JP3960097B2

JP3960097B2 - Car interior material mounting structure

Info

Publication number: JP3960097B2
Application number: JP2002091579A
Authority: JP
Inventors: 裕之岡▲崎▼; 渉蔦川; 将司岡野
Original assignee: Mazda Motor Corp
Current assignee: Mazda Motor Corp
Priority date: 2002-03-28
Filing date: 2002-03-28
Publication date: 2007-08-15
Anticipated expiration: 2022-03-28
Also published as: JP2003285697A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の前後方向に延びるルーフレールインナの車室内側にトップシーリングが設けられる一方、観音開き構造のドアにおけるリヤドアの前端上部のロック装置を係合するストライカが上記ルーフレールインナに締結されるような自動車の内装材取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、観音開き構造のドアは、前端部がフロントヒンジを介して開閉可能に支持されたフロントドアと、後端部がリヤドアヒンジを介して開閉可能に支持されたリヤドアとを備えている。
【０００３】
上述の観音開き構造のドアで、かつ車体側をセンタピラーレスに構成した場合、リヤドアの前端上部にはロック装置を設け、このロック装置と対応する位置においてルーフレールインナには該ロック装置のラッチを係合するストライカを設けて、ボディ側のストライカでドア側のラッチを係合するのが一般的である(特開２００１−１０５８６４号公報)。
【０００４】
上述のストライカはロック装置のラッチとの係合状態を適正に保つように調整可能に構成されているが、ウレタン等の部材により形成されるトップシーリングでルーフパネルの車室側乃至ストライカ周辺部までを囲繞した場合、上述のストライカの調整時にはトップシーリングを取り外す必要が生じ、ストライカの調整操作が煩雑化する問題点があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、ストライカと対応する位置に、トップシーリングとは別部材のガーニッシュを設け、このガーニッシュをルーフレールインナに設けたブラケットに対して着脱可能に取付けることで、ストライカの調整時には上述のトップシーリングを何等取外すことなく、ガーニッシュのみを取外すことによりストライカの係合位置調整を行なうことができる自動車の内装材取付構造の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この発明による自動車の内装材取付構造は、車両の前後方向に延びるルーフレールインナの車室内側にトップシーリングが設けられると共に、観音開き構造のドアのリヤドアの前端上部のロック装置を係合するストライカが上記ルーフレールインナに締結される自動車の内装材取付構造であって、上記ストライカは下方側から取付位置を調整可能に上記ルーフレールインナに締結され、上記ストライカと対応する位置にはトップシーリングとは別部材にて構成されたガーニッシュが設けられ、上記ガーニッシュはルーフレールインナに設けられたブラケットに着脱可能に取付けられたものである。
【０００７】
上記構成によれば、ストライカと対応する位置(すなわち、ストライカ下方を車室側から覆う位置)に、トップシーリングとは別体のガーニッシュを設けて、このガーニッシュをルーフレールインナに設けたブラケットに対して着脱可能に取付けたので、ストライカの調整時にはトップシーリングを何等取外すことなく、ガーニッシュのみを取外すと、ドア側のロック装置のラッチとボディ側のストライカとの係合位置を下方から簡単に調整することができ、ストライカ調整作業の円滑化を達成することができる。
【０００８】
この発明の一実施態様においては、上記ブラケットにはトップシーリングの車外側に配設されるカーテンエアバッグを支持する支持部が設けられたものである。
上記構成によれば、上述のガーニッシュを着脱可能に取付けるためのブラケットでカーテンエアバッグの支持を兼用することができる。
【０００９】
この発明の一実施態様においては、上記ブラケットはカーテンエアバッグのバッグ部材を車室内方向に展開指向させるガイド面を備えたものである。
上記構成によれば、ブラケットのガイド面でバッグ部材を車室内方向に展開指向させるので、エアバッグ作動時にそのバッグ部材がストライカ側へ入り込むのを防止することができる。
【００１０】
この発明の一実施態様においては、上記ブラケットはトップシーリングの車外側に配設される頭部衝撃吸収部材を支持するものである。
上記構成の頭部衝撃吸収部材は、樹脂板を格子状に組合わせた所謂樹脂リブにより構成してもよく、或は低反発カウレタンフォームにより構成してもよい。
【００１１】
上記構成によれば、上述のガーニッシュを取付けるためのブラケットで頭部衝撃吸収部材の支持を兼用することができる。
また頭部衝撃吸収部材を支持する部分を荷重受け面に設定すると、この荷重受け面で頭部衝撃吸収部材が車外側へ動くのを規制して、該吸収部材による衝撃吸収率の向上を図ることも可能である。
【００１２】
この発明の一実施態様においては、上記ブラケットには上記頭部衝撃吸収部材を取付ける取付け部が形成されたものである。
上記構成によれば、ブラケットの取付け部に頭部衝撃吸収部材を容易に取付けることができ、このブラケットで頭部衝撃吸収部材が車外側へ動くのを規制することができる。
【００１３】
この発明の一実施態様においては、上記ブラケットの下端はトップシーリングに近接配置され、下端先端部にはトップシーリングの上方向への動きを規制する規制部が形成されたものである。
上記構成によれば、上述の規制部でトップシーリングの上方向への動きを規制するので、その質感の向上を図ることができる。
【００１４】
この発明の一実施態様においては、上記規制部はブラケット下端の先端部を車外側へ折返した折返し部により形成されたものである。
上記構成によれば、車外側へ折返した折返し部にて上記規制部を構成したので、カーテンエアバッグ作動時のバッグ部材の展開を何等阻害することなく、該折返し部でトップシーリングの動きを規制することができ、特に折返し部の上部に上述のガイド面を形成する場合に有効となる。
【００１５】
この発明の一実施態様においては、上記ブラケットは少なくとも車両前後方向の２点でルーフレールインナに取付けられ、取付け部の一方はルーフレールインナに差込み固定され、取付け部の他方は取付け部材にて固定されるものである。
【００１６】
上記構成によれば、ブラケットの一方を差込み固定構造と成し、他方をボルト、ナットなどの取付け部材による締付け固定構造と成したので、部品点数の低減を図りつつ、ブラケットの組付け性向上を図ることができる。
【００１７】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動車の内装材取付構造を示すが、まず、図１、図２、図３を参照して、ボディの構造および観音開き構造のドア構造について説明する。
【００１８】
図１は車両の全体斜視図、図２は車両の全体側面図、図３はフロントドアとリヤドアとを取外した状態の車両の全体側面図である。
車両１の車体側面には、図１、図２に示すようにフロントドア２とリヤドア３とで構成されるサイドドアが設けられ、フロントドア２の前端部とリヤドア３の後端部とに、それぞれヒンジ部としてのフロントドアヒンジ４とリヤドアヒンジ５とが設けられてフリースタイル構造(観音開き構造)のサイドドアが構成されている。
【００１９】
これらサイドドアを構成するフロントドア２およびリヤドア３は、それぞれ、ドアパネル６，７と、ドアサッシュ８，９と、ウインドガラス１０，１１とを備え、上述のドアパネル６，７の内部には車両の前後方向に延びるサイドインパクトバー(図示せず)が設けられている。
【００２０】
さらに、フロントドア２には、車外から該フロントドア２の開閉操作を行うドアアウタハンドル１２と、車両後方を視認するドアミラー１３とが設けられている。
【００２１】
この実施例のフリースタイル構造のドアはフロントドア２が優先して開放され、リヤドア３はフロントドア２の開放後において、その開成が許容されるように構成している。
【００２２】
上述の各ドア２，３はセンターピラーレスの単一のドア開口部１４(図１、図３参照)を開閉可能に覆うもので、図２に示すようにフロントドア２の後端部にはロック部材１５を設け、このロック部材１５がリヤドア３の前端部中間に設けられたストライカでロックされ、リヤドア３の前端部上下にはロック部材１６，１７を設け、これら各ロック部材１６，１７はドア開口部１４の上辺部に設けたボディ側のストライカ１８(図４参照)およびドア開口部１４の下辺部に設けたボディ側のストライカ(図示せず)で、それぞれロックされるように構成している。
【００２３】
図４は上述のストライカ１８が取付けられたルーフ部の断面構造を示し、ルーフパネル１９のサイド部には車両の前後方向に延びるルーフサイドレール２０を設けている。
【００２４】
このルーフサイドレール２０はルーフサイドレールアウタ２１とルーフサイドレールインナ２２とを接合して、車両の前後方向に延びる閉断面２３が形成された車体剛性部材であって、このルーフサイドレール２０の上側の接合部２０ａにはルーフパネル１９の車幅方向端部を接合する一方、下側の接合部２０ｂにはドアとの間をシールするシール部材としてのウエザストリップ２４を嵌着している。
【００２５】
ここで、上述のストライカ１８は図５に示すようにベース部材１８Ｂと、このベース部材１８Ｂの凹部にアーク溶接手段にて一体に固定されたアームバー１８Ａとを供えると共に、複数たとえば３つの取付け孔２５，２６，２７を有するものである。
【００２６】
上述のルーフサイドレールインナ２２の閉断面２３側には予めナット２８…が溶接固定されていて、取付け部材としてのボルト２９…を用いてストライカ１８のベース部材１８Ｂをルーフサイドレールインナ２２の車室内側面に調整可能に締結するが、この時、ルーフサイドレールインナ２０とベース部材１８Ｂとの間にはガセット３０が共締め固定される。
【００２７】
上述のルーフサイドレールインナ２２のストライカ取付け部に相当する車室内側には図４、図６に示すようにブラケット３１が取付けられる。
このブラケット３１は図７にも示すように中間部と、この中間部から前方に延びる延出部３２と、中間部から後方に延びる延出部３３とを有し、前側の延出部３２をＬ字状に折曲させて差込み片３４をもった取付け部３５を形成すると共に、後側の延出部３３をＬ字状に折曲させて取付け孔３６をもった取付け部３７を形成している。
【００２８】
そして、このブラケット３１は車両前後方向の２点でルーフサイドレールインナ２２に取付けられ、前側の取付け部３５は該ルーフサイドレールインナ２２の差込み孔２２ａに対して差込み片３４を差込んで固定され、後側の取付け部３７は取付け孔３６に挿入されるボルト３８と、ルーフサイドレールインナ２２に予め溶接固定されたナットとで固定される。
【００２９】
また上述のブラケット３１の中間部における上部中間には、取付け孔３９およびナット４０を有するカーテンエアバッグ支持部４１が形成され、このカーテンエアバッグ支持部４１の前後両部には方形状の取付け孔４２，４２を有する樹脂リブ取付け部４３，４３が形成されている。
【００３０】
さらに上述のブラケット３１の中間部における下域部分には、後述するカーテンエアバッグのバッグ部材を車室内方向に展開指向させるガイド面４４が形成されると共に、このガイド面４４の下端はトップシーリング４５に近接配置されて、この下端先端部にはトップシーリング４５の上下方向への動きを規制する規制部としての折返し部４６が形成されている。
【００３１】
この折返し部４６は図４から明らかなようにブラケット３１下端の先端部を車外側へ折返した規制部である。
また上述のブラケット３１における前後の延出部３２，３３にはナット４７，４８を有するガーニッシュ取付け片４９，５０がそれぞれ屈曲形成されている。
このように形成されたブラケット３１は差込み片３４とボルト３８とでルーフサイドレールインナ２２に２点止めされ、このブラケット３１には方形状の取付け孔４２，４２に係止爪を係合させる構造の樹脂リブ５１が取付けられている。
【００３２】
この樹脂リブ５１は樹脂板を格子状に組合わせて構成されたもので、トップシーリング４５の車外側に配設されて車両衝突時に後席乗員の頭部に作用する衝撃を吸収する頭部衝撃吸収部材である。なお、この樹脂リブ５１に代えて、低反発力ウレタンフォームにて頭部衝撃吸収部材を構成してもよい。
【００３３】
また上述のトップシーリング４５の車外側に配設されるカーテンエアバッグ５２を設け、このカーテンエアバッグ５２の取付け片５２ａをボルト５３を用いてブラケット３１のカーテンエアバッグ支持部４１に取付けている。なお、上述のカーテンエアバッグ５２はフロントピラー近傍部からリヤピラー近傍部まで車両の前後方向に延びて、所定値以上の衝撃を検知した時には、その内部のバッグ部材が乗員の側方において上方から下方に向けて展開されるようになっている。
【００３４】
ところで、図４、図６に示すように前述のストライカ１８と対応する位置にはウレタン製のトップシーリングとは別部材の合成樹脂によって構成されたガーニッシュ５４を設け、このガーニッシュ５４を上述のブラケット３１に着脱可能に取付けている。
【００３５】
すなわち、このガーニッシュ５４は図６、図８、図９に示すようにブラケット３１のガーニッシュ取付け片４９，５０と対向する部位に筒状のボス部５５，５６を一体形成し、このボス部５５，５６の下面開口を開閉自在に覆うリッド部５７，５８を備えている。
【００３６】
而して、上述のリッド部５７，５８を開放した状態下において取付け部材としてのボルト５９，６０を前述のナット４８，４９に締付けることで、前後の各ボス部５５，５６をガーニッシュ取付け片４９，５０に締結し、ガーニッシュ５４をブラケット３１に対して下方から着脱可能に取付けたものである。
【００３７】
また上述のガーニッシュ５４には図６に示すようにストライカ１８のアームバー１８Ａとの干渉を回避する２つの凹部６１，６２が形成されている。
なお、図４における６３はルーフパネル１９の下面に接合されて車幅方向に延びる車体剛性部材としてのルーフレインフォースメントであり、図６、図７においてＦは車両前方、Ｒは車両後方、ＩＮは車両内方、ＯＵＴは車両外方をそれぞれ示している。
【００３８】
このように図１〜図９で示した実施例の自動車の内装材取付構造は、車両１の前後方向に延びるルーフサイドレールインナ２２の車室内側にトップシーリング４５が設けられると共に、観音開き構造のドア２，３のリヤドア３の前端上部のロック部材１６のラッチを係合するストライカ１８が上記ルーフサイドレールインナ２２に締結される自動車の内装材取付構造であって、上記ストライカ１８と対応する位置にはトップシーリング４５とは別部材にて構成されたガーニッシュ５４が設けられ、上記ガーニッシュ５４はルーフサイドレールインナ２２に設けられたブラケット３１に着脱可能に取付けられたものである。
【００３９】
この構成によれば、ストライカ１８と対応する位置(すなわち、ストライカ１８下方を車室側から覆う位置)に、トップシーリング４５とは別体のガーニッシュ５４を設けて、このガーニッシュ５４をルーフサイドレールインナ２２に設けたブラケット３１に対して着脱可能に取付けたので、ストライカ１８の調整時にはトップシーリング４５を何等取外すことなく、ガーニッシュ５４のみを取外すと、リヤドア３側のロック部材１６のラッチとボディ側のストライカ１８との係合位置を下方から簡単に調整することができ、ストライカ調整作業の円滑化を達成することができる。
【００４０】
また、上記ブラケット３１にはトップシーリング４５の車外側に配設されるカーテンエアバッグ５２を支持する支持部(カーテンエアバッグ支持部４１参照)が設けられたものである。
この構成によれば、上述のガーニッシュ５４を着脱可能に取付けるためのブラケット３１でカーテンエアバッグ５２の支持を兼用することができる。
【００４１】
さらに、上記ブラケット３１はカーテンエアバッグ５２のバッグ部材を車室内方向に展開指向させるガイド面４４を備えたものである。
この構成によれば、ブラケット３１のガイド面４４でカーテンエアバッグ５２のバッグ部材を車室内方向に展開指向させるので、エアバッグ作動時にそのバッグ部材がストライカ１８側へ入り込むのを防止することができる。
【００４２】
加えて、上記ブラケット３１はトップシーリング４５の車外側に配設される頭部衝撃吸収部材(樹脂リブ５１参照)を支持するものである。
この構成によれば、上述のガーニッシュ５４を取付けるためのブラケット３１で頭部衝撃吸収部材(樹脂リブ５１参照)の支持を兼用することができる。
【００４３】
また頭部衝撃吸収部材(樹脂リブ５１参照)を支持する部分は荷重受け面に設定できるので、この荷重受け面で頭部衝撃吸収部材(樹脂リブ５１参照)が車外側へ動くのを規制して、該吸収部材(樹脂リブ５１参照)による衝撃吸収率の向上を図ることができる。
【００４４】
さらに、上記ブラケット３１には上記頭部衝撃吸収部材(樹脂リブ５１参照)を取付ける取付け部(樹脂リブ取付け部４３参照)が形成されたものである。
この構成によれば、ブラケット３１の取付け部４３に頭部衝撃吸収部材(樹脂リブ５１参照)を容易に取付けることができ、このブラケット３１で頭部衝撃吸収部材(樹脂リブ５１参照)が車外側へ動くのを規制することができる。
【００４５】
また、上記ブラケット３１の下端はトップシーリング４５に近接配置され、下端先端部にはトップシーリング４５の上方向への動きを規制する規制部(折返し部４６参照)が形成されたものである。
この構成によれば、上述の規制部(折返し部４６参照)でトップシーリング４５の上方向への動きを規制するので、その質感の向上を図ることができる。
【００４６】
さらには、上記規制部はブラケット３１下端の先端部を車外側へ折返した折返し部４６により形成されたものである。
この構成によれば、車外側へ折返した折返し部４６にて上記規制部を構成したので、カーテンエアバッグ５２の作動時のバッグ部材の展開を何等阻害することなく、該折返し部４６でトップシーリング４５の動きを規制することができ、特に折返し部４６の上部に上述のガイド面４４を形成する場合に有効となる。
【００４７】
しかも、上記ブラケット３１は少なくとも車両前後方向の２点でルーフサイドレールインナ２２に取付けられ、一方の取付け部３５はルーフサイドレールインナ２２に差込み固定され、他方の取付け部３７は取付け部材(ボルト３８参照)にて固定されるものである。
【００４８】
この構成によれば、ブラケット３１の一方を差込み固定構造と成し、他方をボルト３８、ナットなどの取付け部材による締付け固定構造と成したので、部品点数の低減を図りつつ、ブラケット３１の組付け性向上を図ることができる。
【００４９】
図１０は自動車の内装材取付け構造の他の実施例を示し、この実施例ではブラケット３１において折返し部４６とガイド面４４の裏面上部との間にリブ６４を一体的に形成し、折返し部４６によるトップシーリング４５の上方向への動きをさらに強固に規制したものである。
【００５０】
このように構成しても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と同様であるから、図１０において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【００５１】
図１１は自動車の内装材取付け構造のさらに他の実施例を示し、この実施例ではトップシーリング４５の所定部たとえば樹脂リブ５１の下面と対向する部分に、脆弱部４５ａを形成し、カーテンエアバッグ５２作動によるバッグ部材の展開時に、この脆弱部４５ａを起点としてトップシーリング４５のそれ以下の部分を展開圧力にて下方側へ積極的に可動すべく構成したものである。
【００５２】
このように構成しても、その他の構成、作用、効果については先の各実施例と同様であるから、図１１において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【００５３】
図１２は自動車の内装材取付け構造のさらに他の実施例を示し、この実施例ではブラケット３１に対してカーテンエアバッグ５２を何等取付けることなく、頭部衝撃吸収部材としての樹脂リブ５１を取付けるように構成している。
【００５４】
つまり、樹脂リブ５１には前述の方形状の取付け孔４２の孔縁に係止される係止爪５１ａを一体形成し、この係止爪５１ａを用いて前後の樹脂リブ取付け部４３，４３間に樹脂リブ５１を取付けたものである。
しかも、この場合にはブラケット３１の車室内側面の大きさに対応するように、図４、図１０、図１１の実施例の樹脂リブ５１よりも大形状の樹脂リブに設定することができる。
【００５５】
このように構成しても、その他の構成、作用、効果については先の各実施例とほぼ同様であるから、図１２において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【００５６】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のルーフレールインナは、実施例のルーフサイドレールインナ２２に対応し、
以下同様に、
ロック装置は、ロック部材１６に対応し、
頭部衝撃吸収部材は、樹脂リブ５１に対応し、
規制部は、折返し部４６に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【００５７】
【発明の効果】
この発明によれば、ストライカと対応する位置に、トップシーリングとは別部材のガーニッシュを設け、このガーニッシュをルーフレールインナに設けたブラケットに対して着脱可能に取付けたので、ストライカの調整時には上述のトップシーリングを何等取外すことなく、ガーニッシュのみを取外すことによりストライカの係合位置調整を行なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】観音開き構造のドアを備えた自動車の斜視図。
【図２】自動車の側面図。
【図３】フロントドア、リヤドアを取外した状態の側面図。
【図４】ストライカ取付け部と対応するルーフ部の断面図。
【図５】ストライカの説明図。
【図６】図４の要部の分解斜視図。
【図７】ブラケットの斜視図。
【図８】ガーニッシュの前側取付部に対応するルーフ部の断面図。
【図９】ガーニッシュの後側取付部に対応するルーフ部の断面図。
【図１０】自動車の内装材取付け構造の他の実施例を示す断面図。
【図１１】自動車の内装材取付け構造のさらに他の実施例を示す断面図。
【図１２】自動車の内装材取付け構造のさらに他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
１…車両
３…リヤドア
１６…ロック部材(ロック装置)
１８…ストライカ
２２…ルーフサイドレールインナ(ルーフレールインナ)
３１…ブラケット
３５，３７…取付け部
３８…ボルト(取付け部材)
４１…カーテンエアバッグ支持部
４３…取付け部
４４…ガイド面
４５…トップシーリング
４６…折返し部(規制部)
５１…樹脂リブ(頭部衝撃吸収部材)
５２…カーテンエアバッグ
５４…ガーニッシュ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
According to the present invention, a top seal is provided on the vehicle interior side of a roof rail inner extending in the front-rear direction of the vehicle, while a striker that engages a locking device at an upper front end of a rear door in a door of a double door structure is fastened to the roof rail inner. The present invention relates to a structure for mounting interior materials of an automobile.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a door with a double door structure includes a front door whose front end is supported so as to be opened and closed via a front hinge, and a rear door whose rear end is supported so as to be opened and closed via a rear door hinge.
[0003]
When the door is configured as described above and the vehicle body side is configured without a center pillar, a locking device is provided at the upper front end of the rear door, and the latch of the locking device is engaged with the roof rail inner at a position corresponding to the locking device. In general, a striker is provided, and a door side latch is engaged by a body side striker (Japanese Patent Laid-Open No. 2001-105864).
[0004]
The striker described above is configured to be adjustable so that the engagement state with the latch of the locking device is properly maintained. However, the top seal formed by a member such as urethane is used to extend from the vehicle compartment side of the roof panel to the periphery of the striker. When the above-mentioned striker is adjusted, it is necessary to remove the top ceiling, and there is a problem that the adjustment operation of the striker becomes complicated.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In this invention, a garnish, which is a member different from the top ceiling, is provided at a position corresponding to the striker, and this garnish is detachably attached to a bracket provided on the roof rail inner, so that the above-described top ceiling is adjusted when adjusting the striker. It is an object of the present invention to provide an automobile interior material mounting structure capable of adjusting the engagement position of a striker by removing only the garnish without removing anything.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In the interior material mounting structure for an automobile according to the present invention, the top seal is provided on the vehicle interior side of the roof rail inner extending in the front-rear direction of the vehicle, and the striker that engages the locking device at the upper front end of the rear door of the door of the double door structure is described above. A vehicle interior material mounting structure that is fastened to a roof rail inner, wherein the striker is fastened to the roof rail inner so that the mounting position can be adjusted from below, and a separate member from the top sealing is provided at a position corresponding to the striker. A garnish configured as described above is provided, and the garnish is detachably attached to a bracket provided on the roof rail inner.
[0007]
According to the above configuration, a garnish separate from the top ceiling is provided at a position corresponding to the striker (i.e., a position covering the lower side of the striker from the passenger compartment side), and this garnish is attached to the bracket provided on the roof rail inner. Because it is detachably attached, when the striker is adjusted, the engagement position between the door side locking device latch and the body side striker can be easily adjusted from below by removing only the garnish without removing the top sealing. And the smoothing of the striker adjustment work can be achieved.
[0008]
In one embodiment of the present invention, the bracket is provided with a support portion for supporting a curtain airbag disposed outside the top ceiling.
According to the said structure, the support for a curtain airbag can be combined with the bracket for attaching the above-mentioned garnish so that attachment or detachment is possible.
[0009]
In one embodiment of the present invention, the bracket includes a guide surface for deploying and directing the bag member of the curtain airbag toward the vehicle interior.
According to the above configuration, since the bag member is deployed and oriented in the vehicle interior direction on the guide surface of the bracket, the bag member can be prevented from entering the striker when the airbag is activated.
[0010]
In one embodiment of the present invention, the bracket supports a head impact absorbing member disposed outside the top ceiling.
The head impact absorbing member having the above-described configuration may be constituted by so-called resin ribs in which resin plates are combined in a lattice shape, or may be constituted by low-resilience polyurethane foam.
[0011]
According to the said structure, the support for a head impact-absorbing member can be combined with the bracket for attaching the above-mentioned garnish.
Further, when the portion that supports the head impact absorbing member is set as a load receiving surface, the load receiving surface restricts the head impact absorbing member from moving to the outside of the vehicle, thereby improving the shock absorption rate by the absorbing member. It is also possible.
[0012]
In one embodiment of the present invention, the bracket is formed with a mounting portion for mounting the head impact absorbing member.
According to the above configuration, the head impact absorbing member can be easily attached to the mounting portion of the bracket, and movement of the head impact absorbing member to the outside of the vehicle can be restricted by this bracket.
[0013]
In one embodiment of the present invention, the lower end of the bracket is disposed close to the top ceiling, and a restricting portion for restricting the upward movement of the top ceiling is formed at the lower end tip.
According to the above configuration, since the upward movement of the top ceiling is restricted by the restriction portion described above, the texture can be improved.
[0014]
In one embodiment of the present invention, the restricting portion is formed by a folded portion obtained by folding the tip end portion of the lower end of the bracket to the outside of the vehicle.
According to the above configuration, the restricting portion is configured by the folded portion that is folded to the outside of the vehicle, so that the movement of the top sealing is regulated by the folded portion without obstructing the deployment of the bag member during operation of the curtain airbag. This is particularly effective when the above-described guide surface is formed on the upper portion of the folded portion.
[0015]
In one embodiment of the present invention, the bracket is attached to the roof rail inner at least at two points in the vehicle longitudinal direction, one of the attachment portions is inserted and fixed to the roof rail inner, and the other of the attachment portions is fixed by an attachment member. Is.
[0016]
According to the above configuration, one of the brackets has an insertion and fixing structure, and the other has a fastening and fixing structure with mounting members such as bolts and nuts, so that the number of parts can be reduced and the assembly of the bracket can be improved. Can be planned.
[0017]
【Example】
An embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
The drawings show the interior material mounting structure of an automobile. First, the structure of the body and the door structure of the double door structure will be described with reference to FIGS. 1, 2, and 3.
[0018]
1 is an overall perspective view of the vehicle, FIG. 2 is an overall side view of the vehicle, and FIG. 3 is an overall side view of the vehicle with a front door and a rear door removed.
As shown in FIGS. 1 and 2, a side door including a front door 2 and a rear door 3 is provided on the vehicle body side surface of the vehicle 1, and a front end portion of the front door 2 and a rear end portion of the rear door 3 are provided. A front door hinge 4 and a rear door hinge 5 are provided as hinge portions, respectively, to form a side door having a freestyle structure (double door structure).
[0019]
The front door 2 and the rear door 3 constituting these side doors include door panels 6 and 7, door sashes 8 and 9, and window glasses 10 and 11, respectively. A side impact bar (not shown) extending in the front-rear direction is provided.
[0020]
Further, the front door 2 is provided with a door outer handle 12 that opens and closes the front door 2 from outside the vehicle, and a door mirror 13 that visually recognizes the rear of the vehicle.
[0021]
The free-style door of this embodiment is configured such that the front door 2 is opened preferentially, and the rear door 3 is allowed to open after the front door 2 is opened.
[0022]
Each of the doors 2 and 3 covers a center pillarless single door opening 14 (see FIGS. 1 and 3) so as to be openable and closable, and is locked to the rear end of the front door 2 as shown in FIG. A member 15 is provided, and the lock member 15 is locked by a striker provided in the middle of the front end portion of the rear door 3. Lock members 16 and 17 are provided above and below the front end portion of the rear door 3, and each of the lock members 16 and 17 is a door. The body side striker 18 (see FIG. 4) provided on the upper side of the opening 14 and the body side striker (not shown) provided on the lower side of the door opening 14 are configured to be locked. Yes.
[0023]
FIG. 4 shows a cross-sectional structure of the roof portion to which the above striker 18 is attached, and a roof side rail 20 extending in the front-rear direction of the vehicle is provided on the side portion of the roof panel 19.
[0024]
The roof side rail 20 is a vehicle body rigid member formed by joining a roof side rail outer 21 and a roof side rail inner 22 to form a closed cross section 23 extending in the front-rear direction of the vehicle. An end portion of the roof panel 19 in the vehicle width direction is joined to the joint portion 20a, and a weather strip 24 as a seal member for sealing the door is fitted to the lower joint portion 20b.
[0025]
Here, as shown in FIG. 5, the striker 18 described above provides a base member 18B and an arm bar 18A integrally fixed to the recess of the base member 18B by arc welding means, and a plurality of, for example, three mounting holes 25 are provided. , 26, 27.
[0026]
Nuts 28 are welded and fixed to the closed cross-section 23 side of the roof side rail inner 22 described above, and the base member 18B of the striker 18 is attached to the vehicle interior of the roof side rail inner 22 using bolts 29 as mounting members. At the time, the gusset 30 is fastened and fixed between the roof side rail inner 20 and the base member 18B.
[0027]
A bracket 31 is attached to the vehicle interior side corresponding to the striker attachment portion of the roof side rail inner 22 as shown in FIGS.
As shown in FIG. 7, the bracket 31 has an intermediate portion, an extension portion 32 extending forward from the intermediate portion, and an extension portion 33 extending rearward from the intermediate portion. An attachment portion 35 having an insertion piece 34 is formed by bending it into an L shape, and an attachment portion 37 having an attachment hole 36 is formed by bending the rear extension portion 33 into an L shape. ing.
[0028]
The bracket 31 is attached to the roof side rail inner 22 at two points in the vehicle front-rear direction, and the front attachment portion 35 is fixed by inserting the insertion piece 34 into the insertion hole 22a of the roof side rail inner 22. The rear mounting portion 37 is fixed by a bolt 38 inserted into the mounting hole 36 and a nut that is welded and fixed to the roof side rail inner 22 in advance.
[0029]
A curtain airbag support portion 41 having a mounting hole 39 and a nut 40 is formed in the upper middle portion of the intermediate portion of the bracket 31 described above. Square mounting holes are formed at both front and rear portions of the curtain airbag support portion 41. Resin rib mounting portions 43 and 43 having 42 and 42 are formed.
[0030]
Further, a guide surface 44 is formed in the lower region of the intermediate portion of the bracket 31 described above to guide and deploy a curtain airbag bag member, which will be described later, toward the vehicle interior, and the lower end of the guide surface 44 has a top sealing 45. A folded portion 46 is formed as a restricting portion for restricting the vertical movement of the top ceiling 45 at the lower end tip.
[0031]
As is apparent from FIG. 4, the folded portion 46 is a restricting portion in which the tip of the lower end of the bracket 31 is folded outward.
Further, garnish attaching pieces 49 and 50 having nuts 47 and 48 are bent at the front and rear extending portions 32 and 33 of the bracket 31, respectively.
The bracket 31 formed in this manner is fixed to the roof side rail inner 22 at two points by the insertion piece 34 and the bolt 38, and the bracket 31 has a structure in which the locking claws are engaged with the rectangular mounting holes 42, 42. The resin rib 51 is attached.
[0032]
The resin rib 51 is formed by combining resin plates in a lattice shape, and is disposed on the vehicle exterior side of the top ceiling 45 to absorb the impact acting on the head of the rear seat occupant when the vehicle collides. Absorbing member. In addition, it may replace with this resin rib 51 and you may comprise a head impact-absorbing member with a low repulsion force urethane foam.
[0033]
A curtain airbag 52 disposed outside the top ceiling 45 is provided, and a mounting piece 52 a of the curtain airbag 52 is attached to the curtain airbag support portion 41 of the bracket 31 using a bolt 53. The curtain airbag 52 described above extends in the front-rear direction of the vehicle from the vicinity of the front pillar to the vicinity of the rear pillar, and when an impact of a predetermined value or more is detected, the inner bag member moves downward from above on the occupant side. To be deployed towards
[0034]
As shown in FIGS. 4 and 6, a garnish 54 made of synthetic resin, which is a member different from the urethane top sealing, is provided at a position corresponding to the striker 18, and the garnish 54 is attached to the bracket 31 described above. Removably attached to.
[0035]
That is, as shown in FIGS. 6, 8, and 9, the garnish 54 is formed integrally with cylindrical boss portions 55, 56 at portions facing the garnish mounting pieces 49, 50 of the bracket 31, and the boss portions 55, Lid portions 57 and 58 that cover the lower surface opening of 56 so as to be opened and closed are provided.
[0036]
Thus, by tightening the bolts 59 and 60 as mounting members to the nuts 48 and 49 with the lid portions 57 and 58 open, the front and rear boss portions 55 and 56 are attached to the garnish mounting pieces 49. , 50 and a garnish 54 is detachably attached to the bracket 31 from below.
[0037]
Further, as shown in FIG. 6, the garnish 54 is formed with two recesses 61 and 62 for avoiding interference with the arm bar 18A of the striker 18.
4 denotes a roof reinforcement as a vehicle body rigid member joined to the lower surface of the roof panel 19 and extending in the vehicle width direction. In FIGS. 6 and 7, F is the front of the vehicle, R is the rear of the vehicle, IN Indicates the inside of the vehicle, and OUT indicates the outside of the vehicle.
[0038]
As described above, the automobile interior material mounting structure of the embodiment shown in FIGS. 1 to 9 is provided with the top ceiling 45 on the vehicle interior side of the roof side rail inner 22 extending in the front-rear direction of the vehicle 1 and having a double door structure. The striker 18 that engages the latch of the lock member 16 at the upper front end of the rear door 3 of the doors 2 and 3 is an automobile interior material mounting structure that is fastened to the roof side rail inner 22, and the position corresponding to the striker 18. Is provided with a garnish 54 made of a member different from the top sealing 45, and the garnish 54 is detachably attached to a bracket 31 provided on the roof side rail inner 22.
[0039]
According to this configuration, the garnish 54 separate from the top sealing 45 is provided at a position corresponding to the striker 18 (ie, a position covering the lower side of the striker 18 from the passenger compartment side), and the garnish 54 is attached to the roof side rail inner. Since the top seal 45 is not removed at the time of adjustment of the striker 18 and only the garnish 54 is removed, the latch of the lock member 16 on the rear door 3 side and the body side latch are attached. The engagement position with the striker 18 can be easily adjusted from below, and smoothing of the striker adjustment work can be achieved.
[0040]
The bracket 31 is provided with a support portion (see the curtain airbag support portion 41) for supporting the curtain airbag 52 disposed on the vehicle exterior side of the top ceiling 45.
According to this configuration, the curtain airbag 52 can also be supported by the bracket 31 for detachably attaching the garnish 54 described above.
[0041]
Furthermore, the bracket 31 includes a guide surface 44 that deploys and directs the bag member of the curtain airbag 52 toward the vehicle interior.
According to this configuration, since the bag member of the curtain airbag 52 is deployed and directed toward the passenger compartment by the guide surface 44 of the bracket 31, the bag member can be prevented from entering the striker 18 side when the airbag is activated. .
[0042]
In addition, the bracket 31 supports a head impact absorbing member (see the resin rib 51) disposed on the vehicle exterior side of the top ceiling 45.
According to this configuration, the bracket 31 for attaching the garnish 54 described above can also be used to support the head impact absorbing member (see the resin rib 51).
[0043]
Further, since the portion that supports the head impact absorbing member (see the resin rib 51) can be set as a load receiving surface, the head impact absorbing member (see the resin rib 51) is restricted from moving outside the vehicle by this load receiving surface. Thus, the impact absorption rate can be improved by the absorbing member (see the resin rib 51).
[0044]
Further, the bracket 31 is formed with an attachment portion (see the resin rib attachment portion 43) for attaching the head impact absorbing member (see the resin rib 51).
According to this configuration, the head shock absorbing member (see the resin rib 51) can be easily attached to the mounting portion 43 of the bracket 31, and the head shock absorbing member (see the resin rib 51) can be attached to the outside of the vehicle by the bracket 31. Can be controlled.
[0045]
Further, the lower end of the bracket 31 is disposed close to the top ceiling 45, and a restricting portion (refer to the folded portion 46) for restricting the upward movement of the top ceiling 45 is formed at the lower end tip portion.
According to this configuration, since the upward movement of the top ceiling 45 is restricted by the restriction part (see the folding part 46), the texture can be improved.
[0046]
Further, the restricting portion is formed by a turn-back portion 46 that turns the tip end of the lower end of the bracket 31 outward.
According to this configuration, the restriction portion is configured by the folding portion 46 that is folded to the outside of the vehicle, so that the top sealing is performed at the folding portion 46 without obstructing the deployment of the bag member when the curtain airbag 52 is activated. 45 can be restricted, and is particularly effective when the above-described guide surface 44 is formed on the upper portion of the folded portion 46.
[0047]
Moreover, the bracket 31 is attached to the roof side rail inner 22 at least at two points in the longitudinal direction of the vehicle, one attachment portion 35 is inserted and fixed to the roof side rail inner 22, and the other attachment portion 37 is an attachment member (bolt 38). Reference).
[0048]
According to this configuration, one of the brackets 31 has an insertion and fixing structure, and the other has a fastening and fixing structure with mounting members such as bolts 38 and nuts, so that the bracket 31 can be assembled while reducing the number of parts. It is possible to improve the performance.
[0049]
FIG. 10 shows another embodiment of an automobile interior material mounting structure. In this embodiment, a rib 64 is integrally formed between the folded portion 46 and the upper back surface of the guide surface 44 in the bracket 31, and the folded portion 46 is formed. The upward movement of the top ceiling 45 is more firmly regulated.
[0050]
Even if configured in this way, the other configurations, operations, and effects are the same as those in the previous embodiment. Therefore, in FIG. To do.
[0051]
FIG. 11 shows still another embodiment of the automobile interior material mounting structure. In this embodiment, a fragile portion 45a is formed in a predetermined portion of the top ceiling 45, for example, a portion facing the lower surface of the resin rib 51, and a curtain airbag is formed. When the bag member is deployed by 52 operation, the portion below the top sealing 45 is positively moved downward by the deployment pressure from the weakened portion 45a as a starting point.
[0052]
Even if configured in this way, the other configurations, operations, and effects are the same as those in the previous embodiments. Therefore, in FIG. Omitted.
[0053]
FIG. 12 shows still another embodiment of the automobile interior material mounting structure. In this embodiment, the resin rib 51 as the head impact absorbing member is mounted without mounting the curtain airbag 52 to the bracket 31 at all. It is configured.
[0054]
That is, the resin rib 51 is integrally formed with a locking claw 51a that is locked to the hole edge of the square-shaped mounting hole 42, and the locking claw 51a is used to form a space between the front and rear resin rib mounting portions 43, 43. The resin rib 51 is attached.
In addition, in this case, the resin rib can be set to have a larger shape than the resin rib 51 of the embodiment of FIGS. 4, 10, and 11 so as to correspond to the size of the side surface of the bracket 31 in the vehicle interior.
[0055]
Even in this configuration, the other configurations, operations, and effects are almost the same as those of the previous embodiments. Therefore, in FIG. Is omitted.
[0056]
In the correspondence between the configuration of the present invention and the above-described embodiment,
The roof rail inner of this invention corresponds to the roof side rail inner 22 of the embodiment,
Similarly,
The locking device corresponds to the locking member 16,
The head impact absorbing member corresponds to the resin rib 51,
The restriction portion corresponds to the turn-back portion 46,
The present invention is not limited to the configuration of the above-described embodiment.
[0057]
【The invention's effect】
According to the present invention, the garnish, which is a member different from the top sealing, is provided at a position corresponding to the striker, and this garnish is detachably attached to the bracket provided on the roof rail inner. There is an effect that the engagement position of the striker can be adjusted by removing only the garnish without removing any sealing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an automobile provided with a door having a double door structure.
FIG. 2 is a side view of an automobile.
FIG. 3 is a side view showing a state where a front door and a rear door are removed.
FIG. 4 is a sectional view of a roof portion corresponding to a striker mounting portion.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a striker.
6 is an exploded perspective view of the main part of FIG.
FIG. 7 is a perspective view of a bracket.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a roof portion corresponding to a front side attachment portion of a garnish.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a roof portion corresponding to a rear side attachment portion of a garnish.
FIG. 10 is a sectional view showing another embodiment of an automobile interior material mounting structure.
FIG. 11 is a sectional view showing still another embodiment of the automobile interior material mounting structure.
FIG. 12 is a sectional view showing still another embodiment of the automobile interior material mounting structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Vehicle 3 ... Rear door 16 ... Lock member (lock device)
18 ... striker 22 ... roof side rail inner (roof rail inner)
31 ... Brackets 35, 37 ... Mounting portion 38 ... Bolt (mounting member)
41 ... Curtain airbag support part 43 ... Mounting part 44 ... Guide surface 45 ... Top sealing 46 ... Folding part (regulation part)
51 ... Resin rib (head impact absorbing member)
52 ... Curtain airbag 54 ... Garnish

Claims

A top ceiling is provided on the vehicle interior side of the roof rail inner extending in the longitudinal direction of the vehicle,
An interior material mounting structure for an automobile in which a striker that engages a locking device at the upper front end of a rear door of a door with a double door structure is fastened to the roof rail inner,
The striker is fastened to the roof rail inner so that the mounting position can be adjusted from below,
The position corresponding to the striker is provided with a garnish composed of a member different from the top ceiling,
The garnish is a vehicle interior material mounting structure that is detachably mounted on a bracket provided on the roof rail inner.

The automobile interior material mounting structure according to claim 1, wherein the bracket is provided with a support portion that supports a curtain airbag disposed outside the top ceiling.

The automobile interior mounting structure according to claim 2, wherein the bracket includes a guide surface that deploys and directs the bag member of the curtain airbag toward the vehicle interior.

2. The automobile interior material mounting device according to claim 1, wherein the bracket supports a head impact absorbing member disposed outside the top ceiling.

The automobile interior material mounting structure according to claim 4, wherein a mounting portion for mounting the head impact absorbing member is formed on the bracket.

The automobile interior material mounting structure according to claim 1, wherein a lower end of the bracket is disposed close to the top ceiling, and a restricting portion for restricting an upward movement of the top ceiling is formed at a lower end tip portion.

The automobile interior material mounting structure according to claim 6, wherein the restricting portion is formed by a folded portion where a tip end portion of a lower end of the bracket is folded outward.

The bracket is attached to the roof rail inner at least at two points in the vehicle longitudinal direction,
The automobile interior material mounting structure according to claim 1, 2, 3, 4, 5, 6 or 7, wherein one of the mounting portions is inserted and fixed to the roof rail inner and the other of the mounting portions is fixed by a mounting member.