JP3965030B2 - 車両のステップ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両のステップ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の運転席に乗降するためのステップはシャーシフレームの側面に取付けた専用のステップステイに取付けられていた。しかし、ステップステイは、シャーシフレーム側面から大きくオーバハングしているため、高い剛性を要求されるうえ、スペース面からも不利であった。そこで、例えば、特開平7−237502号公報に示すように、シャーシフレームの前端下部にフロントアンダランプロテクタブラケットを介して取付けられたフロントアンダランプロテクタの端部をステップの支持構造体として用い、運転席乗降用のステップを取付けることが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開平7−237502号公報に示すステップの場合には、車両の衝突によりフロントアンダランプロテクタが変形すると、ステップが車両後方に移動して当該ステップがフロントホイールに干渉する。而して、フロントアンダランプロテクタは、左右方向や前後方向の剛性が高いため、ステップがフロントホイールに干渉した場合に、フロントホイールに押されて当該ステップが車両前後方向や左右方向へ移動する量は僅かである。従って、ステップがフロントホイールから力を受けた場合、ステップはフロントホイールに食込み、車両のステアリング操作ができなくなる、等重大な走行不良を起す虞がある。
【0004】
本発明は、斯かる実情に鑑み、運転席乗降用のステップが取付けられたフロントアンダランプロテクタが変形してステップがフロントホイールに干渉しても、容易にステアリングの操作を行い得るようにした車両のステップ構造を提供することを目的としてなしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の車両のステップ構造は、車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダランプロテクタを配設して該フロントアンダランプロテクタの車両幅方向における運転席乗降用のステップが設けられる側の端部に、衝撃吸収部材を設けると共に、該衝撃吸収部材に取付けた支持部材に運転席乗降用のステップを取付け、前記フロントアンダランプロテクタが車両後方側へ変形して運転席乗降用のステップがフロントホイールに干渉したら、前記衝撃吸収部材はフロントホイールから前記ステップ及び支持部材を介し力を受けて前後及び左右に変形するよう構成したものである。
【0006】
本発明の請求項2の車両のステップ構造は、車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダランプロテクタを配設して該フロントアンダランプロテクタの車両幅方向における運転席乗降用のステップが設けられる側の端部に、平面視で角渦状の衝撃吸収部材を形成し、該角渦状の衝撃吸収部材に取付けた支持部材に運転席乗降用のステップを取付け、前記フロントアンダランプロテクタが車両後方側へ変形して前記運転席乗降用のステップがフロントホイールに干渉したら、前記衝撃吸収部材は、フロントホイールから前記ステップ及び支持部材を介して力を受けて前後及び左右に変形するよう構成したものである。
【0007】
本発明の請求項3の車両のステップ構造は、車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダランプロテクタを配設して該フロントアンダランプロテクタの車両幅方向における運転席乗降用のステップが設けられる側の端部に、ブラケット状の衝撃吸収部材を取付け、該ブラケット状の衝撃吸収部材に取付けた支持部材に運転席乗降用のステップを取付け、前記フロントアンダランプロテクタが車両後方側へ変形して運転席乗降用のステップがフロントホイールに干渉したら、前記衝撃吸収部材は、フロントホイールから前記ステップ及び支持部材を介して力を受けて前後及び左右に変形するよう構成したものである。
【0008】
本発明の請求項4の車両ステップ構造は、車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダランプロテクタを配設して該フロントアンダランプロテクタの車幅方向における運転席乗降用のステップが設けられる側の端部に、板部材により形成された衝撃吸収部材を設け、該衝撃吸収部材に、シヤピンを介して該シヤピンの切断時に車両前方側に移動可能に支持部材を取付け、該支持部材に運転席乗降用のステップを取付け、前記フロントアンダランプロテクタが車両後方側へ変形して運転席乗降用のステップがフロントホイールに干渉したら、前記衝撃吸収部材は、フロントホイールから前記ステップ及び支持部材並びにシヤピンを介して力を受け、前記シヤピンが切断されることにより、支持部材はステップと共に車両前方向へ移動して、衝撃吸収部材は前後及び左右に変形するよう構成したものである。
【0009】
本発明の請求項5の車両ステップ構造は、車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダランプロテクタを配設して該フロントアンダランプロテクタの車両幅方向における運転席乗降用のステップが設けられる側の端部に、板部材により形成された衝撃吸収部材を設け、該衝撃吸収部材に設けた車両前後方向へ延在する孔に、楔部材を介して、該楔部材が孔を広げた際に車両前方側に移動可能に支持部材を支持させ、該支持部材に運転席乗降用のステップを取付け、前記フロントアンダランプロテクタが車両後方側へ変形して運転席乗降用のステップがフロントホイールに干渉したら、支持部材はステップと共に車両前方向へ移動し、前記楔部材が前記衝撃吸収部材の孔を拡大させることにより、前記衝撃吸収部材を上下方向へ変形させると共に車両幅方向へ変形させるよう構成したものである。
【0010】
本発明によれば、車両が衝突してフロントアンダランプロテクタが変形しても、ステップはフロントホイールに食込むことはなく、従って、車両のステアリング操作や走行に対する障害が減少するため、車両衝突後の安全性(二次安全性)、冗長性(路肩移動、修理場所までの自走等)が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。なお、図1〜図16中、同一部分には、同一の符号が付してある。
図1〜図3は請求項1、2の発明を実施する形態の第一例である。
図中、1はシャーシフレーム、2はシャーシフレーム1の先端下部の取付けられたフロントアンダランプロテクタブラケット、3はフロントアンダランプロテクタブラケット2の先端に取付けられた断面形状が角筒状のフロントアンダランプロテクタ、4はフロントホイールである。フロントアンダランプロテクタ3は車両のフロントバンパの後方下部に配設されている。
【0012】
フロントアンダランプロテクタ3は車両幅方向へ延在すると共に、その長手方向両端部は、曲折されて車両後方へ延在し、車両後方へ延在する部分は、上面水平辺部材、下面水平辺部材、車両幅方向へ延在する部分において車両後方側となる垂直辺部材が切除されて、車両幅方向へ延在する部分においては車両前方側となる垂直辺部材3aのみが残置された構成となっている。
【0013】
フロントアンダランプロテクタ3の垂直辺部材3aの端部側は、平面視で先端が内側に位置するようにした角渦状に曲折されて衝撃吸収部材3bが形成され、衝撃吸収部材3bの内側となる端部には、ブロック状のステップ支持部材3cが一体的に取付けられている。
【0014】
ステップ支持部材3cには、上面側にボルト用のねじ孔が螺設されており、運転席に乗降するためのステップ5は、ボルト6によりステップ支持部材3cの上面に締結し得るようになっている。
【0015】
而して、フロントアンダランプロテクタ3の両端部は、上下方向には剛性は高いが、前後方向及び左右方向に対しては剛性は低く形成されている。又、フロントアンダランプロテクタ3が変形していない状態にある場合には、図2に示すように、ステップ5のフロントホイール4側先端とフロントホイール4との間には、隙間が形成されている。なお、図2中、仮想線で示すフロントホイール4は、ステアリング操作された場合の位置を示し、図3中、仮想線で示すフロントアンダランプロテクタ3は変形していない状態を示している。
【0016】
次に、上記図示例の作動を説明する。
車両の衝突によりフロントアンダランプロテクタ3が変形すると、ステップ5はフロントホイール4側に移動してその縁部はフロントホイール4に干渉する。そうすると、ステップ5はフロントホイール4から力を受け、フロントアンダランプロテクタ3における衝撃吸収部材3bは、前後方向及び左右方向への剛性が低いためフロントホイール4からの力により容易に前後及び左右に変形する(図3参照)。従って、ステップ5はフロントホイール4に食込むことはなく、車両のステアリング操作や走行に対する障害が減少する。このため、車両衝突後の安全性(二次安全性)、冗長性(路肩移動、修理場所までの自走等)が向上する。
【0017】
図4〜図7は請求項1、3の発明を実施する形態の第二例である。
図中、7,8はフロントアンダランプロテクタ3の垂直辺部材3a、及び垂直辺部材3aに対向している垂直辺部材3dに固設したブラケット状の衝撃吸収部材である。衝撃吸収部材7,8は、フロントアンダランプロテクタ3の垂直辺部材3a,3dに固設されて車両後方へ真直ぐに延在する部材7a,8aと、フロントアンダランプロテクタ3から離反した側において部材7a,8aに一体的に連なると共に、対向部が互いに離反する方向へ膨出する平面視で円弧状の膨出部材7b,8bと、部材7a,8aから離反した側において、対向する膨出部材7b,8b間に位置するよう、膨出部材7b,8bに一体的に連なると共に、部材7a,8a側に向けて部材7a,8aと平行に延在する部材7c,8cとを備えている。
【0018】
部材7c,8c間には、直方体状のブロック9が配置されると共に、ブロック9はボルト10及びナット11により、衝撃吸収部材7,8の部材7c,8cに締結されるようになっている。又、ブロック9には、上面側にねじ孔が螺設されており、ステップ5はボルト12によりブロック9上面に締結されるようになっている。ステップ5のフロントホイール4側先端部は、図5に示すように、車両幅方向外側がフロントホイール4に近接し、車両幅方向内側がフロントホイール4から離反するよう、平面視で傾斜した状態に形成されている。
【0019】
なお、図5中、仮想線で示すフロントホイール4は、ステアリング操作された場合の位置を示し、図7中、仮想線で示すフロントアンダランプロテクタ3は変形していない状態を示している。
【0020】
本図示例においても、車両の衝突によりフロントアンダランプロテクタ3が変形すると、ステップ5はフロントホイール4側に移動して傾斜縁側がフロントホイール4に干渉する。そうすると、ステップ5はフロントホイール4から力を受け、該力はブロック9を介し衝撃吸収部材7,8に伝達される。この場合、例えば、ステップ5は傾斜縁を介し車両幅方向外側に向けて押される。
【0021】
而して、衝撃吸収部材7,8は、前後方向及び左右方向への剛性が低いため、フロントホイール4からの力により容易に前後及び左右に変形する(図7参照)。従って、ステップ5はフロントホイール4に食込むことはなく、前述の図示例と同様な効果を奏し得る。
【0022】
図8〜図12は請求項1、4の発明を実施する形態の第三例である。
図中、13,14はフロントアンダランプロテクタ3の垂直部辺材3a、及び垂直辺部材3aに対向している垂直辺部材3dに固設されて一対でプラグ状に形成された衝撃吸収部材である。
【0023】
衝撃吸収部材13,14は、フロントアンダランプロテクタ3の垂直辺部材3a,3dに固設されて車両後方へ真直ぐに延在する部材13a,14aと、フロントアンダランプロテクタ3の先端側において部材13a,14aに一体的に連なると共に屈曲して幅が広がるよう延在する長さの短い部材13b,14bと、部材13b,14bの部材13a,14aから離反する側において、部材13b,14bに対し一体的に連なり、部材13a,14aと平行に車両後方へ向けて延在する長さの長い部材13c,14cとを備えている。
【0024】
部材13c,14cの間には、フロントアンダランプロテクタ3から離反した側の先端部に位置するよう、直方体状のスライダ15が配設されている。スライダ15は、車両幅方向両側に部材13c,14cよりも若干高さの高い溝部を備えており、該溝部を介し車両前方側へ摺動し得るよう、部材13c,14cに対し装着されている。又、スライダ15と部材13c,14cとは、車両幅方向へ水平に延びるシヤピン16により連結されるようになっている。
【0025】
スライダ15には、上面側にねじ孔が螺設されており、ステップ5はボルト17によりスライダ15上面に締結されるようになっている。ステップ5のフロントホイール4側先端部は、図8、9、11、12に示すように、車両幅方向外側がフロントホイール4に近接し、車両幅方向内側がフロントホイール4から離反するよう、平面視で傾斜した状態に形成されている。
【0026】
本図示例においても、車両の衝突によりフロントアンダランプロテクタ3が変形すると、ステップ5はフロントホイール4側に移動して傾斜縁側がフロントホイール4に干渉する。そうすると、ステップ5はフロントホイール4から力を受け、該力はスライダ15及びシヤピン16を介し衝撃吸収部材13,14に伝達される。
【0027】
衝突初期の段階或は軽衝突の場合には、図11に示すように、部材13c,14cは屈曲しないが、例えば、ステップ5は傾斜縁部を介し車両幅方向内側に向けて押されるため、部材13c,14cは車両幅方向中心側に向けて曲折し、且つシヤピン16は切断されるため、スライダ15は部材13c,14cを車両前方側へ向けて摺動する。
【0028】
又、衝撃吸収部材13,14は、前後方向及び左右方向への剛性が低いため、衝突後期になると、フロントホイール4からの力により容易に前後及び左右に変形する(図12参照)。
【0029】
従って、本図示例の場合にも、ステップ5はフロントホイール4に食込むことはなく、前述の図示例と同様な効果を奏し得る。
【0030】
図13〜図16は請求項1、5の発明を実施する形態の第四例である。
図中、18はフロントアンダランプロテクタ3の垂直辺部材3a、及び垂直辺部材3aに対向している垂直辺部材3dに固設された衝撃吸収部材である。
【0031】
衝撃吸収部材18は、フロントアンダランプロテクタ3の垂直辺部材3a,3dに固設されて車両後方へ真直ぐに延在する部材18a,18a’と、フロントアンダランプロテクタ3から離反する先端側において部材18a,18a’に一体的に連なると共に幅が広がるよう延在する長さの短い部材18b,18b’と、部材18b,18b’の部材18a,18a’から離反する側において、部材18b,18b’に対し一体的に連なり、部材18a,18a’と平行に車両後方へ向けて延在する長さの長い部材18c,18c’と、部材18c,18c’を部材18b,18b’から離反する側の先端で車両幅方向に延在して一体的に接続する部材18dを備えている。
【0032】
部材18a,18b,18c及び18a’,18b’,18c’には、部材18c及び18c’側が1/4円弧状で部材18c,18c’から部材18a,18a’に向けてスリット状に延びる、側面形状が有尾頭部状の孔19a,19a’が形成されている。
【0033】
部材18c,18c’,18dに包囲された空間には、直方体状の本体部20aと、本体部20aの両側面に設けられた1/4円弧状の楔部材20b,20b’と、本体部20aの上面に形成されたフランジ20cとを備えたスライダ20が配設されるようになっており、スライダ20の衝撃吸収部材18に対する取付け時には、楔部材20b,20b’は、部材18c〜18a,18c’〜18a’に設けた孔19a,19a’の1/4円弧状の部分に嵌合され、フランジ20cは部材18cの上縁上部に位置するようになっている。この際、楔部材20b,20b’の先端部は孔19a,19a’のスリット状の側に向くようになっている。
【0034】
スライダ20の上面側には、ねじ孔が螺設されており、ステップ5はボルト21によりスライダ20上面に締結されるようになっている。ステップ5のフロントホイール4(図15参照)側先端部は、図13に示すように、車両幅方向外側がフロントホイール4に近接し、車両幅方向内側がフロントホイール4から離反するよう、平面視で傾斜した状態に形成されている。
【0035】
なお、図16中、仮想線で示す衝撃吸収部材18は、変形していない状態を示している。
【0036】
本図示例においても、車両の衝突によりフロントアンダランプロテクタ3が変形すると、ステップ5はフロントホイール4側に移動して傾斜縁部側がフロントホイール4に干渉する。そうすると、ステップ5はフロントホイール4から力を受け、スライダ20は車両前方側に移動する。このためスライダ20の楔部材20b,20b’は孔19a,19a’のスリット状の側に喰込んで孔19a,19a’を拡大し、衝撃吸収部材18の部材18a〜18c,18a’〜18c’を上下方向へ変形させると共に、車両幅方向に変形させる。このため、車両の衝突による衝撃が吸収される。又、衝撃吸収部材18の変形量が大きいと、スライダ20及びステップ5は衝撃吸収部材18から脱落する。
【0037】
従って、本図示例の場合にも、ステップ5はフロントホイール4に食込むことはなく、前述の図示例と同様な効果を奏し得る。
【0038】
なお、本発明の車両のステップ構造の第一例においては、ステップのフロントホイールに対向する側について特に平面視で傾斜させる旨の説明はしていないが、傾斜させても実施でき、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜5記載の車両のステップ構造によれば、車両衝突時においても、ステップはフロントホイールに食込むことはなく、車両のステアリング操作や走行に対する障害が減少するため、車両衝突後の安全性(二次安全性)、冗長性(路肩移動、修理場所までの自走等)が向上する、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第一例の斜視図である。
【図2】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第一例の平面図である。
【図3】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第一例の平面図で、衝撃吸収部材が変形した状態を示す平面図である。
【図4】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第二例の斜視図である。
【図5】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第二例の平面図である。
【図6】図5のVI−VI方向矢視図である。
【図7】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第二例の平面図で、衝撃吸収部材が変形した状態を示す平面図である。
【図8】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第三例の斜視図である。
【図9】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第三例の平面図である。
【図10】図9のX−X方向矢視図である。
【図11】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第三例の平面図で、衝撃吸収部材が変形した状態を示す平面図である。
【図12】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第三例の平面図で、衝撃吸収部材が大きく変形した状態を示す平面図である。
【図13】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第四例の斜視図である。
【図14】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第四例の側面図である。
【図15】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第四例の側面図で、衝撃吸収部材が変形した状態を示す側面図である。
【図16】本発明の車両のステップ構造の実施の形態の第四例の平面図で、衝撃吸収部材が変形した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 シャーシフレーム
3 フロントアンダランプロテクタ
3a 垂直辺部材(板部材)
3b 衝撃吸収部材
3c ステップ支持部材(支持部材)
3d 垂直辺部材(板部材)
4 フロントホイール
5 ステップ
7,8 衝撃吸収部材
7a,8a 部材(板部材)
7b,8b 膨出部材(板部材)
7c,8c 部材(板部材)
9 ブロック(支持部材)
13,14 衝撃吸収部材
13a,14a 部材(板部材)
13b,14b 部材(板部材)
13c,14c 部材(板部材)
15 スライダ(支持部材)
16 シヤピン
17 ボルト
18 衝撃吸収部材
18a,18a’ 部材(板部材)
18b,18b’ 部材(板部材)
18c,18c’ 部材(板部材)
18d 部材(板部材)
19a,19a’ 孔
20 スライダ(支持部材)
20b,20b’ 楔部材
Claims (5)
- 車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダランプロテクタを配設して該フロントアンダランプロテクタの車両幅方向における運転席乗降用のステップが設けられる側の端部に、衝撃吸収部材を設けると共に、該衝撃吸収部材に取付けた支持部材に運転席乗降用のステップを取付け、前記フロントアンダランプロテクタが車両後方側へ変形して運転席乗降用のステップがフロントホイールに干渉したら、前記衝撃吸収部材はフロントホイールから前記ステップ及び支持部材を介し力を受けて前後及び左右に変形するよう構成したことを特徴とする車両のステップ構造。
- 車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダランプロテクタを配設して該フロントアンダランプロテクタの車両幅方向における運転席乗降用のステップが設けられる側の端部に、平面視で角渦状の衝撃吸収部材を形成し、該角渦状の衝撃吸収部材に取付けた支持部材に運転席乗降用のステップを取付け、前記フロントアンダランプロテクタが車両後方側へ変形して前記運転席乗降用のステップがフロントホイールに干渉したら、前記衝撃吸収部材は、フロントホイールから前記ステップ及び支持部材を介して力を受けて前後及び左右に変形するよう構成したことを特徴とする車両のステップ構造。
- 車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダランプロテクタを配設して該フロントアンダランプロテクタの車両幅方向における運転席乗降用のステップが設けられる側の端部に、ブラケット状の衝撃吸収部材を取付け、該ブラケット状の衝撃吸収部材に取付けた支持部材に運転席乗降用のステップを取付け、前記フロントアンダランプロテクタが車両後方側へ変形して運転席乗降用のステップがフロントホイールに干渉したら、前記衝撃吸収部材は、フロントホイールから前記ステップ及び支持部材を介して力を受けて前後及び左右に変形するよう構成したことを特徴とする車両のステップ構造。
- 車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダランプロテクタを配設して該フロントアンダランプロテクタの車幅方向における運転席乗降用のステップが設けられる側の端部に、板部材により形成された衝撃吸収部材を設け、該衝撃吸収部材に、シヤピンを介して該シヤピンの切断時に車両前方側に移動可能に支持部材を取付け、該支持部材に運転席乗降用のステップを取付け、前記フロントアンダランプロテクタが車両後方側へ変形して運転席乗降用のステップがフロントホイールに干渉したら、前記衝撃吸収部材は、フロントホイールから前記ステップ及び支持部材並びにシヤピンを介して力を受け、前記シヤピンが切断されることにより、支持部材はステップと共に車両前方向へ移動して、衝撃吸収部材は前後及び左右に変形するよう構成したことを特徴とする車両のステップ構造。
- 車両のフロントバンパの後方下部にフロントアンダランプロテクタを配設して該フロントアンダランプロテクタの車両幅方向における運転席乗降用のステップが設けられる側の端部に、板部材により形成された衝撃吸収部材を設け、該衝撃吸収部材に設けた車両前後方向へ延在する孔に、楔部材を介して、該楔部材が孔を広げた際に車両前方側に移動可能に支持部材を支持させ、該支持部材に運転席乗降用のステップを取付け、前記フロントアンダランプロテクタが車両後方側へ変形して運転席乗降用のステップがフロントホイールに干渉したら、支持部材はステップと共に車両前方向へ移動し、前記楔部材が前記衝撃吸収部材の孔を拡大させることにより、前記衝撃吸収部材を上下方向へ変形させると共に車両幅方向へ変形させるよう構成したことを特徴とする車両のステップ構造。
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