JP3966961B2 - Package - Google Patents

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JP3966961B2
JP3966961B2 JP27365397A JP27365397A JP3966961B2 JP 3966961 B2 JP3966961 B2 JP 3966961B2 JP 27365397 A JP27365397 A JP 27365397A JP 27365397 A JP27365397 A JP 27365397A JP 3966961 B2 JP3966961 B2 JP 3966961B2
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秀彦 真崎
慎一 長田
哲浩 山本
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、台紙上に置かれたり、トレーや箱等の内容器等に充填された液状物、固形物、あるいは、これらの混合物からなる食品、また、台紙上に置かれたのちにトレーや箱等の内容器等に充填された液状物、固形物、あるいは、これらの混合物からなる食品等を包装するための包装体に関し、更に詳しくは、台紙上に置かれたり、トレーや箱等の内容器等に充填された液状物、固形物、あるいは、これらの混合物からなる食品、また、台紙上に置かれたのちにトレーや箱等の内容器等に充填された液状物、固形物、あるいは、これらの混合物からなる食品等を包装体に収納した状態で、電子レンジにより加熱調理できると共に、加熱調理することにより包装体内に発生する蒸気等を逃がし、包装体に用いる包装袋の破袋を防止することができる包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、台紙上に置かれたり、トレーや箱等の内容器等に充填された調理済あるいは半調理済等の食品、たとえば、米飯、弁当類、肉まん、あんまん、シュウマイ、餃子、ハンバーガー、ホットドック、スパゲティー、焼きそば、焼きうどん、ビーフン等の調理済あるいは半調理済等の食品をプラスチック製の包装袋に収納して、食べるに際して電子レンジにより加熱調理する包装食品が市場に出回っている。しかし、このような食品を収納する包装袋は、電子レンジで包装袋ごと加熱すると、食品から発生する蒸気や内部空気の熱膨張により包装袋内部の内圧があがり、突然に包装袋が破袋し、包装袋に収納された液状物、固形物、あるいは、これらの混合物からなる食品が飛散すると共に、電子レンジ内を汚すといった問題があった。
【0003】
この問題を解決するために、電子レンジで加熱調理する前に、通常はあらかじめ包装袋に尖ったもので孔を開けるなり、包装袋の端部をはさみなどで切り取るなりして、包装袋の内圧を逃がし包装袋が破袋するのを防止していた。しかし、これらの内圧を逃がす方法は結構手間なものであり、また、加熱調理が開始されて発生した蒸気は直ちに包装袋外へ放出され、内容物によっては蒸気による加熱蒸らし効果が低減し食味を落とす結果になっていた。そこで、この手間を省くものとして、たとえば、包装袋に樹脂系の不織布などを用いたり、弁構造の通気材を取り付けたり、コールドシール剤を用いて密封したりすることが行われている。また、実公平2-15789 号公報に一面にポリプロピレンとポリエチレンの混合樹脂からなるフィルムを用い、他面に無延伸ポリプロピレンフィルムを用いて、電子レンジでの加熱調理時に包装袋の内圧が所定の圧力に達した時に容易に開封するようにした電子レンジ用包装袋が開示されている。
【0004】
しかしながら、包装袋に不織布などを使用する方法や通気材を取り付ける方法は、コストが高くなるといった問題があり、また、コールドシール剤を用いる方法は完全に密封することが困難であるのみならず、シール強度が弱く輸送中等において自然にシールが剥離してしまうといった問題があり、また、実公平2-15789 号公報で提案されたものは、両面の素材を変えなければならず、取扱面や管理面での煩雑さに加えて自動包装機適性に劣るといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、広く食品業界に普及しているピロータイプの自動包装機を用いることができて、かつ、台紙上に置かれたり、トレーや箱等の内容器等に充填されたり、あるいは、台紙上に置かれたのちにトレーや箱等の内容器等に充填された調理済あるいは半調理済等の食品を完全に密封できると共に、前記食品を包装体に収納したままで背シール部を下側にした状態で電子レンジにより加熱調理でき、さらに加熱調理中に発生する蒸気により包装体に収納された食品を蒸らす効果を奏しつつ包装体内の内部圧力を逃がして破袋を防止でき、かつ、低コストで自動包装機適性に富んだピロータイプの包装袋を利用した電子レンジ用の包装体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記のような問題点を解決すべく種々研究を重ねた結果、請求項1記載の発明の包装体は、台紙上に置かれたり、トレーや箱等の内容器に充填された液状物、固形物、あるいは、これらの混合物からなる食品を合掌貼りされた背シール部と両端に端部シール部とを有するピロータイプの包装袋に背シール部を有する面の反対面を前記食品の上側とし背シール部を有する面を前記食品の下側とした状態で収納した包装体において、前記包装袋の最内層が易剥離性を有するヒートシール性樹脂層からなると共に、前記ヒートシール性樹脂層がポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂を主成分とし、これにオレフィン系共重合体ゴムを添加してなる混合樹脂からなり、前記端部シール部の両方が前記背シール部のシール巾より狭く構成されると共に、一方の端部シール部のシール巾が他方の端部シール部のシール巾より狭く構成されていることを特徴とするものである。このように構成することにより、台紙上に置かれたり、トレーや箱等の内容器等に充填された調理済あるいは半調理済等の食品を完全に密封できると共に、前記食品を包装袋に収納したままで背シール部を下にした状態で電子レンジにより加熱調理でき、さらに加熱調理中に発生する蒸気により包装袋に収納された食品を蒸らす効果を奏しつつ包装袋内の内部圧力を前記背シール部のシール巾より狭く構成された前記端部シール部より逃して破袋を防止できて、かつ、低コストで自動包装機適性に富んだピロータイプの包装袋を利用した電子レンジ用の包装体を得ることができ、また、消費者(使用者)にとっては、電子レンジでの加熱調理時に包装袋を開封する手間をも省くことができる非常に便利な電子レンジ用の包装体となるものである。さらに、耐油性、耐熱性に優れたヒートシール性樹脂層とすることができる。また、内部圧力を逃がす端部シール部を、シール巾をより狭くした方の端部シール部に決定することができ、消費者(使用者)が電子レンジで加熱調理時の蒸気吹き出し方向を認識することができる
【0007】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の包装体において、前記ポリプロピレン樹脂が結晶性プロピレンーエチレンランダム共重合体であり、前記ポリエチレン系樹脂が高圧法低密度ポリエチレンであり、前記オレフィン系共重合体ゴムがエチレンプロピレン共重合体ゴム、エチレンブテン共重合体ゴム、プロピレンブテン共重合体ゴムのいずれかであることを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項3記載の本発明は、請求項1記載の包装体において、前記混合樹脂100重量%に対して、ポリプロピレン系樹脂は45〜65重量%、ポリエチレン系樹脂は35〜55重量%、オレフィン系共重合体ゴムは2〜5重量%であることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について、以下に詳述する。
まず、上記の本発明において、最内層のヒートシール性樹脂層に用いる樹脂としては、密封性、自動包装機適性、易剥離性、とりわけ、耐油性、耐熱性の点からポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂とオレフィン系共重合体ゴムとの混合樹脂が好適である。
【0011】
前記混合樹脂の一組成物であるポリプロピレン系樹脂としては、たとえば、結晶性プロピレンランダム共重合体であって、プロピレンとエチレン、ブテンー1、ペンテンー1、ヘキセンー1、3ーメチルブテンー1、4ーメチルペンテンー1、オクテンー1などのαーオレフィンとのランダム共重合体などが挙げられ、なかでも結晶性プロピレンーエチレンランダム共重合体が好ましい。なお、ランダム共重合体としては、多段重合で得られるホモポリプロピレンとの混合物であっても構わない。
【0012】
次に、最内層のヒートシール性樹脂層に用いる混合樹脂の一組成物であるポリエチレン系樹脂としては、たとえば、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチレン等のいずれのエチレン単独重合体を使用することができる他に、プロピレン、ブテンー1、ペンテンー1、ヘキセンー1、3ーメチルブテンー1、4ーメチルペンテンー1、オクテンー1などのαーオレフィン、または、酢酸ビニルとの結晶性、あるいは、低結晶性ないし非結晶性のランダムもしくはブロック共重合体、あるいは、これらの混合物などを用いることができるが、なかでも高圧法低密度ポリエチレンが好ましい。
【0013】
次に、最内層のヒートシール性樹脂層に用いる混合樹脂の一組成物であるオレフィン系共重合体ゴムとしては、たとえば、エチレン、プロピレン、ブテンー1、ヘキセンー1、4ーメチルペンテンー1等のモノオレフィンのうちの2種、または、3種以上のモノオレフィン共重合体ゴム、並びに、上記モノオレフィンの2種とジシクロペンタジエン、1、4ーヘキサジエン、シクロオクタジエン、メチレンノルボルネン、エチリデンノルボルネン等の非共役ジオレフィン、または、ブタジエン、イソプレン等の共役ジオレフィンとの共重合体ゴムを用いることができるが、なかでもエチレンプロピレン共重合体ゴム、エチレンブテン共重合体ゴム、プロピレンブテン共重合体ゴムが好ましい。
【0014】
次に、最内層のヒートシール性樹脂層は、上記したようにポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂とオレフィン系共重合体ゴムとの混合樹脂からなるものであり、この混合樹脂の各組成物の配合割合は、混合樹脂100 重量%に対して、ポリプロピレン系樹脂は45〜65重量%、ポリエチレン系樹脂は35〜55重量%、オレフィン系共重合体ゴムは2〜5重量%の範囲で用いるのが適当である。
【0015】
また、上記混合樹脂を最内層のヒートシール性樹脂層として単独使用する場合の厚さとしては20〜60μmが適当であり、好ましくは25〜50μmである。また、必要に応じて、前記最内層のヒートシール性樹脂層の支持体として、ホモポリプロピレンないし結晶性プロピレンランダム共重合体等を用い、前記支持体と前記ポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂とオレフィン系共重合体ゴムとの混合樹脂を共押し出ししたものであってもよく、その場合の前記混合樹脂の厚さと前記支持体の厚さは食品の種類等により適宜選択すればよい。
【0016】
また、最内層のヒートシール性樹脂層として用いることができる上記混合樹脂以外のものとしては、たとえば、エチレンー酢酸ビニル共重合体系樹脂や変性ポリエチレン,変性ポリプロピレン等の変性ポリオレフィン系樹脂等を挙げることができ、耐油性や耐熱性等を考慮しなくともよい食品の場合には、上記混合樹脂と同等に用いることができる。
【0017】
また、外層として使用するフィルムとしては、包装袋を構成する基本素材となることから、機械的、物理的、化学的等において優れた性質を有する合成樹脂を用いることができ、たとえば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系、ポリカーボネート系、ポリアセタール系等の樹脂を用いることができるし、また、セロハン、合成紙なども用いることができる。また、前記外層として使用するフィルムは、該フィルムの内層側に一般的には印刷が施されることが多いために、前記外層として使用するフィルムは印刷適性が求められ、2軸方向に延伸した延伸フィルムが好適である。このフィルムの厚さとしては基本素材としての強度、剛性などについて必要最低限に保持され得る厚さであればよく、コストを考慮すると12〜30μm程度が適当である。また、前記フィルムは、必要に応じてポリ塩化ビニリデンが塗工されたフィルムや酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着層が形成されたフィルムとしてバリアー性を有する構成としてもよい。
【0018】
さらに、本発明においては、前記最内層と前記外層の間に中間層を設けてもよく、前記中間層は通常前記最内層と前記外層だけでは包装袋としての機能を十分に果たすことができない場合等に設けられる。前記機能としては、気体遮断性、機械的強靱性、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性等であり、包装袋として要求されるこれらの最終的な機能を中間層を設けることで達成するものである。該中間層として用いられる基材としては、たとえば、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、エチレンープロピレン共重合体、エチレンー酢酸ビニル共重合体ケン化物等のフィルムあるいはこれらにポリ塩化ビニリデンを塗工したフィルムないしは酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機物の蒸着を施したフィルムあるいはポリ塩化ビニリデン等のフィルム、あるいは、紙、セロハン、合成紙、不織布などを用いることができる。また、これら基材の一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。尚、上記基材の厚さとしては、包装袋として要求される機能を満たすことができればよいのであって、必要に応じて適宜に選ぶことができる。
【0019】
次に、図面に示す実施例を用いてさらに詳しく説明する。
図1は本発明にかかる包装体の1実施例に用いる包装袋の背面側平面図、図2は図1に示す包装袋の層構成を示す図、図3は本発明にかかる包装体の加熱調理途中の断面図、図4は図3の底面側からみた斜視図であり、図中の1は包装袋、2は背シール部、3は天シール部、4は地シール部、5は最内層、6は外層、7は背シール部の筒状体側の端辺、8,8',8"は剥離部、10は積層体をそれぞれ示す。
【0020】
図1は本発明にかかる包装体の1実施例に用いる包装袋の背面側平面図、図2は図1に示す包装袋の層構成を示す図であって、包装袋1は最内層5に易剥離性を有するヒートシール性樹脂層からなる矩形状の積層体10を、対向する両端部の最内層5を合わせてヒートシールすることにより合掌貼りされた背シール部2を有する筒状体となし、前記背シール部2を前記背シール部2の筒状体側の端辺7で折って前記筒状体に密着させてのちに、前記筒状体の両端の開口部をヒートシールして両端に天シール部3と地シール部4を備えた形状に製袋されたピロータイプの包装袋である。前記背シール部2は包装袋1の略中央部に設けられ、前記背シール部2のシール巾Aは前記天シール部3のシール巾B、および、前記地シール部4のシール巾Cよりも広く構成されると共に、前記天シール部3のシール巾Bは前記地シール部4のシール巾Cよりも狭く構成されている。
【0021】
また、図3は本発明にかかる包装体の加熱調理途中の断面図であって、トレーや箱等の内容器等に充填されたビーフン、焼きそば、焼きうどん、肉まん、あんまん、シュウマイ、餃子、ハンバーガー、ホットドック、米飯、弁当などの食品が背シール部2を有する面の反対面を正側(上側)にした状態で包装袋1に収納されていて、背シール部2のある面を下側、すなわち、前記食品の正側(上側)を上側にした状態で、電子レンジで加熱調理中の状態を示したものである。このように本発明の包装体は、食品を食べるに際しては背シール部2のある面を下側、すなわち、前記食品の正側(上側)を上側にして、そのまま電子レンジで所定時間加熱調理するタイプのものである。
【0022】
次に、図4は図3の底面側からみた斜視図であって、食品中から発生する蒸気や包装袋内の空気が熱膨張して内部圧力が高まり包装袋はパンパンに膨れた状態になる一方で、包装袋1の略中央部に設けた背シール部2の天シール部3側および地シール部4側が起立すると共に前記背シール部2の食品が充填されたトレーや箱等の内容器等でおさえられている部分は包装袋1の袋本体に密着した状態のままであるにもかかわらず、前記背シール部2の略中央部と天シール部3および地シール部4の任意の位置の内層間ないし内層で、層間剥離ないし凝集破壊による剥離8、8'、8"が包装袋1の内部側から生じ始める。最終的には包装袋1は天シール部3のシール巾Bが背シール部2のシール巾Aおよび地シール部4のシール巾Cより狭く構成されているために、天シール部3に生じた剥離8'が背シール部2に生じた剥離8や地シール部4に生じた剥離8"より早く天シール部3の外端部に達して内部圧力を逃がし、包装袋1の破袋が防止される。一方、天シール部3に生じた剥離8'が天シール部3の外端部に達するまでの間、包装袋に収納された食品を蒸らすことができるために、より良い食味を得ることができる。このように天シール部3のシール巾Bを背シール部2のシール巾Aや地シール部4のシール巾Cよりも狭く構成することにより、確実に天シール部3の部分から内部圧力を逃がすことができる。
【0023】
【実施例】
上記の本発明について、以下に実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
実施例1
20μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルムと結晶性プロピレンーエチレンランダム共重合体/高圧法低密度ポリエチレン/エチレンプロピレンゴムの48/50/2の重量%の割合の混合樹脂からなる30μmの無延伸フィルムとを2液反応型ポリウレタン系接着剤を用いて周知のドライラミネーション法で貼り合わせた積層体を300mm 巾にスリットし、これを周知の横ピロー自動包装機でポリメチルペンテン樹脂(三井石油化学工業製)を塗工した230g/m2 のカップ原紙からなる台紙にのせられた中華まんを収納しながら背シール巾20mm、天地シール部のシール巾各10mmの袋外寸が130 ×200mm のピロータイプの包装袋を50袋作製した。これをオーブンレンジ(定格高周波出力500W)で60秒加熱を行った。50袋共に加熱を開始して30〜35秒後に内部圧力の高まりにより、天地シール部のいずれかからスムーズに剥離し、破袋を防止することができた。また、中華まんの食味も損なわれることがなかった。
実施例2
12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムと15μmの2軸延伸ポリアミドフィルムと結晶性プロピレンーエチレンランダム共重合体/高圧法低密度ポリエチレン/エチレンプロピレンゴムの55/43/2の重量%の割合の混合樹脂からなる25μmの無延伸フィルムとを順次2液反応型ポリウレタン系接着剤を用いて周知のドライラミネーション法で貼り合わせた積層体を400mm 巾にスリットし、これを周知の横ピロー自動包装機でポリエチレンテレフタレート製のトレー(180W×220L×20H )に充填された調理済五目煮(200 g/袋)を収納しながら背シール巾20mm、天シール部のシール巾が10mm、地シール部のシール巾が15mmの袋外寸が180 ×250mm のピロータイプの包装袋を50袋作製した。これをオーブンレンジ(定格高周波出力500W)で90秒加熱を行った。50袋共に加熱を開始して60〜65秒後に内部圧力の高まりにより、いずれも天シール部からスムーズに剥離し、破袋を防止することができた。また、五目煮の食味も損なわれることがなかった。
【0024】
【発明の効果】
本発明の包装体は、今まで縷々説明してきたように、台紙上に置かれたり、トレーや箱等の内容器等に充填されたり、あるいは、台紙上に置かれたのちにトレーや箱等の内容器等に充填された調理済あるいは半調理済等の食品を完全に密封できると共に、前記食品を包装体に収納したままで背シール部を下側にした状態で電子レンジにより加熱調理でき、さらに加熱調理中に発生する蒸気により包装体に収納された食品を蒸らす効果を奏しつつ包装体内の内部圧力を逃がして破袋を防止でき、かつ、広く食品業界に普及しているピロータイプの自動包装機を用いることができるといった効果を奏すると共に、電子レンジで加熱調理可能な包装体を低コストで供給できるといった効果をも奏するものである。また、消費者(使用者)にとっては、電子レンジでの加熱調理時に包装袋を開封する手間をも省くことができる非常に便利な電子レンジ用の包装体となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる包装体の1実施例に用いる包装袋の背面側平面図である。
【図2】 図1に示す包装袋の層構成を示す図である。
【図3】 本発明にかかる包装体の加熱調理途中の断面図である。
【図4】 図3の底面側からみた斜視図である。
【符号の説明】
1 包装袋
2 背シール部
3 天シール部
4 地シール部
5 最内層
6 外層
7 背シール部の筒状体側の端辺
8,8',8" 剥離部
10 積層体
11 内容器
12 食品
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a food comprising a liquid, a solid, or a mixture thereof placed on a mount or in an inner container such as a tray or a box, or a tray or a food after being placed on the mount. Regarding the packaging for packaging foods such as liquids, solids, or mixtures filled in inner containers such as boxes, more specifically, it can be placed on mounts, trays, boxes, etc. Liquids, solids filled in inner containers, etc., foods consisting of these mixtures, and liquids, solids filled in inner containers such as trays and boxes after being placed on the mount Alternatively, in a state in which foods and the like made of these mixtures are stored in a package, they can be cooked with a microwave oven, and steam generated in the package is released by cooking to break the packaging bag used for the package Can prevent That relates to a package.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, cooked or semi-cooked foods placed on a mount or filled in an inner container such as a tray or a box, such as cooked rice, bento, meat bun, bun, shumai, dumpling, hamburger, hot Packed foods that have been cooked or semi-cooked, such as docks, spaghetti, fried noodles, fried udon, rice noodles, etc., in a plastic packaging bag and cooked with a microwave oven when eating are on the market. However, when such a packaging bag for storing food is heated together with the microwave oven, the internal pressure inside the packaging bag increases due to the thermal expansion of steam and internal air generated from the food, and the packaging bag suddenly breaks. In addition, there is a problem in that a liquid product, a solid product, or a food product made of a mixture of these stored in a packaging bag is scattered and the inside of the microwave oven is soiled.
[0003]
In order to solve this problem, before cooking in a microwave oven, the inner pressure of the packaging bag is usually made by opening a hole with a sharp object in advance in the packaging bag and cutting off the end of the packaging bag with scissors. To prevent the packaging bag from breaking. However, the method of releasing these internal pressures is quite troublesome, and the steam generated when cooking is started is immediately released to the outside of the packaging bag, and depending on the contents, the steaming effect of steam is reduced and the taste is reduced. It was the result of dropping. In order to save this effort, for example, resin-based non-woven fabric or the like is attached to the packaging bag, a vent member having a valve structure is attached, and sealing is performed using a cold sealant. In addition, a film made of a mixed resin of polypropylene and polyethylene is used on the one side of the Japanese Utility Model Publication No. 2-15789, and an unstretched polypropylene film is used on the other side so that the internal pressure of the packaging bag is a predetermined pressure during cooking in a microwave oven. A packaging bag for a microwave oven is disclosed which is easily opened when reaching the above.
[0004]
However, the method of using a non-woven fabric or the like and the method of attaching a ventilation material to the packaging bag have a problem that the cost is high, and the method using the cold sealant is not only difficult to completely seal, There is a problem that the seal strength is weak and the seal peels off naturally during transportation, etc. In addition, the material proposed in Japanese Utility Model Publication No. 2-15789 has to change the material on both sides, handling and management In addition to the complexity of the surface, there is a problem that the suitability of the automatic packaging machine is poor.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention has been made in view of the above problems, and the object of the present invention is to use a pillow-type automatic packaging machine widely used in the food industry and to place it on a mount. Foods such as cooked or semi-cooked foods that have been placed, filled into inner containers such as trays or boxes, or filled into inner containers such as trays or boxes after being placed on the mount The food can be sealed and can be cooked by a microwave oven with the back seal part facing down while the food is stored in the package, and the food stored in the package is steamed by steam generated during cooking An object of the present invention is to provide a package for a microwave oven using a pillow type packaging bag that can release the internal pressure in the packaging body while preventing the breakage and prevent bag breakage, and is well suited for an automatic packaging machine.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of repeated researches to solve the above problems, the present inventors have placed the packaging body of the invention according to claim 1 on a mount or filled an inner container such as a tray or a box. A pillow-type packaging bag having a back seal part and a end seal part at both ends bonded to each other with a liquid seal , a solid product, or a food made of a mixture thereof , opposite to the surface having the back seal part In the package that is housed in a state where the upper surface of the food and the surface having the back seal portion is the lower side of the food, the innermost layer of the packaging bag is composed of an easily peelable heat-sealable resin layer, and the heat The sealing resin layer is composed of a mixed resin in which a polypropylene resin and a polyethylene resin are the main components, and an olefin copolymer rubber is added thereto, and both of the end seal portions have a seal width of the back seal portion. Narrower Together constituted, is characterized in that the seal width of the one end portion seal portion is formed narrower than the seal width of the other end seal portion. With this configuration, cooked or semi-cooked food placed on a mount or filled in an inner container such as a tray or box can be completely sealed, and the food is stored in a packaging bag. With the back seal portion down, cooking can be performed with a microwave oven, and the internal pressure in the packaging bag can be reduced while steaming the food stored in the packaging bag with steam generated during cooking. Packaging for microwave ovens using pillow-type packaging bags that can prevent bag breakage by escaping from the end seal part, which is narrower than the seal width of the seal part, and that is low in cost and rich in suitability for automatic packaging machines The body can be obtained, and for the consumer (user), it becomes a very convenient packaging for microwave ovens that can save the trouble of opening the packaging bag during cooking in the microwave oven. In . Furthermore, it can be set as the heat-sealable resin layer excellent in oil resistance and heat resistance. Moreover, the end seal part that releases the internal pressure can be determined as the end seal part with the narrower seal width, and the consumer (user) recognizes the steam blowing direction during cooking with a microwave oven. Can
[0007]
The invention according to claim 2 is the packaging body according to claim 1, wherein the polypropylene resin is a crystalline propylene-ethylene random copolymer, the polyethylene resin is high-pressure low-density polyethylene, and the olefin. The copolymer rubber is one of ethylene propylene copolymer rubber, ethylene butene copolymer rubber, and propylene butene copolymer rubber .
[0008]
Further, the present invention according to claim 3 is the packaging body according to claim 1, wherein the polypropylene resin is 45 to 65% by weight, the polyethylene resin is 35 to 55% by weight with respect to 100% by weight of the mixed resin. The olefin copolymer rubber is 2 to 5% by weight .
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described in detail below.
First, in the present invention, as the resin used for the innermost heat-sealable resin layer, polypropylene resin and polyethylene resin are used from the viewpoint of hermeticity, suitability for automatic packaging machines, easy peelability, especially oil resistance and heat resistance. A mixed resin of resin and olefin copolymer rubber is suitable.
[0011]
Examples of the polypropylene resin which is one composition of the mixed resin include a crystalline propylene random copolymer, which is propylene and ethylene, butene-1, pentene-1, hexene-1, 3-methylbutene-1, 4-methylpentene. 1, random copolymers with α-olefins such as octene-1, and the like, and crystalline propylene-ethylene random copolymers are particularly preferable. The random copolymer may be a mixture with homopolypropylene obtained by multistage polymerization.
[0012]
Next, examples of the polyethylene resin that is one composition of the mixed resin used for the innermost heat-sealable resin layer include a high-pressure method low-density polyethylene, linear low-density polyethylene, medium-density polyethylene, and high-density polyethylene. In addition to any ethylene homopolymer, an α-olefin such as propylene, butene-1, pentene-1, hexene-1, 3-methylbutene-1, 4-methylpentene-1, octene-1, or vinyl acetate These are crystalline, low crystalline or non-crystalline random or block copolymers, or mixtures thereof, among which high pressure low density polyethylene is preferred.
[0013]
Next, as the olefin copolymer rubber which is one composition of the mixed resin used for the innermost heat-sealable resin layer, for example, ethylene, propylene, butene-1, hexene-1, 4-methylpentene-1, etc. Two types of monoolefins, or three or more types of monoolefin copolymer rubbers, and two types of the above monoolefins and dicyclopentadiene, 1,4-hexadiene, cyclooctadiene, methylene norbornene, ethylidene norbornene, etc. Non-conjugated diolefins or copolymer rubbers with conjugated diolefins such as butadiene and isoprene can be used. Among them, ethylene propylene copolymer rubber, ethylene butene copolymer rubber, propylene butene copolymer rubber Is preferred.
[0014]
Next, the innermost heat-sealable resin layer is composed of a mixed resin of a polypropylene resin, a polyethylene resin, and an olefin copolymer rubber as described above, and the composition of each composition of the mixed resin The ratio is 45 to 65% by weight for polypropylene resin, 35 to 55% by weight for polyethylene resin, and 2 to 5% by weight for olefin copolymer rubber with respect to 100% by weight of the mixed resin. Is appropriate.
[0015]
Moreover, 20-60 micrometers is suitable as thickness when using the said mixed resin independently as a heat sealable resin layer of the innermost layer, Preferably it is 25-50 micrometers. Further, if necessary, a homopolypropylene or a crystalline propylene random copolymer is used as a support for the innermost heat sealable resin layer, and the support, the polypropylene resin, a polyethylene resin, and an olefin resin are used. A mixture resin with a copolymer rubber may be co-extruded. In this case, the thickness of the mixed resin and the thickness of the support may be appropriately selected depending on the type of food.
[0016]
Examples of the resin other than the above mixed resin that can be used as the innermost heat-sealable resin layer include, for example, ethylene-vinyl acetate copolymer resins, modified polyolefin resins such as modified polyethylene and modified polypropylene, and the like. In the case of a food that does not require consideration of oil resistance and heat resistance, it can be used in the same manner as the above mixed resin.
[0017]
Moreover, as a film used as an outer layer, since it becomes a basic material constituting a packaging bag, a synthetic resin having excellent properties in mechanical, physical, chemical and the like can be used. Polyamide-based, polypropylene-based, polycarbonate-based, and polyacetal-based resins can be used, and cellophane, synthetic paper, and the like can also be used. In addition, since the film used as the outer layer is often printed on the inner layer side of the film, the film used as the outer layer is required to have printability and stretched in the biaxial direction. A stretched film is preferred. The thickness of the film may be a thickness that can be kept to the minimum necessary with respect to strength, rigidity, etc. as a basic material, and considering the cost, about 12 to 30 μm is appropriate. Moreover, the said film is good also as a structure which has barrier property as a film in which the vapor deposition layer of inorganic substances, such as a film coated with polyvinylidene chloride as needed, and silicon oxide and aluminum oxide, was formed.
[0018]
Further, in the present invention, an intermediate layer may be provided between the innermost layer and the outer layer, and the intermediate layer usually cannot function sufficiently as a packaging bag with only the innermost layer and the outer layer. Etc. The functions include gas barrier properties, mechanical toughness, flex resistance, puncture resistance, impact resistance, wear resistance, cold resistance, heat resistance, chemical resistance, etc., which are required as packaging bags. These final functions are achieved by providing an intermediate layer. Examples of the substrate used as the intermediate layer include polyolefins such as polyethylene terephthalate, polyamide, polyethylene, and polypropylene, polyvinyl chloride, polycarbonate, polyvinyl alcohol, ethylene-propylene copolymer, saponified ethylene-vinyl acetate copolymer, and the like. Films, films coated with polyvinylidene chloride or films deposited with inorganic substances such as silicon oxide and aluminum oxide, films such as polyvinylidene chloride, or paper, cellophane, synthetic paper, non-woven fabric, etc. Can do. One or more of these substrates can be used in combination. It should be noted that the thickness of the base material only needs to satisfy the function required as a packaging bag, and can be appropriately selected as necessary.
[0019]
Next, the present invention will be described in more detail using an embodiment shown in the drawings.
FIG. 1 is a plan view of the back side of a packaging bag used in one embodiment of a packaging body according to the present invention, FIG. 2 is a diagram showing a layer structure of the packaging bag shown in FIG. 1, and FIG. 4 is a perspective view as seen from the bottom side of FIG. 3, in which 1 is a packaging bag, 2 is a back seal portion, 3 is a top seal portion, 4 is a ground seal portion, and 5 is a top seal portion. The inner layer, 6 is the outer layer, 7 is the end of the back seal portion on the cylindrical body side, 8, 8 ', 8 "are peeled portions, and 10 is the laminate.
[0020]
1 is a plan view of the back side of a packaging bag used in one embodiment of the packaging body according to the present invention, FIG. 2 is a diagram showing a layer structure of the packaging bag shown in FIG. A cylindrical body having a back seal portion 2 bonded to each other by heat-sealing a rectangular laminate 10 made of a heat-sealable resin layer having easy peelability together with the innermost layers 5 at both opposing ends; None, after the back seal portion 2 is folded at the end 7 on the tubular body side of the back seal portion 2 and brought into close contact with the tubular body, the openings at both ends of the tubular body are heat-sealed. A pillow-type packaging bag made into a shape having a top seal portion 3 and a ground seal portion 4. The back seal portion 2 is provided at a substantially central portion of the packaging bag 1, and the seal width A of the back seal portion 2 is larger than the seal width B of the top seal portion 3 and the seal width C of the ground seal portion 4. The seal width B of the top seal portion 3 is configured to be narrower than the seal width C of the ground seal portion 4.
[0021]
FIG. 3 is a cross-sectional view of the package according to the present invention in the middle of heat cooking. Foods such as hot dogs, cooked rice, lunch boxes, etc. are stored in the packaging bag 1 with the opposite side of the side having the back seal part 2 on the positive side (upper side), and the side with the back seal part 2 on the lower side, That is, it shows a state in which cooking is performed in a microwave oven with the food on the positive side (upper side). As described above, when the food of the present invention is eaten, food is cooked for a predetermined time in a microwave oven with the surface having the back seal portion 2 on the lower side, that is, the positive side (upper side) of the food on the upper side. Of the type.
[0022]
Next, FIG. 4 is a perspective view seen from the bottom side of FIG. 3, and the steam generated from the food and the air in the packaging bag are thermally expanded to increase the internal pressure, and the packaging bag is swollen into a pan. On the other hand, an inner container such as a tray or a box filled with food in the back seal portion 2 while the top seal portion 3 side and the ground seal portion 4 side of the back seal portion 2 provided at the substantially central portion of the packaging bag 1 stand. Although the portion held down by the etc. remains in close contact with the bag body of the packaging bag 1, the center portion of the back seal portion 2 and any position of the top seal portion 3 and the ground seal portion 4 Peeling 8, 8 ', 8 "due to delamination or cohesive failure begins to occur from the inner side of the packaging bag 1. Finally, the sealing width B of the top seal portion 3 is the back of the packaging bag 1. Narrower than the seal width A of the seal part 2 and the seal width C of the ground seal part 4 Therefore, the peeling 8 'generated in the top seal portion 3 reaches the outer end of the top seal portion 3 earlier than the separation 8 generated in the back seal portion 2 and the separation 8 "generated in the ground seal portion 4. The pressure is released and the packaging bag 1 is prevented from being broken. On the other hand, since the food 8 stored in the packaging bag can be steamed until the peeling 8 ′ generated in the top seal portion 3 reaches the outer end portion of the top seal portion 3, a better taste can be obtained. . In this way, by making the seal width B of the top seal portion 3 narrower than the seal width A of the back seal portion 2 and the seal width C of the ground seal portion 4, the internal pressure is surely released from the top seal portion 3 portion. be able to.
[0023]
【Example】
The present invention will be described in more detail with reference to the following examples.
Example 1
20 μm biaxially stretched polypropylene film and crystalline propylene-ethylene random copolymer / high pressure method low density polyethylene / ethylene propylene rubber in a proportion of 48/50/2 wt% mixed resin Laminated laminates bonded by a well-known dry lamination method using a two-component reactive polyurethane adhesive are slit to a width of 300 mm, and this is then polymethylpentene resin (manufactured by Mitsui Petrochemical Industries) using a known horizontal pillow automatic packaging machine. A pillow-type packaging bag with a back seal width of 20mm and a top and bottom seal width of 10mm each, with a bag outer size of 130 x 200mm, while storing Chinese buns on a base plate made of 230g / m 2 cup base paper coated with 50 bags were made. This was heated in an microwave oven (rated high-frequency output 500 W) for 60 seconds. In 50 bags, heating was started 30 to 35 seconds later, and the internal pressure increased, so that it peeled off smoothly from one of the top and bottom seals, preventing bag breakage. Moreover, the taste of Chinese bun was not impaired.
Example 2
12 μm biaxially stretched polyethylene terephthalate film, 15 μm biaxially stretched polyamide film and crystalline propylene-ethylene random copolymer / high pressure method low density polyethylene / ethylene propylene rubber in a proportion of 55/43/2 wt% A laminate of 25 μm unstretched film and laminated with a well-known dry lamination method using a two-component reactive polyurethane adhesive in sequence is slit to 400 mm width, and this is slit into polyethylene using a known horizontal pillow automatic packaging machine. While storing cooked gomoku (200 g / bag) filled in a terephthalate tray (180W × 220L × 20H), the back seal width is 20mm, the seal width of the top seal is 10mm, and the seal width of the ground seal is 50 pillow-type packaging bags having a 15 mm outer bag size of 180 × 250 mm were produced. This was heated for 90 seconds in an microwave oven (rated high-frequency output 500 W). All of the 50 bags started heating 60 to 65 seconds later, and the internal pressure increased, so that all peeled off smoothly from the top seal portion, and bag breakage could be prevented. Moreover, the taste of Gomoku-ni was not impaired.
[0024]
【The invention's effect】
The package of the present invention is placed on a mount, filled in an inner container such as a tray or a box, or placed on a mount and then a tray, a box, etc. It is possible to completely seal the cooked or semi-cooked food filled in the inner container, etc., and to cook with a microwave oven with the back seal part facing down while the food is stored in the package. Furthermore, the pillow type that is effective in steaming the food stored in the package by steam generated during cooking and releasing the internal pressure in the package to prevent bag breakage, and is widely used in the food industry In addition to the effect that an automatic packaging machine can be used, there is also an effect that a package that can be cooked with a microwave can be supplied at low cost. For consumers (users), it is a very convenient package for a microwave oven that can save the trouble of opening the packaging bag at the time of cooking in the microwave oven.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of the back side of a packaging bag used in one embodiment of a packaging body according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a layer structure of the packaging bag shown in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the package according to the present invention during cooking.
4 is a perspective view seen from the bottom side of FIG. 3. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Packaging bag 2 Back seal part 3 Top seal part 4 Ground seal part 5 Innermost layer 6 Outer layer 7 End side 8, 8 ', 8 "peeling part of cylindrical body side of back seal part
10 Laminate
11 Inner container
12 Food

Claims (3)

台紙上に置かれたり、トレーや箱等の内容器に充填された液状物、固形物、あるいは、これらの混合物からなる食品を合掌貼りされた背シール部と両端に端部シール部とを有するピロータイプの包装袋に背シール部を有する面の反対面を前記食品の上側とし背シール部を有する面を前記食品の下側とした状態で収納した包装体において、前記包装袋の最内層が易剥離性を有するヒートシール性樹脂層からなると共に、前記ヒートシール性樹脂層がポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂を主成分とし、これにオレフィン系共重合体ゴムを添加してなる混合樹脂からなり、前記端部シール部の両方が前記背シール部のシール巾より狭く構成されると共に、一方の端部シール部のシール巾が他方の端部シール部のシール巾より狭く構成されていることを特徴とする包装体。It has a back seal part that is placed on a mount or filled with an inner container such as a tray or a box, a liquid material, a solid material, or a mixture of these, and an end seal part at both ends. In a packaging body stored in a pillow type packaging bag in a state where the surface opposite to the surface having the back seal portion is the upper side of the food and the surface having the back seal portion is the lower side of the food, the innermost layer of the packaging bag is It consists of a heat-sealable resin layer with easy peelability, and the heat-sealable resin layer is composed of a mixed resin composed mainly of a polypropylene resin and a polyethylene resin, and an olefin copolymer rubber added thereto. Both of the end seal portions are configured to be narrower than the seal width of the back seal portion, and the seal width of one end seal portion is configured to be narrower than the seal width of the other end seal portion. Package, characterized in that that. 前記ポリプロピレン系樹脂が結晶性プロピレンーエチレンランダム共重合体であり、前記ポリエチレン系樹脂が高圧法低密度ポリエチレンであり、前記オレフィン系共重合体ゴムがエチレンプロピレン共重合体ゴム、エチレンブテン共重合体ゴム、プロピレンブテン共重合体ゴムのいずれかであることを特徴とする請求項1記載の包装体。  The polypropylene resin is a crystalline propylene-ethylene random copolymer, the polyethylene resin is a high-pressure low density polyethylene, and the olefin copolymer rubber is an ethylene propylene copolymer rubber or an ethylene butene copolymer. The package according to claim 1, wherein the package is either rubber or propylene butene copolymer rubber. 前記混合樹脂100重量%に対して、ポリプロピレン系樹脂は45〜65重量%、ポリエチレン系樹脂は35〜55重量%、オレフィン系共重合体ゴムは2〜5重量%であることを特徴とする請求項1記載の包装体。  The polypropylene resin is 45 to 65% by weight, the polyethylene resin is 35 to 55% by weight, and the olefin copolymer rubber is 2 to 5% by weight with respect to 100% by weight of the mixed resin. Item 1. A package according to item 1.
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