JP3966470B2 - 複数のネットワーク接続における名前解決方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者端末の複数のネットワークへの接続を実現する名前解決方法及び装置に関する。ここで、名前解決とは、ドメイン名(例えば“www.aaa.co.jp”など)に対応するIPアドレス(例えば“1.2.3.4”など)を獲得することをいう。
【0002】
【従来の技術】
一般に従来の名前解決方法は、一つの接続ネットワークに対してのみ名前解決を実現するものであり、1つのIPネットワークに接続する端末が名前解決サーバ(DNSサーバ)に名前解決要求パケットを送出し、名前解決サーバが名前解決後に、その回答を名前解決応答パケットとして端末へ送出することで実現している。
【0003】
しかしながら咋日、利用者に対して大容量コンテンツを配送するネットワークとして、インターネットとは独立した高速なコンテンツデリバリネットワーク(以下、CDN)等の構築が進められており、従来のインターネットとの接続を維持しつつ、CDNとの同時接続の実現が求められてきている。
【0004】
このような複数のネットワークに同時に接続することができる従来の名前解決方法としては、利用者端末に非同期に名前解決要求ができるリゾルバを実装し、接続する全てのネットワークのDNSサーバに対して名前解決要求パケットを送出し、受信した回答の中で最も優先順位が高い回答を採用する方法がある(例えば、非特許文献1参照)。
【0005】
一方、名前解決を効率的に行う従来技術としてはDNSキャッシュ技術がある(例えば、非特許文献2参照)。これは、DNSサーバが名前解決結果を一時的に記憶するDNSキャッシュを持ち、既に得られた名前解決結果(IPアドレス)をドメイン名毎に記憶しておく方式である。名前解決要求を受けたDNSサーバは、DNSキャッシュが名前解決要求のドメイン名に関する名前解決結果を保持している場合は、当該名前解決結果を回答し、当該ドメイン名に関する名前解決結果を保持していない場合は、インターネット内のサーバから当該ドメイン名に関する名前解決結果を取得して回答するとともに、この新たに取得した名前解決結果はDNSキャッシュに記憶する。一般にDNSキャッシュに記憶されている個々の名前解決結果は有効期限を保有しており、従来技術では有効期限が切れたものについては、DNSキャッシュから消去するようにしている。
【0006】
【非特許文献1】
平橋盛通、他1名“独立した複数ネットワーク接続における名前解決方法の検討”、電子情報通信学会総合大会、September,2002
【非特許文献2】
小館光正訳「DNS&BIND」(第4版)、株式会社オライリー・ジャパン,2002年2月,P40〜41
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
複数のネットワークに同時に接続することを可能にするために、接続する全てのネットワークのDNSサーバに対して名前解決要求パケットを送出し、受信した回答の中で最も優先順位が高い回答を採用する仕組みを利用者端末に搭載して名前解決を行う方法は、名前解決を行うための非常に多くの設定を個々の端末で行わなければならず、利用者の負担が増大する。
【0008】
また、名前解決を効率的に行う従来技術としてDNSキャッシュ技術があるが、元来、これは複数ネットワーク接続における名前解決を考慮したものではない。また、従来技術では、DNSサーバが保持するDNSキャッシュに記憶するドメイン名毎に有する名前解決結果の有効期限が切れると、当該ドメイン名の名前解決結果は失効し、当該DNSキャッシュから自動的に消去されるため、再度端末から当該ドメイン名の名前解決要求があった場合には、当該DNSサーバは再度他のDNSサーバに対して名前解決要求を行う必要がある。つまり、端末から当該ドメイン名に関する名前解決要求が数多く来ており、キャッシュの効果が非常に大きい場合においても、有効期限が切れる度にDNSキャッシュから当該ドメイン名の名前解決結果は消去されるため、ユーザレスポンスの低下に繋がってしまう。
【0009】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、端末の複雑な設定やネットワーク装置の非効率的な利用を回避でき、複数のネットワーク接続において効果的・効率的な名前解決を実現する名前解決方法及び装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、DNSキャッシュに、ドメイン名毎に有効な名前解決結果を永続的に保持することを可能にして、ユーザレスポンスの向上を実現する名前解決方法及び装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、端末からの名前解決要求が多く、また名前解決要求からの経過時間が短いものが多いドメイン名ほどDNSキャッシュに残りやすくなることを実現して、効果的なDNSキャッシュの構築を実現する名前解決方法及び装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、利用者端末(以下、端末)と複数のネットワークの間に名前解決装置を設置し、該名前解決装置が接続する全てのネットワーク毎に、各々のネットワークで管理するホストの名前(以下、ドメイン名)の名前解決結果を記憶するDNSキャッシュを保持する。名前解決装置は端末から送出される名前解決要求を検知すると、ネットワークの優先順位に応じて、当該前記DNSキャッシュから当該ドメイン名を検索し、また、接続する全てのネットワークのDNSサーバに対する名前解決を実施することで、複数のネットワーク接続において効果的・効率的な名前解決を実現する。これにより、端末の複雑な設定やネットワーク装置である名前解決装置の非効率的な利用を回避できる。
【0011】
さらに、本発明では、名前解決装置は、DNSキャッシュに記憶される名前解決結果の有効期限が切れる前に、当該ドメイン名に関する名前解決を当該DNSサーバに対して実施し、DNSキャッシュの当該ドメイン名の名前解決結果を最新の情報に維持する。これにより、ドメイン名毎に有効な名前解決結果を永続的に保持することが可能となり、ユーザレスポンスの向上を実現できる。
【0012】
一方で、上記方法を導入した場合には、DNSキャッシュに記憶するドメイン名が増加し続け、新たなドメイン名を記憶する際には、DNSキャッシュで記憶可能なデータ量が無限でない限り、何らかの手段によってデータを削除しなければならない。
【0013】
本発明では、名前解決装置は、DNSキャッシュが記憶可能な最大のデータ量(以下、最大記憶容量)に達している場合に、該DNSキャッシュに記憶されていないドメイン名を新たに記憶する際には、端末から問い合わせを受けた回数を経過時間に応じた重み付けした値を基準に該当データをDNSキャッシュから削除する。具体的には、端末からDNSキャッシュに名前解決要求がある度に一定値増加する問合せ番号を与え、検索されたドメイン名の重み付き検索回数に前記問合せ番号を加算して当該ドメイン名の新たな重み付き検索回数とし、DNSキャッシュからドメイン名を削除する場合、重み付き検索回数の値が小さいドメイン名を削除する。これにより、端末からの名前解決要求が多く、また名前解決要求からの経過時間が短いものが多いドメイン名ほどDNSキャッシュに残りやすくなり、効果的なDNSキャッシュテーブルの構築を実現している。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の複数ネットワーク接続における名前解決方法が適用される基本構成例を示す。端末1はインターネット10と接続しており、該端末1は名前解決のために、インターネット10のDNSサーバ11に名前解決要求パケットを送出し、名前解決結果を含んでいる名前解決応答パケットを受信する。ここで、端末の複雑な設定等を回避して複数ネットワーク接続における名前解決を実現するために、端末1と複数ネットワーク(図1では、インターネット10とCDN20)の間に名前解決装置30が設置される。名前解決装置30は、端末1がDNSサーバ11宛に送出した名前解決要求パケットを検知すると、インターネット10のDNSサーバ11及びCDN20のDNSサーバ21との間で名前解決要求パケット及び名前解決応答パケットの送受を行い、取得した回答の中からネットワークの優先順位に応じて回答を選択し、端末1へ通知することで、端末1の名前解決は完了する。
【0015】
つまり、複数のネットワークで同一のドメイン名を利用する場合には、名前解決装置30が複数のDNSサーバから名前解決結果を受け取るため、その中から最適な回答を選択するためにネットワークの優先順位を設定することで、端末1が最も優先順位の高いネットワークと接続が可能となる。これにより、端末1での複雑な設定が回避できることになる。優先順位の設定においては、例えばインターネットより高速なCDNを構築した場合、CDNの優先順位を高くすることで、同一ドメイン名がCDN及びインターネットの両方に存在する場合にも、高速なCDNからコンテンツを取得することが出来ることとなる。
【0016】
ここで、図1に示したように、端末と複数のネットワークの間に名前解決装置を設置して、複数ネットワーク接続における名前解決を実現する方法自体は、先に本発明者らによって提案されている(特願2002−194830)。これの課題は、ネットワーク装置である名前解決装置が、端末から受け取った全ての名前解決要求の度に、全てのネットワークのDNSサーバに対して名前解決要求パケットを送出し、受け取った全ての回答の優先順位処理を行う必要があるため、非効率的な名前解決となることである。本発明の主旨は、このように端末と複数のネットワークの間に名前解決装置を設置した場合の非効率的な名前解決を回避することにある。
【0017】
図2は、本発明による複数ネットワーク接続における名前解決方法の一実施例を示す構成図である。図1と同様に、端末と複数ネットワーク(図2では、インターネット10とCDN20)の間に名前解決装置50が設置されるが、該名前解決装置50は、接続する全てのネットワーク毎のDNSキャッシュ(図2では、インターネットDNSキャッシュ51とCDN−DNSキャッシュ52)を保持している。名前解決装置50は、ネットワークの優先順位に応じて、自身が有するDNSキャッシュの検索と個々のネットワークのDNSサーバとの名前解決を行うことで、複数のネットワーク接続における名前解決を実施し、任意のネットワークとの接続を可能とするものである。
【0018】
図2の実施例では、インターネット10にのみ接続している端末1は、インターネット10のローカルDNSサーバ11に対して名前解決要求パケットを送出する。名前解決装置50は、名前解決要求パケットを検知すると、インターネット10よりCDN20の優先順位の方が高い場合は、まず、名前解決要求のあるドメイン名をCDN−DNSキャッシュ52から検索し、該CDN−DNSキャッシュ52が当該ドメイン名の名前解決結果を記憶している場合は、当該ドメイン名の名前解決結果を端末1に送出し、該端末1の名前解決を完了とする。記憶していない場合、名前解決装置50はDNSサーバ21に対して名前解決要求を行い、名前解決結果を端末1に送出し、CDN−DMSキャッシュ52に当該ドメイン名と対応づけて該名前解決結果を保持する。
【0019】
また、名前解決装置50は、上記DNSサーバ21から無回答またはエラーを取得した場合は、CDN20の中に当該ドメイン名はないものと判断し、次に、当該ドメイン名をインターネットDNSキャッシュ51から検索し、該インターネットDNSキャッシュ51が、当該ドメイン名の名前解決結果を記憶している場合は、当該ドメイン名の名前解決結果を端末1に送出し、端末1の名前解決は完了する。記憶していない場合は、名前解決装置50は、DNSサーバ11に名前解決要求を行い、名前解決結果を端末1に送出し、インターネットDNSキャッシュ51に当該ドメイン名と対応づけて該名前解決結果を保持する。また、DNSサーバ11から無回答またはエラーを取得した場合は、名前解決装置50は、CDN20及びインターネット10のいずれにも当該ドメイン名はないものと判断し、端末1に名前解決エラーを送出する。
【0020】
なお、名前解決装置50は、名前解決要求パケット、名前解決応答パケットについてのみ着目しており、他のパケットは全て宛先に従い転送する。なお、接続ネットワークは、勿論、図2の形態に限らない。
【0021】
図3に、名前解決装置50が保持するCDN−DNSキャッシュ52の構成例を示す。なお、インターネットDNSキャッシュ51の構成も基本的に同様である。CDN−DNSキャッシュ52に記憶されている内容がCDN−DNSキャッシュテーブル53であり、名前解決結果(IPアドレス)がドメイン名(Name)毎に記憶されている。該CDN−DNSキャッシュテーブル53に記憶されている個々の名前解決結果は、当該名前解決結果の有効期限を示すTTL、当該名前解決結果が取得・更新された最新の時刻を示す回答取得時刻を保有している。例えば、図3では、ドメイン名が「www.hoge.com」の名前解決結果の有効期限は「3600秒」、最新の取得・更新時刻は「11時01分00秒」であることを示している。CDN−DNSキャッシュテーブル53の個々の名前解決結果は、さらに重み付き検索回数を保有するが、図3では省略してある。
【0022】
図4は、名前解決装置50が記憶するDNSキャッシュテーブル(ここでは、CDN−DNSキャッシュテーブル53)を効果的に維持する方法の一例を示している。本発明の一実施例では、名前解決結果の有効期限が切れてDNSキャッシュテーブルに記憶するドメイン名の名前解決結果が消去される前に、当該ドメイン名に関する名前解決を実施し、当該ドメイン名の最新の名前解決結果をDNSキャッシュテーブルに保持し続けて、名前解決における効果的なDNSキャッシュテーブルの維持を可能とするものである。
【0023】
名前解決装置50のCDN−DNSキャッシュ52に記憶されているCDN−DNSキャッシュテーブル53の内容が図3の如くとし、現在の時刻が「12時00分00秒」とする。この場合、ドメイン名「www.hoge.com」の名前解決結果の有効期限は3600秒で、前回の回答取得時刻は11時01分00秒であるため、名前解決装置50は、当該ドメイン名の名前解決結果の取得時刻から3600秒以内に、CDN20のDNSサーバ21から「www.hoge.com」の名前解決結果を取得し、CDN−DNSキャッシュテーブル53に、該取得した名前解決結果を反映することで、当該ドメイン名に関する最新情報の維持を実現する。
【0024】
図5は、名前解決装置50が記憶するDNSキャッシュテーブル(ここでは、CDN−DNSキャッシュテーブル53)に効果的なドメイン名を記憶する方法の一例である。
図4で説明した最新の名前解決結果を維持する実施例の場合には、名前解決結果の有効期限が切れる前に名前解決を行うため、いかなるドメイン名もDNSキャッシュテーブルから消去されず、一度名前解決を要求されたドメイン名は永続的にDNSキャッシュテーブルに記憶されることとなる。この場合、例えば、図3に示したCDN−DNSキャッシュテーブル53は最大記憶容量に達すると、新たなドメイン名の記憶が不可能となる。
【0025】
そこで、本発明の別の実施例では、新たなドメイン名を記憶する場合、DNSキャッシュテーブルの重み付き検索回数を基準に、キャッシュ効果の小さいドメイン名を消去し、新たなドメイン名を記憶する。キャッシュ効果の小さいドメイン名とは、端末からの問い合わせ件数が少なく、また、問い合わせからの経過時間の長い件数の多いドメイン名を意味しており、重み付き検索回数がキャッシュ効果を定量的に示している。
【0026】
図5の例では、CDN−DNSキャッシュ53に名前解決要求がある度に問い合わせ番号が与えられ、当該ドメイン名の重み付き検索回数に問い合わせ番号を加算する。つまり、現在の問い合わせ番号が「100」の場合は、次の問い合わせに対して問い合わせ番号101を付与し、古い問い合わせよりも問い合わせの価値を上げて、当該ドメイン名の重み付き検索回数に加算し、これを繰り返すことで、重み付き検索回数の値が大きいほど、キャッシュ効果の大きいドメイン名と言えることになる。
【0027】
図5において、端末から「www.hoge.com」、次いで「www.hoge.net」の名前解決要求があったとする。この場合、「www.hoge.com」の名前解決要求では、CDN−DNSキャッシュテーブル53の現在の問い合わせ番号は「100」であるため、問い合わせ番号「101」を付与し、「www.hoge.com」の重み付き検索回数に「101」を加算し、CDN−DNSキャッシュ53’のようになり、さらに、「www.hoge.net」の名前解決要求では、問い合わせ番号「102」を付与し、「www.hoge.net」の重み付き検索回数に「102」を加算し、CDN−DNSキャッシュ53''のようになる。すなわち、CDN−DNSキャッシュ53においては「www.hoge.com」と「www.hoge.net」の重み付け検索回数が同値であったが、CDN−DNSキャッシュ53''では、名前解決要求されてからの経過時間が短い「www.hoge.net」の方が重み付け検索回数の値が大きく、キャッシュ効果が大きいドメイン名となっている。さらに、端末からCDN−DNSキャッシュ53''には記憶していない「www.hoge2.com」の名前解決要求があり、かつ、CDN−DNSキャッシュテーブル53''が最大記憶容量に達しているとする。この場合には、重み付き検索回数が最小であり、キャッシュの効果が最も小さい「www.hoge1.com」を検索し、それを消去した後に、重み付き検索回数「103」が付与された「www.hoge2.com」が追加され、CDN−DNSキャッシュテーブル53'''のようになる。
【0028】
なお、これまではCDN−DNSキャッシュ52についてのみ説明しているが、名前解決装置50が持つ他のDNSキャッシュ(例えば、インターネットDNSキャッシュ51)への適用も可能であり、また、問い合わせ番号は個々のDNSキャッシュテーブルが有するものである。また、名前解決が出来なかったドメイン名のDNSキャッシュについても、本実施例の適用が可能である。なお、重み付き検索回数の算出方法は、上記の例に限らない。
【0029】
図6は名前解決装置50の全体的処理フロー図であり、図6により、本発明の複数DNSキャッシュを利用した名前解決方法の動作例を説明する。名前解決装置50は、端末1が任意のネットワークに対して送出した名前解決要求パケットを検知すると(ステップ60)、該名前解決要求されているドメイン名を確認する(ステップ61)。次に、ネットワークの優先順位を確認し、最も優先順位の高いネットワークを特定し(ステップ62)、当該ネットワークのDNSキャッシュテーブルに当該ドメイン名の名前解決結果が記憶されているか否かを確認する(ステップ63)。当該DNSキャッシュテーブルが、当該ドメイン名を記憶している場合は、名前解決結果を端末へ送出し(ステップ66)、端末1の名前解決を完了する。当該DNSキャッシュテーブルが、当該ドメイン名を記憶していない場合は、当該ネットワークのDNSサーバに対して名前解決要求を行う(ステップ64)。該名前解決要求に対し、回答が返ってきた場合は、当該CDN−DNSキャッシュテーブルに当該ドメイン名と対応づけて該名前解決結果を記憶するとともに(ステップ65)、該名前解決結果を端末1へ送出し(ステップ66)、端末1の名前解決を完了する。一方、名前解決ができない場合は、ステップ62に戻り、再度ネットワークの優先順位を確認し、次に優先順位の高いネットワークを特定し、以下、同様の動作が繰り返される。
なお、最終的にネットワークの優先順位が最も低いネットワークにおいて名前解決ができない場合は、名前解決エラーを端末へ送出する。
【0030】
図7は、DNSキャッシュテーブルに記憶する名前解決結果を最新の情報に維持する動作例を示している。名前解決装置50は、常時、DNSキャッシュテーブルに記憶する全ての名前解決結果の有効期限を確認し(ステップ70)、残りの有効期限が一定時間以下のドメイン名があれば、当該ネットワークのDNSサーバに対して、当該ドメイン名の名前解決要求を実施し(ステップ71)、取得した回答の内容を確認し、記憶している名前解決結果からの変更の有無を確認し(ステップ72)、取得した回答に変更があった場合は、取得した回答の全て、または更新されている部分のみ当該DNSキャッシュテーブル内の名前解決結果を変更する(ステップ73)。なお、ステップ70にて、全てのドメイン名の残りの有効期限が一定時間以上の場合は動作を終了し、また、ステップ72にて、取得した回答に変更がない場合も動作を終了する。
【0031】
図8は、重み付き検索回数を利用したDNSキャッシュテーブル構築の動作例を示している。先の図6のステップ63にて、当該ネットワークのDNSキャッシュテーブルに当該ドメイン名の記憶の有無を確認し、記憶している場合は、ステップ66にて名前解決の回答を端末へ送出する。次に、端末からの当該DNSキャッシュテーブルに対する名前解決要求数から重み付き検索回数を算出し(ステップ80)、算出した重み付き検索回数を当該DNSキャッシュテーブルの当該ドメイン名の重み付き検索回数へ加算する(ステップ81)。また、ステップ63にて、当該ネットワークのDNSキャッシュテーブルに当該ドメイン名の記憶の有無を確認し、記憶していない場合は、先のステップ64にて、当該ネットワークのDNSサーバに対して名前解決要求を行い、回答の有無に関わらず、当該ネットワークのDNSキャッシュテーブルの記憶領域の空きを確認し(ステップ82)、空きがある場合は、回答の有無及び回答の内容を記憶し(ステップ83)、空きがない場合は、重み付き検索回数を基準にキャッシュ効果の小さいドメイン名を削除し、新たに当該ドメイン名の回答の有無及び回答の内容を記憶する(ステップ84)。
【0032】
図9は、本発明の複数ネットワーク接続における複数DNSキャッシュを利用した名前解を実現する名前解決装置50の一実施例の機能ブロック図である。名前解決装置50は、名前解決要求検知機能90、ドメイン名確認機能91、名前解決機能92を具備している。また、名前解決機能92は、ネットワーク優先順位記憶機能93とDNSキャッシュ機能94と名前解決要求機能95とに関連し、名前解決応答送出機能98とも関連している。さらに、DNSキャッシュ機能94は、最新情報保有制御機能96と重み付き検索回数算出機能97とに関連し、名前解決要求機能95は、最新情報保有制御機能96とに関連する。なお、図9の構成は一例であり、一部の機能が別の場所に埋め込まれていても良い。
【0033】
図10乃至図12に、図9の構成例における名前解決装置50の処理動作例を示す。
図10は、複数DNSキャッシュを利用した名前解決の全体的処理動作例である。名前解決要求検知機能90は、端末1から送出された名前解決要求パケットを検知し(▲1▼)、ドメイン名確認機能91は、当該名前解決要求パケットにて要求されているドメイン名を確認し(▲2▼)、名前解決機能92にて、当該ドメイン名の名前解決が行われる(▲3▼)。名前解決において、名前解決機能92は、ネットワーク優先順位記憶機能93から最も優先順位の高いネットワークを確認し(▲4▼)、当該ネットワークのDNSキャッシュ機能94から当該ドメイン名の名前解決結果を検索する(▲5▼)。そして、名前解決機能92は、当該ネットワークのDNSキャッシュ機能94が当該ドメイン名の名前解決結果を記憶している場合は、当該名前解決結果を名前解決応答送出機能98に渡す(▲7▼)。当該ネットワークのDNSキャッシュ機能94が当該ドメイン名の名前解決結果を記憶していない場合は、名前解決機能92は、名前解決要求機能95に名前解決要求を渡し(▲6▼)、名前解決要求機能95が、当該ネットワークのDNSサーバに名前解決要求を送出し、名前解決結果を取得できれば、名前解決機能92は当該名前解決結果を名前解決応答送出機能98に渡す(▲7▼)。名前解決を取得できなければ、名前解決機能92は、ネットワーク優先順位記憶機能93から次に優先順位の高いネットワークを把握し(▲8▼)、上記の動作が繰り返される。当該名前解決結果を受け取った名前解決応答送出機能98は、当該名前解決結果を端末1に送出する。
【0034】
図11は、DNSキャッシュテーブルに記憶する名前解決結果を最新の情報に維持する処理動作例である。最新情報保有制御機能96は、ネットワーク毎に保有するDNSキャッシュ機能94から、常時、名前解決結果の有効期限が一定時間以内となっているドメイン名を監視し、検知すると一時的に当該名前解決結果を記憶し(▲1▼)、また、当該ドメイン名を名前解決要求機能95に渡す(▲2▼)。名前解決要求機能95は、当該ネットワークのDNSサーバに名前解決要求を送出し、名前解決結果を受け取り、当該名前解決結果を最新情報保有制御機能96へ渡す(▲3▼)。当該名前解決結果を受け取った最新情報保有制御機能96は、一時的に記憶している名前解決結果と受け取った名前解決結果との差を確認し、更新されている場合は、名前解決結果の全て、またはその更新されている情報のみ、当該ネットワークのDNSキャッシュ機能94を更新し、一時的に記憶している名前解決結果を消去する(▲4▼)。
【0035】
図12は、重み付き検索回数を利用したDNSキャッシュテーブル構築の処理動作例である。名前解決機能92は、DNSキャッシュ機能94から名前解決要求を受けたドメイン名の名前解決結果を検索し(▲1▼)、DNSキャッシュ機能94が記憶している場合は、名前解決結果として取得する(▲2▼)。DNSキャッシュ機能94は、名前解決の検索を受け付けると、ネットワーク毎に有する重み付き検索回数算出機能97に受け付けたことを通知する(▲3▼)。通知を受けた重み付き検索回数算出機能97は、重み付き検索回数を算出し、DNSキャッシュ機能94で記憶する重み付き検索回数に加算する(▲4▼)。また、名前解決要求を受けたドメイン名をDNSキャッシュ機能94が記憶していない場合は、名前解決要求機能92は、名前解決要求機能95に名前解決要求を渡し(▲5▼)、名前解決要求機能95は、当該ネットワークのDNSサーバに名前解決要求を送出し、名前解決結果を名前解決要求機能92に渡す(▲6▼)。名前解決機能92は、受け取った名前解決結果をDNSキャッシュ機能94に、新たに記憶することとなる(▲7▼)。なお、新たに記憶する際、DNSキャッシュ機能94が最大記憶容量に達している場合は、重み付き検索回数を基準にキャッシュ効果の最も小さいドメイン名を消去した後に、新たなドメイン名の名前解決結果を記憶する。
【0036】
なお、図9で示した名前解決装置における一部もしくは全部の処理機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、あるいは、図6〜図8で示した処理手順をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもない。また、コンピュータでその処理機能を実現するためのプログラム、あるいは、コンピュータにその処理手順を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、FD、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、提供したりすることができるとともに、インターネット等のネットワークを通してそのプログラムを配布したりすることが可能である。
【0037】
【発明の効果】
本発明の名前解決方法および装置によれば、複数のネットワーク接続における効果的・効率的な名前解決方法を行うことが可能になり、通信サービスのユーザレスポンスの向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複数ネットワーク接続における名前解決方法が適用される構成図である。
【図2】本発明による複数ネットワーク接続における複数DNSキャッシュを利用した名前解決方法を実現する一実施例の構成図である。
【図3】本発明の名前解決装置が備えるDNSサーバのDNSキャッシュの一例である。
【図4】本発明によるDNSキャッシュテーブルを効果的に維持する方法の一例である。
【図5】本発明によるDNSキャッシュテーブルに効果的なドメイン名を記憶する方法の一例である。
【図6】本発明による複数DNSキャッシュを利用した名前解決方法の動作例である。
【図7】本発明によるDNSキャッシュテーブルに記憶する名前解決結果を最新の情報に維持する動作例である。
【図8】本発明による重み付き検索拘数を利用したDNSキャッシュテーブル構築の動作例である。
【図9】本発明による複数ネットワーク接続における複数DNSキャッシュを利用した名前解決に関する機能ブロック図である。
【図10】本発明による複数DNSキャッシュを利用した名前解決の処理動作例である。
【図11】本発明によるDNSキャッシュテーブルに記憶する名前解決結果を最新の情報に維持する処理動作例である。
【図12】本発明による重み付き検索回数を利用したDNSキャッシュテーブル構築の処理動作例である。
【符号の説明】
1 端末
10 インターネット
11 DNSサーバ
20 コンテンツデリバリネットワーク(CDN)
21 DNSサーバ
50 名前解決装置
51 インターネットDNSキャッシュ
52 CDN−DNSキャッシュ

Claims (4)

  1. 複数のネットワーク接続における名前解決方法であって、
    利用者端末(以下、端末)と複数のネットワークの間に名前解決装置を設置し、前記名前解決装置が接続されるネットワーク毎に、各々のネットワークで管理するホストの名前(以下、ドメイン名)対応に当該ドメイン名の名前解決結果と重み付き検索回数を記憶するDNSキャッシュを保持し、
    前記名前解決装置は、
    端末から送出される名前解決を要求するパケット(以下、名前解決要求パケット)を検知すると、接続されるネットワークの優先順位に応じて、当該DNSキャッシュを利用して名前解決を実施し、
    端末から前記DNSキャッシュに名前解決要求がある度に一定値増加する問合せ番号を与え、検索されたドメイン名の重み付き検索回数に前記問合せ番号を加算して当該ドメイン名の新たな重み付き検索回数とし、
    前記DNSキャッシュからドメイン名を消去する場合、前記重み付き検索回数の値が小さいドメイン名を消去する、
    することを特徴する名前解決方法。
  2. 請求項1記載の名前解決方法において、
    前記DNSキャッシュはドメイン名対応に更に名前解決結果の有効期限を記憶し、
    前記名前解決装置は、前記DNSキャッシュに記憶される前記名前解決結果の有効期限を確認し、有効期限が切れる前に、当該ドメイン名の名前解決を当該ネットワークのDNSサーバに対して実行し、前記DNSキャッシュにおける当該ドメイン名の名前解決結果の全て又は一部を更新することを特徴とする名前解決方法。
  3. 端末と複数のネットワークの間に設置され、複数のネットワーク接続における名前解決を行う名前解決装置であって、
    前記端末から送出された名前解決要求パケットを検知する手段と、
    接続されるネットワーク毎に、各々のネットワークで管理するドメイン名対応に当該ドメイン名の名前解決結果と重み付き検索回数を記憶するDNSキャッシュと、
    接続されるネットワークの優先順位に応じて、当該DNSキャッシュを利用して名前解決を実施する手段と、
    端末から前記DNSキャッシュに名前解決要求がある度に一定値増加する問合せ番号を与え、検索されたドメイン名の重み付き検索回数に前記問合せ番号を加算して当該ドメイン名の新たな重み付き検索回数とする手段と、
    前記DNSキャッシュからドメイン名を消去する場合、前記重み付き検索回数の値が小さいドメイン名を消去するする手段と、
    を有することを特徴とする名前解決装置。
  4. 請求項3記載の名前解決装置において、
    前記DNSキャッシュはドメイン名対応に更に名前解決結果の有効期限を記憶し、
    前記DNSキャッシュに記憶される前記名前解決結果の有効期限を確認する手段と、
    前記名前解決結果の有効期限が切れる前に、当該ドメイン名の名前解決を当該ネットワークのDNSサーバに対して実行する手段と、
    前記名前解決を実行した後に、前記DNSキャッシュにおける当該ドメイン名の名前解決結果の全て又は一部を更新する手段と、
    を更に有することを特徴とする名前解決装置。
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