JP3961149B2

JP3961149B2 - Building roof balcony

Info

Publication number: JP3961149B2
Application number: JP07969399A
Authority: JP
Inventors: 成康村田
Original assignee: Misawa Homes Co Ltd
Current assignee: Misawa Homes Co Ltd
Priority date: 1999-03-24
Filing date: 1999-03-24
Publication date: 2007-08-22
Anticipated expiration: 2019-03-24
Also published as: JP2000273944A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の勾配屋根面の開口部に設けられるとともに、勾配屋根面の下方に設けられた小屋裏居室に出入り可能なルーフバルコニに関する。
【０００２】
【背景技術】
近年、敷地の有効活用や二世帯用として使用する等の理由で、３階建住宅が増加している。それとともに、建築基準法の制限や、地域の近隣住宅への配慮から、３階部分を勾配屋根の小屋裏に設ける、いわゆる小屋裏３階建住宅の比率も高くなってきている（特開平１０ー１６９１１４号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、小屋裏を居室とした場合、屋根が覆い被さる勾配天井の居室となるため採光が困難となる。そのため、ドーマやトップライトを利用して採光面積を増やしたり、勾配屋根の開口部にバルコニを設けてルーフバルコニとしたりして、居住環境を改善しようとの試みがいろいろと行われている。
しかし、ルーフバルコニを設けたとしても、採光は、小屋裏居室への出入り口をガラス窓とした際のそのガラス窓からしか望めず、閉鎖的な小屋裏居室空間を、充分に明るい居住空間とするには至っておらず、採光が充分となる小屋裏居室空間が求められている。
【０００４】
本発明の目的は、小屋裏居室空間の採光が充分となる建物のルーフバルコニを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１に記載の建物のルーフバルコニは、図面を参照して説明すると、図９に示すように、建物の勾配屋根面の開口部に設けられるとともに、勾配屋根の下方に設けられた小屋裏居室に出入り可能なルーフバルコニにおいて、バルコニ用サッシ体５２を備えて構成され、このバルコニ用サッシ体５２には、小屋裏居室からルーフバルコニ５１に出入りするための出入り口部が形成された垂直面部３３と、この垂直面部３３に連続するとともに勾配屋根面１６の勾配と同一勾配かつ同一平面上に位置し屋根棟１６Ｂ側に延びる勾配面部５４とを有し、この勾配面部５４は、ガラス面となっているとともに、勾配屋根面１６の開口部１６Ａの隣接する少なくとも２辺に接していることを特徴とするものである。
【０００６】
以上において、垂直面部と勾配面部との幅寸法は必ずしも同じである必要はなく、勾配面部の幅寸法を大きくしてもよい。この場合、勾配面部を垂直面部の左右のいずれかに拡張して、勾配屋根面の開口部の隣接する２辺に接するようにしてもよく、あるいは、左右の両側に拡張して、勾配屋根面の開口部の隣接する３辺に接するようにしてもよい。また、勾配面部において垂直面部との接合部である基端部から屋根棟までの寸法は、勾配面部からの採光を可能とするものであればよい。例えば、基端部と屋根棟との中間位置程度までの寸法であってもよく、あるいは、屋根棟まで至るものであってもよい。
さらに、バルコニ用サッシ体は、勾配面部、垂直面部および垂直面部の下部に連続するバルコニ床面部を含み一体形成するユニットとされることが好ましい。また、垂直面部の少なくとも一部はガラス面となっていることが好ましい。
【０００７】
このような本発明では、バルコニ用サッシ体には、屋根棟側に延び、かつ、ガラス面となった勾配面部が設けられているので、この勾配面部からの採光が可能となり、小屋裏居室空間の採光が充分となる。垂直面部にもガラス面を設ければ、垂直面部と勾配面部との両方から採光を得ることができ、小屋裏居室空間のより一層の採光を得ることができる。
【００１０】
本発明の請求項２に記載の建物のルーフバルコニは、図７に示すように、請求項１に記載の建物のルーフバルコニにおいて、バルコニ用サッシ体４２の垂直面部３３には、その両端に連続するとともに前方に突出して設けられた２面の側壁面部３７が設けられ、これらの側壁面部３７の少なくとも一方の少なくとも一部がガラス面３７Ａとなっていることを特徴とするものである。
【００１１】
このような本発明では、バルコニ用サッシ体には、屋根棟側に延び、かつ、ガラス面となった勾配面部と、垂直面部に連続し、かつ、ガラス面となった２面の側壁面部とが設けられているので、勾配面部および側壁面部からの採光が可能となり、採光面積が増えるので、小屋裏居室の採光が充分となる。
【００１４】
本発明の請求項３に記載の建物のルーフバルコニは、図１１に示すように、請求項１または２に記載の建物のルーフバルコニにおいて、勾配面部６４の建物の棟１６Ｂ側端部は、当該建物の棟包み金物６０の下部に達していることを特徴とするものである。
【００１５】
このような本発明では、勾配面部が、垂直面部から棟包み金物までの広さのガラス面となっており、採光面積が一層増すので、小屋裏居室空間の採光が充分となる。
【００１８】
本発明の請求項４に記載の建物のルーフバルコニは、図１〜１３に示すように、請求項１〜３のいずれかに記載の建物のルーフバルコニにおいて、垂直面部３等の少なくとも一部は、ガラス面となっていることを特徴とするものである。
【００１９】
このような本発明では、勾配屋根面部あるいは勾配屋根面部と側壁面部の他に、垂直面部にもガラス面が設けられているので、採光面積が大きくなり、小屋裏居室空間の採光が充分となる。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図１に示すように、本発明の第１実施形態に係るルーフバルコニ１は、ユニット式建物１０に設けられている。このユニット式建物１０は、予め工場で生産された複数の下階建物ユニット１１、上階建物ユニット１２、および上階建物ユニット１２の上方に設けられる勾配屋根１６等を、建築現場で組み合わせることにより建てられる。
なお、上階建物ユニット１２の上方には、図３に示すように、勾配屋根１６で覆われるとともに、内壁１８，床面材９等で形成される小屋裏居室１５が設けられている。
【００２１】
上下階建物ユニット１２，１１は、図２に示すように、四隅に立設される４本の柱２０と、これらの柱２０の上端間同士および下端間同士を結合する各４本の上梁２１、下梁２２を含む骨組み２３を備えて形成されている。そして、このような骨組み２３には、天井面材、床面材、内壁および外壁等が適宜取り付けられ、建物ユニット１２等が完成されるようになっている。
【００２２】
図３に示すように、屋根パネル用フレーム１４は、縦横の枠部材を組み立てて四角枠に形成され、その上面に屋根パネル１３が取り付けられ、建物の勾配屋根１６が形成されている。
そして、このような屋根パネル用フレーム１４は、屋根束２４およびパネル受けブラケット２５で支持され、これらの屋根束２４およびパネル受けブラケット２５は、小屋パネル１７に取り付けられるようになっている。
【００２３】
図１に示すように、このような勾配屋根１６の一面には開口部１６Ａが形成され、この開口部１６Ａに、バルコニ用サッシ体２を収容することにより、前記ルーフバルコニ１が構成されている。
このようなバルコニ用サッシ体２は、開口部１６Ａ内に収容されるとともに、図３に示すように、小屋パネル１７に載せられ、かつ、図示しないブラケット等により固定されている。
【００２４】
図１，４に詳細を示すように、バルコニ用サッシ体２は、屋根面１６からほぼ垂直に下方に延びた垂直面部３と、この垂直面部３の上端部に連続するとともに、勾配屋根面１６の勾配と同一勾配、かつ、同一平面上に位置し、屋根面１６に沿って屋根棟１６Ｂ側に延びる勾配面部４と、垂直面部３の下端部に連続し、かつ、屋根軒先１６Ｃ側に延びる水平なバルコニ床面部５を有している。
【００２５】
垂直面部３には、小屋裏居室１５からルーフバルコニ１に出入りするための出入り口部６が形成されており、この出入り口部６は、引き戸式のガラス面で形成されている。また、勾配面部４は、サッシ枠にガラスがはめ込まれたガラス面７となっている。さらに、バルコニ床面部５は、補強梁８Ａで補強されたサッシ床枠８の上面に床部材９を配置して構成されている。
【００２６】
このようなバルコニ用サッシ体２は、アルミニウム等で一体的に形成され、ユニット化されている。そして、バルコニ床面部５を、図３に示したと同様に、小屋パネル１７に載せて固定するとともに、垂直面部３の両側面、および勾配面部４の３方周囲を、屋根パネル用フレーム１４に、図示しない係止部材により係止させて確実に固定されている。
【００２７】
勾配屋根面１６の開口部１６Ａにおいて、バルコニ用サッシ体２の垂直面部３の上端から開口部１６Ａの軒先側縁部までの間、かつ、屋根面１６とバルコニ床面部５との間には、ほぼ台形状の２枚のバルコニ用側面外壁２６が設けられている。また、バルコニ床面部５の軒先側先端と開口部１６Ａの軒先側縁部との間には、前記バルコニ用側面外壁２６の先端同士間にわたされて、バルコニ用前側外壁２７が設けられている。
【００２８】
このような本実施形態では、次のような効果がある。
▲１▼ルーフバルコニ１を構成するバルコニ用サッシ体２には、ガラス面７となった勾配面部４が設けられているので、この勾配面部４とガラス面となっている出入り口部６との両方からの採光が可能となる。従って、採光面積が増え、小屋裏居室空間の採光が充分となり、明るく快適な小屋裏居住空間を得ることができる。
【００２９】
▲２▼バルコニ用サッシ体２は、アルミニウム等で一体的に形成され、ユニット化されており、バルコニ床面部５を、小屋パネル１７に載せて固定するとともに、垂直面部３の両側面、および勾配面部４の３方周囲を屋根パネル用フレーム１４に係止させればよいので、取付が容易となり、取付作業の効率化および工期短縮を図れる。
【００３０】
▲３▼バルコニ用サッシ体２の勾配面部４は、勾配屋根面１６と同一勾配、かつ、同一面上に屋根面１６に沿って設けられているので、雨等の水の流れが勾配面部４で滞ることがなくスムーズに流れ、また、勾配面部４が屋根面に連続しているのですっきりとした外観となる。
【００３１】
▲４▼ルーフバルコニ１を構成するバルコニ用サッシ体２には、ガラス面７となった勾配面部４が設けられているので、寒い季節等、出入り口部６を開けて外に出なくても、小屋裏室内から天心寄りの星座等を観察することができ、利用価値が大きい。
【００３２】
次に、図５，６に基づいて、本発明の第２実施形態のルーフバルコニ３１を説明する。
この実施形態のルーフバルコニ３１は、前記第１実施形態のルーフバルコニ１のバルコニサッシ体２が勾配面部４を備えていたものを、勾配面部のないバルコニサッシ体３２としたものである。
【００３３】
すなわち、バルコニサッシ体３２は、アルミ枠サッシで形成された垂直面部３３と、この垂直面部３３の下端に軒先１６Ｂ側に延びて水平に設けられた床面部３５と、垂直面部３３と平行かつ床面部３５の軒先１６Ｃ側他端に設けられ、上端が前記開口部１６Ａの軒先１６Ｃ側縁部と接する前面部３４と、これらの垂直面部３３と前面部３４とを接続するほぼ台形上の２つの側壁面部３７とを有して形成されている。
なお、垂直面部３３の上端は、開口部１６Ａの棟１６Ｂ側縁部と接し、側壁面部３７の斜め材は、屋根１６の勾配と等しい勾配となっている。
【００３４】
垂直面部３３には、小屋裏居室１５からルーフバルコニ３１に出入りするための出入り口部３６が形成されており、この出入り口部３６は、引き戸式のガラス面で形成されている。また、バルコニ床面部３５は、補強梁３８Ａで補強されたサッシ床枠３８の上面に床部材３９を配置して構成されている。
【００３５】
それぞれの側壁面部３７は、前後方向に２分割されており、出入り口部３６側の半分はガラス面３７Ａとなっており、外側の半分は壁面材３７Ｂとなっている。また、前面部３４には、前面壁３４Ａが張られている。
【００３６】
このようなバルコニ用サッシ体３２は、前記第１実施形態と同じように、アルミニウム等で一体的に形成され、ユニット化されている。そして、小屋パネル１７に載せて固定するとともに、屋根パネル用フレーム１４に係止させることにより確実に固定されるようになっている。
なお、以下に述べる各実施形態のバルコニ用サッシ体の取付けも、上述したように取付蹴られるようになっている。
【００３７】
このような第２実施形態においては、前記▲２▼と同様の効果を得ることができる他、ルーフバルコニ３１を構成するバルコニ用サッシ体３２の側壁面部３７の一部がガラス面３７Ａとなっているので、これらの側壁面部３７と出入り口部３６との両方からの採光が可能となる。従って、採光面積が増え、小屋裏居室空間の採光が充分となり、明るく快適な小屋裏居住空間を得ることができる。
【００３８】
次に、図７，８に基づいて、本発明の第３実施形態のルーフバルコニ４１を説明する。
この実施形態のルーフバルコニ４１は、前記第２実施形態のバルコニサッシ体３２に、前記第１実施形態のバルコニサッシ体３２の勾配面部４を加えた形状のバルコニサッシ体４２としたものである。
そのため、この実施形態では、前記第２実施形態と同一構造および同一部材等には、同一符号を付すとともに、その詳細な説明は、省略または簡略化する。
【００３９】
バルコニサッシ体４２は、前記垂直面部３３と、床面部３５と、前面部３４と、２つの側壁面部３７と、垂直面部３３の上端部に連続するとともに、勾配屋根面１６の勾配と同一勾配、かつ、同一平面上に位置し、屋根面１６に沿って棟１６Ｂ側に延びる勾配面部４４とを有して形成されている。そして、この勾配面部４４は、サッシ枠にガラスがはめ込まれたガラス面４８となっている。
【００４０】
このような第３実施形態においては、前記▲２▼▲４▼と同様の効果を得ることができる他、バルコニ用サッシ体４２の側壁面部３７の一部と勾配面部４４とがガラス面となっているので、これらのガラス面および出入り口部３６との３方からの採光が可能となる。従って、採光面積が増え、小屋裏居室空間の採光が充分となり、明るく快適な小屋裏居住空間を得ることができる。
【００４１】
次に、図９，１０に基づいて、本発明の第４実施形態のルーフバルコニ５１を説明する。
この実施形態のルーフバルコニ５１は、勾配面部５４の両側面に、当該勾配面部５４と同一勾配の拡張勾配面部５４Ａを加えた形状のバルコニサッシ体５２を備えたものであり、勾配面部５４は、前記第３実施形態のバルコニサッシ体４２の勾配面部４４と同様のものである。そのため、この実施形態では、前記第３実施形態と同一構造および同一部材等には、同一符号を付すとともに、その詳細な説明は省略または簡略化する。
【００４２】
バルコニサッシ体５２は、垂直面部３３と、床面部３５と、前面部３４と、２つの側壁面部３７と、垂直面部３３の上端部に連続するとともに、勾配屋根面１６の勾配と同一勾配、かつ、同一平面上に位置し、屋根面１６に沿って屋根棟１６Ｂ側に延びる勾配面部５４と、この勾配面部５４の両側面に設けられ、勾配面部５４と同一勾配、かつ、屋根１６の開口部１６Ａの３辺に面した拡張勾配面部５４Ａとを有して形成されている。そして、この勾配面部５４および拡張勾配面部５４Ａは、サッシ枠にガラスがはめ込まれたガラス面５８となっている。
【００４３】
このような第４実施形態においては、前記▲２▼▲４▼と同様の効果を得ることができる他、ガラス面５８となった拡張勾配面部５４Ａを有しているので、出入り口部３６、側面３７Ａ、勾配面部５４および拡張勾配面部５４Ａからの採光が可能となる。従って、採光面積が一段と増え、小屋裏居室空間の採光が充分となり、明るく快適な小屋裏居住空間を得ることができる。
【００４４】
次に、図１１に基づいて、本発明の第５実施形態のルーフバルコニ６１を説明する。
この実施形態のルーフバルコニ６１は、バルコニサッシ体６２に設けた勾配面部６４の一端を、建物の棟１６Ｂの棟包み金物６０の下面まで延ばしたものである。そのため、この実施形態では、前記第３実施形態と同一構造および同一部材等には、同一符号を付すとともに、その詳細な説明は省略または簡略化する。
【００４５】
バルコニサッシ体６２は、前記垂直面部３３と、床面部３５と、前面部３４と、２つの側壁面部３７と、勾配面部６４と、この勾配面部５４の片方の側面に設けられた拡張勾配面部６４Ａ，６４Ｂとを有して形成され、この勾配面部６４および拡張勾配面部６４Ａ，６４Ｂは、サッシ枠にガラスがはめ込まれたガラス面６８となっている。勾配面部６４および拡張勾配面部６４Ａ，６４Ｂは、他の実施形態の勾配面部５４等と同様、屋根１６の勾配と同一勾配、同一平面上に位置している。
【００４６】
拡張勾配面部６４Ａ，６４Ｂは、勾配面部６４の一方の側面に設けられ、かつ、拡張勾配面部６４Ｂは、一方の側壁面部３７の上端縁に連続した状態となっている。また、２つの側壁面部３７のうち一方はガラス面となっており、他方は、壁面材が張られた壁面となっている。
【００４７】
このような第５実施形態においては、前記▲２▼▲４▼と同様の効果を得ることができる他、ガラス面６８となった拡張勾配面部６４Ａ，６４Ｂを有しており、勾配面部６４および拡張勾配面部６４Ａの一端が、建物の棟１６Ｂの棟包み金物６０の下面まで延びているので、採光面積が一段と増え、小屋裏居室空間の採光が充分となり、明るく快適な小屋裏居住空間を得ることができる。
【００４８】
次に、図１２，１３に基づいて、本発明の第６実施形態のルーフバルコニ７１を説明する。
この実施形態のルーフバルコニ７１は、バルコニサッシ体７２に、水平な上面部８０を設けたものである。
この実施形態では、前記各実施形態と同一構造および同一部材等には、同一符号を付すとともに、その詳細な説明は省略または簡略化する。
【００４９】
バルコニサッシ体７２は、垂直面部７３と、この垂直面部７３の下端に設けられ軒先１６Ｃ側に水平に突出する床面部７５と、この床面部７５の先端に立設される前面部７４と、垂直面部７３と前面部７４との間にわたされる２つの側壁面部７７と、垂直面部７３の上端部に棟１６Ｂ側に延びて設けられる水平な上面部８０とを有して形成され、この上面部８０は、サッシ枠にガラスがはめ込まれたガラス面７８となっている。
【００５０】
垂直面部７３には、小屋裏居室１５からルーフバルコニ７１に出入りするための出入り口部７６が形成されており、この出入り口部７６は、引き戸式のガラス面で形成されている。また、バルコニ床面部７５は、補強梁７８Ａで補強されたサッシ床枠７８の上面に床部材７９を配置して構成されている。さらに、前面部７４には前面壁７４Ａが設けられ、側壁面部７７には壁面材７７Ａが張られている。この側壁面部７７には壁面材７７Ａに代えてガラスを張ってもよい。
また、バルコニサッシ体７２において、上面部８０の両側面および垂直面部７３の上部と、屋根１６の開口部１６Ａにおける左右の縁部とで形成される隙間もガラス面８０Ａとなっている。
【００５１】
このような第６実施形態においては、前記▲２▼▲４▼と同様の効果を得ることができる他、上面部８０およびその両側面からの採光が可能となる。従って、採光面積が増え、小屋裏居室空間の採光が充分となり、明るく快適な小屋裏居住空間を得ることができる。また、上面部８０を有することから変化に富んだ外観のユニット式建物とすることができる。
【００５２】
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できるものであれば、次に示すような変形形態でもよいものである。
例えば、前記第２〜４実施形態において、２つの側壁面部３７の前後方向半分をガラス面３７Ａとし、残り半分を壁面材３７Ｂとしたが、これに限らない。一方の側壁面部３７のみをガラス面３７Ａと壁面材３７Ｂとし、他方の側壁面部３７全部をガラス面または壁面材としてもよい。あるいは、２つの側壁面部３７全部をガラス面としてもよい。
【００５３】
また、前記第４実施形態では、勾配面部５４の両側に拡張勾配面部５４Ａを設けたが、これに限らず、いずれか一方の側面にのみ拡張勾配面部５４Ａを設けてもよい。
【００５４】
さらに、前記第５実施形態では、勾配面部６４の片方の側面に拡張勾配面部６４Ａ，６４Ｂを設けたが、これに限らず、勾配面部６４の両側に拡張勾配面部６４Ａ，６４Ｂを設けてもよい。あるいは、勾配面部６４の一端が建物の棟１６Ｂの棟包み金物６０の下面まで延びていればよいので、拡張勾配面部６４Ａ，６４Ｂは設けなくてもよい。
【００５５】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の建物のルーフバルコニによれば、バルコニ用サッシ体には、屋根棟側に延び、かつ、ガラス面となった勾配面部が設けられているので、この勾配面部からの採光が可能となり、小屋裏居室空間の採光が充分となるという効果がある。
【００５６】
また、本発明の他の建物のルーフバルコニによれば、バルコニ用サッシ体の２面の側壁面部がガラス面となっているので、これらの側壁面部からの採光が可能となり、小屋裏居室空間の採光が充分となる。垂直面部にもガラス面を設ければ、垂直面部と側壁面部との両方から採光を得ることができ、小屋裏居室空間のより一層の採光を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る第１実施形態のルーフバルコニが設けられたユニット式建物を示す全体斜視図である。
【図２】前記実施形態のユニット式建物を構成する建物ユニットの骨組みを示す全体斜視図である。
【図３】前記実施形態のルーフバルコニが設けられたユニット式建物を示す縦断面図である。
【図４】前記実施形態のルーフバルコニを構成するバルコニ用サッシ体を示す全体斜視図である。
【図５】本発明に係る第２実施形態のルーフバルコニが設けられたユニット式建物を示す全体斜視図である。
【図６】前記実施形態のルーフバルコニを構成するバルコニ用サッシ体を示す全体斜視図である。
【図７】本発明に係る第３実施形態のルーフバルコニが設けられたユニット式建物を示す全体斜視図である。
【図８】前記実施形態のルーフバルコニを構成するバルコニ用サッシ体を示す全体斜視図である。
【図９】本発明に係る第４実施形態のルーフバルコニが設けられたユニット式建物を示す全体斜視図である。
【図１０】前記実施形態のルーフバルコニを構成するバルコニ用サッシ体を示す全体斜視図である。
【図１１】本発明に係る第５実施形態のルーフバルコニが設けられたユニット式建物を示す全体斜視図である。
【図１２】本発明に係る第６実施形態のルーフバルコニが設けられたユニット式建物を示す全体斜視図である。
【図１３】前記実施形態のルーフバルコニを構成するバルコニ用サッシ体を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
１，３１，４１，５１，６１，７１ルーフバルコニ
２，３２，４２，５２，６２，７２バルコニ用サッシ体
３，３３，７３垂直面部
４，４４，５４，６４勾配面部
５，３５，７５床面部
６，３６，７６ガラス面となった出入り口部
１０ユニット式建物
１５小屋裏居室
１７小屋パネル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a roof balcony that is provided in an opening of a sloped roof surface of a building and that can enter and exit a hut backroom provided below the sloped roof surface.
[0002]
[Background]
In recent years, the number of three-story houses has increased due to the effective use of the site and the use for two households. At the same time, the ratio of so-called three-story houses on the back of the hut, in which the third-floor part is provided in the back of the roof with a sloped roof, is increasing due to restrictions on the Building Standards Act and consideration for neighboring houses in the area (Japanese Patent Laid-Open No. Hei 10). -169114).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when the back of the hut is used as a living room, it becomes difficult to perform daylighting because it becomes a living room with a sloped ceiling that covers the roof. For this reason, various attempts have been made to improve the living environment by using a dormer or top light to increase the daylighting area, or providing a balconi at the opening of a sloped roof to form a roof balconi.
However, even if a roof balcony is provided, lighting can only be expected from the glass window when the entrance to the hut's back room is a glass window, making the closed hut's back room space a sufficiently bright residential space. However, there is a need for a hut behind-the-scenes space where lighting is sufficient.
[0004]
An object of the present invention is to provide a roof balcony for a building in which lighting in a hut backroom is sufficient.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The building roof balcony according to claim 1 of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 9 , the roof balcony is provided at the opening of the sloped roof surface of the building and below the sloped roof. in and out possible roof balcony in attic room it was, is configured to include a balcony sashes member 5 2, the balcony sashes member 5 2, the doorway portion for out from the attic room to the roof balcony 5 1 a vertical surface portion 3 3 formed, and an slope face portion 54 extending to the roof ridge 16B side located on the slope and the same gradient and the same plane of the slanted roof surface 16 with continuous to the vertical surface portion 3 3, this gradient surface portion 5 4 together has a glass surface, and is characterized in that in contact with at least two sides adjacent the opening 16A of the slanted roof surface 16.
[0006]
In the above, the width dimension of the vertical surface part and the gradient surface part is not necessarily the same, and the width dimension of the gradient surface part may be increased. In this case, the slope surface portion may be extended to either the left or right side of the vertical surface portion so as to contact two adjacent sides of the opening of the slope roof surface, or it may be extended to both sides of the slope roof surface You may make it contact | connect three adjacent sides of the opening part. Moreover, the dimension from the base end part which is a junction part with a perpendicular | vertical surface part in a slope surface part to a roof ridge should just be able to perform the lighting from a slope surface part. For example, it may be a dimension up to the middle position between the base end and the roof ridge, or it may reach the roof ridge.
Furthermore, it is preferable that the sash body for balconi is a unit that integrally includes a sloped surface portion, a vertical surface portion, and a balconi floor surface portion that is continuous with a lower portion of the vertical surface portion. Moreover, it is preferable that at least a part of the vertical surface portion is a glass surface.
[0007]
In such a present invention, the sash body for balconi is provided with a gradient surface portion that extends to the roof ridge side and is a glass surface, so that lighting from the gradient surface portion is possible, and the hut backroom space Daylighting is sufficient. If a glass surface is also provided in the vertical surface portion, it is possible to obtain daylight from both the vertical surface portion and the gradient surface portion, and it is possible to obtain further daylight in the hut backroom space.
[0010]
As shown in FIG. 7, the building roof balcony according to claim 2 of the present invention is the building roof balcony according to claim 1, wherein the vertical surface portion 33 of the sash body 42 for balconi is continuous at both ends thereof. In addition, two side wall surface portions 37 projecting forward are provided, and at least a part of at least one of these side wall surface portions 37 is a glass surface 37A.
[0011]
In such a present invention, the sash body for balconi extends to the roof ridge side and is a gradient surface portion that is a glass surface, and two side wall surface portions that are continuous to the vertical surface portion and are glass surfaces. Therefore, it is possible to perform daylighting from the slope surface part and the side wall surface part, and the daylighting area is increased.
[0014]
As shown in FIG. 11, the building roof balcony according to claim 3 of the present invention is the building roof balcony according to claim 1 or 2 , wherein the end of the slope surface 64 on the side of the building 16B of the building is It is characterized by reaching the lower part of the building wrapping hardware 60.
[0015]
In the present invention, the sloped surface portion is a glass surface having a width from the vertical surface portion to the wrapping hardware, and the daylighting area is further increased, so that the daylighting space in the shed is sufficient.
[0018]
The building roof balcony according to claim 4 of the present invention is the building roof balcony according to any one of claims 1 to 3 , as shown in FIGS. It is characterized by having a glass surface.
[0019]
In such this invention, since the glass surface is provided also in the vertical surface part in addition to the sloped roof surface part or the sloped roof surface part and the side wall surface part, the daylighting area is increased, and the daylighting space in the shed is sufficient. .
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the roof balcony 1 according to the first embodiment of the present invention is provided in a unit building 10. This unit type building 10 is obtained by combining a plurality of lower floor building units 11, an upper floor building unit 12, and a sloped roof 16 provided above the upper floor building unit 12 in advance at a building site. Built.
In addition, as shown in FIG. 3, a hut backroom 15 formed of an inner wall 18, a floor surface material 9, and the like is provided above the upper-floor building unit 12.
[0021]
As shown in FIG. 2, the upper and lower floor building units 12, 11 include four pillars 20 erected at the four corners, and four upper beams that connect the upper ends and the lower ends of the pillars 20. 21 and a frame 23 including a lower beam 22. Then, a ceiling surface material, a floor surface material, an inner wall, an outer wall, and the like are appropriately attached to such a framework 23, so that the building unit 12 and the like are completed.
[0022]
As shown in FIG. 3, the roof panel frame 14 is formed into a rectangular frame by assembling vertical and horizontal frame members, and the roof panel 13 is attached to the upper surface thereof to form a sloped roof 16 of the building.
The roof panel frame 14 is supported by a roof bundle 24 and a panel receiving bracket 25, and the roof bundle 24 and the panel receiving bracket 25 are attached to the cabin panel 17.
[0023]
As shown in FIG. 1, an opening 16A is formed on one surface of the sloped roof 16, and the roof balcony 1 is configured by accommodating the sash body 2 for the balconies in the opening 16A. .
Such a balconi sash body 2 is accommodated in the opening 16A, and is placed on the cabin panel 17 and fixed by a bracket (not shown) or the like as shown in FIG.
[0024]
As shown in detail in FIGS. 1 and 4, the balconi sash body 2 is continuous with the vertical surface portion 3 extending substantially vertically downward from the roof surface 16, and the upper end portion of the vertical surface portion 3. The slope surface portion 4 is located on the same plane and extends on the same plane, extends to the roof ridge 16B side along the roof surface 16, and the lower end portion of the vertical surface portion 3 and extends toward the roof eave 16C side. It has a horizontal balcony floor 5.
[0025]
An entrance / exit portion 6 for entering / exiting the roof balcony 1 from the cabin backroom 15 is formed on the vertical surface portion 3, and the entrance / exit portion 6 is formed of a sliding door type glass surface. Further, the sloped surface portion 4 is a glass surface 7 in which glass is fitted in a sash frame. Furthermore, the balconi floor surface portion 5 is configured by arranging a floor member 9 on the upper surface of the sash floor frame 8 reinforced by the reinforcing beam 8A.
[0026]
Such a balconi sash body 2 is integrally formed of aluminum or the like and is unitized. Then, as shown in FIG. 3, the balconi floor surface portion 5 is mounted on the shed panel 17 and fixed, and both sides of the vertical surface portion 3 and the three sides of the gradient surface portion 4 are attached to the roof panel frame 14. It is securely fixed by being locked by a locking member (not shown).
[0027]
In the opening portion 16A of the sloped roof surface 16, between the upper end of the vertical surface portion 3 of the balconi sash body 2 and the eaves side edge of the opening portion 16A, and between the roof surface 16 and the balconi floor surface portion 5, Two substantially trapezoidal side outer walls 26 for balconies are provided. In addition, a balconi front outer wall 27 is provided between the eaves side end of the balcony floor 5 and the eaves side edge of the opening 16A so as to extend between the ends of the balconi side wall 26. .
[0028]
Such an embodiment has the following effects.
(1) Since the sash body 2 for the balconi constituting the roof balcony 1 is provided with a sloped surface portion 4 which is a glass surface 7, both the sloped surface portion 4 and the entrance / exit portion 6 which is a glass surface are provided. Daylighting is possible. Accordingly, the daylighting area is increased, the daylighting space in the shed is sufficient, and a bright and comfortable shed living space can be obtained.
[0029]
(2) The sash body 2 for balconi is integrally formed of aluminum or the like and is unitized. The balconi floor 5 is placed on the shed panel 17 and fixed, and both side surfaces of the vertical surface 3 and gradients are provided. Since it is only necessary to lock the three sides of the surface portion 4 to the roof panel frame 14, the attachment becomes easy, and the efficiency of the attachment work and the shortening of the work period can be achieved.
[0030]
(3) The slope surface portion 4 of the sash body 2 for balconi is provided with the same slope as the slope roof surface 16 and on the same surface along the roof surface 16. It flows smoothly without stagnation, and the sloping surface 4 is continuous with the roof surface, resulting in a clean appearance.
[0031]
(4) Since the sash body 2 for the balconi constituting the roof balcony 1 is provided with a sloped surface portion 4 which is a glass surface 7, even if the entrance / exit portion 6 is not opened to go outside in the cold season, etc. You can observe celestial constellations and so on from the back of the cabin, which is very useful.
[0032]
Next, based on FIG.5, 6, the roof balcony 31 of 2nd Embodiment of this invention is demonstrated.
In this embodiment, the roof balcony 31 of the first embodiment is a balconis sash body 32 having no sloped surface portion, which is provided with the sloped surface portion 4 of the roof balcony 2 of the roof balcony 1 of the first embodiment.
[0033]
That is, the balconis sash body 32 includes a vertical surface portion 33 formed of an aluminum frame sash, a floor surface portion 35 that extends horizontally toward the eaves 16B at the lower end of the vertical surface portion 33, and is parallel to the vertical surface portion 33 and a floor. The front surface portion 34 provided at the other end of the eaves 16C side of the surface portion 35 and having an upper end in contact with the edge portion of the eaves 16C side of the opening 16A, and two substantially trapezoidal shapes connecting these vertical surface portions 33 and the front surface portion 34. The side wall surface portion 37 is formed.
Note that the upper end of the vertical surface portion 33 is in contact with the edge of the opening 16 A on the side of the ridge 16 B, and the diagonal material of the side wall surface portion 37 has a gradient equal to the gradient of the roof 16.
[0034]
The vertical surface portion 33 is formed with an entrance / exit portion 36 for entering and exiting the roof balcony 31 from the cabin backroom 15, and the entrance / exit portion 36 is formed of a sliding door type glass surface. Further, the balconi floor surface portion 35 is configured by arranging a floor member 39 on the upper surface of a sash floor frame 38 reinforced by a reinforcing beam 38A.
[0035]
Each side wall surface portion 37 is divided into two in the front-rear direction, the half on the entrance / exit portion 36 side is a glass surface 37A, and the outer half is a wall surface material 37B. A front wall 34 A is stretched on the front portion 34.
[0036]
Such a sash body 32 for balconi is integrally formed of aluminum or the like and unitized, as in the first embodiment. And while being mounted and fixed to the shed panel 17, it is fixed reliably by making it latch to the frame 14 for roof panels.
In addition, the attachment of the sash body for a balconi of each embodiment described below is also kicked as described above.
[0037]
In such a second embodiment, the same effect as in the above (2) can be obtained, and a part of the side wall surface portion 37 of the balconi sash body 32 constituting the roof balcony 31 becomes the glass surface 37A. Therefore, it is possible to perform daylighting from both the side wall surface portion 37 and the entrance / exit portion 36. Accordingly, the daylighting area is increased, the daylighting space in the shed is sufficient, and a bright and comfortable shed living space can be obtained.
[0038]
Next, a roof balcony 41 according to a third embodiment of the present invention will be described based on FIGS.
The roof balcony 41 of this embodiment is a balconis sash body 42 having a shape obtained by adding the slope surface portion 4 of the balconis sash body 32 of the first embodiment to the balconis sash body 32 of the second embodiment.
Therefore, in this embodiment, the same structure and the same members as those of the second embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted or simplified.
[0039]
The balconis sash body 42 is continuous with the vertical surface portion 33, the floor surface portion 35, the front surface portion 34, the two side wall surface portions 37, and the upper end portion of the vertical surface portion 33, and has the same gradient as the gradient of the gradient roof surface 16. And it has the sloped surface part 44 which is located on the same plane and extends along the roof surface 16 to the ridge 16B side. The gradient surface portion 44 is a glass surface 48 in which glass is fitted in a sash frame.
[0040]
In such a third embodiment, the same effects as in the above (2) and (4) can be obtained, and a part of the side wall surface portion 37 of the balconi sash body 42 and the inclined surface portion 44 become a glass surface. Therefore, it is possible to perform daylighting from these glass surfaces and the entrance / exit part 36. Accordingly, the daylighting area is increased, the daylighting space in the shed is sufficient, and a bright and comfortable shed living space can be obtained.
[0041]
Next, a roof balcony 51 according to a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The roof balconi 51 of this embodiment includes a balconis sash body 52 having a shape obtained by adding an extended gradient surface portion 54A having the same gradient as the gradient surface portion 54 to both side surfaces of the gradient surface portion 54. This is the same as the sloped surface portion 44 of the balconis sash body 42 of the third embodiment. Therefore, in this embodiment, the same structure and the same members as those of the third embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted or simplified.
[0042]
The balconis sash body 52 is continuous with the vertical surface portion 33, the floor surface portion 35, the front surface portion 34, the two side wall surface portions 37, and the upper end portion of the vertical surface portion 33, and has the same gradient as the gradient of the gradient roof surface 16. Are provided on both sides of the sloped surface portion 54, and are provided on both sides of the sloped surface portion 54 and have the same slope as the sloped surface portion 54, and the opening of the roof 16. 16A and an extended gradient surface portion 54A facing three sides. The gradient surface portion 54 and the extended gradient surface portion 54A are glass surfaces 58 in which glass is fitted in a sash frame.
[0043]
In the fourth embodiment, the same effect as the above (2) and (4) can be obtained, and the extended slope surface portion 54A which is the glass surface 58 is provided. The lighting from 37A, the gradient surface portion 54, and the extended gradient surface portion 54A becomes possible. Therefore, the daylighting area is further increased, the daylighting space in the shed is sufficient, and a bright and comfortable shed living space can be obtained.
[0044]
Next, based on FIG. 11, the roof balcony 61 of 5th Embodiment of this invention is demonstrated.
The roof balconi 61 of this embodiment extends one end of the sloped surface portion 64 provided on the balconis sash body 62 to the lower surface of the wrapping hardware 60 of the building ridge 16B. Therefore, in this embodiment, the same structure and the same members as those of the third embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted or simplified.
[0045]
The balconis sash body 62 includes a vertical surface portion 33, a floor surface portion 35, a front surface portion 34, two side wall surface portions 37, a gradient surface portion 64, and an extended gradient surface portion 64A provided on one side surface of the gradient surface portion 54. 64B, and the sloped surface portion 64 and the extended sloped surface portions 64A, 64B are glass surfaces 68 in which glass is fitted in a sash frame. The gradient surface portion 64 and the extended gradient surface portions 64A and 64B are located on the same plane and on the same plane as the gradient of the roof 16, like the gradient surface portion 54 of the other embodiments.
[0046]
The extended gradient surface portions 64 A and 64 B are provided on one side surface of the gradient surface portion 64, and the extended gradient surface portion 64 B is in a state continuous to the upper end edge of the one side wall surface portion 37. One of the two side wall surface portions 37 is a glass surface, and the other is a wall surface on which a wall surface material is stretched.
[0047]
In the fifth embodiment, the same effects as in the above (2) and (4) can be obtained, and the expanded gradient surface portions 64A and 64B that have become the glass surface 68 are provided. Since one end of the extended slope surface portion 64A extends to the lower surface of the wrapping hardware 60 of the building ridge 16B, the daylighting area is further increased, the daylighting space in the shed is sufficient, and a bright and comfortable shed living space is obtained. be able to.
[0048]
Next, a roof balcony 71 according to a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
In this embodiment, the roof balcony 71 is obtained by providing a horizontal upper surface 80 on the balcony sash body 72.
In this embodiment, the same structure and the same members as those of the above-described embodiments are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted or simplified.
[0049]
The balconis sash body 72 includes a vertical surface portion 73, a floor surface portion 75 that is provided at the lower end of the vertical surface portion 73 and protrudes horizontally toward the eaves edge 16 C, a front surface portion 74 that is erected at the tip of the floor surface portion 75, The upper surface portion is formed with two side wall surface portions 77 extending between the surface portion 73 and the front surface portion 74, and a horizontal upper surface portion 80 provided on the upper end portion of the vertical surface portion 73 so as to extend toward the ridge 16B. Reference numeral 80 denotes a glass surface 78 in which glass is fitted in a sash frame.
[0050]
An entrance / exit part 76 for entering / exiting the roof balcony 71 from the cabin backroom 15 is formed in the vertical surface part 73, and the entrance / exit part 76 is formed of a sliding door type glass surface. Further, the balconi floor surface portion 75 is configured by arranging a floor member 79 on the upper surface of a sash floor frame 78 reinforced by a reinforcing beam 78A. Further, a front wall 74A is provided on the front surface portion 74, and a wall surface material 77A is stretched on the side wall surface portion 77. The side wall surface portion 77 may be covered with glass instead of the wall surface material 77A.
Further, in the balconis sash body 72, a gap formed by both side surfaces of the upper surface portion 80 and the upper portion of the vertical surface portion 73 and the left and right edges of the opening portion 16A of the roof 16 is also the glass surface 80A.
[0051]
In the sixth embodiment, the same effects as in the above (2) and (4) can be obtained, and the lighting from the upper surface portion 80 and its both side surfaces can be performed. Accordingly, the daylighting area is increased, the daylighting space in the shed is sufficient, and a bright and comfortable shed living space can be obtained. Moreover, since it has the upper surface part 80, it can be set as the unit type building of the external appearance rich in change.
[0052]
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and may be modified as follows as long as the object of the present invention can be achieved.
For example, in the second to fourth embodiments, the front and rear direction half of the two side wall surface portions 37 is the glass surface 37A, and the remaining half is the wall surface material 37B. Only one side wall surface portion 37 may be the glass surface 37A and the wall surface material 37B, and the other side wall surface portion 37 may be the entire glass surface or wall surface material. Or it is good also considering all the two side wall surface parts 37 as a glass surface.
[0053]
In the fourth embodiment, the extended gradient surface portion 54A is provided on both sides of the gradient surface portion 54. However, the present invention is not limited to this, and the extended gradient surface portion 54A may be provided only on one of the side surfaces.
[0054]
Further, in the fifth embodiment, the extended gradient surface portions 64A and 64B are provided on one side surface of the gradient surface portion 64. However, the present invention is not limited to this, and the extended gradient surface portions 64A and 64B may be provided on both sides of the gradient surface portion 64. . Alternatively, since one end of the slope surface portion 64 only needs to extend to the lower surface of the building wrap 60 of the building ridge 16B, the extended slope surface portions 64A and 64B may not be provided.
[0055]
【The invention's effect】
As described above, according to the roof balconi of the building of the present invention, the sash body for balconi is provided with a gradient surface portion that extends to the roof ridge side and becomes a glass surface. Lighting is possible, and there is an effect that the lighting in the back room space of the hut becomes sufficient.
[0056]
Further, according to the roof balconi of another building of the present invention, since the two side wall surface portions of the sash body for balcony are glass surfaces, it is possible to perform daylighting from these side wall surface portions. Daylighting is sufficient. If a glass surface is also provided in the vertical surface portion, it is possible to obtain daylight from both the vertical surface portion and the side wall surface portion, and there is an effect that it is possible to obtain further daylighting of the hut backroom space.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view showing a unit building provided with a roof balcony of a first embodiment according to the present invention.
FIG. 2 is an overall perspective view showing a framework of a building unit constituting the unit type building of the embodiment.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a unit type building provided with the roof balcony of the embodiment.
FIG. 4 is an overall perspective view showing a balconi sash body constituting the roof balcony of the embodiment.
FIG. 5 is an overall perspective view showing a unit type building provided with a roof balcony of a second embodiment according to the present invention.
FIG. 6 is an overall perspective view showing a balconi sash body constituting the roof balcony of the embodiment.
FIG. 7 is an overall perspective view showing a unit building provided with a roof balcony of a third embodiment according to the present invention.
FIG. 8 is an overall perspective view showing a balconi sash body constituting the roof balcony of the embodiment.
FIG. 9 is an overall perspective view showing a unit type building provided with a roof balcony of a fourth embodiment according to the present invention.
FIG. 10 is an overall perspective view showing a balconi sash body constituting the roof balcony of the embodiment.
FIG. 11 is an overall perspective view showing a unit building provided with a roof balcony of a fifth embodiment according to the present invention.
FIG. 12 is an overall perspective view showing a unit type building provided with a roof balcony of a sixth embodiment according to the present invention.
FIG. 13 is an overall perspective view showing a balconi sash body constituting the roof balcony of the embodiment.
[Explanation of symbols]
1, 31, 41, 51, 61, 71 Roof balconies 2, 32, 42, 52, 62, 72 Balconi sash bodies 3, 33, 73 Vertical surface portions 4, 44, 54, 64 Gradient surface portions 5, 35, 75 Floors Surface part 6, 36, 76 Entrance / exit part which became glass surface 10 Unit type building 15 Hut backroom 17 Hut panel

Claims

In the roof Balconi that is provided in the opening of the sloped roof surface of the building and that can enter and exit the shed behind the sloped roof,
The sash body for a balconi is configured, and the sash body for a balconi includes a vertical surface portion in which an entrance / exit portion for entering and exiting the roof balcony is formed from the back of the hut, and the sloped roof that is continuous with the vertical surface portion. A slope surface portion that is on the same plane as the slope of the surface and extends to the roof ridge side,
This slope surface portion is a glass surface and is in contact with at least two adjacent sides of the opening portion of the slope roof surface.

2. The roof balcony of the building according to claim 1, wherein the vertical surface portion of the sash body for the balconi is provided with two side wall surface portions that are continuous with both ends and project forward, and these side wall surface portions. A roof balcony of a building, characterized in that at least a part of at least one of them is a glass surface.

The roof balcony of a building according to claim 1 or 2, wherein a ridge side end of the building of the slope portion reaches a lower part of a wrapping hardware of the building.

The building roof balcony according to any one of claims 1 to 3, wherein at least a part of the vertical surface portion is a glass surface.