JP3960937B2 - 携帯型端末装置を利用したゲームシステム。 - Google Patents

携帯型端末装置を利用したゲームシステム。 Download PDF

Info

Publication number
JP3960937B2
JP3960937B2 JP2003096685A JP2003096685A JP3960937B2 JP 3960937 B2 JP3960937 B2 JP 3960937B2 JP 2003096685 A JP2003096685 A JP 2003096685A JP 2003096685 A JP2003096685 A JP 2003096685A JP 3960937 B2 JP3960937 B2 JP 3960937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
movable body
portable terminal
data
game system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003096685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004298475A (ja
Inventor
毅 澤田
Original Assignee
有限会社擬人機工藝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社擬人機工藝 filed Critical 有限会社擬人機工藝
Priority to JP2003096685A priority Critical patent/JP3960937B2/ja
Publication of JP2004298475A publication Critical patent/JP2004298475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3960937B2 publication Critical patent/JP3960937B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、携帯型端末装置を利用したゲームシステムに係り、特に、携帯端末装置と自律走行する可動体とを備え、実空間の状況がゲームに反映される携帯型端末装置を利用したゲームシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
周囲の状況を自ら判断して行動する自律型ロボットは、ロボットの各箇所に備えられたセンサによって周囲の状況を把握し、当該センサによって得られたデータに基づいて内蔵されたプログラムにより行動を思考して実際の行動を行なうように構成されている。例えば、当該ロボットを犬や猫等の愛玩動物に応用し、頭をなでると頭部に配設されたセンサがその圧力を感知してあまえるしぐさを行なわせるようにしたロボットペット等がある。このような自律型ロボットは各種のセンサ、処理速度の速いCPU、記憶装置、プログラム等の各種の機器が装備され非常に高価なものとなっている。
【0003】
これに対して、従来から自走式の自動車玩具が知られている。従来の自走式の自動車玩具は、モータ駆動装置によって走行するものであり、例えばタイヤの向きを変えることにより直進させたり回転させたりすることが出来るようにされたものもある。一方、そのような一定の走行パターンに従って走行するものではなく、周囲の状況に応じて走行することが可能な自走式の自動車玩具として有線によるリモコン自動車や無線によるラジコン自動車等がある。これらの自走式玩具は操縦者がコントローラを操作することにより移動方向やスピード等を直接指定するものである。
また、自走式の自動車玩具に種々の走行パターンをインプットした携帯用ゲーム装置を搭載させ、この携帯用ゲーム装置に制御部の役割を果たさせることにより様々な走行パターンを楽しむことが出来る玩具も提供されている。(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−293261号公報 (「0057」、第8、9図)
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の自走式の自動車玩具において、リモコン等によって操縦者の指示どおりに動くのではなく自律的に走行させようとすると自動車玩具自体に各種のセンサ、CPU、記憶装置、プログラム等の各種の機器を装備する必要があり非常に高価なものとなってしまうという問題がある。
また、特許文献1に示された自走式玩具は、予め走行パターンを携帯用ゲーム装置にインプットすると共に、携帯用ゲーム装置自体を自走式玩具に搭載する必要があったことから、走行パターンは予め決められたものに制限されてしまうと共に、自走式玩具の走行中は携帯用ゲーム装置を操作できないという問題があった。
さらに、携帯ゲーム装置の画面に示された状況と実空間の状況とがリンクしたゲームは未だ提供されていない。
【0006】
そこで、本発明は、従来の自走式玩具に様々なセンサを内臓し、そのセンサからの情報データ及び大容量メモリに蓄積されたパターンデータに基づいて高速CPUを複雑なプログラムによって稼動させて自走式玩具を自立動作させるといったものではなく、人間がセンサの代わりとなって周囲の状況を携帯型端末装置に入力することにより、入力された情報に基づいて自走式玩具がその状況を判断して行動する携帯型端末装置を利用したゲームシステムを提供することを目的とする。
また、自走式玩具が行動する実空間の状況がゲームに反映された携帯型端末装置を利用したゲームシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1に記載の本発明は、携帯端末装置と自律走行する可動体とを備え、携帯端末装置は、ユーザによって確認された可動体がおかれた周囲の状況に関する情報であるセンサ情報を入力するための操作部と、ユーザによって入力されたセンサ情報に基づいて可動体の駆動を制御するための行動データを生成する処理部と、行動データを可動体に送出するデータ送受信部とを有し、可動体は、携帯端末装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、受信した行動データに基づいて走行機構の動作を制御するプログラムであって、行動データに対する走行機構の動作の制御に個性を有する所定のプログラムを備えた動作制御部と、動作制御部からの制御に従って前進、後退、速度可変可能な動作する走行機構とを有し、それにより、ユーザによって入力された可動体がおかれた周囲の状況に基づいて可動体が次に行なうべき動作を思考して行動するように構成されたことを特徴とする携帯型端末装置を利用したゲームシステムを提供する。人間がセンサの代わりとなって可動体のおかれた周囲の状況をセンサ情報として携帯端末装置に入力することにより可動体が受け取って次の行動を思考し決定する。
【0008】
上記課題を解決するために請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、可動体に備えられている動作制御部が携帯端末装置側に設けられると共に、動作制御部は可動体の走行機構を動作させるための実行動データを生成し、実行動データをデータ送受信部を介して可動体に送出することにより可動体がその実行動データに基づいて作動するように構成されたことを特徴とする携帯型端末装置を利用したゲームシステムを提供する。人間がセンサの代わりとなって可動体のおかれた周囲の状況をセンサ情報として携帯端末装置に入力すると共に携帯端末装置内で可動体の次の行動を思考し決定する。
【0009】
上記課題を解決するために請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、携帯型端末装置の画面上には可動体の周囲の状況が示された地図と、可動体に対応したエージェントが画面上に表示されることを特徴とする。これにより、可動体が移動する実空間の状況がゲームに反映され、携帯ゲーム装置の画面に示された状況と実空間の状況とがリンクした今までにないゲームを提供することが出来る。
【0010】
上記課題を解決するために請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、携帯型端末装置と可動体とは赤外線通信により所定のデータの送受信が行なわれることを特徴とする。
【0011】
上記課題を解決するために請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、複数の携帯型端末装置同士を通信ケーブル又は赤外線通信によって接続することにより各携帯型端末装置から可動体に対して行動データ又は実行動データを送出可能とされていることを特徴とする。これにより、複数のプレーヤが同時ゲームを楽しむことができる。
【0013】
上記課題を解決するために請求項に記載の本発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、可動体は、可動体に設けられた継手によって複数組合せて合体可能とされ、組み合わされた各可動体の動作を携帯端末装置によってそれぞれ制御することにより全体として各種の動作を行なわせることを可能としたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る携帯型端末装置を利用したゲームシステムを図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る携帯型端末装置を利用したゲームシステム1のシステム構成図である。
【0015】
本発明に係る携帯型端末装置を利用したゲームシステム1は、ユーザ10と、携帯端末20と、実機30と、を備えて構成されている。
まず、ユーザ10は、本発明に係る携帯型端末装置を利用したゲームシステム1を利用する者である。
【0016】
次に、図2に示すように、携帯端末20は、操作盤22と、操作画面24と、処理部26と、データ送受信部28とを備えて構成されており、ユーザ10は操作画面24を見ながら操作部22を押して操作することができ、さらにデータ送受信部28により外部の機器とのデータ通信が可能となっている。尚、携帯端末20は、少なくとも当該機能が備わっていればよく、市販のゲーム機でも携帯電話でもPDA端末でも利用することができる。
【0017】
操作部22は、選択キー22aと、決定スイッチ22bとを備えており、ユーザ10が操作画面24に表示された画面に従って、選択キー22a及び/又は決定スイッチ22bを押して入力することができるようにされている。
【0018】
操作画面24は、バックライトを備えた液晶画面であり、液晶画面の下方からバックライトで照らすようにされているので、ユーザ10は暗中でも画面の表示を確認することができる。
【0019】
図3に示すように、処理部26は、CPU26aと、メモリ26bと、ROM26cと、入出力I/F部26dと、を備えて構成されている。
まず、CPU26aは、後述するセンサ情報100を行動データ200に変換したり、実機30から送られた実行動データ300を処理してメモリ26bに蓄積したり、同様に実機30から送られた位置データ700を処理して実機30の現在地を操作画面24に表示するといった処理を行い携帯端末20全体の制御を行うように構成されている。ここで、センサ情報100とは、ユーザ10が確認した実機30の周囲の状況に関する情報である。また、行動データ200とは、ユーザ10が携帯端末20に入力した周囲の位置情報であるセンサ情報100を実機30が理解できるデータ列に変換したデータである。また、実行動データ300とは、行動データ200に基づいて実機30の走行機構36を具体的に駆動させるためのデータである。
CPU装置26aは、また、後述するメモリ26bに蓄積されている実機30の周囲の地図データ400をメモリ26bから読み出して操作画面24に表示させる。操作画面24には、携帯端末20内での実機30の仮想モデルであるエージェント27が映し出されるようになっており、エージェント27は、実機30の位置データ700に基づいて操作画面24に表示された地図上を移動可能とされている。従って、実機30の実フィールド50における行動がそのまま携帯端末20の中で再現されるようにされている。
【0020】
メモリ26bには、実機30が置かれている地図データ400が蓄積されており、必要な時にCPU26aに呼びだされ操作画面24上に表示される。また、前述した実行動データ300等も蓄積できるようにされている。
【0021】
ROM26は、携帯端末20を動作させるための基本OSや、後述する本発明の第二の実施形態に示す実機30の性格パターン600等の所定のデータが蓄積されており、逐次読み出して利用できるようにされている。
【0022】
データ送受信部28は、後述する行動データ200及び実行動データ300並びに位置データ700を赤外線によって送信し及び/又は受信する。本発明では、赤外線によってデータ通信を行っているが、赤外線に限らず外部の機器と通信が可能とされているものであれば、通信ケーブル等を用いてもよい。
【0023】
次に、図4に示すように、実機30は、赤外線受信部32と、赤外線送信部33と、筺体34と、走行機構36と、動作制御部38と、バッテリ39と、を備えて構成されている。
【0024】
まず、赤外線受信部32は、携帯端末20から送信された行動データ200を受信することができるようにされている。
【0025】
赤外線送信部33は、携帯端末20に対して実行動データ300及び位置データ700を赤外線によって送信することができるようにされている。
【0026】
筺体34は、金属製又は樹脂製の断面略四角の六面体とされている。その一面には、走行輪36aを収容するための角孔34aが設けられ、それと対抗する一面には、赤外線受信部32及び赤外線送信部33を収容する収容孔34bが設けられ、さらに他の対向する4面にはそれぞれ継手35が設けられている。本実施例では、継手35はあり型組つぎを用いたが、これに限らず、可動可能なフック型継手や自由継手でも良いことはいうまでもない。
【0027】
走行機構36は、走行輪36aと、駆動用モータ36bと、モータドライバ36cとから構成されている。
【0028】
走行輪36aは、金属製又は樹脂製のドーナツ形状をした走行用の車輪であり、その両端36dは筺体34に回転可能に設けられており、駆動用モータ36bの回転に伴って回転するようにされている。駆動用モータ36bの回転数に対する走行輪36aとの回転数の比率は1対1又は他の比率にしても良い。
【0029】
また、図5(a)から(e)に示すように、実機30は継手35を介して2台以上を結合することにより前後左右及び回転自在に移動可能となる。例えば、2台を横結合した場合では、左右同じ速度の場合は前進若しくは後進(図5(a)(e))となり、どちらか片方の速度を変える(若しくは片側を停止させる)(図5(b)(c))と、速度の遅い(停止している)実機30を内側にして回転し、双方の回転方向を反対にすると旋回(図5(d))可能となる。このように、2台以上を複数台結合した場合には、様々な動きが可能となる。さらに、実機30を複数台組み合わせた場合には、携帯端末20から各実機30に対して予め速度の決定等の詳細な設定をしておくことも可能である。
また、図5(f)に示すように、一の筺体34に走行輪36aを2つ備え、それぞれの走行輪36a、36aを独立して動作することができるようにすれば、実機30が一台であっても図5(a)から(e)に示したものと同様な動きが可能となることはいうまでもない。
【0030】
本発明に係る実機30の駆動システムは、行動データ200が動作制御部38により変換された実行動データ300に基づいてモータドライバ36cを介して駆動電力に変換され、当該駆動電力が駆動用モータ36bに供給され、当該駆動用モータ36bを回転させるように構成されている。モータドライバ36cはバッテリ39と電気的に接続されており、当該モータドライバ36cに基本電力を常に供給している。尚、本実施例では、駆動用モータ36bとして、ACサーボモータを使用したが、DCサーボモータを用いても良い。また、モータドライバ36cを介さずにパルスモータ等を用いて実行動データ300によって、直接パルスモータを駆動させても良い。この場合には、パルスモータに直接バッテリ39から電力を供給することとなる。さらに、モータドライバ36cは、アナログ駆動方式でもPWM等のデジタル駆動方式のものでもどちらでも良い。
【0031】
次に、図6を用いて、動作制御部38のシステム及びその動作を詳細に説明する。
まず、動作制御部38は、図6のブロック図に示すように、I/O装置38aと、CPU装置38bと、ROM38cと、メモリ38dと、を備えて構成されている。
【0032】
I/O装置38aは、受信した前記行動データ200を受け取ってCPU装置38bに送り、さらに、CPU装置38bによって作成された実行動データ300を送信する役割を果たすインターフェースである。
【0033】
次に、CPU装置38bでは、受信した行動データ200と後述するROM38cに蓄積された前記性格パターン600に基づいて、実機30の次に行う行動を決定して実行動データ300を作成する。
【0034】
ROM38cには、それぞれの実機30ごとに有している個性ともいうべき、性格パターン600がプログラムとして予め蓄積されている。性格パターン600には、「慎重型」、「好奇心旺盛型」等の性格がプログラムされている。例えば、実機30にセンサ情報100が入力された場合であって、そのセンサ情報100が「右側にはなにもない、前方及び左側にはなにかある」といった情報である場合、性格パターン600が「慎重型」のような性格のプログラムでれば、実機30は確実になにもない右側に進み、「好奇心旺盛型」のような性格のプログラムであれば、数回に1度の割合で「前方又は左側のなにかある方向」に進むようにプログラムされているものである。このように構成することにより実機30がすべて画一的な行動をとるものではなくそれぞれ個性を有した存在として形成させることができる。なお、性格パターン600は、固定的なプログラムでも外部からの通信又は自己の行動によって、後述するメモリ38dに追加的に書き込まれた応用動作を利用して性格パターン600を補足するようにされていても良い。また、性格パターン600のプログラムとして用いられるものの一部には、予め実機30に付けられた名前、番号、経験、ユーザの思考等のデータが用いられる。
【0035】
メモリ38dには、モータ制御及び通信制御並びに基本動作、応用動作(実機30の個性)の基礎となる基本プログラムが蓄積され、CPU装置38bによって逐次必要なタイミングで呼び出され若しくは常時呼び出された状態で利用される。
【0036】
前記作成された実行動データ300はCPU装置38bからI/O装置38aに伝送され、さらに走行機構36のモータドライバ36cに伝送される。前述したように、実行動データ300はモータドライバ36cを介して駆動電力に変換され、その後、駆動用モータ36bに供給され、それによって当該駆動用モータ36bが回転することとなる。
【0037】
一方、実機30は移動後、実機30の位置を表す位置データ700を携帯端末20に送信することとなるが、この位置データ700としては、まず、実機30の移動前の位置を中心に仮想X,Y平面を作成し、実機が実行動データ300に基づいてどの位置に移動したかを計算することによって行う。この計算に用いるパラメータの一部としては、走行輪36aの回転数又は実行動データ300を用いることが考えられる。一方、図12示すように実機30が移動する実フィールド50を複数のブロック51に分け、1又は複数のブロックごとに赤外線センサ51aを設けておくことによって、その上を実機30が通過したらその情報を端末装置20に送信し、より正確な実機30の位置データ700を得ることもできる。
【0038】
次に、本発明に係る携帯型端末装置を利用したゲームシステム1の動作及び操作について詳細に説明する。
図7は、本発明に係る携帯型端末装置を利用したゲームシステム1の第一の実施形態を示す操作フローチャートである。
ステップ1は、ユーザ10が行うステップであり、ステップ2は携帯端末20によるステップであり、ステップ3は実機30が行うステップであり、ステップ4は携帯端末20がこの一連の操作の最終段階で行うステップである。
【0039】
まず、ステップ1は、ユーザ10が実フィールド50の上に置かれている実機30の周囲の状況を確認するステップ11と、ユーザ10が確認した当該実機の周囲の状況を携帯端末20に入力するステップ12と、を有している。
【0040】
ステップ11は、まずユーザ10が、実機30の現在の周囲状況をセンサ情報100として確認するステップである。具体的には、実機30の周囲状況はその移動に従って様々に変化し、例えば、障害物40、41等が無い場合もあれば、実機30の前方に障害物40、正面左側に障害物41がある場合もある。そのような実機30が置かれた実際の実フィールド50上の周囲の状況をセンサ情報100として確認するステップである。
【0041】
ステップ12は、ユーザ10がセンサ情報100を携帯端末20に入力するステップである。具体的には、ユーザ10が操作部22の選択キー22aと決定スイッチ22bを操作して操作画面24の画面表示に従って、例えば、どの方向に障害物40又は41等が有る又は無いといったセンサ情報100を入力するステップである。
【0042】
次に、ステップ2は、携帯端末20においてなされるステップであり、入力されたセンサ情報100を実機30へ送信するための行動データ200にデータ変換をするステップ21と、携帯端末20から、行動データ200を赤外線によって実機30へ送信するステップ22とを有している。
【0043】
具体的には、ステップ21は、ユーザ10が携帯端末20に入力したセンサ情報100を、実機30が理解できるデータ列、すなわち行動データ200に変換するステップであり、例えば、行動データ200には10ビットのデータ列であり、後ろの2ビットをその実機30のデジタル化した番号となっており、他の8ビットはユーザ10が入力したセンサ情報100をデジタル化したものである。
【0044】
ステップ22は、携帯端末20から実機30へ前記行動データ200を送信するステップである。
【0045】
次に、ステップ3は、実機30が受信した行動データ200と、実機30のROM38cに蓄積された性格パターン600に基づいて、実機30が次にどのように行動するかを判断し、走行機構36を実際に駆動させるためのデータである実行動データ300を作成するステップ31と、実機30がその実行動データ300に基づいて移動し、移動後の位置データ700及び前記作成した実行動データ300を携帯端末20へ送信するステップ32とを有している。
【0046】
具体的には、実機30は、前記作成した実行動データ300を実機30に設けられている赤外線送信部32から、携帯端末20のデータ送受信部28へ送信すると共に、実機30の位置データ700を同時に送信するものである。
【0047】
携帯端末20では、実機30から送信された実行動データ300に基づいて、当該携帯端末20で作成した実機30の仮想モデルであるエージェント27が地図データ400上を移動する。
【0048】
ステップ4は、携帯端末20のメモリ26bに実機30の実行動データ300が記憶され、その記憶された実行動データ300に基づいて、実記30の行動パターンを学習するステップである。つまり、蓄積された前記実行動データ300から、あるセンサ信号100を実機30に与えたときに実機30がどのように行動するかといった移動パターンをメモリ26bに保存するステップである。
【0049】
ユーザ10は、実機30の行動によって、その時々の実機30の周囲の状況を確認してセンサ情報100として、その都度、携帯端末20に入力する。
【0050】
以上のステップ1から4を繰り返すことにより、実機30の置かれている周囲状況をユーザ10が本発明の実機30には設けられていないセンサに成り代わっって実機30にいわゆるセンサ情報を与えるものである。従って、実機30はセンサを搭載していなくても、センサ情報100と前述した実機30の性格パターン600に基づいて次に行う行動を判断して実行動データ300を作成することによって、実際に行動することが可能となる。
【0051】
次に、以上で説明した携帯型端末装置を利用したゲームシステム1の実際の利用方法を具体的に説明する。
【0052】
まず、実機30は実フィールド50のいずれかの位置に置かれており、図8(b)はその状態の実機30を表し、(a)は携帯端末20の初期の画面状態を表すものである。
【0053】
携帯端末20の初期の操作画面24には実機30の5方向の状態が表されている。
まず、操作画面24の中心付近に現されている矢印25fは実機30を表し、矢印の向きは実機30の方向を表している。図8(a)において、方向25aは実機30の前方の状態、方向25bは実機30の正面右方の状態、方向25cは実機30の足元の状態、方向25dは実機30の正面左方の状態、方向25eは実機30の後方の状態をそれぞれ示している。尚、操作画面24に表されている「?」マークは実機30にその方向のセンサ情報がなく、どのようになっているかが分からないことを意味しているものである。
【0054】
次に、ユーザ10は携帯端末20の選択キー22aを操作して方向25aから25eのいずれかの方向を選択する。例えば、ユーザ10が方向25a、つまり前方を選択すると、図8(c)に示すように操作画面24に、さらにメイン画面25が表示される。
【0055】
メイン画面24が初めに開いた状態では、実機30にはセンサ情報100として、いかなる情報も与えられておらず、すべての方向に「?」マークが表されている。ユーザ10が選択キー22aを押して、前方の方向選ぶと、サブ画面25aが表示される。例えば、「なにもない」、「なにかある」、「しょうがいぶつ」、が選択できるサブ画面25aが表示される。ユーザ10は、実機30の現在置かれている状況を確認して、前記の選択肢の中から実機30の現状に即した状態を選択し、センサ情報100として入力する。それぞれの選択肢はさらにサブ画面25aへとつなげられて、階層状になっている。例えば、ユーザ10が「なにもない」、を選択キー22aで選択して決定スイッチ22bで決定すると次のサブ画面25a(図9(a))が表示され、「しょうがいぶつ」、を選択するとサブ画面25a(図9(c))が表示される。
【0056】
サブ画面25aでの選択により、そのセンサ情報100に基づく行動データ200が携帯端末20において作成され、実機30に送信されて、実機30は、その行動データ200と実機30の中にプログラムされている前述の性格パターン600に基づいて、次の行動を決定することとなるが、前述したように、「なにかある」というセンサ情報100に基づく行動データ200は、その方向に危険があるのは、それとも安全であるのか分からないので、「なにかある」を選択すると、実機30の性格パターン600が「慎重型」であれば、その方向には進まず、「好奇心旺盛型」であれば、数回に1度は「なにかある」の方向に進むこととなる。
【0057】
実機30が前方に進んだ後、実機30は図9(d)の状態となり、次なるセンサ情報100に基づく行動データ200を待つこととなる。従って、ユーザ10は、前述と同様に携帯端末20によって操作を進めることとなるが、本例の場合、実機30の新たな状況は図9(c)に示すように、前方と正面左方に障害物40、41がある。従って、ユーザ10は実機30の現状を確認して、まず、携帯端末20のサブ画面25aの前方及び正面左方のどちらも「しょうがいぶつ」を選択し、さらにサブ場面25aの「しょうがいぶつ」の種類を選択することとなる。本例の場合は、「かべ」、「とびら」、「あな」、等の選択肢が表示され選択可能となるので、前方及び正面左方のどちらも「かべ」を選択する(図10(a))。また、正面右方には、「しょうがいぶつ」がなく、道の状態も良好なので、サブ画面25aにおいて「なにもない」を選択し、次にサブ画面25aにおいて「ふつうのみち」を選択する(図10(c))。
【0058】
このように、携帯端末20へ入力したセンサ情報100は行動データ200に変換され、実機30へ送信されると、実機30は行動データ200と自己の性格パターン600とに基づいて、実行動データ300を作成して、実機30は実際に行動することとなる。
【0059】
実機30が移動した後、実機30の作成した実行動データ300と実機30の現在位置の位置データ700を携帯端末20に送信し、携帯端末20において、その実行動データ300をメモリ26bに蓄積すると共に実機30の実行動パターン300を学習する。また、位置データ700により実機30の現在位置を知ることができる。
【0060】
以上の説明の操作を繰り返して行うことによって、実機30はセンサ等を搭載しなくても、ユーザ10からセンサ情報100を得ることで、実機30の置かれている状況を認識し、次の行動を決定することができる。また、ユーザ10は携帯端末20によって、実機30の性格パターン600を確認することができ、実機30にセンサ情報100を与えることができる。
【0061】
次に、図11を用いて他の第二の実施形態について説明する。
第二の実施形態の各ステップでステップ1及びステップ4は第一の実施形態と異なるところがなく、第一の実施形態と異なるのはステップ2及びステップ3であるのでこの点について詳細に説明する。
【0062】
第二の実施形態に示すステップ2は、ステップ1で入力されたセンサ情報1000に基づき、携帯端末20において実機30へ送信するための行動データ200にデータ変換するステップ21と、当該行動データ200と実機30の性格パターン600に基づいて実機30の次の行動を判断し、実機30の実行動データ300を作成するステップ22と、当該実行動データ300を携帯端末20に設けられたデータ送受信部28から、赤外線によって実機30へ送信するステップ23とを有している。
【0063】
ステップ3では、実機30は、携帯端末20から実行動データ300を得て動作制御部38及び走行機構36を動作させて行動するステップ31と、その行動後の実機30の位置データ700を実機30に設けられた赤外線送信部32から携帯端末20へ送信するステップ32とを有している。
【0064】
以上のように、第一の実施形態では、携帯端末20からは行動データ200を実機30へ送信し、実機30においてその行動データ200と実機30に蓄積されている性格パターン600とに基づいて実行動データ300が作成され、実機30はそれに即して行動するのに対し、第二の実施形態では、携帯端末20において、行動データ200と携帯端末20に蓄積されている実機30の性格パラメータ500とに基づいて実行動データ300を作成し、それを実機30へ送信し、実機30はそれに即して行動するというものである。
つまり、第二の実施形態によれば、実行動データ300の作成作業までは携帯端末200に任せているため、実機30には自己の性格パラメータ500を蓄積しておく必要はなく、また、行動データ200と性格パラメータ500とに基づいて実行動データ300を決定して作成する必要もないことから、CPU装置38bの負担が軽くなり、また、ROM38cやメモリ38dが小容量でも実機30が容易に制御できることから、制御部の簡略化が図れ、小型化と省電力化が可能となる。
【0065】
次に、図12に基づいて本発明の第三の実施形態を説明する。
まず、図12は、実機30の組合せを表す概略斜視図である。
【0066】
図13(a)は、実機30をそれぞれ垂直に接続した例である。この場合、実機30は直進移動と横移動が可能となる。さらに、図13(b)から(d)に示すように実機30を複数体接続することによって、実機30が1体では不可能な動作を行わせることが可能となる。
【0067】
また、図14は、実機30を複数体接続した場合の、携帯端末20から送信される行動データ200の実施例である。
図14(a)に示すように、実機30を複数体接続した場合には、ここに行動データ200を送信することが必要となるが、本例ではパケット方式の通信により、実機30に宛てたデータ信号をそれぞれの実機30が受取り、それに基づいて行動することとなる。
【0068】
さらに、図15は、本発明の第四の実施例である。
図15は、複数人でゲームをする場合に、それぞれの携帯端末20を通信ケーブル等で接続し、実機30の性格パラメータ500を入れ替えたり又は共有したりすることが可能となる。実施形態では、2台の携帯端末20通信ケーブルで接続しているものであるが、もちろん2台以上の携帯端末20も接続することができ、さらに、赤外線通信を利用してデータ交換等をすることも可能である。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による携帯型端末装置を利用したゲームシステムによれば、携帯端末装置と自律走行する可動体とを備え、携帯端末装置は、ユーザによって確認された可動体がおかれた周囲の状況に関する情報であるセンサ情報を入力するための操作部と、ユーザによって入力されたセンサ情報に基づいて可動体の駆動を制御するための行動データを生成する処理部と、行動データを可動体に送出するデータ送受信部とを有し、可動体は、携帯端末装置から送られてきた行動データを受信する受信部と、受信した行動データに基づいて走行機構の動作を制御するプログラムであって、行動データに対する走行機構の動作の制御に個性を有する所定のプログラムを備えた動作制御部と、動作制御部からの制御に従って動作する走行機構とを有し、それにより、ユーザによって入力された可動体がおかれた周囲の状況に基づいて可動体が次に行なうべき動作を思考して行動するように構成されたことにより、可動体にセンサや電子回路等を設けなくてよく、可動体自身が小型かつ軽量となり省電力化と低コスト化を図ることができるという効果がある。
【0070】
また、可動体に備えられている動作制御部が携帯端末装置側に設けられると共に、動作制御部は可動体の走行機構を動作させるための実行動データを生成し、実行動データをデータ送受信部を介して可動体に送出することにより可動体がその実行動データに基づいて作動するように構成されていることにより、可動体に、実行動データを思考するプログラムや実行動データを搭載する必要がなく、それに伴いCPUやメモリ等も小型化することができ、省電力化と簡略化を図ることができる効果がある。
【0071】
また、携帯型端末装置の画面上には可動体の周囲の状況が示された地図と、可動体に対応したエージェントが画面上に表示されるようにしているので、ユーザは可動体の状況を携帯端末装置の画面上で確認することができ、遠隔地からも操作をすることができる効果がある。
【0072】
また、携帯型端末装置と可動体とは赤外線通信により所定のデータの送受信が行なわれるようにされているので、一台の携帯端末装置で複数の可動体に実行動データを送信するために、複数の通信ケーブルによる接続の必要がなく、非常に簡単に複数の可動体と同時に実行動データの送受信が出来る効果がある。
【0073】
また、複数の携帯型端末装置同士を通信ケーブル又は赤外線通信によって接続することにより各携帯型端末装置から可動体に対して行動データ又は実行動データを送出可能とされているので、多人数でデータの受け渡しや共有をすることができるという効果がある。
【0074】
また、携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、可動体の機能を非常に簡略化することができ、かつ、簡略化した機能は通信手段を解して携帯端末装置との間で送受信されるデータによって補えるという効果がある。
【0075】
また、携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、可動体は、可動体に設けられた継手によって複数組合せて合体可能とされ、組み合わされた各可動体の動作を携帯端末装置によってそれぞれ制御することにより全体として各種の動作を行なわせることを可能としたので、可動体1台では、不可能な動作を複数の可動体をつなぎ合わせることによって動作可能とできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型端末装置を利用したゲームシステム1のシステム構成図である。
【図2】本発明に係る携帯端末20の一実施形態の外観図である。
【図3】本発明に係る携帯端末20のブロック図である。
【図4】本発明に係る実機30の一部断面の概略斜視図である。
【図5(1)】(a)〜(d)本発明に係る実機30の組み合わせ図である。
【図5(2)】(e)本発明に係る実機30の組み合わせ図であり、(f)は本発明に係る実機30の第二の実施形態である。
【図6】本発明に係る実機30のブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態を表す操作フローチャートである。
【図8】(a)及び(c)は本発明に係る操作画面を表しており、(b)及び(d)はそのときの実機30の状態を表す概略斜視図である。
【図9】(a)及び(c)は本発明に係る操作画面を表しており、(b)及び(d)はそのときの実機の状態を表す概略斜視図である。
【図10】(a)及び(c)は本発明に係る操作画面を表しており、(b)及び(d)はそのときの実機の状態を表す概略斜視図である。
【図11】本発明の第二の実施形態を表す操作フローチャートである。
【図12】本発明に係る実フィールドにおける実機30と障害物40,41を表す概略斜視図である。
【図13】(a)及び(c)は本発明に係る操作画面を表しており、(b)及び(d)はそのときの実機の状態を表す概略斜視図である。
【図14】本発明に係る第四の実施形態であり、複数個の実機に対してパケット通信によりデータを伝送する実施例である。
【図15】本発明に係る第五の実施形態であり、通信ケーブルにより複数台の携帯端末を接続した実施形態である。
【符号の説明】
10 ユーザ
20 携帯端末
22 操作部
22a 操作キー
22b 決定スイッチ
24 操作画面
28 データ送受信部
25 メイン画面
25a サブ画面
27 エージェント
30 実機
32 赤外線受信部
33 赤外線送信部
34 筺体
34a 角孔
34b 収容孔
35 継手
36 走行機構
36a 走行輪
36b 駆動用モータ
36c モータドライバ
38 動作制御部
38a I/O装置
38b CPU装置
38c ROM
38d メモリ
39 バッテリ
50 実フィールド
51a 赤外線センサ
40 障害物
41 障害物
100 センサ情報
200 行動データ
300 実行動データ
400 地図データ
500 性格パラメータ
600 性格パターン
700 位置データ

Claims (6)

  1. 携帯端末装置と自律走行する可動体とを備え、
    前記携帯端末装置は、
    ユーザによって確認された前記可動体がおかれた周囲の状況に関する情報であるセンサ情報を入力するための操作部と、
    前記ユーザによって入力された前記センサ情報に基づいて前記可動体の駆動を制御するための行動データを生成する処理部と、
    前記行動データを前記可動体に送出するデータ送受信部と、
    を有し、
    前記可動体は、
    前記携帯端末装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、
    受信した前記行動データに基づいて走行機構の動作を制御するプログラムであって、前記行動データに対する前記走行機構の動作の制御に個性を有する所定のプログラムを備えた動作制御部と、
    前記動作制御部からの制御に従って前進、後退、速度可変可能な動作する走行機構と、
    を有し、
    それにより、ユーザによって入力された前記可動体がおかれた周囲の状況に基づいて当該可動体が次に行なうべき動作を思考して行動するように構成されたことを特徴とする携帯型端末装置を利用したゲームシステム。
  2. 請求項1に記載の携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、
    前記可動体に備えられている動作制御部が前記携帯端末装置側に設けられると共に、当該動作制御部は前記可動体の走行機構を動作させるための実行動データを生成し、当該実行動データを前記データ送受信部を介して前記可動体に送出することにより前記可動体がその実行動データに基づいて作動するように構成されたことを特徴とする携帯型端末装置を利用したゲームシステム。
  3. 請求項1又は2に記載の携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、
    前記携帯型端末装置の画面上には前記可動体の周囲の状況が示された地図と、前記可動体に対応したエージェントが画面上に表示されることを特徴とする携帯型端末装置を利用したゲームシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、
    前記携帯型端末装置と前記可動体とは赤外線通信により所定のデータの送受信が行なわれることを特徴とする携帯型端末装置を利用したゲームシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、
    複数の携帯型端末装置同士を通信ケーブル又は赤外線通信によって接続することにより各携帯型端末装置から可動体に対して前記行動データ又は前記実行動データを送出可能とされていることを特徴とする携帯型端末装置を利用したゲームシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯型端末装置を利用したゲームシステムにおいて、
    前記可動体は、当該可動体に設けられた継手によって複数組合せて合体可能とされ、組み合わされた各可動体の動作を前記携帯端末装置によってそれぞれ制御することにより全体として各種の動作を行なわせることを可能としたことを特徴とする携帯型端末装置を利用したゲームシステム。
JP2003096685A 2003-03-31 2003-03-31 携帯型端末装置を利用したゲームシステム。 Expired - Fee Related JP3960937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003096685A JP3960937B2 (ja) 2003-03-31 2003-03-31 携帯型端末装置を利用したゲームシステム。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003096685A JP3960937B2 (ja) 2003-03-31 2003-03-31 携帯型端末装置を利用したゲームシステム。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004298475A JP2004298475A (ja) 2004-10-28
JP3960937B2 true JP3960937B2 (ja) 2007-08-15

Family

ID=33408666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003096685A Expired - Fee Related JP3960937B2 (ja) 2003-03-31 2003-03-31 携帯型端末装置を利用したゲームシステム。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3960937B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9155961B2 (en) 2009-05-28 2015-10-13 Anki, Inc. Mobile agents for manipulating, moving, and/or reorienting components
JP6069589B2 (ja) * 2013-05-31 2017-02-01 アンキ,インコーポレイテッド コンポーネントを操作する、動かす、および/または姿勢変更する移動エージェント

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004298475A (ja) 2004-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11220005B2 (en) Transferable intelligent control device
CN103324100B (zh) 一种信息驱动的情感车载机器人
US6083104A (en) Programmable toy with an independent game cartridge
DE60028933T2 (de) Programmierbares spielzeug mit kommunikationsmittel
JP6028113B2 (ja) トランスフォーマー車おもちゃ
JP5432626B2 (ja) リモートコントロールシステム
US11648485B2 (en) Toy robot
EP1264624B1 (en) Toy system
JP3749458B2 (ja) 遊戯拡張システムと玩具システムとを備えたシステム
US20190384287A1 (en) Display control apparatus, display control method, and storage medium
TW200302124A (en) Remote control toy system, and controller, model and accessory device to be used in the same
US20140360399A1 (en) Wireless model railroad control system
JPH11239674A (ja) ゲーム機用コントローラ
JPH11104362A (ja) 自立走行玩具
JP3960937B2 (ja) 携帯型端末装置を利用したゲームシステム。
KR20160092953A (ko) 사용자 단말기와 연동되는 이동형 전자 블록 및 그 구동 방법
KR101620326B1 (ko) 장난감 차량 원격제어용 자전거 운동기구 시스템
JP4503533B2 (ja) 模型用走行装置、並びにその走行装置を備えた模型及び遠隔操作玩具
US7705552B2 (en) Robotic system
JP3994035B2 (ja) 操縦可能な歩行玩具
CN203123539U (zh) 游戏遥控器
CN104436694A (zh) 一种电子玩具控制系统及控制方法
JP2019213804A (ja) 自動車玩具
KR102424396B1 (ko) 휴먼인터페이스가 적용된 이동 블록 조립체 시스템
CN109011638B (zh) 一种可遥控的组装积木构件及组装积木系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060425

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140525

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees