JP3962771B2 - 防塵機構の視線誘導器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各道路の側限や駐車場の車止め等を表示する視線誘導器の改良に関するもので、詳しくは視線誘導器に設けられている反射板の表面の汚れを視線誘導器に設けられている風車を利用して自動的に取り除くように構成した防塵機構の視線誘導器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、視線誘導器は道路の車道と歩道の境界又は車止め等を表示するために所定の間隔を置いて設けられた杭状のもので、古くは赤色、白色等の目立ちやすい色を縞模様に設けられたものが設置されていた。
近年、赤色、白色等の色彩に代えて反射板が利用され、夜間、走行する自動車や自転車のライトが当たると反射し、可なりの遠距離からでも確認できる視線誘導器が提供されている。
又、反射板に風車を取り付けることによって反射板が風車の回転で一層その存在をはっきりさせた視線誘導器も提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これまで提供されている視線誘導器の機能は確かに優れたものであるが、道路等屋外に設置されるものであるため、塵挨や自動車の廃棄ガスの汚れで視線誘導機能が低下し、交通量の多い場所では短時間で低下する欠点があった。
本発明は、反射機能、風車機能に加えて反射面の汚れを風車の回転を利用して常時クリーニングするようにした防塵機構の視線誘導器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、一端部に風車2を取り付け、他端部に第1ギヤ3を設けた伝動軸1に隣接して前記第1ギヤ3に噛合する第2ギヤ4と補助ギヤ6を一体に構成した支軸5を設け、この支軸5に隣接して前記補助ギヤ6に噛合する第3ギヤ8を設けた支軸7を設け、前記第3ギヤ8の外周寄りにピン9を介してアーム10の一端を回動自在に取り付け、このアーム10の他端にピン11を介して逆L形アーム13を、軸12を介して回動自在に設け、逆L形アーム13の他端に縦長の切り込み14を設け、この切り込み14に直交するようにワイパー軸16を設け、このワイパー軸16に直交するように摺動軸保持部15を介して摺動軸17を設け、ワイパー軸16の一端に縦長のワイパー19を取り付けた防塵装置Aを、前面に反射板を設けたケースB内に、前記風車2とワイパー19がケースBの外部に位置するように取り付けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0006】
図1は本発明の内部構成を示す斜視図で、図2はケースの正面から見た斜視図、図3は背面から見た斜視図、図4は蓋の斜視図、図5は側面から見た本発明の
【0007】
1は一端部に風車2が設けられ、他端部に第1ギヤ3が設けられた伝達軸で、風車2と第1ギヤは同一回転するようになっていて風車2の複数の羽根の裏側に裏側にはワイパー2aが設けられていて、風車2が回転することによってケースBの前面上部に設けられた上部反射鏡25の汚れを拭き取るようになっている。
【0008】
風車2は特定のものではないが、回転することによってケースBに取り付けられた反射板25、25a、25bの反射面に付着する塵挨を防塵装置を介して拭き取る働きをするので微風でも回転するような機構の風車が望ましい。
風車2の羽根の裏面(ケースの反射板に対する面)にはワイパー2aが設けられていて、風車2が回転するとワイパー2aによって上部反射板25に付着する汚れが取り除かれるようになっている。
ワイパー2aは特定のものではないが、反射面に付着する塵挨や汚れを落とすには反射面を損傷しない刷毛状のものが適当である。
反射板25は風車2の下側に取り付け、風車2と一体に回転させることも可能である。
【0009】
伝達軸1の一端部(風車の反対端部)に設けられた第1ギヤ3は風車2によって起きる回転を支軸5に設けられた歯数の多い第2ギヤ4に伝え、風車2の回転を落とすようになっている。
【0010】
第2ギヤ4は歯数の少ない補助ギヤ6と一体に支軸5に取り付けられていて、補助ギヤ6は支軸7設けられた歯数の多い第3ギヤ8と噛合し、更に回転を落とすようになっている。
【0011】
第3ギヤ8の周辺寄りにピン9を介して縦長板状のアーム10が回動自在に連設され、第3ギヤ8が回転することによってアーム10が上下動するようになっている。
アーム10の下端部にはピン11を介して逆L形アーム13の一端が回動自在に連設されている。
【0013】
逆L形アーム13は折れ曲がり部分を固定軸12で支えることによって自在に回動し、アーム10が上下動するとピン11も上下動し、ピン11の上下動によって固定軸12によって支えられた逆L形アーム13の長手方向の下端部が左右に揺動するようになっており、下端部に縦長の切り込み14が設けられている。
【0014】
切り込み14には逆L形アーム13と直交するようにワイパー軸16の一端が挿通され、他端部(前端部)に縦長のワイパー19が取り付けられていて、逆L形アーム13が左右に揺動するとワイパー19が一緒に左右に往復動するようになっている。
【0015】
15はワイパー軸16の中間部に固定された摺動軸保持部で、この摺動軸保持部15には前記ワイパー軸16と直交するように摺動軸17が摺動自在に取り付けられ、摺動軸17両端には軸受18、18aが設けられ、軸受18、18aはケースBに取り付ける。
【0016】
ワイパー軸16は風車2が回転することによって第1ギヤ3、第2ギヤ、補助ギヤ6、第3ギヤ8が回転し、これらのギヤの回転をアーム10の上下動を介し逆形アーム13の左右揺動に同調して左右に往復動することによってワイパー19が左右に往復動し、ケースBに設けられた反射板25a、25bの面の汚れを拭き取るようになっている。
【0017】
摺動軸17はワイパー軸16の前端に設けられたワイパー19の動きを円滑にするために設けられたもので、ワイパー19の上端部と下端部に設けられたワイパーガイド19a、19bと相埃ってワイーパー19の動きを一層円滑にしている。
【0018】
このように構成された防塵装置AをケースBに取り付ける場合は、蓋Cを取り外し、防塵装置Aの風車2とワイパー19を取り外した状態にしておいて、伝導軸1の一端(風車取り付け側)をケースBの内側から伝動軸挿通孔20を通して外部へ突出させ、ワイパー軸16を横長のワイパー軸挿通穴22を通して外部へ突出させ、支軸5の一端をケースBの内側の支軸固定穴7aに固定し、軸12を軸固定穴12aに固定させ、軸受18、18aをケースBの内側壁に固定させて取り付け、ケースB前面に突出させた伝達軸に風車2を取り付け、ワイパー軸16にワイパー19を、ワイパーガイド19a、19bを嵌込むように取り付け、蓋CをケースBの後部に取り付ける。
ワイパー19は前記ワイパー2aと同様に特定のものではないが塵挨、汚れ等を落とす効果の高い刷毛状のものが適当である。
符号23は、23aは蓋Cを取り付けるためのビス固定ネジ穴で24、24aはビス穴を示す。
【0019】
以上の構成からなる本発明の防塵機構の視線誘導器を実際屋外に取り付けて使用する場合は次のようになる。
風によって風車2が回転すると、風車2の裏面に設けられたワイパー2aによって上部反射板25の反射面の汚れが拭い落とされ、第1ギヤ3を介して第2ギヤ4が補助ギヤ6と一体にゆっくりと回転し、補助ギヤ6と噛合する第3ギヤ8は更にゆっくりと回転し、第3ギヤ8の周辺部にピン9を介して設けられたアーム10が第3ギヤ8の回転にしたがって上下動する。
アーム10の下端部にピン11を介して連結され、軸12を介して回動自在に設けられた逆L形アーム13の下端部がピン11の上下動によって左右に往復動し、このL形アーム13の下端部の往復動に同調して左右に往復動するワイパー軸16を介してワイパー19が左右往復動することによってケースBの前面に設けられた反射板25a、25bの反射面の塵挨、汚れが刷毛状のワイパー19によって取り除かれる。
【0020】
【発明の効果】
本発明には次のような効果がある。
a.視線誘導器の反射板に付着する塵挨、汚れ等が風車を利用した防塵装置のワイパーによって常時拭き除かれるので、人手による掃除の要はなくなった。
b.自然の風力を動力源としているので、維持費も安く、メンテナンスも殆ど不要になった。
c,硬質プラスチック等の材料で製造できるので安価に提供できる。
d.反射面の汚れが常にきれいに拭き除かれているので視線誘導器の存在が遠くからはっきり確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内部構成を示す斜視図である。
【図2】ケースの正面から見た斜視図である。
【図3】背面から見たケースの斜視図である。
【図4】蓋の斜視図である。
【図5】側面から見た本発明の内部構成図である。
【符号の説明】
1 伝導軸
2 風車
2a ワイパー
3 第1ギヤ
4 第2ギヤ
5 支軸
6 補助ギヤ
7 支軸
8 第3ギヤ
9 ピン
10 アーム
11 ピン
12 軸
13 逆L形アーム
14 切り込み
15 摺動軸保持部
16 ワイパー軸
17 摺動軸
18 軸受
18a 軸受
19 ワイパー
19a ワイパーガイド
19b ワイパーガイド
20 伝達軸挿通孔
21 ワイパーガイド溝
21a ワイパーガイド溝
22 ワイパー軸挿通穴
23 ビス固定ネジ穴
23a ビス固定ネジ穴
24 ビス孔
24a ビス穴
25 上部反射板
25a 中部反射板
25b 下部反射板
A 防塵装置
B ケース
C 蓋

Claims (1)

  1. 一端部に風車を取り付け、他端部に第1ギヤを設けた伝動軸に隣接して前記第1ギヤに噛合する第2ギヤと補助ギヤを一体に構成した支軸を設け、前記支軸に隣接して前記補助ギヤに噛合する第3ギヤを設けた支軸を設け、第3ギヤの外周寄りにピンを介してアームの一端を回動自在に取り付け、このアームの他端にピンを介して逆L形アームを軸を介して回動自在に設け、逆L形アームの他端に縦長の切り込みを設け、この切り込みに直交するようにワイパー軸を設け、このワイパー軸に直交するように摺動軸保持部を介して摺動軸を設け、ワイパー軸の一端に縦長のワイパーを取り付けた防塵装置を前面に反射板を設けたケース内に、前記風車とワイパーがケースの前部に位置するように取り付けたことを特徴とする防塵機構の視線誘導器。
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