JP3967473B2 - Construction method of underground structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーソンを用いる地下構造物の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
地下構造物を構築する工法としてはケーソン工法があり、この工法は、地上に予め躯体を構築し、躯体の下方の地盤を掘削して躯体を沈下させるものである。そして、このケーソン工法のうちで、躯体下方に作業室を設け、この作業室に地下水が浸入しないように高圧力の空気を送り、この作業室に作業員が入って土砂を掘削し、ケーソンを沈下させる工法がニューマチックケーソン工法である。
【0003】
このニューマチックケーソン工法では、高気圧のもとで作業員が掘削作業を行うので掘削効率が低下し、作業員が潜函病になる危険性がある。したがって、地下水位を低下させて、作業室の空気圧を低減するニューマチックケーソン工法も提案されている。この工法では、図4(a)(b)に示したように、地下構造物を構築する範囲の外周の地盤20に、地下構造物の築造深度よりも深い遮水壁31を形成し、遮水壁31で囲まれている地盤に深井戸32を設け、さらに、深井戸32の内周側にケーソン刃口11を設置する。そして、深井戸32を通してポンプ等で地下水を排出し、遮水壁31の内側の地下水位を低下させながら、ケーソン刃口11の下方の作業室15に加圧空気を送り、この作業室15に作業員を入れてここを掘削し、ケーソン10を沈設して地下構造物を構築する。なお、遮水壁を設けずに深井戸のみで地下水位を低下させる工法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した地下水位低下ケーソン工法において、作業室の気圧低減は可能であるが、圧気設備を全廃することはできず、その設備コストは殆ど変わらない。また図4(a)に示したように、基礎岩盤22が傾斜している場合、ここに到達したケーソン刃口11が傾きやすいという欠点が有る。
【0005】
本発明は上記従来技術の問題点に着目し、これを解決せんとしたものであり、その課題は、掘削作業室内を地上と同じ気圧に保ちながら、ここでの地下水の湧出を抑制することができる地下構造物の構築方法を提供することにある。
【0006】
また本発明の別の課題は、基礎岩盤が傾斜している場合であっても、ここに到達するケーソン刃口の傾きを抑制することができる地下構造物の構築方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の課題を解決するために、本発明では、ケーソンを用いる地下構造物の構築方法であって、地下構造物を構築する地盤においてケーソンの通過予定部分を先行掘削して、平面外周が該ケーソンの平面外周よりも大きく、且つ平面内周が該ケーソンの平面外周よりも小さい遮水壁を設け、該遮水壁の内側に地下水が浸入しないよう遮水壁の下端部で囲まれた範囲を地盤改良し、該遮水壁の上にケーソン刃口を設置し、該ケーソン刃口の下方に位置する該遮水壁の内周部と地盤を切削すると共に、ここから地下水を排出しながら、該ケーソンの外周面が該遮水壁で被覆された状態を維持して該ケーソンを沈設することを特徴とする地下構造物の構築方法を提供する。
本発明では、平面外周がケーソンの平面外周よりも大きく且つ平面内周がケーソンの平面外周よりも小さい遮水壁を形成し、該遮水壁の内側に地下水が浸入しないよう遮水壁の下端部で囲まれた範囲を地盤改良し、この遮水壁を外周地盤まで突き破ることのないように、遮水壁の内周部分のみと地盤とを切削しながらケーソンを沈設する。したがって、ケーソンは沈設時に遮水壁で被覆された状態に維持されて、遮水壁の外周地盤の地下水はケーソンの掘削作業室に浸入しないので、掘削部分の地下水を釜場を設けてポンプ等により地上に排出するか、あるいはケーソン下方地盤に深井戸、ウェルポイント又はバキュームディープウェル等を設けてここから排水すれば、掘削作業室内に加圧空気を送ることなく掘削作業を行うことができる。
【0009】
本発明において、前記遮水壁は、地下水が遮水壁外周から内側に浸透しないような地下連続地中壁であれば良い。また、遮水壁の圧縮強度はケーソン刃口を下方から支持できる程度で且つケーソン沈設時の切削が可能な程度であれば良く、例えば、5〜20kg/cm2程度が好ましい。さらに、遮水壁はケーソン沈設時の切削を容易にするために、無筋の地中壁とすることが好ましく、例えば、ソイルモルタルによる柱列連続壁、無筋連続地中壁又はセメントベントナイト等による置換杭を用いることができる。
【0010】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて実施例を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1は、所定の深度に不透水層を有する地盤において、本発明の地下構造物の構築方法を適用した際の縦断面図であって、ケーソンの沈設過程を示す。また図2(a)は図1を上方から見下ろした平面図であり、図2(b)は図1におけるIIb−IIbの矢視図である。
【0011】
橋脚の基礎などの地下構造物を構築する場合、地下構造物の構築予定地盤20におけるケーソン10の通過予定部分を先行掘削して、遮水壁13を構築する。この遮水壁13はソイルモルタルによる無筋の柱列壁であって、内側に地下水が浸透しないように連続壁として、例えば、アースオーガー(図示せず)を不透水層21のある深さまで掘進させ、ソイルモルタルを注入しながら抜き取る工程を繰り返して形成する。また遮水壁13の平面形状は、その平面外周寸法をケーソン刃口11及びケーソン10の平面外周よりも大きく、且つ平面内周の寸法をケーソン刃口11及びケーソン10の平面外周よりも小さくして、図1及び図2(a)に示したように、沈設されるケーソン刃口11及びケーソン10を取り囲んで閉じるような平面形状に形成する。このように遮水壁13を形成すれば、不透水層21と共に作用して、遮水壁13の内側への地下水の浸入を遮断することができる。
【0012】
そして、遮水壁13を構築した後、遮水壁13で囲まれた地盤20aに深井戸14を設け、ケーソン刃口11をその平面外周が遮水壁13の平面外周よりも外側にはみ出さないように、遮水壁13の上端に配置し、排水パイプ12をケーソン刃口11に貫通させて深井戸14に連通させる。ここで、ケーソン刃口11の平面形状は矩形や円形のものなど、地下構造物に応じて適宜定め、またケーソン10はケーソン刃口11と同様な平面形状のものを用いる。
【0013】
次いで、深井戸14から排水パイプ12を介して地下水を排水しながら、遮水壁13を外周地盤20まで突き破ることのないように、ケーソン刃口11の下方に位置する遮水壁13の内周部分13aを切削するとともに、ケーソン刃口11内側の地盤20aを掘削して、ケーソン刃口11及びケーソン10を遮水壁13で囲んだ状態を維持しながら沈下させる。ここで、遮水壁13の内周部分13aは徐々に切削されるものの、ケーソン刃口11は遮水壁13の切削部分の上に沈下し、遮水壁13により下方から支持された状態が維持される。したがって、ケーソン刃口11は地盤による下方からの支持力を必要とせず、不透水層21に至る途中に傾斜岩盤があったり、また不透水層21が傾斜している場合にも、これら傾斜面によりケーソン刃口11が傾くことは無く、ケーソン刃口11及びケーソン10の水平状態は常に維持される。そして、図3に示したように、ケーソン刃口11が不透水層21に到達したら掘削作業を停止する。
【0014】
掘削作業の停止後、ケーソン刃口11の下方にコンクリートを打設して底版(図示せず)を形成し、不透水層21が支持層になる場合には、底版とケーソン刃口11及びケーソン10とが地下構造物を構成する。一方、不透水層21が軟弱で支持層がさらに深い場合には、ケーソン刃口11の下方に支持杭(図示せず)を打ち、その後に、支持杭とケーソン刃口11とを連結するようにコンクリートを打設して底版を形成し、支持杭とケーソン刃口11とを連結するようにコンクリートを打設して底版を形成し、支持杭と底版とケーソン刃口11及びケーソン10とで地下構造物を構成する。
【0015】
次に、図示はしないが、所定の深さに不透水層が存在しない地盤で地下構造物を構築する方法について説明する。最初に、上記遮水壁13と同様に略鉛直方向に筒状に延びる遮水壁を所定深さまで形成する。そして、この遮水壁の下端部で囲まれた範囲を地盤改良し、遮水壁下端から内側へ浸入する地下水を遮断する。
【0016】
地盤改良後には、上記と同様に、ケーソン刃口を遮水壁の上端に配置し、深井戸と排水パイプとを設け、遮水壁で囲まれた内部の地下水を排水しながら、遮水壁の内周部分のみを切削するとともに、ケーソン刃口内側の地盤を掘削し、ケーソン刃口及びケーソンを沈下させる。ケーソン刃口が地盤改良部分に到達したら掘削作業を停止する。そして、地盤改良を行った地盤に充分な支持力がある場合には、ケーソン刃口の下方にコンクリートを打設して底版を形成し、逆に、改良地盤に充分な支持力が期待できない場合には、ケーソン刃口下方に支持杭を打ち、この支持杭とケーソン刃口とを連結するようにコンクリートを打設して底版を形成する。
【0017】
【発明の効果】
本発明では、平面外周がケーソンの平面外周よりも大きく且つ平面内周がケーソンの平面外周よりも小さい遮水壁を形成し、この遮水壁の上にケーソン刃口を設置し、ケーソンが遮水壁で被覆された状態を維持しながら、ケーソン下方の遮水壁内周部分のみと地盤とを掘削してケーソンを沈設するので、ケーソン作業室内に加圧空気を送らなくても、遮水壁外周からケーソン作業室への地下水の浸入を防止することができる。したがって、ケーソン作業室内に加圧空気を送るための圧気設備を省略することができる。また、ケーソンは、切削した遮水壁の内周部分に当接し、ここで下方から支持された状態で沈設されるので、ケーソン刃口が傾斜岩盤に達した場合にも、ケーソン刃口及びケーソンは水平状態を維持することができる。
【0018】
また本発明では、遮水壁の下端で囲まれた地盤を地盤改良するので、所定深度に不透水層が存在しないような地盤であっても、ケーソンの作業室へ加圧空気を供給せずに地下水の浸入を防止しながら、ケーソンの沈設作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地下構造物の構築方法において、ケーソンの沈設過程を示す縦断面図である。
【図2】(a)は図1におけるケーソンの平面図であり、(b)は図1におけるIIb−IIb矢視図である。
【図3】本発明の地下構造物の構築方法において、ケーソンを基礎地盤である不透水層に沈設した状態を示す縦断面図である。
【図4】(a),(b)はそれぞれ従来のケーソン工法を示す縦断面図及び平面図である。
【符号の説明】
10 ケーソン
11 ケーソン刃口
13 遮水壁
14 深井戸
21 不透水層[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for constructing an underground structure using a caisson.
[0002]
[Prior art]
As a construction method for constructing an underground structure, there is a caisson construction method. This construction method constructs a skeleton in advance on the ground and excavates the ground below the skeleton to sink the skeleton. In this caisson method, a work room is provided below the housing, high-pressure air is sent so that groundwater does not enter the work room, workers enter the work room, excavate the earth and sand, The method of subsidence is the pneumatic caisson method.
[0003]
In this pneumatic caisson method, the worker performs excavation work under high pressure, so that the excavation efficiency is reduced, and there is a risk of the worker becoming a latent disease. Therefore, a pneumatic caisson method for reducing the air pressure in the working room by lowering the groundwater level has also been proposed. In this construction method, as shown in FIGS. 4 (a) and 4 (b), a water-
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-mentioned caisson method for lowering the groundwater level, the atmospheric pressure in the working room can be reduced, but the pneumatic equipment cannot be completely abolished, and the equipment cost is hardly changed. Moreover, as shown to Fig.4 (a), when the base rock 22 inclines, there exists a fault that the caisson blade edge 11 which reached | attained here tends to incline.
[0005]
The present invention pays attention to the above-mentioned problems of the prior art and is intended to solve this problem. The problem is to suppress the discharge of groundwater here while keeping the excavation work chamber at the same atmospheric pressure as the ground. The object is to provide a method for constructing an underground structure.
[0006]
Another object of the present invention is to provide a method for constructing an underground structure that can suppress the inclination of the caisson blade reaching here even when the foundation rock is inclined.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems of the present invention, the present invention provides a method for constructing an underground structure using a caisson. larger than the planar outer periphery of the caisson, and plane periphery provided have low water shield wall than the planar outer periphery of the caisson, surrounded by the lower end of the water shield wall so that ground water will not get into the inside of the shielding waterwall The caisson blade is installed on the impermeable wall, the inner periphery of the impermeable wall and the ground located below the caisson blade are cut, and groundwater is discharged from here. However, the construction method of the underground structure is characterized in that the caisson is set while maintaining the state where the outer peripheral surface of the caisson is covered with the water-impervious wall.
In the present invention, a water-impervious wall having a planar outer periphery larger than the caisson planar outer periphery and a planar inner periphery smaller than the caisson planar outer periphery is formed, and the lower end of the impermeable wall is prevented from entering groundwater inside the impermeable wall. The area surrounded by the part is improved and the caisson is laid down while cutting only the inner peripheral part of the impermeable wall and the ground so that the impermeable wall does not break through to the outer peripheral ground. Therefore, the caisson is kept covered with the impervious wall when set up, and the groundwater on the outer periphery of the impervious wall does not enter the caisson excavation work room. If a deep well, a well point, a vacuum deep well or the like is provided in the ground below the caisson and drained from here, excavation work can be performed without sending pressurized air into the excavation work chamber.
[0009]
In the present invention, the impermeable wall may be a continuous underground underground wall that does not allow groundwater to permeate inward from the outer periphery of the impermeable wall. Further, the compressive strength of the water-impervious wall only needs to be such that the caisson blade edge can be supported from below and can be cut when the caisson is set, and is preferably about 5 to 20 kg / cm 2 , for example. Furthermore, in order to facilitate the cutting when the caisson is set, the impermeable wall is preferably an unreinforced underground wall, for example, a columnar continuous wall made of soil mortar, an unreinforced continuous underground wall, or cement bentonite. A replacement pile can be used.
[0010]
【Example】
Hereinafter, although an example is described based on an accompanying drawing, the present invention is not limited to this. FIG. 1 is a longitudinal cross-sectional view when a method for constructing an underground structure of the present invention is applied to a ground having an impermeable layer at a predetermined depth, and shows a caisson setting process. 2A is a plan view of FIG. 1 as viewed from above, and FIG. 2B is a view taken along the line IIb-IIb in FIG.
[0011]
When constructing an underground structure such as the foundation of a pier, the
[0012]
And after constructing the
[0013]
Next, the inner periphery of the
[0014]
After the excavation operation is stopped, concrete is cast below the caisson blade edge 11 to form a bottom plate (not shown), and when the
[0015]
Next, although not shown, a method for constructing an underground structure on the ground where no impermeable layer exists at a predetermined depth will be described. First, a water shielding wall extending in a substantially vertical direction like the
[0016]
After the ground improvement, in the same way as above, the caisson blade edge is placed at the top of the impermeable wall, a deep well and a drain pipe are provided, and the internal water surrounded by the impermeable wall is drained while the impermeable wall In addition to cutting only the inner peripheral portion of the core, the ground inside the caisson blade edge is excavated to sink the caisson blade edge and the caisson. When the caisson blade reaches the ground improvement part, the excavation work is stopped. And, if there is sufficient support for the ground that has been improved, the bottom plate is formed by placing concrete under the caisson edge, and conversely, sufficient support for the improved ground cannot be expected. First, a support pile is struck below the caisson blade edge, and concrete is cast so as to connect the support pile and the caisson blade edge to form a bottom plate.
[0017]
【The invention's effect】
In the present invention, a water-impervious wall having a planar outer periphery larger than the caisson planar outer periphery and a planar inner periphery smaller than the caisson planar outer periphery is formed, and a caisson blade is installed on the water-impervious wall. The caisson is sunk by excavating only the inner periphery of the impermeable wall below the caisson and the ground while maintaining the state covered with the water wall, so that even if pressurized air is not sent into the caisson work chamber, Infiltration of groundwater from the outer wall to the caisson working room can be prevented. Therefore, the pressure-air installation for sending pressurized air into the caisson working chamber can be omitted. Further, the caisson abuts against the inner peripheral portion of the cut water-impervious wall and is set while being supported from below. Therefore, even when the caisson blade reaches the inclined bedrock, the caisson blade and caisson Can maintain a horizontal state.
[0018]
Further, in the present invention, since the ground surrounded by the lower end of the impermeable wall is improved, pressurized air is not supplied to the work room of the caisson even in a ground where there is no impermeable layer at a predetermined depth. The caisson can be installed while preventing the ingress of groundwater.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a caisson setting process in an underground structure building method according to the present invention.
2A is a plan view of the caisson in FIG. 1, and FIG. 2B is a view taken along the arrow IIb-IIb in FIG.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a state in which a caisson is sunk in an impermeable layer that is a foundation ground in the method for constructing an underground structure according to the present invention.
FIGS. 4A and 4B are a longitudinal sectional view and a plan view showing a conventional caisson method, respectively.
[Explanation of symbols]
10 Caisson 11
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