利用端末であり,2の対話者リストを端末内に保存している。3と4は対話者リスト2に保存されている対話者の利用端末である。5はプレゼンス機能を提供しているサーバーであり,6はデータベースである。
【0017】
利用端末1は図中▲1▼のように,対話者とのコミュニケーションを観測している。ここで,観測する内容としては,コミュニケーション回数,メッセージ交換数,メッセージ交換頻度,通話時間などである。利用端末1は,このコミュニケーション状況を端末内に保存し,システムが予め用意する優先度ポイント変換表に従い,図中▲2▼のように定期的に優先度ポイントに変換し,優先度ポイントを設定する。ここで,対話者とのコミュニケーションが活発であればあるほど優先度ポイントは大きく,ほとんどコミュニケーションがなければ優先度ポイントは小さくなるようにする。
【0018】
利用端末1は,システムが予め用意する問い合わせ間隔変換表に従い,図中▲3▼のように,各対話者毎に優先度ポイントから各対話者の問い合わせ間隔を決定する。利用端末1は,この各対話者の問い合わせ間隔に基づいて図中▲4▼のようにプレゼンス機能による状態確認を行う。
【0019】
図2は,本発明の第一の実施の形態のシステム構成図,図3は,問い合わせ間隔の変更例を示す図,図4は,本発明の第一の実施の形態における処理フローを示す図である。
【0020】
図2に示すように,利用端末1は,対話者の一覧情報である対話者リスト2,対話者リスト2中に登録している対話者とのコミュニケーション回数,メッセージ交換数,メッセージ交換頻度,通話時間などのコミュニケーション状況を観測するコミュニケーション状況観測手段10,観測したコミュニケーション状況の観測値を対話者毎に保存するコミュニケーション状況保存手段11,各対話者毎のコミュニケーション状況の観測値を,優先度ポイントに変換するための予め規定された変換規則情報を持つ優先度ポイント変換表14,その優先度ポイント変換表14を参照して,各対話者のコミュニケーション状況の観測値を優先度ポイントに変換する優先度ポイント設定手段12,優先度ポイントを問い合わせ間隔に変換するための予め規定された変換規則情報を持つ問い合わせ間隔変換表15,その問い合わせ間隔変換表15を参照し,各対話者の優先度ポイントに応じて各対話者の状態問い合わせ間隔を決定または変更する問い合わせ間隔優先制御手段13を備える。
【0021】
以下,図3,図4に従って,図2に示す利用端末1の処理について説明する。まず,利用端末1のコミュニケーション状況観測手段10は,自端末の対話者リスト2に保存されている対話者とのコミュニケーション状況(コミュニケーション回数,メッセージ交換数,メッセージ交換頻度,通話時間等)を観測する(ステップS1)。コミュニケーション状況保存手段11は,このコミュニケーション状況の観測値を端末に保存する(ステップS2)。この例では,各対話者毎にコミュニケーション回数と通話時間とを観測し,観測結果を対話者リスト2中に保存している。図3(a)は,対話者リスト2中の観測結果の保存例を示しており,例えば対話者Aとの間のコミュニケーション回数は30回,通話時間は100分というように記録されている。
【0022】
また,利用端末1の優先度ポイント設定手段12は,コミュニケーションシステムが予め用意した優先度ポイント変換表14に従い,上記コミュニケーション状況の観測値を定期的に優先度ポイントに変換し,優先度ポイントを設定する(ステップS3)。優先度ポイント変換表14においては,コミュニケーション状況の観測値が大きいほど,対話者毎の優先度ポイントを増加させ,逆に小さいほど優先度ポイントを減少される情報が格納されている。
【0023】
図3(b)は,その優先度ポイント変換表14の例を示しており,1番目の優先度ポイント変換表14−1では,コミュニケーション回数に応じて優先度ポイントを減少または増加させる値が格納されている。また,2番目の優先度ポイント変換表14−2では,通話時間に応じて優先度ポイントを減少または増加させる値が格納されている。
【0024】
次に,問い合わせ間隔優先制御手段13は,コミュニケーションシステムが予め用意した問い合わせ間隔変換表15に従い,各対話者毎に優先度ポイントから各対話者毎の問い合わせ間隔を決定または変更する(ステップS4)。図3(c)は,問い合わせ間隔変換表15の例を示している。この例では,問い合わせ間隔変換表15に,優先度ポイントが−10以下であれば,問い合わせ間隔を10秒長くすること,優先度ポイントが−9から−5の範囲であれば,問い合わせ間隔を5秒長くすること,……,優先度ポイントが10以上であれば,問い合わせ間隔を3秒短くすることが示されている。
【0025】
図3(d)は,各対話者毎の問い合わせ間隔の算出例を示している。ここでは,全対話者の平均問い合わせ間隔を基準として,優先度ポイントに応じて問い合わせ間隔を変更する例を説明する。平均問い合わせ間隔は5秒であるとする。この値は,予め利用端末1に設定された値でもよく,またサーバー5から取得した値でもよい。
【0026】
対話者Aの問い合わせ間隔は,次のように決定されることになる。図3(a)の対話者リスト2から,対話者Aとのコミュニケーション回数は30であることがわかる。図3(b)の優先度ポイント変換表14−1から,コミュニケーション回数の30に相当する優先度ポイントが8であると決定される。また,対話者Aとの通話時間は100分であり,同様に優先度ポイント変換表14−2から,通話時間の100分に相当する優先度ポイントが6であると決定される。
【0027】
これらの2つの優先度ポイントを合わせた値(8+6=14)が,対話者Aの優先度ポイントとなり,図3(c)の問い合わせ間隔変換表15から,優先度ポイント=14に相当する問い合わせ間隔の調整値が−3秒であることが求められる。
【0028】
問い合わせ間隔優先制御手段13は,平均問い合わせ間隔が5秒であることから,対話者Aの問い合わせ間隔を「5秒−3秒=2秒」と決定する。他の対話者B〜Dについても同様な処理により問い合わせ間隔が決定される。
【0029】
利用端末1は,以上のようにして決定された各対話者の問い合わせ間隔に基づいて,プレゼンス機能による状態確認を行う(ステップS5)。
【0030】
図5は,本発明の第二の実施の形態を示す図である。第二の実施の形態では,各対話者の利用状況を観測することを利用する。図5において,利用端末3は,図中▲1▼のように利用者のサービス利用状況を観測する。ここで,観測する内容とは,利用時間帯,平均利用時間,平均オフライン時間,状態変更間隔などである。利用端末3は,この観測したサービス利用状況を図中▲2▼のように一定間隔毎にサーバー5のデータベース6に登録する。利用者の利用端末1は,図中▲3▼のように一定間隔毎に,対話者の登録したサービス利用状況を取得する。
【0031】
利用端末1は,この受信したサービス利用状況を,システムが予め規定した優先度ポイント変換表に従い,定期的に優先度ポイントに変換し,図中▲4▼のように優先度ポイントを設定する。変換方法は,利用時間帯については,現在の時間と比較し,現在の時間に近ければ優先度ポイントを増加させ,遠ければ優先度ポイントを減少させる。平均利用時間に関しては,対話者の状況が現在オンラインの場合,平均利用時間が長ければ優先度ポイントを増加させ,短ければ優先度ポイントを減少させる。平均オフライン時間に関しては,対話者の状況が現在オフラインの場合,平均オフライン時間が長ければ優先度ポイントを減少させ,短ければ優先度ポイントを増加させる。状態変更間隔に関しては,間隔が短ければ優先度ポイントを増加させ,長ければ優先度ポイントを減少させる。
【0032】
利用端末1は,システムが予め用意する問い合わせ間隔変換表に従い,図中▲5▼のように,優先度ポイントから各対話者毎の問い合わせ間隔を決定する。利用端末1は,この各対話者の問い合わせ間隔に基づいて図中▲6▼のようにプレゼンス機能による状態確認を行う。
【0033】
図6は,本発明の第二の実施の形態のシステム構成図,図7は,本発明の第二の実施の形態における処理フローを示す図である。
【0034】
図6に示すように,利用端末1は,対話者の一覧情報である対話者リスト2,各利用者の端末のサービス利用状況をサーバー5から取得する利用状況取得手段18,取得したサービス利用状況の観測値を優先度ポイントに変換するための予め規定された変換規則情報を持つ優先度ポイント変換表14,その優先度ポイント変換表14を参照して,各対話者のサービス利用状況の観測値を優先度ポイントに変換する優先度ポイント設定手段12,優先度ポイントを問い合わせ間隔に変換するための予め規定された変換規則情報を持つ問い合わせ間隔変換表15,その問い合わせ間隔変換表15を参照し,各対話者の優先度ポイントに応じて各対話者の状態問い合わせ間隔を決定または変更する問い合わせ間隔優先制御手段13を備える。
【0035】
また,利用者のサービスの利用時間帯,平均利用時間,平均オフライン時間,状態変更間隔(または頻度)といったサービス利用状況を観測する利用状況観測手段16,観測した利用状況を定期的に集計し,結果をサーバー5へ登録する利用状況登録手段17を持つ。他の利用端末3等も,同様の手段を持つ。
【0036】
まず,利用端末1の利用状況観測手段16(利用端末3の場合は利用状況観測手段36)は,利用者の利用時間帯,平均利用時間,平均オフライン時間,状態変更間隔等のサービス利用状況を観測し(ステップS11)。利用状況登録手段17(利用状況登録手段37)は,サービス利用状況の観測値をネットワーク8を介してサーバー5のデータベース6に登録する(ステップS12)。
【0037】
利用端末1が各対話者毎の状態問い合わせ間隔を決定する場合,利用端末1の利用状況取得手段18は,対話者が登録したサービス利用状況の観測値を,サーバー5からネットワーク8を介して取得する(ステップS13)。優先度ポイント設定手段12は,サーバー5から取得した各対話者のサービス利用状況の観測値を,優先度ポイント変換表14に従い優先度ポイントに変換し,優先度ポイントを設定する(ステップS14)。
【0038】
優先度ポイント変換表14を用いた変換においては,利用時間帯については,現在の時間と比較し,現在の時間に近ければ優先度ポイントを増加させ,遠ければ優先度ポイントを減少させる。平均利用時間に関しては,対話者の状況が現在オンラインの場合,平均利用時間が長ければ優先度ポイントを増加させ,短ければ優先度ポイントを減少させる。平均オフライン時間に関しては,対話者の状況が現在オフラインの場合,平均オフライン時間が長ければ優先度ポイントを減少させ,短ければ優先度ポイントを増加させる。状態変更間隔に関しては,間隔が短ければ優先度ポイントを増加させ,長ければ優先度ポイントを減少させる。
【0039】
次に,問い合わせ間隔優先制御手段13は,コミュニケーションシステムが予め用意した問い合わせ間隔変換表15に従い,優先度ポイントから各対話者毎の問い合わせ間隔を決定する(ステップS15)。そして,利用端末1は,この各対話者の問い合わせ間隔に基づいてプレゼンス機能による状態確認を行う(ステップS16)。
【0040】
図8は,本発明の第三の実施の形態を示す図である。第三の実施の形態では,サーバー5の負荷値に基づいて平均問い合わせ間隔を調整する。図中の7は本プレゼンス機能を提供しているサーバー5とデータベース6に接続している現在の全ユーザーを表す。
【0041】
まず,図中▲1▼のようにサーバー5は現在接続しているユーザー数をカウントし,システムが予め規定する負荷値変換表に従い,図中▲2▼のようにそのユーザー数からサーバー5の負荷値を求める。利用者の利用端末1は,サービス接続時に図中▲3▼のようにサーバー5から負荷値を取得し,その負荷値に従って,図中▲4▼のようにプレゼンス機能における平均問い合わせ間隔をコントロールし,負荷値が大きければ平均問い合わせ間隔を長くし,負荷値が小さければ平均問い合わせ間隔を短くする。
【0042】
図9は,本発明の第三の実施の形態のシステム構成図,図10は,本発明の第三の実施の形態における処理フローを示す図である。
【0043】
図9に示すように,本システムを提供しているサーバー5は,サーバー5に接続しているユーザー数をカウントする接続ユーザー数カウント手段51と,予め規定された変換規則を記憶する負荷値変換表53に従い,接続ユーザー数に応じてサーバー5の負荷値を算出する負荷値算出手段52を持つ。
【0044】
また,利用端末1は,サーバー5への接続時に,負荷値算出手段52が算出したサーバー5の負荷値を取得する負荷値取得手段101と,予め利用端末1に設定された,または予めサーバー5から与えられた全対話者のサーバー5への平均問い合わせ間隔情報103の値を,上記で取得した負荷値が高いときは大きくし,負荷値が低いときは小さくする問い合わせ間隔調整手段102を持つ。
【0045】
第三の実施の形態における処理は,以下のとおりである。サーバー5の接続ユーザー数カウント手段51は,現在接続しているユーザー数をカウントし(ステップS21),負荷値算出手段52は,システムが予め規定する負荷値変換表53に従い,そのユーザー数からサーバー5の負荷値を算出する(ステップS22)。
【0046】
利用端末1の負荷値取得手段101は,ネットワーク8を介してサーバー5に接続するときにサーバー5から負荷値を取得する(ステップS31)。次に,問い合わせ間隔調整手段102は,サーバー5から全対話者のサーバー5への平均問い合わせ間隔情報103を取得する(ステップS32)。なお,利用端末1が予め全対話者のサーバー5への平均問い合わせ間隔情報103を保持している場合には,ステップS32を省略することができる。
【0047】
問い合わせ間隔調整手段102は,負荷値取得手段101が取得した負荷値と,平均問い合わせ間隔情報103とから,負荷値が大きければ平均問い合わせ間隔を長くし,負荷値が小さければ平均問い合わせ間隔を短くするように平均問い合わせ間隔を調整する(ステップS33)。そして,利用端末1は,この調整された問い合わせ間隔に基づいてプレゼンス機能による状態確認を行う(ステップS34)。
【0048】
本発明は,以上説明した第一ないし第三の実施の形態のいくつかを組み合わせて実施することも可能である。
【0049】
以上の処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムは,コンピュータが読み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスク等の適当な記録媒体に格納して,そこから読み出すことによりコンピュータに実行させることができる。また,そのプログラムは通信回線を経由して他のコンピュータからダウンロードすることができ,それをインストールして実行させることもできる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明を利用することで以下の効果が得られる。
【0051】
(1)利用者と対話者のコミュニケーションを観測し,その観測を各対話者の状態問い合わせ間隔に利用することで,コミュニケーションを多く行っている対話者の問い合わせ間隔を短く,コミュニケーションをほとんど行っていない対話者の問い合わせ間隔を長くすることで,より利用者にとって知りたいであろう対話者の状態を適切に取得しながら,冗長な状態問い合わせを減らすことで,平均的な状態問い合わせ間隔を長くすることにより,サーバーやデータベースの負荷を減少させることが可能になる。
【0052】
(2)各利用者のサービスの利用状況を観測することで,対話者の利用特性にあった適切な状態問い合わせが可能になる。例えば,夜しかサービスを利用しない対話者に対しては,夜には問い合わせ間隔を短くし,昼には問い合わせ間隔を長くとるなどの工夫をする。このような手法で,冗長な状態問い合わせを減らし,平均的な状態問い合わせ間隔を長くすることにより,サーバーやデータベースの負荷を減少させることが可能になる。
【0053】
(3)サーバーの負荷をプレゼンス間隔に利用することで,サーバーの負荷が高いときは全利用端末の管理する全対話者に対する平均的な問い合わせ間隔を長くし,ユーザー数が多い時の問い合わせの負荷により,システムが破綻しないようにすることが可能になる。
【0054】
以上を個別あるいは組み合わせて利用することで,サーバーやデータベースへの負荷を減少させ,本来,この負荷を回避するためのサーバーやデータベースのコストを減少させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態のシステム構成図である。
【図3】問い合わせ間隔の変更例を示す図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態の処理フローを示す図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態を示す図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態のシステム構成図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態の処理フローを示す図である。
【図8】本発明の第三の実施の形態を示す図である。
【図9】本発明の第三の実施の形態のシステム構成図である。
【図10】本発明の第三の実施の形態の処理フローを示す図である。
【符号の説明】
1,3,4 利用端末
2 対話者リスト
5 サーバー
6 データーベース
Claims (9)
- メッセージ通信を行うためのコミュニケーションシステムの利用端末が対話者の状態をサーバーに問い合わせるプレゼンス方法であって,
利用者の利用端末に登録している対話者とのコミュニケーション状況を,前記利用端末に登録している対話者毎に観測するコミュニケーション状況観測過程と,
前記コミュニケーション状況の観測値を対話者毎に保存するコミュニケーション状況保存過程と,
前記コミュニケーション状況の観測値をもとに,予め定められた変換規則に従って各対話者の前記サーバーへの状態問い合わせ間隔を,前記利用端末に登録している対話者毎に決定または変更する問い合わせ間隔優先制御過程とを有する
ことを特徴とするプレゼンス方法。 - メッセージ通信を行うためのコミュニケーションシステムの利用端末が対話者の状態をサーバーに問い合わせるプレゼンス方法であって,
利用者が自端末を利用している時間帯を観測する利用時間帯観測過程と,
前記観測した利用時間帯情報を,プレゼンス機能を提供するサーバーに定期的に登録する利用時間帯情報登録過程と,
自端末に登録している対話者の利用時間帯情報を前記サーバーから取得する利用時間帯情報取得過程と,
前記取得した対話者毎の利用時間帯情報と現在の時間との比較により,予め定められた変換規則に従って各対話者の前記サーバーへの状態問い合わせ間隔を,各対話者毎に決定または変更する問い合わせ間隔優先制御過程とを有する
ことを特徴とするプレゼンス方法。 - メッセージ通信を行うためのコミュニケーションシステムの利用端末が対話者の状態をサーバーに問い合わせるプレゼンス方法であって,
利用者が自端末を利用している平均利用時間を観測する平均利用時間観測過程と,
前記観測した平均利用時間情報を,プレゼンス機能を提供するサーバーに定期的に登録する平均利用時間登録過程と,
自端末に登録している対話者の平均利用時間情報を前記サーバーから取得する平均利用時間情報取得過程と,
前記取得した対話者毎の平均利用時間情報をもとに,予め定められた変換規則に従って各対話者の前記サーバーへの状態問い合わせ間隔を,各対話者毎に決定または変更する問い合わせ間隔優先制御過程とを有する
ことを特徴とするプレゼンス方法。 - メッセージ通信を行うためのコミュニケーションシステムの利用端末が対話者の状態をサーバーに問い合わせるプレゼンス方法であって,
利用者が自端末を利用している平均オフライン時間を観測する平均オフライン時間観測過程と,
前記観測した平均オフライン時間情報を,プレゼンス機能を提供するサーバーに定期的に登録する平均オフライン時間情報登録過程と,
自端末に登録している対話者の平均オフライン時間情報を前記サーバーから取得する平均オフライン時間情報取得過程と,
前記取得した対話者毎の平均オフライン時間情報をもとに,予め定められた変換規則に従って各対話者の前記サーバーへの状態問い合わせ間隔を,各対話者毎に決定または変更する問い合わせ間隔優先制御過程とを有する
ことを特徴とするプレゼンス方法。 - メッセージ通信を行うためのコミュニケーションシステムの利用端末が対話者の状態をサーバーに問い合わせるプレゼンス方法であって,
利用者がオンライン中に状態を変更する状態変更間隔を観測する状態変更間隔観測過程と,
前記観測した状態変更間隔情報を,プレゼンス機能を提供するサーバーに定期的に登録する状態変更間隔情報登録過程と,
自端末に登録している対話者の状態変更間隔情報を前記サーバーから取得する状態変更間隔情報取得過程と,
前記取得した対話者毎の状態変更間隔情報をもとに,予め定められた変換規則に従って各対話者の前記サーバーへの状態問い合わせ間隔を,各対話者毎に決定または変更する問い合わせ間隔優先制御過程とを有する
ことを特徴とするプレゼンス方法。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のプレゼンス方法において,
前記サーバーに状態を問い合わせる間隔を決定するための基準となる平均問い合わせ間隔情報を,前記サーバーから取得する平均問い合わせ間隔情報取得過程をさらに有し,
前記問い合わせ間隔優先制御過程では,前記観測値にもとづいて各対話者に優先度ポイントを付与し,優先度ポイントに応じた各対話者毎の前記平均問い合わせ間隔からの差分時間を求めるための問い合わせ間隔変換表を前記サーバーから取得し,その問い合わせ間隔変換表を利用して前記優先度ポイントに応じた前記平均問い合わせ間隔からの差分時間を求めることにより,対話者毎の前記サーバーへの問い合わせ間隔を調整する
ことを特徴とするプレゼンス方法。 - 請求項6に記載のプレゼンス方法において,
プレゼンス機能を提供しているサーバーにおいて自装置に接続しているユーザー数をカウントする接続ユーザー数カウント過程と,
前記カウントしたユーザー数を,予め定められた変換規則に従って負荷値に変換する負荷設定過程と,
利用端末が前記設定されたサーバーの負荷値を取得する負荷値取得過程と,
予め定められた変換規則に従い,前記サーバーの負荷値に応じて,前記サーバーに状態を問い合わせる間隔を決定するための基準となる平均問い合わせ間隔情報を,各対話者毎に決定または変更する平均問い合わせ間隔調整過程とを有する
ことを特徴とするプレゼンス方法。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のプレゼンス方法を,コンピュータに実行させるためのプレゼンスプログラム。
- 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のプレゼンス方法を,コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
ことを特徴とするプレゼンスプログラムのコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002104906A JP3967617B2 (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | プレゼンス方法,プレゼンスプログラムおよびそのプログラムの記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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