JP3956300B2 - 構造体温度調節システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構造体の温度を調節するシステムに関し、特に、構造体である道路舗装等の舗装体の温度を調節して、炎天下におけるアスファルト舗装体の温度上昇を抑えるシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、都市部では、自動車及び空調設備等によって大気中に膨大な熱エネルギーが放出されており、都市部の温暖化が顕著になっている(所謂ヒートアイランド現象)。例えば、真夏における東京区部の熱放射量は火災時における限界放射照度(30分で死に至る値であり、2380W/m2)の42%に達しており、この結果、炎天下では死に至る場合もある。
【0003】
一方、真夏の炎天下における道路舗装体、特に、アスファルト舗装体では、太陽熱の吸収によって、その路面温度が60℃近くにも達することがあり、日中に道路舗装体が熱せられ、夜間に道路舗装体から放熱が行われる結果、外気温が低下しずらいという現象も見られる。このような現象によってさらに空調設備の稼働率が上り、廃熱量が増えてしまうことになる。
【0004】
上述のような道路舗装体における不具合を防止するため、つまり、道路舗装体の温度上昇を抑えるため、例えば、開粒度アスファルト混合物層の空隙に保水性を付加した舗装体があり、この舗装体を用いると、アスファルト舗装体に対して15〜20℃程度温度が低下する。
【0005】
また、舗装体が有孔表層と水分貯留層とを備えて、有孔表層に形成された連続空隙構造によって、降雨時に水分を下層の水分貯留層へ浸透させ、水分貯留層に貯留させるとともに、晴天時においては、下層の水分貯留層より供給される水分を水蒸気として舗装体表面より大気中に放出して、晴天時における温度上昇を抑えるようにしている。このような舗装体においては、給水装置から供給される水を水分貯留層に貯留することも行われている(特許文献1参照)
【0006】
【特許文献1】
特開平8−209613号公報(段落(0022)〜(0037)、第1図及び第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、開粒度アスファルト混合物層の空隙に保水性を付加した舗装体においては、舗装体が吸収した雨水の蒸発潜熱によって、舗装体の温度上昇を抑制しており、例えば、夏季において、降雨がない状態が続くと、不可避的に舗装体が吸収した水分がなくなってしまい、つまり、蒸発潜熱が得られず、温度上昇を抑制することができないことになってしまう。
【0008】
同様に、特許文献1に記載された舗装体においても、降雨がない状態が続くと、水分貯留層に貯留された水分がなくなってしまい、晴天時に舗装体の温度上昇を抑えることができないという課題がある。
【0009】
特許文献1には、給水装置から水分を供給して、水分貯留層に貯留することも記載されているものの、実際に、水分貯留層に水分がなくなった状態を判定することが難しく、しかも給水装置から水分を補給するとなると、路面が濡れた状態となってしまい、歩行者又は自動車の走行安全上の問題もある。そして、給水装置から常に水分を補給するとなると、路面は常に濡れた状態であるから、当然に路面の温度上昇は抑制され、水分貯留層を備える意味がない。
【0010】
本発明の目的は、降雨がない状態が続いても効果的に舗装体等の構造体の温度上昇を抑えることのできる構造体温度調節システムを提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、自動車等の走行安全上問題のない構造体温度調節システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、構造体の温度を調節するためのシステムであって、
前記構造体中に埋設された放熱パイプと、
前記放熱パイプに連結され、前記放熱パイプとの間で循環する冷媒体の温度を制御する温度制御装置とを備え、
前記放熱パイプと前記温度制御装置との間で前記冷媒体を循環させて前記構造体の温度を調整するようにし、
前記構造体が保水性舗装体であり、
前記温度制御装置が前記冷媒体を冷却する冷却装置であり、
前記冷却装置を前記保水性舗装体の表面に結露を生じさせることが可能な時間帯に運転して、該保水性舗装体の表面に結露を生じさせるととともに前記保水性舗装体内に冷熱を蓄熱するようにしたことを特徴とする。
【0013】
例えば、構造体である舗装体(道路用舗装体)中に放熱パイプを埋設して、放熱パイプとの間で循環する冷媒体の温度を制御して、舗装体の温度を調整するようにすれば、降雨がない状態が続いても効果的に舗装体の温度調節を行うこと(温度上昇を抑えること)ができ、しかも、舗装体に給水を行う必要がないから、自動車等の走行安全上問題となることがない。
【0014】
【0015】
【0016】
さらに、本発明では、前記構造体に保水性舗装体を用いた場合、前記温度制御装置が前記冷媒体を冷却する冷却装置である際には、前記冷却装置を夜間の時間帯に運転して、前記保水性舗装体の表面に結露を生じさせるととともに前記保水性舗装体内に冷熱を蓄熱するのが好ましい。
【0017】
このように、舗装体が保水性舗装体である際、冷媒体を冷却する冷却装置を用いて、冷却装置を夜間に運転し、舗装体の表面に結露を生じさせるととともに舗装体内に冷熱を蓄熱するようにすれば、結露による水が舗装体に吸収されて、日中には舗装体表面における蒸発潜熱によって舗装体が冷却でき、さらに、舗装体に蓄熱された冷熱によって舗装体が冷却されるから、夜間電力等を用いて冷却装置を運転するようにすれば、省エネルギーで舗装体の温度上昇を抑えることができる。
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0021】
図1を参照して、ここでは、構造体として舗装体の一種であるアスファルト舗装体を例に挙げて説明するが、他の舗装体においても同様にして本発明を適用することができ、また、建造物等の他の構造体においても同様にして本発明を適用することができる。なお、ここでは、舗装体として道路舗装を例に挙げて説明する。道路舗装11内には、後述する放熱パイプ(図1には示さず)が埋め込まれており、この放熱パイプには不凍液等の冷媒が循環する。図示の例では、道路舗装11を、2次元的に複数のブロック11−1〜11−N(Nは2以上の整数)に分割して、各ブロック11−1〜11−N毎に前述の放熱パイプが埋め込まれる(図1に示す例では、N=11である)。これら放熱パイプはそれぞれ道路縁に備えられたヘッダー21−1〜21−Nに接続され、各ヘッダー21−1〜21−Nには冷却配管31が連結されている。そして、この冷却配管31は冷却装置(チラー:温度制御装置)32に連結されて、ポンプ33の駆動によって、冷却装置32から冷却配管31を介して不凍液が放熱パイプに与えられ、再び冷却配管31を介して冷却装置32に戻る。
【0022】
の冷却装置32は、建屋内に配置されており、例えば、水槽32aを備えている。そして、この水槽32aには不凍液が蓄えられ、水槽32aから不凍液をポンプ33によって冷却配管31を介して循環させる。水槽32a内の不凍液は、例えば、ヒートポンプ方式による冷却機(図示せず)によって所定の温度に冷却される。つまり、温度センサ32bによって、水槽32a内の不凍液温度を計測して、この計測温度に応じて冷却機をオン/オフ制御して水槽32a内の不凍液温度を所定の温度に冷却する。
【0023】
なお、ヒートポンプ方式の冷却機を用いる代わりに、例えば、地下水等をポンプによって水槽32a周りに循環させて、不凍液を所定の温度に冷却するようにしてもよい。また、建屋内の室温及び外気温を計測して、これら計測結果に応じて不凍液の温度を変化させるようにしてもよい。
【0024】
ここで、図2を参照して、ブロック11−1に注目すると、図示のように、ブロック11−1には、ブロック11−1中を2次元的に這うようにして放熱パイプ41が敷設されており、この放熱パイプ41は前述のように、ヘッダー21−1を介して冷却配管31に連結されている。図2に拡大して示すように、ヘッダー21−1には、不凍液送部21a及び不凍液戻部21bが備えられており、不凍液送部21a及び不凍液戻部21bにはそれぞれ取り外しカップリング22a及び23a、定流量バルブ22b及び23b、ボールバルブ22c及び23cが備えられている。そして、取り外しカップリング22a及び23aによって放熱パイプ41は冷却配管31に着脱されることになる。また、定流量バルブ22b及び23bによって放熱パイプ41に流れる不凍液流量が一定に調整され、ボールバルブ22c及び23cによって放熱パイプ41への不凍液の循環がオン/オフされることになる。
【0025】
なお、ブロック11−2〜11−Nについても、ブロック11−1と同様に構成されることになる。
【0026】
図3を参照すると、歩道の場合には、舗装(例えば、ブロック11−1)は、路盤51上に所定の厚さのコンクリート部52が構築された後、このコンクリート部52の表面にワイヤ53(例えば、φ4)が2次元的に網の目状に敷設される(つまり、ワイヤーメッシュが敷設される)。そして、ワイヤーメッシュ上に、図2に示すように、放熱パイプ(例えば、外径φ17、ここでは、例えば、架橋ポリ及びナイロン樹脂のパイプを用いた)41が敷設されることになる。
【0027】
その後、ワイヤーメッシュ及び放熱パイプ41を覆うようにして、パイプ保護層54が設けられる。次に、パイプ保護層54上に空練モルタル55を設けた後、透水性舗装56を施す(この透水性舗装56の表面が路面となる)。
【0028】
上述のようにして構成された道路舗装に冷却配管31を介して不凍液を流すと、放熱パイプ41を介して道路舗装自体が冷却されることになって、道路舗装の温度上昇を抑えることができることになる。
【0029】
このように、従来の保水性道路舗装では、雨水による水分補給が不可欠であるが、上述の例では、道路舗装中に埋め込まれた放熱パイプに不凍液等の冷却媒体を循環させれば、道路舗装を冷却することができ、晴天が連続する際においても効果的に道路舗装の温度上昇を抑えることができることになる。
【0030】
さらに、冷却装置等の冷熱源として、ヒートポンプ及び地下水等道路設置場所の環境に適した冷熱源を用いることができ、例えば、降雪地帯においては、冬季に地下等に貯蔵した雪又は冷水等を冷熱源として用いるようにしてもよい。
【0031】
ところで、保水性道路舗装を用いる際においても、前述のようにして、放熱パイプ41を道路舗装中に埋め込み、夜間放熱パイプ41に不凍液を流せば、夜間は日光等が道路表面に照射されていない状態であるから、道路舗装表面に生じた結露が乾いてしまうことがなく、この結露による水分が道路舗装に吸収されることになる。さらに、放熱パイプ41から発生した冷熱は地中に蓄えられることになって、昼間においては、放熱パイプ41に不凍液を流さなくても(つまり、冷却装置を駆動しなくても)、道路舗装に吸収された水分の蒸発潜熱及び地中に蓄えられた冷熱によって道路舗装を冷却することができることになる。しかも、夜間のみ運転するようにすれば、実質的に所謂夜間電力によって道路舗装の冷却ができることになって、省エネルギーとなる。
【0032】
加えて、降雪地帯においては、道路上の雪を溶かすため、所謂融雪パイプが道路舗装中に埋め込まれているが、この融雪パイプは前述の放熱パイプと同様の構成であり、例えば、温められた不凍液を放熱パイプに流すことによって、道路舗装を温めて雪を溶かしている。このような融雪設備において、熱源としてヒートポンプ方式の熱源を用いている際には、蒸発器と凝縮器とを入れ換えれば(つまり、冷媒回路中の冷媒方向弁を切り替え制御して、蒸発器と凝縮器とを入れ換える)、冬季にはおいては、融雪設備として用い、夏季においては、道路冷却設備として用いることができることになる。
【0033】
言い換えると、蒸発器及び凝縮器を備えるヒートポンプ式装置を用いて、放熱パイプを蒸発器及び凝縮器に選択的に接続して、夏季においては放熱パイプを蒸発器に接続し、冬季においては放熱パイプを凝縮器に接続することになる。
【0034】
図4を参照して、本発明による構造体(舗装体)冷却システムの他の例について説明する。
【0035】
図2及び図3で説明したように、道路舗装11には放熱パイプ41(以下樹脂パイプともいう)が敷設されている。この放熱パイプ41は前述の冷却配管31を介して吸着冷凍機61に接続されている。さらに、この吸着冷凍機61は配管62を介して建物(ビル)62a内に設けられた空調装置63に接続されている。つまり、図1で説明したヒートポンプ方式の冷却装置32の代わりに吸着冷凍機61が用いられ、この吸着冷凍機61が配管62を介して建物62a内に設けられた空調装置63に接続されていることになる。
【0036】
なお、放熱パイプ41にはポンプ(図示せず)によって吸着冷凍機61との間で不凍液が循環し、配管62を介して、ポンプ(図示せず)によって吸着冷凍機61と空調装置63との間で水が循環するものとする。
【0037】
いま、夏季において、道路が熱せられると、道路舗装中の熱によって放熱パイプ41中の不凍液が温められる。温められた不凍液は吸着冷凍機61でその熱が奪われて、冷却されることになる。そして、冷却された不凍液は放熱パイプ41に送られて、再び温められることになる。このようにして、道路舗装の熱を放熱パイプで吸収する結果、舗装道路自体の温度上昇を抑えることができることになる。
【0038】
一方、不凍液から奪った熱によって、吸着冷凍機61は配管62を介して循環する水を冷却する。そして、この冷水は空調装置63に送られて、冷水を冷熱源として空調装置63は建物62a内(室内)を冷房する。これによって、道路舗装11を実質的な熱源として冷房が行える結果、省エネルギーを達成することができる。
【0039】
また、空調装置63で暖房を行う際には、つまり、冬季では、不凍液は吸着冷凍機61で温められ、温められた不凍液は放熱パイプ41に送られて、ここで放熱することなる(例えば、融雪を行う)。一方、不凍液から奪った熱によって、吸着冷凍機61は配管62を介して循環する水を温める。そして、この温水は空調装置63に送られて、温水を熱源として空調装置63は建物内(室内)を暖房することになる。
【0040】
上述の例では、構造体として舗装体を例に挙げて説明したが、他の構造体、例えば、ビル等の建造物の外壁及び屋上に、放熱パイプを埋め込んで、建造物を冷媒体の熱源として用い、同様にして温度調節を行うようにしてもよい。そして、このようにすると、夏季において、熱せられた建造物を熱源として用いて、冷房等を行うことができ、その結果、冷房負荷を下げて、省エネルギーを達成できるばかりでなく、都市部の温暖化を抑制することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、構造体である舗装体中に放熱パイプを埋設して、該放熱パイプとの間で循環する冷媒体の温度を制御して、前記舗装体の温度を調整するようにしたから、降雨がない状態が続いても効果的に舗装体の温度調節を行うこと(温度上昇を抑えること)ができるという効果があり、しかも、舗装体に給水を行う必要がないから、自動車等の走行安全上問題となることがない。
【0043】
本発明では、舗装体が保水性舗装体である際、冷媒体を冷却する冷却装置を用いて、冷却装置を夜間に運転し、舗装体の表面に結露を生じさせるととともに舗装体内に冷熱を蓄熱するようにしたから、結露による水が舗装体に吸収されて、日中には舗装体表面における蒸発潜熱によって舗装体が冷却でき、さらに、舗装体に蓄熱された冷熱によって舗装体が冷却されるから、夜間電力等を用いて冷却装置を運転するようにすれば、省エネルギーで舗装体の温度上昇を抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による構造体温度調節システムの一例を示す構成図である。
【図2】 舗装体に埋め込まれる放熱パイプの配置形状の一例を示す概要図である。
【図3】 放熱パイプが埋め込まれた舗装体の断面を示す概要図である。
【図4】 本発明による舗装体温度調節システムの他の例を示す構成図である。
【符号の説明】
11 道路舗装
11−1〜11−N ブロック
21−1〜21−N ヘッダー
31 冷却配管
32 冷却装置(温度制御装置)
32a 水槽
33 ポンプ
41 放熱パイプ
51 路盤
52 コンクリート部
53 ワイヤ
54 パイプ保護層
55 空練モルタル
56 透水性舗装

Claims (2)

  1. 構造体の温度を調節するためのシステムであって、
    前記構造体中に埋設された放熱パイプと、
    前記放熱パイプに連結され、前記放熱パイプとの間で循環する冷媒体の温度を制御する温度制御装置とを備え、
    前記放熱パイプと前記温度制御装置との間で前記冷媒体を循環させて前記構造体の温度を調整するようにし、
    前記構造体が保水性舗装体であり、
    前記温度制御装置が前記冷媒体を冷却する冷却装置であり、
    前記冷却装置を前記保水性舗装体の表面に結露を生じさせることが可能な時間帯に運転して、該保水性舗装体の表面に結露を生じさせるととともに前記保水性舗装体内に冷熱を蓄熱するようにしたことを特徴とする構造体温度調節システム。
  2. 前記構造体が保水性舗装体であり、前記温度制御装置が前記冷媒体を冷却する冷却装置である請求項1記載の構造体温度調節システムにおいて、
    前記冷却装置を夜間の時間帯に運転して、前記保水性舗装体の表面に結露を生じさせるととともに前記保水性舗装体内に冷熱を蓄熱するようにしたことを特徴とする構造体温度調節システム。
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