JP3965370B2 - 気管切開チューブ用ワンタッチコネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、気管切開チューブ用ワンタッチコネクタに関し、詳しくは、気管切開チューブの端部と人口呼吸器回路等から延出された他のチューブの端部とを接続するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、気管切開チューブは、人口呼吸器回路のチューブの端部に設けられた雌端子部が接続される雄端子部をその一端部に備えている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従来、この種の気管切開チューブにおいては、図7に示すように、雌端子部16に雄端子部17を挿着することによって接続状態となる。即ち、雄端子部17は、シリコンゴム製のチューブ本体18の端部に嵌合保持された合成樹脂製の筒状部材19を回転自在に備えている。雌端子部16は、シリコンゴム製のチューブ本体20の端部に形成されており、その内径は前記筒状部材19の外径よりも僅かに小さく形成されている。これにより、雄端子部17と雌端子部16とを接続したとき、雄端子部17の筒状部材19の外面に雌端子部16の内面が圧接して強固に係合されるようになっている。なお、前記雄端子部17の筒状部材19は雌端子部16を接続状態で雌端子部16の回転を可能とするものである。
【0004】
ところで、気管切開チューブへの人口呼吸器回路のチューブの接続作業や取外し作業は、極めて迅速に行う必要がある。しかし、雄端子部17と雌端子部16との接続を急ぐとその接続状態が不十分となりやすく、雌端子部16から雄端子部17が不用意に抜け出したり、雌端子部16と雄端子部17との接続部分から空気漏れが生じるおそれがある。
【0005】
また、確実な接続状態を形成するために、雄端子部17をより深くまで雌端子部16に挿入するようにして強固に接続することが好ましいが、その反面、強固に接続された状態の雄端子部17と雌端子部16とは極めて外れ難い。このため、雄端子部17と雌端子部16との取外しの際には人口呼吸器回路のチューブ側の雄端子部17を強く引っ張る必要があり、それに伴って気管切開チューブも引っ張られるために、気管切開チューブを取り付けた患者に苦痛が生じるおそれがある。しかも、患者に取り付けられている状態の気管切開チューブ本体は雌端子部16と患者の首とが近接しているために、気管切開チューブ本体側の把持スペースが極めて小さく、雄端子部17と雌端子部16とをそれぞれ把持して引っ張る場合に、気管切開チューブ本体側を押えることが困難であるため取り外し操作が極めて困難となる。また、雄端子部17と雌端子部16とを取り外す場合には、例えば、U字状の取外し器具を雄端子部17と雌端子部16との間に介入させることによって両者の嵌合を解除する場合もあるが、取外し器具は気管切開チューブと別体であるために、紛失しやすく、取扱いが煩わしい。こうしたことから、気管切開チューブから人口呼吸器回路を取外す作業が迅速に行なえない不都合があった。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−93512号公報(第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本発明は、気管切開チューブの接続を強固に維持することができ、しかも、接続の解除を円滑に行なうことができる気管切開チューブ用ワンタッチコネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、気管切開チューブの先端部に設けられた雄端子部と、他のチューブの先端部に設けられた雌端子部とを接続する気管切開チューブ用ワンタッチコネクタであって、前記雄端子部は、その外周に形成された外周係合面と、該外周係合面の後端縁に沿って鍔状に突出する環状凸部とを備え、前記雌端子部は、その内周に形成されて前記外周係合面に圧接係合する内周係合面と、該内周係合面が前記外周係合面に圧接係合したとき前記環状凸部の前側壁に当接する当接端縁とを備え、該雌端子部の外周には、弾性を有して撓み自在の材料によって形成された筒状の外筒体が装着されており、該外筒体は、前記雌端子部を介して互いに対向する一対の第1対向壁部と、該雌端子部の外周に沿って各第1対向壁部の端部間に一体に連設され、両第1対向壁部の対向方向に直交する方向に雌端子部を介して互いに対向する一対の第2対向壁部とを備え、 各第1対向壁部は、前記雌端子部の外周面から所定間隔を存して設けられ、各第2対向壁部は、前記雌端子部の外周面に近接して設けられて、両第1対向壁部を互いに接近する方向に押圧操作したとき、弾発的に撓んで雌端子部から離間し、両第2対向壁部は、その内面側に突設されて、前記当接端縁が前記環状凸部の前側壁に当接したとき該環状凸部の後側壁に係止し且つ両第1対向壁部の前記押圧操作により第2対向壁部が弾発的に撓んだとき該環状凸部の後側壁への係止を解除する係止爪を備え、両第1対向壁部は、その内面側に突設されて、前記押圧操作により前記環状凸部の前側壁と前記当接端縁との間に介入することにより該環状凸部を介して前記雄端子部を抜け方向に押圧し前記外周係合面と前記内周係合面との係合を解除する押圧爪を備えることを特徴とする。
【0009】
該外筒体は、前記雌端子部から所定間隔を存して該雌端子部を介して互いに対向する一対の第1対向壁部と、両第1対向壁部に連設され、前記雌端子部に近接して雌端子部を介して互いに対向し、両第1対向壁部を互いに接近する方向に押圧操作したとき、弾発的に撓んで雌端子部から離間する一対の第2対向壁部とを備えている。
【0010】
そして、両第2対向壁部は、その内面側に突設されて、前記当接端縁が前記環状凸部の前側壁に当接したとき該環状凸部の後側壁に係止し且つ両第1対向壁部の前記押圧操作により第2対向壁部が弾発的に撓んだとき該環状凸部の後側壁への係止を解除する係止爪を備えている。
【0011】
また、両第1対向壁部は、その内面側に突設されて、前記押圧操作により前記環状凸部の前側壁と前記当接端縁との間に介入することにより該環状凸部を介して前記雄端子部を抜け方向に押圧し前記外周係合面と前記内周係合面との係合を解除する押圧爪を備えている。
【0012】
本発明のコネクタによれば、前記雌端子部に前記雄端子部が挿入されると、雌端子部の内周係合面と雄端子部の外周係合面とが圧接して係合される。そして、雌端子部の前記当接端縁が雄端子部の環状凸部の前側壁に当接すると、雄端子部が雌端子部に深く挿入された状態となり十分な係合状態で接続される。このとき同時に、前記外筒体の第2対向壁部に形成された係止爪が雄端子部の環状凸部の後側壁に係止され、雌端子部からの雄端子部の抜け出しが確実に防止されるので、十分な接続状態を強固に維持することができる。
【0013】
前記雌端子部と前記雄端子部との接続を解除する時には、両第1対向壁部を互いに接近する方向に押圧操作する。これによって、両第2対向壁部が弾発的に雌端子部から離反する方向に撓み、係止爪による環状凸部の後側壁への係止が解除される。同時に、両第1対向壁部が押圧操作によって雌端子部に近接し、押圧爪が当接端縁と環状凸部との間に介入する。このときの押圧爪の介入により、当接端縁と環状凸部との間隔が広げられ、雄端子部が押圧爪によって外れ方向に押し出される。
【0014】
これによって、強固な係合状態が緩み、雌端子部と雄端子部との接続を円滑に解除することができる。そして、両第1対向壁部の押圧操作のみで、雌端子部と雄端子部との接続が解除できるので、他のチューブ側の雄端子部を強く引っ張る必要がなく、また、気管切開チューブ本体側を把持しなくても或いは把持しても軽く手を添える程度で雌端子部と雄端子部との接続を解除することができる。これにより、気管切開チューブを取り付けた患者に苦痛を与えることなく、また、気管切開チューブ本体側の把持スペースが極めて小さくても支障なく雌端子部と雄端子部との接続を解除することができる。しかも、従来のようなU字状の取外し器具を使用することなく極めて容易に雌端子部と雄端子部との接続の解除を行なうことができる。このように、本発明によれば、雄端子部と雌端子部との強固な接続状態の維持と容易な取外しとを両立させることができるだけでなく、雌端子部と雄端子部との接続と解除とを迅速に行うことができる。
【0015】
また、本発明において、前記外筒体は、前記雌端子部の外周全周に形成された溝部に回転自在に嵌合する嵌合部を内周に備えることが好ましい。該外筒体は嵌合部を介して雌端子部の外周に回転自在に設けられるので、外筒体を回転させて両第1対向壁部を押圧操作し易い方向に向けることができる。これにより、両第1対向壁部の押圧操作を容易として雄端子部と雌端子部との接続解除を円滑に行なうことができる。
【0016】
なお、本発明の気管切開チューブ用ワンタッチコネクタは、気管内チューブにおいても同様に採用できるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のコネクタを示す説明的斜視図、図2(a)は本実施形態のコネクタにおける外筒体の説明的正面図、図2(b)は図2(a)の外筒体の押圧変形状態を示す説明図、図3は図2(a)のIII−III線断面図、図4は図2(a)のIV−IV線断面図、図5(a)は接続時の第1対向壁部及び押圧爪を示す説明的断面図、図5(b)は取外し操作時の第1対向壁部の及び押圧爪を示す説明的断面図、図6(a)は接続時の第2対向壁部及び係止爪を示す説明的断面図、図6(b)は取外し操作時の第2対向壁部の及び係止爪を示す説明的断面図である。
【0018】
本実施形態の気管切開チューブ用ワンタッチコネクタ1は、図1に示すように、気管切開チューブAに人口呼吸器回路から延出された回路チューブBを接続するものであり、気管切開チューブAの先端に設けられた雄端子部2と、回路チューブBの先端に設けられた雌端子部3とによって構成される。
【0019】
雄端子部2は、図1及び図5(a)に示すように、シリコンゴムによって形成された気管切開チューブAの先端に回転自在に設けられた合成樹脂製の筒状部材4を備えている。該筒状部材4はその外周に外周係合面5を備え、更に該外周係合面5の後端縁に沿って鍔状に突出する環状凸部6を備えている。
【0020】
雌端子部3は、図1及び図5(a)に示すように、シリコンゴムによって形成された回路チューブBに形成されて前記外周係合面5に圧接係合する内周係合面7を備え、更に該内周係合面7が前記外周係合面5に圧接係合したとき前記環状凸部6の前側壁に当接する当接端縁8を備えている。図5(a)に示すように、該当接端縁8が前記環状凸部6の前側壁に当接したとき、外周係合面5と内周係合面7との圧接係合が十分に行なわれ、良好な接続状態となる。
【0021】
該雌端子部3の外周には、図1に示すように、弾性を有して撓み自在の合成樹脂によって形成された外筒体9が回転自在に設けられている。該外筒体9は、図2(a)及び図3に示すように、互いに対向する一対の第1対向壁部10と、図2(a)及び図4に示すように、両第1対向壁部10の対向方向に直交して対向する一対の第2対向壁部11とを備え、図3及び図4に示すように、その後端部の内方に突出して雌端子部3の外周全周に形成された溝部12(図1参照)に回転自在に嵌合する嵌合部13を備えている。
【0022】
該外筒体9は、図2(b)に示すように、一対の第1対向壁部10を互いに接近する方向に押圧することで、一対の第2対向壁部11が互いに離反する方向に撓む形状に形成されている。そして、図3に示すように、各第1対向壁部10の内側には断面視3角形状の押圧爪14が突設され、図4に示すように、各第2対向壁部11の内側には断面視3角形状の係止爪15が突設されている。
【0023】
前記押圧爪14は、図5(a)に示すように、雄端子部2と雌端子部3とを接続して雌端子部3の当接端縁8が筒状部材4の環状凸部6の前側壁に当接したとき、当接端縁8と環状凸部6との間に臨む位置に設けられている。前記係止爪15は、図6(a)に示すように、雄端子部2と雌端子部3とを接続して雌端子部3の当接端縁8が筒状部材4の環状凸部6の前側壁に当接したとき、前記環状凸部6の後側壁に係止するように設けられている。
【0024】
雄端子部2を雌端子部3に挿入するようにして両者を接続すると、雌端子部3の当接端縁8が雄端子部2の筒状部材4の環状凸部6の前側壁に当接し、雌端子部3の内周係合面7が外周係合面5に圧接係合される。このとき、図6(a)に示すように、外筒体9の第2対向壁部11に設けられた係止爪15が筒状部材4の環状凸部6の後側壁に弾発的に係止される。これにより、雄端子部2が抜け止めされて雌端子部3への接続状態が確実に維持される。
【0025】
また、雄端子部2の筒状部材4は気管切開チューブAに対して回転自在に設けられているので、雌端子部3の内周係合面7が筒状部材4の外周係合面5に圧接係合された状態で、雄端子部2に対して雌端子部3を所望の角度に回転させることができるが、このとき、係止爪15は筒状部材4の環状凸部6の後側壁を係止しており、押圧爪14は当接端縁8と環状凸部6との間から離反しているので、雄端子部2に対する雌端子部3の回転を円滑に行なうことができる。更に、前記外筒体9は、前述したように、嵌合部13を介して雌端子部3の外周全周に回転自在に設けられているので、外筒体9を回転させて両第1対向壁部10を押圧操作し易い方向に向けることができる。
【0026】
雄端子部2と雌端子部3との接続を解除するときには、図5(a)及び図6(a)に示す接続状態から、図2(b)に示すように外筒体9の両第1対向壁部10を互いに接近する方向に押圧する。これにより、外筒体9の両第2対向壁部11が外方に撓み、図6(b)に示すように係止爪15が筒状部材4の環状凸部6の後側壁から離反する。同時に、外筒体9の両第1対向壁部10を押圧したことにより、図5(b)に示すように押圧爪14が雌端子部3の当接端縁8と雄端子部2の筒状部材4の環状凸部6との間に侵入して雄端子部2を抜け方向に押し出す。これによって、雌端子部3の内周係合面7と雄端子部2の筒状部材4の外周係合面5との圧接係合が弱まり、雄端子部2と雌端子部3との接続が容易に解除される。
【0027】
以上のように本実施形態の気管切開チューブ用ワンタッチコネクタ1によれば、雄端子部2を雌端子部3に挿入するようにして確実に接続されたところで外筒体9の係止爪15が筒状部材4の環状凸部6に係止するので、雌端子部3からの雄端子部2の抜け出しを確実に防止した接続状態を維持することができる。しかも、外筒体9の第1対向壁部10を互いに接近する方向に押圧するだけで、係止爪15による環状凸部6への係止を解除すると同時に押圧爪14が環状凸部6を介して雄端子部2を押し出すので、これによって、強固な係合状態が緩み、雌端子部3と雄端子部2との接続を円滑に解除することができる。そしてこのように、両第1対向壁部10の押圧操作のみで、雌端子部3と雄端子部2との接続が解除できるので、回路チューブB側の雄端子部2を強く引っ張ることが不要となり、殆ど抵抗無く気管切開チューブAから回路チューブBを取り外すことができる。更に、気管切開チューブAの本体側を把持しなくても或いは把持しても軽く手を添える程度で回路チューブBが取り外せるので、患者に苦痛を与えることなく、また、気管切開チューブA本体側の把持スペースが極めて小さくても支障なく回路チューブBを取り外すことができる。また、両第1対向壁部10の押圧は片手で行なうことができるだけでなく、従来のようなU字状の取外し器具(図示せず)を使用することなく極めて容易にチューブBを取り外すことができる。このように、本実施形態によれば、気管切開チューブAと回路チューブBとを確実に強固に接続することができ、しかも、気管切開チューブAからの回路チューブBの取外しを両第1対向壁部10の押圧のみで円滑に且つ迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のコネクタを示す説明的斜視図。
【図2】(a)は本実施形態のコネクタにおける外筒体の説明的正面図、(b)は(a)の外筒体の押圧変形状態を示す説明図。
【図3】図2(a)のIII−III線断面図。
【図4】図2(a)のIV−IV線断面図。
【図5】(a)は接続時の第1対向壁部及び押圧爪を示す説明的断面図、(b)は取外し操作時の第1対向壁部の及び押圧爪を示す説明的断面図。
【図6】(a)は接続時の第2対向壁部及び係止爪を示す説明的断面図、(b)は取外し操作時の第2対向壁部の及び係止爪を示す説明的断面図。
【図7】従来の気管切開チューブの接続を示す説明的断面図。
【符号の説明】
1…気管切開チューブ用ワンタッチコネクタ、2…雄端子部、3…雌端子部、5…外周係合面、6…環状凸部、7…内周係合面、8…当接端縁、9…外筒体、10…第1対向壁部、11…第2対向壁部、12…溝部、13…嵌合部、14…押圧爪、15…係止爪。
Claims (2)
- 気管切開チューブの先端部に設けられた雄端子部と、他のチューブの先端部に設けられた雌端子部とを接続する気管切開チューブ用ワンタッチコネクタであって、
前記雄端子部は、その外周に形成された外周係合面と、該外周係合面の後端縁に沿って鍔状に突出する環状凸部とを備え、
前記雌端子部は、その内周に形成されて前記外周係合面に圧接係合する内周係合面と、該内周係合面が前記外周係合面に圧接係合したとき前記環状凸部の前側壁に当接する当接端縁とを備え、
該雌端子部の外周には、弾性を有して撓み自在の材料によって形成された筒状の外筒体が装着されており、
該外筒体は、前記雌端子部を介して互いに対向する一対の第1対向壁部と、該雌端子部の外周に沿って各第1対向壁部の端部間に一体に連設され、両第1対向壁部の対向方向に直交する方向に雌端子部を介して互いに対向する一対の第2対向壁部とを備え、
各第1対向壁部は、前記雌端子部の外周面から所定間隔を存して設けられ、
各第2対向壁部は、前記雌端子部の外周面に近接して設けられて、両第1対向壁部を互いに接近する方向に押圧操作したとき、弾発的に撓んで雌端子部から離間し、
両第2対向壁部は、その内面側に突設されて、前記当接端縁が前記環状凸部の前側壁に当接したとき該環状凸部の後側壁に係止し且つ両第1対向壁部の前記押圧操作により第2対向壁部が弾発的に撓んだとき該環状凸部の後側壁への係止を解除する係止爪を備え、
両第1対向壁部は、その内面側に突設されて、前記押圧操作により前記環状凸部の前側壁と前記当接端縁との間に介入することにより該環状凸部を介して前記雄端子部を抜け方向に押圧し前記外周係合面と前記内周係合面との係合を解除する押圧爪を備えることを特徴とする気管切開チューブ用ワンタッチコネクタ。 - 前記外筒体は、前記雌端子部の外周全周に形成された溝部に回転自在に嵌合する嵌合部を内周に備えることを特徴とする請求項1記載の気管切開チューブ用ワンタッチコネクタ。
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