JP3958928B2 - Heat treatment furnace with multiple regenerative burners - Google Patents
Heat treatment furnace with multiple regenerative burners Download PDFInfo
- Publication number
- JP3958928B2 JP3958928B2 JP2000361596A JP2000361596A JP3958928B2 JP 3958928 B2 JP3958928 B2 JP 3958928B2 JP 2000361596 A JP2000361596 A JP 2000361596A JP 2000361596 A JP2000361596 A JP 2000361596A JP 3958928 B2 JP3958928 B2 JP 3958928B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- combustion
- compressed air
- gas
- heat treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は熱処理炉に関する。さらに詳しくは、安価で簡単な構成で複数のリジェネバーナの弁制御を行なうことができ、しかも弁制御の信頼性を向上させた熱処理炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
連続焼鈍炉、熱処理炉などの比較的高温の加熱帯において、炉内加熱用のヒータとして、近年では省エネルギーの観点から、蓄熱型熱交換器を内蔵するラジアントチューブタイプのリジェネレイティブバーナ(以下、リジェネバーナという)が用いられている。このリジェネバーナは、蓄熱体を有する一対のバーナを備え、バーナを交互に燃焼させることにより、一方のバーナの燃焼によって生じる排気ガスの熱を他方のバーナの蓄熱体によって回収するものである。
【0003】
一般的なラジアントチューブタイプのリジェネバーナは、ラジアントチューブと、該ラジアントチューブの両端に設けられた、蓄熱体を有する一対のバーナと、該一対のバーナにそれぞれ接続された一対の燃焼通気用切替弁およびガス切替弁とから構成されている。
【0004】
一対の燃焼通気用切替弁およびガス切替弁を所定の時間間隔(20〜30秒程度)ごとに切り替えることにより、一方の燃焼を行なうバーナに大気および燃料ガスを導入させ、他方の燃焼していないバーナを通して排気および蓄熱を行なうことがでできる。
【0005】
熱処理炉内部には、通常、150〜300台程度の複数のリジェネバーナが設けられている。複数のリジェネバーナは、炉内の同一のグループでは、同一の切替方向になるように燃焼通気用切替弁およびガス切替弁が制御されている。なお、1つのグループは、3〜14台程度のリジェネバーナで構成されており、このグループが、通常2グループ以上集まって、同一温度に制御されるゾーンを構成している。
【0006】
それぞれの燃焼通気用切替弁およびガス切替弁は、制御用の圧縮空気を用いて駆動される。圧縮空気の供給および遮断は、各切替弁ごとに設けられた電磁弁を用いて行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の熱処理炉では、各リジェネバーナの燃焼通気用切替弁およびガス切替弁にそれぞれ圧縮空気を供給、遮断するための電磁弁が設けられているため、電磁弁の数が非常に多くなり、電気計装にかかわる設備費がかかるという問題がある。
【0008】
一方、特開平9-145020号公報記載の複数のリジェネバーナは、吸排気用の配管およびガス管を共通化することにより、切替弁の所要個数を少なくし、設備コストの低減を図り、燃焼切替時の応答性を改善している。具体的には、このリジェネバーナでは、図5に示されるように、複数のラジアントチューブ51のそれぞれの両端のバーナ52は、共通の吸気管53、排気管54およびガス管55に接続されている。共通の吸気管53、排気管54およびガス管55には、それぞれ切替弁56、57および58が1個づつ設けられている。
【0009】
しかし、図5のリジェネバーナでは、直径の大きい共通配管の敷設のために、膨大なスペースを必要とする。しかも、あるラジアントチューブで亀裂が影響したときに他のラジアントチューブへ影響が及ぶのを防止するために、吸気管53および排気管54の共有配管部分に耐熱性を有する高価な遮断弁を設ける必要がある。
【0010】
本発明はかかる問題を解消するためになされたものであり、安価で簡単な構成で複数のリジェネバーナの弁制御を行なうことができ、しかも弁制御の信頼性を向上させた熱処理炉を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明の請求項1にかかわる熱処理炉は、複数のラジアントチューブ式リジェネレイティブバーナを備え、
それぞれの該リジェネレイティブバーナごとに、圧縮空気で駆動する一対の燃焼通気切替用三方弁および一対のガス切替弁が設けられ、
所定の燃焼グループ内にある複数のリジェネレイティブバーナの前記の燃焼通気切替用三方弁およびガス切替弁を、それぞれ同一の切替方向になるよう、各々の燃焼通気切替用三方弁に2本づつ設けられた圧縮空気導管内および各々のガス切替弁に設けられた圧縮空気導管内を通って圧送される前記圧縮空気を用いて制御する熱処理炉であって、
前記所定の燃焼グループ内のすべての燃焼通気切替用三方弁に送られる圧縮空気を制御するための共通の第1の電磁弁を備え、かつ
前記所定の燃焼グループ内のすべてのガス切替弁に送られる圧縮空気を制御するための共通の第2の電磁弁を備え、
それぞれのラジアントチューブ両端におけるバーナと燃焼通気切替用三方弁との間の排気ガス温度を測定する熱電対が設けられ、それぞれの前記リジェネレイティブバーナと前記共通の電磁弁とのあいだの圧縮空気導管に手動弁が設けられてなることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら、複数のリジェネレイティブバーナを備えた熱処理炉をさらに詳細に説明する。図1は本発明の複数のリジェネレイティブバーナを備えた熱処理炉の一実施の形態を示す三方弁およびガス切替弁を制御するための共通の電磁弁を備えた熱処理炉の配管を模式的に示す平面説明図、図2は図1のリジェネバーナの断面説明図、図3は図1の共通の電磁弁、ガス切替弁および手動弁の動作を説明するためのブロック図、図4は図1の熱処理炉内部のリジェネバーナの配置を示す説明図である。
【0018】
図1〜4に示される熱処理炉は、複数のラジアントチューブ式リジェネバーナ21を備えたものである。図4に示されるように熱処理炉内部には、リジェネバーナ21が84台設けられている。リジェネバーナ21は、後述する電磁弁28〜31によって、6台からなるグループ単位で同一の切替方向になるように、燃焼通気用三方弁9、10およびガス切替弁4、5が制御されている。そして、各ゾーン内で同じ温度になるように温度制御を行なっている。
【0019】
図4の熱処理炉では、リジェネバーナ21がマトリックス状に配置されており、1つのゾーンは複数の縦列に並ぶグループ(2〜4グループ)からなる。1列のグループからなる少ないゾーンを基準に作業者のいる側(ワークサイド)と機械のある側(ドライブサイド)とに分けた場合、1グループ6台としている。
【0020】
たとえば、図4の例では、熱処理炉内部に、一列のグループからなるゾーンと2列のグループからなるゾーンの2種類がある。全グループ数は、14グループで、ワークサイドおよびドライブサイドはともに7グループで構成されている。設備投資額の削減を図るためには、グループ数を減らすほうがよいが、反対に電磁弁の故障時の熱処理ラインへの影響が大きくなる。
【0021】
図2に示されるプル方式のリジェネバーナ21は、加熱炉内部に設けられたU字状のラジアントチューブ1と、ラジアントチューブ1の両端に設けられた、蓄熱体7を有する一対のバーナ2、3と、ガス管6からバーナ2、3へのガスの供給および遮断を行なう一対のガス切替弁4、5と、一対のバーナ2、3にそれぞれ接続された燃焼通気切替用の三方弁9、10と、三方弁9、10の排気路13に設けられた排気用ブロア14とから構成されている。
【0022】
図2のプル方式のリジェネバーナ21は、排気用ブロア14により、ラジアントチューブ1内部の圧力を負圧にすることで、各バーナ2、3に取り付けられた個々の三方弁9、10の吸気路11を介して燃焼空気をラジアントチューブ1内部に供給することができる。このようなプル方式では、熱処理炉内部の材料を熱処理するのに必要な燃焼ガス量がバーナ2、3に供給され、また燃焼空気が投入されたガス量に応じて適正なガスと空気の比率となるように排気用ブロア14直前の圧力が調整される。
【0023】
図2の蓄熱体7としては、アルミナ小口径ボールまたは通気性を有するハニカム構造のセラミックスなどが採用される。
【0024】
また、図2のリジェネバーナにおいて、一対のバーナ2、3は、一方のバーナ2において、ガス管6から供給されるガスを三方弁9の吸気路11を通して導入された空気と混合させてラジアントチューブ1内部で燃焼させてチューブ1の加熱を行なう。燃焼により発生した排気ガスは、チューブ1内部を通って他方のバーナ3の蓄熱体7を通過し、そのときに排気ガスの熱は蓄熱体7を昇温させるのに用いられる。一対のバーナ2、3の燃焼は、20〜30秒程度ごとに交互に行なわれ、その結果、ラジアントチューブ1を、ほぼ一様の温度で加熱することができ、加熱炉内部をムラなく均一に加熱することができる。なお、15はバーナ2、3の点火を行なうためのパイロットバーナである。
【0025】
熱処理炉の所定の燃焼ゾーン(図1および図4参照)内にある複数のリジェネバーナ21の三方弁9、10およびガス切替弁4、5は、それぞれ各グループ内で同一の切替方向になるように、圧縮空気源(図示せず)から圧縮空気導管22〜27を通って圧送される圧縮空気を用いて制御される。
【0026】
圧縮空気導管22、23の組および圧縮空気導管24、25の組は、1対の三方弁9、10内部の弁体を吸気側と排気側とのあいだで往復移動させるために左右2本づつ設けられている。また、ガス切替弁4、5内部の弁体は、スプリングで常時閉状態に付勢されているため、圧縮空気導管26、27は、一方向の駆動力を得るために各々1本づつでよい。
【0027】
図1の熱処理炉は、圧縮空気導管22〜25を通して所定の燃焼グループ内のすべての一対の三方弁9、10に送られる圧縮空気をそれぞれ制御するために、共通の第1の電磁弁28、29を備えている。
【0028】
また、図1の熱処理炉は、圧縮空気導管26、27を通して所定の燃焼グループ内のすべてのガス切替弁4、5に送られる圧縮空気をそれぞれ制御するための共通の第2の電磁弁30、31(図1および図3参照)を備えている。
【0029】
かかる構成により、本実施の形態の熱処理炉では、第1の電磁弁28、29および第2の電磁弁30、31を動作させることにより、三方弁9、10のための圧縮空気導管22〜25、およびガス切替弁4、5のための圧縮空気導管26、27に圧力がかかり、複数のリジェネバーナの三方弁9、10およびガス切替弁4、5を同時に動作させることができる。また、電磁弁動作後の圧縮空気導管内の圧力の伝達速度は速く、弁動作時のタイムラグをほとんど発生させることもないため、グループ単位で電磁弁を共用化することができる。
【0030】
このグループ共通の電磁弁を用いた制御方式では、電磁弁の個数を大幅に減らすことが可能であり、設備投資の削減やメンテナンスの費用負担を軽減することができる。また、電磁弁を炉近傍から離して温度の低い場所に設置することが可能であり、電磁弁の寿命延長と弁制御の動作の信頼性向上につながる。
【0031】
また、複数のリジェネバーナ21のいずれか1つのラジアントチューブ1(図2参照)に亀裂が生じた場合、従来では、燃焼ガスの供給を停止して排気ガス中のO2濃度を測定することにより、亀裂の発生を検知している。
【0032】
本実施の形態では、リジェネバーナの排気ガス温度の上昇により亀裂を検知している。すなわち、ラジアントチューブ1に亀裂が発生した場合、亀裂部からの炉内のガス浸入により蓄熱帯を通過する燃焼エアー量が減少する一方、蓄熱帯を通過する排気ガス量は、亀裂のない場合とほぼ同量であり、その結果、ラジアントチューブ1両端におけるバーナ2と三方弁9とのあいだ、およびバーナ3と三方弁10とのあいだの排気ガス温度が高温化するので、このような温度を熱電対16、17(図2参照)などで測定すれば、亀裂の発生を検知することができる。
【0033】
以上のように、あるリジェネバーナ21のラジアントチューブ1に亀裂が発生したときに、他のリジェネバーナに影響が及ばないように、それぞれのリジェネバーナ21と共通の電磁弁28〜31とのあいだの圧縮空気導管22〜27にそれぞれ手動弁32を設けるのが好ましい。前述の方法により、ラジアントチューブ1の亀裂の発生を検知したときに、作業者が異常になったリジェネバーナ21に通じる圧縮空気導管22〜27の手動弁32をすべて閉じ、かつ三方弁の弁体を適切な位置に固定することで異常になったリジェネバーナ21のみ運転を休止し、他の正常なリジェネバーナ21を通常通り作動させることができる。
【0034】
本実施の形態では、燃焼通気用三方弁およびガス切替弁を、共通の電磁弁で制御する例をあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他のリジェネバーナの態様にも適用することができる。たとえば、一対の三方弁の代わりに1個の燃焼通気用四方弁を採用し、排気ブロアとともに吸気ブロアを四方弁に接続した、いわゆるプッシュ・プル方式のリジェネバーナに採用してもよい。また、グループ共通の電磁弁による弁制御は、前記三方弁や四方弁などの燃焼通気用切替弁のみの弁制御、ガス切替弁のみの弁制御でもよいし、燃焼通気用切替弁およびガス切替弁の両方の弁制御を行なってもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、安価で簡単な構成で複数のリジェネバーナの弁制御を行なうことができ、しかも弁制御の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複数のリジェネレイティブバーナを備えた熱処理炉の一実施の形態を示す三方弁およびガス切替弁を制御するための共通の電磁弁を備えた熱処理炉の配管を模式的に示す平面説明図である。
【図2】図1のリジェネバーナの断面説明図である。
【図3】図1の共通の電磁弁、ガス切替弁および手動弁の動作を説明するためのブロック図である。
【図4】図1の熱処理炉内部のリジェネバーナの配置を示す説明図である。
【図5】従来の複数のリジェネバーナを備えた熱処理炉を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ラジアントチューブ
2、3 バーナ
4、5 ガス切替弁
9、10 三方弁
21 リジェネバーナ
22、23、24、25 圧縮空気導管
26、27 圧縮空気導管
28、29 第1の電磁弁
30、31 第2の電磁弁[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heat treatment furnace. More specifically, the present invention relates to a heat treatment furnace capable of performing valve control of a plurality of regenerative burners with an inexpensive and simple configuration and improving the reliability of valve control.
[0002]
[Prior art]
In a relatively high-temperature heating zone such as a continuous annealing furnace or a heat treatment furnace, a radiant tube type regenerative burner (hereinafter referred to as “heat source”) with a built-in heat storage type heat exchanger is recently used from the viewpoint of energy saving as a heater for heating in the furnace. Regenerative burner) is used. This regenerative burner includes a pair of burners having a heat storage body, and by alternately burning the burners, the heat of the exhaust gas generated by the combustion of one burner is recovered by the heat storage body of the other burner.
[0003]
A general radiant tube type regenerative burner includes a radiant tube, a pair of burners having heat storage bodies provided at both ends of the radiant tube, and a pair of combustion vent switching valves respectively connected to the pair of burners. And a gas switching valve.
[0004]
By switching the pair of combustion vent switching valves and gas switching valves at predetermined time intervals (about 20 to 30 seconds), air and fuel gas are introduced into the burner that performs one combustion, and the other is not combusting. Exhaust and heat storage can be performed through the burner.
[0005]
A plurality of regenerative burners, usually about 150 to 300, are provided inside the heat treatment furnace. In the plurality of regenerative burners, the combustion vent switching valve and the gas switching valve are controlled so as to be in the same switching direction in the same group in the furnace. One group is composed of about 3 to 14 regenerative burners, and two or more groups are usually gathered to form a zone controlled at the same temperature.
[0006]
Each combustion ventilation switching valve and gas switching valve are driven using compressed air for control. Supply and shut-off of the compressed air are performed using an electromagnetic valve provided for each switching valve.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in conventional heat treatment furnaces, the solenoid valves for supplying and shutting off compressed air are provided to the combustion vent switching valve and gas switching valve of each regenerative burner, so the number of solenoid valves is extremely large. However, there is a problem that the equipment cost related to electrical instrumentation is required.
[0008]
On the other hand, a plurality of regenerative burners described in Japanese Patent Laid-Open No. 9-145020 discloses a common intake / exhaust pipe and gas pipe, thereby reducing the required number of switching valves, reducing equipment costs, and switching combustion. The time response has been improved. Specifically, in this regeneration burner, as shown in FIG. 5, the
[0009]
However, the regenerative burner shown in FIG. 5 requires a huge space for laying a common pipe having a large diameter. In addition, in order to prevent other radiant tubes from being affected when a crack is exerted on a certain radiant tube, it is necessary to provide an expensive shut-off valve having heat resistance in the shared piping portion of the
[0010]
The present invention has been made to solve such a problem, and provides a heat treatment furnace capable of performing valve control of a plurality of regenerative burners with an inexpensive and simple configuration and improving the reliability of valve control. For the purpose.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
[0015]
Heat treatment furnace according to claim 1 of the present invention comprises a plurality of radiant tube type regenerative burners,
For each of the regenerative burners, a pair of combustion through the gas SWITCHING three-way valve and a pair of gas switching valve driven by compressed air is provided,
A plurality of said regenerative burners of the combustion through the gas SWITCHING three-way valve and gas switching valve is within a predetermined combustion groups, earthenware pots by respectively the same switching direction, each of the combustion through the gas SWITCHING three-way valve A heat treatment furnace controlled by using the compressed air that is pumped through the compressed air conduit provided in each of the two and the compressed air conduit provided in each gas switching valve,
With a common first electromagnetic valve for controlling the compressed air delivered to all of the combustion through the gas SWITCHING three-way valve in said predetermined combustion group, and all of the gas changeover valve in the predetermined combustion Group with a common second solenoid valve for controlling the compressed air delivered to,
Compressed air conduits between each regenerative burner and the common solenoid valve are provided with thermocouples for measuring the exhaust gas temperature between the burner and the combustion ventilation switching three-way valve at each radiant tube end. It is characterized in that a manual valve is provided .
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, a heat treatment furnace provided with a plurality of regenerative burners will be described in more detail with reference to the drawings. FIG. 1 schematically shows piping of a heat treatment furnace equipped with a common electromagnetic valve for controlling a three-way valve and a gas switching valve, showing an embodiment of a heat treatment furnace equipped with a plurality of regenerative burners of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional explanatory view of the regeneration burner of FIG. 1, FIG. 3 is a block diagram for explaining the operation of the common solenoid valve, gas switching valve and manual valve of FIG. 1, and FIG. It is explanatory drawing which shows arrangement | positioning of the regeneration burner inside the heat processing furnace of this.
[0018]
The heat treatment furnace shown in FIGS. 1 to 4 includes a plurality of radiant tube
[0019]
In the heat treatment furnace shown in FIG. 4, the
[0020]
For example, in the example of FIG. 4, there are two types in the heat treatment furnace, a zone composed of a group of one row and a zone composed of a group of two rows. The total number of groups is 14 and the work side and drive side are both 7 groups. In order to reduce the amount of capital investment, it is better to reduce the number of groups, but on the contrary, the influence on the heat treatment line at the time of failure of the solenoid valve becomes large.
[0021]
A pull-type
[0022]
The pull-type
[0023]
As the heat storage body 7 in FIG. 2, an alumina small-diameter ball or a ceramic having a honeycomb structure having air permeability is employed.
[0024]
In the regenerative burner of FIG. 2, the pair of burners 2, 3 mixes the gas supplied from the
[0025]
The three-way valves 9 and 10 and the
[0026]
The pair of
[0027]
The heat treatment furnace of FIG. 1 uses a common
[0028]
In addition, the heat treatment furnace of FIG. 1 has a common
[0029]
With this configuration, in the heat treatment furnace of the present embodiment, the
[0030]
In the control method using the solenoid valves common to this group, the number of solenoid valves can be greatly reduced, and the capital investment can be reduced and the maintenance cost can be reduced. In addition, it is possible to install the solenoid valve in a place with a low temperature away from the vicinity of the furnace, leading to the extension of the life of the solenoid valve and the improvement of the reliability of the valve control operation.
[0031]
Further, when a crack occurs in any one of the plurality of regenerative burners 21 (see FIG. 2), conventionally, by stopping the supply of combustion gas and measuring the O 2 concentration in the exhaust gas, The occurrence of cracks is detected.
[0032]
In the present embodiment, the crack is detected by the rise of the exhaust gas temperature of the regeneration burner. That is, when a crack occurs in the radiant tube 1, the amount of combustion air passing through the accumulated tropics decreases due to gas intrusion into the furnace from the cracked portion, while the amount of exhaust gas passing through the accumulated tropics is not cracked. As a result, the exhaust gas temperatures between the burner 2 and the three-way valve 9 at both ends of the radiant tube 1 and between the burner 3 and the three-way valve 10 are increased. The occurrence of cracks can be detected by measuring with pairs 16 and 17 (see FIG. 2).
[0033]
As described above, when a crack occurs in the radiant tube 1 of a certain
[0034]
In the present embodiment, the three-way valve for combustion ventilation and the gas switching valve have been described as examples controlled by a common solenoid valve, but the present invention is not limited to this, and other aspects of the regenerative burner are described. It can also be applied to. For example, instead of a pair of three-way valves, a single combustion four-way valve may be used, and an exhaust blower and an intake blower connected to the four-way valve may be used in a so-called push-pull type regeneration burner. Further, the valve control by the solenoid valve common to the group may be the valve control of only the combustion ventilation switching valve such as the three-way valve or the four-way valve, the valve control of only the gas switching valve, or the combustion ventilation switching valve and the gas switching valve. Both valve controls may be performed.
[0035]
【The invention's effect】
According to the present invention, valve control of a plurality of regenerative burners can be performed with an inexpensive and simple configuration, and the reliability of valve control can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of piping of a heat treatment furnace equipped with a common electromagnetic valve for controlling a three-way valve and a gas switching valve, showing an embodiment of a heat treatment furnace equipped with a plurality of regenerative burners of the present invention. FIG.
FIG. 2 is a cross-sectional explanatory view of the regeneration burner of FIG.
3 is a block diagram for explaining operations of the common solenoid valve, gas switching valve, and manual valve of FIG. 1; FIG.
4 is an explanatory view showing the arrangement of regenerative burners inside the heat treatment furnace of FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a block diagram showing a heat treatment furnace provided with a plurality of conventional regenerative burners.
[Explanation of symbols]
1 Radiant tube 2, 3
Claims (1)
それぞれの該リジェネレイティブバーナごとに、圧縮空気で駆動する一対の燃焼通気切替用三方弁および一対のガス切替弁が設けられ、
所定の燃焼グループ内にある複数のリジェネレイティブバーナの前記の燃焼通気切替用三方弁およびガス切替弁を、それぞれ同一の切替方向になるよう、各々の燃焼通気切替用三方弁に2本づつ設けられた圧縮空気導管内および各々のガス切替弁に設けられた圧縮空気導管内を通って圧送される前記圧縮空気を用いて制御する熱処理炉であって、
前記所定の燃焼グループ内のすべての燃焼通気切替用三方弁に送られる圧縮空気を制御するための共通の第1の電磁弁を備え、かつ
前記所定の燃焼グループ内のすべてのガス切替弁に送られる圧縮空気を制御するための共通の第2の電磁弁を備え、
それぞれのラジアントチューブ両端におけるバーナと燃焼通気切替用三方弁との間の排気ガス温度を測定する熱電対が設けられ、それぞれの前記リジェネレイティブバーナと前記共通の電磁弁とのあいだの圧縮空気導管に手動弁が設けられてなる熱処理炉。With multiple radiant tube regenerative burners,
For each of the regenerative burners, a pair of combustion through the gas SWITCHING three-way valve and a pair of gas switching valve driven by compressed air is provided,
A plurality of said regenerative burners of the combustion through the gas SWITCHING three-way valve and gas switching valve is within a predetermined combustion groups, earthenware pots by respectively the same switching direction, each of the combustion through the gas SWITCHING three-way valve A heat treatment furnace controlled by using the compressed air that is pumped through the compressed air conduits provided in two and the compressed air conduits provided in each gas switching valve,
With a common first electromagnetic valve for controlling the compressed air delivered to all of the combustion through the gas SWITCHING three-way valve in said predetermined combustion group, and all of the gas changeover valve in the predetermined combustion Group with a common second solenoid valve for controlling the compressed air delivered to,
Compressed air conduits between each regenerative burner and the common solenoid valve are provided with thermocouples for measuring the exhaust gas temperature between the burner and the combustion air switching three-way valve at both ends of each radiant tube A heat treatment furnace provided with a manual valve .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361596A JP3958928B2 (en) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | Heat treatment furnace with multiple regenerative burners |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361596A JP3958928B2 (en) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | Heat treatment furnace with multiple regenerative burners |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002162022A JP2002162022A (en) | 2002-06-07 |
JP3958928B2 true JP3958928B2 (en) | 2007-08-15 |
Family
ID=18833003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000361596A Expired - Fee Related JP3958928B2 (en) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | Heat treatment furnace with multiple regenerative burners |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3958928B2 (en) |
-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000361596A patent/JP3958928B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002162022A (en) | 2002-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2081385C (en) | Continuous steel heating furnace featuring free setting of an in-furnacetemperature pattern | |
CA1151877A (en) | Combustion air flow control for regenerators | |
JP3958928B2 (en) | Heat treatment furnace with multiple regenerative burners | |
JP4987689B2 (en) | Direct-fired type roller hearth continuous heat treatment furnace | |
JP2598619Y2 (en) | Thermal storage type alternating combustion device | |
JP4229502B2 (en) | Thermal storage radiant tube burner | |
JP4405944B2 (en) | Regenerative burner installation furnace | |
CN2689064Y (en) | Separated high air-temperature thermal storing burners | |
JP3095964B2 (en) | Combustion control method for regenerative combustion burner system | |
JP3799841B2 (en) | Operating method of heating furnace | |
JPH0987750A (en) | Method and device for heating strip | |
JP3417789B2 (en) | Continuous annealing furnace | |
JP4445222B2 (en) | Reactor combustion control method and reactor | |
JPH1047664A (en) | Furnace temperature control method for continuous heating furnace | |
JP3726526B2 (en) | Heating method with regenerative combustion burner | |
JP3374463B2 (en) | Steel heating method and steel heating furnace | |
JP3048874B2 (en) | Combustion switching method for regenerative burner units | |
GB2056040A (en) | Furnace regenerator system | |
JP2002039684A (en) | Heat treatment device and method thereof | |
JPH11350046A (en) | Heating furnace | |
JP2005213586A (en) | Method for controlling afterburn in direct-flame anti-oxidation heater, and apparatus therefor | |
JP4009989B2 (en) | Heating furnace operating method with narrow pitch heat storage burner group | |
JP2002162026A (en) | Furnace temperature control method for heat processing furnace equipped with regenerative burner | |
JPH08170820A (en) | Air supply and exhaust equipment of regenerative burners | |
JP2000097431A (en) | Exhaust gas suction quantity control method in regenerative combustion apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040902 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060822 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060913 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070131 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070424 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070511 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3958928 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518 Year of fee payment: 7 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |